JP5856032B2 - 光音響計測装置および光音響計測装置用プローブ - Google Patents

光音響計測装置および光音響計測装置用プローブ Download PDF

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Description

本発明は光音響計測装置すなわち、生体組織等の被検体に光を照射し、光照射に伴って発生する光音響波に基づいて被検体を画像化する等の処理を行う装置に関するものである。
また本発明は、その種の光音響計測装置において用いられるプローブに関するものである。
従来、例えば特許文献1や非特許文献1に示されているように、光音響効果を利用して生体の内部を画像化する光音響画像化装置が知られている。この光音響画像化装置においては、例えばパルスレーザ光等のパルス光が生体内に照射される。このパルス光の照射を受けた生体内部では、パルス光のエネルギーを吸収した生体組織が熱によって体積膨張し、光音響波(音響信号)を発生する。そこで、この光音響波を超音波プローブなどで検出し、その検出信号に基づいて生体内部を可視像化することが可能となっている。
他方、特許文献2や特許文献3に示されるように、超音波プローブを用いる超音波画像化装置も従来公知となっている。この種の超音波プローブは、先端に超音波トランスデューサを備えたものであり、多くの場合、バッキング材、圧電体およびこれを挟む電極、音響整合層、並びに音響レンズ等から構成されている。超音波画像化装置においては、超音波トランスデューサから人体等の被検体に超音波が照射され、被検体からの反射超音波が超音波トランスデューサで受信される。そして、この反射超音波の検出信号を電気的に処理することによって、超音波画像が得られる。
なお本明細書においては、プローブから発せられる弾性波を超音波と称し、光音響効果により発せられる弾性波を光音響波と称することとする。
上述のような超音波プローブは、超音波と同様に光音響波も検出可能であることから、光音響計測装置にも広く適用されている。すなわちその種の装置においては、超音波プローブに、被検体に向けて光を照射する光照射部が付加され、そこからの光を受けて被検体から発せられた光音響波が、超音波プローブの超音波トランスデューサによって検出されるようになっている。
特開2005−21380号公報 国際公開WO2009/069379号 特開2011−10827号公報
A High-Speed Photoacoustic Tomography System based on a Commercial Ultrasound and a Custom Transducer Array, Xueding Wang, Jonathan Cannata, Derek DeBusschere, Changhong Hu, J. Brian Fowlkes, and Paul Carson, Proc. SPIE Vol. 7564, 756424 (Feb.23, 2010)
ところで、光音響画像化装置において被検体の部分を光音響効果によって画像化するに当たっては、一度により広い領域を画像化できるように、被検体に対してより広い範囲に亘って光照射することが望まれている。そのような要求は、光音響画像化装置に限らず、光音響効果を利用して画像化以外の各種計測を行う光音響計測装置においても同様に認められるものである。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、計測対象に対して広い範囲に亘って光照射することができる光音響計測装置用プローブ、および光音響計測装置を提供することを目的とする。
本発明による光音響計測装置用プローブは、
被検体に向けて光を照射する送光部と、この光の照射を受けた被検体の部分から発せられた光音響波を検出する光音響波検出部とを有してなる光音響計測装置用プローブにおいて、
送光部が、
光源からの光を伝搬させる例えば光ファイバ等の光伝搬手段と、
湾曲した凹面状に形成された内周面および、この内周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有して湾曲した凸面状に形成された外周面を有し、光伝搬手段から出射した光が上記内周面に入射するように配置された光透過部材とを備えていることを特徴とするものである。
なお上記光透過部材の内周面および外周面は、共通の一面内で曲率を有する形状とされていることが特に望ましい。
また、本発明の光音響計測装置用プローブにおいて、上記光音響波検出部はコンベクス状の外端面を有するものとされ、また、光透過部材の外周面は、光音響波検出部のコンベクス状の外端面に沿って湾曲した形状とされていることが望ましい。
また、本発明の光音響計測装置用プローブにおいては、光透過部材の内周面と光伝搬手段との間に、該光伝搬手段から出射した光の強度分布を均一化させる導光部材が配設されていることが望ましい。
また、本発明の光音響計測装置用プローブにおいては、光透過部材の内周面と外周面とを連絡する該光透過部材の端面の少なくとも一部に、上記導光部材の少なくとも一部が対面していることが望ましい。
そして上記導光部材は、光伝搬手段側から光透過部材側に向かうにつれて断面積が次第に大となるテーパ形状とされていることが望ましい。
また、本発明の光音響計測装置用プローブにおいては、導光部材と光伝搬手段との間に、光拡散部材が配設されていることが望ましい。
そのような光拡散部材としては、その一方向の光拡散の程度が、該一方向と直交する方向の光拡散の程度よりも小さいものが適用されるのが望ましい。その種の光拡散部材として具体的には、光拡散パターンが楕円状であるものが挙げられる。
また本発明の光音響計測装置用プローブにおいては、光透過部材の内周面と向かい合う位置に、負のパワーを有するレンズが配設されていることが望ましい。
なお、前述した導光部材が設けられる場合、上記負のパワーを有するレンズは、その導光部材と光透過部材の内周面との間に配設されることになる。
他方、本発明による光音響計測装置は、以上説明した本発明による光音響計測装置用プローブを備えたことを特徴とするものである。
本発明による光音響計測装置用プローブによれば、湾曲した凹面状に形成された内周面および、この内周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有して湾曲した凸面状に形成された外周面を有し、光伝搬手段から出射した光が上記内周面に入射するように配置された光透過部材が設けられたことにより、光伝搬手段からこの光透過部材に入射した光は、光透過部材の凹レンズ効果により、光伝搬手段から出射したときの出射角度よりも広い角度範囲で光透過部材から出射するようになる。そこでこの光音響計測装置用プローブによれば、計測対象に対して広い範囲に亘って光照射することが可能になる。
また、本発明の光音響計測装置用プローブにおいて、特に光透過部材の内周面および外周面が、共通の一面内で曲率を有する形状とされている場合は、一方向のみについてだけ光透過部材からの光出射角度を拡大することができ、拡大が望まれない方向については光出射角度を小さく保つことが可能になる。
また、本発明の光音響計測装置用プローブにおいて、特に前述した導光部材や光拡散部材や負のパワーを有するレンズが配設されている場合は、それらの作用により、計測対象に対する光照射範囲をさらに拡大することができる。その理由は、後述する実施形態に即して詳しく説明する。
また本発明による光音響計測装置は、上述した通りの本発明による光音響計測装置用プローブを備えたものであるから、計測対象に対して広い範囲に亘って光照射することが可能になる。
本発明のプローブが適用される光音響計測装置の一例の概略構成を示すブロック図 上記光音響計測装置の外形形状の例を示す斜視図 本発明の第1の実施形態によるプローブを示す断面図 図3のプローブを、別の断面について示す断面図 本発明の第2の実施形態によるプローブを示す断面図 図5のプローブを、別の断面について示す断面図 本発明の第3の実施形態によるプローブを示す断面図 図7のプローブを、別の断面について示す断面図 本発明の第4の実施形態によるプローブを示す断面図 本発明の第5の実施形態によるプローブを示す断面図 本発明の第6の実施形態によるプローブを示す断面図 本発明の第7の実施形態によるプローブを示す断面図 図12のプローブを、別の断面について示す断面図 本発明のプローブに適用される導光部材の効果を説明する図 本発明のプローブに適用される導光部材の効果を説明する図 本発明のプローブに適用される導光部材の効果を説明する図 本発明のプローブに適用される導光部材の効果を説明する図 本発明のプローブに適用される光拡散部材の一例を示す斜視図 本発明の第8の実施形態によるプローブを示す断面図
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による光音響計測装置用プローブ11が適用された光音響計測装置の基本構成を示すブロック図である。この光音響計測装置は一例として光音響画像化装置10であり、本発明による超音波探触子(プローブ)11の他に、超音波ユニット12、レーザ光源ユニット13、および画像表示手段14を備えている。
なお以下では、プローブ11から発せられる弾性波を超音波と称し、またプローブ11からの光が照射された被検体の部分から光音響効果により発せられる弾性波を光音響波と称することとする。
上記レーザ光源ユニット13は、例えば中心波長800nmのレーザ光を発するものとされている。レーザ光源ユニット13から出射したパルスレーザ光は被検体に照射される。このレーザ光は、例えば複数の光ファイバなどの導光手段を用いてプローブ11まで導光され、プローブ11の部分から被検体に向けて照射されるのが望ましい。このレーザ光は、後述するように、概略ファンビーム状に成形されて被検体に向けて照射されるようになっている。
プローブ11は、被検体内の観察対象物が上記パルスレーザ光を吸収することで生じた弾性波(光音響波)を検出する。そのためにプローブ11は、例えば後述する手操作による走査方向と交わる方向に並設された複数の超音波振動子からなる超音波トランスデューサアレイを有する。プローブ11は、上記光音響波を検出して光音響波検出信号を出力する。なお上記複数の超音波振動子は、概略ファンビーム状のレーザ光の拡がり面と平行な面内において並ぶように配設されている(その点については後に詳しく説明する)。
被検体の光音響画像を取得する際にプローブ11は、上記レーザ光の拡がり面と交わる方向に移動され、それにより被検体がレーザ光によって二次元走査される。この走査は、検査者が手操作でプローブ11を動かして行ってもよく、あるいは、走査機構を用いてより精密な二次元走査を実現するようにしてもよい。
超音波ユニット12は、受信回路21、AD変換手段22、受信メモリ23、データ分離手段24、画像再構成手段25、検波・対数変換手段26、画像構築手段27を有している。画像構築手段27の出力は、例えばCRTや液晶表示装置等からなる画像表示手段14に入力される。さらに超音波ユニット12は、送信制御回路30、および超音波ユニット12内の各部等の動作を制御する制御手段31を有している。
上記受信回路21は、プローブ11が出力した光音響波検出信号を受信する。AD変換手段22はサンプリング手段であり、受信回路21が受信した光音響波検出信号をサンプリングして、デジタル信号である光音響データに変換する。このサンプリングは、例えば外部から入力されるADクロック信号に同期して、所定のサンプリング周期でなされる。
レーザ光源ユニット13は、Ti:Sapphireレーザや、アレキサンドライトレーザ等からなるQスイッチパルスレーザ32と、その励起光源であるフラッシュランプ33とを含むものである。このレーザ光源ユニット13には、前記制御手段31から光出射を指示する光トリガ信号が入力されるようになっており、該光トリガ信号を受けると、フラッシュランプ33を点灯させてQスイッチパルスレーザ32を励起する。制御手段31は、例えばフラッシュランプ33がQスイッチパルスレーザ32を十分に励起させると、Qスイッチトリガ信号を出力する。Qスイッチパルスレーザ32は、Qスイッチトリガ信号を受けるとそのQスイッチをオンにし、波長800nmのパルスレーザ光を出射させる。
ここで、フラッシュランプ33の点灯からQスイッチパルスレーザ33が十分な励起状態となるまでに要する時間は、Qスイッチパルスレーザ33の特性などから見積もることができる。なお、上述のように制御手段31からQスイッチを制御するのに代えて、レーザ光源ユニット13内において、Qスイッチパルスレーザ32を十分に励起させた後にQスイッチをオンにしてもよい。その場合は、Qスイッチをオンにしたことを示す信号を超音波ユニット12側に通知してもよい。
本発明の光音響計測装置は、光音響画像の他に、反射超音波による超音波画像を取得するように構成されてもよい。以下、そのようにした場合について説明する。制御手段31は、送信制御回路30に、超音波送信を指示する超音波トリガ信号を入力する。送信制御回路30は、この超音波トリガ信号を受けると、プローブ11から超音波を送信させる。制御手段31は、先に前記光トリガ信号を出力し、その後、超音波トリガ信号を出力する。光トリガ信号が出力されることで被検体に対するレーザ光の照射、および光音響波の検出が行われ、その後、超音波トリガ信号が出力されることで被検体に対する超音波の送信、および反射超音波の検出が行われる。ここで、プローブ11から超音波を送信させるためには、光音響波検出用の超音波トランスデューサアレイを兼用してもよいし、あるいはその超音波トランスデューサアレイとは別のものが用いられてもよい。
制御手段31はさらに、AD変換手段22に対して、サンプリング開始を指示するサンプリングトリガ信号を出力する。このサンプリングトリガ信号は、前記光トリガ信号が出力された後で、かつ超音波トリガ信号が出力される前、より好ましくは被検体に実際にレーザ光が照射されるタイミングで出力される。そのためにサンプリングトリガ信号は、例えば制御手段31がQスイッチトリガ信号を出力するタイミングに同期して出力される。AD変換手段22は上記サンプリングトリガ信号を受けると、プローブ11が出力して受信回路21が受信した光音響波検出信号のサンプリングを開始する。
制御手段31は、光トリガ信号を出力した後、光音響波の検出を終了するタイミングで超音波トリガ信号を出力する。このとき、AD変換手段22は光音響波検出信号のサンプリングを中断せず、サンプリングを継続して実施する。言い換えれば、制御手段31は、AD変換手段22が光音響波検出信号のサンプリングを継続している状態で、超音波トリガ信号を出力する。超音波トリガ信号に応答してプローブ11が超音波送信を行うことで、プローブ11の検出対象は、光音響波から反射超音波に変わる。AD変換手段22は、検出された超音波検出信号のサンプリングを継続することで、光音響波検出信号と超音波検出信号とを、連続的にサンプリングする。
AD変換手段22は、サンプリングして得られた光音響データおよび超音波データを、共通の受信メモリ23に格納する。受信メモリ23に格納されたサンプリングデータは、ある時点までは光音響データであり、ある時点からは超音波データとなる。データ分離手段24は、受信メモリ23に格納された光音響データと超音波データとを分離する。
以下、光音響画像あるいは反射超音波画像の生成および表示について説明する。図1のデータ分離手段24には、受信メモリ23から読み出された超音波データおよび、波長800nmのパルスレーザ光を被検体に照射して得られた光音響データが入力される。データ分離手段24は、光音響画像の生成時には光音響データのみを後段の画像再構成手段25に入力する。画像再構成手段25はこの光音響データに基づいて、光音響画像を示すデータを再構成する。
検波・対数変換手段26は上記光音響画像を示すデータの包絡線を生成し、次いでその包絡線を対数変換してダイナミックレンジを広げる。検波・対数変換手段26はこれらの処理後のデータを画像構築手段27に入力する。画像構築手段27は入力されたデータに基づいて、パルスレーザ光により走査された断面に関する光音響画像を構築し、その光音響画像を示すデータを画像表示手段14に入力する。それにより画像表示手段14には、上記断面に関する光音響画像が表示される。
なお、前述したようにプローブ11を移動して被検体をレーザ光によって二次元走査し、その走査に伴って得られた複数の断面に関する画像データに基づいて、被検体の所望部位例えば血管等を三次元表示する光音響画像を生成、表示することも可能である。
また、データ分離手段24が分離した超音波データに基づいて、被検体の超音波画像を生成、表示することも可能である。その超音波画像の生成、表示は、従来公知の方法によって行えばよく、本発明とは直接関連が無いので詳しい説明は省略するが、そのような超音波画像と光音響画像とを重ね合わせて表示させることも可能である。
次に、プローブ11について詳しく説明する。なお、ここでは一例として、光音響画像化装置10が図2に示すような携帯型画像化装置として構成されるものとし、そこで用いられるプローブ11について説明する。まず、図2の携帯型画像化装置について説明する。この携帯型画像化装置は、装置本体112とカバー113とを備えている。装置本体112の上面には、携帯型画像化装置に種々の操作指示を入力するための複数のボタンやトラックボール等が設けられた操作部114が配されている。カバー113の内面には、光音響画像や超音波画像、さらには様々な操作画面を表示するモニタ14(図1の画像表示手段14に対応する)が設けられている。
カバー113は、ヒンジ116を介して装置本体112に取り付けられており、操作部114とモニタ14とが見える状態になる図示の開き位置と、装置本体112の上面とカバー113の内面を対面させて、操作部114とモニタ14を覆って保護する閉じ位置(図示せず)との間で回動自在である。装置本体112の側面には、不図示のグリップが取り付けられており、装置本体112とカバー113を閉じた状態にして携帯型画像化装置を持ち運ぶことができる。装置本体112のもう一方の側面には、プローブ11が着脱自在に接続されるプローブ接続部117および、レーザユニット接続部172が設けられている。プローブ接続部117にはコネクタ119およびケーブル120を介してプローブ11が電気的に接続される。
一方、例えばQスイッチ固体レーザを内蔵したパルスレーザユニット170は、電源ケーブル171を介して上記レーザユニット接続部172に接続されるようになっている。このパルスレーザユニット170は、光音響画像を取得する際に携帯型画像化装置の操作部114から発光指示がなされると、所定のトリガ信号を受けてパルスレーザ光を発する。そのパルスレーザ光はバンドルファイバ173を介して伝搬され、プローブ11から被検体に向けて照射される。
次に、プローブ11について詳しく説明する。図3および図4はそれぞれ、本発明の第1の実施形態によるプローブ11を互いに異なる面で切断して示す断面図である。すなわち、図3は図4中のA−A線に沿った面の断面形状を示し、図4は図3中のB−B線に沿った面の断面形状を示している。
本実施形態のプローブ11は、主に例えば経直腸、経膣用に操作者が手で保持して使用されるものであり、例えば樹脂等からなる概略円柱状の本体50を有し、その内部には、光伝搬手段としての複数の光ファイバ51、複数の超音波振動子からなる超音波トランスデューサアレイ52、超音波の送信並びに被検体で生じた光音響波の受信用の回路を含む基板・配線部53および光透過部材55が配設されている。また超音波トランスデューサアレイ52の外側には、上記超音波並びに光音響波を収束させるための音響レンズ54が取り付けられている。
本実施形態において光ファイバ51は10本用いられ、1列に並べられた5本一組が、基板・配線部53の両側にそれぞれ配置されている。これらの光ファイバ51は、それぞれの基端(図中の下端)が図2に示したバンドルファイバ173に光学的に結合されているが、その結合構造については図示を省略している。なお、このような光ファイバ51の他に、例えば薄い導光板等が光伝搬手段として適用されてもよい。
光音響波検出部としての超音波トランスデューサアレイ52は、複数の超音波振動子が一つの円弧に沿って配置されてなるものである。つまりこの超音波トランスデューサアレイ52は、外端面がいわゆるコンベックス型のものとして構成されている。なお超音波振動子としては、例えばPZT(登録商標)等のチタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3)系材料からなる薄無機系圧電薄膜を適用した無機系超音波振動子や、例えばPVDFやP(VDF−TrFE)などのフッ化系材料からなる有機系圧電薄膜を適用した有機系超音波振動子を用いることができる。さらには、無機系超音波振動子および有機系超音波振動子を組み合わせて超音波トランスデューサアレイ52が構成されてもよい。
光透過部材55は、5本一組の光ファイバ51に対応させてそれぞれ1つ、合計2つ配置されている。各光透過部材55は、例えば光学ガラスや合成樹脂等の透過率の高い材料を用いて、円環状の板材の一部(本例では半分)を切り取った形に形成されている。すなわちこの光透過部材55の内周面55aと外周面55bは、同心円である2つの円に各々が沿った形状とされており、したがって、凹面である内周面55aの曲率半径よりも凸面である外周面55bの曲率半径の方が大となっている。そして各光透過部材55は、超音波トランスデューサアレイ52の外端面に沿って外周面55bが延びる状態に配置されている。なお内周面55aの曲率半径と外周面55bの曲率半径は、必ず後者が前者より大である関係とする。
5本一組の光ファイバ51から出射したレーザ光Lは、上記内周面55aから光透過部材55内に入射し、その内部を透過して外周面55bから出射する。このとき、上述の形状とされた光透過部材55の凹レンズ効果により、該光透過部材55の半円環状の側面と平行な面(図3に示される面)内でレーザ光Lは、5本一組の光ファイバ51から出射した際の出射角度よりも大きな角度に拡がって出射する。一方、該光透過部材55の半円環状の側面に直角な面(図4に示される面)内においては、光透過部材55の凹レンズ効果は生じないので、レーザ光Lはほとんど拡がることなく出射する。
以上の通りにしてプローブ11からは、2つの概略ファンビーム状のレーザ光Lが出射し、それらによって被検体の画像化対象部分が照射される。被検体に対するレーザ光Lの走査方向は、図3の紙面にほぼ直角な方向(図4中の左右方向)とされるので、該レーザ光Lの出射角度が上述のように拡がっていれば、被検体に対する照射角度が大きく確保される。そうであれば、被検体の広い範囲に亘って光音響画像を取得することが可能になる。
なお以上の説明から明らかな通り、本実施形態のプローブ11においては、被検体に向けて光を照射する送光部が、光ファイバ51および光透過部材55から構成されている。
ここで音響レンズ54、およびその近傍の本体50の表面部分は、レーザ光Lの波長域における平均拡散反射率が85%以上かつ平均吸収率が10%以下である光学特性を有することが望ましい。そのような光学特性が付与されている場合は、被検体で反射したレーザ光Lが、音響レンズ54を通過して超音波トランスデューサアレイ52で吸収されたり、あるいは音響レンズ54で吸収されたりすることを抑制できる。それにより、レーザ光Lの照射に起因するアーティファクトの発生を低減することが可能となる。
なお、上記本体50の表面部分における光学特性は、例えば第1の無機顔料を含有する塗料により付与することができる。この場合において、第1の無機顔料は、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化鉄および酸化セリウムのうち少なくとも1種の酸化物粒子であることが好ましい。また、第1の無機顔料の粒子の大きさは0.05〜0.35μmであることが好ましく、第1の無機顔料の添加量は2〜65wt%であることが好ましい。
また、上記表面部分における光学特性は、拡散反射シートにより付与することも可能である。
さらに、上記表面部分における光学特性は、高反射素材で当該表面部分を構成して付与することもできる。この場合において、高反射素材は、無機顔料を含有するポリエステル、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、エチレン・四フッ化エチレン共重合体(FEP)およびエチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)であることが好ましい。
他方、音響レンズ54における光学特性は、例えば、第2の無機顔料を含有する素材で音響レンズ54を構成して付与することができる。この場合、第2の無機顔料は、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化鉄および酸化セリウムのうち少なくとも1種の酸化物粒子であることが好ましい。また、第2の無機顔料の粒子の大きさは0.05〜0.35μmであることが好ましく、第2の無機顔料の添加量は2〜65wt%であることが好ましい。
また、本体50および/または音響レンズ54の表面は保護層によって覆われていることが好ましい。
次に図5および図6を参照して、本発明の第2の実施形態によるプローブ11Aについて説明する。なおこれらの図において、図3および図4中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要のない限り省略する(以下、同様)。また、図5および図6における表示断面位置は、図3および図4におけるものと同じであるので、断面位置については同様に「A」、「B」で示してあり、その重複した説明も省略する(以下、同様)。
この第2実施形態によるプローブ11Aは、図3および図4に示したプローブ11と比べると、光ファイバ51と光透過部材55との間に導光部材56が配置された点が基本的に異なるものである。この導光部材56は、例えば薄い直方体状のアクリル板や石英板の表面に特殊な加工を施して、一方の端面(図中の下端面)から入射した光を他方の端面(図中の上端面)から均一に出射させる部材である。そのような導光部材56は、例えば石英板の側面に低屈折率の樹脂薄膜を成膜する等により作成することができる。そのような構成とした場合、導光部材56の下端面から入射したレーザ光Lは、石英板と樹脂薄膜との界面で全反射し、多重反射を繰り返しながら伝搬して、上端面から出射する。
以上のようにレーザ光Lが多重反射を繰り返すことにより、導光部材56から出射して光透過部材55に入射するレーザ光Lの光強度分布が均一化されるので、被検体の各部をより均一な強度の光で照射することが可能になる。また本実施形態においても、光透過部材55が設けられているので、それにより、第1の実施形態におけるのと同様の効果が得られる。以上述べた効果は、後述する第3〜7の実施形態においても同様に得られるものである。
次に図7および図8を参照して、本発明の第3の実施形態によるプローブ11Bについて説明する。この第3実施形態によるプローブ11Bは、図5および図6に示したプローブ11Aと比べると、光ファイバ51と導光部材56との間に、光拡散部材57が配置された点が基本的に異なるものである。この光拡散部材57は、一般にホモジナイザとも称されるもので、光ファイバ51から入射したレーザ光Lを拡散させるとともに、該レーザ光Lのエネルギープロファイル(エネルギー分布)をフラットトップ化する機能を有するものである。
ここで、上述のようにエネルギープロファイルを「フラットトップ化する」とは、言い換えれば、光拡散部材57に入射したレ−ザ光Lを、中心付近がフラットトップなエネルギープロファイルを有するものに成形することである。この「フラットトップ」とは、光拡散部材57から出射したレーザ光Lのエネルギープロファイルにおいて直径がビーム径の80%である同心円を取り、この同心円内の各点のエネルギーについて標準偏差を求めた場合に、該標準偏差がこの同心円内における平均エネルギーの25%以内である状態を意味する。通常、光拡散部材57は、無限遠において光が完全にフラットトップとなる、つまり上記標準偏差がほぼ0に等しくなるように構造設計されている。
しかしながら、レーザ光Lが導光部材56に入射する際のエネルギープロファイルは、必ずしも完全にフラットトップな状態である必要はなく、上記範囲の程度においてフラットトップな状態であれば足りる。
上述の通りにしてレーザ光Lのエネルギープロファイルがフラットトップ化されることにより、被検体に照射されるレーザ光Lの光強度が、被検体の部分によってまちまちになることが防止される。
また光拡散部材57は入射したレーザ光Lを拡散させるので、導光部材56から出射して光透過部材55に入射するレーザ光Lが、より広い角度範囲で入射するようになる。そこで本実施形態においては、第2の実施形態によるプローブ11Aを用いる場合と比べて、さらに広い範囲に亘ってレーザ光Lを被検体に照射することが可能になる。
以上述べた光拡散部材57による効果は、後述する第4〜7の実施形態においても同様に得られるものである。
なお光拡散部材57は、単一の光学素子から構成されてもよいし、複数の光学素子が組み合わされて構成されてもよい。単一の光学素子としては、微小なレンズ状部分が基板の片面にランダムに配置されてなるレンズ拡散板を使用することが好ましい。そのようなレンズ拡散板としては、例えば、RPC Photonics社製のEngineered Diffusersを使用することができる。このような素子を用いることにより、レーザ光Lのエネルギープロファイルおよび形状をほぼ任意に変化させることができる。なお、そのような素子からなる光拡散部材57の好ましい例としては、(図7に示す面内での出射角)×(図8に示す面内での出射角)が60°×10°のものや、89°×25°のもの等が挙げられる。
特に本実施形態のプローブ11Bにおいては、図8に示される面内ではレーザ光Lがむしろ拡がらないようにして、光利用効率を高めたいという要求があるので、図7に示される面内での光拡散効果が図8に示される面内でのそれよりも著しく大である、異方性の光拡散部材を適用することが望ましい。そのような光拡散部材としては、図18に示すように、楕円状にレーザ光Lを拡散させる楕円形の拡散要素157aが、その長軸方向を揃えて配置されてなる、いわゆる楕円拡散板157が挙げられる。
以上のように、光拡散部材57を単一の光学素子から構成する場合は、送光光学系をより簡易な構成とすることができる。
次に図9を参照して、本発明の第4の実施形態によるプローブ11Cについて説明する。この第4実施形態によるプローブ11Cは、図7および図8に示したプローブ11Bと比べると、導光部材56および光拡散部材57のサイズが違う点が基本的に異なるものである。すなわち本実施形態における導光部材56は、その光出射端面(図中の上端面)の一部が、光透過部材55の下端面55cと対面する大きさとされている。なおこの光透過部材55の下端面55cは、その内周面55aと外周面55bとを連絡する平らな端面である。
上記の構成とされていることにより、本実施形態のプローブ11Cにおいては、導光部材56から上記下端面55cを経由して光透過部材55内に直進した光線成分が、光透過部材55から出射するレーザ光Lに重畳される。そこでこの場合は、光強度がより均一化されたレーザ光Lで被検体を照射することが可能になる。
次に図10を参照して、本発明の第5の実施形態によるプローブ11Dについて説明する。この第5実施形態によるプローブ11Dは、図7および図8に示したプローブ11Bと比べると、導光部材56の形状が違う点が基本的に異なるものである。すなわち本実施形態における導光部材56Aは、光透過部材55側の横幅が光ファイバ51側の横幅よりも大とされて、光ファイバ51側から光透過部材55側に向かうにつれて断面積が次第に大となるテーパ形状とされている。
上記の構成とされていることにより、本実施形態のプローブ11Dにおいては、図7に示した薄い直方体状の導光部材56を用いる場合と比べると、導光部材56Aの左右側端面に小さな入射角で入射する光線成分が相対的に低減する。導光部材56の左右側端面により小さな入射角で入射する光線成分は、そこで全反射せずに、そのまま該側端面を通過してしまうことが多いものである。したがって、上記のようにして、導光部材56Aの左右側端面に小さな入射角で入射する光線成分を低減させれば、該導光部材56Aからのレーザ光Lの漏れを少なく抑えて、光利用効率を高めることが可能になる。
次に図11を参照して、本発明の第6の実施形態によるプローブ11Eについて説明する。この第6実施形態によるプローブ11Eは、図10に示したプローブ11Dと比べると、導光部材56Bおよび光拡散部材57のサイズが違う点が基本的に異なるものである。すなわち本実施形態におけるテーパ形状の導光部材56Bは、図10の導光部材56Aと比べると、上端面の横幅がより長いものとして形成されている。そこで、該導光部材56Bの上端面(光出射端面)の一部が、光透過部材55の下端面55cと対面する状態となっている。
上記の構成とされていることにより、本実施形態のプローブ11Eにおいても、図9に示したプローブ11Cにおけるのと同様に、導光部材56Bから上記下端面55cを経由して光透過部材55内に直進する光線成分が、光透過部材55から出射したレーザ光Lに重畳される。そこでこの場合も、光強度がより均一化されたレーザ光Lで被検体を照射することが可能になる。
次に図12および図13を参照して、本発明の第7の実施形態によるプローブ11Fについて説明する。この第7実施形態によるプローブ11Fは、図11に示したプローブ11Eと比べると、導光部材56Bの配置状態が違う点が基本的に異なるものである。すなわち本実施形態における導光部材56Bは、その上端面(光出射端面)の一部が、光透過部材55の下端面55cと密着した状態となっている。
そこでこの場合も、第6の実施形態におけるのと同様に、光強度がより均一化されたレーザ光Lで被検体を照射することができるという効果が得られ、さらには光透過部材55と導光部材56Bとの間の位置調整作業も容易化される。また、このような構成とする場合は、光透過部材55と導光部材56Bとを樹脂などにより一体成形することも可能であり、そうした場合は、プローブ11Fの組立作業が簡素化される。
次に図19を参照して、本発明の第8の実施形態によるプローブ11Gについて説明する。この第8実施形態によるプローブ11Fは、図5に示したプローブ11Aと比べると、導光部材56と光透過部材55との間に3つの凹レンズ71、72、73が設けられている点が基本的に異なるものである。なおこれらの凹レンズ71、72、73はそれぞれ、平たい形状の光透過部材55(図6等参照)に対応させて、図9の紙面に垂直な方向については形状が一定のものである。そのような凹レンズは、例えばシリンドリカルレンズをその長軸と直交する面で薄く切断することによって作製することができる。
以上の構成においては、負のパワーを有する3つの凹レンズ71、72、73により、レーザ光Lを発散させる作用が得られるので、光透過部材55に対してレーザ光Lは、凹レンズ71、72、73を設けない場合と比べて角度範囲がより拡がった状態で入射するようになる。そこで光透過部材55から出射するレーザ光Lの出射角度もより拡がった状態になる。
先に説明した通り、図10に示した導光部材56Aのようにテーパ状の導光部材を用いると、光透過部材55から出射するレーザ光Lの角度範囲をより大きくする効果が得られ、それは上記凹レンズ71、72、73による効果と同様である。しかし、この種の凹レンズを用いる場合は、テーパ状の導光部材を用いる場合と比べて光学部材の配置状態をより小型化することが可能であるので、プローブを小型化、薄型化したい場合にはこの種の凹レンズを用いる方が有利である。
なお本実施形態に適用された凹レンズ71、72、73はいずれも、図19に示される面内では平凹レンズとされたものであり、一例としてそれらの曲率半径は各々−6.6mm、−7.1mm、−9.8mmである。また本発明に用いる負のパワーを有するレンズとしては、上記の平凹レンズに限らず、その他例えば両凹レンズや、負のメニスカスレンズ等も適用可能である。さらに、負のパワーを有するレンズの数も上記実施形態における3枚に限られるものではなく、1枚以上の適宜の数のレンズが適用可能である。
ここで、テーパ形状の導光部材を用いる場合に得られる光利用効率向上の効果について分析した結果を説明する。ここでは、図14〜17に示す4つの導光部材56−1、56−2、56−3、56−4を用いるものとして、計算機によるシミュレーションにより光利用効率を計算した。4つの導光部材はいずれも、上記第7の実施形態におけるのと同様に、その光出射端面の一部が光透過部材55の下端面と密着しているものとし、その厚さは共通の3mm、光出射端面の横幅Luは共通の16mmとした。また図14の導光部材56−1は、光出射端面の横幅Luと光入射端面の横幅Lbが同じである、薄い直方体状のものとした。一方図15、16および17の各導光部材56−2、56−3、56−4は、光入射端面の横幅Lbがそれぞれ14mm、12mm、11mmであるテーパ形状のものとした。
以上の4つの導光部材56−1、56−2、56−3、56−4を用いる場合についてそれぞれ求めた光利用効率は、それぞれ84%、87%、89%、90%となり、テーパの角度が大きいほど高い光利用効率が得られることが分かった。なお、ここで求めた光利用効率は、光拡散部材への入射光のエネルギーで規格化したものである。
また、上述のようにテーパ形状(台形状)とした導光部材の長さ(光入射端面と光入出射面との間の寸法)に応じて、光透過部材55から出射する光の角度範囲(視野角)および光利用効率が変化する様子を、計算機によるシミュレーションで求めた結果を以下に示す。
ここでは、基本的に図10に示すような構成、つまり光透過部材55から光源側に向かって順次、テーパ形状導光部材56A、光拡散部材57が配置されている構成について考察した。また光透過部材55の内周面の半径は7mm、外周面の半径は10mm、導光部材56Aの光出射端面の横幅Luは光透過部材55の内周面の両端間の距離と等しい14mm、導光部材56Aの光入射端面の横幅Lbは6mm、光源幅(図10において光拡散部材57に入射する光の左右方向長さ)は5mmとした。そして光拡散部材57としては、(図10に示す面内での出射角)×(それと直交する面内での出射角)が60°×10°のものと、89°×25°のものを考え、前者を用いた場合の結果を表1に、後者を用いた場合の結果を表2に示す。
Figure 0005856032
Figure 0005856032
表1および表2に示される通り、導光部材の長さが短いほど光利用効率が低下する。これは、短い場合は導光部材の光出射端面で反射して戻る光が多くなることに起因するものと考えられる。また表1の結果と表2の結果とを比較すると、光拡散部材からの出射角が大きいほど、最終的に光透過部材から出射する光の角度範囲(視野角)が大きくなるが、その半面、光利用効率は低下することが分かる。
また、光透過部材の形状に応じて上記視野角と光利用効率がどのように変化するかを、計算機によるシミュレーションで求めた結果を下の表3に示す。ここでは、上述のような導光部材は用いずに、光拡散部材を光透過部材に近接配置した場合について考察した。この光拡散部材として出射角が60°×10°のものを考え、また光源幅は13mmとした。そして光透過部材の外周面の半径はすべて共通の10mmとし、内周面の半径および、内周面と外周面との中心間距離が相違する6例について考えた。ここで上記中心間距離は、内周面と外周面とが同心円上にある場合を0mmとし(表3の最右列の例)、その場合よりも内周面中心が光源側に離れた長さを示している。また表3における左から3列の例は、外周面半径が内周面半径より小さいもので、本発明には含まれない例である。
Figure 0005856032
光拡散部材のみを用いた場合の視野角を別途求めたが、その場合の視野角は105°であるので、表3に示される通り、光透過部材を設けることにより視野角増大の効果が得られることが明らかである。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の光音響計測装置用プローブは上記実施形態のみに限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正および変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
例えば、上に述べた光音響画像化装置は反射超音波による超音波画像も取得、表示できるように構成されたものであるが、本発明のプローブは、そのような機能は備えない光音響画像化装置に適用されても構わないし、さらには、光音響画像化装置以外の光音響計測装置に適用することも可能である。
10 光音響画像化装置
11、11A、11B、11C、11D、11E、11F プローブ
12 超音波ユニット
13 レーザ光源ユニット
14 画像表示手段
21 受信回路
22 AD変換手段
23 受信メモリ
24 データ分離手段
25 画像再構成手段
26 検波・対数変換手段
27 画像構築手段
30 送信制御回路
31 制御手段
32 Qスイッチレーザ
33 フラッシュランプ
50 プローブの本体
51 光ファイバ
52 超音波トランスデューサアレイ
53 基板・配線部
54 音響レンズ
55 光透過部材
56、56A、56B 導光部材
71、72、73 凹レンズ
57 光拡散部材
157 楕円拡散板(光拡散部材)

Claims (12)

  1. 被検体に向けて光を照射する送光部と、前記光の照射を受けた被検体の部分から発せられた光音響波を検出する光音響波検出部とを有してなる光音響計測装置用プローブにおいて、
    前記光音響波検出部がコンベクス状の外端面を有するものとされ、
    前記送光部が、
    光源からの光を伝搬させる光伝搬手段と、
    湾曲した凹面状に形成された内周面および、この内周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有して湾曲した凸面状に形成され、かつ前記光音響波検出部のコンベクス状の外端面に沿って湾曲した形状とされた外周面を有し、前記光伝搬手段から出射した光が前記内周面に入射するように配置された光透過部材とを備えていることを特徴とする光音響計測装置用プローブ。
  2. 被検体に向けて光を照射する送光部と、前記光の照射を受けた被検体の部分から発せられた光音響波を検出する光音響波検出部とを有してなる光音響計測装置用プローブにおいて、
    前記送光部が、
    光源からの光を伝搬させる光伝搬手段と、
    湾曲した凹面状に形成された内周面および、この内周面の曲率半径よりも大きい曲率半径を有して湾曲した凸面状に形成された外周面を有し、前記光伝搬手段から出射した光が前記内周面に入射するように配置された光透過部材とを備え、
    前記光透過部材の内周面と前記光伝搬手段との間に、該光伝搬手段から出射した光の強度分布を均一化させる導光部材が配設されていることを特徴とする光音響計測装置用プローブ。
  3. 前記光透過部材の内周面と外周面とを連絡する該光透過部材の端面の少なくとも一部に、前記導光部材の少なくとも一部が対面していることを特徴とする請求項記載の光音響計測装置用プローブ。
  4. 前記導光部材が、前記光伝搬手段側から前記光透過部材側に向かうにつれて断面積が次第に大となるテーパ形状とされていることを特徴とする請求項または記載の光音響計測装置用プローブ。
  5. 前記導光部材と前記光伝搬手段との間に、光拡散部材が配設されていることを特徴とする請求項からいずれか1項記載の光音響計測装置用プローブ。
  6. 前記光拡散部材として、その一方向の光拡散の程度が、該一方向と直交する方向の光拡散の程度よりも小さいものが用いられていることを特徴とする請求項記載の光音響計測装置用プローブ。
  7. 前記光拡散部材として、その光拡散パターンが楕円状であるものが用いられていることを特徴とする請求項記載の光音響計測装置用プローブ。
  8. 前記光透過部材の内周面と前記導光部材との間で、該内周面と向かい合う位置に、負のパワーを有するレンズが配設されていることを特徴とする請求項からいずれか1項記載の光音響計測装置用プローブ。
  9. 前記光透過部材の内周面および外周面が、共通の一面内で曲率を有する形状とされていることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の光音響計測装置用プローブ。
  10. 前記光透過部材の内周面と向かい合う位置に、負のパワーを有するレンズが配設されていることを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の光音響計測装置用プローブ。
  11. 前記光伝搬手段が光ファイバであることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記
    載の光音響計測装置用プローブ。
  12. 請求項1から11いずれか1項記載の光音響計測装置用プローブを備えたことを特徴とする光音響計測装置。
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