JP5852802B2 - 研削粒子位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求の範囲の前段に記載の研削粒子位置決め装置に関する。
鉄筋コンクリート及び無鉄筋コンクリートを加工する既知のツール、例えば、コア(くり抜き)ドリルのクラウン又は丸鋸ブレードは、セグメント形式に構成した研磨体を連結した本体からなる。研磨体は、互いに積層させた多数の層で構成し、またとくに、研削粒子を埋め込んだ基材を有する。この基材は、粉末状又は薄く予形成したプレート状とすることができる。研削粒子は、ダイヤモンド粒子又は研削加工に適した他の研磨性粒子として構成する。研削粒子は、研磨体に規則的に分布させ、研削効率及び研磨体の寿命を向上させるようにすることが知られている。研削粒子は、粉末状の基材に混合し、基材自体は研削粒子床を構成し、研削効率及び研磨体の寿命に対しては、不利に作用する。
特許文献1(欧州特許第0,452,618号)は、掘削作業用ツールのための研磨体を製造する装置について開示している。この研磨体は、多くの焼結可能な基材による層及び多くの研削粒子層よりなり、これら層は、研磨体において交互に、互いの陰影(ネガティブ)形式となって現れる。層状に構成した研磨体を、プレスして圧縮し、適切な高温及び高い圧力で焼結する。研磨体を製造する装置としては、基材を塗布する第1装置部分、基材内又は基材上に研削粒子を位置決めする第2装置部分、及び研磨体を焼成するチャンバとを有する。研削粒子は、貯蔵容器内に配置しておき、第2装置部分によって貯蔵容器から排出し、また基材上又は基材内に位置決めする。
研削粒子を位置決めする第2装置部分は収容装置を有し、この収容装置は保持力を発生する装置に接続する。収容装置は吸引プレートとして構成し、この吸引プレートには、研削粒子を収容する多数の収容開口を設ける。切削粒子を収容開口に固定しておく保持力は、圧力チャンバにより生じ、この圧力チャンバは接続導管により負圧発生装置に接続し、すべての収容開口に同時に保持力が発生するようにする。
研削粒子を位置決めする既知の装置は、多くの吸引プレートを有し、これら吸引プレートは収容開口の編成で分別する。
欧州特許第0,452,618号明細書
しかし、研削粒子を研磨体の層として互いに重なり合う層に異なる配列で配置しなければならないとき、これら吸引プレートを作業員が交換しなければならないという欠点がある。交互に重なり合う装置に研削粒子を異なる配置にする研磨体を製造するのが好ましい際に、作業員が吸引プレートを交換する必要がないようにすることが望ましい。本発明の課題は、収容装置を交換することなく研削粒子を、互いに異なる少なくとも2種類の配列を自動的に行うことができる、研削粒子位置決め装置を得るにある。
この課題は、特許請求の範囲の独立請求項1に記載の特徴を有する研削粒子位置決め装置により解決することができる。本発明によれば、第1研削粒子を第1収容開口に固定する保持力を、第2収容開口に第2研削粒子を固定する保持力とは独立して調整可能にし、収容装置は、第1グループの収容開口と、第2グループの収容開口とを有し、第1グループの収容開口における保持力を、第2グループの収容開口における保持力とは独立して調整可能にする。
個別の収容開口における保持力を互いに独立して調整可能な収容装置は、収容装置を交換する必要なしに、研削粒子の異なる幾何学的配置を生ずることができる。
好適な実施形態においては、収容装置は、他の研削粒子を収容する他の収容開口を有し、前記保持力発生装置は、前記他の研削粒子を前記他の収容開口に固定する保持力を生ずるようにする。さらに、他の実施形態においては、収容装置のより多くの収容開口を互いに独立して調整可能にし、これにより、研削粒子の配置をより多くの異なる形態にして生ずることができる。
第1の好適な実施例においては、他の研削粒子を他の収容開口に固定する保持力は、第1収容開口における保持力、及び第2収容開口における保持力とは独立して調整可能にする。この収容装置の実施例は、各収容開口に対して制御装置により個別に制御することができるようにし、これにより、収容装置は交換することなく異なる幾何学的配置にする調整が可能になる。
第2の好適な実施例においては、他の研削粒子を他の収容開口に固定する保持力は、第1収容開口(5a;18)における保持力と一緒に、又は第2収容開口(5b;19)における保持力と一緒に制御可能にする。実際上、研削粒子における所定の幾何学的配置にする調整を可能にする場合がよくある。個別の収容開口毎の個別制御が不要である場合、技術的負担を限定することができる。
好適には、前記保持力発生装置は、収容開口に保持力を発生する負圧装置を有する構成とする。この構成においては、第1収容開口又は第1グループの収容開口を負圧装置に接続する第1接続導管、及び第2収容開口又は第2グループの収容開口を負圧装置に接続する第2接続導管を設けると、特に好適である。
第1収容開口又は第1グループの収容開口は第1バルブ装置によって、また及び第2収容開口又は第2グループの収容開口は第2バルブ装置によって、互いに独立して調整可能にすると、特に好適である。バルブ装置は、第1実施例においては、閉鎖位置と開放位置との間で制御可能な構成とする。第2実施例においては、流れは、離散的な多段階で又は連続的に調整可能にすることができる。このため、バルブ装置を制御装置に接続し、この制御装置は負圧装置に一体にするか、又は個別の制御装置として構成する。
好適には、収容装置は、収容開口を有する収容プレートと、接続プレートとを有し、前記接続プレートは、固定装置により前記収容プレートに圧力密になるよう連結可能にする。この構成によれば、収容プレート及び接続プレートを有する2部分構成の収容装置は、より多くの収容開口を設け、共通して制御することができる。
この場合、接続プレートは、第1収容開口を第1接続素子に接続する第1接続チャネル系と、第2収容開口を第2接続素子に接続する第2接続チャネル系を有する構成とする。特に、接続チャネルは、第1の実施例では、接続プレートに設け、第2の実施例では収容プレートに設ける。収容プレートと接続プレートにより構成する収容装置の2部分構成は、接続チャネル系を収容プレートの上面に設ける、又は接続プレートの下面にフライス加工で設けることができ、また収容装置の圧力密の接続は、2個のプレート及び固定装置により生ずることができる。このような構成によって、接続チャネルの製造の際に技術的な負担を軽減することができる。
接続チャネル系を接続プレートに設ける場合、接続プレートを交換することにより、より多くの研削粒子の幾何学的配置を生ずることができる。また収容プレートにはより多くの収容開口を、貫通孔として構成し、規則的に配置することができる。接続プレートにおける接続チャネル系によれば、異なる収容開口をグループ統合することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面をにつき説明する。図面は、必ずしも実施例を実際の尺度通りに示すものではなく、むしろ本発明の説明に役立つように、概略的および/または誇張した形式で示すものである。図面から直接識別できる点の補足として、関連する従来技術を参照されたい。その際、留意すべきは、本明細書に記載の実施形態および詳細に関し、記載の技術的範囲内で多岐にわたる修正および変更を行うことができる。本明細書内の詳細な説明、図面、および特許請求の範囲に記載する本発明の特徴は、単一および本発明における任意の組み合わせによる好適な一実施形態にとって重要であり得る。さらに、本発明の全ての組み合わせには、詳細な説明、図面および/または特許請求の範囲に記載する特徴のうち、少なくとも2つが発明の範囲内において適用される。本発明のコンセプトは、以下に記載する好適な実施形態の正確な形式や詳細に限定されるものではなく、また特許請求の範囲に記載の事項に比べて、限定を加えた事項に限定されるものでもない。さらに、説明した値の範囲に関し、範囲内の値も基準値として本発明に開示し、任意に適用、かつ特許請求の範囲を逸脱するものではないと見なす。以下、同一および類似の部分、または同一および類似の機能を有する部分には、便宜上、同一参照符号を付して示す。
本発明の他の利点、特徴及び詳細は、以下に好適な実施形態並びに図面につき説明することにより明らかになるであろう。
一体構成の収容装置を有して基材に研削粒子を位置決めする、研削粒子位置決め装置における、粒子を負圧装置で収容開口に保持した状態を示す線図的説明図である。 複数個の収容開口及び接続プレートを有する収容プレートから構成した、2部分構成の本発明による収容装置を示し、(a)は収容プレートの上方から見た平面図、(b)は(a)の平面図におけるA−A線上の断面図である。 (a),(b),(c)は、それぞれ図2に示す収容装置の研削粒子の異なる配列状態を示す説明図である。 図2に示す2部分構成の収容装置により、研削粒子を基材に位置決めする方法を示すフローチャートである。
装置1は、吸引プレートとして構成した収容装置4を有し、この収容装置4には3個の収容開口5a〜c、すなわち第1収容開口5a、第2収容開口5、及び第3収容開口5cを有する。これら収容開口5a〜cは、それぞれ接続導管6a〜cにより負圧装置7として構成した保持力生成装置に接続する。接続導管6a〜cには、バルブ装置8a〜cを設け、これらバルブ装置8a〜cは制御装置9により開放位置と閉鎖位置との間で切り替え可能にする。3個の収容開口5a〜cにおける負圧又は吸引力は、互いに独立して制御できる。代案として、第2及び第3の収容開口5b,5cのバルブ装置8b,8cは、切り離すことができる。この場合、第1収容開口5aにおける負圧又は吸引力は、第2及び第3の収容開口5b,5cにおける負圧又は吸引力とは独立して制御できる。第2及び第3の収容開口5b,5cにおける吸引力は一緒に切り替わり、収容開口5b,5cの双方に研削粒子が保持される。
図1の収容装置は、収容開口5a〜cを設けた一体吸引プレートで構成し、これら収容開口5a〜cは貫通孔として構成し、接続導管6a〜cにより負圧装置7に接続する。これら貫通孔は、一方の側は研削粒子を収容する作用を行い、他方の側は接続導管に接続する作用を行う。貫通孔は、負圧で研削粒子を保持する領域では、研削粒子に適合する形状及び大きさにする。収容開口5a〜cは、研削粒子が収容開口5a〜cから接続導管6a〜cに吸い込まれず、また研削粒子が負圧により収容開口5a〜cに確実に保持されるよう形成する。
削粒子2a〜cを位置決めする装置1は、ドリルクラウン、鋸ブレード及び他の掘削作業用ツールを研削するための研磨体を製造する装置の一部である。研磨体は、複数の互いに重なり合う積層として層状に構成し、また粉末状の基材3から構成し、この基材3において研削粒子2a〜cを埋設する。研削粒子は、ダイヤモンド粒子又は他の削り出し作業に適合する研磨性粒子として構成する。粉末状基材3は、形成する研磨体に対応するチャンバ10に堆積させる。チャンバ10には、矢印方向11に移動可能なプラットホーム12を設ける。
図2の(a),(b)は、2部分構成の収容装置14における概略図(図2a参照)及びA−A線上の断面図(図2b参照)を示す。収容装置14は、第1プレート15及び第2プレート16により構成する。第1プレート15には、研削粒子を収容する複数の収容開口を設け、収容プレートと称することができる。第2プレートは、収容装置14を負圧装置7に接続する作用を行い、接続プレートと称する。接続プレート16は、固定装置17により収容プレート15に圧力密に連結することができる。2部分構成の収容装置14は、研削粒子位置決め装置1の収容装置4に代用することができる。
収容プレート15は、同一構成の16個の収容開口を4列にして配列し、また5つの隙間段を生ずるようにする。収容プレート15の収容開口は、第1収容開口18で示す第1のグループの収容開口と、第2収容開口19として示す第2のグループの収容開口とに区分する。第1及び第2の収容開口18,19は、それぞれ各列内で互いに交互に隣接配置し、第1及び第2の収容開口18,19による規則的なパターンとなるよう配列する。代案として、第1及び第2の収容開口は、互いに異なる構成配置(ジオメトリ)にし、第1及び第2の収容開口が互いに異なる大きさの研削粒子を収容できるようにすることもできる。
第1収容開口18は、第1接続チャネル系統20、第1接続素子21及び第1接続導管22により負圧装置7に接続する。第1接続チャネル系統20、接続素子21、及び接続導管22は、ともに、第1収容開口18と負圧装置7との間における接続導管23を構成する。
図2(a),(b)に示す実施形態では、収容プレート15における第1及び第2の収容開口18,19は貫通孔として構成し、接続プレート16には、収容プレート15に対向する側面に第1接続チャネル系統20を設け、この第1チャネル系統は、接続プレート16を切削加工により形成する。代案として、接続チャネル系統を収容プレート15に配置し、また収容開口を収容プレート15における袋孔としてドリル加工で構成する。接続プレートを第1接続チャネル系統に対して圧力密となるようシールする。
第1接続導管23に第1バルブ装置24を設け、接続導管23を開放状態と閉鎖状態との間で第1収容開口18の保持力の切り替えを可能にする。さらに、第1収容開口18における保持力の大きさは、第1バルブ装置24により調整することができる。第1バルブ装置24は第1導管22配置する。代案として、第1バルブ装置24は、負圧装置7又は第1接続素子21に一体に構成することができる。
第1接続チャネル20は、第1収容開口18を接続素子21に接続する。これにより、複数の又はすべての収容開口18は、共通接続チャネルにより第1接続素子21に接続することができる。図2(a)の実施形態では、第1接続チャネル系統20には3個の接続チャネル25,26,27を設け、これら接合チャネル25,26,27が第1収容開口18を第1接続素子21に接続する。
第2収容開口19は第2接続チャネル系統28、第2接続素子29及び第2接続導管30(これらはともに接続導管31を構成する)により負圧装置7に接続する。第2接続導管31には第2バルブ装置32を設ける。第2接続チャネル系統28は、4個の接続チャネル33〜36を有し、接続チャネル33,34は第2接続素子29に直接接続し、また接続チャネル35,36は接続チャネル33,34に合流させる。代案として、接続チャネル35,36を第2接続素子29に直接合流させることもできる。
図2(a),(b)に示す実施形態における2部分構成の収容装置14は、収容プレート15及び接続プレート16により、収容装置14を交換する必要なしに、互いに異なる3種類の配列で研削粒子を一つの層に配列させることができる。図3(a)〜(c)には、一つの層に対して研削粒子を配列する互いに異なる3種類の配列構成を示し、これら配列構成は、図2(a),(b)に示す収容装置14により可能になる。
図3(a)は、8個の研削粒子40の幾何学的配列を示し、これら研削粒子40は収容装置14の第1収容開口18に固定される。第1収容開口18における保持力を生ずるため、第1接続導管23を第1バルブ装置24により開放し、また第2接続導管31を第2バルブ装置32により閉鎖する。負圧装置7は第1収容開口18に保持力を発生し、これにより、研削粒子40が固定される。
図3(b)は、8個の研削粒子41の幾何学的配列を示し、これら研削粒子41は収容装置14の第2収容開口19に固定される。第2収容開口19における保持力を生ずるため、第1接続導管23を第1バルブ装置24により閉鎖し、また第2接続導管31を第2バルブ装置32により開放する。負圧装置7は第2収容開口19に保持力を発生し、これにより、研削粒子41が固定される。
図3(c)は、16個の研削粒子40,41の幾何学的配列を示し、これら研削粒子40,41は収容装置14の第1及び第2の収容開口18,19に固定される。第1及び第2の収容開口18,19における保持力を生ずるため、第1接続導管23を第1バルブ装置24により開放し、また第2接続導管31を第2バルブ装置32により開放する。負圧装置7は第2収容開口19に保持力を発生し、これにより、研削粒子41が固定される。
図4は、図2(a),(b)に示す2部分構成の収容装置14により、基材3に研削粒子を位置決めする方法を示す。研削粒子を位置決めする方法は、ドリルクラウン、鋸ブレード及び他の掘削作業用ツールを研削するための研磨体を製造する方法の一部である。研磨体は、研磨体は、複数の互いに重なり合う積層として層状に構成し、また粉末状の基材3から構成し、この基材3において研削粒子を埋設する。
ステップS1で、作業員は、収容装置14における研削粒子を収容すべき収容開口18,19を選択する。この場合、作業員は、収容開口を個別に、又はプリセットした収容開口フォ目―ションのリストから選択することができる。複数の層を互いに重ね合わせて製造するとき、作業員は、各層に対して、収容開口18,19のどちらに研削粒子を固定すべきかを確定する。これにより、互いに直接重なり合う層に研削粒子を互いに異なる配列で、例えば、図3(a),(b)で示すように位置決めをすることができる。
作業員による準備が整った後、研磨体の層状構成を開始する。収容装置14を、ステップS2で、研削粒子40,41を充填した貯蔵容器の位置に移動する。この位置は、収容装置14のローディング位置と称する。ステップS3で、制御装置9により、負圧装置7と層用に選択した収容開口18,19との間の接続導管を対応するバルブ装置24,32で制御し、選択した収容開口に保持力を発生させ、これにより、研削粒子を収容開口に固定する。
第1実施例では、負圧装置7は方法全体にわたりアクティブ状態にし、バルブ装置の開放により選択した収容開口における保持力を発生させておく。この第1実施例では、順次に重なり合う層構成間の待ち時間が短くなり、また負圧装置7の切り替え時の時間間隔が長くなるという特徴がある。第2実施例では、負圧装置7を制御装置によってオン−オフ切り替えを行う。この第2実施例では、順次に重なり合う層構成間の待ち時間が長くなり、また負圧装置7の切り替え時の時間間隔が短くなるという特徴がある。
ステップS4において、収容装置14をローディング位置からアンローディング位置に移動する。このアンローディング位置において、収容装置14は、チャンバ10の上方に配置する。負圧装置7の負圧をステップS5で減少させ、これにより、研削粒子が収容開口から釈放され、基材3上又は内部に落下する。収容開口から研削粒子を釈放するのは、圧縮空気衝撃によって増強させることができる。圧縮空気衝撃の大きさが大きいほど、基材3上又は内部への研削粒子の幾何学的配置は向上される。
ステップS6において、収容装置14をアンローディング位置からローディング位置に、又はそれ以上研削粒子を位置決めすることがない場合には初期位置に移動する。基材3及び研削粒子は、ステップS7で、例えば、スタンパにより圧密化する。
ステップS8において他の層を構成するか否かをチェックする。他の層を構成する場合(ステップS8における「はい」)には、調整可能なプラットホーム13をステップS9で、好ましい層厚分だけ方向11の下方にシフトさせ、他層用の基材3を堆積させる。この方法は、ステップS2に戻って継続させる。これ以上構成すべき層がない場合(ステップS8における「いいえ」)には、この方法を終了する。
1 (研削粒子位置決め)装置
2a〜2c 研削粒子
3 基材
4 収容装置
5a〜5c 収容開口
6a〜6c 接続導管
7 負圧装置
8a〜8c バルブ装置
9 制御装置
10 チャンバ
11 移動方向
12 プラットホーム
14 収容装置
15 第1プレート
16 第2プレート
17 固定装置
18 第1収容開口
19 第2収容開口
20 第1接続チャネル系統
21 第1接続素子
22 第1接続導管
23 接続導管
24 第1バルブ装置
25 接続チャネル
26 接続チャネル
27 接続チャネル
28 第2接続チャネル系統
29 第2接続素子
30 第2接続導管
31 接続導管
32 第2バルブ装置
33 接続チャネル
34 接続チャネル
35 接続チャネル
40 研削粒子
41 研削粒子

Claims (10)

  1. 研削粒子(2a〜c;40,41)を収容装置(4;14)に位置決めする装置(1)であって、前記収容装置(4;14)には、第1研削粒子(2a;40)を収容する第1収容開口(5a;18)及び第2研削粒子(2b;41)を収容する第2収容開口(5b;19)を設け、また保持力を発生する保持力発生装置(7)により研削粒子(2a,2b;40,41)に固定する装置において、第1収容開口(5a;18)に第1研削粒子(2a;40)を固定する保持力を、第2収容開口(5b;19)に第2研削粒子(2b;41)を固定する保持力とは独立して調整可能にし
    前記第1収容開口は、複数個の収容開口で構成された第1グループの収容開口(18)であり、前記第2収容開口は、複数個の収容開口で構成された第2グループの収容開口(19)である、装置。
  2. 請求項1記載の装置において、前記収容装置(4;14)は、他の研削粒子(2c)を収容する他の収容開口(5c)を有し、前記保持力発生装置(7)は、前記他の研削粒子(2c)を前記他の収容開口(5c)に固定する保持力を生ずるようにした、装置。
  3. 請求項2記載の装置において、前記他の研削粒子(2c)を他の収容開口(5c)に固定する保持力は、第1収容開口(5a;18)における保持力、及び第2収容開口(5b;19)における保持力とは独立して調整可能にした、装置。
  4. 請求項2記載の装置において、前記他の研削粒子(2c)を前記他の収容開口(5c)に固定する保持力は、第1収容開口(5a;18)における保持力と一緒に、又は第2収容開口(5b;19)における保持力と一緒に制御可能にした、装置。
  5. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載の装置において、前記保持力発生装置は、収容開口(5a,5b,5c;18,19)に保持力を発生する負圧装置(7)を有する構成とした、装置。
  6. 請求項記載の装置において、前記第1収容開口(5a)又は前記第1グループの収容開口(18)を前記負圧装置(7)に接続する第1接続導管(6a;23)、及び前記第2収容開口(5b)又は前記第2グループの収容開口(19)を前記負圧装置(7)に接続する第2接続導管(6b;31)を設けた、装置。
  7. 請求項記載の装置において、前記第1収容開口(5a)又は前記第1グループの収容開口(18)は第1バルブ装置(8a;24)によって、また及び前記第2収容開口(5b)又は前記第2グループの収容開口(19)は第2バルブ装置(8b;32)によって、互いに独立して調整可能にした、装置。
  8. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載の装置において、収容装置(14)は、収容開口(18,19)を有する収容プレート(15)と、接続プレート(16)とを有し、前記接続プレート(16)は、固定装置(17)により前記収容プレート(15)に圧力密になるよう連結可能にした、装置。
  9. 請求項記載の装置において、前記接続プレート(16)は、前記第1収容開口(18)を第1接続素子(21)に接続する第1接続チャネル系(20)と、前記第2収容開口(19)を第2接続素子(29)に接続する第2接続チャネル系(28)を有する構成とした、装置。
  10. 請求項記載の装置において、前記収容プレート(15)は、前記第1収容開口(18)を第1接続素子(21)に接続する第1接続チャネル系と、前記第2収容開口(19)を第2接続素子(29)に接続する第2接続チャネル系を有する構成とした、装置。
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