JP5852064B2 - 車両検知用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、料金所などで車両を検知する装置の制御に関する。
有料道路の料金所などの施設において、車両の通過、進入、退出などを検知するために、車両検知センサが設置されている。車両検知センサの一例として、投受光器を用いた装置が挙げられる。投受光器は、車線を挟んで両側にそれぞれ設置される投光器と受光器によって構成される。車線に車両が存在しない場合には、投光器が出力した光線が受光器によって検知される。この場合、車両検知センサは、車両が存在しないと判定する。車線に車両が存在する場合は、投光器が出力した光線が車両によって遮られるため受光器によって検知されない。この場合、車両検知センサは、車両が存在すると判定する。
以下、車両検知センサの具体例を挙げて、本願発明の背景技術について説明する。図1〜図4は、背景技術(本願発明を理解しやすくするための参考技術であり、必ずしも公知技術であるとは限らない)を示す図面である。図1は、車両検知センサ2の一例を示す斜視図である。車両検知センサ2は、車線Rを挟んで幅方向の両側にそれぞれ設置される第1筺体3と第2筺体4とを備える。第1筺体3には、鉛直方向に並んで複数の投光器5が配置される。
図2は、第2筺体4の正面図である。第2筺体4に、鉛直方向に並んで複数の受光器6が設置される。複数の投光器5と、複数の受光器6は、光線7の光軸によって一対一に対応付けられるように設けられる。すなわち、同じ高さに配置された一対の投光器5と受光器6によって、一つの投受光器が構成される。
各投受光器において、投光器5が出力する赤外線などの光線7は、受光器6によって検知される。投光器5が出力する光線7が車線R上の車両1によって遮られている場合、受光器6は光線7を検知しない。このような状態の投受光器を、光線7が光軸上のいずれかの位置で遮られているという意味で、以下「遮光光軸」と呼ぶ。図2の例では、投受光器の下側の一部分が車両1によって遮光されている。その結果、複数の受光器6のうち、遮光された受光器6−1は、光線7を検知しない。
複数の受光器6の各々は、光線を検知したか否かを示す検知信号を車両検知用制御装置8に出力する。第1筺体3、第2筺体4、及び車両検知用制御装置8によって車両検知システムが構成される。車両検知用制御装置8は、複数の投受光器の各々から受信した検知信号に基づいて、車両1を検知したか否かを判定し、判定結果を車線サーバ等の上位機器や、収受員ブースに設置される監視盤等に出力する。
図1、図2の例では第1筺体3に投光器5が設けられ、第2筺体4に受光器6が設けられているが、このような配置でなくてもよい。例えば、第1筺体3に投光器5と受光器6が交互に並ぶように設けられてもよい。その場合、第2筺体4には、第1筺体3の投光器5、受光器6と投受光器を形成するように受光器6と投光器5が交互に設けられる。
図1においては、車両検知用制御装置8が第1筺体3、第2筺体4と別の筺体に収納されて路側のアイランドに設置されている。しかしながら、車両検知用制御装置8は第1筺体3、第2筺体4のいずれかの内部に設置されてもよいし、車線サーバ等の機器の内部に設置されてもよい。
このような車両検知センサ2において、投光器5又は受光器6に障害物(雪、ごみ、虫など)が付着する場合が考えられる。図3は、受光器6のうちの一つに障害物9が付着し、遮光された受光器6となった状態を示す。このような状況においては、車線Rに車両1が存在しなくても、受光器6は、光線7が遮光されていることを示す信号を出力する。その結果、車両検知センサ2が誤って車両1の存在を検知する場合がある。このような誤検知を避ける技術が望まれる。
車両1と、ごみ等の付着物とを区別するために、光線7が遮光されている時間に基づいて判別するという方法が考えられる。料金所などの車両1は、車線Rの上流側から下流側へ移動する。そのため、車両検知センサ2に検知された車両1は、ある程度の時間後に、車両検知センサ2から走り去ると考えられる。それに対して、投光器5や受光器6に障害物9が付着した場合は、長時間遮光が続く可能性がある。
図4は、光線7の遮光時間に基づいて車両検知用制御装置8が実行する障害物判別方法の一例を示す。車両検知センサ2が車両検知動作を行っているとき、ある時点において、複数の受光器6のうちのいずれかが光線7の遮光を検知したものとする(ステップS101)。遮光が検知されると、その時点から遮光が継続している時間Tonの測定が開始される(ステップS102)。
車両検知センサ2が備える複数の投受光器のうち、遮光を検知した投受光器の数を示す遮光光軸数が、予め設定された値N(Nは、1以上の整数)以下である場合には、待機処理を行う(ステップS103No)。遮光光軸数がNを超えた場合は(ステップS103Yes)、車両1が進入したと判定し(ステップS104)、車両検知信号をオンにして、車両検知用制御装置8に出力する(ステップS105)。
次に、遮光の原因を判定するために、遮光時間Tonを、予め設定された(例えば車両検知用制御装置8の記憶装置に記憶された)閾値Tshと比較する。遮光時間Tonが閾値Tsh以下のとき(ステップS106No)、車両検知センサ2の遮光光軸数を確認する(ステップS107)。遮光光軸数がゼロでなければ、すなわちいずれかの受光器6が遮光を検知していれば、ステップS106に処理を戻す(ステップS107No)。遮光光軸数がゼロであれば(ステップS107Yes)、比較的短時間(Tsh以下)のうちに遮光光軸の光線7が検知できるようになったため、遮光の原因が障害物ではなかったと判定する。この場合、車両が退出して遮光光軸がゼロになったと判定し(ステップS108)、車両検知信号をオフにして、車両検知用制御装置8に出力する(ステップS109)。
ステップS106において、遮光時間Tonが閾値Tshを上回っていた場合、その光軸は長時間遮光光軸と判定される(ステップS110)。長時間遮光光軸においては、車両1ではなく、ごみ等の障害物が光線7を遮っていると考えられる。この場合、該当するセンサ光軸が切り離される(ステップS111)。すなわち、車両検知用制御装置8は、Ton>Tshと判定された投受光器を特定する識別子を車線サーバ等の上位機器に出力すると共に、その投受光器の検知信号を、それ以降の車両検知において使用しないように設定する。その後、車両検知用制御装置8は車両検知信号をオフする。上位機器は、車両検知信号のオフによって、車線Rに車両1が存在しないと判断する(ステップS112)。
以上のような処理により、ある程度の長期間、投受光器の光線7が遮光されている場合には、車両1ではなく障害物9が原因であると判定される。従って、障害物と区別して車両を適切に検知することが可能である。
特許文献1は、投受光器を用いた車両検知器の一例を示す。
特開平10−334294号公報
しかしながら、渋滞が多い料金所などに適用する場合、以上に説明した参考技術には、更に検知精度を向上する余地がある。交通渋滞などによって車両の進行速度が遅くなっている場合、車両1が比較的長時間、車両検知センサ2の光線を遮る場合が考えられる。そのような場合、図4に示した車両検知方法において、車両1を誤って障害物9であると判定する可能性がある。
参考技術において、閾値Tshを非常に長い値に設定すれば、渋滞の場合であっても車両1を誤って障害物9であると判定することを防ぐことができる。しかしながら、そのような場合、2台の車両が短い車間距離で近接走行していると、2台目の車両に対する課金処理ができなくなる可能性がある。従って、閾値Tshを非常に長い値に設定することは望ましくない。
渋滞が発生した場合のように車両1の流れが遅い場合であっても、より正確に車両1と障害物9を識別できる技術が望まれる。
本発明の一側面において、車両検知用制御装置は、投光器が出力した光線を受光器で検知する投受光器が鉛直方向に複数並んで配置された車両検知センサから、複数の投受光器の各々において受光器が光線を検知したか否かを示す検知信号を受信する受信部と、検知信号に基づいて、光線が遮光されている時間が第1の閾値を超えた少なくとも1カ所の長時間遮光領域が発生したことを検知したとき、遮光原因判定処理を開始する遮光原因判定部とを備える。遮光原因判定部は、遮光原因判定処理において、複数の投受光器のうち、長時間遮光領域の両側にそれぞれ隣接する2個の隣接投受光器の両方において前記光線が遮光されているとき、車両が存在することを示す車両判定情報を出力する。
本発明の他の側面において、車両検知方法は、投光器が出力した光線を受光器で検知する投受光器が鉛直方向に複数並んで配置された車両検知センサから、複数の投受光器の各々において受光器が光線を検知したか否かを示す検知信号を受信するステップと、検知信号に基づいて、光線が遮光されている時間が第1の閾値を超えた少なくとも1箇所の長時間遮光領域が発生したことを検知したとき、遮光原因判定処理を開始するステップとを備える。遮光原因判定処理を開始するステップは、複数の投受光器のうち、長時間遮光領域の両側にそれぞれ隣接する2個の隣接投受光器の両方において光線が遮光されているとき、車両が存在することを示す車両判定情報を出力するステップを備える。
本発明により、投受光器を用いた車両検知センサにおいて、障害物と区別して車両を適切に検知することを可能とする技術が提供される。
図1は、車両検知センサの斜視図である。 図2は、第2筺体の正面図である。 図3は、障害物が付着した受光器を示す。 図4は、障害物判別方法の一例を示す。 図5は、制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 図6は、第1筺体の構成を示す。 図7は、遮光原因判定処理のフローチャートである。 図8は、特殊形状車両の車両検知を示す。
以下、本願添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図5は、本実施形態における車両検知用制御装置8が備える機能ブロックを示す。車両検知用制御装置8は、受信部11と、遮光原因判定部12と、遮光領域幅設定部13と、判定時間変更部14とを備える。
受信部11は、車両検知センサ2が備える複数の投受光器の各々において、投光器5が出力した光線7を受光器6が検知したか否かを示す検知信号を受信する。遮光原因判定部12は、受信した検知信号に基づいて、遮光の原因が車両1であるか、それ以外の障害物9であるかを判定する。判定結果は、車線サーバ等の上位装置や、収受員ブースの監視盤に送信される。遮光領域幅設定部13は、監視盤等の機器への入力操作に応答して、後述する遮光領域の幅を設定する。判定時間変更部14は、監視盤等の機器への入力操作に応答して、後述する判定時間を設定する。これらの各機能ブロックは、車両検知用制御装置8が備えるコンピュータにおいて、CPUが記憶装置に格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現可能である。
図6は、第1筺体3の構成を示す。第1筺体3は、図1で既に描いたように、鉛直方向に並んで配置された複数の投光器5を備える。一方、第2筺体4は、図2で説明した構成を備える。
図6に示した領域20は、遮光領域幅設定部13が設定する遮光領域幅によって決定される領域の一例を示す。領域20は、単一の投受光器、又は、各投受光器の位置を基準として、(飛び飛びではなく)上下方向に連続して並ぶ複数の投受光器によって定義される領域であり、障害物によって遮光される可能性がある幅に基づいて定められる。

例えば、雪が多い地域に設置される車両検知センサ2においては、雪片は小さいため、車両検知センサ2の一つの光軸(一対の投受光器の光軸)が領域20として設定される。あるいは、紙片などの比較的大きい障害物が多い地域では、連続した幾つかの光軸が遮られる可能性があるため、複数の光軸(連続するM個の投受光器の光軸、Mは1以上の整数)が領域20として設定される。図6の例では、M=3、すなわち各投受光器の位置を基準としてその上下に隣接する投受光器を含めた3つの投受光器によって領域20が設定される。
一つの領域20が含む投受光器の数Mは、これらに限られず、2又は4以上でもよい。遮光領域幅設定部13は、例えば収受員ブースの監視盤に対する入力操作に基づいて、これらの領域20の幅を設定する。
図6に示した下側隣接投受光器21と上側隣接投受光器22は、遮光された領域20の下側と上側にそれぞれ隣接する投受光器を示す。これらの投受光器の検知結果も、遮光原因判定処理に用いられる。
判定時間変更部14は、障害物による遮光の可能性があると判定する基準となる閾値Tsh1(以下、第1の閾値と呼ぶ)を設定する。この第1の閾値Tsh1は、図4のステップS106における閾値Tshに相当する値である。第1の閾値Tsh1は、渋滞が多発する料金所など、車両1の流れが滞る傾向がある箇所に設置された車両検知センサ2について、大きい値に設定される。判定時間変更部14は、例えば収受員ブースの監視盤に対する入力操作に応答して、第1の閾値Tsh1を設定する。
Tsh1は、具体的には例えば720msに設定される。この値は、一般的な普通乗用車(車長4m)がETC車線を20km/hで通過するのに要する時間である。実際には、現地の状況により、車長、車速、信号が変わる時間などが違うため、閾値Tsh1は現地の状況に応じて適宜、設定される。しかしながら一般的には、100msから1000ms程度の値に設定されることが多いと考えられる。
判定時間変更部14は更に、時間帯に応じて第1の閾値Tsh1を変更することも可能である。例えば、朝夕に渋滞が多発し、日中は交通量が減るなど、時間帯によって交通量が大きく変動する料金所の場合、時間帯に応じて第1の閾値Tsh1が変更される。予め設定された朝の時間帯と夕方の時間帯においては、第1の閾値Tsh1が大きい値に設定される。それ以外の時間帯においては、渋滞が発生しない場合の車両1の通行速度に基づいて、第1の閾値Tsh1が小さい値に設定される。判定時間変更部14は、内蔵する時計が出力する時刻に基づいて、第1の閾値Tsh1の変更を自動的に行うことができる。
図7を参照して、遮光原因判定処理について説明する。ステップS1からS9までは、図4のステップS101からS109までとそれぞれ同じ処理が行われる。但し、ステップS3において遮光光軸数の判定基準となる値Nは、遮光領域幅設定部13が設定した値であり、ステップS3では、連続して並ぶN個の投受光器の全てが遮光光軸となったか否かが判定される。
ステップS6において、少なくとも1カ所の遮光領域(ステップS3において遮光が検知された領域20)において遮光が検知された時間が第1の閾値Tsh1を上回った場合(ステップS6Yes)、遮光原因判定部12は、長時間遮光領域が発生したことを検知し、ステップS10からS18までの遮光原因判定処理を開始する。この遮光原因判定処理は、ステップS6においてYesと判定された全ての遮光光軸(あるいは、ステップS6においてYesと判定された全ての連続遮光領域(連続するN個以上の投受光器の全てが遮光光軸となった領域))に対して個別に行われる。
ステップS10において、遮光原因判定部12は、長時間遮光領域の両側にそれぞれ隣接する2個の投受光器(下側隣接投受光器21と上側隣接投受光器22)のセンサ状態を確認する(ステップS10)。下側隣接投受光器21と上側隣接投受光器22の両方が遮光されていた場合、障害物が大きいため、車両1が存在していると判定する。この場合、遮光原因判定部12は、渋滞等によって車両1が車両検知センサ2の位置に長時間滞在している可能性を示す車両判定情報を出力し、(ステップS11)、ステップS7の処理に移行する。
ステップS10において、2つの隣接投受光器(下側隣接投受光器21と上側隣接投受光器22)の一方が遮光され、もう一方が非遮光(受光器6が光線7を検知している状態)である片側遮光が検知された場合、ステップS12の処理に移行する。ステップS12において、非遮光であった側の隣接投受光器の検知状態が、第2の閾値Tsh2の期間、監視される。第2の閾値Tsh2は、例えば収受員ブースに設置された監視盤に対する入力操作によって設定される。更に、第1の閾値Tsh1と同様に、時間帯によって自動的に値を変更してもよい。
Tsh2は、具体的には例えば60sに設定される。この値は、信号が変わる時間を1分(60s)と仮定した値である。この値も、Tsh1と同様に、現地の状況により適宜、設定される。しかしながら一般的には、10sから100s程度の値に設定されることが多いと考えられる。
遮光原因判定部12は、片側遮光が検知された場合、隣接投受光器が非遮光である時間Toffと第2の閾値Tsh2とを比較する。Toff≦Tsh2の場合、すなわちTsh2以内に非遮光光軸が遮光された場合(ステップS12No)、車両1が進入したと判定し、車両判定情報を出力する(ステップS11)。Toff>Tsh2の場合、遮光原因が障害物である可能性があると判定して障害物判定情報を出力し(ステップS12Yes)、ステップS14の処理に移行する。
ステップS10において両側受光状態(2つの隣接投受光器の両方が非遮光)と判定された場合、小さい物体によって車両検知センサ2が遮光されていると考えられる。このような場合、図3に示したように雪、ごみ、虫などの小さい障害物が遮光原因である可能性がある。そのため、このような場合に障害物判定情報を出力してもよい。
しかしながら、ステップS10で両側受光状態の場合、図8に示すように、カーキャリア等の特殊形状車両23が原因である可能性も考えられる。カーキャリア等の特殊形状車両23においては、キャリアがフレーム24によって構成されるため、例えばフレーム24を形成する梁状の部材の太さ程度の比較的小さい幅で、車両検知センサ2を遮光する場合がある。
このような特殊形状車両23と障害物9との判別を行うため、ステップS14、S15の処理が実行される。ステップS14において、車両検知センサ2における遮光光軸数の確認が行われる。遮光光軸数が所定の数n(nは、予め設定された2以上の整数)以上であった場合(ステップS14No)、図8に示す遮光された受光器6−1のように互いに離れた複数の遮光光軸があるため、カーキャリア等の特殊形状車両23が存在すると判定する(ステップS15)。遮光光軸数がnを下回っていた場合(ステップS14Yes)、車両1ではなく、ごみ、雪、虫などの障害物9が遮光していると判定する(ステップS16)。
車両検知用制御装置8は、障害物によって遮光されていると判定されたセンサ光軸を切り離し、それ以降の車両検知において使用しないように設定する(ステップS17)。その後、車両検知用制御装置8は車両検知信号をオフする。上位機器は、車両検知信号のオフによって、車線Rに車両1が存在しないと判断する(ステップS18)。
1 車両
2 車両検知センサ
3 第1筺体
4 第2筺体
5 投光器
6 受光器
6−1 受光器
7 光線
8 車両検知用制御装置
9 障害物
11 受信部
12 遮光原因判定部
13 遮光領域幅設定部
14 判定時間変更部
20 領域
21 下側隣接投受光器
22 上側隣接投受光器
23 特殊形状車両
24 フレーム
R 車線

Claims (7)

  1. 投光器が出力した光線を受光器で検知する投受光器が鉛直方向に複数並んで配置された車両検知センサから、前記複数の投受光器の各々において前記受光器が前記光線を検知したか否かを示す検知信号を受信する受信部と、
    前記複数の投受光器のうち、前記光線が遮光されている時間が第1の閾値を超えた、単一の又は上下方向に連続して並ぶ所定数の投受光器として定義される長時間遮光領域が少なくとも1カ所発生したことを前記検知信号に基づいて検知したとき、遮光原因判定処理を開始する遮光原因判定部とを具備し、
    前記遮光原因判定部は、前記遮光原因判定処理において、前記複数の投受光器のうち、前記長時間遮光領域の両側にそれぞれ隣接する2個の隣接投受光器の両方において前記光線が遮光されているとき、車両が存在することを示す車両判定情報を出力する
    車両検知用制御装置。
  2. 請求項1に記載された車両検知用制御装置であって、
    前記遮光原因判定部は更に、前記遮光原因判定処理において、前記隣接投受光器の一方において前記光線が遮光され、且つ他方において前記光線が遮光されていない片側遮光を検知した場合、第2の閾値以内の時間に前記隣接投受光器の両方が遮光されたときに前記車両判定情報を出力し、前記第2の閾値を超えて前記片側遮光が続いた場合に車両でない障害物が存在することを示す障害物判定情報を出力する
    車両検知用制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載された車両検知用制御装置であって、
    前記遮光原因判定部は更に、前記遮光原因判定処理において、前記少なくとも1箇所の長時間遮光領域のうち、前記隣接投受光器の両方において前記光線が遮光されていない両側受光領域が所定の数を下回る場合に、車両でない障害物が存在することを示す障害物判定情報を出力し、前記両側受光領域が前記所定の数以上の場合に、特殊形状の車両が存在することを示す特殊形状車両判定情報を出力する
    車両検知用制御装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載された車両検知用制御装置であって、
    前記少なくとも1箇所の長時間遮光領域の各々は、前記複数の投受光器のうちの連続してM個(Mは1以上の整数)並んだ投受光器によって定義され、
    更に、受信した信号に基づいて前記Mの値を設定する遮光領域幅設定部を具備する
    車両検知用制御装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載された車両検知用制御装置であって、
    更に、前記第1の閾値を時間帯に応じて変更する判定時間変更部を具備する
    車両検知用制御装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載された車両検知用制御装置と、
    前記車両検知センサ
    とを具備する車両検知システム。
  7. 投光器が出力した光線を受光器で検知する投受光器が鉛直方向に複数並んで配置された車両検知センサから、前記複数の投受光器の各々において前記受光器が前記光線を検知したか否かを示す検知信号を受信するステップと、
    記複数の投受光器のうち、前記光線が遮光されている時間が第1の閾値を超えた、単一の又は上下方向に連続して並ぶ所定数の投受光器として定義される長時間遮光領域が少なくとも1カ所発生したことを前記検知信号に基づいて検知したとき、遮光原因判定処理を開始するステップとを具備し、
    前記遮光原因判定処理を開始するステップは、前記複数の投受光器のうち、前記長時間遮光領域の両側にそれぞれ隣接する2個の隣接投受光器の両方において前記光線が遮光されているとき、車両が存在することを示す車両判定情報を出力するステップを具備する
    車両検知方法。
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