JP5850258B2 - ラゲッジボード - Google Patents

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Description

本発明は、ラゲッジボードに関する。
従来、ラゲッジボードとして、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のラゲッジボードは、基板(ボード部材)の荷物載置面に、車両前後方向に延在して荷物を支持するレール(支持部材)を、車幅方向に適宜間隔をおいて複数設置することにより構成されている。
このレールは、車両前後方向に延在しアルミニウムやステンレスで形成される滑動部材としての硬質モールと、この硬質モールを車幅方向に傾倒可能に支持する弾性体としてのラバーと、を備えている。そして、レールは、ラバーに設けられた脚部が基板に設けられた係合穴に係着されることで、基板に対して取り付けられている。
特開2007−302105号公報
ところで、近年、本願技術分野においては、燃費向上やコスト低減等を目的として、搭載部品の軽量化や部品単価の低減が要請されている。そこで、本願出願人は、支持部材を、一般的に金属製の部材より軽量かつ安価な樹脂製の部材とするものを開発した。
しかしながら、樹脂製の支持部材の構成を採用した場合において、長尺状の支持部材をボード部材に対して少なくとも2箇所で締結しようとすると、締結力により支持部材がその長手方向において変形することがあった。このため、支持部材の変形を抑制することにより、ラゲッジボードの見栄えが損なわれる事態の発生を抑制するという点において、改善の余地があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、支持部材の変形を抑制し、見栄えのよいラゲッジボードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のラゲッジボードは、車両の荷室フロアに配設されるラゲッジボードであって、一の板面が前記荷室における荷物載置面を構成するボード部材であって、前記一の板面を構成する表皮材と、前記一の板面に開口する少なくとも2つの貫通孔と、を有するボード部材と、前記荷物載置面に載置される荷物を支持する樹脂製の支持部材であって、前記ボード部材における前記一の板面側に配されるとともに2つの前記貫通孔に跨がるようにして長尺状に延設される本体部と、前記本体部に設けられるとともに2つの前記貫通孔の各々を介してそれぞれ前記ボード部材に対して締結される2つの被締結部と、を有する支持部材と、を備え、前記支持部材には、2つの前記被締結部の間において前記被締結部の各々に近接する位置に、それぞれ前記本体部から前記ボード部材側に突出する2つの突出部が設けられており、前記突出部が、前記貫通孔の孔縁部に当接するものとされており、前記ボード部材には、前記本体部に沿って形成されるとともに、2つの前記貫通孔の間において前記表皮材を前記一の板面側から凹ませてなる凹部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、長尺状の本体部を有する樹脂製の支持部材をボード部材に対して少なくとも2箇所で締結する構成のラゲッジボードにおいて、本体部が長手方向において変形することを抑制することができ、支持部材の変形に起因してラゲッジボードの見栄えが損なわれる事態の発生を抑制することができる。
具体的には、樹脂製の支持部材をボード部材に対して締結する構成のラゲッジボードにおいては、支持部材を締結する締結力により、ボード部材を板厚方向に圧縮する方向に力が作用する。すると、貫通孔の孔縁部においてボード部材が圧縮する方向に変形し、当該ボード部材の変形に追随する形で、支持部材の本体部が被締結部の近傍においてボード部材側に変形する虞がある。さらに、支持部材が少なくとも2つの被締結部を有する構成のラゲッジボードにおいては、被締結部から離れた部分では、締結力による作用が小さくなるため、表皮材から本体部への反作用により、当該2つの被締結部の近傍に比べて本体部のボード部材側への変形が小さくなる虞がある。すると、支持部材の本体部は、2つの被締結部の近傍においてはボード部材側へ変位するとともに、2つの被締結部の間の部分においてはボード部材側への変位が被締結部近傍より小さくなり、その長手方向においてボード部材側への変形が発生する事態が想定される。
一方、本発明では、支持部材には、2つの被締結部の間において被締結部に近接する位置に、貫通孔の孔縁部に当接する突出部が設けられている。このため、貫通孔の孔縁部においてボード部材が圧縮する方向に変形する場合であっても、ボード部材と本体部との間を突出部で埋めることができ、2つの被締結部の近傍における本体部のボード部材側への変位を抑制することができる。また、本発明では、ボード部材には、本体部に沿って形成されるとともに、2つの貫通孔の間において表皮材を一の板面側から凹ませてなる凹部が設けられている。このため、本体部における2つの被締結部の間の部分において、本体部と表皮材とが当接する面積を小さくすること等により表皮材から本体部への反作用を小さくすることができ、2つの被締結部の間の部分におけるボード部材側への変位を被締結部の近傍と同等とすることができる。この結果、支持部材の本体部が、その長手方向においてボード部材側へ変形することを抑制することができる。
上記構成において、前記被締結部は、前記本体部に立設された取付ボスとされており、前記突出部は、前記取付ボスと一体的に設けられるとともに、2つの前記取付ボスのうち一方の前記取付ボスから他方の前記取付ボスに向かって延設されるリブ状をなすものとすることができる。
このような構成によれば、突出部が取付ボスと一体的に設けられるから、突出部を確実に貫通孔の孔縁部に当接させることができる。また、突出部が一方の取付ボスから他方の取付ボスに向かって延設されるから、より一層好適に、本体部がその長手方向に変形することを抑制することができる。
上記構成において、前記凹部は、前記ボード部材において、前記突出部と重ならない位置に設けられているものとすることができる。
このような構成によれば、凹部と突出部とが干渉する事態の発生を抑制することができ、確実に、ボード部材と本体部との間を突出部で埋めることができる。
上記構成において、前記支持部材には、2つの前記突出部の間において、2つの前記突出部を連結する連結リブが設けられているものとすることができる。
このような構成によれば、2つの突出部の間における本体部の剛性を高めることができ、より一層、本体部がその長手方向においてボード部材側へ変形することを抑制することができる。
本発明によれば、支持部材の変形を抑制し、見栄えのよいラゲッジボードを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るデッキボードを示す斜視図 ボード部材に対する支持部材の取付構造を示す分解斜視図 ボード部材に対して取り付けられた支持部材を示す断面図(図1のA−A線断面図) 図3の端部に位置する取付ボス近傍を拡大して示す拡大断面図 図3の中央部に位置する取付ボス近傍を拡大して示す拡大断面図 支持部材を裏面側から示す斜視図 図6の端部および中央部に位置する取付ボス近傍を拡大して示す拡大斜視図 表皮材に対して係止された位置決め突起を示す拡大断面図 本発明の実施形態2に係る支持部材を裏面側から示す斜視図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。図1は、ハッチバックやステーションワゴンなど後部ドア(図示せず)を有する車両10を斜め後方から見た斜視図である。車両10のリアシート15の車両後方には、荷室13が形成されている。荷室13のフロア13Aには、本実施形態のデッキボード20(ラゲッジボード)が配設されている。さらに荷室13の車両後方には、後部開口14が形成されており、この後部開口14を通じて荷室13に荷物が搬入される。また、後部ドアを閉じることで、後部開口14を閉止可能となっている。
リアシート15は、着座者(図示せず)の背中や腰を受けるシートバック16、着座者の頭部を受けるヘッドレスト17などを備えている。また、リアシート15には、シートバック16の傾きを自在に調整するためのリクライニング装置(図示せず)が設けられ、シートバック16を車両前方に倒すことにより荷室13のスペースを拡張できる構成となっている。なお、シートバック16を車両前方に倒した状態(図示せず)では、シートバック16の背面と、デッキボード20の荷物載置面21とがほぼ面一となるように設定されている。
デッキボード20は、図1に示すように、平面視矩形の板状をなし、フロア13Aに凹設された収容部19を覆うように水平姿勢で配置されている。本実施形態では、車両前後方向に並んで2枚のデッキボード20,20が配置されており、それぞれ車両前側に配されるフロント側デッキボード20Aと、車両後側に配されるリア側デッキボード20Bとされている。フロント側デッキボード20Aとリア側デッキボード20Bは、同様の構成とされており、以下の説明では、フロント側デッキボード20Aについて説明する。
フロント側デッキボード20Aは、図1に示すように、上側の板面である上面30A(一の板面、図2にて示す)が荷室13における荷物載置面21を構成するボード部材30と、荷物載置面21に載置される荷物を支持する樹脂製の支持部材40とを備えている。荷物載置面21は、フロント側デッキボード20Aが水平姿勢で配置された状態で、上方を向く面とされている。また、フロント側デッキボード20Aには、車両後方の端部にストラップ22が設けられており、使用者は、このストラップ22を引っ張ることで、フロント側デッキボード20Aを持ち上げることが可能となっている。
ボード部材30は、図3に示すように、板状をなす基材31と、基材31の表裏両面をそれぞれ覆う形で設けられる補強部材32A,32Bと、補強部材32A,32Bの表面をそれぞれ覆う形で設けられる上面側表皮材33(表皮材)及び下面側表皮材34と、で構成されている。そして、ボード部材30には、図2に示すように、上面30Aに開口する複数の貫通孔35と、車両前後方向に隣接する貫通孔35,35の間において上面側表皮材33を上面30A側から凹ませてなる凹部36と、が形成されている。ボード部材30の各部について、続いて説明するとともに、凹部36については、後に詳述する。
基材31は、アクリロニトリルスチレン共重合体等の樹脂を発泡してなる発泡基材とされている。補強部材32A,32Bは、ガラス繊維を含有した樹脂(ポリプロピレン等)からなる面材とされている。なお、補強部材32A,32Bは、例えば、接着剤や溶着など(図示せず)によって基材31に固着されている。このような構成により、デッキボード20の軽量化を図りつつ、デッキボード20に十分な強度を付与することができる。
上面側表皮材33は、合成繊維(ポリエステル等)からなり、ニードルパンチング処理が施された不織布とされている。この上面側表皮材33は、空隙を含む嵩高な構成とされており、クッション性(耐圧縮性、弾力性)を有する。下面側表皮材34は、合成樹脂製の面材とされている。なお、上面側表皮材33及び下面側表皮材34は、例えば、接着剤や溶着など(図示せず)によって補強部材32A,32Bに固着されている。
上面側表皮材33は、図3に示すように、ボード部材30の上面30Aを構成するものとされている。なお、上面30Aは、後述する支持部材40とともに、荷室13における荷物載置面21を構成するとともに、デッキボード20の意匠面をなす。
貫通孔35は、図2に示すように、車両前後方向に3つ並んで形成されている。本実施形態では、これらの車両前後方向に並んだ3つの貫通孔35を介して、1つの支持部材40が、ボード部材30に対して取り付けられる構成とされている。そして、車両前後方向に並んだ3つの貫通孔35の列が、車幅方向に4列並列して形成されている。つまり、本実施形態では、12個の貫通孔35が碁盤目状に配置されている。
貫通孔35は、図3に示すように、ボード部材30の板厚がその周囲の部分より小さいものとされてなる薄肉部30Cに設けられている。薄肉部30Cは、ボード部材30の下面30Bがその周囲の面より凹むようにして形成されている。このような構成により、支持部材40にネジ部材50を締結した状態で、ネジ部材50の押さえ部52がボード部材30の下面30Bより下方に突出することがなく、押さえ部52が他の部材と干渉する事態の発生を抑制することができる。
一方、貫通孔35は、図2に示すように、支持部材40が取り付けられる前の状態においては、その上面30A側の孔縁部35Aが上面30Aのその他の面と面一状をなす。言い換えれば、薄肉部30Cは、ボード部材30の上面30Aにおいては、孔縁部35Aがその周囲の面より凹む構成とはされていない。
支持部材40は、図3に示すように、ボード部材30における上面30A側に配されるとともに車両前後方向に並ぶ3つの貫通孔35に跨がるようにして長尺状に延設される本体部41と、本体部41に設けられるとともに3つの貫通孔35の各々を介してそれぞれボード部材30に対して締結される3つの取付ボス42(被締結部)と、を有する。そして、支持部材40には、隣接する2つの取付ボス42,42の間においての各々に近接する位置に、それぞれ本体部41からボード部材30側に突出する突出部45が設けられている。
支持部材40は、ポリプロピレン等の合成樹脂製とされている。具体的には、支持部材40は、アルミニウム等の金属を混入、蒸着、塗装等して金属調に加飾処理された基部と、黒系色に着色処理された着色部とで二色成形されている。着色部は、基部の表面41A(意匠面)側に、その幅方向における中央部においてライン状に延びる構成とされている。本実施形態では、図1に示すように、基部に配されたライン状の着色部を有する長尺状の本体部41が、車幅方向に複数並列する外観を呈し、極めて審美性に優れた意匠が実現される。支持部材40の各部について、続いて説明するとともに、突出部45については、後に詳述する。
本体部41は、平面視細長い矩形状をなし、図6に示すように、ボード部材30側の裏面41Bが平面状とされている。本体部41は、幅方向(車両幅方向)における断面視にて、裏面41B側を長底辺とする略台形状をなしている。また、本体部41は、図3に示すように、長手方向(車両前後方向)における両端部が、端部に向かうにつれて薄肉になるものとされている。つまり、本体部41は、支持部材40をボード部材30に取り付けた状態で、その周端部がボード部材30からなだらかに立ち上がり、ボード部材30の上面30Aから上方に突出する構成とされている。このような構成により、支持部材40とボード部材30との境界に、例えば荷物の引っ掛かりとなるような段差が生じ難いものとすることができる。また、本体部41がボード部材30(上面側表皮材33)の上方で荷物を支持することにより、荷物による上面側表皮材33の摩耗を抑制することができる。
本体部41は、図1に示すように、その長手方向を車両前後方向と一致させるとともに、車幅方向に複数(本実施形態では4本)並列して配置されている。本体部41は、車両前後方向において、フロント側デッキボード20の略全長の亘る範囲に延設されている。また、本体部41は、車幅方向において、フロント側デッキボード20の荷物載置面21に分散して、均等間隔で配置されている。このような構成により、車両10の後部開口14から荷物を出し入れする際、または、荷物を荷物載置面21に載置した際に、本体部41の長手方向に沿って荷物を移動させることができる。このため、本体部41に対して摩擦係数が小さい荷物については、荷室13にスムーズに出し入れすることができる。一方、本体部41に対して摩擦係数が大きい荷物については、車両前後方向への不測の移動を抑制することができる。
また、本体部41には、図6及び図7に示すように、裏面41Bから先細りつつ突出する位置決め突起46が設けられている。位置決め突起46は、3つの取付ボス42のうち、両端部に位置する取付ボス42A,42Aの近傍に、それぞれの取付ボス42A,42Aを取り囲むようにして複数(本実施形態では6つ)配置されている。位置決め突起46は、図8に示すように、本体部41をボード部材30に取り付けた状態において、上面側表皮材33に食い込んで、本体部41がボード部材30に対して長手方向及び幅方向、並びに本体部41の中央部に位置する取付ボス42Bを中心とする周方向に移動することを規制するものとされている。このような構成により、支持部材40の寸法誤差、または、支持部材40の長手方向への熱膨張を考慮して、支持部材40の長手方向におけるクリアランスCを設定した場合であっても、支持部材40をボード部材30に対して安定的に取り付けることができる。
取付ボス42は、図3及び図6に示すように、本体部41の裏面41Bに立設されている。取付ボス42は、本体部41の両端部に位置する取付ボス42A、42Aと、中央部に位置する取付ボス42Bとの、計3つ設けられている。この3つの取付ボス42は、ボード部材30の車両前後方向に並ぶ3つの貫通孔35と、それぞれ対応して設けられている。取付ボス42は、円筒状の筒状部43と、筒状部43の外周に立設される隙埋め部44と、を有する。
筒状部43は、内径がネジ部材50の軸部51よりやや小さいものとされており、ネジ部材50が螺合可能に構成されている。ネジ部材50は、図4及び図5に示すように、筒状部43に挿入される軸部51と、ボード部材30の下面30Bを押さえる押さえ部52とを備える。本実施形態では、押さえ部52は、ネジ頭52Aとワッシャー52Bとで構成されている。
隙埋め部44は、図5に示すように、取付ボス42が貫通孔35に挿入された状態で、貫通孔35の内周面と当接または近接するものとされており、取付ボス42と貫通孔35の内周面との隙間を埋めるものとされている。隙埋め部44は、図7に示すように、本体部41の中央部に位置する取付ボス42Bにおいては、本体部41の幅方向及び長手方向にそれぞれ突出する十字状のリブとされる一方、本体部41の両端部に位置する取付ボス42A,42Aにおいては、本体部41の幅方向に突出する一対のリブとされている。このような構成により、本体部41の中央部に位置する取付ボス42Bにおいては、貫通孔35に対して、本体部41の幅方向及び長手方向への位置決めをするとともに、本体部41の両端部に位置する取付ボス42A,42Aにおいては、本体部41の長手方向へのクリアランスC(図4参照)を有しつつ、幅方向への位置決めをすることができる。
続いて、支持部材40の突出部45と、ボード部材30の凹部36について詳しく説明する。
突出部45は、図6に示すように、本体部41の裏面41Bから突出するとともに、隣り合う取付ボス42,42のうち一方の取付ボス42から他方の取付ボス42に向かって延設されるリブ状をなす。つまり、突出部45は、本体部41の両端部に位置する取付ボス42A,42Aの近傍においては、それぞれ中央部に向かって延設されるとともに、本体部41の中央部に位置する取付ボス42Bの近傍においては、両端部に向かって一対延設されている。
突出部45は、図7に示すように、取付ボス42と一体的に設けられている。具体的には、本体部41の両端部に位置する取付ボス42A,42Aにおいては、突出部45の一端が筒状部43に連結される一方、本体部41の中央部に位置する取付ボス42Bにおいては、突出部45の一端が隙埋め部44に連結されている。
突出部45は、図4及び図5に示すように、その突出先端面が貫通孔35の孔縁部35Aに当接するものとされている。突出部45の突出寸法は、支持部材40をボード部材30に取り付けた状態で、ボード部材30がネジ部材50の締結力により圧縮された寸法を補完して、嵩上げ可能な高さとされている。また、突出部45は、取付ボス42の外周からネジ部材50の押さえ部52(ワッシャー52B)の周端と同じ、または周端を超える位置まで延びるものとされている。このような構成により、突出部45は、ボード部材30において本体部41と押さえ部52とで圧縮された部分を、確実に嵩上げすることができる。
凹部36は、図2及び図3に示すように、車両前後方向に隣接する貫通孔35,35の間において、支持部材40の本体部41に沿って溝状に形成されている。具体的には、凹部36は、ボード部材30のうち基材31を凹ませるようにして成形されている。つまり、支持部材40をボード部材30に対して取り付ける前の状態では、ボード部材30において凹部36と凹部36以外の部分において、上面側表皮材33の嵩高は同一とされている。
凹部36は、図4及び図5に示すように、ボード部材30において、突出部45と重ならない位置に設けられている。言い換えれば、凹部36は、貫通孔35の孔縁部35A(突出部45が当接する部分)には設けられていない。凹部36は、その長手方向(車両前後方向)においては、隣り合う孔縁部35A,35A間の略全長に亘って延設されている。凹部36は、その幅方向(車両幅方向)においては、支持部材40の本体部41の寸法よりやや小さい寸法とされている。そして、凹部36は、支持部材40の本体部41により、その全域が上方から覆われる構成とされている。また、凹部36は、その深さ(高さ)寸法が、支持部材40をボード部材30に取り付けた状態で、上面側表皮材33と本体部41の裏面41Bとの間に間隙Gが形成される寸法に設定されている。
続いて、支持部材40のボード部材30に対する取り付け態様及びその作用について説明する。
まず、図2に示すように、支持部材40の裏面側をボード部材30の上面30Aに対向させた状態で、ボード部材30に対して支持部材40を組み付ける。そして、ボード部材30の車両前後方向に並ぶ3つの貫通孔35に、支持部材40の3つの取付ボス42をそれぞれ挿入する。
次に、3つの取付ボス42に対して、ボード部材30の下面30B側からそれぞれネジ部材50を締結する。すると、図4及び図5に示すように、ネジ部材50の締結力により、ボード部材30における本体部41とネジ部材50の押さえ部52とで挟まれる部分(締結部分)が圧縮された状態となる。また、ボード部材30における締結部分以外の部分においても、本体部41と当接する部分において、上面側表皮材33が圧縮された状態となる。言い換えれば、本体部41が上面側表皮材33を圧縮しつつ、上面30Aから沈み込んだ状態となる。
ここで、本体部41には、ネジ部材50の締結力により取付ボス42を中心として、ボード部材30側に引き込まれるように力が作用する。一方、本体部41には突出部45が設けられており、突出部45がボード部材30に当接することにより、本体部41がボード部材30側に引き込まれる力に対して抗う状態となる。この結果、本体部41における、取付ボス42の近傍に変形が生じることがない。
また、本体部41には、圧縮された上面側表皮材33が復元しようとする力が作用する。この作用は、ネジ部材50の締結力が及びにくい、隣接する取付ボス42,42の間において、特に問題となる。本実施形態では、凹部36を設けたことにより、取付ボス42,42の間において上面側表皮材33と本体部41とが当接する面積が小さいから、本体部41に対してい上面側表皮材33から作用する力が小さいものとされている。この結果、本体部41における、隣接する取付ボス42,42の間に変形が生じることがない。
上述のようにして、1つの支持部材40のボード部材30への取り付けが完了する。続いて、残りの3つの支持部材40を同様に順次取り付ける。そして、ボード部材30に対する支持部材40が取り付けが完了する。
続いて、本実施形態の効果について説明する。本実施形態のデッキボード20は、車両の荷室13のフロア13Aに配設されるデッキボード20であって、上側の板面である上面30Aが荷室13における荷物載置面21を構成するボード部材30であって、上面30Aを構成する上面側表皮材33と、上面30Aに開口する少なくとも2つの貫通孔35と、を有するボード部材30と、荷物載置面21に載置される荷物を支持する樹脂製の支持部材40であって、ボード部材30における上面30A側に配されるとともに2つの貫通孔35に跨がるようにして長尺状に延設される本体部41と、本体部41に設けられるとともに2つの貫通孔35の各々を介してそれぞれボード部材30に対して締結される2つの取付ボス42と、を有する支持部材40と、を備え、支持部材40には、2つの取付ボス42の間において取付ボス42の各々に近接する位置に、それぞれ本体部41からボード部材30側に突出する2つの突出部45が設けられており、突出部45が、貫通孔35の孔縁部35Aに当接するものとされており、ボード部材30には、本体部41に沿って形成されるとともに、2つの貫通孔35の間において上面側表皮材33を上面30A側から凹ませてなる凹部36が設けられている。
本実施形態によれば、長尺状の本体部41を有する樹脂製の支持部材40をボード部材30に対して少なくとも2箇所で締結する構成のデッキボード20において、本体部41が長手方向において変形することを抑制することができ、支持部材40の変形に起因してデッキボード20の見栄えが損なわれる事態の発生を抑制することができる。
具体的には、樹脂製の支持部材をボード部材に対して締結する構成のデッキボードにおいては、支持部材を締結する締結力により、ボード部材を板厚方向に圧縮する方向に力が作用する。すると、貫通孔の孔縁部においてボード部材が圧縮する方向に変形し、当該ボード部材の変形に追随する形で、支持部材の本体部が被締結部の近傍においてボード部材側に変形する虞がある。さらに、支持部材が少なくとも2つの被締結部を有する構成のデッキボードにおいては、被締結部から離れた部分では、締結力による作用が小さくなるため、表皮材から本体部への反作用により、当該2つの被締結部の近傍に比べて本体部のボード部材側への変形が小さくなる虞がある。すると、支持部材の本体部は、2つの被締結部の近傍においてはボード部材側へ変位するとともに、2つの被締結部の間の部分においてはボード部材側への変位が被締結部近傍より小さくなり、その長手方向においてボード部材側への変形が発生する事態が想定される。
一方、本実施形態では、支持部材40には、2つの取付ボス42,42の間において取付ボス42に近接する位置に、貫通孔35の孔縁部に当接する突出部45が設けられている。このため、貫通孔35の孔縁部35Aにおいてボード部材30が圧縮する方向に変形する場合であっても、ボード部材30と本体部41との間を突出部45で埋めることができ、2つの取付ボス42,42の近傍における本体部41のボード部材30側への変位を抑制することができる。また、本実施形態では、ボード部材30には、本体部41に沿って形成されるとともに、2つの貫通孔35の間において上面側表皮材33を上面30A側から凹ませてなる凹部36が設けられている。このため、本体部41における2つの取付ボス42,42の間の部分において、本体部41と上面側表皮材33とが当接する面積を小さくすること等により上面側表皮材33から本体部41への反作用を小さくすることができ、2つの取付ボス42,42の間の部分におけるボード部材30側への変位を取付ボス42の近傍と同等とすることができる。この結果、支持部材40の本体部41が、その長手方向においてボード部材30側へ変形することを抑制することができる。
また、本実施形態では、突出部45が取付ボス42と一体的に設けられるから、突出部45を確実に貫通孔35の孔縁部35Aに当接させることができる。具体的には、ボード部材30において、最も圧縮され易い部分は、孔縁部35Aにおける最も貫通孔35に近い部分である。このため、貫通孔35に挿入される取付ボス42と本体部41とを一体とすることで、ボード部材30における最も圧縮され易い部分に突出部45を当接させることができ、効果的に、ボード部材30と本体部41との間を突出部45で埋めることができる。
さらに、本実施形態では、突出部45が一方の取付ボス42から他方の取付ボス42に向かって延設されるから、より一層好適に、本体部41がその長手方向に変形することを抑制することができる。
また、本実施形態では、凹部36は、ボード部材30において、突出部45と重ならない位置に設けられている。このため、凹部36と突出部45とが干渉する事態の発生を抑制することができ、確実に、ボード部材30と本体部41との間を突出部45で埋めることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態のフロント側デッキボード120においては、更に連結リブ149を備える点が上記実施形態と相違する。
支持部材140には、隣接する2つの突出部45,45の間において、2つの突出部45,45を連結する連結リブ149が設けられている。連結リブ149は、突出部45と同じ突出高さとされており、突出部45と連続して本体部41の長手方向に沿って延設されている。
突出部45は、凹部36と重ならない位置に配される一方、連結リブ149は凹部36と重なる位置に配されている。すなわち、突出部45が上面側表皮材33を圧縮しつつ貫通孔35の孔縁部35Aに当接する一方、連結リブ149はボード部材30に対して当接しない、または、当接する場合であっても、上面側表皮材33を圧縮する量が突出部45に比べて低減されつつ当接するものとされている。
本実施形態では、連結リブ149により、2つの突出部45の間における本体部41の剛性を高めることができ、より一層、本体部41がその長手方向においてボード部材30側へ変形することを抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態では、突出部がリブ状をなすものを例示したが、突出部の形状はこれに限られない。例えば、突出部は、本体部の裏面から柱状または錘状に突出するものであってもよい。また、突出部は、1つの取付ボスに近接して複数設けられていてもよい。
(2)上記各実施形態では、被締結部としてネジ部材で締結される取付ボスを例示したが、これに限られない。例えば、被締結部の構成としては、熱カシメにより締結される取付ボスの構成や、貫通孔と連通するネジ穴とされ、ネジ部材とナット部材とにより締結される構成とされてもよい。
(3)上記各実施形態では、被締結部が3つ設けられる構成としたが、被締結部は少なくとも2つ設けられていればよく、また、4つ以上設けられていてもよい。なお、被締結部は、奇数個が均等の間隔で配置されることが好ましい。この場合には、中央に配される一の被締結部の位置を基準として支持部材をボード部材に対して取り付けることで、支持部材の取り付けを許容するクリアランスの量を小さいものとすることができる。
(4)支持部材の構成(形状、材質、配置等)は上記実施形態に限定されず適宜変更可能である。
(5)凹部の構成(形状、配置等)は上記実施形態に限定されず適宜変更可能である。例えば、凹部は、その深さ(高さ)寸法が、支持部材をボード部材に取り付けた状態で、表皮材と支持部材の底面とが当接する寸法に設定されていてもよい。この場合であっても、凹部が設けられていない場合に比べて、表皮材からの反作用を小さくすることができる。
(6)ボード部材の構成(形状、材質、配置等)は上記実施形態に限定されず適宜変更可能である。例えば、表皮材は、不織布に限られず、クッション性(耐圧縮性、弾力性)を有する発泡層を備える樹脂製の面状部材や、合成皮革等とされてもよい。また、基材は、発泡基材の他に、中空状のブロー成形品等を用いることもできる。
(7)上記各実施形態では、2枚のデッキボードボードを備える構成を例示したが、これに限られない。例えば、デッキボードは、1枚あるいは3枚以上備えられていてもよく、また、複数枚のデッキボードが係合手段等で一体的に係合されている構成であってもよい。
(8)上記各実施形態では、ラゲッジボードとして、ハッチバックやステーションワゴン等に設けられるデッキボードを例示したが、これに限られない。例えば、フロアボードや、セダンタイプの車両の荷室に設けられるラゲッジボードであってもよい。
10…車両、13…荷室、13A…フロア、20,120…デッキボード(ラゲッジボード)、21…荷物載置面、30…ボード部材、30A…上面(一の板面)、33…上面側表皮材(表皮材)、35…貫通孔、35A…孔縁部、36…凹部、40…支持部材、41…本体部、42…取付ボス(被締結部)、45…突出部、149…連結リブ

Claims (4)

  1. 車両の荷室フロアに配設されるラゲッジボードであって、
    一の板面が前記荷室における荷物載置面を構成するボード部材であって、前記一の板面を構成する表皮材と、前記一の板面に開口する少なくとも2つの貫通孔と、を有するボード部材と、
    前記荷物載置面に載置される荷物を支持する樹脂製の支持部材であって、前記ボード部材における前記一の板面側に配されるとともに2つの前記貫通孔に跨がるようにして長尺状に延設される本体部と、前記本体部に設けられるとともに2つの前記貫通孔の各々を介してそれぞれ前記ボード部材に対して締結される2つの被締結部と、を有する支持部材と、を備え、
    前記支持部材には、2つの前記被締結部の間において前記被締結部の各々に近接する位置に、それぞれ前記本体部から前記ボード部材側に突出する2つの突出部が設けられており、
    前記突出部が、前記貫通孔の孔縁部に当接するものとされており、
    前記ボード部材には、前記本体部に沿って形成されるとともに、2つの前記貫通孔の間において前記表皮材を前記一の板面側から凹ませてなる凹部が設けられていることを特徴とするラゲッジボード。
  2. 前記被締結部は、前記本体部に立設された取付ボスとされており、
    前記突出部は、前記取付ボスと一体的に設けられるとともに、2つの前記取付ボスのうち一方の前記取付ボスから他方の前記取付ボスに向かって延設されるリブ状をなすことを特徴とする請求項1に記載のラゲッジボード。
  3. 前記凹部は、前記ボード部材において、前記突出部と重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラゲッジボード。
  4. 前記支持部材には、2つの前記突出部の間において、2つの前記突出部を連結する連結リブが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のラゲッジボード。
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