JP5850088B2 - ボトム衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトム衣類に関する。
従来、ウエスト周りを中心に着用者の体型を補整するボトム衣類が知られている。このようなボトム衣類は、一般的に強い着圧を着用者のウエスト周りに付与し、腹部から腰部辺りを押さえる構成となっていた。そこで、ウエスト周りの着用感を確保するための構成として、例えば特許文献1に記載のガードルでは、腹押さえ辺の両脇に身生地よりも伸縮性の高い逆三角形状の伸縮性編地片を配置している。また、例えば特許文献2に記載のガードルでは、ウエスト部周りに伸縮ベルトを配置し、伸縮ベルトの両脇部を前後部よりも幅広にすると共に伸長度を低くしている。
特許第4386992号公報 実用新案登録第3123552号公報
しかしながら、上述したような従来のボトム衣類では、着用後に日常の動作を行った際にウエスト周りに着くずれが生じることがある。ウエスト周りの着くずれによってボトム衣類のウエスト部に丸まりや折れが生じると、ウエスト部に着用者の贅肉が乗ってボディラインが崩れてしまうおそれがある。特に、強い着圧を着用者のウエスト周りに付与する従来のボトム衣類では、ウエスト部が着用者の贅肉に喰い込み易く、ウエスト周りに段差が生じてしまうという問題が生じ得る。
この点につき、ボトム衣類のウエスト丈を長くしてハイウエスト型とすれば、ウエスト周りの着くずれを防止することが可能である。しかしながら、単純にウエスト丈を長くすると、ボトム衣類が大型化してデザイン上の制限を受け易くなり、着脱容易性も低下してしまうことが考えられる。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、体型補整効果と着脱容易性とを十分に確保しつつ、着用時の着くずれを抑制してボディラインを維持できるボトム衣類を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係るボトム衣類は、ウエスト部を有する本体部と、ウエスト部の上側でウエスト部の周方向に沿って配置された押さえ部と、を備え、押さえ部は、本体部の前側に位置する第1の部分と、本体部の脇側に位置する第2の部分と、本体部の背側に位置する第3の部分と、を有し、第1の部分の周方向の伸長率をA1、第2の部分の周方向の伸長率をA2、第3の部分の周方向の伸長率をA3とした場合に、A1<A2<A3の関係を満たし、第1の部分の幅方向の曲げ剛性をB1、第2の部分の幅方向の曲げ剛性をB2、第3の部分の幅方向の曲げ剛性をB3とした場合に、B1<B2かつB3<B2の関係を満たす。
このボトム衣類では、着用者に着圧を付与する押さえ部がウエスト部の上側に配置されている。押さえ部では、本体部の前側に位置する第1の部分の周方向の伸長率が最も低くなっており、着用者の腹部周辺をしっかりと押さえて体型補整効果を発揮する一方、本体部の背側に位置する第3の部分の周方向の伸長率が最も高くなっており、着脱容易性と着用者の運動に対する追従性とを確保できる。また、押さえ部では、本体部の脇側に位置する第2の部分の曲げ剛性が最も高くなっており、着用者が日常の動作を行った際に第2の部分が外側に曲がってしまうことを防止できる。したがって、このボトム衣類では、体型補整効果と着脱容易性とを十分に確保しつつ、着用時の着くずれを抑制してボディラインを維持できる。
また、第2の部分は、本体部の脇中心を超えて背側まで延在していてもよい。この場合、着用者が運動した際に第2の部分が外側に曲がってしまうことを一層確実に防止できる。
また、第1の部分と第2の部分とが連続していてもよい。この場合、着用者が運動した際に第2の部分が外側に曲がってしまうことを一層確実に防止できる。
また、第2の部分と第3の部分とが連続していてもよい。この場合、第3の部分による着用者の運動に対する追従性を一層効果的に発揮させることができる。
本発明に係るボトム衣類によれば、体型補整効果と着脱容易性とを十分に確保しつつ、着用時の着くずれを抑制してボディラインを維持できる。
本発明に係るボトム衣類の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示したボトム衣類の正面図である。 図1に示したボトム衣類の側面図である。 図1に示したボトム衣類の背面図である。 押さえ部の第2の部分を切り欠いて示す斜視図である。 押さえ部の第2の部分の断面構成を示す概略図である。 押さえ部の第3の部分の断面構成を示す概略図である。 (a)は変形例に係る第2の部分の断面構成を示す概略図であり、(b)は変形例に係る第3の部分の断面構成を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るボトム衣類の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るボトム衣類の一実施形態を示す斜視図である。また、図2は図1に示したボトム衣類の正面図であり、図3はその側面図であり、図4はその背面図である。図1〜図4に示すように、本実施形態に係るボトム衣類1は、例えば女性用のガードルとして構成され、着用者のウエスト周辺のボディラインを補整する体型補整機能を有している。
ボトム衣類1は、着用状態において例えば着用者の腹部、腰部、股部、臀部、及び大腿部を覆うように形成された本体部2を備えている。本体部2は、例えば着用者のウエストライン(ウエストが最もくびれる部分)に対応するウエスト部11と、着用者の脚部を通す左右の裾部12と、着用者の股間部に対応する股部13とを有している。
また、本体部2の前側には、図2に示すように、例えば着用者の腹部から股部にかけて宛てがわれるフロント部14が設けられ、本体部2のウエスト部11周りには、フロント部14の両脇から本体部2の後中心B(図4参照)の位置にわたって上辺部15が設けられている。フロント部14は、例えば本体部2の前中心Aの位置を中心としてウエスト部11から股部13にかけて左右対称に配置されている。フロント部14の上側は、ウエスト部11から上辺部15の下端付近にかけて左右幅が徐々に広がり、上辺部15の下端の僅かに下側で最大幅となっている。フロント部14の下側は、左右幅が徐々に狭まり、フロント部14の下端は、股部13の左右幅と略同一で股部13に連結されている。
上辺部15は、ウエスト部11周りに帯状に配置されている。上辺部15の下端側は、図3に示すように、本体部2の側面側から見た場合に上方に凸となるように緩やかに湾曲しており、左右の上辺部15,15は、図4に示すように、本体部2の後中心Bの位置で互いに連結されている。上辺部15の裏側(着用者の肌側)には、例えば図1に示すように、上辺部15と略同形状の裏打ち布16が配置されている。
フロント部14は、着用者の腹部を押さえて引き締める部分であり、例えばワンウェイサテンパワーネット、ワンウェイラッセルなどの素材によって形成され、少なくとも左右方向の非(難)伸縮性を有している。また、股部13は、例えばダブルラッセル、ウーリーパワーネット、天竺などの素材によって形成されている。一方、上辺部15は、着脱容易性などを確保する観点から、例えばツーウェイサテンパワーネット、パワーネットなどの伸縮性を有する素材によって形成されている。また、裏打ち布16は、例えばパワーネット、ツーウェイサテンパワーネットなどの伸縮性を有する素材によって形成されている。本体部2のうち、フロント部14、股部13、上辺部15、及びフロント部14を除く残余の部分は、着脱容易性や密着性などを確保する観点から、例えばツーウェイラッセル、ツーウェイトリコット、パワーネットなどの伸縮性を有する素材によって形成されている。
また、ボトム衣類1は、例えば図1に示すように、着用者に着圧を付与する押さえ部21を有している。押さえ部21は、ウエスト部11の上側でウエスト部11の周方向に沿って配置され、例えば着用者のウエストラインから第三腰椎に相当する高さまでを覆うように所定幅の帯状をなしている。押さえ部21が第三腰椎に相当する高さまでの範囲を覆うように構成されていることで、着脱の容易さも確保しつつ、ウエスト周りを広範囲に補整できる。また、押さえ部21が着用者の肋骨に干渉することも回避でき、着用感を良好にできる。
押さえ部21は、より具体的には、本体部2の前側に位置する第1の部分22(図2参照)と、本体部2の脇側に位置する第2の部分23(図3参照)と、本体部2の背側に位置する第3の部分24(図4参照)と、を有している。第1の部分22は、図2に示すように、本体部2の前中心Aの位置を中心として左右対称に配置され、フロント部14の上側に延在している。第1の部分22は、例えばフロント部14を形成する素材を延在させ、上端を裏側に折り返すと共に、折り返し端部14a(図5参照)を縫着部W1によってウエスト部11の位置に縫着することによって構成されている。
第2の部分23は、図3に示すように、第1の部分22と第3の部分24との間で上辺部15の上側に延在している。第2の部分23の一端側は、本体部2の前側で第1の部分22に連続し、第2の部分23の他端側は、本体部2の脇中心Cを超えて背側に位置している。この第2の部分23の他端側は、着用状態において、着用者の後腋窩線(脇部の後端を通る上下の線)に位置していることが好ましい。
この第2の部分23は、図5及び図6に示すように、例えば表側の上辺部15を形成する素材の上端を裏打ち布16を挟んで裏側に折り返すと共に、表側の上辺部15と裏打ち布16との間に帯状のゴムテープ(或いはストレッチテープ)25を配置し、縫着部W2によってゴムテープ25の周縁部を上辺部15の折り返し部分15aと共に裏打ち布16に縫着することによって構成されている。
第3の部分24は、図4に示すように、例えば本体部2の後中心Bの位置を中心として左右対称に配置され、上辺部15の上側に延在している。第3の部分24の一端側は、第2の部分23の他端側に連続し、第3の部分24の他端側は、後中心Bの位置で他方の第3の部分24の他端側に連続している。
この第3の部分24は、図7に示すように、例えば表側の上辺部15を形成する素材の上端を裏打ち布16の裏側に折り返すと共に、縫着部W3によって折り返し部分15aの端部をウエスト部11の位置において裏打ち布16に縫着することによって構成されている。押さえ部21に占める第3の部分24の範囲は、例えば押さえ部21の全周を100%とした場合に、20%〜40%程度であることが好適である。
上述した構成により、押さえ部21の第1の部分22、第2の部分23、及び第3の部分24は、互いに異なる周方向の伸長率及び幅方向の曲げ剛性を有している。すなわち、押さえ部21では、第1の部分22の周方向の伸長率をA1、第2の部分23の周方向の伸長率をA2、第3の部分24の周方向の伸長率をA3とした場合に、A1<A2<A3の関係を満たすようになっている。
なお、第3の部分24は、上述したように、上辺部15を形成する素材の上端を裏側に折り返すと共に、折り返し端部をウエスト部11の位置で縫着することによって構成されている。したがって、第3の部分24の伸長率は、上辺部15の伸長率に比べて小さくなっている。
また、押さえ部21では、第1の部分22の幅方向の曲げ剛性をB1、第2の部分23の幅方向の曲げ剛性をB2、第3の部分24の幅方向の曲げ剛性をB3とした場合に、B1<B2かつB3<B2の関係を満たすようになっている。なお、B1とB3との関係については、B3<B1となっていてもよく、B1<B3となっていてもよい。
第1の部分22、第2の部分23、及び第3の部分24の周方向の伸長率A1〜A3は、例えば株式会社島津製作所製オートグラフAG−I500Nを用いて測定した。この伸長性試験を行う場合、第1の部分22、第2の部分23、及び第3の部分24を幅3cmに切り出し、つかみ間隔を10cmとして試験機にセットし、300mm±20mm/minの速度で22.1N(2.25kgf)まで荷重をかけ、荷重14.71N(1.5kgf)付加時の伸長率を測定する。伸長率(%)は、元の長さをL0、荷重付加時の長さをL1とした場合に、((L1−L0)/L0)×100で算出される。
本実施例においては、例えばA1=18%、A2=53%、A3=94%となっている。A1は、例えば10%以上25%未満となっていることが好ましい。A2は、例えば25%以上75%未満となっていることが好ましい。A3は、例えば75%以上110%未満となっていることが好ましい。
また、第1の部分22、第2の部分23、及び第3の部分24の幅方向の曲げ剛性B1〜B3は、例えばカトーテック株式会社製純曲げ試験機KESFB2を用い、曲げ剛性を示すB値(B値が大きいほど曲げ剛性が高い)により測定する。この曲げ剛性試験を行う場合、第1の部分22、第2の部分23、及び第3の部分24のサンプルを長さ1cm・幅3cmに切り出し、幅方向に1cmの間隔をもって試験機のチャックで把持する(有効試料1cm×1cm)。そして、例えば曲率K=−2.5〜+2.5(cm−1)の範囲で各サンプルの等速度曲率の純曲げを行い、その際の変形速度を例えば0.5(cm−1)/secとして、単位長さ当たりの各サンプルの曲げ剛性を測定する。
第1の部分22のサンプルとしては、例えばフロント部14を構成する素材を2層とした積層体を用いる。第2の部分23のサンプルとしては、例えば上辺部15を構成する素材、ゴムテープ25、裏打ち布16を構成する素材、及び上辺部15を構成する素材をこの順で積層した積層体を用いる。第3の部分24のサンプルは、例えば上辺部15を構成する素材、裏打ち布16を構成する素材、及び上辺部15を構成する素材をこの順で積層した積層体を用いる。
本実施例においては、例えばB1=0.19gf・cm/cm、B2=7.29gf・cm/cm、B3=0.37gf・cm/cmとなっている。B1及びB3は、例えば0.1gf・cm/cm以上2.0gf・cm/cm未満となっていることが好ましい。B2は、例えば2.0gf・cm/cm以上12.0gf・cm/cm未満となっていることが好ましく、5.0gf・cm/cm以上9.0gf・cm/cm未満となっていることがより好ましい。
以上説明したように、ボトム衣類1では、着用者に着圧を付与する押さえ部21がウエスト部11の上側に配置されている。押さえ部21では、本体部2の前側に位置する第1の部分22の周方向の伸長率が最も低くなっており、着用者の腹部周辺をしっかりと押さえて体型補整効果を発揮する一方、本体部2の背側に位置する第3の部分24の周方向の伸長率が最も高くなっており、着脱容易性と着用者の運動に対する追従性とを確保できる。
また、押さえ部21では、本体部2の脇側に位置する第2の部分23の曲げ剛性が最も高くなっており、着用者が日常の動作を行った際に第2の部分23が外側に曲がってしまうことを防止できる。本実施形態では、図5に示したように、上辺部15と裏打ち布16との間に帯状のゴムテープ(或いはストレッチテープ)25が配置されており、第2の部分23が着用者のウエスト周りを面で押さえることができるため、第2の部分23の曲がりを一層確実に防止できる。したがって、このボトム衣類1では、体型補整効果と着脱容易性とを十分に確保しつつ、着用時の着くずれを抑制してボディラインを維持できる。
また、ボトム衣類1では、第2の部分23が本体部2の脇中心Cを超えて背側まで延在している。これにより、第2の部分23がしっかりと着用者のウエスト周りを押さえることとなり、着用者が運動した際に第2の部分23が外側に曲がってしまうことを一層確実に防止できる。
また、ボトム衣類1では、第1の部分22と第2の部分23とが連続し、さらに、第2の部分23と第3の部分24とが連続している。これにより、第2の部分23が伸長率の最も低い第1の部分22に連続することで、着用者が運動した際に第2の部分23が外側に曲がってしまうことを一層確実に防止できる。また、伸長率が最も高い第3の部分24と伸長率がその次に高い第2の部分23とが連続することで、第3の部分24による着用者の運動に対する追従性を一層効果的に発揮させることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上述した実施形態では、押さえ部21において、第1の部分22と第2の部分23とが連続した形態を例示したが、第1の部分22及び第2の部分23の作用を阻害しない範囲で、周方向の伸長率或いは幅方向の曲げ剛性が異なる部分が第1の部分22と第2の部分23との間に介在していてもよい。
また、例えば上述した実施形態では、押さえ部21において、第2の部分23と第3の部分24とが連続した形態を例示したが、第2の部分23及び第3の部分24の作用を阻害しない範囲で、周方向の伸長率或いは幅方向の曲げ剛性が異なる部分が第2の部分23と第3の部分24との間に介在していてもよい。
押さえ部21において、第1の部分22、第2の部分23、及び第3の部分24は、幅方向について非(難)伸縮性を有していてもよい。これにより、第1の部分22による体型補整効果、及び第2の部分23による着くずれ防止効果を強化できる。第3の部分24については、周方向の伸縮性が確保されている限り、着脱容易性が阻害されることはない。
第2の部分は、例えば図8(a)に示す第2の部分33のように、例えば表側の上辺部15を形成する素材の上端を、裏打ち布16を挟んで裏側に折り返すと共に、表側の上辺部15と裏打ち布16との間に帯状のゴムテープ(或いはストレッチテープ)25を配置し、縫着部W2によってゴムテープ25の周縁部を上辺部15の折り返し部分15a及び表側の上辺部15と共に裏打ち布16に縫着することによって構成してもよい。
また、第3の部分は、例えば図8(b)に示す第3の部分34のように、例えば表側の上辺部15を形成する素材の上端を裏打ち布16の裏側に折り返すと共に、縫着部W3によって折り返し部分15aの端部をウエスト部11の位置において表側の上辺部15及び裏打ち布16に縫着することによって構成してもよい。第2の部分23と第3の部分34とを組み合わせてもよく、第2の部分33と第3の部分24とを組み合わせてもよい。また、第2の部分33と第3の部分34とを組み合わせてもよい。
上記実施形態では、ガードルを例示したが、本発明は、ファンデーション衣類以外にも、ショーツ、パンティストッキング、レギンス、スパッツ、タイツ、スポーツ用タイツ、水着、パンツといった各種のボトム衣類に適用することができる。
1…ボトム衣類、2…本体部、11…ウエスト部、21…押さえ部、22…第1の部分、23,33…第2の部分、24,34…第3の部分、C…脇中心。

Claims (4)

  1. ウエスト部を有する本体部と、
    前記ウエスト部の上側で当該ウエスト部の周方向に沿って配置された押さえ部と、を備え、
    前記押さえ部は、
    前記本体部の前側に位置する第1の部分と、
    前記本体部の脇側に位置する第2の部分と、
    前記本体部の背側に位置する第3の部分と、を有し、
    前記第1の部分の周方向の伸長率をA1、前記第2の部分の周方向の伸長率をA2、前記第3の部分の周方向の伸長率をA3とした場合に、A1<A2<A3の関係を満たし、
    前記第1の部分の幅方向の曲げ剛性をB1、前記第2の部分の幅方向の曲げ剛性をB2、前記第3の部分の幅方向の曲げ剛性をB3とした場合に、B1<B2かつB3<B2の関係を満たすボトム衣類。
  2. 前記第2の部分は、前記本体部の脇中心を超えて背側まで延在している請求項1記載のボトム衣類。
  3. 前記第1の部分と前記第2の部分とが連続している請求項1又は2記載のボトム衣類。
  4. 前記第2の部分と前記第3の部分とが連続している請求項1〜3のいずれか一項記載のボトム衣類。
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