JP2012188762A - 下半身用補整衣類 - Google Patents

Abstract

【課題】本体布に皺よりが発生せず、しかも、体形補整機能を備えると共に、圧迫感を緩和して着心地を良くし、衣類の着脱操作も容易にすることができる下半身用補整衣類を提供すること。
【解決手段】本体布１と、臀部補整用裏打ち布２とを有し、臀部補整用裏打ち布２は、本体布１のクロッチ部５より上方で下向き凸の円弧状曲線Ｃ１として一連に形成された上縁２ａと、クロッチ部５よりも下方で下向き凸の円弧状曲線Ｃ２として一連に形成された下縁２ｂとで囲まれた下向き凸円弧帯状とされており、かつ、臀部補整用裏打ち布２の後身頃１ｂの左右方向中央部における上縁２ａと下縁２ｂとの間の幅寸法は、クロッチ部５から上縁２ａまでの寸法Ｌ１よりも、クロッチ部５から下縁２ｂまでの寸法Ｌ２を大きく設定してあると共に、臀部補整用裏打ち布２と本体布１との身周り方向の伸び率の比を０．８：１〜１．５：１の範囲に設定してある。
【選択図】図４

Description

本発明は、下半身用補整衣類に関するものである。

一般に、下半身用補整衣類は、腹部の膨らみやたるみを抑制し、また、臀部のヒップアップを図って体形を補整する機能を備えているものが多い。
そのための手法として、前後身頃を構成する本体布に対して、補整が要求される部位には、本体布よりも伸縮パワーの強い生地からなる補整布を裏打ちしている（例えば、特許文献１参照）。

特開２０１０−２５５１４８号公報

前記本体布と補整布との伸縮パワーの差を大きくするほど、体形補整機能は向上する反面、本体布に皺よりが発生しやすくなり、また、伸縮パワーが強くなるほど、圧迫感が強くなり着心地を低下させ、その上、衣類の着脱操作がし難くなる。
前記特許文献１では、本体布にトリコットを使用することを実施例として例示し、他に、パワーネット或いは丸編地を使用しても良いと例示しているが、本体布にトリコットやパワーネットを使用し、補整布にパワーネットを使用した場合では、衣類全体として伸縮パワーが強くなり、衣類の着脱操作がし難くなり、また、圧迫感も強くなるため着心地が低下する問題がある。また、本体布に丸編地を使用し、補整布にパワーネットを使用した場合では、本体布と補整布との伸縮パワー差が大きくなり、本体布に皺よりが発生する問題がある。

このように、前記特許文献１は、本体布に皺よりが発生せず、しかも、体形補整機能を備えると共に、圧迫感を緩和して着心地を良くし、衣類の着脱操作も容易にするためには、本体布と補整布との伸縮パワー差や本体布と補整布との配置関係、幅寸法等をどのようにするのかについては、何も記載が無く、適切な示唆もされていない。
本発明は、従来の上記問題点に鑑みて開発されたもので、その目的とするところは、本体布に皺よりが発生せず、しかも、体形補整機能を備えると共に、圧迫感を緩和して着心地を良くし、衣類の着脱操作も容易にすることができる下半身用補整衣類を提供することにある。

前記目的を達成するために本発明は、ウエスト部からクロッチ部および左右脚周り部に達する前後身頃部を有し、編地のコース方向を身周り方向とされた本体布と、
本体布の後身頃臀部周辺下部の内面に重ねて配置されて周縁を本体布に縫着された臀部補整用裏打ち布とを有し、
前記臀部補整用裏打ち布は、後身頃の左右方向中央部におけるクロッチ部よりも上方で臀頂部相当ラインよりも下方の位置から左右両側斜め上方の後身頃側ウエスト部の左右両脇付近まで下向き凸の円弧状曲線として一連に形成された上縁と、前記クロッチ部よりも下方で左右脚周り部の内股部から左右両側斜め上方の左右両側脇部を経て前身頃側ウエスト部の左右方向中央付近まで下向き凸の円弧状曲線として一連に形成された下縁とで囲まれた下向き凸円弧帯状とされており、
かつ、前記臀部補整用裏打ち布の後身頃の左右方向中央部における上縁と下縁との間の幅寸法は、クロッチ部から上縁までの寸法よりも、クロッチ部から下縁までの寸法を大きく設定してあると共に、
前記臀部補整用裏打ち布と前記本体布との身周り方向の伸び率の比を０．８：１〜１．５：１の範囲に設定してあることを特徴としている。

本発明は、臀部補整用裏打ち布の後身頃の左右方向中央部における上縁と下縁との間の幅寸法をクロッチ部から上縁までの寸法よりも、クロッチ部から下縁までの寸法を大きく設定してあることによって、臀部補整用裏打ち布による臀部下方のサポート幅を広幅とすることができ、これによって、本体布に対する臀部補整用裏打ち布の伸縮パワー差を小さくしても、ヒップアップ機能を確保させることが可能となる。その結果、臀部補整用裏打ち布と本体布との身周り方向の伸び率の比を０．８：１〜１．５：１の範囲に設定することが可能となり、これによって、本体布と臀部補整用裏打ち布との伸縮パワー差を小さくして本体布に皺よりが発生することを抑制することができ、しかも、着用時の圧迫感を減らして着心地を向上させ、衣類の着脱操作も容易とできる。なお、臀部補整用裏打ち布と本体布との身周り方向の伸び率の比率が、１．５：１以下では、体形補整機能が期待し難くなり、０．８：１以上では、圧迫感が増大して着心地が低下すると共に、衣類の着脱操作がし難くなる。

前記臀部補整用裏打ち布は、縦横方向に伸びる伸縮性編地のウエール方向を下向き凸円弧形状に沿うように配置して本体布１に縫着されていることが好ましい。
前記臀部補整用裏打ち布の後身頃の左右方向中央部におけるクロッチ部から上縁までの寸法と、クロッチ部から下縁までの寸法とは、１：１．２〜２．９の範囲に設定されていることを特徴としている。なお、上記寸法比が１：１．２以下では、臀部下方のサポート幅が不足し、ヒップアップ機能が低下することとなり、また、１：２．９以上では、臀部下方のサポート幅が過剰となって却って着心地を悪化させることになる。

前記本体布の後身頃の左右方向中央部内面には、ウエスト部からクロッチ部まで伸縮テープが上下方向に沿って縫着されていることを特徴としている。この構成によれば、伸縮テープによって、臀部補整用裏打ち布によるヒップアップ機能をさらに向上させることができる。
前記本体布は、フライス編地又は天竺編地で構成されていることを特徴としている。この構成によれば、衣類の着用時の圧迫感を緩和して着心地を向上させることができ、衣類の着脱操作も容易とできる。

本発明によれば、本体布に皺よりが発生せず、しかも、体形補整機能を備えると共に、圧迫感を緩和して着心地を良くし、衣類の着脱操作も容易にすることができる下半身用補整衣類を提供することができる。

本発明に係る下半身用補整衣類の表面側正面図である。 本発明に係る下半身用補整衣類の表面側背面図である。 本発明に係る下半身用補整衣類の裏面側正面図である。 本発明に係る下半身用補整衣類の裏面側背面図である。

以下、本発明に係る下半身用補整衣類の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明に係る下半身用補整衣類Ａは、図１〜図４に示すように、本体布１と、臀部補整用裏打ち布２と、腹部補整用裏打ち布３とを有する。
本体布１は、ウエスト部４からクロッチ部５および左右脚周り部６，７に達する前後身頃部１ａ、１ｂを有している。この本体布１は、切りっぱなし仕様のフライス編地又は天竺編地（熱融着性繊維と他の繊維とでプレーティング編されて、熱処理されることにより、編地の裁断端部のほつれ止め始末を不要化した編地）で構成され、この編地のコース方向を本体布１の身周り方向とし、ウエール方向を本体布１の身丈方向として構成されている。ウエスト部４には、広幅の伸縮テープ（例えば、腰ゴム）が全周に亘って縫着されている。クロッチ部５は、本体布１と共生地で構成されているが、編地のウエール方向またはコース方向を本体布１に対して直交するように生地取りして本体布１の股部から左右脚周り部６，７の内股部に亘って縫着されている。

臀部補整用裏打ち布２は、図２、図４に示すように、本体布１の後身頃１ｂの臀部１ｃ、１ｃの周辺下部の内面に重ねて配置されて周縁を本体布１に縫着されている。
この臀部補整用裏打ち布２は、図４に示すように、後身頃１ｂの左右方向中央部におけるクロッチ部５よりも上方で臀頂部相当ライン１ｄよりも下方の位置Ｐ１、Ｐ１から左右両側斜め上方の後身頃１ｂ側ウエスト部４の左右両脇付近Ｐ２、Ｐ２まで下向き凸の円弧状曲線Ｃ１として一連に形成された上縁２ａ、２ａと、前記クロッチ部５よりも下方で左右脚周り部６，７の内股部Ｐ３、Ｐ３から左右両側斜め上方の左右両側脇部Ｐ４、Ｐ４を経て前身頃１ａ側ウエスト部４の左右方向中央付近Ｐ５、Ｐ５（図３参照）まで下向き凸の円弧状曲線Ｃ２として一連に形成された下縁２ｂとで囲まれた下向き凸円弧帯状とされている。

上記臀部補整用裏打ち布２の後身頃１ｂ側の左右方向中央部における上縁２ａと下縁２ｂとの間の幅寸法（Ｐ１からＰ３までの寸法）は、図４に示すように、クロッチ部５から上縁２ａのＰ１までの寸法Ｌ１に対して、クロッチ部５から下縁２ｂのＰ３までの寸法Ｌ２の方を大きく設定してある。これによって、臀部補整用裏打ち布２による臀部１ｃ、１ｃの下方のサポート幅を広幅とすることができ、この臀部補整用裏打ち布２の左右方向両端が斜め上のウエスト部４に連続させてあることによって、ヒップアップ機能を向上させることができる。

具体的には、臀部補整用裏打ち布２の後身頃１ｂ側の左右方向中央部におけるクロッチ部５から上縁２ａのＰ１までの寸法Ｌ１と、クロッチ部５から下縁２ｂのＰ３までの寸法Ｌ２とは、４．４ｃｍ：６ｃｍ〜１２ｃｍ＝１：１．２〜２．９の範囲に設定されている。なお、上記寸法比が１：１．２以下では、臀部１ｃ、１ｃ下方のサポート幅が不足し、ヒップアップ機能が低下することとなり、また、１：２．９以上では、臀部１ｃ、１ｃ下方のサポート幅が過剰となって却って着心地を悪化させることになる。

また、臀部補整用裏打ち布２は、縦横方向に伸びる伸縮性編地、例えば、パワーネットが使用され、該編地を本体布１のクロッチ部５から左右両側斜め上方へ下向き凸円弧状に左右対称状態で配置して周縁を本体布１の内面に縫着されている。この場合、臀部補整用裏打ち布２を構成する伸縮性編地の生地取りは、編地のウエール方向が下向き凸円弧形状に沿うように裁断されて本体布１に縫着されている。

本発明においては、本体布１に対して、臀部補整用裏打ち布２を臀部１ｃ、１ｃ下方において広幅に設定して取り付けたことにより、本体布１と臀部補整用裏打ち布２との伸縮パワー差を小さく設定することが可能となる。その結果、本体布１の皺よりの発生を抑制することができると共に、着用時の圧迫感を緩和させて着心地を向上させることができる上、衣類の着脱操作も容易とできる。

本発明においては、本体布１と臀部補整用裏打ち布２との伸縮パワー差を編地の伸び率で表示している。
上記編地（試験片）の伸び率は、２種類の計測方法があるが、本発明では、定荷重時伸び率（カットストリップ法）を採用している。この定荷重時伸び率（カットストリップ法）は、ＪＩＳ Ｌ １０１８により計測され、試験条件は、試験片の大きさ：幅２．５ｃｍ×長さ２０ｃｍ、つかみ間隔：１０ｃｍ、初荷重：２９ｍＮ、引張速度：１分間当たり、つかみ間隔の１００％の伸張とし、一定荷重を、９．８１Ｎ，１４．７０Ｎ，２２．１０Ｎに設定して計測した。その計測結果は、下記に示す通りである。

荷重９．８１Ｎのときの編地（試験片）の伸び率は、臀部補整用裏打ち布２が２４２％（ウエール方向）で、本体布１が２１５％（コース方向）であった。
荷重１４．７０Ｎのときの編地（試験片）の伸び率は、臀部補整用裏打ち布２が２５８％（ウエール方向）で、本体布１が２３８％（コース方向）であった。
荷重２２．１０Ｎのときの編地（試験片）の伸び率は、臀部補整用裏打ち布２が２７５％（ウエール方向）で、本体布１が２６４％（コース方向）であった。

上記計測結果より、各荷重時の臀部補整用裏打ち布２と本体布１の編地（試験片）の生地使用方向の伸び率比は、
９．８１Ｎのとき、２４２：２１５≒１．１３：１
１４．７０Ｎのとき、２５８：２３８≒１．０８：１
２２．１０Ｎのとき、２７５：２６４≒１．０４：１
となっている。この計測結果は、一例であって、本発明においては、例えば、定荷重２２．１０Ｎのとき臀部補整用裏打ち布２と本体布１との身周り方向の伸び率比を０．８：１〜１．５：１ 好ましくは、０．９：１〜１．３：１の範囲に設定するものである。なお、臀部補整用裏打ち布と本体布との身周り方向の伸び率の比率が、１．５：１以下では、体形補整機能が期待し難くなり、０．８：１以上では、圧迫感が増大して着心地が低下すると共に、衣類の着脱操作がし難くなる。

次に、腹部補整用裏打ち布３について説明する。この腹部補整用裏打ち布３は、図３に示すように、前身頃１ａ側ウエスト部４からクロッチ部５に向けて次第に幅狭となる逆台形状とされている。そして、この腹部補整用裏打ち布３は、図１、図３に示すように、上部の幅広部分を本体布１の前身頃１ａ側のウエスト部４の左右方向中央部の内面に重ね、下部の幅狭部分をクロッチ部５の内面に重ねて配置して周縁を本体布１に縫着している。

この腹部補整用裏打ち布３は、前記臀部補整用裏打ち布２と同じ編地（パワーネット）が使用され、腹部の膨らみを押さえて体形を補整させるために設けられているものである。
また、本体布１の後身頃１ｂの左右方向中央部内面には、ウエスト部４からクロッチ部５まで伸縮テープ８が上下方向に沿って縫着されている。この伸縮テープ８は、ゴムテープが使用されている。この伸縮テープ８を設けることによって、臀部補整用裏打ち布２によるヒップアップ機能をさらに向上させることができる。

本発明に係る下半身用補整衣類Ａの実施形態の構成は、以上からなり、次に、その作用効果を説明する。
本発明の実施形態は、臀部補整用裏打ち布２の後身頃１ｂの左右方向中央部における上縁２ａと下縁２ｂとの間の幅寸法をクロッチ部５から上縁２ａまでの寸法Ｌ１よりも、クロッチ部５から下縁２ｂまでの寸法Ｌ２を大きく設定してあることによって、臀部補整用裏打ち布２による臀部１ｃ、１ｃ下方のサポート幅を広幅とすることができ、これによって、本体布１に対する臀部補整用裏打ち布２の伸縮パワー差を小さくしても、ヒップアップ機能を確保させることが可能となる。その結果、臀部補整用裏打ち布２と本体布１との身周り方向の伸び率の比を０．８：１〜１．５：１の範囲に設定することが可能となり、これによって、本体布１と臀部補整用裏打ち布２との伸縮パワー差を小さくして本体布１に皺よりが発生することを抑制することができ、しかも、着用時の圧迫感を減らして着心地を向上させ、衣類の着脱操作も容易とできる。

また、本体布１の後身頃１ｂの左右方向中央部内面には、ウエスト部４からクロッチ部５まで伸縮テープ８を上下方向に沿って縫着してあることによって、臀部補整用裏打ち布２によるヒップアップ機能をさらに向上させることができる。
また、本体布１は、フライス編地又は天竺編地で構成していることによって、衣類の着用時の圧迫感を緩和して着心地を向上させることができ、衣類の着脱操作も容易とできる。

本発明に係る下半身用補整衣類Ａの実施形態は、以上からなるが、本発明は、この実施形態にのみ制約されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で自由に変更して実施することができる。例えば、臀部補整用裏打ち布２の下縁２ｂの下向き凸の円弧状曲線Ｃ２、Ｃ２の上端Ｐ５、Ｐ５は、腹部補整用裏打ち布３の左右方向両側上部で交差させてあるが、交差させなくともよい。また、本体布１は、発熱素材を含んだ繊維糸条で構成してもよい。さらに、左右脚周り部６，７の裾口は、端末のほつれ止め処理を不要化した切りっぱなし仕様として例示しいるが、これに制約されない。

本発明は中高年層の婦人用に好適であるが、これに制約されず、下半身用補整衣類全般にに適用可能である。

Ａ 下半身用補整衣類
１ 本体布
１ａ 前身頃
１ｂ 後身頃
１ｃ 臀部
１ｄ 臀頂部相当ライン
２ 臀部補整用裏打ち布
２ａ 上縁
２ｂ 下縁
３ 腹部補整用裏打ち布
４ ウエスト部
５ クロッチ部
６，７ 左右脚周り部
８ 伸縮テープ

Claims (5)

1. ウエスト部からクロッチ部および左右脚周り部に達する前後身頃部を有し、編地のコース方向を身周り方向とされた本体布と、
   本体布の後身頃臀部周辺下部の内面に重ねて配置されて周縁を本体布に縫着された臀部補整用裏打ち布とを有し、
   前記臀部補整用裏打ち布は、後身頃の左右方向中央部におけるクロッチ部よりも上方で臀頂部相当ラインよりも下方の位置から左右両側斜め上方の後身頃側ウエスト部の左右両脇付近まで下向き凸の円弧状曲線として一連に形成された上縁と、前記クロッチ部よりも下方で左右脚周り部の内股部から左右両側斜め上方の左右両側脇部を経て前身頃側ウエスト部の左右方向中央付近まで下向き凸の円弧状曲線として一連に形成された下縁とで囲まれた下向き凸円弧帯状とされており、
   かつ、前記臀部補整用裏打ち布の後身頃の左右方向中央部における上縁と下縁との間の幅寸法は、クロッチ部から上縁までの寸法よりも、クロッチ部から下縁までの寸法を大きく設定してあると共に、
   前記臀部補整用裏打ち布と前記本体布との身周り方向の伸び率の比を０．８：１〜１．５：１の範囲に設定してあることを特徴とする下半身用補整衣類。
2. 前記臀部補整用裏打ち布は、縦横方向に伸びる伸縮性編地のウエール方向を下向き凸円弧形状に沿うように配置して本体布１に縫着されていることを特徴とする請求項１に記載の下半身用補整衣類。
3. 前記臀部補整用裏打ち布の後身頃の左右方向中央部におけるクロッチ部から上縁までの寸法と、クロッチ部から下縁までの寸法とは、１：１．２〜２．９の範囲に設定されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の下半身用補整衣類。
4. 前記本体布の後身頃の左右方向中央部内面には、ウエスト部からクロッチ部まで伸縮テープが上下方向に沿って縫着されていることを特徴とする請求項１〜３の何れかに記載の下半身用補整衣類。
5. 前記本体布は、フライス編地又は天竺編地で構成されていることを特徴とする請求項１〜４の何れかに記載の下半身用補整衣類。

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