JP3118295U - 下半身衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒップラインの下部の臀溝から太ももにかけた部分をしっかりとサボートし、かつ、全体的な締め付け感をなくして、着用感を高める。
【解決手段】緊締力の切替部分を設けている編地からなり、左右の臀部膨出部の夫々の下側部から腰側部にかけた臀部外周部分に強緊締力とした所要幅の第1サポート部を設けると共に、太もも回りに強緊締力とした所要幅の第2サポート部を設け、前記第1サポート部と第2サポート部とを臀部膨出部の下端縁に沿う臀溝位置で接合させている。
【選択図】図1

Description

本考案は、下半身の補整機能を有するガードルやパンツ等の下半身衣類に関し、特に、締め付け感を生じさせることなく、ヒップ下から太ももにかけた贅肉をしっかりとサポートしてヒップアップすると共にヒップラインをスムーズにするものである。
一般に、臀部(ヒップ)に関しては、臀部の膨出部を垂れ下がらせず、所謂ヒップアップさせると同時にヒップラインをくっきりとさせたい要求がある。これに対して、従来提供されている一般的な下半身用の補整機能を有するインナーボトムとしては、ガードルのように全体的に締め付けるものが多く、着用時における着心地が悪く且つ挙動や運動追従性に劣る問題がある。
また、ヒップラインを押さえてヒップアップ機能を高める構成としたボトムを下記の特許文献1〜3を含め、種々提案されている。
特許文献1の特開2004−19012号公報では、図7に示すような、ヒップアップテープ付きボトムが提供されている。該ボトム1は、ボトム1内部にヒップアップ用テープ2を臀部外周の下側から体側部を通してウエスト部1aに通し、ヒップアップ用テープ2の一端をウエスト部の係止布3で着脱自在に係止している。該ヒップアップ用テープ2は幅方向の下側より順次伸縮率を高くし、臀部の裾部のヒップアップ効果を高めている。
しかしながら、特許文献1では、細幅なヒップアップ用テープ2をヒップ部の裾部に沿わせてヒップを上げているので、ヒップの下側と太ももの間の贅肉がヒップアップ用テープ2からはみ出すだけで、特に、ヒップ下側から太ももにかけた贅肉がシュートの裾ゴムからはみ出して段状に膨出することとなり、ヒップ下側部をすっきりとさせたヒップラインを得ることができない。かつ、使用時にヒップアップ用テープ2が係止布3から外れる場合も考えられ、実用的ではない。
特許文献2の特許第3499726号公報では、図8に示すボトムウェアー4では、第1ヒップアップ部分4aが最も締め付け力が強く、次いで第2ヒップアップ部4b、臀裂対応部分4c、臀部対応部4dおよびレッグ部4e、丸み部分4fの順に締め付け力を弱くしている。このように、編み組織を変化させることで、ヒップに丸みをもたせつつ、第1ヒップアップ部分4aによりヒップアップ機能を発生させている。
特許文献3の特許第2896647号公報のパンティストッキングでは、図9に示すように、パンテイ部分の側部から後部にかけて下方傾斜する上レッグ帯状部分5aを配置し、該上レッグ帯状部分5aの締め付け力によって太もも上部およびヒップの下側の贅肉を両サイドから中央側に寄せると共に押し上げてヒップアップを図っている。該上レッグ帯状部分5aは、その下端に設けた丸形状部分5bに向けて締め付け力を減少するように変化させていることで、自然なヒップラインが実現できるとしている。
しかしながら、特許文献2のボトムウェア4および特許文献3のパンティストッキング5は、いずれもヒップアップ効果は期待できるものの、ヒップライン近傍では下方にいくにつれて締め付け力を低下させているので、ヒップラインの下側から太ももの間の贅肉を押さえる機能は低く、特許文献1と同様に、ヒップラインの下側に段状に膨出した部分が現出しやすい問題を解消できない。
特開2004−19012号公報 特許第3499726号公報 特許第2896647号公報
本考案は、前記問題を解決せんとするもので、締め付け感がなく着け心地が良いと共に動きやすさを保持しながら、ヒップラインの下側から太ももにかけた贅肉を確実にサポートしてヒップ下側部をすっきりとさせることで、ヒップラインをスムーズにすると共にヒップアップ機能も保持する下半身衣類を提供することを課題としている。
本考案は前記課題を解決するため、緊締力の切替部分を設けている編地からなり、左右の臀部膨出部のそれぞれの下側部から腰側部にかけた臀部外周部分に強緊締力とした所要幅の第1サポート部を設けると共に、太もも回りに強緊締力とした所要幅の第2サポート部を設け、前記第1サポート部と第2サポート部とを臀部の下端縁に沿う臀溝位置で接合させていることを特徴とする下半身衣類を提供している。
前記構成からなる下半身衣類は、ヒップラインの下側から太ももにかけて、比較的幅広とした強い緊締力を有する第1サポート部と第2サポート部を上下に配置することで、ヒップラインより太ももにかけた贅肉をしっかりと押さえこんでヒップラインより下側をすっきりとさせることができる。また、第1サポート部と第2サポート部とは臀溝位置で接合させていることで、最も強く押さえるべき箇所を強く押さえてヒップアップ機能も発生させている。さらに、この接合位置の両側では第1、第2サポート部を離して、その間に弱い締結力の領域を介在させていることで、動きやすくして、着用感を損なわないようにしている。
前記強緊締力を有するものとした第1サポート部と第2サポート部とは、詳細には、第1サポート部は臀部の下側の太ももの付け根から腰側部に向かって斜め上方に延在し、装着したときに臀部膨出部の外周部分に沿うように形成されている。第2サポート部は、第1サポート部よりも下方に配置され、太ももの付け根よりも下側から太もも回りに斜め上方に延在し、臀溝位置で第1サポート部と接合している。
前記第1サポート部では臀部外周部分に強い緊締力をかけることにより臀部外周ライン、所謂ヒップラインを明確化すると共にヒップアップ機能を発生させることができる。また、第2サポート部は太股回りに強い緊締力をかけることで、ヒップラインから太ももにかける贅肉を確実に押さえこみ、ヒップの下側部分をすっきりとさせることができる。
前記臀溝位置において第1サポート部と第2サポート部とを接合させているが、該接合とは第1サポート部の下縁と第2サポート部の上縁を所要長さ範囲で端縁同士を接触させる場合と、第1サポート部の下側部と第2サポート部の上側部とを所要長さ範囲で重ね合わせる場合の両方を含む。
このように、第1サポート部と第2サポート部とを接触させ或いは重ね合わせ部で接合させていることで、臀溝に位置する接合部では、第1サポート部による腰部側と股部側への引張力と、第2サポート部による腰部側と股部側への引張力の合計4方向への引張力が付加され、最も強い緊締力を生じさせることができる。これにより、臀部側において最も目立つ臀溝位置で、ヒップラインから太ももにかけて連続して強い緊締力を付加して贅肉を確実に押さえこむことで、ヒップ膨出部がメリハリなく太ももへと下垂していくことを解消して、すっきりと美麗に補整することができる。
前記第1サポート部と第2サポート部とは、前記臀溝位置で接合するようなX字配置とし、該接合位置を挟む股部側および腰部側に弱緊締力部分を介在させ、これら弱緊締力部分は接合位置から離れる方向に面積を増大させている。
このように、弱緊締力部を接合位置から離れるにつれて広くしていることで、締め付け感を次第に弱めて全体的に締め付けられている感じを生じさないようにしている。その結果、着用感の良いものとすることができると共に、脚部を圧迫せず、脚を動きやすいものとすることができる。
なお、前記腰部側の弱緊締力部は、大転子を外して配置していることが好ましい。
前記接合領域は、その上下方向が臀溝の最下ラインから上方に3cm以内、下方に5cm以内の範囲とし、左右方向は臀裂の直下ラインを内端とすると共に脇線直下ラインを外端とすると内端から外端にかけて1/8〜7/8の範囲とすることが好ましい。
前記上下方向の範囲内で且つ左右方向の範囲内の領域は、臀部膨出部の頂点からの直下ライン上に位置し、前記したように、臀部側において最も目立つ位置であるため、ヒップアップ機能とヒップライン下側部をしっかりと押さえこんでヒップラインを明確にすることで、臀部側に美麗はシルエットを形成することができる。
本考案のショーツ、ガードル等の衣類は、前記したように編地から形成しており、強緊締力を持たせる第1及び第2サポート部はタック編みとし、左右の臀部の上縁からウエスト位置にかけた領域はリブ編みとした中緊締力部分を設け、該中緊締力部分と前記第1サポート部に囲まれる臀部膨出部はプレーン編みした弱緊締力部分としている。
即ち、臀部膨出部の下側から腰部にかけては最大の緊締力を与え、臀部膨出部の上縁側はそれよりは弱い緊締力を与える一方、臀部膨出部に当たる部分は膨出部を押さえないように弱緊締力部とすることで、臀部膨出部をくっきりと立体的に膨出させ、美しいシルエットを実現することができる。
かつ、各部で緊締力を切り替え、全体を強い緊締力で締め付けていないため、全体的な圧迫感がなく、着用感を良好とできると共に、弱緊締力部を設けているので着脱も容易とすることができる。
前記第1サポート部と第2サポート部とは腹部正面側へと延在させ、該腹部正面側で第1サポート部と第2サポート部とを腹部中央で接合させて重ね合わせて緊締力を強め、さらに、第2サポート部から下方に延在する太もも回り部はプレーン編みした弱緊締力部としているが、該太もも部の内股部分はリブ編みとして緊締力を強めている。
このように、第1サポート部と第2サポート部とを腹部中央で接合させているので、着用時に第1サポート部と第2サポート部が臀部によって下方に引っ張られる状態を抑制でき、確実に持ち上げヒップアップ効果を高めると共に、腹部の膨出を抑えることができる。
さらに、太もも部の内股部を緊締力部としていることで、太もも周りをすっきりとさせ足長ラインを実現することができる。
上述したように、本考案の下半身衣類は、第1サポート部と第2サポート部を臀溝位置でX字状に接合させていることで、第1サポート部がヒップラインに沿った下部をしっかりとサポートしてすっきりとしたヒップラインを実現することができ、かつ、該第1サポート部と第2サポート部でヒップライン下部から太ももにかける贅肉をしっかりと押さえることで、ヒップ膨出部の膨出を強調でき、メリハリのあるシルエットを現出することができる。
また、緊締力を切り替えて緊締力を変化させていることで、全体的な締め付け感を解消して着心地を良好とできると共に、着脱も容易とすることができる。
以下、本考案の下半身衣類10を図面を参照して詳述する。
第1実施形態のロングパンツ10からなる下半身衣類を示す。
図1、図2に示すように、ロングパンツ10は丸編み機で編成した円筒形状の一枚の編地からなる本体11と、該本体11の下側部中央で切断した後に縫着して形成した左右の脚回り部11c、11cの上端間に縫着したクロッチ12を備えている。本体11は円筒状の連続した背面部(後身項部)11aと正面部(前身項部)11bを備え、ウエストラインに位置する上端開口20およびは左右脚回り部の各下端開口21の周縁に、夫々リブ編みした後に折り返して袋状の端始末部20a、20bを設けている。前記左右の脚回り部の長さは脚の付け根と膝との略中間位置に開口21が位置する長さとしている。
前記本体11およびクロッチ12はいずれも編み地から形成しているため伸縮性を備え、かつ、本体11は各部で編み方を変えて、その緊締力を切り替えている。
詳細には、背面部11aでは、左右の臀部膨出部(以下、ヒップと略す)A、Bの夫々のヒップラインに沿って下側部から斜め上方に傾斜させて腰側へと延在させ、ヒップの外周を囲むように配置した第1サポート部14を設けている。これら左右の第1サポート部14の股側の端縁14aはクロッチ12を挟む位置にあり、腰側の体側ライン位置ではウエストライン近くに達し、正面部11bへと延在している。該第1サポート部14は緊締力を最も強くしたタック編みとし、その幅を比較的広くした帯状としている。
左右の第1サポート部14の下方には、それぞれ左右の太もも回りから斜め上方に傾斜させて腰側へと延在させた第2サポート部15を設けている。これら左右の第2サポート部15の股側の端縁15aは第1サポート部14の端縁14aより隙間C1をあけた下方に位置させる一方、体側ライン位置でも第1サポート部14と隙間C2をあけた下方に位置させ、正面側へと延在させている。該第2サポート部15は第1サポート部14と同一の緊締力を最も強くしたタック編みとし、その幅を比較的広くした帯状としている。
第1サポート部14と第2サポート部15は図3に示すように、それぞれ「く」の字状に屈折させ、その長さ方向の中央部を重ね合わせて接合してX字状となるようしている。
このX字状となる第1サポート部14と第2サポート部15とは、ヒップA、Bの夫々のヒップラインに沿った臀溝位置から太ももに達する位置に配置している。
これら「く」の字状とした第1サポート部14と第2サポート部15は長さ方向の中央部で第1サポート部14の下側部と第2サポート部15の上側部とを重ね合わせて接合させている。この重ね合わせた接合領域16は、第1サポート部14および第2サポート部15の緊締力よりも更に強く緊締力を持たせている。
前記第1サポート部14の幅W1は長さ方向において可変しているが約5〜7cmとし、第2サポート部15の幅W2も約5〜7cmとしている。
また、前記接合領域16の上下幅W3は、図4に示すように、臀溝の最下ライン位置P1から上方に3cm以内、下方に5cm以内の範囲に設定し、本実施形態では幅W3が最も大きい位置で2cm程度としている。
接合領域16の左右方向位置は、臀裂(左右のヒップの間の谷部)の直下ラインX1を内端とすると共に脇線ラインX2を外端とすると、内端から外端かけて1/8〜7/8の範囲に設定し、本実施形態では左右方向寸法L1を10〜12cmとしている。
前記第1サポート部14と第2サポート部15とは、図2に示すように、背面部11aから正面部11bへと延在し、正面部11bにおいて第1サポート部14と第2サポート部15は、腹部中央の接合部11gでX字状に重ね合わせている。
前記第1サポート部14と第2サポート部15の接合領域16を挟む股部側および腰部側には前記のように隙間C1、C2をあけており、これらの隙間C1とC2にはプレーン編みした弱緊締力部分17を介在させている。この弱緊締力部分17は接合領域16から離れるにつれて面積を増大させている。
また、背面部11aの左右臀部膨出部A、Bの上縁からウエスト位置にかけた領域には、その左右両側を前記第1サポート部14の上端側と連続させた略V字形状の中緊締力部18をリブ編みで設けている。この中緊締力部18は第1、第2サポート部14、15よりも緊締力を弱くしている。
また、前記ヒップA、Bの上側の中緊締力部18とヒップA、Bの下側から腰側にかける強緊締力の第1サポート部14に囲まれる領域、即ち、膨出したヒップA、Bを囲む領域は、プレーン編みして弱緊締力部19としている。
さらに、第2サポート部15から下方に延在する太もも回り部11cはプレーン編みした弱緊締力部としているが、該太もも回り部11cの内股部分11fはリブ編みとして緊締力を強め、太ももの内股部分を引き締めている。
前記構成とした実施形態のロングパンツ10は、着用時において、図5に示すように、左右のX字状に接合させた第1サポート部14と第2サポート部15とが、それぞれ左右のヒップA、Bのヒップラインの下側から脇側にかけた臀溝(図5中にクロス斜線で示すDの領域)から太ももにかけて位置する。
第1サポート部14、第2サポート部15には、図3中に矢印で示すように、引張力が付加される。即ち、第1サポート部14には腰側から矢印で示すように、斜め上方へ引張する力がかかると共に、股部から矢印で示すように、斜め下方に引張される力がかけられる。同様に、第2サポート部15にも腰側から矢印で示すように、斜め上方へ引張する力がかかると共に、股部から矢印で示すように、斜め下方に引張される力がかけられる。
かつ、第1サポート部14の斜め上方および斜め下方への引張方向は第2サポート部15の斜め上方および斜め下方への引張方向とは相違する。よって、第1、第2サポート部14、15とが重ね合わせられる接合領域16には4方からの引張力がかかり、最も強い緊締力が付加されることとなる。
前記接合領域16が、ヒップA、Bの最も膨出した頂点P1.P2の真下の臀溝位置を挟んで左右に延在することで、ヒップA、Bの各臀溝部分が強い緊締力で押さえこみ、丸みをおびた美麗なヒップラインL2、L3が明確に実現させることができる。かつ、ヒップラインL2,L3より上側の肉を押し上げられてヒップアップ機能も生じさせる。
また、第1サポート部14および第2サポート部15を所要幅の帯状とし、第1サポート部14と第2サポート部15とを接合領域16を介して上下に連続させ、第2サポート部16を太もも回りに位置させていることで、ヒップラインL2、L3から太ももにかけた領域全体を第1、第2サポート部14、15とでしっかりと押さえ込むことができる。その結果、ヒップラインに沿った部分のみを押さえた場合に発生しやすいヒップラインから太ももにかけた贅肉が段状のはみ出すことを防止でき、ヒップ下側部分の太ももにかけた領域をすっきりとさせ、相対的にヒップアップ機能をより高めることができる。
さらに、第1、第2サポート部14、15の接合領域16を挟む股側および腰側には弱締結力部17を介在させ、かつ、次第に面積を増加させていることで、脚の動きを含めて挙動追従性も良好となる。
かつ、背面部11a、正面部11b、左右の脚回り部11cの全体に強い緊締力を与えているのではなく、中緊締力の領域、弱緊締力の領域を設けているため、全体として強い締め付け感を与えず、着用感を良好とできると共に、脱着もスムーズに行うことができる。
本発明は前記実施形態に限定されず、例えば、図6に示すように、第1サポート部14と第2サポート部15の接合領域16’は、第1サポート部14の下縁と第2サポート部15の上縁を所要長さ範囲で接合させても良い。この場合も前記実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに、前記実施形態ではロングパンツに適用したが、パンティストッキング、レオタード、水着等にも適用することができる。
本考案の実施形態にかかるロングパンツからなる下半身衣類の背面図である。 図1のロングパンツの正面図である。 第1サポート部と第2サポート部との組み合わせ状態を示す図面である。 第1サポート部と第2サポート部との接合領域の配置位置を示す図面である。 (A)(B)は前記ロングパンツの着用状態を示す図面である。 変形例を示す図面である。 従来例の図である。 他の従来例の図である。 他の従来例の図である。
符号の説明
10 ロングパンツ(下半身衣類)
11 本体
12 クロッチ
14 第1サポート部
15 第2サポート部
16 16´ 接合領域
17 弱緊締力部
18 中緊締力部
A、B ヒップ(臀部膨出部)
L2、L3 ヒップライン
D 臀溝

Claims (5)

  1. 緊締力の切替部分を設けている編地からなり、左右の臀部膨出部の夫々の下側部から腰側部にかけた臀部外周部分に強緊締力とした所要幅の第1サポート部を設けると共に、太もも回りに強緊締力とした所要幅の第2サポート部を設け、前記第1サポート部と第2サポート部とを臀部膨出部の下端縁に沿う臀溝位置で接合させていることを特徴とする下半身衣類。
  2. 前記第1サポート部と第2サポート部とは接合させる前記臀溝位置で第1サポート部の下縁と第2サポート部の上縁を所要長さ範囲で当接させ、あるいは、前記第1サポート部の下側部と第2サポート部の上側部とを所要長さ範囲で重ね合わせ、該重ね合わせ部分の緊締力を前記第1、第2サポート部の緊締力より強くしている請求項1に記載の下半身衣類。
  3. 前記第1サポート部と第2サポート部とは、前記臀溝位置で接合するようなX字配置とし、該接合位置を挟む股部側および腰部側に弱緊締力部分を介在させ、これら弱緊締力部分は接合位置から離れる方向に面積を増大させている請求項1または請求項2に記載の下半身衣類。
  4. 前記接合領域は臀溝の最下ラインから上方に3cm以内、下方に5cm以内の範囲に設けると共に、臀裂の直下ラインを内端とすると共に脇線ラインを外端とすると内端から外端かけて1/8〜7/8の範囲に設定している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の下半身衣類。
  5. 前記第1及び第2サポート部はタック編みとすると共に、左右の臀部の上縁からウエスト位置にかけた領域にはリブ編みとした中緊締力部分を設け、該中緊締力部分と前記第1サポート部に囲まれる臀部膨出部はプレーン編みした弱緊締力部分とし、かつ、
    前記第1サポート部と第2サポート部とは腹部正面側へと延在させ、該腹部正面側で第1サポート部と第2サポート部とを腹部中央で重ね合わせて緊締力を強め、さらに、
    前記第2サポート部から下方に延在する太もも回り部はプレーン編みした弱緊締力部としているが、該太もも部の内股部分はリブ編みとして緊締力を強めている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の下半身衣類。
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