JP3209979U - 衣類 - Google Patents

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里絵 石原
里絵 石原
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Abstract

【課題】ずり上がりを効果的に防止するとともに、着用感にも優れ、且つ、歩行や屈伸動作の際の動きを妨げない衣類を提供する。【解決手段】前身頃と、臀部を被覆する後身頃と、それらに股下で連設されたクロッチ部4とを備えた衣類であって、前身頃は主に鼠径部より上を被覆するフロント上布2と、主に鼠径部より下を被覆するフロント下布3とを備え、後身頃の一部がフロント上布2まで延伸するとともにフロント下布3の一部に上から重なるように設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、女性用のショーツやショーツガードル等の衣類であって、ヒップ下部分のずり上がり防止機能を有する衣類に関する。
一般的に、女性用のショーツやショーツガードルなどの衣類の特徴として、歩行や屈伸運動の際に臀部下部の裾がずり上がり、臀部の一部が露出する状態になることが知られている。
そこで、特許文献1には、かかる裾部のずり上がりを防止するために、足口まわりにポリウレタン弾性糸入りのゴムテープを縫い付けたものが開示されている。また、特許文献2には、それに加えてヒップ下部の膨らみ体形に合うように立体化するダーツを設けたものが開示されている。
しかしながら、足口まわりのゴムテープなどの局所的なテンションによりずり上がりを防止するものは、経時的にかかるテンションが弱まってずり上がり効果も落ちることが確認されている。
また、ずり上がり効果を向上させるためにかかるテンションを強めると、部分的な圧迫により着用感が損なわれ、また、歩行や屈伸動作の際の動きを妨げるおそれもあった。
WO00/072707 WO2007/086110
そこで、本考案は従来の衣類のかかる欠点を克服し、ずり上がりを効果的に防止するとともに、着用感にも優れ、且つ、歩行や屈伸動作の際の動きを妨げない衣類を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、前身頃と、臀部を被覆する後身頃と、それらに股下で連設されたクロッチ部とを備えた衣類であって、前身頃は主に鼠径部より上を被覆するフロント上布と、主に鼠径部より下を被覆するフロント下布とを備え、後身頃の一部が前記フロント上布まで延伸するとともに前記フロント下布の一部に上から重なるように設けられていることを特徴とする衣類である。
本考案に係る衣類は、前身頃として鼠径部より上を被覆するフロント上布と、鼠径部より下を被覆するフロント下布とを備え、後身頃の一部が前記フロント上布まで延伸するとともに前記フロント下布の一部に重なるように設けられることで、ずり上がりを効果的に防止することができる。
また、本考案に係る衣類で、前記フロント下布に重なる前記下部ヒップ布および前記左右ヒップ布の一部は、前記フロント上布の下辺部に沿ってフロント下布に沿って縫着され、それ以外の部分ではフロント下布に縫着されないものは、生地にも動きが出るために歩行や屈伸動作の際の動きを妨げない。
さらに、本考案に係る衣類であって、後身頃を構成する生地を着用者の臀部のラインにフィットするように立体的に裁断したものは、臀部を包み込む生地量が増えてずり上がりを効果的に防止することができる。
本考案に係る衣類の正面図。 本考案に係る衣類の背面図。 本考案に係る衣類を裏返した状態での正面図。 本考案に係る衣類を着用した状態を斜め前から示す図。 本考案に係る衣類を着用した状態を斜め後から示す図。
以下、本考案の衣類の一実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
本考案の衣類は女性用のショーツであって、各図に示すように、その前身頃はウエスト部1、上布部2、下布部3から構成され、また、後身頃はウエスト部5、中央ヒップ布6、左右ヒップ布7、下部ヒップ布8から構成される。さらに、前身頃と後身頃は股下でクロッチ部4により連設されている。以下、各構成について詳述する。
本考案の衣類の前身頃は、ウエスト部1、主に鼠径部より上を被覆するフロント上布2、さらに、主に鼠径部より下を被覆するフロント下布3が上から順次連設されて構成されている。ウエスト部1は横方向に伸縮性を有する生地より形成されており、後身頃のウエスト部5とともに着用者のウエストに対して適度な締め付けで衣類がずり下がらないように保持する。
フロント上布2は、ウエスト部1の下辺部11に連設され、ウエスト部1と主に鼠径部の間の下腹部を被覆するように形成されている。本実施態様では、フロント上布2は花柄等の装飾(図面では模式的に網模様で表す)を施したレース生地により形成されており、該レース生地は横方向に伸縮性を有している。また、該レース生地の裏地として、横方向に伸縮性を有するパワーネット9aを設けることが好ましい(パワーネット9aの伸縮方向を図4の矢印で示す)。
フロント下布3は、フロント上布2の下部に連設され、主に鼠径部の下から足口およびクロッチ部4までの下腹部を被覆するように形成されている。本実施態様では、フロント上布2はその下辺部21においてフロント下布3に縫着されている。なお、本実施態様では、フロント上布2の下辺部21は装飾的な波状に形成されているが、下辺部21の形状はこれに限定されない。
フロント下布3は、図示するように、全体が略V字状に形成されている。具体的には、フロント下布3の上辺部31は、鼠径部に沿って左右両端側から中央へと下り傾斜し、腹部中心線、すなわち臍の下方において谷折れするように形成されている。そして、かかる上辺部31近傍でフロント上布2が縫着され、左右の下辺部32が足口の一部を構成するとともに、中央の下辺部33はクロッチ部4に縫着されている。なお、フロント下布3の裏地には、縦方向に伸縮性を有するパワーネット9bを設けることが好ましい(パワーネット9bの伸縮方向を図4の矢印で示す)。
本考案の衣類の後身頃は、横方向に伸縮性を有する生地より形成されるウエスト部5と、該ウエスト部5の下辺部51に縫着され、臀部を被覆するように形成されたヒップ布から構成される。なお、後身頃のウエスト部5は前身頃のウエスト部1に対して縦幅が広く形成されており、ウエスト部1とフロント上布2の左右端部に連設するように形成されている。また、ウエスト部5には締め付け力を向上させるために、裏地として横方向に伸縮性を有するパワーネットを設けてもよい(パワーネットの伸縮方向を図5の矢印で示す)。
後身頃のヒップ布は、臀部の中央に左右一対で設けられ、臀部の中心線に沿って互いに縫着された中央ヒップ布6と、該中央ヒップ布6の外側に左右一対で連設された左右ヒップ布7と、該左右ヒップ布7の外側に左右一対で連設された下部ヒップ布8の計6枚の生地により形成されている。
中央ヒップ布6、左右ヒップ布7および下部ヒップ布8は、着用者の臀部のラインにフィットするように立体的に裁断されており、それらのうち、下部ヒップ布8は足口の開口周方向に伸縮性を有するレース素材により形成され、左右ヒップ布7に縫着された辺部と反対側の辺部は足口の一部を構成する(下部ヒップ布8の伸縮方向を図4、5の矢印で示す)。
後身頃のうち、下部ヒップ布8の上端と左右ヒップ布7の上端の一部はフロント上布2まで延伸するとともに、該上端側の一部が前身頃のフロント下布3の一部に上から重なるように形成されている。詳しくは、フロント下布3の左右両端側の略三角形の領域を被覆するように、左右ヒップ布7および下部ヒップ布8の上端側の一部が重なって形成されている。そして、下部ヒップ布8の上端は、フロント上布2の下辺部21に沿ってフロント下布3に縫着されるとともに、その他の部分においてはフロント下布3に縫着されていない。また、左右ヒップ布7の上端側であってフロント下布3に重なる部分では、フロント上布2の下辺部21に沿ってフロント下布3に縫着されている。
本実施態様のように、フロント下布3に重なる下部ヒップ布8および左右ヒップ布7の一部はフロント上布2の下辺部21に沿ってフロント下布3に沿って縫着されているが、それ以外の部分では互い縫着しないことが好ましい。かかる構成により、下部ヒップ布8および左右ヒップ布7はフロント下布3に対して縫着部以外ではフリーとなり、歩行や屈伸動作の際の動きを妨げず、生地自体にも動きが出るため、ずり上がりにくくなる。
さらに、後身頃を構成する中央ヒップ布6と左右ヒップ布7は、臀部にフィットするよう立体裁断することに加え、生地の伸縮方向が図5の矢印に示すように、左右の一組の中央ヒップ布6と左右ヒップ布7がそれぞれ左右の臀部を包み込んで適切にサポートするように生地の目の方向を揃えて形成することが好ましい。
上述した通り、裏地として設けたパワーネット等により、前身頃の生地の伸縮方向を図4のように補強し、また、後身頃の伸縮方向も図5のようにすることで、衣類全体にずり上がり防止のテンションが適切に働き、経時変化による局所的なテンションの弛みや、着用時の部分的な圧迫を効果的に防ぐことができる。
1…… ウエスト部
2…… フロント上布
3…… フロント下布
4…… クロッチ部
5…… ウエスト部
6…… 中央ヒップ布
7…… 左右ヒップ布
8…… 下部ヒップ布
9a…… パワーネット
9b…… パワーネット
11…… 下辺部
21…… 下辺部
31…… 上辺部
32…… 下辺部
33…… 下辺部

Claims (7)

  1. 前身頃と、臀部を被覆する後身頃と、それらに股下で連設されたクロッチ部とを備えた衣類であって、前身頃は主に鼠径部より上を被覆するフロント上布と、主に鼠径部より下を被覆するフロント下布とを備え、後身頃の一部が前記フロント上布まで延伸するとともに前記フロント下布の一部に上から重なるように設けられていることを特徴とする衣類。
  2. 前記後身頃は、中央で左右一対に設けられた中央ヒップ布と、該中央ヒップ布の外側に左右一対に設けられた左右ヒップ布と、さらに、該左右ヒップ布の外側に左右一対に設けられた下部ヒップ布により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の衣類。
  3. 前記下部ヒップ布の上端と前記左右ヒップ布の上端の一部は、前記フロント上布まで延伸するとともに、該上端側の一部が前記フロント下布の左右両端側に上から重なるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の衣類。
  4. 前記フロント下布に重なる前記下部ヒップ布および前記左右ヒップ布の一部は、前記フロント上布の下辺部に沿ってフロント下布に沿って縫着され、それ以外の部分ではフロント下布に縫着されないことを特徴とする請求項3に記載の衣類。
  5. 前記フロント上布の裏地として横方向に伸縮性を有するパワーネットが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の衣類。
  6. 前記フロント下布の裏地として縦方向に伸縮性を有するパワーネットが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の衣類。
  7. 前記中央ヒップ布、前記左右ヒップ布および前記下部ヒップ布は、着用者の臀部のラインにフィットするように立体的に裁断されていることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の衣類。
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