JP5849061B2 - 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示部やタッチパネル部を有する表示入力装置、及び、これを備えた画像形成装置に関する。
近年、複合機、複写機、プリンターなどの機器には、表示部とタッチパネル部を備えた操作パネルが設けられることがある。タッチパネル部は表示部の上方に配置され、キーやボタンを表示部に表示し、タッチパネル部を用いてタッチされた位置を認識する。タッチパネル部をタッチする操作はタッチ位置に対応する位置のキーやボタンを選択する入力として受け付けられる。ボタン選択などが受け付けられると、表示部の表示が変化する(例えば、ボタンの色変化)。しかし、視覚による変化では分かりづらい場合がある(特に、視覚的な障害を持つ使用者)。そこで、タッチしたこと(ボタンを押す入力が受け付けられたことを)を触覚で認識できるようにして、タッチパネル部を振動させることがある。
このようなタッチパネル部を振動させる技術の一例が特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、情報表示面と、所定の操作面を有し情報表示面上に配置された透明または半透明の操作部と、操作部と結合し力学的作用と電気信号とを双方向で変換可能な双方向機能手段と、操作面に与えられた操作力によって双方向機能手段から発生する電気信号を操作信号として取出す操作信号取出し手段と、操作信号に応答して双方向機能手段に電気的な駆動信号を送出する駆動制御手段とを備え、駆動信号によって双方向機能手段で生ずる力学的反応(振動)が操作面に伝達される情報表示装置が記載されている。この構成により、操作面を振動させ、それによって使用者に確実な操作感を与えようとする(特許文献1:請求項1、段落[0008]等参照)。
特開平11−212725号公報
上述のタッチパネル部を振動させることで、タッチパネル部をタッチしてボタンやキーを選択する操作など、一定の操作が受け付けられたことを触覚的に認識できるようにすることができる。
携帯電話などでは、従来、タッチパネル部や筐体を振動させるため、振動モーター(例えば、ローターに偏心錘を取り付けたモーター)を用いることがある。しかし、振動モーターを用いた場合、振動が比較的長い時間に及び、操作感に欠ける。
そこで、圧電素子を用いてタッチパネル部を振動させる(形状を変化させる)場合がある(特許文献1参照)。圧電素子の電圧を印加することで形状が変化する特性を生かし、例えば、単発的に圧電素子に電圧を印加し、瞬間的にタッチパネル部を振動させることで(振動モーターを用いるときよりもタッチパネル部の振動を短時間に抑えることで)、使用者にボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えることができる。
しかし、複合機などの画像形成装置に設けられる操作パネルの表示部やタッチパネル部は携帯電話などよりもずっと大きい。そのため、画像形成装置に設けられるタッチパネル部を圧電素子で振動させる場合、使用者にボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えられるようにするには(十分にタッチパネル部を振動させるには)、圧電素子を複数個設ける必要がある。例えば、複数の圧電素子はタッチパネル部や表示部の表示部の長辺方向に沿って設けられる場合がある。
ここで、圧電素子の全てを同時に振動させると(圧電素子対を同時に変形させると)、各圧電素子からの振動が干渉し(打ち消し合い)、タッチパネル部のうち、振動の無い部分や振動が弱くなる部分が生ずる場合がある。例えば、圧電素子と圧電素子に挟まれた圧電素子に近い部分での振動量(タッチパネル部の変形量)が少なくなる。このように、複数個の圧電素子を用いてタッチパネル部を振動させると、使用者にボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えられるように、タッチパネル部を振動させることができない場合があるという問題がある。
ここで、特許文献1には、タッチパネル部の4隅に圧電素子を設ける例が記載されている(特許文献1:図6参照)。しかし、特許文献1には、圧電素子の全てを同時に振動させると、クリック感を与えられるようにタッチパネル部を振動させることができないという問題を解消できる記載はない。言い換えると、各圧電素子からの振動が干渉により問題が生ずる旨の示唆はない。従って、特許文献1記載の技術では、上記の問題を解決することができない。
本発明は上記の問題点に鑑み、複数の圧電素子によりタッチパネル部を振動(変形)させるとき、各圧電素子が生ずる振動の干渉を避け、ボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えられるようにタッチパネル部を十分に振動させることを課題とする。
上記課題解決のため請求項1に係る表示入力装置は、操作、設定用の画面を表示する表示部と、前記表示部の上面に設けられ、タッチされている位置を検知するためのタッチパネル部と、前記タッチパネル部の出力に基づき、前記タッチパネル部でタッチされた位置を認識する認識部と、前記タッチパネル部のうち外部から視認されない領域に接する複数の圧電素子と、前記圧電素子に予め定められた電圧波形の駆動信号を1又は複数回入力して前記圧電素子及び前記タッチパネル部を振動させる駆動部と、を含み、前記圧電素子は前記タッチパネル部の短辺方向で向かい合うように前記タッチパネル部の長辺方向に沿って複数設けられ、前記タッチパネル部の短辺方向で向かい合う一対の圧電素子で圧電素子対が複数形成され、前記駆動部は前記圧電素子対に対して1つ設けられ、前記圧電素子対の圧電素子に接続され、信号に基づき前記駆動信号を接続された各前記圧電素子に入力するスイッチ部を含む駆動回路を備え、複数の前記駆動回路のうち、1つの前記駆動回路である主駆動回路にタイミング調整回路が設けられ、前記主駆動回路以外の前記駆動回路である従駆動回路の前記スイッチ部と前記タイミング調整回路が接続され、前記認識部は、前記タッチパネル部へのタッチにより前記タッチパネル部を振動させるとき、前記主駆動回路の前記スイッチ部と前記タイミング調整回路に前記圧電素子を振動させる旨の指示信号を入力し、前記主駆動回路の前記スイッチ部は、前記指示信号が入力されると接続された各前記圧電素子に対して前記駆動信号を入力し、前記タイミング調整回路は、各前記圧電素子対の振動開始のタイミングがずれるように、前記圧電素子に前記駆動信号を入力すべき旨のトリガ信号を、それぞれの前記従駆動回路の前記スイッチ部に与え、前記従駆動回路の前記スイッチ部は、前記トリガ信号を受けると、接続された前記圧電素子に前記駆動信号を入力し、前記駆動部は全ての前記圧電素子対に対し、同時に前記駆動信号の入力を開始しないこととした。
上述したように、本発明によれば、複数の圧電素子によりタッチパネル部を圧電素子で振動させるとき、各圧電素子が生ずる振動の干渉を緩和することができる。従って、ボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えられるように、タッチパネル部を十分に振動(変形)させることができ、触覚に基づく操作感を与えられる表示入力装置を提供することができる。
複合機の一例を示す模型的正面断面図である。 操作パネルの一例を示す平面図である。 複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 表示部やタッチパネル部などの構成を示す分解斜視図である。 タッチパネル部に対する各圧電素子の配置の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る操作パネルでのタッチパネル部を振動させる構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る操作パネルでのタッチ位置に応じて振動させる圧電素子対を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る操作パネルでのタッチパネル部の振動制御の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る操作パネルでのタッチパネル部を振動させる構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る操作パネルでのタッチパネル部の振動制御の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図1〜図10を用い、本発明の実施形態を説明する。以下では、操作パネル1(表示入力装置に相当)を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。そして、図1〜図8を用いて第1の実施形態を説明し、図9、図10を用いて第2の実施形態を説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
次に、図1に基づき、実施形態に係る複合機100の概略を説明する。図1は複合機100の一例を示す模型的正面断面図である。
まず、図1に示すように、複合機100の正面前方には、複合機100の各種設定や、入力を行うための操作パネル1が設けられる(破線で図示、詳細は後述)。そして、上部に画像読取部2aと原稿搬送装置2bが設けられる。又、複合機100は本体内部に給紙部3a、搬送部3b、画像形成部4a、定着部4b等を備える。
まず、図1に破線で示すように、操作パネル1は複合機100の正面上方に設けられる(詳細は後述)。
原稿搬送装置2bは読み取る原稿を載置する原稿トレイ21を有する。そして、原稿搬送装置2bは原稿トレイ21から原稿を1枚ずつ、自動的に連続して読取位置(送り読取用コンタクトガラス22)に搬送する。又、原稿搬送装置2bは図1の紙面奥側を支点として画像読取部2aに上下方向に開閉自在に取り付けられ、画像読取部2aのコンタクトガラス(送り読取用コンタクトガラス22及び載置読取用コンタクトガラス23)を上方から押さえるカバーとして機能する。
画像読取部2aは図1に示すように、上面に送り読取用コンタクトガラス22と書籍等の原稿を1枚ずつ読み取る際、原稿が載置される載置読取用コンタクトガラス23を含む。画像読取部2a内には、ランプ、ミラー、レンズ、イメージセンサ等(不図示)が配される。イメージセンサは送り読取用コンタクトガラス22を通過する原稿、あるいは、載置読取用コンタクトガラス23に載置された原稿の反射光を元に、原稿を読み取る。そして、イメージセンサは反射光を画像濃度に応じたアナログの電気信号に変換し、その後、量子化を行い、その結果、原稿の画像データが得られる。複合機100は読み取りにより得られた画像データに基づき印刷を行うことができる(コピー機能)。尚、本実施形態の画像読取部2aはカラーでも、白黒でも読み取り可能である。
給紙部3aは複数の用紙(例えば、コピー用紙、普通紙、再生紙、厚紙、OHPシート等の各種シート)を収容し、1枚ずつ搬送部3bに送り込む。給紙部3aは収納用紙が載置されるカセット31を複数含む(図1で上方から順に、31a、31bと符号を付す)。又、各カセット31に対し、搬送部3bに用紙を送り出すため回転駆動する給紙ローラー32が設けられる(図1で上方から順に、32a、32bと符号を付す)。例えば、印刷時に、いずれかの給紙ローラー32が回転駆動し、用紙が1枚ずつ搬送部3bに送り出される。
搬送部3bは給紙部3aから送り出された用紙を搬送する通路である。尚、用紙搬送経路上には画像形成部4a、定着部4b等が配される。そして、搬送部3bには、用紙の案内のためのガイドや、用紙搬送の際に回転駆動する搬送ローラー対33〜35や、搬送されてくる用紙を画像形成部4aの手前で待機させ、トナー像形成のタイミングを合わせて用紙を送り出すレジストローラー対36等が設けられる。
画像形成部4aは画像データに基づきトナー像を形成し、搬送される用紙にトナー像を転写する。そのため、画像形成部4aは図2中に示す矢印方向に回転駆動可能に支持された感光体ドラム41、及び、感光体ドラム41の周囲に配設された帯電装置42、露光装置43、現像装置44、転写ローラー45、クリーニング装置46等を備える。
トナー像形成及び転写プロセスを説明すると、画像形成部4aの略中心に設けられ、所定方向に回転駆動する感光体ドラム41は帯電装置42により、所定電位に帯電される。露光装置43は画像データに基づき、レーザ光を出力し、感光体ドラム41表面を走査露光して画像データに応じた静電潜像を形成する。尚、画像データは画像読取部2aで得られた画像データや、ネットワーク等により接続されるコンピュータ−200や相手方FAX装置300(図3参照)から送信された画像データ等が用いられる。
そして、現像装置44は感光体ドラム41に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。転写ローラー45は感光体ドラム41に圧接し、ニップを形成する。そして、トナー像にあわせタイミングを図られつつ、用紙はニップに進入する。用紙進入時、転写ローラー45には所定の電圧が印加され、用紙に感光体ドラム41上のトナー像が転写される。クリーニング装置46は転写後に感光体ドラム41に残留するトナーを除去する。
定着部4bは用紙に転写されたトナー像を定着させる。本実施形態における定着部4bは主として発熱体を内蔵する加熱ローラー47と加圧ローラー48で構成される。加熱ローラー47と加圧ローラー48は圧接しニップを形成する。そして、用紙が、このニップを通過することで、用紙表面のトナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。トナー定着後の用紙は排出トレイ37に排出される。このようにして、コピー機能、プリンター機能の使用時、画像形成(印刷)が行われる。
(操作パネル1)
次に、図2を用いて、実施形態に係る操作パネル1の一例を説明する。図2は操作パネル1の一例を示す平面図である。
操作パネル1は図1に示すように、複合機100の正面上方に設けられ、複合機100の設定や動作指示を与えるためのメニューやキーや、複合機100等の状態のメッセージ等の各種画像、画面を表示する表示部5を有する。例えば、表示部5は液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどであり、操作、設定用の画面や画像を表示する。
そして、表示部5の上面に、所定間隔をおいて設けられ、タッチされている位置を検知するためタッチパネル部6が設けられる。タッチパネル部6は表示部5のうち、使用者にタッチされた部分の位置(座標)を検知するためのものである。尚、タッチパネル部6としては抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、静電容量方式等、各方式のものを採用でき特に制限はない。
このタッチパネル部6を用いた検出座標と、表示部5に示される各種キーの位置、座標を比較し、表示部5に表示されたキーのうち、タッチパネル部6をタッチして押そうとしたキー(タッチ位置の直下にあるキー)を認識する。そして、使用者が押しして選択したキーが特定され、入力が受け付けられる。これにより。複合機100のコピーや送信等の各種機能における各種設定や動作指示を行える。
又、操作パネル1には、各種設定後、コピー等のジョブ開始指示用のスタートキー11や、数字入力用のテンキー部12や用いる機能を選択するための機能選択キー群13等のハードキーが設けられる。このように、操作パネル1にはタッチパネル部6や各種ハードキーが備えられ、タッチパネル部6や各種ハードキーは複合機100の各機能について、各種設定、モード選択等を行う表示入力装置として機能する。
(複合機100等のハードウェア構成)
次に、図3を用いて、実施形態に係る複合機100のハードウェア構成の一例を説明する。図3は複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
まず、複合機100本体内には、制御部100aが設けられる。制御部100aは例えば、操作パネル1、画像読取部2a、原稿搬送装置2b、給紙部3a、搬送部3b、画像形成部4a、定着部4b等と接続され、これらの制御を行う。
例えば、制御部100aはCPU100bや、複合機100での処理を行うための専用回路であるASIC100c等の素子を含む。CPU100bは記憶装置100dに格納され、展開される制御プログラムに基づき演算等を行い、複合機100の各部を制御する。尚、制御部100aは全体制御や画像処理を行うメイン制御部や、画像形成や各種回転体を回転させるモータ等のON/OFF等を行い、印刷を制御するエンジン制御部等、機能ごとに分割して複数種設けられてもよい。本説明ではこれらを1つの制御部100aとしてまとめた形態を示し、説明する。
記憶装置100dは制御部100aと接続される。記憶装置100dはROM、RAM、HDD等を組み合わせて構成される。記憶装置100dは複合機100の制御用プログラム、制御用データ、設定データや、画像読取部2aによって読み取られた原稿の画像データ等の各種データを記憶できる。
そして、制御部100aは各種コネクタ、ソケットやFAXモデム等を備えた通信用インターフェイス部(以下、通信I/F部100e)と接続される。通信I/F部100eはネットワークや公衆回線等により複数の外部のコンピュータ−200(例えば、パーソナルコンピュータ−やサーバー)や相手方FAX装置300(図3ではいずれも便宜上1つのみ図示)と接続される。例えば、画像読取部2aで得られた画像データを記憶装置100dに記憶させることや、外部のコンピュータ−200や相手方FAX装置300に送信することができる(スキャナ機能、FAX機能)。又、外部のコンピュータ−200や相手方FAX装置300から送信され、複合機100に入力される画像データに基づき印刷、FAX送信等を行うこともできる(プリンター機能、FAX機能)。
又、制御部100aは操作パネル1になされた入力を認識し、使用者の設定にあわせてコピー等が行われるように複合機100を制御する。例えば、操作パネル1で、使用する給紙部3aを指定してコピーする旨が設定されると、制御部100aは指定された給紙部3aから給紙を行わせる。又、操作パネル1で指定された送信先に、制御部100aは通信I/F部100eから画像データを送信させる。
又、例えば、制御部100aには画像読取部2aで原稿を読み取って得られた画像データや通信I/F部100eを介して複合機100に入力された画像データに対し、画像処理を施す画像処理部100fが設けられる。画像処理部100fが処理した画像データは例えば、露光装置43に送信され、感光体ドラム41の走査・露光に用いられ、又は、通信I/F部100eに送信され、外部に発信される。
本実施形態の操作パネル1は表示制御部10(認識部に相当)、メモリー14(記憶部に相当)、ドライバー回路15、表示部5、タッチパネル部6を有する。表示制御部10はCPU10aやICなどの回路を含み、表示部5の表示を制御し、タッチパネル部6の出力を受け、表示部5で押下された座標を特定する。タッチパネル部6の出力と座標の対応を示すテーブル等のデータはメモリー14に記憶される。表示制御部10は押下位置の座標と各設定画面の画像データを比較する等により、タッチパネル部6でタッチされた位置を認識し、設定画面上で選択された(押された)キーを特定、認識する。
具体的に、複合機100の各機能の設定項目を選択し、設定値を設定するには、タッチパネル部6をタッチして表示部5における最上層の表示から表示部5に表示されるキーの選択を繰り返す。そして、キー選択ごとに、表示制御部10は表示部5の表示を切り換えさせ、最終的に、選択、設定しようとする機能の設定値が設定される。表示制御部10はこの機能の選択、設定が行われたことを認識し、その内容を本体の制御部100aに送信する。これにより、制御部100aは操作パネル1で選択、設定された機能を反映した動作を画像形成部4a等の各部に行わせる。そして、使用者の意思が、印刷、送信等において反映される(例えば、濃度設定や拡大縮小など)。
そして、表示部5が表示する画面、画像の画像データは例えば、操作パネル1内のメモリー14に記憶される。従って、表示制御部10は設定項目の選択画面や各設定画面中のキーが押下されるごとに、表示制御部10は次に表示すべき画面の画像データをメモリー14から読み出す。尚、表示部5が表示する画面、画像の画像データは例えば、本体側の記憶装置100dに記憶させてもよい。この場合、操作パネル1は表示部5で表示を行うための画像データを、制御部100aを介し、記憶装置100dから受信する。
表示制御部10は液晶画面の表示を実際に制御するドライバー回路15に指示を与える。尚、操作パネル1には表示制御部10やメモリー14を設けず、表示制御部10、メモリー14の機能を制御部100a等の構成(CPU100bや記憶装置100d)に代用させても良い。
(表示部5とタッチパネル部6)
次に、図4を用いて、操作パネル1中の表示及びタッチによる入力を行う部分について説明する。図4は表示部5やタッチパネル部6などの構成を示す分解斜視図である。
図4に示すように、操作パネル1はタッチパネル部6と矩形状(帯状)の複数の圧電素子7を含む。複数の圧電素子7はタッチパネル部6に接するように(タッチパネル部6の裏面側に)取り付けられる。各圧電素子7はチタン酸ジルコン酸鉛などの圧電効果を有する材料で形成される。又、例えば、各圧電素子7には、積層型のものを用いることができる。
又、タッチパネル部6の裏面側には、タッチパネル部6と所定の間隔を設けつつ、表示部5が配置される。タッチパネル部6は表示部5に表示された画面、画像を透過する。例えば、タッチパネル部6には、透明のプラスチック板やガラス板が用いられる。又、各圧電素子7はタッチパネル部6の下側(表示部5の側)の面に取り付けられる。例えば、各圧電素子7は接着剤、両面テープによりタッチパネル部6に取り付けられる。
そして、タッチパネル部6や圧電素子7や表示部5にはケース16が被せられる。ケース16とタッチパネル部6の間には埃やゴミの進入を防ぐシール材17が挟まれる。シール材17はタッチパネル部6の外周上面に沿った大きさの矩形環状であり、ケース16の内面と接する。尚、本実施形態のタッチパネル部6は各圧電素子7により振動(変形)させられるので、低反発性の材料で形成されていることが望ましい。
又、ケース16部には、開口16a(操作窓)が設けられている。開口16aは矩形状であり、タッチパネル部6のうち、開口16aに応じた矩形の領域は外部に露出する。この露出部分が使用者から(外部から)視認でき、使用者によりタッチされ得る領域(タッチ可能領域6a)となる。使用者は、タッチ可能領域6aに映る表示部5のキー等の表示位置をタッチすることで、所望の機能や設定項目について設定を行える。一方、タッチパネル部6のうち、ケース16により隠され、外部から視認できず(視認されず)、使用者によりタッチされない領域(外周縁領域6b)に各圧電素子7が取り付けられる。
(各圧電素子7の配置)
次に、図5を用いて、実施形態に係る操作パネル1での各圧電素子7の配置の一例を説明する。図5はタッチパネル部6に対する各圧電素子7の配置の一例を示す説明図である。
まず、図5に示すように、本実施形態の操作パネル1には、6つの圧電素子7が設けられる。圧電素子7はタッチパネル部6の長辺方向に沿って複数設けられる。具体的に、タッチパネル部6のそれぞれの長辺に沿って3つずつ設けられる。
そして、各圧電素子7はタッチパネル部6の短辺方向で向かい合うように配される。そして、タッチパネル部6の短辺方向で向かい合う一対の圧電素子7で圧電素子対8が形成される(本実施形態では3つ)。尚、圧電素子7をタッチパネル部6の各長辺に長辺方向に沿って4つ設けるならば、圧電素子対8は4つとなる(圧電素子対8は4つ以上でもよい)。
ここで、以下の説明では、タッチパネル部6のうち左端の圧電素子対8を「第1圧電素子対81」と称する。又、タッチパネル部6のうち中央の圧電素子対8を「第2圧電素子対82」と称する。又、タッチパネル部6のうち右端の圧電素子対8を「第3圧電素子対83」と称する。
操作パネル1には、各圧電素子7に対して予め定められた電圧波形の駆動信号S2を入力して各圧電素子7を振動させて、各圧電素子7に接するタッチパネル部6を振動させる駆動部9が設けられる。駆動部9は、複数の駆動回路90(駆動用IC)を含み、各圧電素子対8に対して1つの駆動回路90が設けられる。
具体的に、第1圧電素子対81に対して第1駆動回路901が設けられる。第1駆動回路901は第1圧電素子対81に含まれる圧電素子7に対して同時に駆動信号S2を入力する(同時で無くてもよい)。又、第2圧電素子対82に対して第2駆動回路902が設けられる。第2駆動回路902は第2圧電素子対82に含まれる圧電素子7に対して同時に駆動信号S2を入力する(同時で無くてもよい)。又、第3圧電素子対83に対して第3駆動回路903が設けられる。第3駆動回路903は第3圧電素子対83に含まれる圧電素子7に対して同時に駆動信号S2を入力する(同時で無くてもよい)。
(タッチパネル部6を振動させる構成)
次に、図6を用いて、第1の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6を振動させる構成の一例を説明する。図6は第1の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6を振動させる構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の操作パネル1では、表示制御部10はタッチパネル部6がタッチされたことをタッチパネル部6の出力に基づき認識する。そして、タッチパネル部6がタッチされ入力されたことを認識すると、複数の圧電素子対8に駆動信号S2を入力し、タッチパネル部6を振動(変形)させる。このタッチパネル部6の振動により、使用者にボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えることができる。
そこで、図6を用いて、タッチパネル部6を振動させる構成を説明する。第1駆動回路901、第2駆動回路902、第3駆動回路903には、それぞれ電圧生成回路91やスイッチ部92が設けられる。各駆動回路90は同様なので、便宜上、各駆動回路90に含まれる電圧生成回路91やスイッチ部92には同じ符号を付す。
各電圧生成回路91は各圧電素子7に印加する電圧を生成する。各電圧生成回路91には、商用電源と接続され複合機に必要な電圧を生成する電源部100g(図3参照)から電圧Vinが入力される。そして、電圧生成回路91は電圧Vinの昇圧等を行い、各圧電素子7に電界を印加して、圧電素子7を変形させるための電圧を生成する。
本実施形態において、各圧電素子7には、パルス状に変化する波形の電圧が1又は複数回駆動信号S2として入力される(例えば、振幅は数十V程度)。言い換えると、タッチパネル部6を振動させるとき、各駆動回路90(第1駆動回路901、第2駆動回路902、第3駆動回路903)は1又は複数回のパルスを各圧電素子7に入力する。あるいは、各圧電素子7に1又は複数周期分の正弦波の電圧信号を駆動信号S2として入力してもよい。このように、各駆動回路90は振幅が変化する電圧を駆動信号S2として各圧電素子7に印加する(入力する)。例えば、電圧生成回路91は各圧電素子7が最も振動する周波数の駆動信号S2を生成する。
具体的には、タッチパネル部6を振動させるとき、表示制御部10(CPU10a)は振動させる圧電素子対8に対応する駆動回路90のスイッチ部92に、圧電素子7を振動させる旨の指示信号S1を与える。この指示信号S1を受けると、スイッチ部92はON状態となり、スイッチ部92は電圧生成回路91が生成した電圧(駆動信号S2)を圧電素子7に入力する。そして、予め定められた回数(1又は複数回)のパルスや正弦波(駆動信号S2)を入力すると、スイッチ部92はOFF状態となる。
尚、表示制御部10はタッチパネル部6の出力に基づき、タッチされ続けている時間を認識できる。そこで、表示制御部10はタッチされている時間が長いほど、各圧電素子対8(第1圧電素子対81、第2圧電素子対82、第3圧電素子対83)に入力する駆動信号S2の回数を増やす、又は、駆動信号S2としての電圧の振幅を大きくする旨の指示信号S1を駆動部9内の各スイッチ部92に与えてもよい。この指示信号S1を受けて、各駆動回路90はタッチされている時間が長いほど、各圧電素子対8に圧電素子対8に入力する駆動信号S2の回数を増やす(例えば、入力するパルスや正弦波を増やしていく)、又は、駆動信号S2としての電圧の振幅を大きくする。
(タッチパネル部6の振動制御)
次に、図7、図8を用いて、第1の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6の振動制御の一例を説明する。図7は第1の実施形態に係る操作パネル1でのタッチ位置に応じて振動させる圧電素子対8を説明するための説明図である。図8は第1の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6の振動制御の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、本実施形態の操作パネル1では、3つの圧電素子対8(計6つの圧電素子7)が設けられる。そして、第1圧電素子対81、第2圧電素子対82、第3圧電素子対83に同じタイミングで駆動信号S2を入力し、同じタイミングで各圧電素子7を振動(収縮)させると、振動同士の干渉が生じ、タッチパネル部6のうち、振動が弱い(湾曲量、上下方向での変形量が少ない)部分ができてしまう場合がある。本実施形態のように各圧電素子7を配した場合、全ての圧電素子対8に同時に駆動信号S2を入力すると、タッチパネル部6のうち、タッチパネル部6の左右方向(長辺方向)での中央部分(第1圧電素子対81と第3圧電素子対83に挟まれる領域)でのタッチパネル部6の振動(変形)が弱くなりやすいことが分かっている。
そこで、本実施形態の操作パネル1では、タッチパネル部6がタッチされたとき(キーなどの表示位置をタッチして設定項目や設定値を選択する入力など、操作が受け付けられたとき)、駆動部9は表示制御部10で認識したタッチ位置に近い2つの圧電素子対8にのみ駆動信号S2を入力し、タッチ位置に近い2つの圧電素子対8のみ振動させるようにする。
具体的に、図7を用いて説明する。まず、図7のうち、2点鎖線はタッチ可能領域6aの一例を示している。例えば、タッチ可能領域6aのうち、図7に示すa点がタッチされたとき、表示制御部10は駆動部9のうち第1駆動回路901と第2駆動回路902に指示信号S1を与える。その結果、駆動部9(第1駆動回路901と第2駆動回路902)は第1圧電素子対81と第2圧電素子対82に駆動信号S2を入力し、4つの圧電素子7を振動させる。
又、タッチ可能領域6aのうち、図7に示すb点がタッチされたとき、表示制御部10は駆動部9のうち第2駆動回路902と第3駆動回路903に指示信号S1を与える。その結果、駆動部9(第2駆動回路902と第3駆動回路903)は第2圧電素子対82と第3圧電素子対83に駆動信号S2を入力し、4つの圧電素子7を振動させる。
このように、本実施形態では、タッチパネル部6のタッチ可能領域6aのうち、左半分の領域でタッチによりキーの選択などの入力が受け付けられたとき、駆動部9は第1圧電素子対81と第2圧電素子対82の圧電素子7に駆動信号S2を入力し、圧電素子7を振動させる。又、タッチパネル部6のタッチ可能領域6aのうち、右半分の領域でタッチによりキーの選択などの入力が受け付けられたとき、駆動部9は第2圧電素子対82と第3圧電素子対83の圧電素子7に駆動信号S2を入力し、圧電素子7を振動させる。
次に、図8を用いて、第1の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6の振動制御の流れの一例を説明する。
まず、図8のスタートは省電力モードなどで、タッチパネル部6の動作が停止させられている状態ではなく、使用者による入力を待ち受けている状態である。
そして、表示制御部10はタッチパネル部6の出力に基づき、設定入力用のキーやボタンなどのような入力用の領域の表示位置に対し、タッチがなされたか否かを確認する(ステップ♯1)。言い換えると、表示制御部10はタッチパネル部6の出力に基づき、タッチされた位置はキーなどが表示された位置か(キーなどを選択のような操作入力が受け付けられたか否か)を確認する。尚、キーなどの入力用の領域以外の位置の領域(例えば、単なる空白領域)がタッチされたときにも、圧電素子対8を振動させるようにしてもよい。
キーなどの選択入力がなされていなければ(ステップ♯1のNo)、フローはステップ♯1に戻る。一方、キーなどの選択入力がなされたのであれば(ステップ♯1のYes)、表示制御部10はタッチ位置に応じ、駆動信号S2を入力する圧電素子対8を定める(ステップ♯2)。
圧電素子対8が8つ以上設ける場合など、タッチ位置に基づき駆動させる圧電素子対8を定める演算が複雑になる場合がある。そこで、メモリー14に認識されたタッチ位置に応じて駆動信号S2を入力する圧電素子対8を定めた設定データを記憶させておいてもよい。そして、表示制御部10はタッチ位置に応じて、設定データを参照して駆動させる圧電素子対8を定めるようにしてもよい。これにより、駆動部9は認識されたタッチ位置に応じて駆動信号S2を入力すると設定データ内で定められた圧電素子対8に駆動信号S2を入力する。
そして、表示制御部10はタッチ位置に応じ、3つの圧電素子対8のうち、2つの圧電素子対8に駆動信号S2を入力する駆動回路90(スイッチ部92)に対し、指示信号S1を与える(ステップ♯3)。指示信号S1を受けた駆動回路90は接続された圧電素子7に駆動信号S2を入力する(ステップ♯4)。これにより、設けられた圧電素子対8のうち、一部のみ振動させられる(本実施形態では3つのうち2つ)。尚、タッチパネル部6をタッチしている時間に応じ、各圧電素子7に入力する駆動信号S2の回数や振幅を変化させてもよい。
尚、表示制御部10は駆動させる圧電素子対8に対応する駆動回路90に同時に指示信号S1を与え、各駆動回路90は駆動信号S2に接続された4つの圧電素子7に同じタイミングで(同時に)駆動信号S2の入力を開始してもよい。又、同時に2つの圧電素子対8に駆動信号S2を入力すると振動が弱く、クリック感が与えられない場合、表示制御部10は指示信号S1を与えるタイミングをずらしてもよい。言い換えると、駆動回路90による駆動信号S2の入力開始タイミングを圧電素子対8ごとにずらすようにしてもよい。
そして、必要に応じて表示制御部10は表示部5の表示を切り替える(ステップ♯5)。例えば、表示制御部10はタッチにより選択されたキーなどに応じ、表示部5に設定画面を切り替えさせたり、キーの表示色を切り替えさせたりさせる。そして、本フローは終了する。タッチパネル部6に対するタッチが行われるごとに本フローが実行される。
このようにして、本実施形態に係る表示入力装置(操作パネル1)は、操作、設定用の画面を表示する表示部5と、表示部5の上面に設けられ、タッチされている位置を検知するためのタッチパネル部6と、タッチパネル部6の出力に基づき、タッチパネル部6でタッチされた位置を認識する認識部(表示制御部10)と、タッチパネル部6のうち外部から視認されない領域に接する複数の圧電素子7と、圧電素子7に予め定められた電圧波形の駆動信号S2を1又は複数回入力して圧電素子7及びタッチパネル部6を振動させる駆動部9と、を含み、圧電素子7はタッチパネル部6の短辺方向で向かい合うようにタッチパネル部6の長辺方向に沿って複数設けられ、タッチパネル部6の短辺方向で向かい合う一対の圧電素子7で圧電素子対8が複数形成され、駆動部9は全ての圧電素子対8に対し、同時に駆動信号S2の入力を開始しない。
この構成によれば、駆動部9は全ての圧電素子対8に対し、同時に駆動信号S2の入力を開始しない。これにより、各圧電素子対8での振動発生開始時点や振動期間がずれ、各圧電素子7が生ずる振動同士の干渉によるタッチパネル部6の振動量(変形量)の減少を抑えることができる。を軽減することができる。従って、ボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えられるように、タッチパネル部6を十分に振動させることができる。
又、表示部5の長手方向に並ぶ3つ以上の各圧電素子対8での振動発生時点を同じにすると、表示部5の長手方向の両端の圧電素子対8に挟まれた領域ではタッチパネル部6が十分に振動しない(変形量が少なくなる)場合がある。そこで、圧電素子対8は3つ以上であり、タッチパネル部6がタッチされたとき、駆動部9は認識部(表示制御部10)により認識されたタッチ位置に最も近い2つの圧電素子対8にのみ駆動信号S2を入力する。これにより、タッチ位置から離れた圧電素子対8を駆動させないようにすることで、干渉によるタッチパネル部6の振動量(変形量)の減少を抑えることができる。従って、クリック感を与えられるほど、タッチパネル部6を十分に振動(変形)させることができる。又、一部の圧電素子対8の駆動を行わないので、従来のように、全ての圧電素子対8を駆動させる場合に比べ、消費電力を抑えることができる。
又、表示入力装置(操作パネル1)は、認識されたタッチ位置に応じて駆動信号S2を入力する圧電素子対8を定めた設定データを記憶する記憶部(メモリー14)を含み、駆動部9は認識されたタッチ位置に応じて駆動信号S2を入力すると設定データ内で定められた圧電素子対8に駆動信号S2を入力する。これにより、タッチ位置から駆動信号S2を入力する圧電素子対8を演算により求めず、設定データを参照するだけで駆動信号S2を入力する圧電素子対8を定めることができる。従って、簡易、高速に駆動信号S2を入力する圧電素子対8を定めることができる。
又、認識部(表示制御部10)はタッチパネル部6の出力に基づきタッチされ続けている時間を認識し、駆動部9はタッチされている時間が長いほど、圧電素子対8に入力する駆動信号S2の回数を増やす、又は、駆動信号S2としての電圧の振幅を大きくする。これにより、タッチしている時間に応じて、操作感(クリック感)に差を設けることができる。
又、実施形態に係る画像形成装置(複合機100)は、上述の表示入力装置(操作パネル1)を含む。従って、視覚的や聴覚的な障害を持つ使用者に対しても、タッチパネル部6をタッチすることによる入力が受け付けられたことを十分に伝達することができる。従って、使いやすい画像形成装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、図9、図10を用いて、第2の実施形態を説明する。図9は第2の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6を振動させる構成の一例を示すブロック図である。図10は第2実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6の振動制御の流れの一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態では、駆動部9は表示制御部10により認識されたタッチ位置に近い2つの圧電素子対8にのみ駆動信号S2を入力する例を説明した。第2の実施形態では、タッチパネル部6がタッチされたとき、全ての圧電素子対8に対して駆動信号S2を入力し、駆動(振動)させる点で異なる。具体的に、駆動部9は最初の圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングと最後の圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングとのずれが予め定められた時間内に収まるように、駆動信号S2の入力開始タイミングを圧電素子対8ごとにずらす。
以下、特に説明する点以外の点は、第1の実施形態と同じ構成である。そのため、特に説明する点を除き、共通する部分は第1の実施形態の記載を援用するものとし、共通する部分の説明、図示は省略する。
図9に示すように、タッチパネル部6へのタッチがあったとき(キーなどを選択する入力がなされたとき)、駆動信号S2の入力開始タイミングを圧電素子対8ごとにずらすため、本実施形態では、第1駆動回路901(主駆動回路に相当)にタイミング調整回路93が設けられる。
本実施形態では、タッチパネル部6へのタッチがあったとき、第1圧電素子対81→第2圧電素子対82→第3圧電素子対83の順に圧電素子対8に駆動信号S2を入力する例を説明するが、順番はこの例に限られず、タイミング調整回路93は最初に圧電素子対8に駆動信号S2を入力する駆動回路90内に設ければよい。
まず、本実施形態では、タッチパネル部6へのタッチがあったとき、表示制御部10は第1駆動回路901のスイッチ部92に、第1圧電素子対81に駆動信号S2を入力すべき旨の指示信号S1を与える。この指示信号S1を受け、第1駆動回路901は第1圧電素子対81(第1圧電素子対81に含まれる圧電素子7)に駆動信号S2を入力する。
そして、タイミング調整回路93は第2駆動回路902(従駆動回路に相当)と第3駆動回路903(従駆動回路)のスイッチ部92と接続される。タイミング調整回路93は第2駆動回路902と第3駆動回路903のスイッチ部92に駆動信号S2を圧電素子7に入力すべき旨のトリガ信号S3を与える。このトリガ信号S3を受けると、第2駆動回路902(のスイッチ部92)と第3駆動回路903(のスイッチ部92)は接続された圧電素子対8(第2圧電素子対82又は第3圧電素子対83)に駆動信号S2を入力する、
具体的に、タイミング調整回路93は各圧電素子対8(第1圧電素子対81、第2圧電素子対82、第3圧電素子対83)への駆動信号S2の入力開始タイミングが圧電素子対8ごとにずれるように(位相差が生ずるように)トリガ信号S3を出力する。
このとき、タイミング調整回路93は最初の圧電素子対8(本実施形態では第1圧電素子対81)への駆動信号S2の入力開始タイミングと、最後の圧電素子対8(本実施形態の第3圧電素子対83)への駆動信号S2の入力開始タイミングとのずれが予め定められた時間内に収まるようにトリガ信号S3を出力する。ずれが大きすぎると、ボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えるように、タッチパネル部6を振動(変形)させることができなくなる(タッチパネル部6の変形速度が緩やかになる)場合があるためである。
「予め定められた時間」は任意に定めることが時間である。しかし、実験等により、ボタンやキーを押したような操作感(クリック感)を与えることができるずれの時間の範囲を予め求め、「予め定められた時間」を求めた時間の範囲内で定めることが好ましい。
次に、図10を用いて、第2の実施形態に係る操作パネル1でのタッチパネル部6の振動制御の流れの一例を説明する。
まず、図10のスタートも図8の場合と同様に、省電力モードなどで、タッチパネル部6の動作が停止させられている状態ではなく、使用者による入力を待ち受けている状態である。
そして、表示制御部10はタッチパネル部6の出力に基づき、設定入力用のキーやボタンなどのような入力用の領域の表示位置に対し、タッチがなされたか否かを確認する(ステップ♯21)。
キーなどの選択入力がなされていなければ(ステップ♯21のNo)、フローはステップ♯21に戻る。一方、キーなどの選択入力がなされたのであれば(ステップ♯21のYes)、表示制御部10は第1駆動回路901に、第1駆動回路901に接続された第1圧電素子対81に駆動信号S2を入力すべき旨の指示信号S1を入力する(ステップ♯22)。第1駆動回路901は指示信号S1に応じ、第1圧電素子対81に駆動信号S2を入力する(ステップ♯23)。
そして、第1駆動回路901(タイミング調整回路93)は予め定められた順番で、各圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングがずれるように、第2駆動回路902と第3駆動回路903にトリガ信号S3を入力する(ステップ♯24)。
そして、トリガ信号S3に応じ、第2駆動回路902と第3駆動回路903はタイミングをずらして第2圧電素子対82と第3圧電素子対83に駆動信号S2を入力する(ステップ♯25)そして、必要に応じて表示制御部10は表示部5の表示を切り替える(ステップ♯26)。そして、本フローは終了する。タッチパネル部6に対するタッチが行われるごとに本フローが実行される。
このようにして、本実施形態に係る表示入力装置(操作パネル1)は、タッチパネル部6がタッチされたとき、駆動部9は最初の圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングと最後の圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングとのずれが予め定められた時間内に収まるように、駆動信号S2の入力開始タイミングを圧電素子対8ごとにずらして、圧電素子7に駆動信号S2を入力する。これにより、各圧電素子対8からの振動発生時点や振動期間がずれ、干渉によるタッチパネル部6の振動量(変形量)の減少を抑えることができる。従って、クリック感を与えられるほど、タッチパネル部6を十分に振動(変形)させることができる。
又、駆動部9は圧電素子対8に対して1つ設けられ、圧電素子対8の圧電素子7に接続され、圧電素子7に駆動信号S2を入力する駆動回路90(第1駆動回路901、第2駆動回路902、第3駆動回路903)を含み、複数の駆動回路90のうち、1つの駆動回路90である主駆動回路(第1駆動回路901)に、主駆動回路(第1駆動回路901)以外の駆動回路90である従駆動回路(第2駆動回路902、第3駆動回路903)が接続され、主駆動回路は接続された圧電素子7に対して駆動信号S2を入力するとともに、駆動信号S2を圧電素子7に入力すべき旨のトリガ信号S3を、各圧電素子対8の振動開始のタイミングがずれるようにそれぞれの従駆動回路に与え、従駆動回路はトリガ信号S3を受けると、接続された圧電素子7に駆動信号S2を入力する。これにより、1つの駆動回路90(第1駆動回路901)をマスターとして、他の駆動回路90(第2駆動回路902、第3駆動回路903)による圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングをずらすことができる。従って、1つのマスターとしての駆動回路90からのトリガ信号S3のタイミングをずらすだけで、干渉によるタッチパネル部6の振動量(変形量)の減少するように、各圧電素子対8への駆動信号S2の入力開始タイミングを制御することができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、表示部とタッチパネル部と複数の圧電素子を有する表示入力装置や、画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 1 操作パネル(表示入力装置)
10 表示制御部(認識部) 14 メモリー(記憶部)
5 表示部 6 タッチパネル部
7 圧電素子 8 圧電素子対
81 第1圧電素子対 82 第2圧電素子対
83 第3圧電素子対 9 駆動部
90 駆動回路 901 第1駆動回路(主駆動回路)
902 第2駆動回路(従駆動回路) 903 第3駆動回路(従駆動回路)
S2 駆動信号 S3 トリガ信号

Claims (4)

  1. 操作、設定用の画面を表示する表示部と、
    前記表示部の上面に設けられ、タッチされている位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき、前記タッチパネル部でタッチされた位置を認識する認識部と、
    前記タッチパネル部のうち外部から視認されない領域に接する複数の圧電素子と、
    前記圧電素子に予め定められた電圧波形の駆動信号を1又は複数回入力して前記圧電素子及び前記タッチパネル部を振動させる駆動部と、を含み、
    前記圧電素子は前記タッチパネル部の短辺方向で向かい合うように前記タッチパネル部の長辺方向に沿って複数設けられ、前記タッチパネル部の短辺方向で向かい合う一対の圧電素子で圧電素子対が複数形成され
    前記駆動部は前記圧電素子対に対して1つ設けられ、前記圧電素子対の圧電素子に接続され、信号に基づき前記駆動信号を接続された各前記圧電素子に入力するスイッチ部を含む駆動回路を備え、
    複数の前記駆動回路のうち、1つの前記駆動回路である主駆動回路にタイミング調整回路が設けられ、
    前記主駆動回路以外の前記駆動回路である従駆動回路の前記スイッチ部と前記タイミング調整回路が接続され、
    前記認識部は、前記タッチパネル部へのタッチにより前記タッチパネル部を振動させるとき、前記主駆動回路の前記スイッチ部と前記タイミング調整回路に前記圧電素子を振動させる旨の指示信号を入力し、
    前記主駆動回路の前記スイッチ部は、前記指示信号が入力されると接続された各前記圧電素子に対して前記駆動信号を入力し、
    前記タイミング調整回路は、各前記圧電素子対の振動開始のタイミングがずれるように、前記圧電素子に前記駆動信号を入力すべき旨のトリガ信号を、それぞれの前記従駆動回路の前記スイッチ部に与え、
    前記従駆動回路の前記スイッチ部は、前記トリガ信号を受けると、接続された前記圧電素子に前記駆動信号を入力し、
    前記駆動部は全ての前記圧電素子対に対し、同時に前記駆動信号の入力を開始しないことを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記タッチパネル部がタッチされたとき、
    前記駆動部は最初の前記圧電素子対への前記駆動信号の入力開始タイミングと最後の前記圧電素子対への前記駆動信号の入力開始タイミングとのずれが予め定められた時間内に収まるように、前記駆動信号の入力開始タイミングを前記圧電素子対ごとにずらして、前記圧電素子に前記駆動信号を入力することを特徴とする請求項記載の表示入力装置。
  3. 前記認識部は前記タッチパネル部の出力に基づきタッチされ続けている時間を認識し、
    前記駆動部はタッチされている時間が長いほど、前記圧電素子対に入力する駆動信号の回数を増やすことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示入力装置。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載の表示入力装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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