JP5846141B2 - 自動力率制御システムおよび自動力率制御方法 - Google Patents

自動力率制御システムおよび自動力率制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、発電機の自動力率制御システムおよび自動力率制御方法に関する。
一般に、需要家の構内に設置する発電機が発電する電力は、有効電力と無効電力とを含む皮相電力である。有効電力とは、負荷で実際に消費される電力であり、無効電力とは、負荷と電源とで往復するだけで消費されない電力である。しかも、無効電力は、負荷で消費されないにも拘らず、電力損失を発生させてしまう。したがって、無効電力を発電する必要性はないようにも思えるが、電力を消費する負荷となる電気機器の多くが内部にコイル成分を有し、発電機が無効電力を発電することは不可避である。
一方、電力会社が需要家へ送電する電力も有効電力と無効電力とを含む皮相電力である。したがって、電力会社は、実際は需要家にて消費されない無効電力を含んだ皮相電力を需要家へ送電している。その結果、電力会社は、無効電力とを含む皮相電力を許容する容量の発電機、変圧器、およびその他の送電設備を備え、さらに無効電力の送電に伴う電力損失の発生を負担しているという現実がある。
ところで、需要家の受電点における力率(皮相電力に対する有効電力の割合)を改善することができれば、電力会社から需要家への間の送電設備などのコストおよび電力損失の発生を抑えることができる。そして、需要家の受電点における力率を改善する方法の一つが、需要家の構内に設置される発電機により積極的に無効電力を発電することである。つまり、この力率の改善方法は、需要家の構内における負荷が必要とする無効電力を、自構内の発電機により賄うことにより、電力会社から需要家への送電される無効電力を削減するという方法である。
以上の観点から、需要家の自構内に設置された発電機において無効電力を最大化させ、受電点における力率を改善する技術が幾つか知られている。例えば、特許文献1には、ガスタービンの吸気温度に応じて発電機が発電する電力の力率を制御する方法が記載されている。特許文献2には、受電電源からの有効電力ならびに無効電力および並列運転を行う他の発電機からの有効電力ならびに無効電力を検出して、発電機が発電する電力の力率を制御する方法が記載されている。
特開昭64−16300号公報 特開平6−14466号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法は、ガスタービン発電機に特有の現象を利用したものであり、ボイラ発電機などには適用することができない。また、特許文献2に記載された方法は、受電電源および並列運転を行う他の発電機からの有効電力ならびに無効電力を検出するが、無効電力出力を増加させると発電機の界磁電流が増加して発電機の損失が増加するため、発電機単体の無効電力を最大化させることが最も経済的であるとは限らない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、需要家の構内に設置された複数の発電機における総損失を最小化しながらも受電点における力率を改善することができる自動力率制御システムおよび自動力率制御方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動力率制御システムは、受電点における無効電力を検出する無効電力検出手段と、各発電機が発電する有効電力を検出する有効電力検出手段と、前記受電点における無効電力と前記各発電機が発電する有効電力および前記各発電機の運転制約条件とに基づいて、前記各発電機の損失コストの総和が最小になる前記各発電機の無効電力の最適値を算出する力率演算手段と、前記力率演算手段が算出した前記各発電機が発電すべき無効電力に基づき、前記各発電機の界磁電流を制御する力率調整手段とを備えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動力率制御方法は、受電点における無効電力を検出する無効電力検出ステップと、各発電機が発電する有効電力を検出する有効電力検出ステップと、前記受電点における無効電力と前記各発電機が発電する有効電力および前記各発電機の運転制約条件とに基づいて、前記各発電機の損失コストの総和が最小になる前記各発電機の無効電力の最適値を算出する力率演算ステップと、前記力率演算ステップにおいて算出された前記各発電機が発電すべき無効電力に基づき、前記各発電機の界磁電流を制御する力率調整ステップとを含むことを特徴とする。
本発明にかかる自動力率制御装置および自動力率制御方法は、需要家の構内に設置された複数の発電機における総損失を最小化しながらも受電点における力率を改善することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態にかかる自動力率制御システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、力率演算装置の機能を概略的に示した機能ブロックである。 図3は、可能出力曲線の例を示すグラフである。 図4は、本発明の実施形態にかかる自動力率制御方法を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態にかかる自動力率制御装置および自動力率制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。
〔自動力率制御システム〕
図1は、本発明の実施形態にかかる自動力率制御システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示されるように、本発明の実施形態にかかる自動力率制御システム1は、上位電力系統から需要家の構内への電力供給を受ける受電点2と、需要家の構内で発電をするN個の並列された発電機3〜3とを備える電力システムに用いるためのものである。
本発明の実施形態にかかる自動力率制御システム1は、受電点2における無効電力を検出する無効電力検出器4と、各発電機3〜3が発電する電力のうち有効電力を検出する有効電力検出器5〜5と、受電点2における無効電力と各発電機3〜3が発電する有効電力とに基づいて、各発電機3〜3が発電すべき無効電力を算出する力率演算装置6と、力率演算装置6が算出した各発電機3〜3が発電すべき無効電力に基づき、各発電機3〜3の界磁電流を自動電圧調整器(AVR)8〜8を介して制御する自動力率調整器(APFR)7〜7とを備えている。
無効電力検出器4は、受電点2における皮相電力のうち、無効電力を検出する。例えば、無効電力検出器4は、変流器と変圧器とを組合わせて受電点2における交流電圧と交流電流を測定することにより、受電点2における無効電力を測定する。この受電点2における無効電力の大きさをQとする。
各発電機3〜3に設けられた有効電力検出器5〜5は、受電点2における交流電圧と交流電流を測定することにより、各発電機3〜3が発電する電力のうち有効電力を検出する。この各有効電力の大きさをそれぞれP〜Pとする。
力率演算装置6は、上記のように取得された受電点2における無効電力の大きさQと各有効電力の大きさP〜Pとを入力値として、各発電機3〜3が発電すべき無効電力を算出する。力率演算装置6が行う演算は、後に詳述する。なお、各発電機3〜3が発電すべき無効電力の大きさをそれぞれQ〜Qとする。
自動力率調整器7〜7は、各発電機3〜3が力率演算装置6により算出された無効電力の大きさQ〜Qで発電するように、各発電機3〜3の力率を調節するための装置である。自動電圧調整器8〜8は、各発電機3〜3の界磁電圧を可変することにより各発電機3〜3の力率を可変させる装置である。自動力率調整器7〜7と自動電圧調整器8〜8とは、協働して各発電機3〜3の力率を調節する。
なお、各発電機3〜3は、界磁の作る磁界を電機子巻線が横切る回転速度に同期した電力を発電する一般的な発電機であり、界磁を励起する界磁電流の制御により、発電電力の力率を制御することができる発電機である。したがって、各発電機3〜3は、自動力率調整器7〜7および自動電圧調整器8〜8を介して、力率演算装置6が算出した無効電力の大きさで発電をすることが可能である。
〔力率演算装置〕
以下、力率演算装置6の機能の詳細について説明する。
図2は、力率演算装置6の機能を概略的に示した機能ブロックである。図2に示されるように、力率演算装置6は、力率演算手段6aと演算条件記憶手段6bとを備えている。
力率演算手段6aは、演算条件記憶手段6bに記憶された制約条件を参照し、無効電力の大きさQと各有効電力の大きさP〜Pとを入力値として、各発電機3〜3が発電すべき無効電力の大きさQ〜Qを算出する。
演算条件記憶手段6bには、各発電機3〜3の可能出力曲線に関するデータが記憶されている。可能出力曲線とは、各発電機3〜3に定められた運転の制約条件を表すものである。図3は、可能出力曲線の例を示すグラフである。各発電機3〜3は、図3に示されるような可能出力曲線内の有効電力と無効電力との組み合わせでのみ発電することが可能である。
したがって、入力値である各有効電力の大きさP〜Pに対して、各発電機3〜3が許容し得る無効電力の大きさQ〜Qが定まり、力率演算手段6aは、演算条件記憶手段6bに記憶された制約条件を参照することにより、各発電機3〜3が許容し得る無効電力の大きさQ〜Qを取得する。これが第1の制約条件である。
第1の制約条件として、各発電機3〜3の出力可能な無効電力の範囲は下式(1)のように表される。ただし、下式(1)において、Qは、第i番目の発電機3の無効電力の大きさであり、Qimaxは、可能出力曲線から定まる最大の無効電力の大きさである。
Figure 0005846141
上記式(1)を力率設定値で表すと、下式(2)のように表される。ただし、下式(2)において、Pは、第i番目の発電機3の有効電力の大きさであり、fは、可能出力曲線を表す関数である。
Figure 0005846141
一方、各発電機3〜3の無効電力の大きさQ〜Qの総和は、上位電力系統から供給される無効電力の大きさQと等しくならなければいけない。これが第2の制約条件であり、下式(3)のように表される。
Figure 0005846141
次に、力率演算手段6aが行う無効電力の最適値の演算について説明する。
各発電機3〜3には、それぞれ無効電力の大きさQ〜Qに対する損失コストが定まっている。この損失コストは、各発電機3〜3に対して固有の損失コストであり、各発電機3〜3の損失コストも演算条件記憶手段6bに記憶されている。以下、無効電力の大きさQ〜Qに対する損失コストの大きさをF(Q)〜F(Q)とする。
ここでは、損失コストの総和を最小とする無効電力の組の算出方法として、ラグランジュ未定乗数法を用いて説明する。
ラグランジュの未定乗数をλとすると、ラグランジュ関数は下式(4)のようになる。
Figure 0005846141
そして、上記式(4)をQについて微分することにより、下式(5)が得られる。
Figure 0005846141
すなわち、上記式(5)より、下式(6)が成り立つ。
Figure 0005846141
よって、上記式(6)を満たす無効電力の大きさQ〜Qを選択することにより、発電機3〜3の損失コストの総和が最小化される。
ただし、上記式(6)を満たす無効電力の大きさQ〜Qは、第1の制約条件としての式(1)を満たしていない可能性がある。そこで、無効電力の大きさQ〜Qの何れかが式(1)を満たしていない場合は、式(1)を満たしていないQをQ=0またはQ=Qimaxとして、無効電力の大きさQ〜Qの再計算を行う。つまり、i番目のQがQimax<Qとなり、式(1)を満たしていない場合、Q=Qimaxとして再計算を行い、i番目のQがQ<0となり、式(1)を満たしていない場合、Q=0として再計算を行う。
以上のように、力率演算手段6aが算出した無効電力の大きさQ〜Qは、自動力率調整器7〜7へ送信され、自動力率調整器7〜7および自動電圧調整器8〜8により、各発電機3〜3が無効電力の大きさQ〜Qで発電するように力率が調整される。結果、本発明の実施形態にかかる自動力率制御システムによれば、需要家の構内に設置された複数の発電機における総損失を最小化しながらも受電点における力率を改善することができる。
〔自動力率制御方法〕
次に、図4を参照しながら、本発明の実施形態にかかる自動力率制御方法について説明する。図4は、本発明の実施形態にかかる自動力率制御方法を示すフローチャートである。
図4に示されるように、本発明の実施形態にかかる自動力率制御方法では、最初に無効電力検出器4により、受電点2における無効電力の大きさQが検出される(ステップS1)。一方、各発電機3〜3に設けられた有効電力検出器5〜5により、各発電機3〜3が発電する有効電力の大きさP〜Pが検出される(ステップS2)。
その後、力率演算装置6により、各発電機3〜3の可能出力曲線に基づき、各発電機3〜3が発電する有効電力の大きさP〜Pから、各発電機3〜3が発電する無効電力の大きさQ〜Qが満たすべき第1の制約条件が取得される(ステップS3)。また、各発電機3〜3が発電する無効電力の大きさQ〜Qの総和が、受電点2における無効電力の大きさQと等しいことによる第2の制約条件が取得される(ステップS4)。
その後、力率演算装置6により、第2の制約条件の下で、各発電機3〜3の損失コストの総和が最小になる各発電機3〜3の無効電力の大きさQ〜Qが算出される(ステップS5)。このステップにおける最適な無効電力の大きさQ〜Qの算出には、例えば上述のようにラグランジュ未定乗数法が用いられる。
その後、力率演算装置6により、算出された各発電機3〜3の無効電力の大きさQ〜Qが第1の制約条件を満たしているか否かが判定される(ステップS6)。算出された各発電機3〜3の無効電力の大きさQ〜Qが第1の制約条件を満たしていない場合(ステップS6;No)、その第1の制約条件を満たしていない無効電力の大きさQをQ=0またはQ=Qimaxとして、無効電力の大きさQ〜Qの再計算が行われる(ステップS7)。一方、算出された各発電機3〜3の無効電力の大きさQ〜Qが第1の制約条件を満たしている場合(ステップS6;Yes)、算出された各発電機3〜3の無効電力の大きさQ〜Qが自動力率調整器7〜7へ送信され、自動力率調整器7〜7および自動電圧調整器8〜8により、各発電機3〜3が無効電力の大きさQ〜Qで発電するように力率が調整される(ステップS8)。
以上により、本発明の実施形態にかかる自動力率制御方法が終了する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施形態にかかる自動力率制御装置および自動力率制御方法による無効電力の最適値計算の実施例を説明する。以下で説明する実施例では、発電機が3台ある場合を考える。つまり、各発電機の無効電力の大きさは、Q〜Qであり、損失コストは、F(Q)〜F(Q)である。
各発電機の無効電力の大きさQ〜Qに対する損失コストF(Q)〜F(Q)は、下式(7)のように与えられるとする。
Figure 0005846141
また、各発電機の可能出力曲線から定まる第1の制約条件は、下式(8)のように決定されたとする。
Figure 0005846141
以上の条件の下、各発電機の損失コストF(Q)〜F(Q)の総和が最小となる無効電力の大きさQ〜Qは、先述のラグランジュ未定乗数法により、下式(9)を満たす。
Figure 0005846141
受電点2における無効電力の大きさがQであるとすると、式(9)より下式(10)が得られる。
Figure 0005846141
すなわち、式(10)により、受電点2における無効電力の大きさQが指定されれば、λが定まり、式(9)により、λが定まれば、無効電力の大きさQ〜Qが定まる。
そこで、以下では、受電点2における無効電力の大きさQが具体的に与えられた場合の計算例について説明する。
〔例1〕Q=60の場合
式(9)(10)により、以下の値が得られる。
Figure 0005846141
しかしながら、上記値では、Q>15となっているので、第1の制約条件を満たしていない。そこで、Q=15としてQおよびQについて再計算を行う。結果、以下の値が得られる。
Figure 0005846141
上記値は、第1の制約条件を満たしているので、各発電機の損失コストF(Q)〜F(Q)の総和が最小となる無効電力の大きさとなっている。
〔例2〕Q=30の場合
式(9)(10)により、以下の値が得られる。
Figure 0005846141
上記値は、第1の制約条件を満たしているので、再計算することなく、各発電機の損失コストF(Q)〜F(Q)の総和が最小となる無効電力の大きさとなっている。
〔例3〕Q=5の場合
式(9)(10)により、以下の値が得られる。
Figure 0005846141
しかしながら、上記値では、Q<0となっているので、第1の制約条件を満たしていない。そこで、Q=0としてQおよびQについて再計算を行う。結果、以下の値が得られる。
Figure 0005846141
上記値は、第1の制約条件を満たしているので、各発電機の損失コストF(Q)〜F(Q)の総和が最小となる無効電力の大きさとなっている。
1 自動力率制御システム
2 受電点
〜3 発電機
4 無効電力検出器
〜5 有効電力検出器
6 力率演算装置
6a 力率演算手段
6b 演算条件記憶手段
〜7 自動力率調整器(APFR)
〜8 自動電圧調整器(AVR)

Claims (4)

  1. 受電点における無効電力を検出する無効電力検出手段と、
    各発電機が発電する有効電力を検出する有効電力検出手段と、
    前記受電点における無効電力と前記各発電機が発電する有効電力および前記各発電機の運転制約条件とに基づいて、前記各発電機の損失コストの総和が最小になる前記各発電機の無効電力の最適値を算出する力率演算手段と、
    前記力率演算手段が算出した前記各発電機が発電すべき無効電力に基づき、前記各発電機の界磁電流を制御する力率調整手段と、
    を備えることを特徴とする自動力率制御システム。
  2. 前記力率演算手段は、
    前記各発電機が発電する有効電力および前記各発電機の運転制約条件に基づき前記各発電機が発電する無効電力が満たすべき第1の制約条件を取得し、
    前記各発電機が発電すべき無効電力の総和が前記受電点における無効電力に一致することによる第2の制約条件を取得し、
    前記第2の制約条件の下で前記各発電機の損失コストの総和が最小になる前記各発電機の無効電力を算出し、
    前記算出された各発電機の無効電力が前記第1の制約条件を満たす場合に、当該各発電機の無効電力を前記各発電機が発電すべき無効電力の最適値とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動力率制御システム。
  3. 受電点における無効電力を検出する無効電力検出ステップと、
    各発電機が発電する有効電力を検出する有効電力検出ステップと、
    前記受電点における無効電力と前記各発電機が発電する有効電力および前記各発電機の運転制約条件とに基づいて、前記各発電機の損失コストの総和が最小になる前記各発電機の無効電力の最適値を算出する力率演算ステップと、
    前記力率演算ステップにおいて算出された前記各発電機が発電すべき無効電力に基づき、前記各発電機の界磁電流を制御する力率調整ステップと、
    を含むことを特徴とする自動力率制御方法。
  4. 前記力率演算ステップは、
    前記各発電機が発電する有効電力および前記各発電機の運転制約条件に基づき前記各発電機が発電する無効電力が満たすべき第1の制約条件を取得し、
    前記各発電機が発電すべき無効電力の総和が前記受電点における無効電力に一致することによる第2の制約条件を取得し、
    前記第2の制約条件の下で前記各発電機の損失コストの総和が最小になる前記各発電機の無効電力を算出し、
    前記算出された各発電機の無効電力が前記第1の制約条件を満たす場合に、当該各発電機の無効電力を前記各発電機が発電すべき無効電力の最適値とする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動力率制御方法。
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