JP5845311B2 - ロボットの柔軟制御を行う制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットの柔軟制御を行う制御装置に関する。
ロボットのメカニカルインタフェースまたはエンドエフェクタと一定の位置姿勢関係にあるツール座標系、またはロボットベース座標系と一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向に、ロボットのツールと作業対象物(ワーク)との間に作用する力の柔らかさを実現する柔軟制御が行われている。
そのような柔軟制御は特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4などに開示されている。さらに、特許文献5には、柔軟制御の実行時にパラメータセットを切替えることが開示されている。
ロボットの直交座標上の柔軟制御の主な用途として、ダイカスト取出しが挙げられる。ダイカスト取出しとは、ダイカストマシンの金型内にあるワークをロボットのエンドエフェクタで保持し、次いで、ダイカストマシン側のシリンダなどを用いてワークを金型から押出す作業である。ダイカスト取出しにおいて、ロボットは直交座標上の柔軟制御を利用して、ワークが押出される動作および力に合わせるように動作する。つまり、ロボットは倣い動作を行う。特許文献6には、このような押出作業に同期する柔軟制御が開示されている。
従来技術においては、はじめに、柔らかさを表すパラメータセットを複数セット記憶できる制御装置を準備する。そして、特許文献5に開示されるように、押出し動作を行う側からの信号に基づいて、制御装置がパラメータセットを切替える。例えば第一パラメータセットに基づく柔軟制御中にそのような信号が出力されるのを待機し、信号を受信したら第二パラメータセットに切替えて柔軟制御を行うようにロボットのプログラムが作成されている。
特開2010−253676号公報 特許第3681431号公報 特許第3283650号公報 特開平5−158514号公報 特開2004−148466号公報 特許第4051526号公報
しかしながら、この方法では、信号の電気的な遅延と押出動作の物理的な遅延とが互いに独立している。このため、切替作業と押出作業とを正確に同期させられないという問題があった。さらに、この方法では、適切なタイミングでパラメータセットを切替えられるとは限らない。従って、ワークを保持するときにもロボットの方向が限定されるので、ワークの寸法バラツキを吸収できなくなる場合がある。さらに、ワークをシリンダなどで押出しているときにも、ロボットが全ての方向に倣うことになり、ロボットが直進しなくなる場合も起こりうる。
また、信号に基づいてパラメータセットを切替えることができない場合には、エンドエフェクタによるワークの保持作業とワークを押出す押出作業との両方に或る程度適応可能な単一のパラメータセットを準備していた。しかしながら、この場合には、ワークの保持作業とワークの押出作業との両方のパフォーマンスは、それぞれ専用のパラメータセットを準備した場合よりも劣るという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、適切なタイミングで倣いの動作方向を切替えられるよう、柔軟制御の倣い方向の設定即ち柔らかさのパラメータセットを、押出作業に厳密に同期して切替える機能を、複雑な周辺機器を用いずに確実に実施するロボットの制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ロボットのメカニカルインタフェースまたはエンドエフェクタと一定の位置姿勢関係にあるツール座標系、またはロボットベース座標系と一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向において、前記ロボットのツールと作業対象物との間に作用する力の柔らかさを実現する柔軟制御を行うロボット制御装置において、ロボットの各軸の位置を検出する位置検出部または時間を計測する時間計測部からの出力に基づいてロボットの動作状態を判断する動作状態監視部と、前記柔軟制御の柔らかさを表すパラメータセットを複数セット記憶する記憶部と、前記柔軟制御実行時に前記動作状態監視部からの出力に基づいて前記柔らかさを表すパラメータセットを切替える動作生成部と、を備えることを特徴とする、ロボット制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、ロボットの各関節位置と一定の位置姿勢関係にある各軸座標系により定義された方向における柔らかさを実現する柔軟制御を行うロボット制御装置において、ロボットの各軸の位置を検出する位置検出部または時間を計測する時間計測部からの出力に基づいてロボットの動作状態を判断する動作状態監視部と、前記柔軟制御の柔らかさを表すパラメータセットを複数セット記憶する記憶部と、前記柔軟制御実行時に前記動作状態監視部の出力に基づいて前記柔らかさを表すパラメータセットを切替える動作生成部と、を備えることを特徴とする、ロボット制御装置が提供される。
3番目の発明によれば、1番目の発明において、前記柔らかさを表すパラメータセットが、前記ツール座標系もしくは前記作業座標系上における各座標軸に沿った並進方向及び各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上における仮想バネのバネ定数に応じて定まるようにした。
4番目の発明によれば、1番目の発明において、前記柔らかさを表すパラメータセットが、前記ツール座標系もしくは前記作業座標系上における各座標軸に沿った並進方向及び各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の仮想ダンパのダンパ定数に応じて定まるようにした。
5番目の発明によれば、1番目の発明において、前記柔らかさを表すパラメータセットが、前記ツール座標系もしくは前記作業座標系上における各座標軸に沿った並進方向及び各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の力またはモーメントの大きさの上限である。
6番目の発明によれば、2番目の発明において、前記柔らかさを表すパラメータセットが、各直動関節軸の座標軸に沿った並進方向および各回転関節軸の座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上における仮想バネのバネ定数に応じて定まるようにした。
7番目の発明によれば、2番目の発明において、前記柔らかさを表すパラメータセットが、各直動関節軸の座標軸に沿った並進方向および各回転関節軸の座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の仮想ダンパのダンパ定数に応じて定まるようにした。
8番目の発明によれば、2番目の発明において、前記柔らかさを表すパラメータセットが、各直動関節軸の座標軸に沿った並進方向および各回転関節軸の座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の力またはモーメントの大きさの上限である。
9番目の発明によれば、1番目から8番目のいずれかの発明において、前記動作状態監視部は、過去のある時点と現在の位置の差または速度の差に基づいて前記ロボットの動作状態を判断する。
10番目の発明によれば、1番目から9番目のいずれかの発明において、前記動作状態監視部は、過去の所定の時刻からの経過時間に基づいて、前記ロボットの動作状態を判断する
1番目および2番目の発明においては、動作状態監視部からの出力に基づいてパラメータセットを切替えて柔軟制御を行っているので、複雑な周辺機器を用いることなく制御装置内部の情報のみに基づいて、押出作業と厳密に同期してロボットの追従方向を切替えることができる。また、動作状態監視部からの出力に基づいてパラメータセットを切替えているので、切替作業を適切なタイミングで行うことができる。このため、ワークの寸法バラツキを吸収できなくなる場合およびロボットが直進しなくなる場合を避けられる。
3番目から8番目の発明においては、ロボットの作業内容などに応じて適切なパラメータセットを選択することができる。
9番目の発明においては、停止しているロボットが外部からの力で動き始めたときを自動で判別する効果がある。
10番目の発明においては、柔軟制御の開始および追従方向の切替えに関する位置および速度をユーザが誤入力した場合であっても、パラメータセットを切替えることができる
本発明に基づくロボット制御装置の機能ブロック図である。 本発明におけるロボット制御装置の基本構成を示す図である。 本発明に基づくロボット制御装置の使用方法を示すフローチャートである。 パラメータセット入力画面の一つの例を示す図である。 パラメータセット入力画面の他の例を示す図4Aと同様な図である。 切替条件設定画面を示す図である。 ロボットが柔軟制御を用いてワークを把持する作業を示す第一の図である。 ロボットが柔軟制御を用いてワークを把持する作業を示す第二の図である。 ロボットが柔軟制御を用いてワークを把持する作業を示す第三の図である。 従来技術における実行プログラムの例を示す図である。 従来技術におけるロボット制御装置の基本構成を示す図である。 本発明における実行プログラムの例を示す図である。 従来技術においてロボット制御装置が実行プログラムAの実施時に所定周期毎で行う処理を示すフローチャートである。 本発明においてロボット制御装置が実行プログラムBの実施時に所定周期毎で行う処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくロボット制御装置の機能ブロック図である。図1に示されるように、ロボット制御装置RCは教示操作盤TPとロボットR、厳密にはロボットRのロボット機構部RMとに接続されている。
図1に示されるようにロボット制御装置RCはロボット制御装置RC全体を制御するホストCPU11を含んでいる。また、ロボット制御装置RCは、各種のシステムプログラムが記憶されているROM12aと、ホストCPU11がデータを一時的に記憶するのに使用されるRAM12bと、ロボットの動作内容に関する各種プログラムおよび関連設定値などが格納される不揮発性メモリ12cとを含んでいる。
図1に示されるように、ホストCPU11には複数の共有RAM#1〜#nが接続されており、これら共有RAM#1〜#nにはデジタルサーボ回路C1〜Cnが接続されている。複数の共有RAM#1〜#nは、ホストCPU11から出力される移動指令または制御信号をデジタルサーボ回路C1〜Cnのそれぞれのプロセッサに引渡すと共に、デジタルサーボ回路C1〜Cnのプロセッサからの各種信号をホストCPU11に引き渡す役目を果たす。従って、図面には示さないものの、デジタルサーボ回路C1〜Cnはプロセッサ、ROM、RAMなどをそれぞれ含んでいるものとする。
また、共有RAM#1〜#nの数およびデジタルサーボ回路C1〜Cnの数はロボットのロボット機構部RMのモータM1〜Mnの数に対応している。これらモータM1〜Mnはロボットの関節軸のそれぞれを駆動するのに使用されている。また、モータM1〜Mnのそれぞれには、ロボットRの各軸の位置を検出するエンコーダE1〜Enが備えられている。典型的な六軸構成の垂直多間接型ロボットは六つの関節軸J1〜J6を含んでおり、従って、モータ、共有RAM、デジタルサーボ回路、エンコーダの数はそれぞれ六である。
図1に示されるように教示操作盤TPは液晶ディスプレイ15とキーボード16とを備えている。これらは、前述したプログラムにおけるデータの入力および変更、関連する設定値の入力および変更を行うのに使用される。
図2は本発明におけるロボット制御装置の基本構成を示す図である。図2に示されるように、ロボットRはエンドエフェクタE、例えば把持部をその先端に備えている。また、図2に示される力センサS1〜Snは、ロボットの各軸にかかる力を検出するものとする。デジタルコンピュータであるロボット制御装置RCは、エンコーダE1〜En、力センサS1〜Snまたは時間を計測する時間計測部26からの出力に基づいてロボットの動作状態を判断する動作状態監視部21を含んでいる。時間計測部26は、柔軟制御を開始してからの経過時間を主に計測する。
さらに、ロボット制御装置RCは、柔軟制御の柔らかさを表すパラメータセットを複数セット記憶する記憶部22を含んでいる。記憶部22には、異なる作業あるいは異なる制御特性に対応する柔軟制御を実現するパラメータセットが記憶されている。これらパラメータセットは実験等により予め求められ、ユーザにより事前に記憶されるものとする。
さらに、ロボット制御装置RCは、柔軟制御実行時に動作状態監視部21からの出力に基づいて適切なパラメータセットを選択する動作生成部23を含んでいる。また、図2から分かるように、動作状態監視部21には、プログラムの命令も適宜入力されるものとする。このため、動作生成部23による切替作業は、ロボット制御装置RCが実行するプログラムの内容に応じて、動作状態監視部21を通じて行われる場合もある。
そして、力制御パラメータ設定部24が、動作生成部23によって選択されたパラメータセットに切替える。次いで、力制御部25は切替えられたパラメータセットに応じて、柔軟制御を実現するようロボットRを制御する。なお、柔軟制御実行時には、動作生成部23が、動作状態監視部21からの出力などに基づいてパラメータセットを切替える場合もある。
図3は本発明に基づくロボット制御装置の使用方法を示すフローチャートである。図3に示されるように、ステップS1においては、ユーザが柔軟制御の複数のパラメータセットを記憶部22に記憶させる。次いで、ステップS2においては、ユーザが前記パラメータセットを切替える切替条件を設定する。その後、ステップS3においては、ロボット制御装置RCは、前述したパラメータセットおよび切替条件を用いて、実際にロボットに柔軟制御を実行させる。
本発明においては、ロボットRが或るパラメータセットを用いた柔軟制御を実行しているときに、パラメータセットを切替える切替条件が成立した場合には、動作生成部23または力制御パラメータ設定部24がパラメータセットを別のパラメータセットに切替えて、柔軟制御を実行する。
以下、これらステップS1〜ステップS3について、例を挙げて詳細に説明する。
はじめに、ステップS1に関し、図4Aはパラメータセット入力画面の一つの例を示す図である。この入力画面は、教示操作盤TPの液晶ディスプレイ15に表示されるものとする。パラメータセットのそれぞれには番号が付されており、図4Aに示される例は第一番のパラメータセットである。
図4Aにおける「座標系番号」欄には、柔軟制御を行う直交座標系が設定される。このような座標系は、例えばロボットのメカニカルインタフェースまたはエンドエフェクタEと一定の位置姿勢関係にあるツール座標系、またはロボットベース座標系と一定の位置姿勢関係にある作業座標系である。図4Aにおいては、例として座標系178番の内容が示されている。
そして、図4AにおけるX方向、Y方向、およびZ方向のそれぞれは、座標系178番におけるX方向、Y方向、およびZ方向における柔らかさの設定を示している。なお、柔軟制御を行う直交座標系とロボットベース座標系との位置関係を指定する欄を別途設けてもよい。この場合には、座標系番号を使用するのを避けられる。
図4Aにおける「仮想バネ」は、柔軟制御においてロボットRのエンドエフェクタEを各方向に外部から移動させる力とその移動距離との間の関係を線形関係としたときの比例定数(バネ定数)を示している。「仮想バネ」の欄はユーザが教示操作盤TPのキーボード16を用いて設定する。なお、「仮想バネ」の代わりに、バネ定数の逆数である「コンプライアンス」を設定するようにしてもよい。
図4Aにおける「仮想ダンパ」は、柔軟制御においてロボットRのエンドエフェクタEを外部から移動させる力とその移動速度との関係を線形関係としたときの比例定数(ダンパ定数)を示している。「仮想ダンパ」の欄はユーザが教示操作盤TPのキーボード16を用いて設定する。
図4Aにおける「リミッタ」は、柔軟制御においてロボットRのエンドエフェクタEに力をかけたとき、ある大きさまでは、かけられた力でロボットが押し返すが、ある閾値以上の力をかけられた場合は一定の力でロボットが押し返すタイプの制御をする場合の、一定の力を示している。言い換えれば、「リミッタ」は、ロボットRまたはエンドエフェクタEにかかる力またはモーメントの大きさの上限である。「リミッタ」の欄はユーザが教示操作盤TPのキーボード16を用いて設定する。
ところで、ロボットRの各直動関節軸方向および各回転関節軸回りに柔軟制御を行うようにしてもよい。この場合には、パラメータセット入力画面の他の例を示す図4Aと同様な図である図4Bに示されるような入力画面が教示操作盤TPの液晶ディスプレイ15に表示される。ロボットRの各直動関節軸方向および各回転関節軸回りの柔軟制御については、制御を行う座標系はロボットの各関節位置との位置姿勢関係で決まり、直交座標系を設定する必要はない。このため、図4Bにおいては「座標系番号」欄には「未使用」と表示されている。この場合には、ロボットRの各関節位置と一定の位置姿勢関係にある各軸座標系により定義された方向における柔らかさを実現する。
ユーザは、柔軟制御を使う作業内容に応じて「仮想バネ」、「仮想ダンパ」、「リミッタ」のうちの少なくとも一つの欄を使用するよう決定する。以下においては、簡潔にする目的で、ユーザが「仮想バネ」のみを使用しているものとする。
次いで、図3のステップS2に関し、図5は切替条件設定画面を示す図である。この設定画面は、教示操作盤TPの液晶ディスプレイ15に表示されるものとする。
図5における「位置」の列には、過去の或る時点、例えば柔軟制御開始時刻における各軸の位置と現在時刻における位置との間の差が、どの値以上になった場合に、動作状態監視部21がパラメータセット切替えを促す出力を行うのかを設定する。同様に、「速度」の列には、過去の或る時点、例えば柔軟制御開始時刻における各軸の速度と現在時刻における速度との間の差が、どの値以上になった場合に、動作状態監視部21がパラメータセット切替えを促す出力を行うのかを設定する。なお、速度はエンコーダE1〜Enにより検出された連続する複数の位置と、エンコーダE1〜Enの検出間隔とに基づいて求められる。
これらのことによって、エンドエフェクタEを外部から押してロボットが動き始めたときに、パラメータセットを切替えることができる。言い換えれば、本発明においては、停止しているロボットが外部からの力で動き始めたときを自動で判別する効果がある。
さらに、図5における「時間」の欄には、過去の或る時点、例えば柔軟制御開始時刻から、どの程度の時間が経過したら、動作状態監視部21がパラメータセット切替えを促す出力を行うのかを設定する。ユーザが「位置」および「速度」欄に誤入力で不自然な値を入力すると、ロボットの動作開始が正確に検出できず、パラメータセットが切替わらない場合がある。そのような場合であっても、「時間」の欄を前述したように設定することにより、パラメータセットを切替えることができる。
さらに、図5における「力」の列には、過去の或る時点、例えば柔軟制御開始時刻からにロボットRのエンドエフェクタEにかかっていた力とエンドエフェクタEにかかる現在の力との間の差が、どの値以上になったら、動作状態監視部21がパラメータセット切替えを促す出力を行うのかを設定する。この力は力センサS1〜Snによって検出される。このことによって、ロボットRが周辺機器などに衝突した場合にパラメータセットを切替えることができる。
図4A、図4Bおよび図5に示される入力結果はロボット制御装置RCの記憶部22に記憶される。なお、図4Aおよび図5においては第一番のパラメータセットが示されており、第二番以降のパラメータセットも同様に設定される。本発明においては、第何番のパラメータセットに切替えるという切替条件を、動作プログラム内で指定する。このことについては後述する。
次いで、図3のステップS3に関し、前述したパラメータセットおよび切替条件を用いて、実際にロボットRに柔軟制御を実行させる。ここで、図6Aから図6Cはロボットが柔軟制御を用いてワークを把持する作業を示す図である。図6Aなどにおいては、金型M内においてワークWが形成されている。そして、この金型Mに予め形成された貫通孔には、ワークWを押出すためのシリンダCが配置されている。図6Bにおいて、ロボットRのエンドエフェクタEがワークWの一側を把持する。そして、図6Cに示されるように、シリンダCによってワークWの他側を押圧してワークWを金型Mから押出つつ、ロボットRのエンドエフェクタEがワークWを金型Mから引張り出す。
ロボット制御装置RCには、柔軟制御を実行する命令文が記述された実行プログラムが予め準備されている。そして、実行プログラムを呼出すことにより、柔軟制御が実行される。
ここで、図7Aは従来技術における実行プログラムの例を示す図であり、この実行プログラムは教示操作盤TPの液晶ディスプレイ15に表示されるものとする。そして、図7Bは従来技術におけるロボット制御装置の基本構成を示す図である。図7Bにおいては、動作状態監視部21が排除されていて、作業命令入力部29がロボット制御装置RC内に示されている。
図7Aに示される従来技術の実行プログラムAの第一行では、第一番のパラメータセットで柔軟制御を開始している。次いで、第三行でエンドエフェクタEを閉鎖する。そして、第五行においては、シリンダCがワークWを押出す押出開始信号DI(1)がONになるまで待機する。第七行においては、作業命令入力部29が押出開始信号DIを受信した後で、第二番のパラメータセットで柔軟制御を開始する。その後、第九行において、10秒間待機する。この時間は、ワークWが金型Mから押出されるのに必要な時間であり、ワークWおよび金型Mの寸法に応じて適宜変更される。最終的に、第11行で柔軟制御が終了する。
そして、図8は本発明における実行プログラムの例を示す図である。この実行プログラムは教示操作盤TPの液晶ディスプレイ15に表示されるものとする。図8に示される従来技術の実行プログラムBの第一行には、「新柔軟制御開始(パラメータセット=1−>2、ショウトツ=3)」と記載されている。このことは、第一番のパラメータセットで柔軟制御を開始し、ロボットの各軸の位置または速度がそれぞれの閾値を超えたときに第二番のパラメータセットに切替えて柔軟制御を行い、ロボットの各軸にかかる力またはエンドエフェクタEにかかる力が閾値を超えたときに第三番のパラメータセットに切替えて柔軟制御を行うことを意味している。
そして、第三行でエンドエフェクタEを閉鎖する。そして、第五行においては、15秒間待機する。この時間は、シリンダCが押出開始するまでの時間とワークWが金型Mから押出されるのに必要な時間との合計時間である。この時間もワークWおよび金型Mの寸法に応じて適宜変更される。最終的に、第七行で柔軟制御が終了する。
このような本発明の効果について、以下、説明する。
はじめに、ロボットRが柔軟制御を行いながら先端のメカニカルインタフェースに取付けられたエンドエフェクタEでワークWを把持する。ワークWの寸法は毎回バラツキがあるので、ワークWを把持する際には、ワークWおよびエンドエフェクタEが傷付かないように、ロボットRを全ての方向に倣うことでバラツキを吸収するのが好ましい。最初に適用される第一番のパラメータセットには、そのような柔らかさが設定される。例えば、X方向のバネ定数、Z方向のバネ定数を両方とも10[kgf/m]にして柔軟制御を行う。この場合には、エンドエフェクタEを0.1[kgf]の力で閉鎖すれば、XZ平面において0.01[m]以下のずれを吸収できる(図6Bを参照されたい)。
そして、シリンダCによるワークWの押出しに同期した適切なタイミングで、柔軟制御のパラメータセットを切替えるのが望ましい。前述したように従来技術においては、ワークWを押出す側が押出開始信号DIを送信する。そして、ロボット制御装置RCは押出開始信号DIを受信するまで実行プログラムAの第五行における「待機DI(1)=ON」で待機する。つまり、パラメータセットを切替えるのを保留している。しかしながら、この方式では、押出開始信号DIの電気的な遅延とシリンダCの押出作用の物理的な遅延とが独立しているので、正確な同期が保証されないという問題がある。
これに対し、本発明においては第一番のパラメータセットで柔軟制御の実行時に各軸がX方向に10[mm]だけ動いた場合には、第二番のパラメータセットに切替える。切替後のパラメータセットが第二番のパラメータセットであることは、図8に示される実行プログラムBの第一行に記述される。また、「各軸がX方向に10[mm]だけ動いた場合」という判断基準は、図5の入力画面における「X方向」の欄で設定されている。なお、切替前の第一番のパラメータセットでは、全方向に移動可能な柔らかさが設定されているので、X方向に10[mm]動くことが可能となっている。
これにより、ロボット制御装置RCのパラメータセット切替作業は、シリンダCによるワークWの押出作用に同期する。このような切替作業はロボット制御装置RC内部の処理のみで足りるので、複雑な周辺機器を使用する必要はない。
次いで、金型Mから押出されたワークWをロボットRが保持しつつ運搬する。この際、エンドエフェクタEの姿勢が変わるとエンドエフェクタEにモーメントがかかる。さらに、エンドエフェクタEが押出し方向に対して垂直な方向(ここではZ方向)に動くと、エンドエフェクタEが金型Mから応力を受ける問題がある。
このため、ワークWやエンドエフェクタEに負担がかからないよう限定された直交方向、即ち押出方向に平行な方向(ここではX方向)のみにロボットRを追従させるのが好ましい。切替後の第二番のパラメータセットには、そのような柔らかさを設定する。例えば、X方向のバネ定数10[kgf/m]、Z方向のバネ定数∞にして柔軟制御を行う(図6Cを参照されたい)。この場合には、シリンダCがX方向の成分が3[kgf]の力でエンドエフェクタEを押出したとき、ロボットRは0.3[m]の距離をX軸方向にのみ押出されうる。
このような作業中に、ロボット制御装置RC内のホストCPU11は所定周期毎で特定の処理を行っている。図9は、比較のために、従来技術においてロボット制御装置が実行プログラムAの実施時に所定周期毎で行う処理を示すフローチャートである。そして、図10は、本発明においてロボット制御装置RCが実行プログラムBの実施時に所定周期毎で行う処理を示すフローチャートである。
はじめに、図9を参照して従来技術の処理を説明する。なお、図9および図10に示される処理は所定の制御周期毎に繰返し実施されるものとする。従来技術においては、はじめに、ステップS11において、柔軟制御中か否かを判定する。柔軟制御中でない場合には、ステップS12に進んで、通常の位置制御の処理を行う。なお、現在の状態が、実行プログラムAの第一行における「柔軟制御開始」実行後で且つ第十一行における「柔軟制御おわり」実行前であれば柔軟制御中であると判定する。
そして、柔軟制御中である場合には、ステップS13において押出開始信号DIが出力されているかを判定する。そして、押出開始信号DIが出力されていない場合には、第一番のパラメータセットをそのまま使用して柔軟制御を行う(ステップS14、S16)。押出開始信号DIが出力されてる場合には、ステップS15において第一番のパラメータセットから第二番のパラメータセットに切替えて、柔軟制御を行う(ステップS15、S16)。
次に、図10を参照して本発明の処理を説明する。はじめに、ステップS21において、柔軟制御中か否かを判定する。柔軟制御中でない場合には、ステップS22に進んで、通常の位置制御の処理を行う。柔軟制御中であるか否かの判断は、前述した実行プログラムAの場合と同様である。
そして、ステップS23において、図5で説明した待機時間、例えば10秒を経過したか否かを時間計測部26を通じて判定する。待機時間を経過している場合には、ステップS26に進んで、第一番のパラメータセットから第二番のパラメータセットに切替えて柔軟制御を行う。待機時間を経過していない場合には、ステップS24に進む。第二番のパラメータセットは前述した通りであり、押出方向に平行な方向にのみロボットRを追従させるように柔らかさが設定されている。
ステップS24においては、ロボットの各軸が柔軟制御の開始位置から一定距離以上動いたか否かが判定される。そして、一定距離以上動いていない場合には、第一番のパラメータセットをそのまま使用して柔軟制御を行う(ステップS25、S29)。一定距離以上動いた場合には、第一番のパラメータセットから第二番のパラメータセットに切替えて柔軟制御を行う(ステップS26)。
第二番のパラメータセットに切替えた場合には、ステップS27において、エンドエフェクタEにかかる力が閾値を越えていないか、即ちエンドエフェクタEが周辺機器などに衝突していないかを判定する。衝突判定された場合には、第二番のパラメータセットから第三番のパラメータセットに切替えて柔軟制御を行う(ステップS28、S29)。このことは、図8に示される実行プログラムBの第一行に記載されている。第三番のパラメータセットにおいては、例えば全ての方向について柔らかい柔軟制御が設定される。
従って、ロボット1が周辺機器などに衝突した場合にパラメータセットを切替えることができる。このため、限定された方向への倣い動作に切替えた後でロボットRが周辺機器などに衝突した場合には、全方向への倣い動作に再度切替えることにより、ロボットRの破損を防ぐことができる。
本発明の実行プログラムBと従来技術の実行プログラムAとを比較して分かるように、実行プログラムBは実行プログラムAよりも簡潔であるにも関わらず、より複雑な制御が行える。しかも、本発明においては押出開始信号DIを必要とせず、動作状態監視部21からの出力に基づいてパラメータセットを切替えている。このため、本発明では、複雑な周辺機器を用いることなしに、ロボット制御装置RC内部の情報のみに基づいて、押出しと同期してロボットRの追従方向を切替えることができる。
また、動作状態監視部21からの出力に基づいてパラメータセットを切替えているので、切替作業を適切なタイミングで行うことができる。このため、従来技術の欄で説明したようにワークの寸法バラツキを吸収できなくなる場合およびロボットが直進しなくなる場合を、本発明では避けることがかのうである。
11 ホストCPU
12a ROM
12b RAM
12c 不揮発性メモリ
15 液晶ディスプレイ
16 キーボード
21 動作状態監視部
22 記憶部
23 動作生成部
24 力制御パラメータ設定部
25 力制御部
26 時間計測部
C シリンダ
C1〜Cn デジタルサーボ回路
E エンドエフェクタ
E1〜E6 エンコーダ(位置検出部)
J1〜J6 関節軸
M 金型
M1〜Mn モータ
R ロボット
RC ロボット制御装置
RM ロボット機構部
S1〜Sn 力センサ(力検出部)
TP 教示操作盤
W ワーク

Claims (10)

  1. ロボットのメカニカルインタフェースまたはエンドエフェクタと一定の位置姿勢関係にあるツール座標系、またはロボットベース座標系と一定の位置姿勢関係にある作業座標系により定義された方向において、前記ロボットのツールと作業対象物との間に作用する力の柔らかさを実現する柔軟制御を行うロボット制御装置において、
    ロボットの各軸の位置を検出する位置検出部または時間を計測する時間計測部からの出力に基づいてロボットの動作状態を判断する動作状態監視部と、
    前記柔軟制御の柔らかさを表すパラメータセットを複数セット記憶する記憶部と、
    前記柔軟制御実行時に前記動作状態監視部からの出力に基づいて前記柔らかさを表すパラメータセットを切替える動作生成部と、
    を備えることを特徴とする、ロボット制御装置。
  2. ロボットの各関節位置と一定の位置姿勢関係にある各軸座標系により定義された方向における柔らかさを実現する柔軟制御を行うロボット制御装置において、
    ロボットの各軸の位置を検出する位置検出部または時間を計測する時間計測部からの出力に基づいてロボットの動作状態を判断する動作状態監視部と、
    前記柔軟制御の柔らかさを表すパラメータセットを複数セット記憶する記憶部と、
    前記柔軟制御実行時に前記動作状態監視部の出力に基づいて前記柔らかさを表すパラメータセットを切替える動作生成部と、
    を備えることを特徴とする、ロボット制御装置。
  3. 前記柔らかさを表すパラメータセットが、前記ツール座標系もしくは前記作業座標系上における各座標軸に沿った並進方向及び各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上における仮想バネのバネ定数に応じて定まるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載のロボット制御装置。
  4. 前記柔らかさを表すパラメータセットが、前記ツール座標系もしくは前記作業座標系上における各座標軸に沿った並進方向及び各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の仮想ダンパのダンパ定数に応じて定まるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載のロボット制御装置。
  5. 前記柔らかさを表すパラメータセットが、前記ツール座標系もしくは前記作業座標系上における各座標軸に沿った並進方向及び各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の力またはモーメントの大きさの上限であることを特徴とする、請求項1に記載のロボット制御装置。
  6. 前記柔らかさを表すパラメータセットが、各座標軸に沿った併進方向および各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上における仮想バネのバネ定数に応じて定まるようにしたことを特徴とする、請求項2に記載のロボット制御装置。
  7. 前記柔らかさを表すパラメータセットが、各座標軸に沿った併進方向および各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の仮想ダンパのダンパ定数に応じて定まるようにしたことを特徴とする、請求項2に記載のロボット制御装置。
  8. 前記柔らかさを表すパラメータセットが、各座標軸に沿った併進方向および各座標軸回りの回転方向のうち少なくとも一つ以上の力またはモーメントの大きさの上限であることを特徴とする、請求項2に記載のロボット制御装置。
  9. 前記動作状態監視部は、過去のある時点と現在の位置の差または速度の差に基づいて前記ロボットの動作状態を判断することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  10. 前記動作状態監視部は、過去の所定の時刻からの経過時間に基づいて、前記ロボットの動作状態を判断することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のロボット制御装置
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