JP5844417B2 - 貨幣処理装置および貨幣処理システム - Google Patents
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このような貨幣処理装置には、リジェクトボックス、上部ユニットおよび下部扉などからなる開閉部が設けられており、開閉部を開くことよって、貨幣処理装置内部の貨幣にアクセス可能となっている。
筐体と、
貨幣を前記筐体内で搬送する搬送部と、
前記搬送部で搬送される貨幣を識別する識別部と、
貨幣を収納する収納部と、
前記筐体に設けられ、開閉可能な開閉部と、
電源OFF時でも動作可能となっており、前記開閉部が開けられたことを検知する開閉検知部と、
電源OFF時に、前記開閉検知部によって前記開閉部が開けられたことが検知されたことを記憶する記憶部と、
前記記憶部に電源OFF時に前記開閉部が開けられたことが記憶されていると、電源ON後であっても精査処理を行った後でのみ通常処理を可能とする、または、電源ON後の入出金に関する情報を電源ON前の在高に関する情報と区別して前記記憶部に記憶させる制御部と、
を備えている。
前記記憶部は、電源をOFFした時点で、貨幣処理装置内に収納されている金種別の貨幣の枚数からなる在高データを記憶し、
前記制御部は、前記在高データと精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致した場合にのみ、前記通常処理を可能としてもよい。
前記記憶部は、電源をOFFした時点で、貨幣処理装置内に収納されている金種別の貨幣の枚数からなる在高データを記憶し、
前記制御部は、前記在高データと精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致しない場合には、所定の操作者である場合に限り、前記通常処理を可能としてもよい。
前記記憶部は、電源をOFFした時点で、貨幣処理装置内に収納されている金種別の貨幣の枚数からなる在高データを記憶し、
前記制御部は、前記記憶部に電源ON後の入出金に関する情報が電源ON前の在高に関する情報と区別して前記記憶部に記憶されている場合には、所定の信号を受けた時点で精査処理を行わせ、前記在高データと該精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致しているかを確認してもよい。
前記所定の信号は、電源をOFFする旨の信号からなってもよい。
前記所定の信号は、精査処理を行う旨の信号からなり、
前記制御部は、前記記憶部に電源ON後の入出金に関する情報が電源ON前の在高に関する情報と区別して前記記憶部に記憶されている場合であって、前記制御部が電源をOFFする旨の信号を受けた際に未だ精査処理をする旨の信号を受けていない場合には、前記精査処理が行われていないことを報知させてもよい。
所定の情報を表示する装置表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に電源OFF時に前記開閉部が開けられたことが記憶されていると、前記装置表示部に警告メッセージまたは装置開閉履歴情報を表示させてもよい。
前記制御部は、前記装置表示部に前記警告メッセージまたは前記装置開閉履歴情報を強調表示させてもよい。
前記制御部は、前記記憶部に電源OFF時に前記開閉部が開けられたことが記憶されていると、所定の解除操作が行われた場合にのみ、前記通常処理を可能としてもよい。
前記制御部は、前記所定の解除操作を行った解除者に関する情報を前記記憶部に記憶させてもよい。
上述した貨幣処理装置と、
前記貨幣処理装置と通信可能であるとともに、端末表示部を有する端末と、を備え、
前記制御部は、前記記憶部に電源OFF時に前記開閉部が開けられたことが記憶されていると、前記端末表示部に警告メッセージまたは装置開閉履歴情報を表示させることを特徴とする貨幣処理システム。
前記制御部は、前記端末表示部に前記警告メッセージまたは前記装置開閉履歴情報を強調表示させてもよい。
以下、本発明に係る貨幣処理装置および貨幣処理システムの第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図7は本発明の第1の実施の形態を示す図である。なお、本願において「貨幣」とは「硬貨」と「紙幣」の両方を意味している。
このとき、装置表示部70には異常終了したことが表示される。
ところで、上記では、制御部85が、在高データと精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致した場合にのみ、通常処理を可能とする態様を用いて説明したが、これに限られることはなく、電源OFF時の在高データと精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致しなくても、管理者などの所定の操作者である場合に限り、通常処理を可能とする態様であってもよい。このような場合(変形例)の貨幣処理装置100の動作について、主に図6に示されたフロー図を用いて、以下説明する。なお、詳細については、上記の実施の形態と重複するため省略しつつ説明する。
次に、図8により、本発明の第2の実施の形態について説明する。
このため、第1の実施の形態と同様、貨幣処理装置100がOFF状態となっている際に、貨幣処理装置100内の貨幣が盗まれるなどの不正が行われれば、その不正を確実に検知することができる。このため、不正を働こうとする者に対して、抑止力を与えることができ、高いセキュリティを達成することができる。
10 下部扉(開閉部)
15 下部扉キー挿入部
20 紙幣入金部
25 紙幣出金部
30 硬貨入金部
35(35r,35l) 硬貨出金部
42 リジェクトボックス(開閉部)
45 リジェクトボックスキー挿入部
50 上部ユニット(開閉部)
55 上部キー挿入部
70 装置表示部
71 ファンクションキー
81a,81b,81c 開閉検知部
82 記憶部
85 制御部
100 貨幣処理装置
120 紙幣搬送部
130 硬貨搬送部
150 紙幣識別部
155 硬貨識別部
160 紙幣収納部
170 硬貨収納部
Claims (12)
- 筐体と、
前記筐体に設けられ、開閉可能な開閉部と、
電源がOFF状態でも動作可能となっており、前記開閉部が開けられたことを検知する開閉検知部と、
電源がOFF状態の時に、前記開閉検知部によって前記開閉部が開けられたことが検知されたことを記憶する記憶部と、
所定の情報を表示する装置表示部と、
前記記憶部に電源がOFF状態の時に前記開閉部が開けられたことが記憶されている場合、前記装置表示部に異常が発生したことを表示させる制御部と、
を備えた貨幣処理装置であって、
前記記憶部は、電源がOFFされた時点における当該貨幣処理装置内に収納されている貨幣の在高データを記憶し、且つ、電源がONされた後の入出金に関する情報を記憶するようになっており、
前記制御部は、電源がONされた後の入出金に関する情報を前記記憶部に記憶させるようになっており、
前記制御部は、電源をOFFする旨の信号、又は操作者から与えられる精査処理を行う旨の信号を受けた時点で精査処理を行わせ、前記在高データと当該精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致しているかを確認するようになっている
ことを特徴とする貨幣処理装置。 - 前記制御部は、前記記憶部に電源がOFF状態の時に前記開閉部が開けられたことが記憶されている場合、電源がONされた後であっても精査処理を行った後で通常処理を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理装置。
- 前記制御部は、前記記憶部に電源がOFF状態の時に前記開閉部が開けられたことが記憶されている場合、パスワード入力による解除操作が行われたときにのみ、通常処理を可能とする請求項1または2に記載の貨幣処理装置。
- 前記制御部は、前記在高データと前記精査処理によって計数された金種別の貨幣の在高データとが一致しない場合には、所定の操作者である場合に限り、通常処理を可能とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。
- 前記記憶部は、前記開閉部が開けられた時間を含む装置開閉履歴情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の貨幣処置装置。
- 前記制御部は、前記装置表示部に異常が発生したことを強調表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。
- 貨幣処理装置と、
前記貨幣処理装置と通信可能であるとともに、端末表示部を有する端末と、
を備え、
前記貨幣処理装置は、
筐体と、
前記筐体に設けられ、開閉可能な開閉部と、
電源がOFF状態でも動作可能となっており、前記開閉部が開けられたことを検知する開閉検知部と、
電源がOFF状態の時に、前記開閉検知部によって前記開閉部が開けられたことが検知されたことを記憶する記憶部と、
前記記憶部に電源がOFF状態の時に前記開閉部が開けられたことが記憶されている場合、前記端末表示部に異常が発生したことを表示させる制御部と、
を有し、
前記記憶部は、電源がOFFされた時点における当該貨幣処理装置内に収納されている貨幣の在高データを記憶し、且つ、電源がONされた後の入出金に関する情報を記憶するようになっており、
前記制御部は、電源がONされた後の入出金に関する情報を前記記憶部に記憶させるようになっており、
前記制御部は、電源をOFFする旨の信号、又は操作者から与えられる精査処理を行う旨の信号を受けた時点で精査処理を行わせ、前記在高データと当該精査処理によって計数された金種別の貨幣の枚数とが一致しているかを確認するようになっている
ことを特徴とする貨幣処理システム。 - 前記制御部は、前記記憶部に電源がOFF状態の時に前記開閉部が開けられたことが記憶されている場合、電源がONされた後であっても精査処理を行った後で通常処理を可能とすることを特徴とする請求項7に記載の貨幣処理システム。
- 前記制御部は、前記記憶部に電源がOFF状態の時に前記開閉部が開けられたことが記憶されている場合、パスワード入力による解除操作が行われたときにのみ、通常処理を可能とする請求項7または8に記載の貨幣処理システム
- 前記制御部は、前記在高データと前記精査処理によって計数された金種別の貨幣の在高データとが一致しない場合には、所定の操作者である場合に限り、通常処理を可能とする
ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。 - 前記記憶部は、前記開閉部が開けられた時間を含む装置開閉履歴情報を記憶することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の貨幣処置システム。
- 前記制御部は、前記装置表示部に異常が発生したことを強調表示させることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の貨幣処置システム。
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JP2014107135A JP5844417B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 貨幣処理装置および貨幣処理システム |
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JP2014107135A JP5844417B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 貨幣処理装置および貨幣処理システム |
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Family Applications (1)
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