JP5842418B2 - 切断装置、切断データ処理装置、及び切断データ処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項3の切断装置は、請求項1の発明において、前記被切断物を第1方向に移動させる第1移動手段と、前記切断刃を前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2移動手段とを備え、前記切断刃と前記被切断物とを前記第1方向及び第2方向へ相対的に移動させるように構成し、前記配置手段は、前記模様を前記切断可能領域の隅部に寄せて配置し、前記境界線決定手段は、前記境界線を前記第1方向及び第2方向へ延びて直交する線分として設定し、前記直交する線分で前記使用領域と前記未使用領域とを区分けすることを特徴とする。
請求項3の切断装置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、配置手段によって、模様を切断可能領域の隅部に寄せて配置することができ、歩留りを一層、向上させることができる。そして、境界線設定手段は、第1方向及び第2方向へ延びて直交する線分を境界線として設定する。このため、第1方向あるいは第2方向に延びる境界線により使用領域と未使用領域を区分けする場合よりも、未使用領域を大きくすることができ、被切断物の無駄をより少なくすることができる。
請求項7記載の切断データ処理装置によれば、請求項5の発明の効果と同様の効果を奏する。
請求項8記載の切断データ処理装置によれば、請求項1の発明の効果と同様の効果を奏する。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図13を参照しながら説明する。
図1に示すように、切断装置1は、筐体としての本体カバー2と、本体カバー2内に配設されたプラテン3と、カッタホルダ5とを備えると共に、カッタホルダ5のカッタ4(図4参照)と被切断物6とを相対的に移動させるための第1及び第2移動手段7,8を備えている。本体カバー2は横長な矩形箱状をなしており、前面部には、プラテン3上面部に被切断物6を保持した保持シート10をセットするための横長な開口部2aが形成されている。尚、以下の説明では、切断装置1に対しユーザが位置する側を前方とし、その反対側を後方とする。そして、前後方向をY方向とし、Y方向と直交する左右方向をX方向とする。
前記プラテン3は、前後一対の板材3a,3bからなり、上面部が水平面たるXY平面をなすように構成されている。プラテン3には、被切断物6を保持する保持シート10が載置されるようにセットされ、被切断物6の切断の際、保持シート10をプラテン3で受ける。詳しくは後述するが、保持シート10の上面には、左右両方の縁部10bを除いた部分に粘着剤が塗布された粘着層10a(図7参照)が形成されており、粘着層10aに被切断物6が貼り付けられて保持される。
即ち、図3、図4、図5等に示すように、ホルダ本体45は、上端部45aと下端部45bが後方へ折り返され全体としてコ字状をなしている。ホルダ本体45の上端部45aと下端部45bは、支持軸33a,33bの上下両端部に夫々固定された止め輪48により、支持軸33a,33bに対し移動不能に固定されている。図4、図5に示すように、支持軸33bの中間部には、前記係合ピン43が後向きに設けられた連結部材49が固着されている。こうして、ホルダ本体45、支持軸33a,33b、係合ピン43、及び連結部材49は一体的に構成され、カッタホルダ5は、前記第3移動手段44により係合ピン43に連動して上下方向へ移動する。また、支持軸33a,33bには、支持部32a上面とホルダ本体45の上端部45aとの間に、付勢部材たる圧縮コイルバネ50が夫々外装されている。圧縮コイルバネ50の付勢力により、カッタホルダ5全体がキャリッジ19側に対して上方へ弾性付勢されている。
他方、前記取付部材52には、筒状部52aの前側であって接続部56gの上方に位置してソレノイド57用の前側取付部52eが一体に設けられている。ソレノイド57は、押圧部材56を上下動させて被切断物6を押圧するためのアクチュエータであり、押圧部材56並びに後述の制御回路61と共に押圧装置47を構成する。ソレノイド57は、前側取付部52eに下向きに取付けられており、プランジャ57aの先端部は接続部56g上面に固定されている。詳しくは後述するように、カッタホルダ5の下降位置でソレノイド57が駆動されると、プランジャ57aと共に押圧部材56が下方へ移動して被切断物6を所定の押圧力で押圧する(図5参照)。これに対して、ソレノイド57の非駆動時には、プランジャ57aが上方に位置して押圧部材56が被切断物6に対する押圧力を解除する。ソレノイド57の非駆動状態でカッタホルダ5が上昇位置へ移動されると(図4の2点鎖線参照)、押圧部材56が被切断物6から完全に離間する。
切断装置1全体の制御を司る制御回路(制御手段)61は、コンピュータ(CPU)を主体に構成されており、ROM62、RAM63、外部メモリ64が接続されている。ROM62には、切断動作を制御するための切断制御プログラム、後述する切断データ処理プログラム等が記憶されている。RAM63には、各種処理に必要なデータやプログラムが一時的に記憶される。外部メモリ64には、複数種類の模様の模様切断データや、後述する全体データ及び切断可能領域を表わす領域データ等が記憶されている。
模様Bの切断ラインは、その円周上の切断開始点P0、頂点P1、頂点P2、…、切断終了点Pnを夫々結ぶ線分B1、B2、B3、…からなる。当該切断ラインは、頂点間の距離を小さく設定することで全体として略円形をなし、切断開始点P0と切断終了点Pnが一致する。模様Bの模様切断データは、切断開始点P0、頂点P1、頂点P2、…、切断終了点Pnの夫々に対応する第1座標データ、第2座標データ、第3座標データ、…、第(n+1)座標データを有する。
模様Cの切断ラインは、3つ線分C1〜C3からなり、切断開始点P0と切断終了点P3が一致する閉じた三角形である。模様Cの模様切断データは、切断開始点P0、頂点P1、頂点P2、切断終了点P3の夫々に対応する第1座標データ、第2座標データ、第3座標データ、第4座標データを有する。
矩形枠F11は、模様A〜Cの夫々の輪郭に接して当該輪郭全部を包含する最小の四角形状をなす。矩形枠F11の各頂点は、各輪郭のXY座標から求められる。即ち、矩形枠F11は、各輪郭のうちX座標が最小になる左端の点と線分L14が接し、X座標が最大になる右端の点と線分L12が接し、Y座標が最小になる上端の点と線分L11が接し、Y座標が最大になる下端の点と線分L13が接する。このように、矩形枠F11は、模様の輪郭と模様の配置によって決定される。尚、模様A〜Cが図11(b)に示すようにY方向に相互にずれて配置される場合でも、矩形枠F12は、模様A〜Cの輪郭の一部又は頂点と接する最小の矩形形状となる。
また、RAM63は、前記領域データと境界線切断データとに基づき、未使用領域の位置情報を記憶するための記憶手段として構成されている。未使用領域の位置情報としては、例えば境界線L110の切断開始点P0を、次回以降の切断時の原点O2に相当するものとして記憶する。従って、次回以降の切断に際して、模様A〜Cは、原点をO2として配置されることで(図10(b)参照)、最初の配置位置よりもY方向へ下側にずれた位置に形成される。
他方、図11(b)に示す矩形枠F12についても、矩形枠F11と同様に境界線L120が作成される。当該境界線L120も、その座標データに基づいて境界線切断データが作成される。従って、模様Bの如く他の模様A,Cに対してY方向にずれて配置される場合でも、その配置に応じた境界線L120が切断される。
更には、被切断物6に複数の境界線L110を形成した場合には、各使用領域ごとに不要部分と模様A〜Cを剥がすことができ、被切断物6の無駄を極力少なくすることができる。
このため、切断装置1で一旦、模様A〜Cを切断した後の被切断物6に対し、そのまま続けて切断を開始する場合でも、制御回路61により、先に切断した模様A〜Cと重複することなく、未使用領域に模様A〜Cを配置することができる。
この場合、制御回路61は、境界線を第2方向たるX方向へ延びるように設定するので、設定処理を単純にすることができると共に、切断時間を短縮することができる。
図14、図15は、本発明の第2実施形態を示すものであり、第1実施形態と異なるところを説明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付している。
本第2実施形態では、図14に示すように被切断物6から模様Aを切り抜く際、同図で使用領域と未使用領域を、第1方向たるY方向に延びる境界線L131により区分けする場合と、第2方向たるX方向に延びる境界線L132により区分けする場合とで、夫々の未使用領域の大きさを比較し、前記未使用領域が大きくなるように区分けする境界線が選択されて設定される。ここで、本第2実施形態では、未使用領域の大きさは、その面積であるとする。
そして、図15のステップS21において、模様Aの輪郭を抽出すると共に、抽出した輪郭のXY座標に基づいて、その輪郭を囲う最小の矩形枠F13を設定する。次いで、ステップS22では、矩形枠F13の線分L13に対してオフセット量α1の分、離間した位置(図14で下側の位置)に、第2方向へ延びる境界線L132を作成する。また、矩形枠F13の線分L12に対してオフセット量α2の分、右側へ離間した位置に、第1方向へ延びる境界線L131を作成する。尚、本第2実施形態では、オフセット量α1,α2は同じ値としているが、異なる値であってもよい。
図16は、本発明の第3実施形態を示すものであり、第1実施形態と異なるところを説明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付している。
本第3実施形態において、模様Aの境界線L140は、第1方向及び第2方向へ延びて直交する線分L21〜L24を有し、矩形枠F13を囲う四角形状をなす。詳細には、境界線L140は、その線分L21,L23が矩形枠F13の線分L11,L13から第1方向へオフセット量α1の分、外側に離間し、且つ線分L22,L24が矩形枠F13の線分L12,L14から第2方向へオフセット量α2の分、外側に離間している。このため、図16(b)に示すように、切断可能領域における原点O1寄りの隅部に、不要部分を矩形状に切り抜くための領域が形成される。
図18は、本発明の第4実施形態を示すものであり、第1実施形態と異なるところを説明する。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付している。
図18に示すパーソナルコンピュータ(PC80と称す)は、上記した切断データを処理する切断データ処理装置として構成されている。即ち、PC80の制御回路81は、コンピュータ(CPU)を主体に構成されており、ROM82、RAM83、EEPROM84が接続されている。また、PC80には、ユーザが各種の指示や選択、入力の操作を行うためのキーボードやマウス等からなる入力部85が接続されると共に、ユーザに対して必要なメッセージ等の表示を行う表示部(例えばLCD)86が設けられる。
4 切断刃(カッタ)
6 被切断物
61,81 配置手段、境界線決定手段、境界線切断データ作成手段
63 記憶手段
80 切断データ処理装置
A〜C 模様
F11,F12 矩形枠
L110,L120 境界線
F13 矩形枠
L131,L132 境界線
F13 矩形枠
L140 境界線
Claims (9)
- 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置であって、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置手段と、
前記切断可能領域において、前記配置手段により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定手段と、
前記境界線決定手段により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成手段と、
前記被切断物における前記未使用領域の位置情報を記憶する記憶手段と、を備え、
前記切断装置は、前記模様を切断するための模様切断データと前記境界線切断データとに基づいて、前記切断刃と前記被切断物とを相対的に移動させて前記被切断物から前記模様と前記境界線とを切断するように構成され、
前記配置手段は、次回以降の模様の切断に際し、前記記憶手段に記憶された前記位置情報に基づいて、前記未使用領域に前記模様を配置することを特徴とする切断装置。 - 前記被切断物を第1方向に移動させる第1移動手段と、前記切断刃を前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2移動手段とを備え、前記切断刃と前記被切断物とを前記第1方向及び第2方向へ相対的に移動させるように構成し、
前記配置手段は、前記模様を前記切断可能領域において前記第1方向のうちの一方に寄せて配置し、
前記境界線決定手段は、前記境界線を前記第2方向へ延びるように設定して、前記使用領域と前記未使用領域とを区分けすることを特徴とする請求項1記載の切断装置。 - 前記被切断物を第1方向に移動させる第1移動手段と、前記切断刃を前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2移動手段とを備え、前記切断刃と前記被切断物とを前記第1方向及び第2方向へ相対的に移動させるように構成し、
前記配置手段は、前記模様を前記切断可能領域の隅部に寄せて配置し、
前記境界線決定手段は、前記境界線を前記第1方向及び第2方向へ延びて直交する線分として設定し、前記直交する線分で前記使用領域と前記未使用領域とを区分けすることを特徴とする請求項1記載の切断装置。 - 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置であって、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置手段と、
前記切断可能領域において、前記配置手段により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定手段と、
前記境界線決定手段により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成手段と、
前記被切断物を第1方向に移動させる第1移動手段と、
前記切断刃を前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2移動手段と、を備え、
前記切断装置は、前記第1移動手段及び前記第2移動手段により前記切断刃と前記被切断物とを前記第1方向及び第2方向へ相対的に移動させるように構成されるとともに、その切断刃と被切断物との相対移動を、前記模様を切断するための模様切断データと前記境界線切断データとに基づき行うことにより、前記被切断物から前記模様と前記境界線とを切断するように構成され、
前記配置手段は、前記模様を前記切断可能領域において前記第2方向のうちの一方に寄せて配置し、
前記境界線決定手段は、前記境界線を前記第1方向へ延びるように設定して、前記使用領域と前記未使用領域とを区分けすることを特徴とする切断装置。 - 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置であって、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置手段と、
前記切断可能領域において、前記配置手段により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定手段と、
前記境界線決定手段により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成手段と、
前記被切断物を第1方向に移動させる第1移動手段と、
前記切断刃を前記第1方向と直交する第2方向へ移動させる第2移動手段と、を備え、
前記切断装置は、前記第1移動手段及び前記第2移動手段により前記切断刃と前記被切断物とを前記第1方向及び第2方向へ相対的に移動させるように構成されるとともに、その切断刃と被切断物との相対移動を、前記模様を切断するための模様切断データと前記境界線切断データとに基づき行うことにより、前記被切断物から前記模様と前記境界線とを切断するように構成され、
前記配置手段は、前記模様を前記切断可能領域の隅部に寄せて配置し、
前記境界線決定手段は、前記第1方向に延びる境界線により前記使用領域と前記未使用領域とを区分けする場合と、前記第2方向に延びる境界線により前記使用領域と前記未使用領域とを区分けする場合とで、夫々の未使用領域の大きさを比較し、前記未使用領域が大きくなるように区分けする場合の境界線を選択して設定することを特徴とする切断装置。 - 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置のための切断データを処理する切断データ処理装置であって、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置手段と、
前記切断可能領域において、前記配置手段により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定手段と、
前記境界線決定手段により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成手段と、
を備え、
前記配置手段は、前記切断可能領域における前記模様を、前記切断装置で前記切断刃を移動させる第2方向のうちの一方に寄せて配置し、
前記境界線決定手段は、前記切断可能領域における前記境界線を、前記切断装置で前記被切断物を移動させる第1方向であって前記第2方向と直交する第1方向へ延びるように設定して、前記使用領域と前記未使用領域とを区分けすることを特徴とする切断データ処理装置。 - 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置のための切断データを処理する切断データ処理装置であって、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置手段と、
前記切断可能領域において、前記配置手段により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定手段と、
前記境界線決定手段により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成手段と、
を備え、
前記配置手段は、前記模様を前記切断可能領域の隅部に寄せて配置し、
前記境界線決定手段は、前記切断装置で前記被切断物を移動させる第1方向に延びる境界線により前記使用領域と前記未使用領域とを区分けする場合と、前記切断刃を移動させる第2方向であって前記第1方向と直交する第2方向に延びる境界線により前記使用領域と前記未使用領域とを区分けする場合とで、夫々の未使用領域の大きさを比較し、前記未使用領域が大きくなるように区分けする場合の境界線を選択して設定することを特徴とする切断データ処理装置。 - 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置のための切断データを処理する切断データ処理装置であって、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置手段と、
前記切断可能領域において、前記配置手段により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定手段と、
前記境界線決定手段により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成手段と、
前記被切断物における前記未使用領域の位置情報を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記配置手段は、前記切断装置における次回以降の模様の切断に際し、前記記憶手段に記憶された前記位置情報に基づいて、前記未使用領域に前記模様を配置することを特徴とする切断データ処理装置。 - 切断刃と被切断物とを相対的に移動させることにより、前記被切断物から所望の模様を切断する切断装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記模様を前記被切断物の切断可能領域に配置する配置処理と、
前記切断可能領域において、前記配置処理により配置した前記模様の輪郭を包含する最小の矩形枠を設定し、前記矩形枠に基づいて、前記切断可能領域を前記矩形枠側の使用領域と当該使用領域以外の未使用領域とに区分けする境界線を定める境界線決定処理と、
前記境界線決定処理により定めた境界線を切断するための境界線切断データを作成する境界線切断データ作成処理と、
前記コンピュータの備える記憶手段に、前記被切断物における前記未使用領域の位置情報を記憶させる処理と、
を実行させる構成にあって、前記配置処理は、前記切断装置における次回以降の模様の切断に際し、前記記憶手段に記憶された前記位置情報に基づいて、前記未使用領域に前記模様を配置する処理を含む切断データ処理プログラム。
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