JP5842203B2 - 揚砂方法 - Google Patents

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本発明は、下水処理施設の沈砂池の底面に沈殿した砂(沈砂)を噴射水により集砂ピットに集砂し、その砂を揚砂装置により吸引して移送する揚砂方法に関する。
従来、下水処理施設における雨水ポンプ場の雨水沈砂池には、雨水沈砂池の底面に沈殿した砂を所定の場所まで移送するためのジェットポンプからなる揚砂装置が設けられている。この揚砂装置におけるジェットポンプの吸引口は雨水沈砂池の底面の最も低い位置に設けられた集砂ピットの上方に位置するように設けられる。したがって、ジェットポンプが駆動されると、集砂ピット内の砂は吸引口から吸引され、配管を介して所定の場所まで移送される。
また、上記ジェットポンプを用いた揚砂方法は、高圧水を駆動源とするために動力費がかさむので、動力費の安価な渦巻羽根式の揚砂ポンプを用いる揚砂方法も存在する。
この揚砂ポンプを用いる揚砂方法においては、揚砂ポンプがその吸引口を集砂ピットの底面付近に位置させて設けられる。したがって、揚砂ポンプが駆動されると、集砂ピット内の砂は吸引口から吸引され、配管を介して所定の場所まで移送される。
上記揚砂方法により集砂ピット内の砂を吸引し、所定の場所まで移送するときは、ジェットポンプ又は揚砂ポンプのいずれを用いる場合にも、沈砂池底面の沈砂を集砂ノズルからの噴射水により流下させ、集砂ピットに集砂する必要がある(先行技術文献は特にない。)。
集砂ノズルからの噴射水による集砂を開始する時の沈砂池内の水位が沈砂池とポンプ井の間に設けてある連設部の頂と等しい高いレベルである場合は、揚砂装置による揚水の移送量が増加するので不経済であるばかりでなく、水圧に打ち勝って沈砂を移動させて集砂しなければならないので、集砂ノズルからの圧力水を高圧で噴出させる、高圧による集砂(以下、「高圧集砂」という。)を行う必要がある。高圧集砂は、高圧力を生むためにランニングコストがかかるばかりでなく、構成機器も多くなる。また、高圧集砂を行うと、水中に沈砂の一部が舞い上がって浮遊し、その後に再度沈降して堆積するため集砂効率も低下する欠点がある。さらに、高圧水による下水ミストの発生も衛生的にみて大きな問題である。
また、上記従来の揚砂方法においては、集砂ピット内に砂が存在するにもかかわらず、ジェットポンプ又は揚砂ポンプが駆動を開始しても、砂を十分に吸引することができず、したがって、砂の移動を十分に行うことができないという不都合があった。
上記のように、従来の揚砂方法においては、揚砂ポンプが駆動を開始しても、沈砂池の沈砂を集砂ピットに集める集砂効率が低いため、揚砂効率の向上に限りがあった。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであり、沈砂池の沈砂を集砂ピットに集める集砂効率を高めることにより、揚砂効率を向上させることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、沈砂池の沈砂を集砂ノズルの噴射水により集砂ピットに集め、その砂を揚砂ポンプにより移送する揚砂方法において、前記集砂ピットに設けた前記揚砂ポンプの吸引口の近くに圧力水を噴射して前記吸引口の近くに堆積している砂を撹乱する撹乱手段を設け、前記集砂ノズルには、前記沈砂池の中央トラフの延在方向に圧力水を噴射する第1集砂ノズルと、中央トラフに連通し、かつ直交する複数の小トラフ間に設けられた、前記中央トラフの延在方向に直交する方向に圧力水を噴射する第2集砂ノズルとを含み、前記沈砂池への下水の流入を停止した後、前記沈砂池に連設部を介して連設されたポンプ井に設けられたポンプに前記沈砂池と前記ポンプ井の滞留水を排水させその排水により前記沈砂池の水位が前記連設部の頂部と同一レベルとなった時に前記撹乱手段による圧力水の噴射を開始させ、前記揚砂ポンプを稼働させた後、前記第1集砂ノズルと前記第2集砂ノズルとから交互に噴射水を噴射させることによって、前記中央トラフおよび前記小トラフを介して前記集砂ピットへ集砂させることを特徴としている(請求項1)。
砂池を複数のエリアに分割し、各エリアに複数個の第2集砂ノズルからなる集砂ノズル群を設け、集砂ノズル群単位で集砂ピットに近い方から順に圧力水を噴射させることが望ましい(請求項2)
本発明の揚砂方法によれば、集砂効率と揚砂効率がともに向上する
本発明の揚砂方法が適用される沈砂池を示すものであって、(a)はその縦断面図、(b)は(a)の一部平面図である。 図1(b)のイ−イ線断面図である。 制御動作を示すフローチャートである。 沈砂池及びポンプ井の概略断面図である。 図4の左側部分の平面図である。
沈砂池1は、周知の沈砂池と同様に、図4に示すように、沈砂池1の一方側(図4の左側)から雨水が流入し、砂を沈降分離した雨水は沈砂池1の他方側から沈砂池1に連設するポンプ井30に流出するように形成されている。図1(b)を用いてさらに説明すると、図1(b)の紙面上方側から雨水が流入したとすると、砂を沈降分離した雨水は、図1(b)の紙面下方側から流出することとなる。
沈砂池1の底面1aの形態は、底面1aのほぼ中央位置に設けられたその底面1aより一段と低い偏平な底を有する集砂ピット2に、底面1a上の砂(図示せず)を寄せ集めることができるように形成されている。すなわち、その底面1aは、図1(a)に示されるように、雨水の流入方向の中央線が最も低くなるように傾斜しており、また、図2に示されるように、集砂ピット2の部分が最も低くなるように傾斜している。したがって、底面1a上の砂は、その底面1a上に後述される集砂ノズルから水を流出させると、図1(b)に矢印で示されるように、集砂ピット2に寄せ集められてくる。
揚砂ポンプ10は、渦巻羽根を有する周知の水中ポンプからなり、下水処理施設で水中汚泥ポンプとして使用されていたものを用いることができる。この揚砂ポンプ10は、吸引口11を下向きに、すなわち、吸引口11を集砂ピット2の底面に向けて、吐出管12及びサポート13を介して沈砂池1に設けられている。
揚砂ポンプ10の吸引口11と集砂ピット2の底面2aとの間に、撹乱ノズル20a,20bが、吸引口11の互いに反対側において、後記中央トラフ1bから集砂ピットに流入する砂の流れを妨げない位置に設置されている(図1の(b)参照。)。また、撹乱ノズル20a,20bは、その噴射方向が揚砂ポンプ10の吸引口11を中心にしてほぼ対向するように配置されている。従って、噴射方向が吸引口11の中心を中心とする円の互いに反対側の位置において互いに反対向きのベクトルを与えるので、撹乱ノズル20a,20bからの噴射により吸引口の近くに沈殿した砂が良く撹乱され、効率良く吸引口に吸引される。
図4に示すように、沈砂池1に連設するポンプ井30には、排水ポンプ31と、それとは別に滞留水ポンプ32が設けられている。この滞留水ポンプ32により汲み上げられた雨水等の下水は、図示されていない切換弁を介して沈砂池1の底面1aに堆積した砂を集砂ピット2に向けて流出させるように圧力水を噴出させる集砂ノズル40,41,42に供給される。
なお、図示しないが、揚砂ポンプ10、撹乱ノズル20a,20bへ圧力水を供給する図示しないポンプ、及びそれら撹乱ノズル20a,20bに圧力水を供給する供給管21a,21bにそれぞれ設けられている弁等は、沈砂池1を統括的に制御するプログラマブルコントローラを中心に形成される図示しない制御器によって駆動制御されるように構成されている。
図3に基づいて、集砂及び揚砂の手順について詳述する。
まず、ゲート50を閉めて沈砂池1への下水の流入を停止する(ステップ1。以下、ステップを「S」と記す。)。次に、滞留水ポンプ32によって、前記切換弁を介して不図示の汚水沈殿池や流入渠等に排水する(S2)。
沈砂池1は連設部60を介してポンプ井30に連設されているため、図4を用いて説明すれば、連設部60の頂レベルであるレベルLaまで滞留水ポンプ32で排水されるが、沈砂池1のレベルLa以下の滞留水は排水されない。換言すると、本発明では、滞留水ポンプ32によりポンプ井30と沈砂池1の滞留水をレベルLaまで排水するようにした(S2〜S4)。
上記のように、沈砂池1への雨水の流入が停止され(S1)、沈砂池1の滞留水をレベルLaまで排水する工程(S2〜S4)が終了すると、供給管21a,21bに設けられている図示しない弁がそれぞれ開かれて撹乱ノズル20a,20bから圧力水の噴射が開始されるとともに、図示しない第1のタイマT1 のカウントが開始される(S5)。第1のタイマT1 のタイムアップ後、揚砂ポンプ10が駆動されるとともに、第2のタイマT2 のカウントが開始される(S6,S7)。
撹乱ノズル20a,20bから圧力水が噴出されると、噴射方向が吸引口11の中心を中心とする円の互いに反対側の位置において互いに反対向きのベクトルを与えるため、ノズルからの噴射力が相殺されることなく、有効に利用されるので、その吸引口11付近に堆積していた砂が撹乱され、その撹乱は、集砂ピット2全体に徐々に広がる。したがって、吸引口11からは、水に同伴されて砂が効率よく吸引されて吐出管12を介して所定の場所へ移送される。
第2のタイマT2 のタイムアップ後、例えば、第2のタイマT2が開始してから1分後に撹乱ノズル20a,20bの弁がそれぞれ閉じられる(S9)。すなわち、圧力水の噴射が停止される(S11のY、S12)。撹乱ノズル20a,20bが閉じられて撹乱ノズル20a,20bからの噴出水がなくなっても、揚砂ポンプ10の駆動により吸引口11の付近は流動化しているので、砂は、吸引される水に同伴されて効果的に排出される。
このように、撹乱ノズル20a,20bからの圧力水の噴射は、揚砂ポンプ10の吸引口11付近の堆積した砂を破壊して撹乱するだけで足りるので、撹乱時間は揚砂ポンプ10の運転の開始前からの短い時間で足りる。したがって、揚砂ポンプ10の運転中、常に撹乱ノズル20a,20bからの圧力水の噴射を継続する必要がないので、運転コストを低下させることができる。
揚砂ポンプ10による集砂ピット2からの砂と水の排出が終了すると、すなわち、集砂ピット2内に設けられている図示しない水位計が所定の水位を検出すると(S10のY)、揚砂ポンプ10の駆動は停止される(S11)。
次に、集砂ノズル40,41,42の弁を順次開けて、集砂を行う(S12)。さらに詳述すると、中央トラフ1bの上端部に設けた集砂ノズル40から中央トラフ1bの延在方向に圧力流体を噴射して中央トラフ1bに堆積した沈砂を集砂ピット2内へ導き、中央トラフ1bを洗浄する。中央トラフ1bは、集砂ピット2につながる最終的かつ主なトラフであることから、雨水受入れ時の沈砂による埋没を防ぐためである。
そして、以降は、中央トラフ1bに連通し、かつ沈砂池底面に設けられて中央トラフ1bと直交する複数の小トラフ1c間に設けられた集砂ノズル41,41…と、前記集砂ノズル40,40を交互に噴出させる。集砂ノズル41,41…は、中央トラフ1bの延在方向に直交する方向に圧力流体を噴出させる。この集砂ノズル41,41…と、集砂ノズル40,40を交互に噴出させることによって、小トラフ1c、中央トラフ1bを介して集砂ピット2への集砂が行われる。
なお、沈砂池の底面1aの面積が大きい場合は、底面1aが適宜複数個の領域に区分され、各領域の複数個の集砂ノズル41,41…を区分単位で集砂ノズル群としてまとめられ、各集砂ノズル群からの圧力水の噴出が集砂ピット2に近い方から順に行われる。
最後に、集砂ピット2に連なる横トラフ2bに設けられた集砂ノズル42,42によって集砂ピット2付近の沈砂池の池幅方向に堆積した砂を集砂ピット2に集砂する。上記集砂ノズル40,41,42の弁の順次開放により集砂ピット2内の水位計が所定の上限水位を検知した時は、揚砂ポンプ10は駆動を再開され、その駆動再開に伴い前記水位計が所定の下限水位を検出した時は、揚砂ポンプ10は駆動を停止される。集砂ノズル42,42からの噴出終了後は、前記水位計が所定の下限水位を検出した時、揚砂ポンプ10が駆動を停止され、その状態が継続する。これにより、揚砂ポンプ10による揚砂が完了する。
すなわち、揚砂ポンプ10は、駆動を開始してから揚砂完了時の駆動停止までの間は、集砂ピット2内の水位の変動に応じて、前記水位計の上限水位検知で駆動を再開し、下限水位検知で駆動を停止するように制御される。
上述の例では、揚砂ポンプ10として渦巻羽根を有する周知の水中ポンプを示したが、ジェットポンプであっても良いことはもちろんである。また、集砂ピット2内のノズルは2本としたが、3本以上であってもよい。
また、上述の例では、撹乱ノズル20a,20bを2個のタイマT1 ,T2 を設けて揚砂ポンプ10の駆動前後に亘って駆動させたが、タイマを1個とし、揚砂ポンプ10の駆動開始前の所定時間、駆動させるようにしてもよい。しかし、上述のように、揚砂ポンプ10の駆動前後に亘って撹乱ノズル20a,20bを駆動させるようにすると、揚砂ポンプ10による流動化と撹乱ノズル20a,20bによる流動化との相乗効果により、より撹乱作用を高めることができる。
上述の、滞留水ポンプ32による排水により沈砂池1のレベルLa以下の滞留水が排水されない状態においては、揚砂ポンプによる揚水の移送量が増加し不経済であるばかりか、水圧に打ち勝って沈砂を移動させて集砂しなければならず、集砂ノズル40,41,42からの圧力水を高圧で噴出させる、高圧集砂を行う必要が生じるが、高圧集砂は、高圧力を生むためにランニングコストがかかるばかりか、構成機器も多くなり、高圧集砂を行うと、水中に沈砂の一部が舞い上がって浮遊し、その後に再度沈降して堆積するため集砂効率も低下する欠点があり、さらに、高圧水による下水ミストの発生も衛生的にみて大きな問題であることは、既述したとおりである。
そこで、これらの問題点を解決するため、本発明においては、ドライ(排水)状態における集砂及び揚砂、さらには集砂ノズルからの圧力水を低圧で噴出させる集砂(低圧集砂)を行うこととした。
上述のごとく、本発明の揚砂ポンプ10の吸引口11の近くに沈殿した砂に圧力水を撹乱ノズル20a,20bから噴射して一定時間撹乱させた後、揚砂ポンプ10を駆動させてレベルLa以下の滞留水を排水する。このときの撹乱ノズル20a,20bには滞留水ポンプ32によって汲み上げられた水を使用することが好ましい。そして、集砂ピット2内の所定の水位まで排水されたなら揚砂ポンプ10の駆動を停止させる。ここで、所定の水位とは、沈砂池1内のドライ(排水)状態を実現する水位であって、揚砂ポンプ10の高負荷や高圧集砂が必要とならない範囲で設定され、本発明では、中央トラフ1bの底部レベル(底部の上端部から下端部までの間)を所定の水位としている。
そして、上述のように、排水状態になった時に集砂すなわち集砂ノズルからの圧力水噴出が行われ、沈砂池の水位が所定の水位になったことによる揚砂ポンプ10の駆動停止と集砂とにより沈砂池の水位が上限水位まで上がった時に揚砂ポンプの駆動が再開され、その駆動再開により水位が下限水位に下がった時に、揚砂ポンプ10の駆動が停止される。
上記の実施の形態による効果をまとめると、沈砂池の水位が排水により連設部の頂部と同一レベルとなった時に、撹乱手段による圧力水の噴射を開始するため、撹乱された浮遊砂がポンプ井に移動しないので、排水ポンプ内に浮遊砂を巻き込むことが無いから、排水ポンプの寿命を伸長することができる
また、前記排水により沈砂池の水位が連設部の頂部と同一レベルとなった時に撹乱手段による圧力水の噴射を開始させ、揚砂ポンプを稼働させた後、集砂ノズルに噴射水を噴射させるようにしたので、沈砂池の沈砂を高効率的に集砂ピットに集砂することができるとともに、集砂された砂が良く撹乱されて効率よく揚砂ポンプに吸引される。
さらに、集砂ノズルには、沈砂池の中央トラフの延在方向に圧力水を噴射する第1集砂ノズルと、中央トラフに連通し、かつ直交する複数の小トラフ間に設けられた、中央トラフの延在方向に直交する方向に圧力水を噴射する第2集砂ノズルとを含み、沈砂池への下水の流入を停止した後、沈砂池に連設部を介して連設されたポンプ井に設けられたポンプに沈砂池とポンプ井の滞留水を排水させて、その排水により沈砂池の水位が連設部の頂部と同一レベルとなった時に撹乱手段による圧力水の噴射を開始させ、揚砂ポンプを稼働させた後、第1集砂ノズルと第2集砂ノズルとから交互に噴射水を噴射させることによって、中央トラフおよび小トラフを介して集砂ピットへ集砂させるので、集砂効率が向上するとともに、揚砂効率も向上する。
1 雨水沈砂池(沈砂池)
1a 雨水沈砂池の底面
1b 中央トラフ
1c 小トラフ
1d 横トラフ
La 連設部の頂のレベル
2 集砂ピット
2a 集砂ピットの底
10 揚砂ポンプ
11 吸引口
12 吐出管
20a,20b 撹乱ノズル
21a,21b 供給管
40,41,42 集砂ノズル

Claims (2)

  1. 沈砂池の沈砂を集砂ノズルの噴射水により集砂ピットに集め、その砂を揚砂ポンプにより移送する揚砂方法において、
    前記集砂ピットに設けた前記揚砂ポンプの吸引口の近くに圧力水を噴射して前記吸引口の近くに堆積している砂を撹乱する撹乱手段を設け、
    記集砂ノズルには、前記沈砂池の中央トラフの延在方向に圧力水を噴射する第1集砂ノズルと、中央トラフに連通し、かつ直交する複数の小トラフ間に設けられた、前記中央トラフの延在方向に直交する方向に圧力水を噴射する第2集砂ノズルとを含み、
    記沈砂池への下水の流入を停止した後、前記沈砂池に連設部を介して連設されたポンプ井に設けられたポンプに前記沈砂池と前記ポンプ井の滞留水を排水させ、前記ポンプによる排水により前記沈砂池の水位が前記連設部の頂部と同一レベルとなった時に前記撹乱手段による圧力水の噴射を開始させ、前記揚砂ポンプを稼働させた後、前記第1集砂ノズルと前記第2集砂ノズルとを交互に噴射水を噴射させることによって、前記小トラフおよび前記中央トラフを介して前記集砂ピットへ集砂させる、
    ことを特徴とする揚砂方法。
  2. 請求項記載の揚砂方法において、前記沈砂池を複数のエリアに分割し、各エリアに複数個の第2集砂ノズルからなる集砂ノズル群を設け、前記集砂ノズル群単位で前記集砂ピットに近い方から順に圧力水を噴射させることを特徴とする揚砂方法。
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