JP5840202B2 - 高炉のための羽口装置 - Google Patents

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Description

本発明は概略的には高炉の新規な羽口装置、特に高炉へ熱噴射空気を送り込むための装置、さらに詳細には羽口装置を経て高炉へ燃料及び酸素を送り込むための羽口装置に関する。
高炉中への補助燃料(天然ガス、石油、石炭、またはその他炭素質材料)の装入は経済的要素と関係している。前世紀中頃、石油は、その低価格ゆえに、高価である冶金に用いられるコークス用石炭の消費を減じ、さらにコークス製造プラントの拡張のための資本支出を減ずる好ましい補助燃料とされた。
補助燃料の装入について重大な再考をしなければならなかった第一の理由は1970年代における石油危機によってであった。1960年代初期から粉砕コークスの装入を実用的に行っていた高炉もいくつかあったが、石油ショックによってPCIに対する関心が高まったのは1980年代になってからであった。
第二に、高炉への補助燃料の装入に対する最近における再考は、天然ガス価格、及びそれとは別個の非コークス化石炭の価格変化を含む劇的なエネルギー価格の高騰によった引き起こされたものである。より高い入手可能性ゆえに、非コークス化石炭の価格は、将来においても石油及び天然ガスの価格より低いまま経過する可能性が高い。
多数の羽口を通して高炉底部へ吹き込まれる熱噴射空気中へ粉砕炭あるいは粒状炭等の燃料を装入する方式には多くの利点がある。特に、石炭の装入により、コークスが必要なくなるのみならず、生産性及び高炉操作の迅速制御性の向上を通して、製造される溶銑の全体コストが低減される。
従来、粉砕炭あるいは粒状炭の装入は、燃料噴射ランスを用いて炉中へ開口している羽口末端から一定距離を置いた上流において熱噴射空気中へ向けて行われる。言い換えれば、石炭は羽口中の熱風路を通して装入される。燃料噴射ランスを通して送り込まれた石炭は輸送ガス中において浮遊状態で存在する。
石炭装入のすべての経済的及び環境保護上の利点を考慮しつつ、噴射レベルは増加し続けると考えられる。噴射レベルの増加に関する主たる懸念は高炉中における石炭の燃焼挙動である。レースウェイ(raceway)中における不完全な石炭の燃焼によって未燃焼な石炭粒子が生じ、それら粒子によって装入原料の空隙空間内の透過性が減じられ、高炉操作の劣悪化が生じて生産ロスが引き起こされると考えられる。
高炉中に蓄積される炭化物量を最小限に抑えるため、レースウェイ内における石炭燃焼は最大化されなければならない。かかる最大化は十分に分散された粉炭と酸素の豊富な熱ガスのより良好な混合によって達成可能である。レースウェイ中における石炭粒子の滞留時間は数ミリ秒の範囲内でしかないため、極めて急速に発火点に達することが重要である。
特定の石炭の発火点は、石炭の種類及びそのサイズ分布、さらに例えば酸素濃縮度、熱噴射、酸素、石炭輸送ガス及び石炭温度等のパラメータに依存して異なる。
高炉中へ燃料を装入すれば装入するほど、追加燃料の正しい燃焼を確保するために、酸化性ガス量を増加しなければならない。典型例として、追加される酸化性ガスは、燃料噴射ランスの噴射口付近にガス噴射口を備える別個のガス噴射ランスを通して送り込まれる。あるいは、別法として、例えばEP0447908には、燃料と酸化性ガスの混合噴射が提案されている。ここでは噴射は共軸ランスを通して行われ、該ランスでは外側チューブが内側チューブを取り囲むように配置されている。該内側チューブによって前記酸化性ガスと燃料の間に分離壁が形成され、該分離壁は酸化性ガスと燃料が前記ランスの噴射口ノズルに達するまで延びている。このような共軸装入ランスはしばしばオキシコールランスと呼ばれる。EP0447908においては、酸化性ガスは前記外側チューブ中へ運ばれ、燃料は内側チューブ中へ運ばれる。
これらのシステムの欠点は、分離されたガス噴射ランスを通して送り込まれる酸化性ガスが冷たいことである。その結果、酸化性ガスが燃料と接触する時に、酸化性ガス・燃料混合物の発火温度に達するまで燃料の発火及び燃焼が起こらないことである。
また、低温の送風が熱ストーブにおいて加熱されて高温となる前に、該低温送風中の酸素含量を増加させることによって熱噴射空気中の酸素含量を増加させる提案も為されている。熱ストーブを通して追加の酸化性ガスを送り込むことにより、酸化性ガスを加熱し、ブローパイプを経由して高温で燃料まで運び込むことが可能となる。しかしながら、高温熱噴射空気中の酸素濃度が高いと、シール及び金属部分に焼けが生ずる可能性がある。酸素濃度が高いことにより火災リスクも増大する。従って、高温熱噴射空気中における酸素の流速は通常の約30%まで制限される。しかしながら、燃料の燃焼条件を改善するためには酸素濃度は高いことが望ましい。
本発明は、高炉のための改良された羽口装置を提供することを目的とする。本目的は請求項1項記載の装置によって達成される。
本発明は、シャフト炉壁中に設置されるように構成され、かつシャフト炉内部へ向けられる前面とそれと反対側の後面を備える羽口本体と該後面から該前面へと延びる羽口チャネル、から構成されるシャフト炉のための羽口装置を提案するものである。この羽口装置にはさらにブローパイプが含まれ、このブローパイプは羽口本体の後面と熱噴射空気供給システムの間に連結され、さらに羽口本体へ接続する前部と熱噴射空気供給システムへ接続する反対側の後部を有している。本発明に係る羽口装置には、シャフト炉中へ燃料を送り込むための燃料噴射ランスが含まれ、この燃料噴射ランスは羽口本体中を貫くように配置される。さらに本発明に係る羽口装置には酸化性ガスをシャフト炉へ送り込むためのガス噴射ランスが備えられる。本発明の重要な観点に従って、ガス噴射ランスは、ブローパイプの後部中に、ブローパイプを通して送り込まれた熱噴射流の中心部分中へ酸化性ガスを送り込むように配置される。
ブローパイプ後部において酸化性ガスを熱噴射空気中へ送り込むことにより、酸化性ガスが羽口本体へ向けてプローパイプ中を移動するときに酸化性ガスと熱噴射空気が接触し合う。この接触を経て、酸化性ガスによって熱が熱噴射空気から取り上げられ、酸化性ガスの温度が上昇する。高温まで加熱された酸化性ガスがこのように噴射燃料と接触することにより燃焼条件が改善される。
石炭が燃料として用いられる場合、酸化性ガスが高温であることは特に重要である。実際、石炭には高いコークス置換率を与える利点がある一方において、発火しにくいという欠点がある。しかし、酸化性ガスの温度が高ければ石炭・燃料混合物の発火条件が改善され、その容易かつ良好な燃焼が確保される。
本願の序論において述べたように、熱噴射空気中の酸素濃度が高ければ、シール及びその他金属部品が燃焼しやすくなり、火災リスクの上昇に繋がる。しかしながら本発明によれば酸化性ガスはプローパイプ後部中へ噴射されるため、前記リスクはプローパイプ、すなわち酸化性ガス噴射部位の下流にある配置部分に限定される。このリスクは、とりわけ熱ストーブ及びバッスル管が含まれる酸化性ガスの噴射部分上流の配置部分には存在しない。酸化性ガスのプローパイプ壁との直接接触が減じられるため、ブローパイプ中におけるシール及びその他金属部品に対する損傷リスクが減じられる。実際、酸化性ガスは熱噴射空気の中心に向けて送り込まれる。別の言い方をすれば、熱噴射空気が高炉へ向けて移動する際に、熱噴射空気によって酸化性ガスが取り囲まれる。熱噴射空気はその粘度が酸化性ガスの粘度よりも高い利点をもつことから、熱噴射空気の中心部分へ噴射された酸化性ガスはその中心部に集中した状態のまま残存し易く、従ってプローパイプ壁から離れた状態となる。
本発明に係る羽口配置では、極めて高揮発性(VM)石炭を燃料として使用することが可能である。実際、このような高揮発性石炭は十分なレースウェイ断熱火炎温度(RAFT)を保持するために高酸素含量を必要とする。追加的酸素によってRAFTは増加する傾向がある一方、石炭燃焼の熱分解エネルギーによってRAFTは低下する傾向がある。高VM炭は高熱分解エネルギーを有するのでRAFTを保持するためには酸素濃度を増加することが必要とされる。本発明によれば酸素含量を増加させることが可能なため、高VM炭の利用が可能となる。
熱噴射空気供給システムは、熱噴射バッスル管と、ブローパイプを接続するためのダウンレッグから構成可能であり、またブローパイプにはその後部にブローパイプをダウンレッグへ接続するエルボー管を設けることも可能である。さらに、有利な態様として、該エルボー管中にはガス噴射ランスが配置される。かかるエルボー管にブローパイプと軸方向に整列した延長部を設け、この延長部末端に覗き孔を配置することも可能である。羽口装置のエルボー管中にガス噴射ランスを配置することにより、羽口本体から最も離れた地点において酸化性ガス噴射を行うことが可能とされ、それによって熱噴射空気中における酸化性ガスの滞留時間を高めて、その結果として熱噴射空気からの熱の取り入れを最大化させることが可能となる。また、エルボー管から燃料が噴射される箇所までの通路が概略真っ直ぐであることにより、酸化性ガスが熱噴射空気の中心に集中されて保持され、酸化性ガスが熱噴射空気と過剰に混合することが防止される。
ガス噴射ランスは好ましくは前記覗き孔と羽口本体との間の視界路を妨害しない方式で配置される。但し、他の配置方法が排除されるものではない。
本発明の一実施態様によれば、ガス噴射ランスは、視界路がガス噴射ランス中を貫いて通る覗き孔の中間となる視界路に対して平行かつ共軸に配置される。ガス噴射ランスには酸化性ガスをガス噴射ランスへ送り込むために用いられる側方ガス噴射口が設けられる。このようにガス噴射ランスを配置することにより、ガス噴射ランス中へ送り込まれた酸化性ガスが覗き孔の窓の前をそのまま通過することにより、窓に凝縮物や埃がない状態で維持される。実際、最新の設備においては、熱噴射空気をエルボー管から覗き孔の窓まで流すことが可能である。熱噴射空気は高温であるため、覗き孔の窓上に凝縮物が堆積する。さらに、熱噴射空気中に含まれる埃粒子が覗き孔の窓上に堆積して覗き孔を通して見ることに支障が生ずる可能性もある。本発明に係るガス噴射ランスの配置によれば、より低温の酸化性ガスを覗き孔の窓を通過させて送り込むことより上記凝縮物及び埃の堆積を防止することが可能である。
本発明の一実施態様によれば、ガス噴射ランスは、燃料を羽口チャネル中へ送り込むように羽口本体を貫き、かつ羽口チャネルの側壁中へ開口するように配置される。このように配置することにより、酸化性ガスをレースウェイ内の燃料と接触状態にすることが可能となる。燃料の燃焼はレースウェイ内において行われるため未燃焼の燃料の高炉中への送り込みが最小限に減じられる。
本発明の別の実施態様によれば、燃料噴射ランスは、燃料を高炉中へ送り込めるように羽口本体を貫くように配置され、該燃料噴射ランスは羽口本体の前面中へ開口される。このような配置は、本願に参考として含められた2009年3月24日出願の本願出願人による同時係属出願、LU 91 543に開示された型式とすることができ、この型式によれば、噴射ランスは羽口本体中に形成されたランス孔中に配置され、該ランス孔は羽口本体の内壁と外壁の間に後面から前面へ延びるように配置され、かつ羽口本体の前面中へ開口される。このように噴射ランスを羽口本体を貫くようにランス孔中に配置することにより、噴射ランスがブローパイプ及び羽口を通して吹き込まれる熱噴射空気の熱に晒されることが防止される。その結果として、噴射ランスが熱噴射空気によって損傷を受けるリスクがなくなる。
燃料噴射ランスを通して送り込まれる燃料としては、好ましくは粉炭あるいは粒状炭が用いられる。但し、粒状プラスチック、動物性油脂または粉末、あるいは液体燃料、天然ガス、細断されたタイヤも利用可能である。
有利な態様において、ガス噴射ランス4を通して送り込まれる酸化性ガスとして、高酸素含量のガス、好ましくは純粋な酸素ガスが用いられる。本願において高酸素含量とは、酸素含量が80%以上のガスを言い、また純粋な酸素とは酸素含量が95%以上のガスを言う。
ブローパイプへ送り込まれる熱噴射空気の温度は好ましくは1000〜1300℃である。酸化性ガスの温度は、羽口本体へ達する段階において数百℃であればよい。
本発明の一実施態様に従った羽口装置の略断面図である。 本発明の別の一実施態様に従った羽口装置の略断面図である。 本発明のさらに別の一実施態様に従った羽口装置の略断面図である。
発明を実施するための手段
本発明の好ましい実施態様について実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下に説明する。図1は炉壁12を貫き通して熱噴射空気を送り込むための羽口装置10を示した図である。羽口装置は羽口14が炉壁12中に取り付けられて構成される。羽口14は羽口クーラー16及び羽口クーラーホルダー18によって適正位置に保持される。
羽口14は、外壁22、前面24、及び反対側の後面26を備える羽口本体20から成る。羽口チャネル28は羽口本体20を貫いて中心に設けられ、前面26から後面24へ延びている。羽口チャネル28によって羽口本体20中に内壁30が形成される。羽口14の後面26は、概略エルボー管37に形状化された対向後部36を用いて、図ではバッスル管38及びダウンレッグ39で示される熱噴射空気送り込みシステムへ接続されるブローパイプ34の前部32を受けるように構成されている。ブローパイプ34はパッスル管38から高炉中へ噴射するための羽口チャネル28へ熱噴射空気を送り込むように構成及び配置される。
さらに、燃料噴射ランス40が、燃料、通常は粉炭または粒状炭を羽口レベルから高炉中へ送り込むために備えられる。高炉中へ燃料を噴射することから、炉中へ装入されるコークス量を減らすことが可能である。これにより、石炭等の燃料は一般的にコークスよりも安価であるので、高炉の操業コストが減じられる。
図1に示した実施態様によれば、燃料噴射ランス40は羽口本体20中に形成されたランス孔42中に配置される。このランス孔42は羽口本体20の内壁30と外壁22の間に配置され、後面26から前面24へと延びている。従って、ランス孔42は羽口本体20の前面24中へ開口している。燃料を羽口本体20中のランス孔42を通して燃料噴射ランスを用いて装入することにより、燃料が羽口装置内において熱噴射空気と接触することが防止される。このように燃料噴射ランス40を配置することにより、該燃料噴射ランスを熱噴射空気の高温から継続的に保護することができ、従って該燃料噴射ランスの寿命を延長させることが可能となる。ランス孔42中へ燃料噴射ランス40を配置することの詳細及び利点については本願出願人の同時係属出願LU 91 543に記載されている。
燃料の燃焼を促進するため、一般的にガス噴射ランスが通常酸素等の酸化性ガスを燃料へ送り込むために取り付けられる。かかるガス噴射ランスは、分離型ランスとして、あるいは燃料噴射ランス内に一体化されたランスとして形状化可能である。一体化されたランスとしては、燃料及び酸化性ガスを運ぶための2つの同心状パイプから成る共軸ランスがある。なお、これら2つのパイプはランス先端に達するまで分離された状態で配置される。
ガス噴射ランスが、酸化性ガスを直接送り込むように、あるいは少なくとも噴射される燃料の付近へ送り込むように配置される先行技術によるシステムに反して、本願発明者らは分離されたガス噴射ランス44をブローパイプ34のエルボー管37中に配置することが有利なことを見出した。このガス噴射ランス44は、ブローパイプ34を通して送り込まれた熱噴射空気の流れの中心へ酸化性ガスを送り込むように配置される。熱噴射空気はブローパイプ34を通って羽口20の方へ酸化性ガスを取り囲みながら移動する。ブローパイプ34の曲がり部37中の熱噴射空気中へ酸化性ガスを噴射することにより、酸化性ガスは実際羽口20から最も離れた位置に噴射されるが、酸化性ガスは猶ブローパイプ34と軸方向に一直線となっている。その結果、熱噴射空気中における酸化性ガスの滞留時間は最大となり、従って周囲の熱噴射空気から取り出される熱も最大化される。酸化性ガスの流路がブローパイプ34と軸方向に整列することは、酸化性ガスが熱噴射空気の流れの中心に集中したまま保持されるために、すなわち熱噴射空気中への酸化性ガスの望ましくない混合が最小限に抑えられるために重要なことである。実際、前記流れの流路が曲がっていると乱流が生じて上記2種のガスの混合が引き起こされる。
ブローパイプ34のエルボー管37には、通常ブローパイプ34と軸方向に整列するように延長部46が設けられる。また、この延長部46の末端には通常覗き孔48が取り付けられる。かかる覗き孔48を用いてブローパイプ34を通して羽口チャネル28中を見降ろし、羽口20先端における火炎の燃焼状態を観察することが可能である。従って、覗き孔を通して高炉中の燃焼状態をモニターすることが可能である。また、一定状況下において、羽口20の噴射口が遮断されるようにすることが可能である。このような遮断を覗き孔48を通して観察することにより検知することも可能である。
図1に示した実施態様によれば、ガス噴射ランス44は延長部46の上方からエルボー管37中へ挿入される。ガス噴射ランス44の噴射口末端50はブローパイプ34を貫いてガス路52中の中心に取り付けられる。ガス噴射ランス44の方位は、噴射口50の末端において、酸化性ガスの流れ方向が熱噴射空気の流れ方向に対して平行となるように、好ましくは熱噴射空気の流れ方向と共軸となるように定位される。
図2は本発明の第二の実施態様を示した図である。燃料噴射ランス40及びガス噴射ランス44の配置が別態様となっている。この第二の実施態様の特徴は図1に示した実施態様と同一であるので、その詳細については説明しない。同一符号は同一構成であることを示す。
図2に示した実施態様によれば、燃料噴射ランス40’は羽口本体20中に形成されたランス孔42’中に配置される。該ランス孔42’は外壁22から内壁30まで一定角度で延びている。ランス孔42'は羽口本体20内壁30に開口しており、燃料は羽口チャネル28中へ送り込まれる。羽口チャネル28中へ噴射された燃料は羽口チャネル28を通して吹き込まれた酸化性ガスと接触する。
図2に示した実施態様によれば、ガス噴射ランス44’は延長部46の下方からエルボー管37中へ挿入される。ガス7噴射ランス44’の方位は、酸化性ガスの流れ方向が熱噴射空気の流れの中心へ向けられるように定位される。このように配置することにより、羽口本体28を通した作動状態の視認によるモニタリングがガス噴射ランス44’によって妨害されることがなくなる。
覗き孔が不要である場合は、ガス噴射ランスを直接延長部46を貫くように挿入することも可能である。このように構成すれば、例えばガス噴射ランスをブローパイプと共軸とすることも可能となる。
図3は、ガス噴射ランス44の配置が別態様とされている本発明の第三の実施態様について示した図である。この第三の実施態様の特徴の大部分は図2に示した実施態様の特徴と同様であるので、その詳細については説明しない。同一符号は同一構成であることを示す。
図3に示した実施態様によれば、ガス噴射ランス44”は延長部46を貫いてエルボー管37中へ挿入される。ガス噴射ランス44”は、覗き孔48と羽口本体20の間の視認通路に対して平行かつ共軸となるように配置される。別の言い方をすれば、視認通路はガス噴射ランス44”中を貫いて形成される。覗き孔48に最も近いガス噴射ランス44”の末端には、酸化性ガスをガス噴射ランス44”へ送り込むための側方ガス噴射口56を有する分配チャンバー54が取り付けられる。分配チャンバー54によって酸化性ガスの送り方向が酸化性ガス送り管からガス噴射ランス44”へと向け直される。酸化性ガスが分配チャンバー54中を通過するときに、酸化性ガスが覗き孔48の窓の前を流れることにより該窓に凝縮物や埃がつかない状態に保持される。
燃料噴射ランス40の配置とガス噴射ランスの配置には何ら関連性がないことに注意すべきである。実際、燃料噴射ランスの配置は、ガス噴射ランスの配置とは全く無関係に選定可能である。また、本願において示した燃料噴射ランス40,40’及びガス噴射ランス44,44”の配置が本願発明による配置のすべてであることを意図していないことにも注意すべきである。
10:羽口装置
12:路壁
14:羽口
16:羽口クーラー
18:羽口クーラーホルダー
20:羽口本体
22:外壁
24:前面
26:後面
28:羽口チャネル
30:内壁
32:前部
34:ブローパイプ
36:後部
37:エルボー管
38:バッスル管
39:ダウンレッグ
40:燃料噴射ランス
40’:燃料噴射ランス
42:ランス孔
42’:ランス孔
44:ガス噴射ランス
44’:ガス噴射ランス
46:延長部
48:覗き孔
50:噴射口末端
52:ガス通路
54:分配チャンバー
56:側方ガス噴射口
58:酸化性ガス送り管

Claims (12)

  1. シャフト炉羽口装置であって、
    シャフト炉の炉壁中に設置され、前記シャフト炉の内部に面した前面と、その反対側の後面を備え、さらに該後面から該前面へ羽口チャネルが延びている羽口本体と、
    前記羽口本体の前記後面と熱供給システムを連結するブローパイプ、このブローパイプは前記羽口本体へ接続している前部と前記熱供給システムへ接続している反対側の後を備え、
    燃料を前記シャフト炉中へ送り込むために用いられ、かつ前記羽口本体を貫くように配置される燃料噴射ランスと、
    酸素含量が80%以上の高酸素含量のガスを前記シャフト炉へ送り込むためのガス噴射ランスから構成され、
    前記ブローパイプの後部は三つの直線部分からなり、第一の部分はバッスル管からシャフト炉側に傾斜したバッスル管のダウンレッグと直線をなしており、第三の部分は前記羽口チャネルと直線をなしており、第二の部分は前記第一の部分と第三の部分の間に位置すること、
    前記ガス噴射ランスが前記ブローパイプの前記後部中に配置され、前記第二の部分又は第三の部分の中心線に対して直線をなすか鋭角をなして、前記第二の部分又は第三の部分内へ突出していること、
    かつ前記酸素含量が80%以上の高酸素含量のガスが前記ブローパイプを通して送り込まれた熱の流れの中心部分中へ送り込まれるように配置されることを特徴とする羽口装置。
  2. 前記熱の粘度が前記酸素含量が80%以上の高酸素含量のガスの粘度よりも高いことを特徴とする請求項1項記載の羽口装置。
  3. 前記熱供給システムが熱風を供給するバッスル管と前記ブローパイプへ連結するためのダウンレッグから成り、及び
    前記ブローパイプの後部がエルボー管から成り、該エルボー管によって前記ブローパイプが前記ダウンレッグへ連結されることを特徴とする請求項1項または2項記載の羽口装置。
  4. 前記ガス噴射ランスが前記エルボー管中に配置されることを特徴とする請求項3項記載の羽口装置。
  5. 前記エルボー管に前記ブローパイプと軸方向に整列される延長部が含まれ、該延長部の末端に覗き孔が取り付けられることを特徴とする請求項3項または4項記載の羽口装置。
  6. 前記ガス噴射ランスが、前記覗き孔と前記羽口本体との間の視野通路の遮蔽物とならないように配置されることを特徴とする請求項5項記載の羽口装置。
  7. 前記ガス噴射ランスが前記覗き孔と前記羽口本体との間の視野通路に対して平行に、かつそれと同軸に配置され、前記視野通路が前記ガス噴射ランスを貫いて通過しており、及び
    前記ガス噴射ランスに酸素含量が80%以上の高酸素含量のガスをガス噴射ランスへ送り込むための側方ガス噴射口が設けられることを特徴とする請求項5項記載の羽口装置。
  8. 前記燃料噴射ランスが、燃料を前記羽口チャネル中へ送り込むように前記羽口本体を貫くように配置され、かつ前記羽口チャネルの側壁中に開口していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の羽口装置。
  9. 前記燃料噴射ランスが、燃料を前記高炉中へ送り込むように前記羽口本体を貫くように配置され、かつ前記羽口本体の前記前面中へ開口していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の羽口装置。
  10. 前記燃料噴射ランスを通して送り込まれる前記燃料が、粉炭あるいは粒状炭、粒状プラスチック、動物性油脂または粉末、液体燃料、天然ガス、あるいは細断タイヤであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の羽口装置。
  11. 前記ガス噴射ランスを通して送り込まれる前記酸素含量が80%以上の高酸素含量のガスが純粋な酸素ガスであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の羽口装置。
  12. 前記ブローパイプへ送り込まれる前記熱の温度が1000〜1300℃であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の羽口装置。
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