JP5840085B2 - 引出し - Google Patents

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Description

この発明は、引出しに関する。
特許文献1には、従来の引出しとして、箱状の収容室の正面板に、把手として機能する切欠きを設け、奥を被覆板で閉じることが提案されている。
実開平05−004940号公報
しかし、特許文献1の引出しの被覆板は、正面板に固定されるので、被覆板を交換することはできない。
一方、引出しの一部分の模様、色、深さなどの態様を、ユーザーが自分の好みで簡単に変更できるようにしたいという要望がある。
そこで、この発明の目的は、把手の態様を簡便に変更できる引出しを提供することである。
請求項1記載の発明は、正面板、左右一対の側面板、背面板および底面板で囲まれた収納室を有し、左右一対の前記側面板がガイドされながら抜き差し可能に造られた引出しにおいて、前記正面板に対し、左右方向中央位置に、前面側から凹み、少なくとも凹みの上縁に前記引出しを引き出す際に手指をかける把手が形成された把手窓と、前記正面板の前後方向に延びる板の厚み範囲内において、前記把手窓の後方に、前記把手窓に隣接し、且つ前後方向に連通するように形成されていて、前記把手窓より大きな輪郭を有し、その上部が前記正面板の上面に臨んでいる装飾板挿入室と、前記装飾板挿入室に出し入れ可能に収納された装飾板と、を含むことを特徴とする引出しである。
請求項2記載の発明は、前記正面板は、前面側に配置された主板と、この主板の裏面側に重ね合わされた補板とを含み、前記装飾板挿入室は、当該装飾板挿入室の後面が前記主板の裏面に開放するように形成されていて、前記主板の裏面側に前記重ね合わされた補板の前面によって裏面側の開放面が閉じられている、ことを特徴とする請求項1に記載の引出しである。
請求項3記載の発明は、前記装飾板挿入室には、前記装飾板が前後方向に2枚重ね合せた状態で収納され得る、ことを特徴とする請求項1または2に記載の引出しである。
請求項1記載の発明によれば、装飾板を装飾板挿入室に対して容易に出し入れできるので、装飾板挿入室内の装飾板を容易に変更することができる。従って、例えば、模様や色が異なる装飾板に交換することで、把手の態様を容易に変更することができる。
請求項2記載の発明によれば、把手窓および装飾板挿入室が設けられた引出しを容易に製造することができる。
請求項3記載の発明によれば、2枚の装飾板を前後に入れ換えたり、装飾板の正面および裏面を反転させたりすることによって、多数通り、例えば4通りの表示ができる。
この発明の一実施の形態の引出し8,12,15を含む組み合わせ家具1の正面図である。 引出し15の要部の部分断面分解斜視図である。 引出し15の正面図である。 図3のIV−IV断面を示す引出し15の断面図である。 図3のV−V断面を示す引出し15の一部断面平面図である。 引出し15の要部の別の部分断面分解斜視図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施の形態の引出し8,12,15を含む組み合わせ家具1の正面図である。
図1を参照して、組み合わせ家具1は、学習机2と、この学習机2の上に取り付けられた書棚3と、学習机2の下方に収容されたワゴン4とを有している。
学習机2は、天板6と、この天板6を支持する一対の側板7とを有している。天板6の下面には、前後方向(図1の紙面垂直方向に相当。)に移動可能な複数の引出し8が、左右に並んで設けられている。
書棚3は、棚板10と、この棚板10を支持する一対の側板11とを有している。棚板10の下面には、前後方向に移動可能な複数の引出し12が左右に並んで設けられている。
ワゴン4は、正面視で四角筒形状をなす本体枠14と、この本体枠14内に前後方向に移動可能に設けられた複数の引出し15とを有する。複数の引出し15は、上下に並んでいる。本体枠14の底面には、複数の車輪16が設けられている。
引出し8,12,15のそれぞれは、後述する把手窓18、装飾板挿入室19、および装飾板20を有している(一部のみ図示)。これらの構成要素を、ワゴン4等以外の家具の引出しに設けてもよい。以下では、ワゴン4の引出し15に則して説明する。
図2は、引出し15の要部の部分断面分解斜視図である。
図1および図2を参照して、引出し15は、正面に配置されており把手として機能する凹み状の把手窓18と、把手窓18の後方に隣接して前後方向Yに連通するとともに上方に開放された装飾板挿入室19と、装飾板挿入室19に出し入れ可能に収納される装飾板20とを有している。
引出し15を引き出した状態で、装飾板挿入室19に上方から装飾板20を容易に出し入れすることができる。また、収納された装飾板20の前面が、把手窓18を通して、前方から見えるようになっている。
このように、装飾板挿入室19内の装飾板20を容易に変更することができるので、例えば、装飾板挿入室19内にある装飾板20を、これとは模様や色が異なる装飾板20に交換することで、把手の色、模様等の態様を容易に変更することができる。また、装飾板20の表面と裏面とで色、模様等を異ならせておき、正面に向く面を、表面と裏面とで入れ換えるようにしてもよい。
また、装飾板挿入室19に装飾板20を収納していない場合には、装飾板挿入室19の内面(例えば、後述する補板30の前面30a)が、把手窓18を通して前方から見えるようになっている。また、この場合には、把手の態様としての把手窓18の深さ(前後方向Yの奥行き寸法)を、装飾板20を収納した場合と比較して深くすることができる。
図3は、引出し15の正面図である。図4は、図3のIV−IV断面を示す引出し15の断面図である。図5は、図3のV−V断面を示す引出し15の一部断面平面図である。
図3および図4を参照して、引出し15は、正面板22、左右一対の側面板23,24、背面板25および底面板26を有しており、上方に開放された箱形状をなしている。これらの各板22〜26は、例えば木製の板であり、これらの各板22〜26により囲まれて収納室27が区画されている。
左右一対の側面板23,24は、左右一対の支持部材(具体的には、ワゴン4の本体枠14の一対の側板)に直動案内機構(図示せず)を介して、前後方向Yに移動可能に支持されている。これにより、引出し15の収納室27は、前後方向Yに沿ってガイドされながら抜き差しできるように構成されている。
図4および図5を参照して、正面板22は、前面側に配置された化粧板としての主板29と、この主板29の裏面29b側に重ね合わされた補板30とを含んでいる。主板29と補板30とは、互いに固定されている。また、補板30は、一対の側面板23,24および底面板26と互いに固定されており、収納室27の一部を区画している。
図3および図4を参照して、把手窓18は、正面板22の主板29の前面の左右方向Xの中央位置に配置されており、正面視で略四角の環状をなしている。把手窓18は、前面側から凹んだ凹みであり、全周にわたり連続した縁部を有している。把手窓18は、全周にわたって、すなわち、上下方向Zの両側および左右方向Xの両側に関して、手前側よりも奥側で広がっている。縁部は、前後方向Yに対して傾斜した傾斜面を含み、断面段付き形状をなしている。
引出し15を引き出す際には、把手窓18に手指32を差し入れて、この手指32を把手窓18の縁部に引っ掛けて、把手窓18の縁部を引っ張ればよい。このように、把手窓18は、当該引出し15を引き出す際に手指32をかける把手として機能する。なお、把手としての把手窓18としては、少なくとも上縁18aを含んでいればよい。
図6は、引出し15の要部における図2とは異なる部分断面分解斜視図である。
図3および図6を参照して、装飾板挿入室19は、正面板22の主板29に、裏面29b側から凹んで形成されている。装飾板挿入室19は、正面視で略矩形をなし、装飾板挿入室19の下部は閉じられ、下側の両角部が丸められている。また、装飾板挿入室19の上部19aは、正面板22の主板29の上面29aに臨んで開放されている。装飾板挿入室19は、これの一部が、正面視で把手窓18の全体と重なり合うようにこの把手窓18の後方に配置されている。
装飾板挿入室19は、把手窓18よりも大きな輪郭を有しており、把手窓18の後側端部よりも上下方向Zの両側および左右方向Xの両側にともに所定幅で広がっている。なお、装飾板挿入室19は、把手窓18の後側端部から上側および左右両側に広がるようにしてもよいし、上側および下側に広がるようにしてもよく、少なくとも上側に広がるように形成してあればよい。これにより、装飾板20を把手窓18よりも大きくでき、ひいては、装飾板挿入室19内の装飾板20が把手窓18内に進入することを防止できる。
装飾板挿入室19は、正面板22の前後方向Yに延びる板の厚み範囲内において形成されており、具体的には、前後方向Yに関して、主板29の厚みの範囲内で、把手窓18の後端位置から、主板29の裏面29bにかけて形成されている。
また、主板29に装飾板挿入室19が形成されており、当該装飾板挿入室19の後面が主板29の裏面29bに開放するように形成されている。主板29の裏面29b側に重ね合わされた補板30の前面30aによって、裏面29b側の装飾板挿入室19の開放面19cが閉じられている。これにより、把手窓18および装飾板20が設けられた引出し15を容易に製造することができる。なお、補板30の前面30aは、装飾板挿入室19の開放面19cの少なくとも一部を閉じればよい。
図2および図4を参照して、装飾板20は、装飾板挿入室19に出し入れ可能に収納されている。装飾板20は、正面視で略矩形の板であり、下側の左右両側の角が、湾曲状に面取りされている。
本実施形態では、装飾板挿入室19には、装飾板20が前後方向Yに2枚重ね合せた状態で収納され得るように、装飾板挿入室19および装飾板20が構成されている。例えば、2枚の装飾板20は、互いに同じ外形寸法で形成されている。前後方向Yについて、装飾板挿入室19の寸法が、2枚の装飾板20の板厚の和の値と等しいか、この値よりも大きくされている。これにより、例えば、2枚の装飾板20の両面、合計4面の色(模様でもよい)を互いに異ならせておき、2枚の装飾板20を前後に入れ換えたり、装飾板20の正面および裏面を反転させたりすることができる。これによって、多数通り、例えば4通りの表示ができる。
また、装飾板20が装飾板挿入室19に挿入され、装飾板20の下面と装飾板挿入室19の底面とが互いに当接した状態で、装飾板20の上面が、正面板22の主板29の上端面29aよりも低い位置に位置している。なお、装飾板20の上面が、上端面29aと同じ高さ位置に位置してもよい。
また、補板30の上端面は、装飾板挿入室19内にある装飾板20の上端面よりも下方に配置されている。この場合、装飾板20を取り出し易くできる。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。例えば、装飾板挿入室19には、装飾板20が前後方向Yに3枚以上を重ね合せた状態で収納され得るようにしてもよいし、単一の装飾板20のみが収納され得るようにしてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
8,12,15 引出し
18 把手窓
18a 上縁
19 装飾板挿入室
19a 上部
19c 開放面
20 装飾板
22 正面板
23,24 側面板
25 背面板
26 底面板
27 収納室
29 主板
29a 上面
29b 裏面
30 補板
30a 前面
32 手指
X 左右方向
Y 前後方向

Claims (3)

  1. 正面板、左右一対の側面板、背面板および底面板で囲まれた収納室を有し、左右一対の側面板がガイドされながら抜き差し可能に造られた引出しにおいて、
    正面板に対し、左右方向中央位置に、前面側から凹み、少なくとも凹みの上縁に引出しを引き出す際に手指をかける把手が形成された把手窓と、
    正面板の前後方向に延びる板の厚み範囲内において、把手窓の後方に、把手窓に隣接し、且つ前後方向に連通するように形成されていて、把手窓より大きな輪郭を有し、その上部が正面板の上面に臨んでいる装飾板挿入室と、
    装飾板挿入室に出し入れ可能に収納された装飾板と、
    を含むことを特徴とする引出し。
  2. 正面板は、前面側に配置された主板と、
    この主板の裏面側に重ね合わされた補板とを含み、
    装飾板挿入室は、当該装飾板挿入室の後面が主板の裏面に開放するように形成されていて、主板の裏面側に重ね合わされた補板の前面によって裏面側の開放面が閉じられている、ことを特徴とする請求項1に記載の引出し。
  3. 装飾板挿入室には、装飾板が前後方向に2枚重ね合せた状態で収納され得る、ことを特徴とする請求項1または2に記載の引出し。
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