JP3092184U - 引き出し等の前板 - Google Patents
引き出し等の前板Info
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- JP3092184U JP3092184U JP2002005201U JP2002005201U JP3092184U JP 3092184 U JP3092184 U JP 3092184U JP 2002005201 U JP2002005201 U JP 2002005201U JP 2002005201 U JP2002005201 U JP 2002005201U JP 3092184 U JP3092184 U JP 3092184U
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- Japan
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- plate
- opening
- groove
- decorative plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 子供は、いろんな対象に興味を示し、また、
厭きるのも早い。従って、子供用家具のデザインは、単
に、装飾要素のみでなく、幼児段階からの興味の変遷に
対応できることが望ましい。また、自らデザインに参画
しようとする意欲にも対応できることが望ましい。本考
案は、このような課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 引き出し等の前板の一部を切り抜いて開
口部1を形成し、開口部1に装飾板2をはめ込み、装飾
板2を開口部1の周縁部3に着脱自在に固定する。装飾
板2のはめ込み構造には、(イ)上下の溝4にはめ込
む。又は、(ロ)スリットから落とし込んで溝4にはめ
込む等がある。装飾板2には、(イ)プラスチック製の
鏡を用いたり、(ロ)写真や絵等のシートを透明のプラ
スチック板と適宜の板とに挟持して構成する等がある。
厭きるのも早い。従って、子供用家具のデザインは、単
に、装飾要素のみでなく、幼児段階からの興味の変遷に
対応できることが望ましい。また、自らデザインに参画
しようとする意欲にも対応できることが望ましい。本考
案は、このような課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 引き出し等の前板の一部を切り抜いて開
口部1を形成し、開口部1に装飾板2をはめ込み、装飾
板2を開口部1の周縁部3に着脱自在に固定する。装飾
板2のはめ込み構造には、(イ)上下の溝4にはめ込
む。又は、(ロ)スリットから落とし込んで溝4にはめ
込む等がある。装飾板2には、(イ)プラスチック製の
鏡を用いたり、(ロ)写真や絵等のシートを透明のプラ
スチック板と適宜の板とに挟持して構成する等がある。
Description
【0001】
本考案は、子供用の家具に関する。
【0002】
整理タンスの引き出し前板や洋服タンスの扉の装飾には、絵や立体模様を施し
たものがあり、これらは、前板や扉に固定されているのが一般である。
【0003】
子供は、いろんな対象に興味を示し、また、厭きるのも早い。家具などにもシ
ールを貼ったり落書きしたりする。従って、子供用家具のデザインは、単に、装
飾要素のみでなく、幼児段階からの興味の変遷に対応できることが望ましい。ま
た、自らデザインに参画しようとする意欲にも対応できることが望ましい。本考
案は、このような課題を解決しようとするものである。
【0004】
本考案は、引き出し等の前板の一部に開口部1を形成し、開口部1の周縁部3
に設けた溝4に装飾板2を着脱自在にはめ込み保持して、開口部1を閉塞する
ものである。
装飾板2のはめ込み・保持する構造には、(イ)四角形に形成した開口部1の
周縁部3において、四角形の上辺と下辺には対向する溝4を設け、左辺と右辺に
は溝4の前側面と同じ面を持つ段部5を形成し、装飾板2を溝4にはめ込み、溝
4と段部5で保持する、又は、(ロ)四角形に形成した開口部1の厚み部におい
て、四角形の左辺と下辺および右辺には連続する溝4を設け、上辺には前板の上
辺から開口部1の上辺に貫通して前記溝4に適合するスリット6を形成し、装飾
板2を溝4とスリット6で保持する等の構造がある。
装飾板2には、(イ)プラスチック製の鏡を用いる、(ロ)写真や絵等のシー
トを透明のプラスチック板と適宜の板とで挟んで構成する等がある。
【0005】
本考案の「前板」は、普通に使用される引き出し類の前面の板(いわゆる前板
)に限らず、洋服タンス等の前面にあって開閉する扉板を含むものとする。
【0006】
本考案の前板に形成する開口部1は、鏡や絵、写真その他の展示物を展示する
ために設けられたものであるから、前板のどの位置に開口部1を設けるか、単数
か複数か、について限定する必要はない。また、開口部1の形状は、四角形、円
形、楕円形、その他の形状を用いる事が出来、形状を限定する必要はない。
【0007】
引き出し類で最も一般的なのは、中央部に四角形の開口部1を設け、前板を額
縁状にすることである。洋服ダンスや収納庫等の扉板では、額縁状にすると大き
すぎるので、適宜の位置に設けることになる。
【0008】
装飾板2は、子供との係わりにおいて内容が選ばれる。幼児は、鏡に大きな関
心を寄せる。この時期には安全面からガラスを避けて、プラスチックの鏡を採用
する。成長すると、子供自身の参画意欲もあり、子供自身が展示したい絵や写真
を採用することもある。
このように、装飾板2の内容を交換可能にするために、装飾板2は、着脱可能
に開口部1に取り付ける。
【0009】
【実施例1】
図1〜3は、装飾板2をはめ込む前の実施例1の前板を説明する図である。図
1は正面図、図2は図1のa−a断面図、図3は図1のb−b断面図である。
前板を四角形の額面状に切り抜いて開口部1を形成し、開口部1の上辺と下辺
の厚み部分に互いに対向する位置に溝4を削設し、開口部1の左辺と右辺には段
部5を削設する。図3に示すように、左右の段部5の前面51、51′は、上下
の溝4の前側面41,41′と同一平面上にあり、長さ53,53′は、少なく
とも、上の溝の底面42から下の溝の底面42′に至る長さを持つ。開口部1の
縦長さと前板の縦長さとの寸法差によっては、段部の長さ53,53′は、前板
の縦長さと同じにすることもある。左右の段部5の側面52,52′の距離は、
装飾板2の横長さとほぼ同じで若干余裕がある程度とする。上下の溝4の深さは
、装飾板2のはめ込みが可能であるように設定する。即ち、上の溝の底面42と
開口部1の下辺の縁との距離は、装飾板2の縦長さとほぼ同じで若干余裕がある
程度とし、装飾板2の下辺を下の溝の底面42′に落とし込んだとき、上下の溝
4で装飾板2が保持出来る状態にある。
【0010】
装飾板2は、開口部1を閉塞する為に開口部1よりも縦横の寸法が大きく、構
成は色々ある。図4は、絵や写真等を展示する場合の装飾板2の構成を示し、開
口部1を閉塞した状態を示す図2相当の縦断面図である。絵や写真等のシート8
を透明なプラスチック板7と適宜の板9とに挟んで構成する。鏡をはめ込む場合
、装飾板2は、プラスチック製の鏡単独であっても良いし、プラスチック製の鏡
とその背面に適宜の板を重ねて構成しても良い。板を重ねることにより、装飾板
の厚み調整がし易くなり、保持状態がよくなる。
【0011】
開口部1の形状は、装飾板2を上下の溝4にはめ込む作業が可能であるような
形状が選ばれる。四角形の他に、例えば、上辺が下辺より長い台形などがある。
【0012】
【実施例2】
図5は、実施例2の前板を説明する縦断面図である。
前板を四角形の額面状に切り抜いて開口部1を形成し、開口部1の左右辺と下
辺の厚み部分に連続する一つの溝4を削設し、上辺には、溝4に適合する位置に
溝4の幅寸法を幅とし、左辺の溝の底面と右辺の溝の底面との距離を長さとする
スリット6を前板の上縁から開口部1の上縁まで貫通して形成する。スリット6
の長さは、装飾板2の横長さとほぼ同じ長さに若干の余裕がある程度とする。装
飾板2をスリット6から落とし込んで溝4とスリット6で装飾板2を保持する。
【0013】
開口部1の形状は、四角形に限らずスリットから落とし込んで溝で支えること
が出来る形状を選ぶことが出来る。例えば、開口部1が円形の場合は、開口部の
下半分に溝4を削設し、上半分にスリット6を形成すればよい。
前板の一部に開口部1を形成し、装飾板2を着脱自在にはめ込むことにより、
家具の装飾又は意図的な展示を行なう。着脱自在に構成することにより、子供の
成長に従って変化する興味に対応した内容の装飾ないし展示を行なうことが出来
る。
装飾板2を上下の溝4にはめ込み、左右を段付き構造にしたので、装飾板2の
着脱が簡単に行える。装飾板2は段部5と溝4で保持される。開口部1の上部を
スリット6にし、その他を溝4にした構造では、装飾板2の着脱が簡単で開口部
1の形状もかなり自由に選択できる。
【図1】 実施例1の前板部分の正面図
【図2】 図1のa−a断面図
【図3】 図1のb−b断面図
【図4】 実施例1の前板の縦断面図
【図5】 実施例2の前板の縦断面図
1 開口部
2 装飾板
3 周縁部
4 溝
5 段部
6 スリット
7 透明のプラスチック板
8 シート
Claims (5)
- 【請求項1】 前板の一部に開口部1を形成し、開口部
1の周縁部3に設けた溝4に装飾板2を着脱自在にはめ
込み保持して、開口部1を閉塞することを特徴とする引
き出し等の前板。 - 【請求項2】 四角形に形成した開口部1の周縁部3に
おいて、四角形の上辺と下辺には対向する溝4を設け、
左辺と右辺には溝4の前側面41,41′と同一平面上
の面51,51′を持つ段部5を形成し、装飾板2を溝
4と段部5で保持することを特徴とする請求項1記載の
引き出し等の前板。 - 【請求項3】 四角形に形成した開口部1の周縁部3に
おいて、四角形の左辺と下辺および右辺に連続する一つ
の溝4を設け、上辺には前板の上辺から開口部1の上辺
に貫通して前記溝4に適合するスリット6を形成し、装
飾板2を溝4とスリット6で保持することを特徴とする
請求項1記載の引き出し等の前板。 - 【請求項4】 装飾板2がプラスチック製の鏡である請
求項1乃至3記載の引き出し等の前板。 - 【請求項5】 装飾板2が、写真や絵等のシートを透明
のプラスチック板と適宜の板とで挟んでなる請求項1乃
至3記載の引き出し等の前板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005201U JP3092184U (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 引き出し等の前板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005201U JP3092184U (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 引き出し等の前板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3092184U true JP3092184U (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=43246263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005201U Expired - Fee Related JP3092184U (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 引き出し等の前板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092184U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014419A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Koizumi Furnitech Corp | 引出し |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002005201U patent/JP3092184U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014419A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Koizumi Furnitech Corp | 引出し |
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