JP5839572B2 - 手すり用呼出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車椅子用トイレ内の手すりに取り付け可能な手すり用呼出装置に関する。
一般に、車椅子を使用している人が車椅子に乗ったまま入ることができるように、車椅子用トイレが存在する。このような車椅子用トイレでは、車椅子に乗っている人が他者の助けを必要とする際に押下する呼出ボタンが設置されていることがある。ここで、呼出ボタンが壁面などに設置されていると、車椅子に乗っている人が手を伸ばしても呼出ボタンに届かないケースが考えられる。
そのため、車椅子をトイレの所定の位置に停止させた状態で、車椅子に乗っている人が無理に手を伸ばさなくても呼出ボタンを操作することができるように、停止している車椅子の近傍に設けた手すりに呼出ボタンを備えた呼出装置を設置することが考えられる。その場合、弾性および復元性を有する材質により形成されており、円筒の一部を切欠いた形状を成していて、円筒状の手すりの外周に着脱自在とする手すり取付部と、この手すり取付部の上部に一体的に形成されたスイッチケースと、スイッチケースに収められ、可撓性を有する呼出ボタンとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1など)。
特開2003−135315号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、円筒の一部を切欠いた形状を成す手すり取付部が、全体で手すりを覆っているため、手すりの曲がっている部分に手すり用呼出装置を取り付けることができなくなってしまうという問題があった。図2は、車椅子用トイレに設置される手すりの外観を示す図である。ここで、車椅子用トイレに設置される手すりは、壁面に取り付けられている。また、手すりは、図2中上方の直線状に形成された第一の円筒状部と、この第一の円筒状部と平行に形成され、壁面側の一部が曲がっている第二の円筒状部とを備えて構成されている。また、第二の円筒状部の略中央には、手すりを上方に引き上げるために操作されるレバーが取り付けられている。
このように形成された手すりに対して手すり用呼出装置を取り付ける場合、第一の円筒状部は、車椅子に乗っている人が掴む部分であることから、手すり用呼出装置を取り付ける部分として適切ではない。そのため、第二の円筒状部の曲がっている部分に手すり用呼出装置を取り付けることが好ましいが、上述したように、特許文献1に記載の手すり用呼出装置を第二の円筒状部の曲がっている部分に取り付けることはできない。そのため、手すりの曲がっている部分に手すり用呼出装置を取り付けることができなくなってしまうという問題が生じてしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、手すり用呼出装置を手すりの曲がっている部分に対して取り付けることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、可撓性を有するとともに外部からの押圧力により接触し、押圧力が無い場合に離間する接点が設けられた帯状のスイッチと、この帯状のスイッチの一端を固定する固定部および帯状のスイッチの他端を上下動可能に保持する保持部を有し、上部に開口部を有するスイッチケースと、可撓性を有し、スイッチケースの固定部の下側に一体的に設けられ、円筒の一部を切欠いた形状を成して、円筒状の手すりに対して着脱自在に取り付け可能な第一の手すり取付部と、可撓性を有し、スイッチケースの保持部の下側に一体的に設けられ、円筒の一部を切欠いた形状を成して、円筒状の手すりに対して着脱自在に取り付け可能な第二の手すり取付部とを備えるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、スイッチケースが第一の手すり取付部と第二の手すり取付部とにより手すりに取り付けられた場合に、スイッチケース自体が可撓性を有するため、手すりの曲がっている部分に対して取り付けることができるようになる。また、この際に、帯状のスイッチの他端が保持部内を上下動するため、スイッチケースが曲げられても帯状のスイッチは曲がらず、スイッチが誤操作されることもなくなる。
本実施形態による手すり用呼出装置の外観を示す図である。 車椅子用トイレに設置される手すりの外観を示す図である。 本実施形態による手すり用呼出装置の変形例の外観を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による手すり用呼出装置の外観を示す図である。図1に示すように、本実施形態による手すり用呼出装置は、スイッチ1、スイッチケース2、第一の手すり取付部3、第二の手すり取付部4を備えて構成されている。ここで、本実施形態の手すり用呼出装置は、病院や商業施設、駅などの公共施設に設けられている車椅子用トイレに設置されている。また、車椅子トイレに設置される手すりは、図2に示すように、手すりに対して着脱可能に取り付けられる。
図2に示す手すりは、車椅子用トイレの壁面に取り付けられており、上部に位置する第一の円筒状部と下部に位置する第二の円筒状部とにより形成されており、この手すりを上部に引き上げるための手すり引き上げようレバーが第二の円筒状部の中央に取り付けられている。また、手すり用呼出装置取り付け位置に該当する第二の円筒状部は、曲がって形成されている。このように構成された手すりは、手すり引き上げ用レバーを操作することで上方に引き上げられる。この状態では、手すりが車椅子に乗っている患者の邪魔となることがなくなる。
スイッチ1は、可撓性を有する帯状のものであり、一端にコード5が接続されている。ここで、スイッチ1の内部には接点部材である上部電極と同じく接点部材である下部電極とが間隙を介して形成されている。そのため、スイッチ1に外部から押圧力がかかると、上部電極および下部電極が撓んで両者が接触する。すると、呼出信号が生成され、生成された呼出信号は、コード5を介して外部に出力される。
スイッチケース2は、帯状のスイッチ1の一端を固定するための固定部6と帯状のスイッチ1の他端を上下動可能に保持するための保持部7とを有する。また、スイッチケース2は、上部に開口部を備えている。ここで、固定部6の内部には帯状のスイッチ1の一端を固定する第一の凹部6aが形成されている。また、保持部7の内部には帯状のスイッチ1の他端を収容する第二の凹部7aが形成されている。また、スイッチケース2の上部に設けた開口部には、スイッチ1が収容される。開口部の中央には空間が形成されているため、収容したスイッチ1を押下することが可能となる。また、固定部6と保持部7とを接続する接続部8は可撓性を有し、固定部6と保持部7と接続部8とは一体的に形成されている。
第一の手すり取付部3は、可撓性を有する樹脂などにより構成されており、スイッチケース2の固定部6の下側に一体的に取り付けられている。ここで、第一の手すり取付部3は、円筒の底部を切欠いた形状を成しており、手すりの第二の円筒状部に取り付け可能である。ここで、第一の手すり取付部3の円筒内周は、第二の円筒状部の大きさよりも少し小さいことが好ましい。これは、第一の手すり取付部3の円筒内周面と手すりの第二の円筒状部の外周面とを密着させるためである。
第二の手すり取付部4は、可撓性を有する樹脂などにより構成されており、スイッチケース2の保持部7の下側に一体的に取り付けられている。ここで、第二の手すり取付部4は、円筒の底部を切欠いた形状を成しており、手すりの第二の円筒状部に取り付け可能である。ここで、第二の手すり取付部4の円筒内周は、第二の円筒状部の大きさよりも少し小さいことが好ましい。これは、第二の手すり取付部4の円筒内周面と手すりの第二の円筒状部の外周面とを密着させるためである。
コード5は、上述したようにスイッチ1の一端に接続されており、スイッチケース2の固定部6から外部に取り出される。取り出されたコード5の先端部分は、壁面などに設けられる図示しないウォールユニットに接続される。ウォールユニットは、図示しない親機などに接続されており、親機にて呼出信号を入力すると、親機は呼び出しが行われたことを報知する。
このように構成される手すり用呼出装置を図2に示す手すりの手すり用呼出装置取り付け位置である第二の円筒状部に取り付ける場合、第一の手すり取付部3が壁面側に取り付けられ、第二の手すり取付部4が手すり引き上げ用レバー側に取り付けられる。このとき、第一の手すり取付部3と第二の手すり取付部4とを接続する接続部8が可撓性を有するため、スイッチケース2は手すりの第二の円筒状部の曲がりに追従する。
なお、スイッチケース2が手すりの第二の円筒状部の曲がりに追従した場合でも、スイッチ1の他端は、保持部7の第二の凹部7a内で上下動可能であるため、スイッチ1が曲がって、スイッチ1内の上部電極および下部電極が接触することはない。そのため、スイッチ1が誤操作されるこもはない。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、可撓性を有するとともに外部からの押圧力により接触し、押圧力が無い場合に離間する接点が設けられた帯状のスイッチ1と、この帯状のスイッチ1の一端を固定する固定部6および帯状のスイッチ1の他端を上下動可能に保持する保持部7を有し、上部に開口部を有するスイッチケース2と、可撓性を有し、スイッチケース2の固定部6の下側に一体的に設けられ、円筒の一部を切欠いた形状を成して、円筒状の手すりに対して着脱自在に取り付け可能な第一の手すり取付部3と、可撓性を有し、スイッチケース2の保持部7の下側に一体的に設けられ、円筒の一部を切欠いた形状を成して、円筒状の手すりに対して着脱自在に取り付け可能な第二の手すり取付部4とを備えるようにしている。
これにより、スイッチケース2が第一の手すり取付部3と第二の手すり取付部4とにより手すりに取り付けられた場合に、スイッチケース2自体が可撓性を有するため、手すりの曲がっている部分に追従して取り付けることができるようになる。また、この際に、帯状のスイッチ1の他端が保持部7の第二の凹部7a内を上下動するため、スイッチケース2が曲げられても帯状のスイッチ1は曲がらず、スイッチ1が誤操作されることもなくなる。
なお、前述した実施形態では、スイッチケース2を手すりに取り付けるために、第一の手すり取付部3および第二の手すり取付部4のみが用いられるが、これに眼底されない。例えば、第一の手すり取付部3および第二の手すり取付部4の間に一つ以上の手すり取付部を形成するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、スイッチ1の一端にコード5を接続しているが、これに限定されない。例えば、スイッチ1を無線式とし、スイッチ1にコード5を接続しないようにしても良い。
また、前述した実施形態では、スイッチケース2の接続部8が可撓性を有するだけであるが、これに限定されない。例えば、図3に示すように、スイッチケース2の接続部8の下方部分に切欠き10を設けるようにしても良い。これにより、接続部8が曲げ易くなる。
また、前述した実施形態では、スイッチケース2と第一の手すり取付部3と第二の手すり取付部4とを一体的に形成しているが、これに限定されない。例えば、それぞれを別体としても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 スイッチ
2 スイッチケース
3 第一の手すり取付部
4 第二の手すり取付部
5 コード
6 固定部
6a 第一の凹部
7 保持部
7a 第二の凹部
8 接続部

Claims (1)

  1. 可撓性を有するとともに外部からの押圧力により接触し、押圧力が無い場合に離間する接点が設けられた帯状のスイッチと、
    前記帯状のスイッチの一端を固定する固定部、および、前記帯状のスイッチの他端を上下動可能に保持する保持部を有し、前記固定部および前記保持部との間の部分が可撓性を有するとともに上部に開口部を有するスイッチケースと、
    可撓性を有し、前記スイッチケースの固定部の下側に一体的に設けられ、円筒の一部を切欠いた形状を成して、円状の手すりに対して着脱自在に取り付け可能な第一の手すり取付部と、
    可撓性を有し、前記スイッチケースの保持部の下側に一体的に設けられ、円筒の一部を切欠いた形状を成して、円筒状の手すりに対して着脱自在に取り付け可能な第二の手すり取付部と、
    を備えることを特徴とする手すり用呼出装置。
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