JP3128637U - エッジスイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、内装した長尺スイッチの両端部の不感知部によるスイッチ動作の制約を削減し感知部の範囲の拡張を図った簡略構造のエッジスイッチを提供する。
【解決手段】本考案に係るエッジスイッチ1は、内部上側に長尺スイッチ20を収納する長穴状の収納空間2を有し、下端部に一対の係合脚部3aを具備する収納基体部4と、この収納基体部4により支持したスイッチ用テーブル部6及びアクチェータ板7とを有する被覆体8と、被覆体8の下側に接合配置した保持体10と、を具備する長尺の外装体11と、この外装体11に内装した短い感知部21と、この感知部21の両端に設けた加重Fに対する不感知部を形成する端部封止体22とを具備する電極板構造の長尺スイッチ20と、を有し、外装体11における収納基体部4の両端部内の領域に、端部封止体22撓み用の端部空間2aを設けたものである。
【選択図】図2
【解決手段】本考案に係るエッジスイッチ1は、内部上側に長尺スイッチ20を収納する長穴状の収納空間2を有し、下端部に一対の係合脚部3aを具備する収納基体部4と、この収納基体部4により支持したスイッチ用テーブル部6及びアクチェータ板7とを有する被覆体8と、被覆体8の下側に接合配置した保持体10と、を具備する長尺の外装体11と、この外装体11に内装した短い感知部21と、この感知部21の両端に設けた加重Fに対する不感知部を形成する端部封止体22とを具備する電極板構造の長尺スイッチ20と、を有し、外装体11における収納基体部4の両端部内の領域に、端部封止体22撓み用の端部空間2aを設けたものである。
【選択図】図2
Description
本考案は、エッジスイッチに関し、詳しくは、加重に対する感知部領域を簡略構造にて不感知部領域まで拡張したエッジスイッチに関するものである。
従来、長尺の上部電極、下部電極を中間枠部材を挟んで上下対向配置するとともに、これらの外周を、弾性を有する外被で多い、外被を介して上部電極のいずれかの部分に外力が作用したとき上部電極を撓ませて下部電極に接触させることによりスイッチ動作を行わせるようにした長尺スイッチ、更には、この長尺スイッチを用いたエッジスイッチが種々提案されている。
このような長尺スイッチの両端から数十mmの範囲は、上部電極、下部電極間に中間枠部材を介在させる構造のために、端部に対して各々外力が働いてもスイッチ動作を実行させることができない不感知部となっていた。このような不感知部の存在は、いかなる原理の長尺スイッチにおいても回避することは困難であった。
このため、従来の電極板方式の長尺スイッチを内装したエッジスイッチおいても、内装した長尺スイッチの両端部に存在する不感知部のため、機能上の制約を余儀なくされていた。また、光方式のエッジスイッチの場合、両端部に投受光部を設ける必要があることから、やはり両端部が不感知部となることを回避することは容易ではない。
図6、図7は、従来のエッジスイッチ31の概略構成を示すものであり、このエッジスイッチ31は、例えば弾性ゴム材等からなる外装体11内に、長尺スイッチ20を内装し、外装体11の外部から加重(外力)Fが作用した場合に前記長尺スイッチ20をオンさせるように構成している。
すなわち、図6、図7に示す従来のエッジスイッチ31は、中空の略直方体状に形成され、内部上側に公知の長尺スイッチ20を収納する長穴状の収納空間2を長さ方向に設けてこの収納空間2内に長尺スイッチ20を長さ方向に沿って内装するとともに、その下端部において幅方向に向け、かつ、長さ方向に沿って対称配置に突設され、長さ方向に沿った受溝4a、4aを設けた一対の係合脚部3a、3aを具備する収納基体部4と、この収納基体部4と一体形成した前記収納空間2内に向けて斜め上方に突設した一対の支持脚5a、5aにより水平配置に支持した上面が平坦なスイッチ用テーブル部6及びこのスイッチ用テーブル部6上に配置した前記長尺スイッチ20の頂部と当接させる長方形板状のアクチェータ板7と、を有する被覆体8と、この被覆体8の下側において前記一対の係合脚部3a、3aの受溝4a、4aに対して対称形状の係合突片9a、9aを各々係合させることで前記被覆体8に全長に渡って密接する状態で接合配置した略直方体状の保持体10と、からなる外装体11を有している。
また、前記長尺スイッチ20の感知部(加重Fによりオンする領域)21及びアクチェータ板7は、エッジスイッチ1の両端まで至らない寸法に設定されている。すなわち、エッジスイッチ1の両端から数十mm(例えば20mm乃至30mm)程度の範囲には、各々長尺スイッチ20の一部を形成する端部封止体22が前記収納空間2の端部領域を埋めるように配置されている。
しかし、図6、図7に示す従来のエッジスイッチ31の場合においても、加重Fが前記外装体11における端部封止体22に対応する領域、すなわち、端部領域作用しても端部封止体22を押圧するだけで、前記長尺スイッチ20の感知部21に加重Fによる力を伝達しオン動作させることはできないという問題を包含している。
特許文献1には、上部電極板と下部電極板とを一定の間隔で配置するとともに、これらの外周を絶縁材からなる外皮で覆った長尺スイッチが開示されている。しかし、特許文献1の長尺スイッチの場合も、両端部の不感知部によるスイッチ動作の制約を有している。
特開2001−76580号公報
本考案が解決しようとする問題点は、内装した長尺スイッチの両端部の不感知部によるスイッチ動作の制約を削減し感知部の範囲の拡張を図った簡略構造のエッジスイッチが存在しない点である。
本考案のエッジスイッチは、長尺の外装体と、この外装体に内装した前記外装体の長さよりも短い感知部と感知部の両端に設けた加重に対する不感知部を形成する端部封止体とを具備する長尺スイッチと、を有するエッジスイッチであって、前記外装体の両端部内の領域に、前記不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、前記長尺スイッチの感知部に撓み力を伝達してオンさせるための端部空間を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、前記外装体の両端部内の領域に端部空間を設け、不感知部に対する加重作用下で端部封止体が撓み、長尺スイッチの感知部に撓み力を伝達してオンさせるように構成したものであるから、両端部分に不感知部が存在することを余儀なくされるという構造的な制約を、前記部空間を設けるだけという簡略な構成で解消又は低減し、加重の感知領域を不感知部の領域まで実質的に拡張することができ、防犯スイッチ、安全スイッチとして極めて有益な機能を発揮させることが可能なエッジスイッチを提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、外装体における収納基体部の両端部内の領域に、スイッチ用テーブル部の両端を無くすことにより形成され、不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、長尺スイッチの感知部の端部に撓み力を伝達してアクチェータ板の端部と当接させることで感知部の端部をオンさせるための端部封止体用の端部空間を設けたものであるから、請求項1記載の考案の場合と同様、両端部分に不感知部が存在することを余儀なくされるという構造的な制約を、前記部空間を設けるだけという簡略な構成で解消又は低減し、加重の感知領域を不感知部の領域まで実質的に拡張することができ、防犯スイッチ、安全スイッチとして極めて有益な機能を発揮させることが可能なエッジスイッチを提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項2記載の考案の場合と略同様に、外装体における収納基体部の両端部内の領域に、前記一対の支持脚及びスイッチ用テーブル部の両端を数十mm分無くすことにより形成され、前記不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、前記長尺スイッチの感知部の端部に撓み力を伝達してアクチェータ板の端部と当接させることで感知部の端部をオンさせるための端部封止体用の端部空間を設けたものであるから、請求項1、2記載の考案の場合と同様、両端部分に不感知部が存在することを余儀なくされるという構造的な制約を、前記部空間を設けるだけという簡略な構成で解消又は低減し、加重の感知領域を不感知部の領域まで実質的に拡張することができ、防犯スイッチ、安全スイッチとして極めて有益な機能を発揮させることが可能なエッジスイッチを提供することができる。
本考案は、内装した長尺スイッチの両端部の不感知部によるスイッチ動作の制約を削減し感知部の範囲の拡張を図った簡略構造のエッジスイッチを提供するという目的を、中空の略直方体状に形成され、内部上側に長尺スイッチを収納する長穴状の収納空間を有し、下端部に、長さ方向に沿った受溝を設けた一対の係合脚部を具備する収納基体部と、この収納基体部により支持したスイッチ用テーブル部及びこのスイッチ用テーブル部上に配置した長方形板状のアクチェータ板とを有する被覆体と、被覆体の下側に全長に渡って接合配置した略直方体状の保持体と、を具備する長尺の外装体と、この外装体に内装した前記外装体の長さよりも短い感知部と、この感知部の両端に設けた加重に対する不感知部を形成する端部封止体とを具備する電極板構造の長尺スイッチと、を有するエッジスイッチであって、前記外装体における収納基体部の両端部内の領域に、前記スイッチ用テーブル部の両端を無くすことにより形成され、前記不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、前記長尺スイッチの感知部の端部に撓み力を伝達してアクチェータ板の端部と当接させることで感知部の端部をオンさせるための端部封止体用の端部空間を有する構成により実現した。
以下に、本考案の実施例に係るエッジスイッチ1について図1乃至図5を参照して詳細に説明する。なお、本実施例に係るエッジスイッチ1において、従来のエッジスイッチ31と同一の要素には同一の符号を付して以下の説明を行う。
本実施例に係るエッジスイッチ1は、図1、図2、図3に示すように、前記従来例と同様、被覆体8、保持体10を具備する弾性ゴム材等からなる外装体11内に長尺スイッチ20を内装している。
すなわち、前記エッジスイッチ1を構成する外装体11は、中空の略直方体状に形成され、内部上側に長尺スイッチ20を収納する長穴状の収納空間2を長さ方向に設けてこの収納空間2内に長尺スイッチ20を長さ方向に沿って内装するとともに、その下端部において幅方向に向け、かつ、長さ方向に沿って対称配置に突設され、長さ方向に沿った受溝4a、4aを設けた一対の係合脚部3a、3aを具備する収納基体部4と、この収納基体部4と一体形成した前記収納空間2内に向けて斜め上方に突設した一対の支持脚5a、5aにより水平配置に支持した上面が平坦なスイッチ用テーブル部6及びこのスイッチ用テーブル部6上に配置した前記長尺スイッチ20の頂部と当接させる長方形板状のアクチェータ板7と、を有する被覆体8と、この被覆体8の下側において前記一対の係合脚部3a、3aの受溝4a、4aに対して対称形状の係合突片9a、9aを各々係合させることで前記被覆体8に全長に渡って密接する状態で接合配置した略直方体状の保持体10と、を具備している。
前記長尺スイッチ20は、図4に示すように、例えば一対の導体材(例えば銅板等)からなる電極板23、24を所定の間隔(例えば数mm程度)で平行配置するとともに、電極板23、24の外周全体を絶縁性を有する弾性ゴム材等からなる外周被覆材25により被覆して、電極板23、24が存在する領域を感知部21とし、この長尺スイッチ20の特定の箇所に加重(外力)Fが作用したときに前記電極板23、24の一方を撓ませて対応する箇所を部分接触させることにより、オン(スイッチオン)信号を得るように構成している。
本実施例に係る長尺スイッチ20は、更に後述するようにその両端部に各々端部封止体22、22を設けている。なお、長尺スイッチ20用の配線材については図示省略する。
本実施例に係る長尺スイッチ20は、更に後述するようにその両端部に各々端部封止体22、22を設けている。なお、長尺スイッチ20用の配線材については図示省略する。
また、前記長尺スイッチ20の感知部(加重Fによりオンする領域)21及びアクチェータ板7は、エッジスイッチ1の両端まで至らない寸法に設定されている。すなわち、エッジスイッチ1の両端から数十mm(例えば20mm乃至30mm)程度の範囲には各々長尺スイッチ20の一部を形成する端部封止体22が配置されている。
更に、本実施例に係るエッジスイッチ1においては、前記被覆体8における収納基体部4を構成する一対の係合脚部3a、3a、スイッチ用テーブル6は、エッジスイッチ1の両端までは存在しない寸法に設定されている。
すなわち、エッジスイッチ1の両端から数十mm(例えば20mm乃至30mm)程度の範囲においては、各々一対の係合脚部3a、3a、スイッチ用テーブル6が省略又は切除されており、この省略又は切除した領域に各々前記長尺スイッチ20における感知部21の両端部分からそれぞれ外方に突設した弾性ゴム材等からなる塊状の前記端部封止体22を配置するようになっている。
更に詳述すると、被覆体8内において、長尺スイッチ20の感知部21の両端が、エッジスイッチ1の両端から各々数十mm内方になるように寸法設定されて前記被覆体8内の収納空間2に取り付けられ、また、前記被覆体8における前記一対の係合脚部3a、3a、スイッチ用テーブル6は、長尺スイッチ20の感知部21の両端部及びアクチェータ板7の両端部が各々数mm程度露出するように寸法設定され、この結果、長尺スイッチ20の端部における端部封止体22は、図2に示すように、被覆体8の端部に形成される収納空間2よりも広い端部空間2a内において下方に変位可能となっている。
そして、両側の前記端部封止体22、22を、前記被覆体8における一対の係合脚部3a、3a、スイッチ用テーブル6が存在しない端部空間2aに各々臨ませ、エッジスイッチ1における前記被覆体8のいずれかの端部領域外周に例えば人間の靴等が載ることによる加重(外力)Fが作用した場合に、前記端部封止体22を被覆体8の端部領域を介して端部空間2aで下方に撓ませ、前記長尺スイッチ20における対応する感知部21の端部にその撓み力を伝達して感知部21の端部も下方に撓ませ、これにより、当該感知部21の端部を前記アクチェータ板7の端部角に押圧してオン動作(一対の電極板23、24の部分接触)させるように構成している。
次に、本実施例に係るエッジスイッチ1の動作について、このエッジスイッチ1の端部領域における前記端部封止体22によるオン動作を主にして、添付する図5も参照して説明する。
前記エッジスイッチ1を、例えば特定の防犯エリア(各種商店の売場等)の床等に設置した状態で、図5に示すように、エッジスイッチ1の例えば一方の端部領域上に人間(不審者等)の靴等が載ることによる加重(外力)Fが作用したものとする。
前記エッジスイッチ1を、例えば特定の防犯エリア(各種商店の売場等)の床等に設置した状態で、図5に示すように、エッジスイッチ1の例えば一方の端部領域上に人間(不審者等)の靴等が載ることによる加重(外力)Fが作用したものとする。
このとき、前記加重Fを受けた被覆体8の端部領域を介して前記端部封止体22が図5に示すように端部空間2a内で下方に撓み、前記長尺スイッチ20における前記端部領域に対応する感知部21の端部にも撓み力が伝達されて感知部21の端部も下方に撓む。
これにより、当該感知部21の端部領域の一部が前記アクチェータ板7の端部角に押圧接触し、長尺スイッチ20の一対の電極板23、24が部分接触してエッジスイッチ1はオン動作状態になり、特定の防犯エリアにおける異常発生(不審者の侵入等)を検知することができる。前記エッジスイッチ1における被覆体8の中央部等に前記加重Fが作用した場合にこのエッジスイッチ1がオン動作状態になることは言うまでもない。
これにより、当該感知部21の端部領域の一部が前記アクチェータ板7の端部角に押圧接触し、長尺スイッチ20の一対の電極板23、24が部分接触してエッジスイッチ1はオン動作状態になり、特定の防犯エリアにおける異常発生(不審者の侵入等)を検知することができる。前記エッジスイッチ1における被覆体8の中央部等に前記加重Fが作用した場合にこのエッジスイッチ1がオン動作状態になることは言うまでもない。
このようにして、本実施例に係るエッジスイッチ1によれば、両端部分に不感知部が存在することを余儀なくされるという構造的な制約を、前記長尺スイッチ20の両端に端部封止体22が自由に撓むことが可能な端部空間2aを設けるだけという簡略な構成で解消又は低減し、加重Fの感知領域を不感知部の領域まで実質的に拡張することができ、防犯スイッチ、安全スイッチとして極めて有益な機能を発揮させることができる。
本考案は、上述したエッジスイッチは勿論のこと、長尺スイッチを複数使用するマットスイッチや、各種車両用のバンパースイッチ等にも幅広く適用可能である。
1 エッジスイッチ
2 収納空間
2a 端部空間
3a 係合脚部
4 収納基体部
4a 受溝
5a 支持脚
6 スイッチ用テーブル部
7 アクチェータ板
8 被覆体
9a 係合突片
10 保持体
11 外装体
20 長尺スイッチ
21 感知部
22 端部封止体
23 電極板
24 電極板
25 外周被覆材
F 加重
2 収納空間
2a 端部空間
3a 係合脚部
4 収納基体部
4a 受溝
5a 支持脚
6 スイッチ用テーブル部
7 アクチェータ板
8 被覆体
9a 係合突片
10 保持体
11 外装体
20 長尺スイッチ
21 感知部
22 端部封止体
23 電極板
24 電極板
25 外周被覆材
F 加重
Claims (3)
- 長尺の外装体と、
この外装体に内装した前記外装体の長さよりも短い感知部と、この感知部の両端に設けた加重に対する不感知部を形成する端部封止体とを具備する長尺スイッチと、
を有するエッジスイッチであって、
前記外装体の両端部内の領域に、前記不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、前記長尺スイッチの感知部に撓み力を伝達してオンさせるための端部空間を有することを特徴とするエッジスイッチ。 - 中空の略直方体状に形成され、内部上側に長尺スイッチを収納する長穴状の収納空間を有し、下端部に、長さ方向に沿った受溝を設けた一対の係合脚部を具備する収納基体部と、この収納基体部により支持したスイッチ用テーブル部及びこのスイッチ用テーブル部上に配置した長方形板状のアクチェータ板とを有する被覆体と、被覆体の下側に全長に渡って接合配置した略直方体状の保持体と、を具備する長尺の外装体と、
この外装体に内装した前記外装体の長さよりも短い感知部と、この感知部の両端に設けた加重に対する不感知部を形成する端部封止体とを具備する電極板構造の長尺スイッチと、
を有するエッジスイッチであって、
前記外装体における収納基体部の両端部内の領域に、前記スイッチ用テーブル部の両端を無くすことにより形成され、前記不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、前記長尺スイッチの感知部の端部に撓み力を伝達してアクチェータ板の端部と当接させることで感知部の端部をオンさせるための端部封止体用の端部空間を有することを特徴とするエッジスイッチ。 - 中空の略直方体状に形成され、内部上側に長尺スイッチを収納する長穴状の収納空間を有し、下端部に幅方向に向け、かつ、長さ方向に沿って対称配置に突設され、長さ方向に沿った受溝を設けた一対の係合脚部を具備する収納基体部と、この収納基体部と一体形成した前記収納空間内に向けて斜め上方に突設した一対の支持脚により水平配置に支持した上面が平坦なスイッチ用テーブル部及びこのスイッチ用テーブル部上に配置した前記長尺スイッチの感知部の頂部と当接させる長方形板状のアクチェータ板と、を有する被覆体と、この被覆体の下側において前記一対の係合脚部の受溝に対して対称形状の係合突片を各々係合させることで前記被覆体に全長に渡って密接する状態で接合配置した略直方体状の保持体と、を具備する弾性部材からなる長尺の外装体と、
この外装体に内装した前記外装体の長さよりも短い感知部と、この感知部の両端に設けた加重に対する不感知部を形成する端部封止体とを具備する電極板構造の長尺スイッチと、
を有するエッジスイッチであって、
前記外装体における収納基体部の両端部内の領域に、前記一対の支持脚及びスイッチ用テーブル部の両端を数十mm分無くすことにより形成され、前記不感知部に対する加重作用下で前記端部封止体が撓み、前記長尺スイッチの感知部の端部に撓み力を伝達してアクチェータ板の端部と当接させることで感知部の端部をオンさせるための端部封止体用の端部空間を有することを特徴とするエッジスイッチ。
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