JP5839475B2 - カウルルーバーとフロントガラスとの連接構造 - Google Patents

カウルルーバーとフロントガラスとの連接構造 Download PDF

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本発明は、車両のフロントガラスとエンジンフードとの間に配設されて両者の間を塞ぐカウルルーバーの連接構造に関し、詳しくはカウルルーバーの後端縁とフロントガラスの下端縁との連接構造に関する。
カウルルーバーは、車両のフロントガラスとエンジンルームの天面を覆うエンジンフード(ボンネット)との間に配設されてエンジンルームと車室とを画成するとともに、外気を車室内に取り入れるパネル部材として配設されている。基本的に、カウルルーバーの先端縁部はエンジンフードの後端縁部と連接され、カウルルーバーの後端縁部はフロントガラスの下端縁部と連接される。
従来のカウルルーバーとフロントガラスとの連接構造は、例えば下記特許文献1のように、カウルルーバーの後端縁部を上下二股状のクリップ形状に形成し、当該クリップ形状部の間にフロントガラスの下端縁部を挿嵌固定している。
特開平8−2443号公報
しかしながら、特許文献1のような連接構造では、フロントガラス下端縁部の外面とカウルルーバー後端縁部(クリップ部)の外面との間で段差が生じている。これでは、外観が悪いばかりか、段差部分に水、雪などが溜まって当該段差部から水分が内部へ侵入したり、塵埃や砂利などが溜まってフロントガラスの汚れや傷付きの原因となる危険性があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであって、カウルルーバーとフロントガラスとの連接部から水分等の侵入を防止しながら、当該連接部に段差が生じることなく連接できる、カウルルーバーとフロントガラスとの連接構造を提供することを目的とする。
そのための手段として本発明は、カウルルーバーの後端縁とフロントガラスの下端縁とを連接するカウルルーバーとフロントガラスとの連接構造であって、前記カウルルーバーの後端縁には、下方に向けて延在する係合爪が形成されている。一方、前記カウルルーバーと前記フロントガラスとの連接部下方には、車体パネルに固定され、前記係合爪と係合可能な板バネが設けられている。そして、前記係合爪を前記板バネに係合した状態では、前記カウルルーバーが前記板バネによって上方かつ車両後方へ常時付勢されることで、前記カウルルーバーの後端縁外面と前記フロントガラスの下端縁外面とが面一となった状態で、前記カウルルーバーの後端縁が前記フロントガラスの下端縁へ密接していることを特徴とする。
これによれば、カウルルーバーが板バネによって上方に付勢されることで、カウルルーバーの外面とフロントガラスの外面とが面一となる。すなわち、カウルルーバーとフロントガラスとの連接部には段差が生じていないので見栄えがよく、且つ水、雪、塵埃、砂利などが当該連接部に溜まることも防止できる。しかも、カウルルーバーは板バネによって車両後方側に付勢されることでカウルルーバーの後端縁とフロントガラスの下端縁とが密接しているので、両者の連接部から水分や塵埃などが内部へ侵入することも防止できる。
前記板バネは、前記車体パネルに固定されるベース部と、該ベース部後端から上方へ立設する縦壁部及び後方付勢片と、該縦壁部の上端から車両後方へ向けて延在する上方付勢部とを有する構造としたうえで、前記カウルルーバーと前記板バネとは、前記板バネの上方付勢部上を車両前後方向へ摺動自在に係合されたスペーサを介して係合することができる。このとき、前記スペーサには、前記フロントガラスの下面に当接する高さ調節用の突起を設けておく。このように、スペーサに高さ調節用の突起を設けていれば、その高さ寸法を設計することによって、カウルルーバーの外面とフロントガラスの外面とをより確実に面一とすることができる。
前記カウルルーバーの後端縁と前記フロントガラスの下端縁との間には、弾性体を配しておくことが好ましい。これによれば、カウルルーバーとフロントガラスとの連接部が弾性体によってシールされるので、水分や塵埃などの侵入をより確実に防止することができる。
本発明によれば、カウルルーバーの後端縁外面とフロントガラスの下端縁外面とが面一となるので見映えが向上すると共に、両者の連接部に水分や塵埃などが溜まることも防止できる。また、カウルルーバーの後端縁とフロントガラスの下端縁とが密接しているので、両者の連接部から水分や塵埃などが内部へ侵入することも防止できる。
車両フロント部の斜視図である。 カウルルーバーとフロントガラスとの連接部の断面図である。 係合爪周辺の要部拡大斜視図である。 板バネ及びスペーサの斜視図である。
以下に、適宜図面を参照しながら本発明の代表的な実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能である。本発明のカウルルーバーとフロントガラスとの連接構造は、普通自動車、軽自動車、大型自動車など種々の自動車に適用可能なものである。
カウルルーバー10は合成樹脂製の射出成形品であって、図1に示すように、フロントガラス1とエンジンフード2との間を塞ぐように車両幅方向に配されたパネル状のカバー部材である。当該カウルルーバー10によって、図外のワイパーモータ等が覆われている。カウルルーバー10の上面10aには、複数のスリットからなる外気取入口11が形成されており、外気は外気取入口11から車室内と連通する連通路(図示せず)を通って車室内へと導入されるようになっている。
図2に示すように、カウルルーバー10は、フロントガラス1とエンジンフード2との間を塞ぐ上面10aと、該上面10aの前端縁から連続する凹部10bと、該凹部10bの前端縁から車両前方へ延在するフランジ部10cとを、一体的に有する。凹部10bの下面は、図示していない車体パネルによって支持されている。
フランジ部10cの上面には、ゴム等の弾性体からなるシール部材12が載置固定されている。シール部材12は、カウルルーバー10とエンジンフード2との間に介在するものであって、シール部材12の上面にエンジンフード2が載せられ、シール部材12はエンジンフード2によって押圧されて弾性変形している。これにより、カウルルーバー10とエンジンフード2とのシール性(気密性)が確保されて、カウルルーバー10側からエンジンルームへの水の浸入や、エンジンルールで生じる音・熱がカウルルーバー10側に伝達されることを防止ないし抑制している。また、シール部材12によってエンジンルームからの空気も遮断することができるため、外気取入口11から新鮮な外気のみを車室内へ取り込むことができる。カウルルーバー10とシール部材12には、車両幅方向に所定間隔で複数のクリップ孔(図示せず)が形成されており、当該クリップ孔においてカウルルーバー10とシール部材12とがクリップ留めされている。
図2及び図3に示すように、カウルルーバー10の後端縁には、下方に向けて延在する係合爪15が一体形成されている。係合爪15は、カウルルーバー10の後端縁において、車両幅方向に所定間隔で複数箇所形成されている。係合爪15の左右両側縁には、車両前方へ向けて延在するリブ15aが一体形成されており、リブ15aの上下中間部には段部15bが形成されている。また、カウルルーバー10の後端縁であって、係合爪15の上方には、カウルルーバー10の幅方向両端に渡って段部10dが形成されており、当該段部10dに、ゴム等の弾性体からなるシール部材13が配されている。
カウルルーバー10とフロントガラス1との連接部下方には、ボルト3によって車体パネル4に固定された板バネ20が配されている。板バネ20は金属製の一枚板からなり、図2及び図4に示すように、車体パネル4に固定されるベース部20aと、該ベース部20aの後端から上方へ立設する縦壁部20bと、該縦壁部20bの上端から車両後方へ延在する上方付勢部20cとを有する。板バネ20の平面方向中央部には、縦壁部20bを含めて長孔20dが形成されており、左右の縦壁部20bの間には、長孔20dのベース部20a側縁から延在する後方付勢片20eが立設している。
また、板バネ20の長孔20dには、スペーサ21が上方付勢部20cの上面を車両前後方向に摺動可能に係合されている。スペーサ21は合成樹脂製の射出成形品であって、板バネ20の上方付勢部20c上を摺動する平板状のベース部21aと、該ベース部21aの後端縁から上方に立設する突起21bと、ベース部21aの平面方向中央部に形成され、カウルルーバー10の係合爪15が係合される係合孔21cと、ベース部21aの下面幅方向両側部に設けられた係合片21dとを一体的に有する。係合片21dが、板バネ20の上方付勢部20cの上方から長孔20dの幅方向両側縁に係合されることで、スペーサ21が上方付勢部20cの上面を車両前後方向に摺動可能となっている。このとき、スペーサ21の前端縁は板バネ20の後方付勢片20eと当接して押圧されていることで、スペーサ21は後方付勢片20eによって常時車両後方側へ付勢されている。
カウルルーバー10の係合爪15の幅寸法は、スペーサ21の係合孔21cの幅寸法より小さい。そのうえで、図2に示すように、左右のリブ15aを含めて係合爪15が係合孔21cに対して着脱自在に係合される。すなわち、係合爪15はスペーサ21を介して板バネ20と係合可能となっている。
このとき、係合爪15の段部15bがスペーサ21の上面に当接していることで、板バネ20からの上方付勢力を段部15bが受け止めて、係合爪15延いてはカウルルーバー10の後端縁部が常時上方へ付勢される。同時に、スペーサ21の突起21bがフロントガラス1の下面に当接する。当該突起21bは、フロントガラス1の下面に当接した状態において、カウルルーバー10の後端縁外面とフロントガラス1の下端縁外面とが面一となるように高さが設計されている。すなわち、スペーサ21に高さ調節用の突起21bが設けられていることで、カウルルーバー10の後端縁外面とフロントガラス1の下端縁外面とが的確に面一となるように設計されている。これにより、カウルルーバー10とフロントガラス1との連接部に段差が生じないので、水、雪、塵埃、砂利などが当該連接部に溜まることを避けることができる。
一方、板バネ20の後方付勢片20eによる車両後方側への付勢力も、スペーサ21を介して係合爪15へ伝達される。これにより、カウルルーバー10は車両後方側へ常時付勢されていることで、カウルルーバー10の後端縁とフロントガラス1の下端縁とを密接させることができる。これにより、カウルルーバー10とフロントガラス1との連接部から水分や塵埃などが内部に侵入することを防止することができる。しかも、当該連接部はシール部材13の存在によってシールされていることで、カウルルーバー10とフロントガラス1との連接部から水分や塵埃などが内部に侵入することが確実に防止される。
1 フロントガラス
2 エンジンフード
4 車体パネル
10 カウルルーバー
13 シール部材
15 係合爪
15a リブ
15b 段部
20 板バネ
20a ベース部
20b 縦壁部
20c 上方付勢部
20e 後方付勢片
21 スペーサ
21a ベース部
21b 突起
21c 係合孔


Claims (2)

  1. カウルルーバーの後端縁とフロントガラスの下端縁とを連接するカウルルーバーとフロントガラスとの連接構造であって、
    前記カウルルーバーの後端縁には、下方に向けて延在する係合爪が形成されており、
    前記カウルルーバーと前記フロントガラスとの連接部下方には、車体パネルに固定され、前記係合爪と係合可能な板バネが設けられており、
    前記係合爪を前記板バネに係合することで、前記カウルルーバーが前記板バネによって上方かつ車両後方へ常時付勢され、前記カウルルーバーの後端縁外面と前記フロントガラスの下端縁外面とが面一となった状態で、前記カウルルーバーの後端縁が前記フロントガラスの下端縁へ密接しており、
    前記板バネは、前記車体パネルに固定されるベース部と、該ベース部後端から上方へ立設する縦壁部及び後方付勢片と、該縦壁部の上端から車両後方へ向けて延在する上方付勢部とを有し、
    前記カウルルーバーと前記板バネとは、前記板バネの上方付勢部上を車両前後方向へ摺動自在に係合されたスペーサを介して係合され、
    前記スペーサは、前記フロントガラスの下面に当接する高さ調節用の突起を有している、カウルルーバーとフロントガラスとの連接構造。
  2. 前記カウルルーバーの後端縁と前記フロントガラスの下端縁との間に弾性体が配されている、請求項1に記載のカウルルーバーとフロントガラスとの連接構造。


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