JP5839279B2 - トンネル構造およびその構築方法 - Google Patents
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Description
[トンネル構造]
まず、本発明の実施の形態1であるトンネル構造について説明する。
図1〜図3に示すように、本発明の実施の形態1であるトンネル構造10は、掘削した坑道の内壁面に吹き付けられたコンクリート(一次支保18)と、掘削した坑道の底部に敷設されたインバートコンクリート12と、インバートコンクリート12に支持された二次覆工コンクリート14とを備えたものである。
つぎに、本発明の実施の形態1であるトンネル構造の構築方法について説明する。
本発明の実施の形態1であるトンネル構造10の構築方法は、図1および図2に示すように、敷設されたインバートコンクリート12との間に凹部141を形成するための型枠部材を設置してから二次覆工コンクリート14を打設し、その後、型枠部材を撤去するものである。
[トンネル構造]
まず、本発明の実施の形態2であるトンネル構造について説明する。
図8〜図10に示すように、本発明の実施の形態2であるトンネル構造20は、掘削した坑道の内壁面に吹き付けられたコンクリート(一次支保28)と、掘削した坑道の底部に敷設されたインバートコンクリート22と、インバートコンクリート22に支持された二次覆工コンクリート24とを備えたものである。
つぎに、本発明の実施の形態2であるトンネル構造20の構築方法について説明する。
本発明の実施の形態2であるトンネル構造20の構築方法は、凹部221を形成するための型枠部材を設置してからインバートコンクリート22、二次覆工コンクリート24を打設し、その後、型枠部材を撤去するものである。
本発明の実施の形態3であるトンネル構造は、インバートコンクリートと二次覆工コンクリートとの間に空隙を形成するように、インバートコンクリートと二次覆工コンクリートの両方に凹部を設けたものである。ここで、インバートコンクリートに設けた凹部、二次覆工コンクリートに設けた凹部は、一つの空隙を形成するものであってもよいし、それぞれが空隙を形成するものであってもよい。
12 インバートコンクリート
14 二次覆工コンクリート
141 凹部
16 空隙
17 硬化材
18 一次支保
20 トンネル構造
22 インバートコンクリート
221 凹部
24 二次覆工コンクリート
26 空隙
27 硬化材
28 一次支保
Claims (5)
- インバートコンクリートと、該インバートコンクリートに支持された二次覆工コンクリートとを敷設し、前記インバートコンクリート、前記二次覆工コンクリートの少なくとも一方に、他方との間に空隙を形成する凹部を設けたトンネル構造であって、
前記凹部を、前記二次覆工コンクリートの脚部にトンネルの軸方向に間隔をあけて複数設けたことを特徴とするトンネル構造。 - インバートコンクリートと、該インバートコンクリートに支持された二次覆工コンクリートとを敷設し、前記インバートコンクリート、前記二次覆工コンクリートの少なくとも一方に、他方との間に空隙を形成する凹部を設けたトンネル構造であって、
前記凹部を、前記インバートコンクリートの側縁部にトンネルの軸方向に間隔をあけて複数設けたことを特徴とするトンネル構造。 - 前記凹部を、トンネルの軸方向を長軸とする半楕円形状または長孔形状に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のトンネル構造。
- 前記請求項1〜3のいずれか一つに記載のトンネル構造を構築する方法であって、
前記凹部を形成するための型枠部材を設置してからコンクリートを打設し、その後、前記型枠部材を撤去することを特徴とするトンネル構造の構築方法。 - 打設したコンクリートの乾燥収縮後に、前記型枠部材を撤去した後に残る凹部に硬化材を充填することを特徴とする請求項4に記載のトンネル構造の構築方法。
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