JP5838137B2 - 管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置と、この画像処理装置を管理する管理装置とを備えている管理システムに関する。
従来、画像処理装置と、この画像処理装置を管理する管理装置とを備えている管理システムが知られている(特許文献1参照。)。この管理システムの管理装置は、画像処理装置において使用されるアプリケーションの設定項目のうち、利用者によって選択された設定項目に関する設定情報を、複数の画像処理装置に要求する。管理装置によって設定情報が要求された各画像処理装置は、アプリケーションの設定項目のうち、管理装置によって設定情報が要求された設定項目に含まれる全ての下位項目について、現在の設定値を抽出し、抽出した設定値を含めた設定情報を管理装置に送信する。画像処理装置によって設定情報が送信された管理装置は、画像処理装置によって送信された設定情報に基づいて設定用画面を生成し、生成した設定用画面を表示することによって、その画像処理装置におけるアプリケーションの設定項目の下位項目の設定値の設定を利用者から受け付ける。ここで、管理装置は、アプリケーションの設定項目の下位項目の設定値が同一である複数の画像処理装置をグループ化して設定用画面を表示する。そして、利用者が設定用画面において設定値の設定を指示すると、管理装置は、その設定用画面においてグループ化されている複数の画像処理装置に対して一括して設定値の設定を指示する。したがって、複数の画像処理装置のそれぞれは、アプリケーションの設定項目の下位項目の設定値を管理装置からの指示に応じて設定する。
特開2010−166382号公報
しかしながら、従来の管理システムにおいては、管理装置が設定項目を把握しているアプリケーションの設定値についてのみ管理装置から画像処理装置に設定を指示することができるので、画像処理装置に新たにインストールされたアプリケーションなど、管理装置が設定項目を把握していないアプリケーションの設定値について管理装置から画像処理装置に設定を指示することができないという問題がある。
そこで、本発明は、管理装置が設定項目を把握していなかったアプリケーションの設定値であっても管理装置から画像処理装置に設定を指示することができる管理システムを提供することを目的とする。
本発明の管理システムは、画像処理装置と、前記画像処理装置を管理する管理装置とを備えており、前記画像処理装置は、インストールされているアプリケーションと、前記アプリケーションの設定項目の構成を示す情報である項目構成情報を管理する項目構成管理手段とを備えており、前記管理装置は、前記設定項目に対する設定値の設定のための画面である設定値設定用画面を生成する設定用画面生成手段と、前記アプリケーションに前記設定値を設定させる設定値設定手段とを備えており、前記項目構成管理手段は、前記項目構成情報を前記管理装置に送信し、前記設定用画面生成手段は、前記画像処理装置から送信されてきた前記項目構成情報に基づいて前記設定値設定用画面を生成し、前記設定値設定手段は、前記設定用画面生成手段によって生成された前記設定値設定用画面において指示された前記設定値を前記画像処理装置に送信することによって、この画像処理装置の前記アプリケーションに、この設定値を設定させることを特徴とする。
この構成により、本発明の管理システムは、画像処理装置が画像処理装置自身にインストールされているアプリケーションの項目構成情報を管理装置に送信し、管理装置がこの項目構成情報に基づいてこのアプリケーションに対する設定値設定用画面を生成するので、管理装置が設定項目を把握していなかったアプリケーションの設定値であっても管理装置から画像処理装置に設定を指示することができる。
また、本発明の管理システムにおいて、前記設定値設定手段は、前記アプリケーションに対する前記設定値設定用画面において前記設定値が指示された場合に、このアプリケーションがインストールされている複数の前記画像処理装置に、この設定値を送信しても良い。
この構成により、本発明の管理システムは、アプリケーションの設定項目に対する設定値の設定を複数の画像処理装置に対して一括して実行することができるので、複数の画像処理装置にインストールされているアプリケーションの設定項目に対する設定値の設定を容易化することができる。
また、本発明の管理システムにおいて、前記設定用画面生成手段は、前記設定値設定手段によって複数の前記画像処理装置に前記設定値が送信される場合に、この複数の画像処理装置の一部のみに、この設定値が設定される前記アプリケーションの前記項目構成情報を要求しても良い。
この構成により、本発明の管理システムは、設定値が送信される複数の画像処理装置の全部に、この設定値が設定されるアプリケーションの項目構成情報を要求する構成と比較して、管理システム全体における通信量を低減することができる。
また、本発明の管理システムにおいて、前記管理装置は、前記アプリケーションがインストールされている前記画像処理装置のうち、このアプリケーションの前記設定値の送信先となる画像処理装置が選択されるための画面である送信先選択用画面を生成する選択用画面生成手段を備えており、前記設定値設定手段は、前記選択用画面生成手段によって生成された前記送信先選択用画面において選択された前記画像処理装置に前記設定値を送信しても良い。
この構成により、本発明の管理システムは、同一のアプリケーションが複数の画像処理装置にインストールされている場合、これらの画像処理装置のうち、このアプリケーションの設定項目に対して設定値が設定される画像処理装置が送信先選択用画面において選択可能であるので、管理システム全体として、画像処理装置にインストールされているアプリケーションの設定項目に対する設定値の設定の自由度を向上することができる。
また、本発明の管理システムにおいて、前記設定値設定手段は、利用者の認証情報を前記設定値とともに前記画像処理装置に送信し、前記画像処理装置は、前記認証情報に基づいて前記利用者の認証を実行する認証実行手段を備えており、前記アプリケーションは、前記設定値とともに送信されてきた前記認証情報に基づいた前記認証実行手段による認証が成功した場合に、この設定値を設定しても良い。
この構成により、本発明の管理システムは、認証情報に基づいた認証が画像処理装置において成功した場合に、この認証情報とともに管理装置からこの画像処理装置に送信されてきた設定値を、この画像処理装置がアプリケーションの設定項目に対して設定するので、画像処理装置にインストールされているアプリケーションの設定項目に対して設定値が不正に設定されることを防止することができる。
本発明の管理システムは、管理装置が設定項目を把握していなかったアプリケーションの設定値であっても管理装置から画像処理装置に設定を指示することができる。
本発明の一実施の形態に係る管理システムのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 図2に示す設定情報の一例を示す図である。 図2に示す項目構成データベースの一例を示す図である。 図1に示す管理装置のブロック図である。 管理装置が送信先選択用画面を表示する場合の図1に示す管理システムの動作のシーケンス図である。 図5に示す表示部に表示される送信先選択用画面の一例を示す図である。 図5に示す表示部に表示される送信先個別選択用画面の一例を示す図である。 管理装置が設定値設定用画面を表示する場合の図1に示す管理システムの動作のシーケンス図である。 MFPから図5に示す管理装置に送信されるXML形式の項目構成送信用情報の一例を示す図である。 図5に示す表示部に表示される設定値設定用画面の一例を示す図である。 管理装置によってMFPのアプリケーションの設定項目に対する設定値を設定する場合の図1に示す管理システムの動作のシーケンス図である。 図5に示す管理装置からMFPに送信されるXML形式の設定値送信用情報の一例を示す図である。 図5に示す表示部に表示される設定値設定用画面を示す図であって、図11に示す例とは異なる例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る管理システム10の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る管理システム10のブロック図である。
図1に示すように、管理システム10は、MFP(Multifunction Peripheral)20を含む多数のMFPと、MFPを管理する管理装置30とを備えている。多数のMFPと、管理装置30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。ここで、多数のMFPは、それぞれ本発明の画像処理装置を構成している。
なお、管理システム10に含まれている多数のMFPのそれぞれの構成は、MFP20の構成と同様である。したがって、以下においては、管理システム10に含まれる多数のMFPを代表してMFP20について説明する。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、用紙に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター23と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部26と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部27と、MFP20全体を制御する制御部28とを備えている。
記憶部27は、後述のアプリケーション28a用のプログラムであるアプリケーションプログラム27aと、後述のアプリケーションプラットフォーム28b用のプログラムであるプラットフォームプログラム27cと、利用者の認証情報27eとを記憶している。
アプリケーションプログラム27aは、アプリケーション28a毎に設けられている。後述するように様々なアプリケーション28aが存在し得るので、アプリケーションプログラム27aは、記憶部27に複数記憶されることが可能である。
アプリケーションプログラム27aは、アプリケーション28aがMFP20の利用者にとって最適な動作を実行することができるように、アプリケーション28aの設定情報27bを含んでいる。
図3は、設定情報27bの一例を示す図である。
図3に示すように、設定情報27bは、アプリケーション28aの設定項目の識別情報である設定項目ID、設定項目の名称である設定項目名、設定項目のデータ型、設定項目に対する設定値などの情報を、設定項目毎に含んでいる。
例えば、図3に示す設定情報27bにおいて、設定項目IDが「1」である設定項目は、IPアドレスまたはホスト名の設定のための項目である。設定項目IDが「1」である設定項目は、設定項目名が「IP Address/Host Name」であり、データ型が「String」、すなわち文字列型であり、設定値が「192.168.10.254」というIPアドレスである。
また、設定項目IDが「2」である設定項目は、ポート番号の設定のための項目である。設定項目IDが「2」である設定項目は、設定項目名が「Port Number」であり、データ型が「Integer」、すなわち整数列であり、設定値が「33333」というポート番号である。
図2に示すプラットフォームプログラム27cは、アプリケーション28aの設定項目の構成を示す情報である項目構成情報、すなわち、設定項目IDと、設定項目名と、設定項目のデータ型とをアプリケーション28a毎に記憶している項目構成データベース27dを含んでいる。
図4は、項目構成データベース27dの一例を示す図である。
図4に示すように、項目構成データベース27dは、アプリケーション28aの識別情報であるアプリケーションID、アプリケーション28aの名称であるアプリケーション名、アプリケーション28aのデータバージョン、アプリケーション28aの設定項目の設定項目ID、アプリケーション28aの設定項目の設定項目名、アプリケーション28aの設定項目のデータ型などの情報を、アプリケーション28a毎に含んでいる。
例えば、図4に示す項目構成データベース27dにおいて、アプリケーションIDが「0101E0」であって、アプリケーション名が「Cost Auditor」であって、データバージョンが「1.0.1」であるアプリケーション28aは、設定項目ID、設定項目名、データ型がそれぞれ「1」、「IP Address/Host Name」、「String」である設定項目と、設定項目ID、設定項目名、データ型がそれぞれ「2」、「Port Number」、「Integer」である設定項目とを含んでいるアプリケーションである。
また、アプリケーションIDが「0101E0」であって、アプリケーション名が「Cost Auditor」であって、データバージョンが「1.0.2」であるアプリケーション28aは、設定項目ID、設定項目名、データ型がそれぞれ「1」、「Port Number」、「Integer」である設定項目と、設定項目ID、設定項目名、データ型がそれぞれ「2」、「IP Address/Host Name」、「String」である設定項目とを含んでいるアプリケーションである。
ここで、アプリケーションIDが「0101E0」であって、データバージョンが「1.0.1」であるアプリケーション28aと、アプリケーションIDが「0101E0」であって、データバージョンが「1.0.2」であるアプリケーション28aとは、アプリケーションIDおよびアプリケーション名が同一であるものの、データバージョンが異なるので、異なるアプリケーションである。また、アプリケーションIDが「0101E0」であって、データバージョンが「1.0.1」であるアプリケーション28aと、アプリケーションIDが「0101E0」であって、データバージョンが「1.0.2」であるアプリケーション28aとは、設定項目に関しても、設定項目IDと、設定項目名およびデータ型との組み合わせが異なっている。
図2に示すアプリケーションプログラム27aおよびプラットフォームプログラム27cは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からMFP20に追加でインストールされても良い。
認証情報27eは、利用者の識別情報である利用者IDと、パスワードとの組み合わせの情報であって、例えば、操作部21から、または、ネットワーク通信部26を介して図示していないPC(Personal Computer)などのコンピューターから入力される情報である。
制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部27に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部28は、記憶部27に記憶されているアプリケーションプログラム27aを実行することによって、アプリケーション28aとして機能する。
ここで、制御部28は、同時に複数のアプリケーション28aを起動することが可能である。
アプリケーション28aは、MFP20の機能を拡張するものである。アプリケーション28aとしては、例えば、利用者の認証用の画面を表示部22に表示させるアプリケーション、利用者の認証情報をネットワーク通信部26を介して図示していないサーバーに送信するアプリケーション、表示部22に表示される画面をカスタマイズするアプリケーション、スキャナー24によって原稿から読み取られた画像をネットワーク通信部26を介して図示していないPCなどのコンピューターに送信するアプリケーションなど、様々なアプリケーションが存在し得る。
例えば、MFP20の利用者は、利用者自身の業務に必要な機能を有するアプリケーション28aのインストール用プログラムを、その開発元から購入するなどして入手し、入手したインストール用プログラムを使用してMFP20にアプリケーション28aをインストールすることが可能である。また、MFP20の利用者は、不要になったアプリケーション28aをMFP20から削除したり、不要になったアプリケーション28aの機能を停止したりすることも可能である。
制御部28は、記憶部27に記憶されているプラットフォームプログラム27cを実行することによって、アプリケーション28aをMFP20上で動作させるためのアプリケーションプラットフォーム28bとして機能する。
アプリケーションプラットフォーム28bは、アプリケーション28aの項目構成情報を管理する項目構成管理手段28c、および、認証情報に基づいて利用者の認証を実行する認証実行手段28dという機能を含んでいる。
アプリケーションプラットフォーム28bは、アプリケーション28aの設定項目に対する設定値を管理装置30から設定させるサービスであるリモート設定サービスをアプリケーション28aに提供する。
例えば、アプリケーション28a、アプリケーションプラットフォーム28bは、それぞれJava(登録商標)アプリケーション、Javaアプリケーションプラットフォームである。
図5は、管理装置30のブロック図である。
図5に示すように、管理装置30は、種々の操作が入力されるマウスやキーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部33と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDDなどの記憶デバイスである記憶部34と、管理装置30全体を制御する制御部35とを備えている。管理装置30は、例えばPCなどのコンピューターによって構成されている。
記憶部34は、MFPの管理のためのプログラムである管理プログラム34aと、利用者の認証情報34bとを記憶している。
管理プログラム34aは、管理装置30の製造段階で管理装置30にインストールされていても良いし、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体から管理装置30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から管理装置30に追加でインストールされても良い。
認証情報34bは、利用者の利用者IDと、パスワードとの組み合わせの情報であって、例えば、操作部31から、または、ネットワーク通信部33を介して図示していないPCなどのコンピューターから入力される情報である。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部35は、記憶部34に記憶されている管理プログラム34aを実行することによって、アプリケーション28aがインストールされているMFPのうち、このアプリケーション28aの設定値の送信先となるMFPが選択されるための画面である送信先選択用画面を生成する選択用画面生成手段35a、MFPにインストールされているアプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定のための画面である設定値設定用画面を生成する設定用画面生成手段35b、および、アプリケーション28aに設定値を設定させる設定値設定手段35cとして機能する。
次に、管理システム10の動作について説明する。
<管理装置30によるMFPの標準の設定項目に対する設定値の設定>
まず、MFPの標準の設定項目に対して管理装置30によって設定値が設定される場合の管理システム10の動作について説明する。
例えば、MFPの標準の設定項目としては、MFPが給紙トレイを複数備えている場合のデフォルトの給紙トレイの設定などがある。
MFPの管理者は、MFPの標準の設定項目に対する設定値の設定を管理装置30に指示することができる。管理装置30の制御部35は、この指示に応じて、MFPの標準の設定項目に対する設定のための図示していない専用のプログラム(以下「標準項目リモート設定プログラム」と言う。)を実行し、管理者から指示された設定値をMFPに送信する。
MFPの制御部28は、標準の設定項目に対する設定値を標準項目リモート設定プログラムを介して管理装置30からネットワーク11経由で受け取ることによって、標準の設定項目に対して、この設定値を設定する。
なお、管理装置30は、複数のMFPの標準の設定項目に対する設定を標準項目リモート設定プログラムによって一括して実行することもできる。
標準項目リモート設定プログラムには、MFPの標準の設定項目が含まれている。すなわち、管理装置30は、標準項目リモート設定プログラムによってMFPの標準の設定項目を把握している。
<MFPへのアプリケーション28aのインストール>
次に、MFPにアプリケーション28aがインストールされる場合の管理システム10の動作について説明する。
管理者は、管理装置30が管理している全てのMFPに対してアプリケーション28aのインストールを管理装置30の操作部31から指示することができる。したがって、管理装置30の制御部35は、この指示に応じて、アプリケーション28aのインストール用プログラムを、管理装置30自身が管理している全てのMFPに、ネットワーク通信部33を介して送信する。
MFP20の制御部28は、管理装置30によって送信されたアプリケーション28aのインストール用プログラムをネットワーク通信部26を介して受信すると、受信したインストール用プログラムを実行することによって、アプリケーション28aをインストールする。
なお、以上においては、MFP20によるアプリケーション28aのインストールについて説明しているが、MFP20以外のMFPによるアプリケーション28aのインストールについても同様である。
また、以上においては、管理装置30を介して複数のMFPに一括してアプリケーション28aをインストールする方法ついて説明しているが、他の方法によってMFPにアプリケーション28aがインストールされるようになっていても良い。例えば、管理者は、アプリケーション28aのインストールを各MFPの操作部21から個別に指示することもできる。
<アプリケーションプラットフォーム28bへのアプリケーション28aの項目構成情報の登録>
次に、アプリケーション28aの項目構成情報がアプリケーションプラットフォーム28bに登録される場合のMFPの動作について説明する。
MFP20の制御部28は、アプリケーション28aが起動されると、そのアプリケーション28aの設定情報27bに基づいて、そのアプリケーション28aの全ての項目構成情報、すなわち、設定項目ID、設定項目名およびデータ型をアプリケーションプラットフォーム28bに渡す。
アプリケーションプラットフォーム28bの項目構成管理手段28cは、アプリケーション28aの全ての項目構成情報がアプリケーション28aから渡されると、アプリケーション28aから渡された全ての項目構成情報を項目構成データベース27dに登録する。
なお、以上においては、MFP20におけるアプリケーションプラットフォーム28bへの項目構成情報の登録について説明しているが、MFP20以外のMFPにおけるアプリケーションプラットフォーム28bへの項目構成情報の登録についても同様である。
また、以上においては、アプリケーション28aの起動時にそのアプリケーション28aの項目構成情報がアプリケーションプラットフォーム28bに登録される方法について説明しているが、他の方法によってアプリケーション28aの項目構成情報がアプリケーションプラットフォーム28bに登録されるようになっていても良い。例えば、MFPの制御部28は、インストール済みの全てのアプリケーション28aの項目構成情報を、MFP自体の起動時にアプリケーションプラットフォーム28bに登録するようになっていても良い。
<管理装置30によるMFPのアプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定>
次に、MFPのアプリケーション28aの設定項目に対して管理装置30によって設定値が設定される場合の管理システム10の動作について説明する。
管理者は、管理装置30の表示部32への送信先選択用画面の表示を管理装置30の操作部31から指示することができる。したがって、管理装置30の制御部35の選択用画面生成手段35aは、この指示に応じて、図6に示す動作を実行する。
図6は、管理装置30が送信先選択用画面を表示する場合の管理システム10の動作のシーケンス図である。なお、図6においては、管理装置30と1台のMFPとの間の動作のみを示しているが、実際には、管理装置30と他のMFPとの間においても同様の動作が実行される。
図6に示すように、管理装置30の選択用画面生成手段35aは、管理装置30が管理している全てのMFPに対して、そのMFPにインストールされている全てのアプリケーション28aのアプリケーションID、アプリケーション名およびデータバージョンを、ネットワーク通信部33を介して要求する(S101)。
MFPのアプリケーションプラットフォーム28bの項目構成管理手段28cは、S101における管理装置30からの要求をネットワーク通信部26を介して受信すると、記憶部27に記憶されている項目構成データベース27dに基づいて、インストールされている全てのアプリケーション28aのアプリケーションID、アプリケーション名およびデータバージョンをネットワーク通信部26を介して管理装置30に送信する(S102)。
管理装置30の選択用画面生成手段35aは、S102においてMFPから受信したアプリケーションID、アプリケーション名およびデータバージョンに基づいて送信先選択用画面を生成する(S103)。
次いで、選択用画面生成手段35aは、S103において生成した送信先選択用画面を表示部32に表示して(S104)、図6に示す動作を終了する。
図7は、表示部32に表示される送信先選択用画面40の一例を示す図である。
図7に示す送信先選択用画面40には、選択用画面生成手段35aがMFPから受信したアプリケーションID、アプリケーション名およびデータバージョンの組み合わせを表示するアプリケーション一覧領域41と、アプリケーション一覧領域41において選択されたアプリケーション28aがインストールされているMFPのうち設定値の送信先が個別に選択される場合に押される個別選択ボタン42と、アプリケーション一覧領域41において選択されたアプリケーション28aがインストールされている全てのMFPを設定値の送信先として決定する場合に押されるOKボタン43と、設定値の送信先の決定を中止する場合に押されるCancelボタン44とが含まれている。
アプリケーション一覧領域41は、アプリケーションID、アプリケーション名およびデータバージョンの組み合わせをアプリケーション28a毎に表示する領域である。管理者は、アプリケーション一覧領域41に表示されているアプリケーション28aのうち何れか1つのアプリケーションのみを管理装置30の操作部31を介して選択することができる。アプリケーション一覧領域41において選択されているアプリケーション28aは、反転表示される。図7に示す例においては、アプリケーションIDが「0101E0」であって、アプリケーション名が「Cost Auditor」であって、データバージョンが「1.0.1」であるアプリケーション28aが選択されている。
管理装置30の制御部35は、個別選択ボタン42が押された場合、アプリケーション28aの設定項目に対する設定値の送信先を個別に選択するための送信先選択用画面である送信先個別選択用画面を送信先選択用画面40に代えて表示部32に表示させる。
図8は、表示部32に表示される送信先個別選択用画面50の一例を示す図である。
図8に示す送信先個別選択用画面50には、図7に示す送信先選択用画面40のアプリケーション一覧領域41において選択されていたアプリケーション28aのアプリケーションID、アプリケーション名およびデータバージョンの組み合わせを表示するアプリケーション表示領域51と、表示領域51に表示されているアプリケーション28aがインストールされているMFPを表示するMFP一覧領域52と、MFP一覧領域52において選択されたMFPを設定値の送信先として決定する場合に押されるOKボタン53と、設定値の送信先の個別の選択を中止する場合に押されるCancelボタン54とが含まれている。
管理者は、MFP一覧領域52に表示されているMFPのうち何れか1つ以上のMFPを管理装置30の操作部31を介して選択することができる。MFP一覧領域52において選択されているMFPは、反転表示される。図8に示す例においては、IDが「MFP001」および「MFP003」であるMFPが選択されている。
制御部35は、図7に示す送信先選択用画面40においてOKボタン43が押された場合、すなわち、アプリケーション一覧領域41において選択されたアプリケーション28aがインストールされている全てのMFPを設定値の送信先として決定した場合、表示部32による送信先選択用画面40の表示を終了して、図9に示す動作を実行する。
一方、制御部35は、送信先選択用画面40においてCancelボタン44が押された場合、表示部32による送信先選択用画面40の表示を終了して、MFPのアプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定も終了する。
制御部35は、図8に示す送信先個別選択用画面50においてOKボタン53が押された場合、すなわち、MFP一覧領域52において選択されたMFPを設定値の送信先として決定した場合、表示部32による送信先個別選択用画面50の表示を終了して、図9に示す動作を実行する。
一方、制御部35は、送信先個別選択用画面50においてCancelボタン54が押された場合、送信先個別選択用画面50に代えて図7に示す送信先選択用画面40を表示部32に表示させる。
図9は、管理装置30が設定値設定用画面を表示する場合の管理システム10の動作のシーケンス図である。
図9に示すように、管理装置30の設定用画面生成手段35bは、対象のMFP(図7に示す送信先選択用画面40または図8に示す送信先個別選択用画面50において送信先として選択されたMFPのうち任意の1つのMFP)に対して、対象のアプリケーション28a(図7に示す送信先選択用画面40において選択されたアプリケーション28aまたは図8に示す送信先個別選択用画面50のアプリケーション表示領域51において特定されたアプリケーション28a)の項目構成情報、すなわち、設定項目ID、設定項目名およびデータ型を、ネットワーク通信部33を介して要求する(S131)。
対象のMFPのアプリケーションプラットフォーム28bの項目構成管理手段28cは、対象のアプリケーション28aの項目構成情報の管理装置30からの要求をネットワーク通信部26を介して受信すると、記憶部27に記憶されている項目構成データベース27dに基づいて、対象のアプリケーション28aの項目構成情報を含む送信用の情報(以下「項目構成送信用情報」と言う。)を、ネットワーク通信部26を介して管理装置30に送信する(S132)。
ここで、項目構成管理手段28cは、例えばXML(Extensible Markup Language)形式など、所定の形式によって項目構成送信用情報を管理装置30に送信する。
図10は、MFPから管理装置30に送信されるXML形式の項目構成送信用情報の一例を示す図である。
図10に示す項目構成送信用情報において、<AppConfigDefinition>、</AppConfigDefinition>は、それぞれ項目構成送信用情報の開始位置、終了位置を示している。また、<AppID>および</AppID>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aのアプリケーションIDである。<Parameters>および</Parameters>によって囲まれておらず<Name>および</Name>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aのアプリケーション名である。<DataVersion>および</DataVersion>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aのデータバージョンである。<Parameters>および</Parameters>によって囲まれた範囲には、対象のアプリケーション28aの全ての項目構成情報が含まれている。
<Parameter>および</Parameter>によって囲まれた範囲には、対象のアプリケーション28aの各項目構成情報が含まれている。<ID>および</ID>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aの各設定項目の設定項目IDである。<Parameters>および</Parameters>によって囲まれていて<Name>および</Name>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aの各設定項目の設定項目名である。<Type>および</Type>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aの各設定項目のデータ型である。
図9に示すように、管理装置30の設定用画面生成手段35bは、S132においてMFPから受信した項目構成送信用情報に含まれる対象のアプリケーション28aの項目構成情報に基づいて設定値設定用画面を動的に生成する(S133)。
次いで、選択用画面生成手段35aは、S133において生成した設定値設定用画面を表示部32に表示して(S134)、図9に示す動作を終了する。
図11は、表示部32に表示される設定値設定用画面60の一例を示す図である。
図11に示す設定値設定用画面60には、アプリケーション28aのアプリケーション名を示すテキスト61と、アプリケーション28aのデータバージョンを示すテキスト62と、設定項目IDが「1」である設定項目の設定項目名を示すテキスト63aと、設定項目IDが「1」である設定項目に対する設定値が入力されるためのテキストボックス63bと、設定項目IDが「2」である設定項目の設定項目名を示すテキスト64aと、設定項目IDが「2」である設定項目に対する設定値が入力されるためのテキストボックス64bと、テキストボックス63bおよびテキストボックス64bに入力された設定値を決定する場合に押されるOKボタン65と、設定値の設定を中止する場合に押されるCancelボタン66とが含まれている。
なお、テキストボックス63bは、設定項目IDが「1」である設定項目のデータ型に対応する設定値のみが受け付けられるようになっている。同様に、テキストボックス64bは、設定項目IDが「2」である設定項目のデータ型に対応する設定値のみが受け付けられるようになっている。
制御部35は、図11に示す設定値設定用画面60においてOKボタン65が押された場合、すなわち、設定値設定用画面60において設定値が指示された場合、表示部32による設定値設定用画面60の表示を終了して、図12に示す動作を実行する。
一方、制御部35は、設定値設定用画面60においてCancelボタン66が押された場合、表示部32による設定値設定用画面60の表示を終了して、MFPのアプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定も終了する。
図12は、管理装置30によってMFPのアプリケーション28aの設定項目に対する設定値を設定する場合の管理システム10の動作のシーケンス図である。なお、図12においては、管理装置30と1台のMFPとの間の動作のみを示しているが、実際には、管理装置30と他のMFPとの間においても同様の動作が実行される。
図12に示すように、管理装置30の制御部35の設定値設定手段35cは、対象のMFP(図7に示す送信先選択用画面40または図8に示す送信先個別選択用画面50において送信先として選択された全てのMFP)に対して、図11に示す設定値設定用画面60において入力された設定値を含む送信用の情報(以下「設定値送信用情報」と言う。)を、ネットワーク通信部33を介して送信する(S161)。ここで、設定値設定手段35cは、対象のMFPに対する管理者の権限(以下「管理者権限」と言う。)を有している利用者の認証情報を記憶部34上の認証情報34bから読み出し、読み出した認証情報を設定値送信用情報に含めるようになっていても良い。設定値送信用情報に含められる認証情報は、設定値送信用情報の送信先であるMFP毎に異なっていても良い。設定値設定手段35cは、設定値送信用情報に認証情報を含める場合、認証情報が外部に漏れることを防止するために、設定値送信用情報を暗号化することが好ましい。
ここで、設定値設定手段35cは、例えばXML形式など、所定の形式によって設定値送信用情報をMFPに送信する。
図13は、管理装置30からMFPに送信されるXML形式の設定値送信用情報の一例を示す図である。
図13に示す設定値送信用情報において、<AppConfig>、</AppConfig>は、それぞれ設定値送信用情報の開始位置、終了位置を示している。また、<AppID>および</AppID>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28a(図7に示す送信先選択用画面40において選択されたアプリケーション28aまたは図8に示す送信先個別選択用画面50のアプリケーション表示領域51において特定されたアプリケーション28a)のアプリケーションIDである。<DataVersion>および</DataVersion>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aのデータバージョンである。<LoginName>および</LoginName>によって囲まれている情報は、認証情報の利用者IDである。<Password>および</Password>によって囲まれている情報は、認証情報のパスワードである。<Parameters>および</Parameters>によって囲まれた範囲には、対象のアプリケーション28aの全ての設定項目の設定値が含まれている。
<Parameter>および</Parameter>によって囲まれた範囲には、対象のアプリケーション28aの各設定項目に対する設定値が含まれている。<ID>および</ID>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aの各設定項目の設定項目IDである。<Value>および</Value>によって囲まれている情報は、対象のアプリケーション28aの各設定項目に対する設定値である。
MFPのアプリケーションプラットフォーム28bの認証実行手段28dは、管理装置30から送信されてきた設定値送信用情報をネットワーク通信部26を介して受信すると、受信した設定値送信用情報内の認証情報に基づいて、管理者権限を有する利用者か否かの認証を実行する(S162)。ここで、認証実行手段28dは、設定値送信用情報内の認証情報が、管理者権限を有する利用者として記憶部27上の認証情報27eに登録されている場合、管理者権限を有する利用者であると判断する。一方、認証実行手段28dは、設定値送信用情報内の認証情報が、管理者権限を有する利用者として記憶部27上の認証情報27eに登録されていない場合、管理者権限を有していない利用者であると判断する。
MFPのアプリケーションプラットフォーム28bは、管理者権限を有する利用者ではないとS162において判断すると、設定値の設定を失敗した旨をネットワーク通信部26を介して管理装置30に送信する。したがって、管理装置30は、設定値の設定を失敗した旨を表示部32に表示して、図12に示す動作を終了する。
一方、MFPのアプリケーションプラットフォーム28bは、管理者権限を有する利用者であるとS162において判断すると、設定値送信用情報において設定項目IDで指定されている設定項目に対して、設定値送信用情報において示されている設定値を設定することを、設定値送信用情報においてアプリケーションIDおよびデータバージョンで指定されているアプリケーション28aに対して要求する(S163)。
MFPのアプリケーション28aは、設定項目に対する設定値の設定がS163において要求されると、設定予定の設定項目に対してこの設定値が適切であるか否かを判断する(S164)。例えば、アプリケーション28aは、設定が要求された設定値のデータ型が、設定予定の設定項目に対する設定値のデータ型と異なる場合、設定予定の設定項目に対して設定値が適切ではないと判断する。
アプリケーション28aは設定予定の設定項目に対して設定値が適切ではないとS164において判断すると、設定値の設定を失敗した旨をアプリケーションプラットフォーム28bに通知する。そして、アプリケーションプラットフォーム28bは、設定値の設定を失敗した旨をネットワーク通信部26を介して管理装置30に送信する。したがって、管理装置30は、設定値の設定を失敗した旨を表示部32に表示して、図12に示す動作を終了する。
アプリケーション28aは、設定予定の設定項目に対して設定値が適切であるとS164において判断すると、この設定項目に対して、この設定値を、設定情報27bに設定する(S165)。
次いで、アプリケーション28aは、設定値の設定を成功した旨をアプリケーションプラットフォーム28bに通知する(S166)。
そして、アプリケーションプラットフォーム28bは、設定値の設定を成功した旨をネットワーク通信部26を介して管理装置30に送信する(S167)。
したがって、管理装置30の設定値設定手段35cは、設定値の設定を成功した旨を表示部32に表示して(S168)、図12に示す動作を終了する。
以上に説明したように、管理システム10は、MFPがMFP自身にインストールされているアプリケーション28aの項目構成情報を管理装置30に送信し(S132)、管理装置30がこの項目構成情報に基づいてこのアプリケーション28aに対する設定値設定用画面を生成する(S133)ので、管理装置30が設定項目を把握していなかったアプリケーション28aの設定値であっても管理装置30からMFPに設定を指示することができる。
したがって、管理システム10は、例えば、管理装置30が設定項目を把握していない新たなアプリケーション28aがMFPにインストールされる度に、そのアプリケーション28aの設定項目に対する管理装置30からの設定値の設定のためのプログラムとして、そのアプリケーション28a専用のプログラムを管理装置30に導入する必要がない。
管理装置30は、アプリケーション28aに対する設定値設定用画面60において設定値が指示された場合に、このアプリケーション28aがインストールされている複数のMFPに、この設定値を送信することが可能である(S161)。この構成により、管理システム10は、アプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定を複数のMFPに対して一括して実行することができるので、複数のMFPにインストールされているアプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定を容易化することができる。
管理装置30は、複数のMFPに設定値を送信する場合に(S161)、この複数のMFPの一部のみに、この設定値が設定されるアプリケーション28aの項目構成情報を要求する(S131)。この構成により、管理システム10は、設定値が送信される複数のMFPの全部に、この設定値が設定されるアプリケーション28aの項目構成情報を要求する構成と比較して、管理システム10全体における通信量を低減することができる。
管理システム10は、同一のアプリケーション28aが複数のMFPにインストールされている場合、これらのMFPのうち、このアプリケーション28aの設定項目に対して設定値が設定されるMFPが送信先個別選択用画面50において選択可能であるので、管理システム10全体として、MFPにインストールされているアプリケーション28aの設定項目に対する設定値の設定の自由度を向上することができる。
管理システム10は、認証情報に基づいた認証(S162)がMFPにおいて成功した場合に、この認証情報とともに管理装置30からこのMFPに送信されてきた設定値を、このMFPがアプリケーション28aの設定項目に対して設定する(S165)ので、MFPにインストールされているアプリケーション28aの設定項目に対して設定値が不正に設定されることを防止することができる。
なお、管理システム10は、管理装置30が設定値設定用画面60を表示する場合に(S134)、図11に示すように、設定値設定用画面60における設定項目に対してMFPにおいて現在設定されている設定値が設定値設定用画面60に表示されないようになっている。しかしながら、管理システム10は、アプリケーション28aの項目構成情報を管理装置30からMFPに要求する場合に、その設定項目に対してMFPにおいて現在設定されている設定値も管理装置30からMFPに要求することによって、図14に示すように、設定値設定用画面60における設定項目に対してMFPにおいて現在設定されている設定値が設定値設定用画面60に表示されるようにすることもできる。
管理システム10は、本実施の形態において本発明の画像処理装置としてMFPを備えているが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像処理装置を備えていても良い。
10 管理システム
20 MFP(画像処理装置)
27e 認証情報
28a アプリケーション
28c 項目構成管理手段
28d 認証実行手段
30 管理装置
34b 認証情報
35a 選択用画面生成手段
35b 設定用画面生成手段
35c 設定値設定手段
40 送信先選択用画面
50 送信先個別選択用画面(送信先選択用画面)
60 設定値設定用画面

Claims (4)

  1. 画像処理装置と、前記画像処理装置を管理する管理装置とを備えており、
    前記画像処理装置と、前記管理装置とは、ネットワークを介して互いに通信可能に接続されており、
    前記画像処理装置は、前記画像処理装置の機能を拡張するアプリケーションがインストールされることが可能であり、
    前記画像処理装置は、制御部を備えており、
    前記画像処理装置の前記制御部は、インストールされている前記アプリケーション、および、前記アプリケーションを前記画像処理装置上で動作させるためのアプリケーションプラットフォームとして機能し、
    前記画像処理装置は、前記アプリケーションの設定情報と、前記アプリケーションの設定項目の構成を示す情報である項目構成情報を前記アプリケーション毎に記憶している項目構成データベースとを備えており、
    前記設定情報は、前記アプリケーションの設定項目の識別情報である設定項目IDと、前記アプリケーションの設定項目の名称である設定項目名と、前記アプリケーションの設定項目のデータ型と、前記アプリケーションの設定項目に対する設定値とを、前記アプリケーションの設定項目毎に含んでおり、
    前記項目構成情報は、前記設定項目ID、前記設定項目名および前記データ型を含んでおり、
    前記項目構成データベースは、前記アプリケーションの識別情報であるアプリケーションIDと、前記アプリケーションの名称であるアプリケーション名と、前記アプリケーションのデータバージョンとを含んでおり、
    前記アプリケーションプラットフォームは、前記項目構成情報を管理する項目構成管理手段を機能として含んでおり、
    前記管理装置は、制御部を備えており、
    前記管理装置の前記制御部は、前記アプリケーションの設定項目に対する設定値の設定のための画面である設定値設定用画面を生成する設定用画面生成手段、前記アプリケーションがインストールされている前記画像処理装置のうち、このアプリケーションの設定項目に対する設定値の送信先となる画像処理装置が選択されるための画面である送信先選択用画面を生成する選択用画面生成手段、および、前記アプリケーションの設定項目に対する設定値を前記アプリケーションに設定させる設定値設定手段として機能し
    前記管理装置の前記制御部は、前記画像処理装置の標準の設定項目に対する設定のための標準項目リモート設定プログラムを実行することによって、前記標準項目リモート設定プログラムに含まれる前記標準の設定項目に対して設定が指示された設定値を前記ネットワークを介して前記画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置の前記制御部は、前記標準の設定項目に対する設定値を前記管理装置から前記ネットワークを介して受け取ることによって、前記標準の設定項目に対して、この設定値を設定し、
    前記画像処理装置の前記アプリケーションは、起動されると、前記アプリケーションの前記設定情報に基づいた前記項目構成情報を前記画像処理装置の前記アプリケーションプラットフォームに渡し、
    前記アプリケーションプラットフォームの前記項目構成管理手段は、前記アプリケーションの前記項目構成情報が前記アプリケーションから渡されると、前記アプリケーションから渡された前記項目構成情報を前記項目構成データベースに登録し、
    前記管理装置の前記選択用画面生成手段は、前記画像処理装置にインストールされている全ての前記アプリケーションの前記アプリケーションID、前記アプリケーション名および前記データバージョンを、前記ネットワークを介して前記画像処理装置に対して要求し、
    前記画像処理装置の前記項目構成管理手段は、前記選択用画面生成手段からの要求を前記ネットワークを介して受信すると、前記項目構成データベースに基づいて、インストールされている全ての前記アプリケーションの前記アプリケーションID、前記アプリケーション名および前記データバージョンを、前記ネットワークを介して前記管理装置に送信し、
    前記管理装置の前記選択用画面生成手段は、前記ネットワークを介して前記画像処理装置から受信した前記アプリケーションID、前記アプリケーション名および前記データバージョンに基づいて前記送信先選択用画面を生成し、
    前記管理装置の前記設定用画面生成手段は、前記送信先選択用画面において選択された前記画像処理装置に対して、前記アプリケーションの前記項目構成情報を、前記ネットワークを介して要求し、
    前記画像処理装置の前記項目構成管理手段は、前記設定用画面生成手段からの要求を前記ネットワークを介して受信すると、前記項目構成データベースに基づいて前記項目構成情報を前記ネットワークを介して前記管理装置に送信し、
    前記管理装置の前記設定用画面生成手段は、前記ネットワークを介して前記画像処理装置から送信されてきた前記項目構成情報に基づいて前記設定値設定用画面を生成し、
    前記管理装置の前記設定値設定手段は、前記設定用画面生成手段によって生成された前記設定値設定用画面において指示された前記アプリケーションの設定項目に対する設定値を、前記送信先選択用画面において選択された前記画像処理装置に前記ネットワークを介して送信することによって、この画像処理装置の前記アプリケーションに、この設定値を設定させることを特徴とする管理システム。
  2. 前記設定値設定手段は、前記アプリケーションに対する前記設定値設定用画面において前記アプリケーションの設定項目に対する設定値が指示された場合に、このアプリケーションがインストールされている複数の前記画像処理装置に、この設定値を送信することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記設定用画面生成手段は、前記設定値設定手段によって複数の前記画像処理装置に前記アプリケーションの設定項目に対する設定値が送信される場合に、この複数の画像処理装置の一部のみに、この設定値が設定される前記アプリケーションの前記項目構成情報を要求することを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記設定値設定手段は、利用者の認証情報を前記アプリケーションの設定項目に対する設定値とともに前記画像処理装置に送信し、
    前記画像処理装置は、前記認証情報に基づいて前記利用者の認証を実行する認証実行手段を備えており、
    前記アプリケーションは、前記アプリケーションの設定項目に対する設定値とともに送信されてきた前記認証情報に基づいた前記認証実行手段による認証が成功した場合に、この設定値を設定することを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の管理システム。
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