JP5837907B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤサイド部にタイヤ径方向に沿って延在する乱流発生用突起を備えた空気入りタイヤに関する。
従来、自動車に装着される空気入りタイヤ、特に、ダンプトラックなどの建設車両に装着される重荷重用の空気入りタイヤでは、建設車両の走行に伴うタイヤサイド部の温度上昇を抑制するため、タイヤサイド部にタイヤ径方向に沿って延在するフィン状の乱流発生用突起を設ける構造が用いられている(例えば、特許文献1)。
タイヤサイド部に沿って流れる空気は、乱流発生用突起を乗り越え、流れが乱された空気がタイヤサイド部に再び付着することによって、タイヤサイド部の放熱が促進される。
国際公開第2007/032405号パンフレット(第6−7頁、第2図)
ところで、上述したような重荷重用の空気入りタイヤのサイズは、一般的な空気入りタイヤと比較して極めて大きいため、タイヤ径方向に沿って延びる乱流発生用突起の長さも広大なタイヤサイド部に対応して長くなる。
また、不整地や汚れた路面を走行する機会が多い建設車両の場合、激しい往復運動を繰り返すストラット式のショックアブソーバーからの滲出した油分や、路上の油分が飛散し、タイヤサイド部に付着することが起こり得る。このような油分が乱流発生用突起に付着すると、ゴムで形成された乱流発生用突起が膨潤し、波状に変形する問題がある。乱流発生用突起が波状に変形すると、タイヤサイド部の放熱効果が低下するとともに、外観品質も低下する。
そこで、本発明は、タイヤサイド部に乱流発生用突起を備える場合において、タイヤサイド部の放熱効果を確保しつつ、外部から飛散した油分による乱流発生用突起の変形を抑制した空気入りタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、トレッド(トレッド20)とビード(ビード40)との間に位置するタイヤサイド部(タイヤサイド部30)に、タイヤ径方向(タイヤ径方向D)に沿って延在する乱流発生用突起(乱流発生用突起100)を備えた空気入りタイヤ(空気入りタイヤ10)であって、乱流発生用突起のタイヤ径方向に沿った長さをL、乱流発生用突起を形成する形成材のヤング率をE、乱流発生用突起の延在方向に直交する乱流発生用突起の断面における断面2次モーメントをIとした場合、乱流発生用突起は、L≦3.5×E×Iの関係を満足することを要旨とする。
かかる特徴によれば、乱流発生用突起のタイヤ径方向に沿った長さLは、乱流発生用突起のたわみによる変形が生じない長さとなる。つまり、乱流発生用突起に油分が付着する場合に、乱流発生用突起のタイヤ径方向に沿った変形量は、タイヤ径方向の長さが広大な従来の乱流発生用突起に比べて、小さくなる。従って、タイヤサイド部に乱流発生用突起を備える場合において、タイヤサイド部の放熱効果を確保しつつ、外部から飛散した油分による乱流発生用突起の変形を抑制した空気入りタイヤを提供できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、乱流発生用突起は、少なくとも第1突起(第1突起110)と、第1突起とは別個の第2突起(第2突起120)とを含み、第2突起は、第1突起とタイヤ周方向において異なる位置に設けられ、第1突起のタイヤ径方向内側の端部(内側端部110a)は、第2突起のタイヤ径方向外側の端部(外側端部120b)とタイヤ径方向において重なることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、第2突起は、タイヤ周方向において第1突起に隣接し、第1突起と第2突起との間には、所定の空隙(幅G)が形成されることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、所定の空隙は、乱流発生用突起のタイヤ周方向に沿った幅(幅W)以下であることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至4の何れか一つの特徴に係り、乱流発生用突起のタイヤ周方向に沿った幅(幅W)は、2mm以上、10mm以下であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至5の何れか一つの特徴に係り、乱流発生用突起の高さ(高さh)は、3mm以上、25mm以下であることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1乃至6の何れか一つの特徴に係り、空気入りタイヤがリムホイール(リムホイール200)に組み付けられた状態において、リムホイールのリムフランジ(リムフランジ210)上端(上端210a)から乱流発生用突起の下端(下端100a)までの距離(距離d)は、50mm以上、250mm以下であることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記乱流発生用突起の高さは、10mm以上25mm以下であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、タイヤサイド部に乱流発生用突起を備える場合において、タイヤサイド部の放熱効果を確保しつつ、外部から飛散した油分による乱流発生用突起の変形を抑制した空気入りタイヤを提供することができる。
本発明によれば、タイヤサイド部の放熱効果を確保しつつ、外部から飛散した油分による乱流発生用突起の変形を抑制できるため、不整地や汚れた路面を走行する機会が多い建設車両用の空気入りタイヤに適用できる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるタイヤサイド部側のサイドウォール面視である。 図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤを示す一部分解斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤを示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起を示す一部分解斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起を示す正面図である。 図6は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起を示す正面図である。 図7は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起を示す正面図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
本発明に係る空気入りタイヤについて説明する。具体的には、(1)空気入りタイヤの構成、(2)乱流発生用突起の形状、(3)比較評価、(4)作用・効果、及び(5)その他の実施形態について説明する。
(1)空気入りタイヤの構成
本実施形態に係る空気入りタイヤ10は、ダンプトラックなどの建設車両に装着される重荷重用の空気入りタイヤである。空気入りタイヤ10の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ10におけるタイヤサイド部30側のサイドウォール面視である。図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ10を示す一部分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ10を示す断面図である。
図1に示すように、空気入りタイヤ10は、走行時に路面に接地するトレッド20とビードとの間に位置するタイヤサイド部30に、タイヤ径方向に沿って延在する乱流発生用突起100を備える。なお、空気入りタイヤ10は、空気が所定の圧力で充填されたタイヤであるが、空気の代わりに窒素ガスなどの不活性ガスを充填してもよい。
乱流発生用突起100は、少なくとも第1突起110と、第1突起110とは別個の第2突起120とを含む。更に乱流発生用突起100は、第1突起110及び第2突起120とは別個の第3突起130を含む。
図2に示すように、空気入りタイヤ10は、空気入りタイヤ10の骨格を形成するカーカス21と、カーカス21をリムフランジ210(後述)に嵌合させるビード40と、カーカス21のタイヤ径方向外側に配設されるベルト層22とを備える。
カーカス21は、カーカスコードと、カーカスコードを覆うゴムからなる層とにより構成される。ベルト層22は、有機繊維コードにゴム成分が含浸されることによって構成される。また、ベルト層22は、複数の層により構成され、それぞれの層は、タイヤ径方向Dに沿って並ぶ。ビード40は、タイヤ周方向に沿って配設され、タイヤ赤道線CLを介して、トレッド幅方向Wの両側に備えられる。
第2突起120は、第1突起110とタイヤ周方向において異なる位置に設けられる。第3突起130は、第1突起110とタイヤ周方向において同じ位置に設けられる。具体的には、第2突起120は、タイヤ周方向において第1突起110及び第3突起130に隣接し、第1突起110と第2突起120との間には、所定の空隙が形成される。同様に、第3突起130と第2突起120との間には、所定の空隙が形成される。
図3に示すように、空気入りタイヤ10がリムホイール200に組み付けられた状態において、リムホイール200のリムフランジ210の上端210aから乱流発生用突起100の下端100aまでの距離dは、50mm以上、250mm以下である。なお、空気入りタイヤ10がリムホイール200に組み付けられた状態とは、空気入りタイヤ10がETRTO記載の標準リムに、ETRTO記載の最大荷重に対応する空気圧で組み付けられた状態を意味する。また、リムフランジ210の上端210aとは、リムフランジ210のタイヤ径方向外側の端部を示す。また、乱流発生用突起100の下端100aとは、乱流発生用突起100を構成する乱流発生用突起のタイヤ径方向内側の端部を示す。つまり、本実施形態においては、乱流発生用突起100の下端100aとは、第3突起130のタイヤ径方向内側の端部を示す。
(2)乱流発生用突起の形状
本実施形態に係る空気入りタイヤ10の乱流発生用突起100の形状について、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ10の乱流発生用突起100を示す一部分解斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ10の乱流発生用突起100を示す正面図である。
図4、5に示すように、第1突起110のタイヤ径方向内側の端部である内側端部110aは、第2突起120のタイヤ径方向外側の端部である外側端部120bとタイヤ径方向Dにおいて重なる。同様に、第3突起130のタイヤ径方向外側の端部である外側端部130bは、第2突起120のタイヤ径方向内側の端部である内側端部120aとタイヤ径方向Dにおいて重なる。
乱流発生用突起100は、タイヤ周方向に沿った幅W、タイヤ径方向Dに沿った長さL、高さhを有する。具体的には、乱流発生用突起100に含まれる第1突起110、第2突起120、第3突起130がそれぞれ、幅W、長さL、高さhを有する。従って、以下に示す乱流発生用突起100の幅W、長さL、高さhの詳細は、第1突起110、第2突起120、第3突起130について、共通する点である。乱流発生用突起100のタイヤ周方向に沿った幅Wは、2mm以上、10mm以下である。乱流発生用突起100の高さhは、3mm以上、25mm以下である。また、タイヤ径方向Dに沿った乱流発生用突起100が位置する領域の長さを長さL1とする。具体的には、長さL1は、第3突起130のタイヤ径方向内側の端部から、第1突起110のタイヤ径方向外側の端部までの長さを示す。
乱流発生用突起100の高さhは、10mm以上25mm以下にすることができる。また、乱流発生用突起100の高さhは、より好ましくは、15mm以上25mm以下である。
乱流発生用突起100のタイヤ径方向Dに沿った長さを長さL、乱流発生用突起100を形成する形成材のヤング率をE、乱流発生用突起100の延在方向に直交する乱流発生用突起100の断面における断面2次モーメントをIとした場合、乱流発生用突起100は、数式1の関係を満足する。
[数1]
≦3.5×E×I
なお、数式1は、たわみが生じる最小荷重Pを求める数式2から導いている。本発明においては、Pの値を一定として考えている。つまり、長さLは、数式1の関係を満足することにより、乱流発生用突起100にたわみによる変形が生じない長さとなる。
[数2]
P=EI(π/L)
また、本実施形態に係る乱流発生用突起100の延在方向に直交する乱流発生用突起100の断面の形状は、四角形であるため、断面2次モーメントは、数式3により算出される。
[数3]
I=w×h/12
これによれば、乱流発生用突起100の長さLは、乱流発生用突起100の幅W及び高さhとの関係式により算出されるともいえる。
以下、乱流発生用突起100の長さLについて、第2突起120を例に挙げてさらに、詳細を説明する。なお、これについても、第1突起110及び第3突起130に共通する点であるため、第1突起110及び第3突起130の長さLに関する記載は省略する。第2突起120のタイヤサイド部30側の端部であり、固定端である端部120cのタイヤ径方向Dに沿った長さLを長さL2、第2突起120の頂点側の端部であり、自由端である端部120dのタイヤ径方向Dに沿った長さLを長さL3とする。
従来、乱流発生用突起の頂点側の長さL3’(本発明のL3に相当)は、激しい往復運動を繰り返すストラット式のショックアブソーバーからの滲出した油分や、路上の油分が飛散し、油分が乱流発生用突起に付着すると、膨潤し、長さL3’が、長さL3’’(不図示)へ延びていた。一方、乱流発生用突起のタイヤサイド部側の長さL2’(本発明のL2に相当)は、固定端における長さであるため、油分が乱流発生用突起に付着しても膨潤せず、長さL2’のままであった。つまり、長さL2’と長さL3’’とに差が生じることにより、乱流発生用突起が波状に変形していた。
本願発明によれば、第2突起120の端部120dは、第2突起120の頂点側の自由端であっても、長さL3は、数式1の関係を満足するため、激しい往復運動を繰り返すストラット式のショックアブソーバーからの滲出した油分や、路上の油分が飛散し、油分が乱流発生用突起に付着しても第2突起120の端部120dには、変形が生じない。
第1突起110と第2突起120との間に形成される所定の空隙のタイヤ周方向に沿った幅Gは、乱流発生用突起100のタイヤ周方向に沿った幅W以下である。
乱流発生用突起100は、1.0≦p/h≦50.0、且つ、1.0≦(p−w)/w≦100.0の関係を満足する。なお、pは、タイヤ周方向において隣接する乱流発生用突起100のピッチを示す。具体的には、pは、タイヤ周方向に沿った乱流発生用突起100の中心線について、タイヤ周方向において隣接する乱流発生用突起100の中心線間の距離を示す。
乱流発生用突起100のラジアル方向に対する傾斜角θaは、−30°≦θa≦30°の関係を満足する。
(3)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3.1)評価方法、(3.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(3.1)評価方法
比較例1〜3及び実施例1〜6の空気入りタイヤを用いて、(3.1.1)放熱効果評価を行った。比較評価に用いた比較例1〜3及び実施例1〜6に係る空気入りタイヤについて、具体的に説明する。なお、空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ : 55/80R63
・ リムサイズ : ETRTO記載の標準リム
・ 内圧条件 : ETRTO記載の最大荷重に対応する空気圧
・ 荷重条件 : ETRTO記載の最大荷重(最大負荷能力)
・ 車種 : ダンプトラック(320トンクラス)
各空気入りタイヤは、乱流発生用突起の形状、配置がそれぞれ異なり、乱流発生用突起の形状、配置以外の構成を実施形態に係る空気入りタイヤ10と同一とした。以下、各空気入りタイヤの特徴を示す。
比較例1に係る空気入りタイヤは、乱流発生用突起を備えていない点で空気入りタイヤ10と異なる。
比較例2に係る空気入りタイヤは、空気入りタイヤ10と比べて、タイヤ径方向に長さが広大な乱流発生用突起を備えており、空気入りタイヤ10のようにタイヤ径方向において、複数からなる乱流発生用突起を備えていない。
比較例3に係る空気入りタイヤは、空気入りタイヤ10におけるL≦3.5×E×Iを満たすような乱流発生用突起をタイヤ径方向において一つ備えている。
実施例1〜6に係る空気入りタイヤは、空気入りタイヤ10における第1突起110と、第2突起120とが、タイヤ径方向に沿って交互に備えられている。実施例1〜6に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起は、いずれもヤング率E=0.35kg/mmであり、空気入りタイヤ10におけるL≦3.5×E×Iを満たす。また、実施例に係る空気入りタイヤの長さL1(乱流発生用突起が位置する領域のタイヤ径方向に沿った長さ)は、240mmである。
(3.1.1)放熱効果評価
評価方法;各空気入りタイヤのタイヤ径方向に沿って10mm間隔に位置する細穴をタイヤ周方向に沿って6箇所形成。また、トレッド幅方向において、細穴は、カーカスから5mmほどトレッド幅方向外側に形成した。各空気入りタイヤを車両の前輪に装着して、乾燥路面を時速15km/hで24時間走行し、走行後の空気入りタイヤの温度を熱電対により測定し、平均値を算出した。
なお、測定結果は、比較例1に係る空気入りタイヤの温度を基準として、各空気入りタイヤにおける同位置の細穴の温度が低下した場合に放熱効果ありと判定した。
(3.2)評価結果
上述した比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いた評価結果について、表1を参照しながら説明する。
Figure 0005837907
実施例1〜6に係る空気入りタイヤは、比較例1、3に係る空気入りタイヤに比べて、放熱効果が向上した。また、実施例に係る空気入りタイヤは、比較例2に係る空気入りタイヤと同等の放熱効果を確保できた。
(4)作用・効果
以上説明したように、本実施形態に係る空気入りタイヤ10によれば、乱流発生用突起100のタイヤ径方向Dに沿った長さLは、数式1を満たす。つまり、長さLは、乱流発生用突起100のたわみによる変形が生じない長さとなる。
従来、乱流発生用突起に油分が付着する場合、タイヤ径方向Dに沿った長さが広大な乱流発生用突起のタイヤ径方向Dに沿った変形量は、大きく、波状に変形する問題があった。これに対して、本実施形態に係る空気入りタイヤ10によれば、乱流発生用突起100に油分が付着する場合であっても、乱流発生用突起100のたわみによる変形は、所定量以下に抑制される。
従って、タイヤサイド部30に乱流発生用突起100を備える場合において、タイヤサイド部30の放熱効果を確保しつつ、外部から飛散した油分による乱流発生用突起100の変形を抑制した空気入りタイヤ10を提供できる。
また、本実施形態によれば、空気入りタイヤのサイズが、一般的な空気入りタイヤと比較して極めて大きい場合でも、乱流発生用突起100の変形を抑制しつつ、広範囲のタイヤサイド部30の放熱効果を確保できる。
本実施形態によれば、乱流発生用突起100は、少なくとも第1突起110と、第1突起110とは別個の第2突起120とを含み、第2突起120は、第1突起110とタイヤ周方向において異なる位置に設けられる。つまり、乱流発生用突起100は、複数の突起を含むため、乱流発生用突起100のタイヤ径方向Dに沿った変形量は、タイヤ径方向Dの長さが広大な従来の乱流発生用突起に比べて、更に小さくなる。また、第2突起120は、第1突起110とタイヤ周方向において異なる位置に設けられるため、タイヤ径方向Dに変形した場合でも、第2突起120と、第1突起110とが接触することを抑制できるため、それぞれの突起の変形を更に抑制できる。
また、第1突起110のタイヤ径方向内側の端部は、第2突起120のタイヤ径方向外側の端部とタイヤ径方向Dにおいて重なる。このため、タイヤサイド部30に沿って流れる空気は、第1突起110又は第2突起120を乗り越えることで流れが乱される。流れが乱された空気が、タイヤサイド部30に再び付着することによって、タイヤサイド部30の放熱効果を得ることができる。
本実施形態によれば、第2突起120は、タイヤ周方向において第1突起110に隣接し、第1突起110と第2突起120との間には、所定の空隙(幅G)が形成される。こため、タイヤサイド部30に沿って流れる空気は、第1突起110又は第2突起120を乗り越える可能性が高くなる。つまり、第1突起110又は第2突起120を乗り越えることによるタイヤサイド部30の放熱効果を更に向上できる。
また、第1突起110と第2突起120との間には、所定の空隙(幅G)が形成されるため、第2突起120及び第1突起110が、タイヤ径方向Dに変形した場合でも、第2突起120と、第1突起110とが接触することを抑制できる。
従って、空気入りタイヤ10は、乱流発生用突起100の変形を抑制しつつ、タイヤサイド部30の放熱効果を更に向上できる。
本実施形態によれば、所定の空隙(幅G)は、乱流発生用突起100のタイヤ周方向に沿った幅W以下であるため、タイヤサイド部30に沿って流れる空気は、第1突起110又は第2突起120を高い確率で乗り越えることになる。つまり、第1突起110又は第2突起120を乗り越えることによるタイヤサイド部30の放熱効果を更に向上できる。
本実施形態によれば、乱流発生用突起100のタイヤ周方向に沿った幅Wは、2mm以上、10mm以下であるため、タイヤサイド部30に沿って流れる空気の流れを乱す突起としての機能を確保しつつ、タイヤサイド部30の放熱効果を更に向上できる。なお、幅Wは、2mm未満である場合、乱流発生用突起100が、タイヤサイド部30に沿って流れる空気により振動する恐れがある。また、幅Wは、10mmよりも大きい場合、乱流発生用突起100に蓄積される蓄熱量が多くなることが懸念される。
本実施形態によれば乱流発生用突起100の高さhは、3mm以上、25mm以下であるため、乱流発生用突起100が建設車両用タイヤとして装着される場合、建設車両用タイヤの実用速度域において、タイヤサイド部30の放熱効果を確実に確保できる。
本実施形態によれば空気入りタイヤ10がリムホイール200に組み付けられた状態において、リムホイール200のリムフランジ210の上端210aから乱流発生用突起100の下端100aまでの距離dは、50mm以上、250mm以下である。
空気入りタイヤ10がリムホイール200に組み付けられる場合、乱流発生用突起100が変形することが懸念される。また、空気入りタイヤ10にかかる荷重により倒れ込みが生じる場合、リムフランジ210によって、乱流発生用突起100が変形することが懸念される。これに対して、距離dは、50mm以上であることにより、乱流発生用突起100が変形することを確実に抑制できる。従って、乱流発生用突起100が変形して、乱流発生用突起100にき裂等が発生することも確実に抑制できる。
また、距離dは、250mm以下であることにより、乱流発生用突起100は、タイヤサイド部30に沿って流れる空気の流れを乱す突起としての機能を充分に確保できる。
本実施形態によれば、乱流発生用突起100は、1.0≦p/h≦50.0、且つ、1.0≦(p−w)/w≦100.0の関係を満足するため、タイヤサイド部30に沿って流れる空気の流れを乱す突起としての機能を充分に確保できる。
本実施形態によれば、乱流発生用突起100のラジアル方向に対する傾斜角θaは、−30°≦θa≦30°の関係を満足するため、タイヤサイド部30に沿って流れる空気の流れを乱す突起としての機能を充分に確保できる。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。上述した実施形態における乱流発生用突起100は、第1突起110、第2突起120、及び第3突起130を含む。ここで、第3突起130は、第1突起110とタイヤ周方向において同じ位置に設けられる。しかしながら、本発明は、これに限られず例えば、図6に示すような乱流発生用突起が設けられてもよい。図6は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起100Aを示す正面図である。
図6に示すように、乱流発生用突起100Aは、タイヤ径方向Dに沿った直線SLに対して、傾斜角θを形成するように設けられていてもよい。
上述した実施形態における第2突起120は、タイヤ周方向において、第1突起110に隣接し、第1突起110と第2突起120との間には、幅Gからなる所定の空隙が形成
される。しかしながら、本発明は、これに限られず例えば、図7に示すような乱流発生用突起が設けられてもよい。図7は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤの乱流発生用突起100Bを示す正面図である。
図7に示すように、乱流発生用突起100Bは、第1突起110Bと第2突起120Bとを含み、第1突起110Bと、第2突起120Bとの間には、第1突起110Bの幅に相当する幅G1からなる所定の空隙が形成されていてもよい。
上述した実施形態における空気入りタイヤ10は、空気又は不活性ガスが充填されたタイヤであるが、これに限られず、例えば、全体がゴムで形成されたソリッドタイヤであってもよい。
上述した実施形態における乱流発生用突起100の延在方向に直交する乱流発生用突起100の断面の形状は、四角形であるが、これに限られず、例えば三角形であってもよい。この場合、断面2次モーメントは、数式I=w×h/32により算出される。従って、乱流発生用突起は、L≦3.5×E×Iの関係を満足するような、乱流発生用突起のタイヤ径方向Dに沿った長さLを設定すればよい。
このように、乱流発生用突起の断面の形状を四角形以外の形状にした場合であっても、断面の形状に対応する断面2次モーメントを算出することにより、乱流発生用突起のタイヤ径方向Dに沿った長さLを設定できる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
D…タイヤ径方向、θ…傾斜角、θa…傾斜角、CL…タイヤ赤道線、D…タイヤ径方向、G…幅、G1…幅、W…トレッド幅方向、10…空気入りタイヤ、20…トレッド、21…カーカス、22…ベルト層、30…タイヤサイド部、40…ビード、100、100A、100B…乱流発生用突起、100a…下端、110、110B…第1突起、110a…内側端部、120、120B…第2突起、120a…内側端部、120b…外側端部、130…第3突起、130b…外側端部、200…リムホイール、210…リムフランジ、210a…上端

Claims (8)

  1. トレッドとビードとの間に位置するタイヤサイド部に、タイヤ径方向に沿って延在する乱流発生用突起を備えた重荷重用の空気入りのタイヤであって、
    前記乱流発生用突起は、少なくとも、第1突起、前記第1突起とは異なる第2突起、及び、前記第1突起及び前記第2突起とは異なる第3突起を含み、
    前記第1突起及び前記第3突起は、タイヤ周方向において同じ位置に設けられており、かつ、所定間隔を空けて別々に設けられており、
    前記第2突起は、前記タイヤ周方向において前記第1突起及び前記第3突起と異なる位置に設けられており、
    トレッド幅方向に沿った断面において、前記タイヤ径方向における前記第1突起の内側端は、前記第2突起と重なっており、
    前記トレッド幅方向に沿った断面において、前記タイヤ径方向における前記第3突起の外側端は、前記第2突起と重なっており、
    前記乱流発生用突起の前記タイヤ周方向に沿った幅は、2mm以上、10mm以下であり、
    前記空気入りタイヤがリムホイールに組み付けられた状態において、前記第1突起、前記第2突起及び前記第3突起は、前記タイヤ径方向において前記リムホイールのリムフランジ上端よりも外側に設けられており、かつ、前記タイヤ径方向においてタイヤ最大幅よりも内側に設けられる空気入りタイヤ。
  2. 前記第2突起は、前記タイヤ周方向において前記第1突起と隣接しており、
    前記第1突起と前記第2突起との間には、前記タイヤ周方向において所定ギャップが形成される請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第3突起は、前記タイヤ周方向において前記第2突起と隣接しており、
    前記第2突起と前記第3突起との間には、前記タイヤ周方向において所定ギャップが形成される請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記タイヤ周方向において、前記所定ギャップの幅は、前記乱流発生用突起の幅以下である請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記乱流発生用突起の高さは、3mm以上、25mm以下である請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記空気入りタイヤがリムホイールに組み付けられた状態において、前記リムホイールのリムフランジ上端から前記乱流発生用突起の下端までの距離は、50mm以上、250mm以下である請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記乱流発生用突起の高さは、10mm以上25mm以下である請求項5に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記乱流発生用突起のタイヤ径方向に沿った長さをL、前記乱流発生用突起を形成する形成材のヤング率をE、前記乱流発生用突起の延在方向に直交する前記乱流発生用突起の断面における断面2次モーメントをIとした場合、
    前記乱流発生用突起は、L ≦3.5×E×Iの関係を満足する請求項1乃至7の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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