JP5837854B2 - 配管の引取方法 - Google Patents

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この発明は、老朽化した下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管等の既設管を更生する更生管を製管する際、製管装置に圧油を供給する油圧配管やモルタルを供給するモルタル配管等の配管の引取方法に関するものである。
従来より、老朽化した既設管を更生するため、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが実施されている。例えば、特許文献1に記載されるように、帯状部材を中空円筒状に巻き重ねた輸送ドラムを地上に設置するとともに、既設管内に製管装置を配置し、輸送ドラムから引き出された帯状部材を既設管内の製管装置に導入し、製管装置を既設管の軸心回りに回転させて隣接する帯状部材の接合部同士を接合して更生管を製管し、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成することが行われている。
この場合、地上に設置された油圧パワーユニットによって油圧ポンプを駆動し、油圧ポンプから吐出された圧油を油圧配管を介してマンホール及び既設管を経て製管装置の油圧モータに供給し、製管装置を駆動させている。
また、製管装置によって更生管を製管するとともに、製管された更生管と既設管との空間にモルタル等の裏込め材を同時注入することも実施されている(例えば、特許文献2参照)。
この場合、地上に設置されたモルタルプラントにおいてモルタルポンプを駆動し、モルタルポンプから吐出されたモルタルをモルタル配管を介してマンホール及び既設管を経て既設管内に配置した混練装置に供給し、混練装置を駆動させてモルタルを更生管と既設管との間に注入するようにしている。
なお、混練装置も、製管装置の油圧モータと同様に、地上に設置された油圧パワーユニットによって駆動された油圧ポンプから吐出された圧油を油圧配管を介してマンホール及び既設管を経て油圧モータに供給することにより、駆動させている。
特開平9−32968号公報 特開2005−315401号公報
ところで、製管装置が駆動して更生管を製管すると、製管装置は到達マンホールに向けて移動し、製管装置に接続された油圧配管に余剰長さが発生する。このため、更生管の製管につれて発生した余剰の油圧配管を到達マンホールに引き取って製管装置の移動を確保する必要がある。このような油圧配管の引き取りは、作業者の人力によって行なわれていたが、重力が大きい場合には、人力による引取作業は困難となる。このため、油圧配管の重量が大きい場合には、ウインチを使用することになるが、油圧配管をウインチを用いて直接引き取ると、油圧配管に人力では加えられることのなかった過度の引張荷重が作用する可能性があり、過度の引張荷重が作用した場合には油圧配管が欠損し、継手から脱落する等のおそれがある。
また、混練装置を用いて更生管の製管と同時にモルタルを注入する場合においても、同様に、モルタル配管が欠損する等のおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、製管装置による更生管の製管に伴う油圧配管等の余剰分を欠損させることなく確実に引き取ることのできる配管の引取方法を提供するものである。
本発明は、両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管装置において、製管装置に連結されたスイベル台車に荷重センサを設けるとともに、荷重センサに牽引ワイヤを連結する一方、地上の油圧源とスイベル台車とを接続する油圧配管を牽引ワイヤとともに結束材を介して結束した後、荷重センサによって検出される引張荷重が設定された引張荷重未満のとき、牽引ワイヤを牽引して製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管を引き取ることを特徴とするものである。
本発明によれば、製管装置に連結されたスイベル台車に荷重センサを設けるとともに、荷重センサに牽引ワイヤを連結する。次いで、地上の油圧源とスイベル台車とを接続する油圧配管を牽引ワイヤとともに結束材を介して結束した後、牽引ワイヤを牽引し、製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管を引き取る。この際、牽引ワイヤを牽引することによって牽引ワイヤに作用する引張荷重は荷重センサによって検出され、検出された引張荷重が対応する油圧配管の設定された引張荷重未満の場合に牽引ワイヤを牽引して油圧配管を引き取る一方、設定された引張荷重に達した場合には牽引ワイヤの牽引を中断する。
この結果、製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管を引き取る際、油圧配管に過大な引張荷重を作用させることがなく、油圧配管の欠損や脱落を確実に防止することができる。
本発明において、更生管の製管とともに既設管と更生管との空間にモルタルを注入する更生管の製管装置において、製管装置にスイベル台車及び混練装置を順に連結し、スイベル台車に荷重センサを設けるとともに、荷重センサに牽引ワイヤを連結する一方、地上の油圧源とスイベル台車及び混練装置とをそれぞれ接続する油圧配管、並びに、地上のモルタルプラントと混練装置とを接続するモルタル配管を牽引ワイヤとともに結束材を介して結束した後、荷重センサによって検出される引張荷重が設定された引張荷重未満のとき、牽引ワイヤを牽引して製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管及び余剰のモルタル配管を引き取ることが好ましい。これにより、更生管の製管とともに既設管と更生管との空間にモルタルを注入する場合においても、地上の油圧源とスイベル台車、混練装置とをそれぞれ接続する油圧配管及び地上のモルタルプラントと混練装置とを接続するモルタル配管を牽引ワイヤとともに結束材を介して結束し、牽引ワイヤを牽引すれば、製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管及び余剰のモルタル配管を引き取ることができる。この際、牽引ワイヤを牽引することによって牽引ワイヤに作用する引張荷重は荷重センサによって検出され、検出された引張荷重が設定された引張荷重、例えば、対応する油圧配管の設定された引張荷重、又は、対応するモルタル配管の設定された引張荷重のうち、小さい方の引張荷重未満の場合に牽引ワイヤを牽引して油圧配管及びモルタル配管を引き取る一方、設定された引張荷重に達した場合に牽引ワイヤの牽引を中断する。このため、油圧配管及びモルタル配管に過大な引張荷重を作用させることがなく、油圧配管及びモルタル配管の欠損や脱落を確実に防止することができる。
本発明において、前記牽引ワイヤが地上に設けたウインチによって巻き取られることが好ましい。これにより、地上にウインチを設けることで簡単に対応することができる。
本発明において、前記牽引ワイヤがクレー付きトラックのクレーン操作によって引き取られることが好ましい。これにより、クレー付きトラックを利用して牽引ワイヤを引き取ることができる。ここで、クレーン操作としては、ウインチによるフックの吊り上げやブームの起伏を挙げることができる。
本発明によれば、製管装置による更生管の製管に伴う油圧配管等の余剰分を欠損させることなく確実に引き取ることができる。
本発明の配管の引取方法の一実施形態を説明する概略図である。 図1の配管の引取方法を説明するフローチャートである。 本発明の配管の引取方法における牽引ワイヤの引取量とセンサ検出荷重との関係を示す線図である。 本発明の配管の引取方法の一実施形態の変形例を示す概略図である。 本発明の配管の引取方法の他の実施形態を示す概略図である。 更生管を製管する製管装置の概略を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の配管の引取方法の一実施形態が示されている。
この配管の引取方法は、更生管Sを製管するための構成、具体的には、既設管Kに配設された製管装置1、製管装置1に隣接して配置され、回転継手を搭載したスイベル台車5、到達マンホールM2に臨んで地上に設置された油圧パワーユニットP、発進マンホールM1に臨んで地上に設置され、帯状部材100を巻き重ねたドラムDの他に、スイベル台車5に設けられた荷重センサ6及び到達マンホールM2に臨んで地上に設置されたウインチ7を用いて実施される。
ここで、製管装置1は、図6に示すように、帯状部材100を螺旋状に案内する成形フレーム2と、成形フレーム2に回転自在に設けられた複数個の案内ローラ3と、成形フレーム2に取り付けられ、隣接する螺旋状の帯状部材100を互いに接合する接合機構4とを備えた従来公知の構造であり、その詳細な説明は省略する。
また、スイベル台車5には、製管装置1の周回移動に関係なく接合機構4の油圧モータに圧油を供給することができるように、回転継手(図示せず)が搭載されており、回転継手(回転部)と油圧モータとが配管接続されている。この場合、スイベル台車5と製管装置1の接合機構4とは、ユニバーサルジョイント及び伸縮機構を備えた連結部材51を介して連結されている。
さらに、油圧パワーユニットPは、詳細には図示しないが、電動モータを介して油圧ポンプを駆動するもので、油圧ポンプから吐出された圧油は、油圧配管Phを介して到達マンホールM2及び既設管Kを経てスイベル台車5の回転継手(固定部)に供給される。したがって、油圧パワーユニットPから吐出された圧油は、スイベル台車5の回転継手を経て接合機構4の油圧モータに供給される。
一方、ウインチ7から引き出された牽引ワイヤ8は先端にループが形成され、到達マンホールM2及び既設管Kを経てスイベル台車5に設けられた荷重センサ6にナスカンを介して接続されている。
さらに、油圧配管Phは、適宜間隔をおいて複数個の結束材9、例えば、面ファスナを備えた結束バンドや結束紐等を介して牽引ワイヤ8とともに一体に結束されている。
次に、このように構成された製管装置1を用いて既設管Kを更生する更生管Sの製管要領について説明する。
まず、設管Kの更生領域における上流側のマンホールを発進マンホールM1、下流側のマンホールを到達マンホールM2とし、既設管Kの発進マンホールM1から到達マンホールM2に向けて更生管Sを製管するものとする。
更生管Sの製管に際しては、帯状部材100を巻き重ねたドラムD(回転台付き)、製管装置1、油圧パワーユニットP等を用意し、図1に示すように、ドラムDを発進マンホールM1側の地上に設置する一方、ウインチ7及び油圧パワーユニットPを到達マンホールM2側の地上に設置する。また、発進マンホールM1を通して製管装置1を既設管K内の上流側端部に搬入し、組み立てる。この際、スイベル台車5も既設管K内の上流側端部に搬入し、連結部材51を介して製管装置1の接合機構4に連結するとともに、スイベル台車5に搭載された回転継手と接合機構4の油圧モータとを油圧配管Phを介して接続する。さらに、スイベル台車5に荷重センサ6を取り付ける。
一方、油圧パワーユニットPに接続された油圧配管Phを到達マンホールM2を経て既設管K内に導入し、スイベル台車5の回転継手に接続する。また、ウインチ7から繰り出した牽引ワイヤ8を到達マンホールM2を経て既設管K内に導入し、その先端ループ部をスイベル台車5に設けた荷重センサ6にナスカンを介して連結する。そして、牽引ワイヤ8の牽引によって油圧配管Phも牽引されるように、油圧配管Phを牽引ワイヤ8とともに結束材9を介して適宜の間隔をおいて一体に結束する。
なお、到達マンホールM2底部及び地上側端部には、牽引ワイヤ8を巻回するガイドローラ10を配置し、油圧配管PhがマンホールMと既設管Kとの接続管口やマンホール口に干渉して損傷するのを防止する。
このような準備作業が完了すれば、地上に配置したドラムDの内周側から帯状部材100を順に引き出して発進マンホールM1を通して既設管K内に引き込み、製管装置1の接合機構4に導くとともに、接合機構4を経て成形フレーム2に設けた案内ローラ3の外側に送り出す。次いで、案内ローラ3の外側に送り出された帯状部材100を既設管Kの内周面との間に送り込んだ状態で製管装置1を既設管Kの軸心回りに回転させ、帯状部材100を成形フレーム2の周囲に数回巻き回した後、製管装置1における接合機構4の油圧モータを回転駆動させる。これにより、接合機構4が帯状部材100を挟み込んで送り出し、相対的に帯状部材100に沿ってその送り出し方向とは逆方向に周回移動(公転)し、製管装置1は既設管Kの軸心回りに公転する。そして、接合機構4の駆動により、螺旋状に送り込まれた帯状部材100は、その接合部が隣接する帯状部材100の接合部と互いに接合し、更生管Sを製管する(図6参照)。
このように、製管装置1は、更生管Sを製管する際、既設管Kの内周面に沿って周回移動(公転)するとともに、到達マンホールM2に向けて既設管Kの軸心方向に移動する(図2ステップS1参照)。そして、製管装置1が到達マンホールM2に向けて移動すると、連結部材51を介してスイベル台車5を同方向に押し込むことにより、スイベル台車5も同時に移動する。
ところで、製管装置1が駆動して更生管Sを製管すると、製管装置1が到達マンホールM2に向けて移動するため、余剰の油圧配管Phが発生する。このため、作業者は、到達マンホールM2側において、ウインチ7を駆動し、牽引ワイヤ8を巻き取る。これにより、牽引ワイヤ8と結束材9を介して一体に結束された油圧配管Phを既設管K及び到達マンホールM2を通して地上に引き上げることができる(図2ステップS2参照)。
ここで、牽引された牽引ワイヤ8の引張荷重は荷重センサ6によって検出され、その検出値は、ウインチ7に隣接して設置された荷重表示部6Aに表示される。すなわち、ウインチ7の駆動によって牽引ワイヤ8の巻き取りを開始すると、まず余剰の油圧配管Phの弛みを吸収するように油圧配管Phを引き取るため、引張荷重は上昇せず、一定に推移する。そして、油圧配管Phの弛みが吸収されて緊張状態になると、ウインチ7は、牽引ワイヤ8及び荷重センサ6を介してスイベル台車5を牽引しようとするため、引張荷重が上昇する(図3参照)。この場合、牽引ワイヤ8と結束材9を介して結束された油圧配管Phに牽引ワイヤ8の引張荷重がそのまま作用することはなく、仮に牽引ワイヤ8の引張荷重の一部が作用したとしても、径や種類等によって200〜500Nの引張荷重Aに耐えることが確認されている。したがって、荷重センサ6によって検出された引張荷重を荷重表示部6Aで確認し、対応する油圧配管Phの設定された引張荷重Aに上昇したか否かを判別し(図2ステップS3参照)、設定された引張荷重A未満である場合には、ウインチ7を駆動して油圧配管Phの引き取りを継続する(図2ステップS3参照)。
一方、設定された引張荷重Aに達した場合は、ウインチ7の駆動を停止し(図2ステップS4参照)、あるいは、巻取速度を減速し、引張荷重を減少させる。
この間、製管装置1による更生管Sの製管作業が継続され、製管装置1が到達マンホールM2に向けて移動することによって余剰の油圧配管Phが発生すれば、荷重センサ6に作用する引張荷重が低下することから、設定された引張荷重B、例えば、0〜30Nに低下したか否かを判別し(図2ステップS5参照)、設定された引張荷重B以下に低下した場合には、製管作業が終了しない限り(図2ステップ1参照)、ウインチ7を駆動して油圧配管Phの引き取りを続行する(図2ステップS2参照)。
なお、設定された引張荷重Bに低下しない場合には(図2ステップS5参照)、ウインチ7の駆動を停止した状態に維持し(図2ステップS4参照)、荷重センサ6に作用する引張荷重がB以下に低下するまで待機する。
以下、このような作業を間欠的に行なうことにより、油圧配管Phを到達マンホールM2を経て地上に引き上げることを繰り返す。そして、製管装置1が到達マンホールM2に到達する等、製管作業が終了したならば、ウインチ7の駆動、すなわち、油圧配管Phの引取作業を終了する(図2ステップS1参照)。
この結果、牽引ワイヤ8を牽引することによって牽引ワイヤ8と一体に結束された油圧配管Phを引き取ることから、油圧配管Phに過大な引張荷重が作用することはなく、油圧配管Phの欠損や継手の脱落等を確実に防止することができる。
なお、前述した実施形態においては、到達マンホールM2側にウインチ7を設置し、牽引ワイヤ8を巻き取ることで油圧配管Phを地上に引き上げる場合を説明したが、到達マンホールM2のインバートにウインチ7を設置して牽引ワイヤ8を牽引し、油圧配管Phを到達マンホールM2及びその周辺に一時的に仮置きしてもよい他、図4に示すように、クレー付きトラックCのクレーン操作、例えば、牽引ワイヤ8にクレーンフックを係止し、ウインチを駆動して吊り上げたり、あるいは、ブームを起立して引き上げ、油圧配管Phを引き取るようにしてもよい。
ところで、前述した実施形態においては、製管装置1による更生管Sの製管に際して、製管装置1の油圧モータに圧油を供給する油圧配管Phを地上に引き取る場合を説明したが、更生管Sの製管とともに、更生管Sと既設管Kとの空間にモルタル等の裏込め材を同時に注入する場合のモルタル配管Pmにも適用することができる。
すなわち、図5に示すように、到達マンホールM2側にモルタルプラントTを設置するとともに、既設管K内に混練装置Miを設置し、モルタルプラントT及び混練装置Miの油圧モータ間をモルタル配管Pmを介して接続するとともに、混練装置Miと製管装置1間をモルタル配管Pmを介して接続し、製管装置1によって更生管Sを製管するとともに、混練装置Miからモルタルを更生管Sと既設管Kとの空間に注入するに際して、モルタル配管Pm及び油圧配管Phと一体に結束された牽引ワイヤ8をウインチ7を介して牽引し、余剰のモルタル配管Pm及び余剰の油圧配管Phを地上に引き上げることもできる。
この場合、混練装置Miは、スイベル台車5に連結部材52を介して連結される。
なお、詳細には図示しないが、モルタルの注入に際してモルタルポンプを使用し、その駆動源として油圧モータを用いる場合は、この油圧配管についても、他の油圧配管Phやモルタル配管Pmとともに結束材9を介して牽引ワイヤ8とともに結束すればよい。
1 製管装置
4 接合機構
5 スイベル台車
6 荷重センサ
7 ウインチ
8 牽引ワイヤ
9 結束材
10 ガイドローラ
100 帯状部材
P 油圧パワーユニット
Mi 混練装置
T モルタルプラント
Ph 油圧配管
Pm モルタル配管

Claims (4)

  1. 両側縁部に接合部が形成された帯状部材を既設管内に引き込み、螺旋状に巻き回して隣接する帯状部材の接合部同士を互いに接合して更生管を製管するとともに、製管された更生管に新たに帯状部材を供給して更生管を既設管の軸心方向に付加形成する更生管の製管装置において、製管装置に連結されたスイベル台車に荷重センサを設けるとともに、荷重センサに牽引ワイヤを連結する一方、地上の油圧源とスイベル台車とを接続する油圧配管を牽引ワイヤとともに結束材を介して結束した後、荷重センサによって検出される引張荷重が設定された引張荷重未満のとき、牽引ワイヤを牽引して製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管を引き取ることを特徴とする配管の引取方法。
  2. 請求項1に記載の配管の引取方法において、更生管の製管とともに既設管と更生管との空間にモルタルを注入する更生管の製管装置において、製管装置にスイベル台車及び混練装置を順に連結し、スイベル台車に荷重センサを設けるとともに、荷重センサに牽引ワイヤを連結する一方、地上の油圧源とスイベル台車及び混練装置とをそれぞれ接続する油圧配管、並びに、地上のモルタルプラントと混練装置とを接続するモルタル配管を牽引ワイヤとともに結束材を介して結束した後、荷重センサによって検出される引張荷重が設定された引張荷重未満のとき、牽引ワイヤを牽引して製管装置による更生管の製管に伴って発生する余剰の油圧配管及び余剰のモルタル配管を引き取ることを特徴とする配管の引取方法。
  3. 請求項1又は2に記載の配管の引取方法において、前記牽引ワイヤが地上に設けたウインチによって巻き取られることを特徴とする配管の引取方法。
  4. 請求項1又は2に記載の配管の引取方法において、前記牽引ワイヤがクレー付きトラックのクレーン操作によって引き取られることを特徴とする配管の引取方法。
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