JP6329260B2 - 巻癖形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補強材付き帯状部材の巻癖形成装置に関する。
従来から、長尺の帯状部材を螺旋状に巻回して更生管を形成し、この更生管を老朽化した既設管内に敷設して管路を更生することが広く実施されている。帯状部材には、長手方向に連続して複数のリブが設けられており、さらにリブ間に金属製の補強材が装着されたものもある。特に、補強材が装着された帯状部材は、高い剛性を有するので、自立強度の高い更生管を形成するのに好適に用いられている。この種の帯状部材は、予め補強材が装着された状態で巻き取られ、施工現場に搬送される。
補強材付きの帯状部材は、施工する際に施工用のドラム等に納められ、そこから引き出して用いられる。帯状部材は、巻き取られていたときの巻癖がついた状態となっている。帯状部材の巻癖は、ドラムの内周側に巻かれた帯状部材と外周側に巻かれた帯状部材とで曲率が異なり、ドラムから引き出して更生管を形成する過程で徐々に変化する。このような帯状部材は、施工現場でマンホールから導入する際にマンホールの内壁に干渉する可能性があった。帯状部材の巻癖よりも小さな曲率半径の更生管を形成する場合には、帯状部材が元の曲率半径に復元しようとして、更生管が徐々に拡径して形成されてしまい、目標とする管径の更生管を形成することが困難になるという問題点もあった。
このような従来の問題点を解消するため、本出願人は特許文献1に開示されるように、製管作業の前に、帯状部材に対して、所望の螺旋状の形状に変形させるための巻癖形成装置を提案している。
特許第5155756号公報
従来の巻癖形成装置を用いることで、目標とする管径の更生管を確実に製管することができるものの、次のような課題があり、より一層、作業性よく、迅速に、精度の高い更生管を形成するために、未だ改良の余地があった。
ドラムから帯状部材を連続的に引き出す際、帯状部材は、ドラムの内周側から巻癖形成装置に向けて軸方向に引っ張られる。帯状部材は金属製の補強材を装着して硬質であり、ドラムの手前に距離を設けて設置された巻癖形成装置まで、スムーズに引き出せないことがある。図11に矢符Bにて示すように、螺旋状に巻き重ねられた帯状部材100はドラムから斜め方向に引き出されるので、帯状部材100の側縁部が、隣接して巻かれた帯状部材100の側縁部に引っ掛かりやすい。帯状部材100同士が引っ掛かってしまうと、先行する帯状部材100が引っ張られ、円滑に連続的に引き出すことができなくなる。そうすると、巻癖形成装置や製管機を一旦停止させて、手作業で帯状部材100を修正しなければならなかった。
従来の巻癖形成装置は、ドラムに対して帯状部材の引き出し方向の前方に設置されているので、装置に対する帯状部材の進入角度が絶えず変化する。そのため、巻癖形成装置のピンチローラおよびガイド部等を通過する帯状部材に、過大な負荷がかかりやすい。従来の装置は、ドラムの回転に同調させてリング状のフレームを回転制御することが望ましく、作業者が帯状部材の動きを確認しながらドラムの回転と、巻癖形成装置のフレームの回転とを同時に制御しなければならない煩雑さもあった。
本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、帯状部材に負荷をかけることなく、帯状部材をスムーズに引き出して所望の形状に変形させることを可能にし、巻癖形成装置や製管機を停止させたり、帯状部材を手作業で修正したりする必要性を生じることなく、連続的かつ安定的に帯状部材を製管機に送り込み、作業効率を高め、更生作業に要する時間の短縮化を図ることのできる巻癖形成装置を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、管路更生用の帯状部材を、螺旋状の曲げ形状に変形させる巻癖形成装置を対象としている。この巻癖形成装置として、帯状部材に変形を加える本体部と、本体部を帯状部材の保持ユニットに支持する支持体とを備えさせる。帯状部材は、長手方向に沿って補強材が備えられ、保持ユニットの内側に螺旋状に巻き重ねられて、この保持ユニットの軸方向に空洞部を形成している。そして、前記本体部を、前記空洞部に配設して、保持ユニットの内側で帯状部材を引き込んで変形させる構成とし、前記支持体を、保持ユニットに対して回転自在に取り付け、前記本体部が帯状部材を引き込むのに連動して前記保持ユニットの軸心回りに回転する構成としている。
この特定事項により、帯状部材の保持ユニットに対して巻癖形成装置を取り付けて用いることができる。そのため、補強材を備えて硬質な帯状部材であってもスムーズに本体部へ引き込んで変形させることができる。支持体が保持ユニットの軸心回りに回転するので、本体部も空洞部内で回転しながら、帯状部材を引き込む。したがって、帯状部材に過大な負荷がかかったりねじれを生じたりすることなく、帯状部材を螺旋状の曲げ形状に変形することができる。
前記本体部にあっては、前記空洞部内で前記保持ユニットの軸方向に変位自在に支持し、帯状部材の引き込み位置を前記保持ユニットの軸方向に移動させるように構成することが好ましい。
これにより、保持ユニットの内側の帯状部材に合わせて、本体部が前記保持ユニットの軸方向に変位しながら適当な位置で帯状部材を引き込むことができる。
さらに好ましくは、前記本体部に、保持ユニットの内側から帯状部材を引き込んで送り出す駆動ユニットと、駆動ユニットが送り出した帯状部材を径方向内側へ押圧しながら送り、帯状部材に巻癖をつける変形ローラとを備えさせることである。
これにより、駆動ユニットから変形ローラを通して帯状部材に螺旋状の巻癖を連続的に形成することができ、装置全体をコンパクトに形成することができる。
本発明では、上述のように構成したから、帯状部材に過大な負荷をかけることなく、螺旋状の曲げ形状に変形させることができ、更生作業に要する作業性が格段に向上し、作業時間の短縮化を図ることが可能となる。
図1は本発明の実施形態1に係る巻癖形成装置を示す正面図である。 図2は本発明の実施形態1に係る巻癖形成装置を示す側面図である。 図3は前記巻癖形成装置と保持ユニットとを示す正面図である。 図4は図3の側面図である。 図5は前記巻癖形成装置における本体部の動作を示す説明図である。 図6は前記巻癖形成装置を用いて行う既設管の更生方法を示す説明図である。 図7は前記巻癖形成装置を用いて行う既設管の他の更生方法を示す説明図である。 図8は補強材付きの帯状部材の一例を示す断面図である。 図9は前記帯状部材の接合状態を示す断面図である。 図10は前記保持ユニットの一例を示す斜視図である。 図11は前記補強材付きの帯状部材を示す説明図である。 図12は本発明の実施形態2に係る巻癖形成装置を示す正面図である。 図13は本発明の実施形態2に係る巻癖形成装置を示す側面図である。 図14は前記巻癖形成装置と保持ユニットとを示す正面図である。 図15は図14の側面図である。 図16は実施形態2に係る巻癖形成装置の本体部を示す正面図である。 図17は図16の本体部を示す側面図である。 図18は実施形態2に係る巻癖形成装置の本体部における変更例を示す正面図である。 図19は図18の本体部を示す側面図である。 図20は実施形態2に係る巻癖形成装置の変形ローラの一例を示す説明図である。 図21は前記変形ローラの他の例を示す説明図である。 図22は前記変形ローラのさらに他の例を示す説明図である。 図23(a)および図23(b)は補強材付きの帯状部材の他の例を示し、図23(a)は断面図、図23(b)はコネクタによる接合端部を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る巻癖形成装置について、図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
巻癖形成装置1は、既設管6の更生に際し、帯状部材100に対して、保持ユニット4の内側で螺旋状の巻癖をつけるのに用いられる。帯状部材100は、螺旋状に巻き重ねた状態で保持ユニット4に収容されている。螺旋状の巻癖は、補強材120が装着されて剛性が高い帯状部材100において形成することが求められる。この巻癖の形成は、更生管130を製管する前段階で行う。
実施形態に係る巻癖形成装置1を説明するのに先立って、変形させる帯状部材100の概要と、この帯状部材100の保持ユニット4について説明する。
(帯状部材)
図8および図9に示すように、帯状部材100は、長尺体であり、帯状部材本体110と補強材120とを有する。帯状部材本体110は、例えば、硬質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの可撓性を有する合成樹脂材料を押出成形して形成され、断面略T字状のリブ111を備える。なお、図8および図9においては、図面を見やすくするために、帯状部材100には断面を示すハッチングを省略して記載している。
帯状部材本体110の一方の側縁部には、接合凸部112が設けられている。他方の側縁部には、接合凸部112が嵌め込まれる接合凹部113と、隣り合ったリブ111に嵌め込まれる傾斜片114とが設けられている。接合凹部113は凹部の反対側に断面略T字状のリブ111が一体に形成されている。
補強材120は、帯板状の鋼板からなり、帯状部材本体110のリブ111間に装着されている。この補強材120は、幅方向の中央部が凸状に隆起して折曲され、両側縁部が斜め上方へ折曲されてリブ111に係止しうる断面形状に形成されている。帯状部材本体110には、予め補強材120が装着され、ドラム等に巻き重ねられ、または略円筒状に巻き取り結束された状態で施工現場に搬送される。
帯状部材100は、リブ111の立設された面が外周側になるように製管機5に供給される。その過程で、帯状部材100は、螺旋状に送られ、図8に示すように、帯状部材100の先行部分と後続部分とが互いに隣接し、接合凸部112と接合凹部113とが嵌り合って接合される。さらに、図9に示すように、傾斜片114は、隣り合った帯状部材100のリブ111に係止する。これにより、螺旋状の帯状部材100は、軸方向に連続する管状体となり、更生管130が形成される。
(保持ユニット)
図10に示すように、保持ユニット4は、長尺の帯状部材100を保持しており、回転しながら帯状部材100を繰り出すことが可能とされている。
保持ユニット4は、中心部に円形開口411を有する一対の鍔フレーム(回転フレーム)41と、これらの鍔フレーム41間に架設されて一対の鍔フレーム41を一体に支持する連結材42とを備える。連結材42には、例えば、複数の棒状材または板状材などが用いられ、鍔フレーム41の外周寄りに、均等に配設される。保持ユニット4には、鍔フレーム41間に、帯状部材100が螺旋状に、何層にも巻き重ねられており、中心部には軸方向に空洞部43が形成されている。
帯状部材100は、図示しない巻芯部材を中心として螺旋状に巻き取られ、保持ユニット4に収容されたのち、巻芯部材を取り除いて、連結材42に外周側が保持されている。これにより、保持ユニット4の中心部には、巻芯部材を引き抜き跡の空洞部43が、軸方向に略円筒状に形成されている。
鍔フレーム41の円形開口411の内周縁部には、環状のレール体412が一体的に周設されている(図4参照)。レール体412は、少なくとも内周側が断面円弧状の外形状を有して形成されている。保持ユニット4は、回転自在なローラ441を備えた基台44上に載置され、回転自在とされる。
(巻癖形成装置)
図1〜図5に示すように、巻癖形成装置1は、巻癖形成手段を備えた本体部2と、本体部2を保持ユニット4に支持する支持体3とを備えている。
支持体3は、保持ユニット4に取り付けられて、本体部2を保持ユニット4の空洞部43内に軸方向に変位自在に支持する。図2に示すように、支持体3は、一対の支持フレーム31と、軸方向に延びる互いに並行な複数本のガイドバー32と、保持ユニット4に係合する支承部33とを備えている。
支持フレーム31は、円環状に形成されたフレーム体であり、保持ユニット4の空洞部43の内径より小さい外径を有する。一対の支持フレーム31は、保持ユニット4に対して軸方向の前後両端に配置される。
ガイドバー32は、前後の支持フレーム31間に架設されて、軸方向に配設される。例示の形態では、4本のガイドバー32が、支持フレーム31間に、周方向に均等な相互間隔を設けて配置されている。
支承部33は、前後の各支持フレーム31に対して周方向に均等に配置されている。図1および図2に示す例では、支承部33として、保持ユニット4の鍔フレーム41の円形開口411の内周縁部に係合するローラ(支持ローラ)34と、ローラ34を支持フレーム31に取り付けるブラケット35とを備えている。4個のローラ34は、それぞれ、ブラケット35を介して支持フレーム31の内側面に回転自在に支持されている。各ローラ34は、外周面に凹状の溝を備え、保持ユニット4の鍔フレーム41のレール体412に係止して回転自在とされている。
これにより、図3および図4に示すように、支持体3は、保持ユニット4に取り付けられてローラ34に支承され、保持ユニット4の軸心回りに回転自在とされている。支持体3は、ローラ34と鍔フレーム41とを係合させ、またその係合を外すことで、保持ユニット4に対して取り付け自在および取り外し自在とされている。
巻癖形成装置1の本体部2は、円環状の本体フレーム21と、本体フレーム21に設けられた本体保持部22と、本体フレーム21の内側に設けられた巻癖形成手段とを有する。
図1に示すように、円環状の本体フレーム21は、支持フレーム31の内径よりも小さい外径を有して形成されている。この本体フレーム21は、複数の本体保持部22を備えている。本体保持部22は、本体フレーム21の4箇所に均等に配置され、外周方向に張り出して設けられている。
例示の形態では、本体保持部22は、ガイドバー32を貫通させ、ガイドバー32を摺動自在に保持する摺動部221と、この摺動部221を本体フレーム21に支持する支持プレート222とを備える。支持プレート222は、本体フレーム21を挟持するように本体フレーム21の前後両側面に固定され、本体フレーム21の外周方向へ張り出して設けられている。これにより、本体保持部22は、ガイドバー32に係合され、ガイドバー32に沿って移動自在とされている。
これにより、図5に示すように、本体部2は、保持ユニット4の内側に配設される。本体部2は、複数本のガイドバー32に支持されて保持ユニット4の軸方向に変位自在であり、保持ユニット4の空洞部43内を往復移動することが可能とされている。
本体部2に備えられる巻癖形成手段は、多様な形態により構成することができる。巻癖形成手段の一例として、図1および図2に示す形態では、帯状部材100を螺旋状に案内するガイド部23と、ガイド部23の上流側に配設された第1ピンチローラ24と、ガイド部23の下流側に配設された第2ピンチローラ25とを備えている。これらは、取付ブラケット29を介して本体フレーム21に一体に設けられている。
ガイド部23は、帯状部材100によって製管される更生管130の外径と略同等の曲率半径を有する帯板材からなり、螺旋形の一部を象った略半円状の内面形状に形成されている。ガイド部23は、内面側に帯状部材100を沿わせることによって、帯状部材100にガイド部23の曲率半径に相当する曲率半径の巻癖をつける。帯状部材100の補強材120は、製管される更生管130の曲率半径にほぼ相当する曲率半径を有するように変形する。
ガイド部23の内面側には、複数の回転ローラや、断面矩形状をなす帯状部材100の挿通路などの適宜の案内部材が設けられて、帯状部材100の脱落を防止するように構成されることが好ましい。ガイド部23の曲率半径としては、製管される更生管130の内径と同等以下の曲率半径であってもよい。
ガイド部23の上流側および下流側のピンチローラ24、25は、それぞれ内面ローラ27と外面ローラ28とを備えている。これらのピンチローラ24、25は、帯状部材100を内面側と外面側とから挟み込み、回転する。内面ローラ27は、ガイド部23の内面側に配置され、円筒状に形成されている。外面ローラ28は、ガイド部23の外面側に配置され、周溝または鍔部を有して帯状部材100のリブ111および補強材120に嵌り合って回転するように形成されている。
第1ピンチローラ24または第2ピンチローラ25の少なくとも一方には、駆動モータ26が備えられる。例示の形態では、図2に示すように、第1ピンチローラ24と第2ピンチローラ25の双方に、それぞれ駆動モータ26が備えられている。駆動モータ26によって、内面ローラ27および外面ローラ28は、互いに逆方向に回転し、補強材120付きの帯状部材100を挟み込んで、ガイド部23に引き込み、またガイド部23から送り出す作用をなす。
駆動モータ26は、第1ピンチローラ24のみに設けられた場合は、帯状部材100をガイド部23の上流側へ引き込み、その駆動力で下流側へ送るものとなる。第2ピンチローラ25のみに駆動モータ26が設けられた場合は、ガイド部23の下流側で帯状部材100を挟み込んで送り出し、その駆動力で上流側の帯状部材100を引き込むものとなる。上流側と下流側の両方に駆動モータ26が設けられることで、より安定的に帯状部材100を引き込み、送り出すことができる。
なお、巻癖形成手段としては、帯状部材100を螺旋状に沿わせるガイド部23と、ガイド部23の上流側に配置されて帯状部材100をガイド部23に引き取るための送りユニット、またはガイド部23の下流側に配置されて帯状部材100をガイド部から送り出すための送りユニットの少なくとも一方を備えた構成であれば、他のどのような構成であってもよい。支持体3のガイドバー32の本数は4本であるに限らず、3本以下であっても5本以上であってもよい。
(既設管の更生方法)
次に、上述の巻癖形成装置1を用いて行う既設管6の更生方法について説明する。
図6に示すように、既設管6の更生作業は、上流側の発進側マンホール61から下流側の到達側マンホール62に向けて行われる。帯状部材100を保持した保持ユニット4は、発進側マンホール61の近傍の地上に設置される。保持ユニット4は、回転自在なローラを備えた基台44上に載置され、回転自在とされている。
製管機5は、発進側マンホール61を通して既設管6に設置される。製管機5は、既設管6の内側を回転しながら帯状部材100を螺旋状に巻回し、隣り合った接合凹部113と接合凸部112とを順次接合して更生管130を形成しつつ、既設管6内を下流方向へ進行する。
巻癖形成装置1は、地上の保持ユニット4に内蔵させた状態で使用する。図3および図4に示すように、巻癖形成装置1の支持体3を保持ユニット4に取り付けて、本体部2を保持ユニット4の空洞部43内に配置する。支持体3については、4個のローラ34をそれぞれ保持ユニット4の鍔フレーム41のレール体412に係合させて鍔フレーム41に取り付ける。これにより、支持体3は、ローラ34群に支承されて、保持ユニット4の円形開口411に沿って保持ユニット4の軸心回りに回転自在とされる。支持体3に支持された本体部2も、保持ユニット4の空洞部43の内側で回転自在とされる。
保持ユニット4の内周側から帯状部材100を引き出し、巻癖形成装置1の第1ピンチローラ24、ガイド部23、および第2ピンチローラ25に通す。駆動モータ26を駆動させることで、これらのピンチローラ24、25が回転駆動し、帯状部材100をガイド部23に沿って引き込み、送り出す。後続する帯状部材100は、順次、保持ユニット4の空洞部43の内側で、巻癖形成装置1の本体部2に引き込まれる。
帯状部材100は、保持ユニット4の内周側から繰り出される際に、その繰り出し位置が、保持ユニット4の空洞部43の軸方向に往復変位しながら順次繰り出されていく。これに対して、巻癖形成手段を備えた本体部2は、保持ユニット4の空洞部43の内側に配設されて、軸方向に変位自在に支持されている。このため、図5に示すように、保持ユニット4の内周側から繰り出される帯状部材100に合わせて、本体部2は、ガイドバー32に沿って軸方向に変位しながら適当な位置で帯状部材100を引き込む。帯状部材100には、無理な力が作用せず、帯状部材100をスムーズに本体部2へ導くことができる。
図11に示すように、保持ユニット4の内周側から帯状部材100を繰り出す際に、従来は帯状部材100が矢符B方向に斜めに引き出され、側縁部が隣接する帯状部材100に引っ掛かりやすいものであった。これに対し、本実施形態に係る巻癖形成装置1では、本体部2が保持ユニット4内で軸方向に変位しつつ帯状部材100を引き取る。そのため、帯状部材100は、図11に示す矢符A方向に引き出され、帯状部材100同士が引っ掛かるという問題を生じにくい。これにより、帯状部材100を保持ユニット4の内周側から連続的にスムーズに引き出し、本体部2のガイド部23へ導くことができ、螺旋状の巻癖を安定的に形成することが可能となる。
図5に示したように、本体部2は、帯状部材100を引き取る過程で、保持ユニット4の空洞部43の内側を軸方向に往復移動する。保持ユニット4に保持された帯状部材100の位置に追従して、本体部2はその位置をガイドバー32に沿って軸方向に移動し、さらに、帯状部材100の巻取位置が軸方向に往復された場合には、それに対応して、軸方向に往復移動しつつ帯状部材100を引き込む。このため、帯状部材100を連続して本体部2へと引き込むことができる。
本体部2に進入した帯状部材100は、ガイド部23に沿って螺旋状に案内されて、第2ピンチローラ25から送り出され、螺旋状の巻癖がつけられた状態で保持ユニット4から発進側マンホール61へと導かれる。そして、図6に示すように、帯状部材100は、螺旋状の巻癖を保って、発進側マンホール61を通り、既設管6内の製管機5に供給される。
巻癖形成装置1の支持体3は、本体部2が帯状部材100を引き込み、帯状部材100を送り出す際の反力によって、帯状部材100の送り出し方向とは反対方向に回転する。支持体3は、保持ユニット4の鍔フレーム41にローラ34を介して回転自在に支持されているので、帯状部材100の送り出しに同調して保持ユニット4の軸心回りに自在に回転する。支持体3に支持された、保持ユニット4内の本体部2も、支持体3とともに軸心回りに回転する。
このため、既設管6内で回転する製管機5によって更生管130が形成されるのに対して、巻癖形成装置1からの帯状部材100の送り出し量に相対的な過不足がなくなり、帯状部材100にねじれ等を生じることなく、極めて円滑に帯状部材100を供給することができる。従来のように、作業者が保持ユニットの回転と巻癖形成装置の回転とを同調させるように制御する必要はなく、帯状部材100が保持ユニット4から繰り出されるのに任せて、帯状部材100に無理な力を作用させることなく巻癖を形成し、所望の螺旋形状に安定的に送り出すことができる。
図7に示すように、発進側マンホール61の底部に製管機5を設置して既設管6を更生する更生方法においても、巻癖形成装置1を好適に使用することができる。この場合、製管機5により形成された更生管130の先頭に、索条体701を連結する。地上に配置したウィンチ等の牽引治具702を駆動し、更生管130が形成される速さに合わせて索条体701を引き取る。これにより、到達側マンホール62を介して更生管130を下流側へ牽引する。地上の保持ユニット4には、前記と同様に巻癖形成装置1を内蔵させ、所望の巻癖を安定的に形成しながら、製管機5に帯状部材100を供給することができる。この場合、製管機5を既設管6内に設置できないような口径の小さい既設管6であっても、補強材120付きの帯状部材100を用いて精度よく更生管130を形成し、管路を更生することができる。
既設管6の更生作業中に保持ユニット4を交換する場合には、巻癖形成装置1を保持ユニット4から一旦取り外し、新たな帯状部材100を保持した保持ユニット4に対して巻癖形成装置1を取り付けて使用することができる。更生作業が完了すれば、保持ユニット4から巻癖形成装置1を取り外し、保持ユニット4と巻癖形成装置1とを分離することができる。
以上のように、本発明に係る巻癖形成装置1によれば、保持ユニット4の内周側から繰り出す帯状部材100に合わせて、本体部2が保持ユニット4内を軸方向に往復移動しながら帯状部材100を引き込むようにすることができ、帯状部材100同士の引っ掛かりをなくし、無理な力を作用させることなく、連続的に安定的に巻癖をつけることができる。
したがって、更生作業中に、製管機5等を停止させて、保持ユニット4から繰り出す帯状部材100を修正する手間を生じず、効率よく作業を進めることができる。巻癖形成装置1は、本体部2が保持ユニット4内を軸心回りに自在に回転するので、保持ユニット4と巻癖形成装置1とを同調させて回転させるための別途の制御手段を必要とせず、製管機5に対して帯状部材100を過不足なく送ることが可能となり、少ない作業者であっても精度よく更生管130を形成することができ、作業時間の短縮化を図ることができる。発進側マンホール61の地上には、保持ユニット4に対して一体的に巻癖形成装置1を設置することができ、巻癖の形成のためには、保持ユニット4を設置するスペースがあれば足りるので、省スペースでの作業が可能となる。
(実施形態2)
実施形態2係る巻癖形成装置1は、巻癖形成手段を備えた本体部20と、本体部20を帯状部材100の保持ユニット4に支持する支持体3とを備えている。図14および図15に示すように、本体部20は、保持ユニット4の空洞部43内に配設される本体フレーム11と、本体フレーム11に取り付けられた巻癖形成手段とを有する。支持体3および保持ユニット4は、前記実施形態1と同様の構成を有するので、同符号により示して詳細な説明を省略する。
図12および図13に示すように、本体部20は、2本のガイドバー32に架け渡される本体フレーム11を備えている。本体フレーム11は、角パイプ材等の高剛性を有する棒状の鋼材からなり、円環状の支持フレーム31の外形状に近似する屈曲形状に形成されている。
図16に示すように、本体フレーム11の両端部には、ガイドバー32に摺動自在に取り付けられる2つの摺動部12を備えている。摺動部12は、円筒状に貫通する空洞部を備え、ガイドバー32を貫通させて保持する。本体フレーム11は、2本のガイドバー32に接続されて、支持体3のガイドバー32に沿って軸方向に移動自在とされている。
これにより、本体フレーム11は、円環状の一対の支持フレーム31の相互間に配設される。本体部20は、2本のガイドバー32に支持されて保持ユニット4の軸方向に変位自在とされ、保持ユニット4の空洞部43内を往復移動することが可能とされる。
本体部20は、巻癖形成手段として、保持ユニット4の内周側から帯状部材100を引き込んで送り出す駆動ユニット70と、駆動ユニット70から送り出された帯状部材100を径方向内側へ押圧しながら送って帯状部材100に巻癖をつける変形ローラ80とを備えている。
駆動ユニット70は、帯状部材100を表裏両面から挟み込んで回転駆動する外面ローラ72と内面ローラ73との対からなる二組のピンチローラ71を備えている。図16に示すように、ピンチローラ71として、外面ローラ72は外周寄りに配置され、内面ローラ73は外面ローラ72の内周側に配置される。
図17に示すように、駆動ユニット70には、外面ローラ72または内面ローラ73を回転駆動する駆動モータ74が備えられている。外面ローラ72と内面ローラ73とは、減速機(例えば、歯車機構711の各歯車)を介して、互いに反対方向に回転する。駆動モータ74の駆動力は、歯車機構711を介して各ローラの回転軸に伝動され、外面ローラ72および内面ローラ73を適宜減速して回転させる。
内面ローラ73は金属製または合成樹脂製の円筒体からなるのに対し、外面ローラ72は、鍔部721を備えている。鍔部721は、帯状部材100の補強材120に係合する鍔状に形成されている。鍔部721は、外周面にローレット加工が施され、帯状部材100の外面側(例えば補強材120の溝状部)に接触し、滑ることなく回転する。これらの各ローラ72、73は、その軸方向の長さが帯状部材100の幅寸法に相当する長さよりも長くなるように形成されている。
駆動ユニット70は、2つの外面ローラ72を内側に保持した外面ユニット75と、2つの内面ローラ73を内側に保持した内面ユニット76とが組み合わされて形成されている。図16および図17に示すように、外面ユニット75は、剛性を有するケーシング751に外面ローラ72の回転軸が、軸受を介して回転自在に支持されている。外面ユニット75には、歯車機構711を構成する歯車の一部が収容され、外面ローラ72の回転軸に固定されている。
内面ユニット76は、剛性を有するケーシング761に、内面ローラ73の回転軸が、軸受を介して回転自在に支持されている。外面ユニット75と同様に内面ユニット76には、歯車機構711を構成する歯車の一部が収容され、内面ローラ73の回転軸に固定されている。これらの歯車は、互いに噛み合って歯車機構711を構成し、外面ローラ72と内面ローラ73との同期回転を図る。
駆動ユニット70に設けられた、これら二組のピンチローラ71は、帯状部材100に圧接および離間可能とされている。例えば、駆動ユニット70は、帯状部材100に対してピンチローラ71を圧接位置と離間位置との間で開閉することができる。外面ユニット75に対して内面ユニット76は、例えば背面側の図示しないヒンジ軸を介して開閉可能とされている。駆動ユニット70内部の歯車機構711の係合離脱は、外面ユニット75と内面ユニット76との開閉動作に連動される。
駆動ユニット70の正面には、外面ユニット75と内面ユニット76との閉止状態を保持する閉合部材77が設けられている。図16に示すように、閉合部材77として、コイルばねと抜け止めリングとを装着した連結ボルト771が備えられている。この連結ボルト771の一端部は、外面ユニット75の正面部に回動自在に取り付けられ、他端部は、コイルばねを押圧して圧縮させるためのナット772が螺合されている。内面ユニット76には、連結ボルト771の受け部が突設されている。連結ボルト771の軸部は、受け部に嵌挿されて、ナット772が締め込まれることにより、軸方向付勢力が付与されて閉合固定される。
図17に示すように、外面ユニット75には、ケーシング751の側面が凹状に切り欠かれて、内部のピンチローラ71へ帯状部材100を引き込むための導入口78と、帯状部材100を送り出すための導出口79が設けられている。導入口78および導出口79は、外面ユニット75と内面ユニット76とが組み合わされて閉合されたとき、帯状部材100の幅よりも大きい一つの開口部を形成する。
これにより、駆動ユニット70は適宜開閉することができ、帯状部材100をピンチローラ71間に配設したり、ピンチローラ71から外したりする作業を容易に行うことができる。二組のピンチローラ71が一つの駆動ユニット70に集約して設けられているので、本体部20を小型化することができ、保持ユニット4の内側に容易に納めることができる。図16において、帯状部材100は、駆動ユニット70の上流側である図中左側から駆動ユニット70内に導入され、ピンチローラ71に挟まれて順次送られ、駆動ユニット70の下流側である図中右側へ送り出される。
駆動ユニット70は、取付ブラケット90を介して本体フレーム11に取り付けられている。本体フレーム11が接続されていない他のガイドバー32には、駆動ユニット70に対向させてウェイトが備えられ、駆動ユニット70との重量バランスを図っている。本体フレーム11は、その正面部に、取付ブラケット90との取付片14を有するプレート材13を一体に装着して形成されている。このプレート材13には、本体フレーム11から突出するように、取付片14が2箇所に延設されている。
取付ブラケット90は、本体フレーム11の正面に取り付けられる第1取付板91と、この第1取付板91に直交する方向に配設された第2取付板92とを一体に有する。
図16に示すように、第1取付板91は平板状の板状部材であり、駆動ユニット70の上流側に位置する取付片14と、その下流側に位置する取付片14とに対応させて、長孔911、912を備えている。上流側の長孔911は、下流側の長孔912よりも長く形成されている。これらの長孔911、912は、それぞれ円弧形状の貫通孔とされている。
図17に示すように、第2取付板92は、第1取付板91の正面方向に延設された板状部材であり、駆動ユニット70を固定するための固定孔921と長孔922とを備える。固定孔921は、第2取付板92における、駆動ユニット70の上流側に対応する位置に貫通して設けられている。これに対し、長孔922は、駆動ユニット70の下流側に対応する位置に貫通して円弧形状に形成されている。
第2取付板92は、駆動ユニット70の外面ユニット75のケーシング751に、固定孔921および長孔922を介してボルト・ナットにより取り付けられている。第2取付板92により、長孔922の長さの範囲内で駆動ユニット70の取付位置を変更することができる。例えば、固定孔921を中心として駆動ユニット70を長孔922に沿って正面方向へ動かすことで、駆動ユニット70のピンチローラ71の向きを変更することができる。ピンチローラ71の向きが変更可能であることにより、駆動ユニット70への帯状部材100の引き込み方向を適宜調整することができる。
第1取付板91は、本体フレーム11と駆動ユニット70との間に配設されて、長孔911、912を介して各取付片14に対してボルトおよびナットにより締結されている。第1取付板91は、長孔911、912を有するので、これらの長孔911、912の長さ範囲内でボルト位置を変更することができる。
このため、第1取付板91の長孔911、912の長さ範囲内でボルト位置を動かし、第1取付板91と取付片14との締結位置を変更することで、本体フレーム11に対する駆動ユニット70の取付位置を変えることができる。一方のボルトを支点として他方のボルトをスライドさせて駆動ユニット70の取付位置を調整することもできる。これにより、例えば、図16に示す駆動ユニット70の取付位置から、図18に示す取付位置へと容易に変更することができる。このように、駆動ユニット70は、本体フレーム11に対する取付位置を、保持ユニット4の中心空洞部の内外方向に調整可能とされる。
駆動ユニット70は、取付ブラケット90の第2取付板92に対して、第2取付板92と駆動ユニット70とを締結し長孔922に沿って規制されたスライドピンによって揺動自在とされてもよい。このように構成されることで、駆動ユニット70は、二組のピンチローラ71の回転軸が帯状部材100の軸方向に対して略直交するように、引き込む帯状部材100に追従して揺動することが可能となる。
巻癖形成手段としての変形ローラ80は、駆動ユニット70から送り出された帯状部材100を径方向内側へ押圧しながら送り、帯状部材100に巻癖をつける。図12および図13に示すように、変形ローラ80は、例えば円柱状のローラ体であり、駆動ユニット70の下流側に備えられている。変形ローラ80は、ローラ保持部81にその回転軸が保持されて回転自在とされ、帯状部材100の外周面側に当接して自在に回転する。例示の形態では、ローラ保持部81は、駆動ユニット70の下流側に配設された連結プレート82の先端部に一体に設けられている。
図16に示すように、連結プレート82は、帯状部材100の送り出し方向に沿って曲面形状に形成された短尺の帯板材である。連結プレート82は、駆動ユニット70の導出口79の近傍に突設された支持部材752に、その基端部が回動自在に支持されている。連結プレート82は、駆動ユニット70の下流側において、先端部がローラ保持部81に接続され、ローラ保持部81を介して変形ローラ80を支持している。
連結プレート82の幅方向の両側には、多段調整部材83が配設されている。多段調整部材83は、連結プレート82の幅方向の両側部に配設された2枚の板状部材であり、変形ローラ80の軸方向の長さに対応する相互間隔で配設されている。多段調整部材83は、駆動ユニット70の外側面に接合されるとともに、帯状部材100の送り出し方向の下流側に向けて延設されている。
例示の形態では、多段調整部材83は、基端部を中心に回動する連結プレート82の回動角度範囲に合わせた大きさおよび形状を有する。多段調整部材83には、連結プレート82の先端部寄りに、多数の貫通孔84が均等間隔で設けられている。多段調整部材83のこれらの貫通孔84には、連結プレート82の外面側に幅方向に配設されて連結プレート82を支持するボルト85が選択的に挿通される。
すなわち、多段調整部材83のいずれかの貫通孔84にボルト85を貫通させて取り付け、そのボルト軸によって連結プレート82の外面が支持される。例えば、図16に示す形態では、多段調整部材83の複数の貫通孔84のうち、径方向の内側寄りの貫通孔84にボルト85が取り付けられて、回動自在な連結プレート82の先端部を支持している。これに対して、図18に示す形態では、多段調整部材83の径方向の外側寄りの貫通孔84にボルト85が取り付けられ、連結プレート82の先端部を支持している。
連結プレート82は、駆動ユニット70の下流側に回動自在に設けられるので、駆動ユニット70に対する配設方向を変えることができる。このため、連結プレート82の先端部の変形ローラ80の回転軸の位置を、保持ユニット4の空洞部43の外側寄りから内側寄りへと変更することが可能とされている。変形ローラ80の回転軸が位置変更されることで、駆動ユニット70から送り出される帯状部材100の曲げ形状を変更することができる。したがって、連結プレート82の配設方向を調整することで、帯状部材100に付与する巻癖の螺旋径を容易に変更することができる。
連結プレート82の外面側には、連結プレート82を外方から押圧する角度調整ボルト87が配設されている。角度調整ボルト87は、多段調整部材83に対して幅方向に架設された連結材86にボルト軸部が螺合されている。角度調整ボルト87を締め込み、または緩めることで、ボルト軸部の先端部を軸方向に変位させることができる。角度調整ボルト87を締め込むと、連結プレート82の外面が押圧され、連結プレート82の配設方向を微調整することができる。例えば、多段調整部材83により連結プレート82を固定した後、さらに、帯状部材100の巻癖の螺旋径を数mm〜数十mm程度調整したい場合に、この角度調整ボルト87の締め込み量によって、連結プレート82の位置を調整することができる。
前述のとおり、帯状部材100は、リブ111間に補強材120が装着されている。これに対し、変形ローラ80は、図20に示すように、円筒状の外周面を有し、帯状部材100の幅寸法に対応する軸方向長さを有して形成されている。帯状部材100は、リブ111の先端部が変形ローラ80の外周面に接触するとともに、補強材120の凸状部分が変形ローラ80の外周面に接触する。これにより、駆動ユニット70から送り出された帯状部材100を径方向内側へ押圧しながら送って、帯状部材100に螺旋状の巻癖をつけることができる。
変形ローラ80は、図21に示すように、鍔状の大径部801と円筒状の小径部802とを備えたローラであってもよい。この場合、変形ローラ80は、大径部801が補強材120の凹状部分に係合して回転し、帯状部材100を送りつつ螺旋状に変形させる。大径部801は補強材120を位置決めするので、帯状部材100の幅方向にずれるのを防ぎ、帯状部材100の送り出し方向を一定の方向に規制することができる。
図22に示すように、変形ローラ80は、その回転軸に沿って軸方向に摺動可能に設けられてもよい。この場合、変形ローラ80は、補強材120に係合する鍔状の大径部801と円筒状の小径部802とを有するうえ、回転軸803に対して軸受804を介して外装されている。これにより、変形ローラ80は帯状部材100に確実に接触して回転するとともに、帯状部材100の幅方向のずれを許容しつつ巻癖をつけるものとなる。したがって、帯状部材100に無理な力が作用せず、帯状部材100のねじれや損傷を防ぐことができる。
実施形態2に係る巻癖形成装置1にあっても、実施形態1と同様に、保持ユニット4に内蔵させた状態で使用することができる。すなわち、図14および図15に示すように、巻癖形成装置1の支持体3を保持ユニット4に取り付けて、本体部20を保持ユニット4の空洞部43内に配置する。保持ユニット4の内周側から帯状部材100を引き出し、駆動ユニット70に通す。駆動モータ74を駆動させることで、ピンチローラ71が回転駆動し、帯状部材100を引き込むとともに連結プレート82へ送り出す。連結プレート82は、帯状部材100の先端部を変形ローラ80へ導く。
帯状部材100は、駆動ユニット70に引き込まれる位置が、保持ユニット4の空洞部43の軸方向に往復変位しながら順次引き込まれる。巻癖形成装置1の本体部20は、保持ユニット4の空洞部43の内側で軸方向に変位しながら、適当な位置で帯状部材100を引き込む。巻癖形成装置1に取り込まれる帯状部材100には、無理な力が作用せず、帯状部材100をスムーズに本体部20へ導くことができ、変形ローラ80により螺旋状の曲げ形状に変形させることができる。
実施形態2に係る巻癖形成装置1では、変形ローラ80の駆動ユニット70に対する配設位置を調整可能とされるので、帯状部材100に付与すべき螺旋形状の螺旋径に合わせて変形ローラ80の位置を変更することで、多様な螺旋径の曲げ形状へと一つの装置によって変形させることができる。
本体部20は、帯状部材100を引き取る過程で、保持ユニット4の空洞部43の内側を軸方向に往復移動する。保持ユニット4に保持された帯状部材100の位置に追従して、本体部20はその位置をガイドバー32に沿って軸方向に移動し、さらに、帯状部材100の巻取位置が軸方向に往復された場合には、それに対応して、軸方向に往復移動しつつ帯状部材100を引き込む。このため、帯状部材100を連続して本体部20へと引き込むことができる。
施工過程で保持ユニット4に納められた帯状部材100の巻き重ね量は減少する。これに伴い、帯状部材100を巻癖形成装置1に引き込む際に、帯状部材100に緩みやたるみが生じたり、ピンチローラ71への進入角度が変化したりすることが考えられる。その場合には、引き込む帯状部材100に追従させて、駆動ユニット70の配設形態を変更し、二組のピンチローラ71の回転軸が帯状部材100の軸方向に対して略直交するように調整することができる。すなわち、図17に示すような駆動ユニット70の配設形態を、取付ブラケット90に対する取付位置を変更することで、図19に示すような駆動ユニット70の配設形態のように自在に変更することができる。これにより、帯状部材100を保持ユニット4の内周側から連続的にスムーズに引き出し、本体部20の駆動ユニット70へ導くことができ、螺旋状の巻癖を安定的に形成することが可能となる。
変形ローラ80を経た帯状部材100は、所望の螺旋形状の巻癖がつけられた状態で保持ユニット4から発進側マンホール61へと導かれ、既設管6内の製管機5にて管状に形成される。
なお、本発明に係る巻癖形成装置1において、本体部20に設けられる巻癖形成手段は、上述した構成のものに限られず、帯状部材100に螺旋状の巻癖をつける手段を具備するものであればどのように構成されてもよい。保持ユニット4としては、例示したような回転するドラム体であるに限らず、帯状部材100を保持しながら帯状部材100を円滑に繰り出しまたは送り出す構成であれば、どのような形態のものであってもよい。
補強材120を装着した帯状部材100も、例示したものに限定されず、側縁部の形状、リブの形状、または補強材の形状が異なる、他のどのようなものであってもよい。例えば、図23(a)に示すように、帯状部材200は、コネクタ230により接合される構成であってもよい。この場合、帯状部材200は、リブ201間に補強材210を備え、両側縁部に接合凹部202が形成されている。図23(b)に示すように、コネクタ230は、隣接した帯状部材200の接合凹部202、202にまたがって接合可能な一対の接合凸部231を備え、これらの接合凹部202に嵌め込まれる。このような帯状部材200であっても、巻癖形成装置1により螺旋状の巻癖を連続的に形成して、強度の高い更生管130を精度よく形成することができる。
なお、本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。この出願は、日本特許出願の特願2014−116215号に基づく優先権を請求する。これに言及することにより、その全ての内容は本出願に組み込まれるものである。
本発明は、老朽化した下水道管、上水道管、農業用水管、ガス管などの既設管を、補強材付きの帯状部材を用いて更生する工法において好適に利用することができる。
1 巻癖形成装置
2、20 本体部
11、21 本体フレーム
22 本体保持部
26 駆動モータ
3 支持体
31 支持フレーム
32 ガイドバー
33 支承部
34 ローラ
4 保持ユニット
41 鍔フレーム
411 円形開口
412 レール体
42 連結材
43 空洞部
5 製管機
6 既設管
70 駆動ユニット
80 変形ローラ
82 連結プレート
90 取付ブラケット
100 帯状部材
110 帯状部材本体
120 補強材
130 更生管

Claims (7)

  1. 管路更生用の帯状部材を、螺旋状の曲げ形状に変形させる巻癖形成装置であって、
    帯状部材に変形を加える本体部と、
    前記本体部を帯状部材の保持ユニットに支持する支持体とを有し、
    前記帯状部材は、長手方向に沿って補強材が備えられ、保持ユニットの内側に螺旋状に巻き重ねられて、この保持ユニットの軸方向に空洞部を形成しており、
    前記本体部は前記空洞部に配設されて、保持ユニットの内側で帯状部材を引き込んで変形させ、
    前記支持体は、保持ユニットに対して回転自在に取り付けられ、前記本体部が帯状部材を引き込むのに連動して前記保持ユニットの軸心回りに回転することを特徴とする巻癖形成装置。
  2. 請求項1に記載の巻癖形成装置であって、
    前記保持ユニットは、円形開口を有する一対の回転フレームと、これらの回転フレーム間に、該保持ユニットの軸方向に設けられた複数の連結材とを備え、前記帯状部材は該連結材の内側に保持され、
    前記支持体は、前記回転フレームの円形開口の縁部に係合する複数の支持ローラを備えることを特徴とする巻癖形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の巻癖形成装置であって、
    前記本体部は前記空洞部内で前記保持ユニットの軸方向に変位自在に支持され、帯状部材の引き込み位置が前記保持ユニットの軸方向に移動することを特徴とする巻癖形成装置。
  4. 請求項3に記載の巻癖形成装置であって、
    前記支持体は、前記空洞部に配設され前記保持ユニットの軸方向に延びる互いに平行な複数本のガイドバーを備え、前記本体部は前記ガイドバーに沿って保持ユニットの軸方向に往復移動することを特徴とする巻癖形成装置。
  5. 管路更生用の帯状部材を、螺旋状の曲げ形状に変形させる巻癖形成装置であって、
    帯状部材に変形を加える本体部と、
    前記本体部を帯状部材の保持ユニットに支持する支持体とを有し、
    前記帯状部材は、長手方向に沿って補強材が備えられ、保持ユニットの内側に螺旋状に巻き重ねられて、この保持ユニットの軸方向に空洞部を形成しており、
    前記本体部は、保持ユニットの内側から帯状部材を引き込んで送り出す駆動ユニットと、駆動ユニットが送り出した帯状部材を径方向内側へ押圧しながら送り、帯状部材に巻癖をつける変形ローラとを備え、
    前記本体部は前記空洞部に配設されて、保持ユニットの内側で帯状部材を引き込んで変形させ、
    前記支持体は、保持ユニットに対して回転自在に取り付けられ、前記本体部が帯状部材を引き込むのに連動して保持ユニットの軸心回りに回転することを特徴とする巻癖形成装置。
  6. 請求項5に記載の巻癖形成装置であって、
    前記変形ローラは、前記駆動ユニットに対する配設位置を調整可能とされていることを特徴とする巻癖形成装置。
  7. 請求項5または6に記載の巻癖形成装置であって、
    前記駆動ユニットの下流側には、帯状部材を前記変形ローラへ導く曲面プレートが設けられ、前記駆動ユニットから変形ローラまでの経路で帯状部材を変形させることを特徴とする巻癖形成装置。
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