JP5837629B2 - 容器搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンジ等の容器を搬送するための容器搬送装置に関する。
従来、容器の胴部にラベルを貼り付ける容器処理装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の容器処理装置は、ラベル貼付機構を容器が通過するように容器を搬送する回転体と、回転体に供給される容器が搬送される供給コンベヤと、回転体と供給コンベヤとの間に配置される受け渡し機構と、供給コンベヤを挟んで受け渡し機構の反対側に配置されるロボットとを備えている。受け渡し機構は、タイミングベルトと、タイミングベルトが架け渡される4個のプーリとを備えている。タイミングベルトには、一定のピッチで吸着パッドが取り付けられている。ロボットは、いわゆる6軸ロボットである。ロボットのハンドは、タイミングベルトに取り付けられる吸着パッドと同じピッチで配置される4個の吸着パッドを備えている。
特許文献1に記載の容器処理装置では、ロボットは、所定の動作を行って、供給コンベヤ上の4個の容器をロボットの吸着パッドで吸着把持した後、受け渡し機構の吸着パッドに4個の容器を一括で受け渡す。このときには、移動している受け渡し機構のタイミングベルトに追従するように、タイミングベルトの移動方向と同じ方向へロボットが移動するため、タイミングベルトの移動方向において、タイミングベルトに対してロボットが相対的に停止した状態になる。したがって、この容器処理装置では、受け渡し機構のタイミングベルトが移動している状態でも、4個の容器を一括でロボットから受け渡し機構へ受け渡すことが可能となっている。
特開2007−8641号公報
特許文献1に記載の容器処理装置では、タイミングベルトの移動方向へ移動するための機構をロボットが備えていないと、タイミングベルトが移動している状態で、複数の容器を一括でロボットから受け渡し機構に受け渡すことができない。そのため、特許文献1に記載の受け渡し機構を設置できる装置は限定される。すなわち、特許文献1に記載の受け渡し機構は汎用性が低い。
そこで、本発明の課題は、容器の把持機構を保持するチェーンやベルトが移動している状態において複数の容器を一括で受け渡すことが可能であっても、汎用性を高めることが可能な容器搬送装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の容器搬送装置は、容器を把持する複数の把持機構と、複数の把持機構を保持するチェーンと、チェーンの内周側からチェーンに係合する第1スプロケットおよび第2スプロケットと、第1スプロケットおよび第2スプロケットを回転可能に保持する保持部材と、第1スプロケットから第2スプロケットへ向かうときのチェーンの移動方向と平行な方向へ保持部材を往復移動させる移動機構とを備える容器搬送装置であって、第1スプロケットから第2スプロケットに向かってチェーンが移動するときに把持機構が通過する部分の少なくとも一部は、複数の容器が一括で受け渡される受け渡し部となっており、容器搬送装置は、さらに、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに複数の把持機構の容器の把持状態を解除するまたは複数の把持機構の容器の受け取りを可能な状態にするためのカムと、第1スプロケットから第2スプロケットへ向かうときのチェーンの移動方向と上下方向とに直交する方向へカムを往復移動させるカム移動機構とを備え、把持機構は、容器の側面を抱えるように容器の側面に接触する把持部が一端側に形成されるレバー部材と、レバー部材を回動可能に支持する支持軸と、容器の側面に把持部が接触する方向へレバー部材を付勢する付勢部材と、レバー部材の他端側に取り付けられるとともにカムのカム面に接触して容器の側面から把持部が離れる方向へレバー部材を回動させるカムフォロアとを備え、移動機構は、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに、チェーンの移動速度と同じ速度で、かつ、第1スプロケットから第2スプロケットに向かうときのチェーンの移動方向と逆方向へ保持部材を移動させ、カム移動機構は、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに、カムのカム面がカムフォロアに接触する方向へカムを移動させて、複数の把持機構のレバー部材を一括で回動させることを特徴とする。
本発明の容器搬送装置では、複数の把持機構を保持するチェーンに第1スプロケットおよび第2スプロケットが係合し、第1スプロケットおよび第2スプロケットは保持部材に回転可能に保持されている。また、本発明では、受け渡し部において、複数の容器が一括で受け渡されるときに、移動機構は、チェーンの移動速度と同じ速度で、かつ、第1スプロケットから第2スプロケットに向かうときのチェーンの移動方向と逆方向へ保持部材を移動させる。そのため、本発明では、複数の容器が一括で受け渡されるときにチェーンが移動していても、受け渡し部においてチェーンに保持される複数の把持機構を相対的に停止した状態にすることが可能になる。したがって、本発明では、把持機構への容器の引き渡しや把持機構からの容器の受け取りを行うための装置がチェーンの移動方向へ移動するための機構を備えていなくても、チェーンが移動している状態において把持機構が複数の容器を一括で受け取ったり、引き渡したりすることが可能になる。その結果、本発明では、容器の把持機構を保持するチェーンが移動している状態において複数の容器を一括で受け渡すことが可能であっても、容器搬送装置の汎用性を高めることが可能になる。また、本発明では、容器搬送装置は、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに複数の把持機構の容器の把持状態を解除するまたは複数の把持機構の容器の受け取りを可能な状態にするためのカムと、第1スプロケットから第2スプロケットへ向かうときのチェーンの移動方向と上下方向とに直交する方向へカムを往復移動させるカム移動機構とを備え、把持機構は、容器の側面を抱えるように容器の側面に接触する把持部が一端側に形成されるレバー部材と、レバー部材を回動可能に支持する支持軸と、容器の側面に把持部が接触する方向へレバー部材を付勢する付勢部材と、レバー部材の他端側に取り付けられるとともにカムのカム面に接触して容器の側面から把持部が離れる方向へレバー部材を回動させるカムフォロアとを備え、カム移動機構は、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに、カムのカム面がカムフォロアに接触する方向へカムを移動させて、複数の把持機構のレバー部材を一括で回動させる。そのため、複数の容器を引き渡す直前まで把持機構によって複数の容器を把持しておくことが可能になる。また、複数の容器を受け取った直後に把持機構によって複数の容器を一括で把持することが可能になる。
本発明において、把持機構は、チェーンの上側に配置されていることが好ましい。このように構成すると、チェーンの駆動機構と把持機構との干渉を容易かつ確実に防止することが可能になる。したがって、把持機構が複数の機械部品によって構成されている場合であっても、把持機構を容易に配置することが可能になる。
本発明において、チェーンは、順次連結される複数のリンクと、複数のリンクを連結するための連結軸と、上下方向におけるリンクの両側に配置され上下方向を回転の軸方向として回転するとともにリンクまたは連結軸に回転可能に保持される第1ローラと、チェーンの長手方向と上下方向とに直交する第1方向におけるリンクの両側に配置され第1方向を回転の軸方向として回転するとともにリンクまたは連結軸に回転可能に保持される第2ローラとを備え、第1ローラと第2ローラとは、チェーンの長手方向において一定のピッチで、かつ、交互に配置され、保持部材には、第1ローラおよび第2ローラを案内する第1ガイド部材が固定されていることが好ましい。このように構成すると、把持機構がチェーンの上側に配置されていても、把持機構の重量や容器の重量に起因する把持機構およびチェーンの倒れを効果的に防止することが可能になる。
本発明において、チェーンは、順次連結される複数のリンクと、複数のリンクを連結するための連結軸とを備え、チェーンの長手方向におけるリンクの一端側には、第1貫通孔が上下方向に貫通するように形成され、チェーンの長手方向におけるリンクの他端側には、第2貫通孔が上下方向に貫通するように形成され、チェーンの長手方向で隣接する一方のリンクの第1貫通孔と他方のリンクの第2貫通孔とに連結軸が挿通され、連結軸は、把持機構を構成する把持部本体の下面から下側へ突出するように把持部本体と一体で形成されていることが好ましい。このように構成すると、把持機構を構成する把持部本体とチェーンを構成する連結軸とが一体で形成されているため、チェーンへの把持機構の取付構造を簡素化することが可能になる。したがって、容器搬送装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、チェーンは、上下方向におけるリンクの両側に配置され上下方向を回転の軸方向として回転する第1ローラを備え、第1ローラは、連結軸に回転可能に保持され、保持部材には、第1ローラを案内する第1ガイド部材が固定されていることが好ましい。このように構成すると、把持機構がチェーンの上側に配置されていても、把持機構の重量や容器の重量に起因する把持機構およびチェーンの倒れを防止することが可能になる。また、このように構成すると、把持機構を構成する把持部本体と一体で形成される連結軸の、上下方向におけるリンクの両側に第1ローラが保持されているため、把持機構の倒れを効果的に防止することが可能になる。
本発明において、把持機構は、チェーンの長手方向における連結軸の両側に配置され上下方向を回転の軸方向として回転するとともに把持部本体に回転可能に保持される第3ローラを備え、保持部材には、第3ローラを案内する第2ガイド部材が固定されていることが好ましい。このように構成すると、把持機構がチェーンの上側に配置されていても、把持機構の重量や容器の重量に起因する把持機構およびチェーンの倒れを防止することが可能になる。また、このように構成すると、第3ローラおよび第2ガイド部材を用いて、連結軸を中心とする把持部本体の回動を防止することが可能になる。
本発明において、把持機構は、容器が搭載される搭載面が形成される第1搭載部材と、チェーンに保持されるとともに第1搭載部材が搭載されて固定される第2搭載部材とを有する把持部本体を備え、第1搭載部材には、下側へ突出する固定用ピンが固定され、第2搭載部材には、固定用ピンが挿入される挿入孔が形成されるとともに、挿入孔に挿入された固定用ピンを固定するためのボールプランジャが取り付けられていることが好ましい。このように構成すると、把持機構が把持する容器の大きさや形状に応じて第1搭載部材を取り換える場合であっても、第1搭載部材を容易に取り換えることが可能になる。
本発明において、容器搬送装置は、保持部材を移動可能に支持する支持体と、支持体に回転可能に保持されチェーンの内周側からチェーンに係合する第3スプロケットと、支持体に回転可能に保持されチェーンの外周側からチェーンに係合する第4スプロケットおよび第5スプロケットとを備え、チェーンは、上側から見たときに略T形状となるように、かつ、第1スプロケットで180°に折り返されて第2スプロケットへ向かい、第2スプロケットで180°に折り返されて第4スプロケットに向かい、第4スプロケットで90°に折り曲げられて第3スプロケットに向かい、第3スプロケットで180°に折り返されて第5スプロケットに向かい、第5スプロケットで90°に折り曲げられて第1スプロケットに向かうように、第1スプロケット、第2スプロケット、第3スプロケット、第4スプロケットおよび第5スプロケットに架け渡されており、第3スプロケットにチェーンを駆動するための動力が入力されることが好ましい。このように構成すると、移動する保持部材に保持される第1スプロケットまたは第2スプロケットにチェーンを駆動するための動力が入力される場合と比較して、チェーンを駆動するための動力を第3スプロケットに入力するための動力伝達機構を簡素化することが可能になる。また、このように構成すると、回転中心に対して90°の範囲でチェーンが係合する第4スプロケットまたは第5スプロケットにチェーンを駆動するための動力が入力される場合と比較して、入力された動力をチェーンに効率的に伝達することが可能になる。
また、上記の課題を解決するため、本発明の容器搬送装置は、容器を把持する複数の把持機構と、複数の把持機構を保持するベルトと、ベルトの内周側からベルトに係合する第1プーリおよび第2プーリと、第1プーリおよび第2プーリを回転可能に保持する保持部材と、第1プーリから第2プーリへ向かうときのベルトの移動方向と平行な方向へ保持部材を往復移動させる移動機構とを備える容器搬送装置であって、第1プーリから第2プーリに向かってベルトが移動するときに把持機構が通過する部分の少なくとも一部は、複数の容器が一括で受け渡される受け渡し部となっており、容器搬送装置は、さらに、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに複数の把持機構の容器の把持状態を解除するまたは複数の把持機構の容器の受け取りを可能な状態にするためのカムと、第1プーリから第2プーリへ向かうときのベルトの移動方向と上下方向とに直交する方向へカムを往復移動させるカム移動機構とを備え、把持機構は、容器の側面を抱えるように容器の側面に接触する把持部が一端側に形成されるレバー部材と、レバー部材を回動可能に支持する支持軸と、容器の側面に把持部が接触する方向へレバー部材を付勢する付勢部材と、レバー部材の他端側に取り付けられるとともにカムのカム面に接触して容器の側面から把持部が離れる方向へレバー部材を回動させるカムフォロアとを備え、移動機構は、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに、ベルトの移動速度と同じ速度で、かつ、第1プーリから第2プーリに向かうときのベルトの移動方向と逆方向へ保持部材を移動させ、カム移動機構は、受け渡し部で複数の容器が受け渡されるときに、カムのカム面がカムフォロアに接触する方向へカムを移動させて、複数の把持機構のレバー部材を一括で回動させることを特徴とする。
本発明の容器搬送装置では、複数の把持機構を保持するベルトに第1プーリおよび第2プーリが係合し、第1プーリおよび第2プーリは保持部材に回転可能に保持されている。また、本発明では、受け渡し部において、複数の容器が一括で受け渡されるときに、移動機構は、ベルトの移動速度と同じ速度で、かつ、第1プーリから第2プーリに向かうときのベルトの移動方向と逆方向へ保持部材を移動させる。そのため、本発明では、複数の容器が一括で受け渡されるときにベルトが移動していても、受け渡し部においてベルトに保持される複数の把持機構を相対的に停止した状態にすることが可能になる。したがって、本発明では、把持機構への容器の引き渡しや把持機構からの容器の受け取りを行うための装置がベルトの移動方向へ移動するための機構を備えていなくても、ベルトが移動している状態において把持機構が複数の容器を一括で受け取ったり、引き渡したりすることが可能になる。その結果、本発明では、容器の把持機構を保持するベルトが移動している状態において複数の容器を一括で受け渡すことが可能であっても、容器搬送装置の汎用性を高めることが可能になる。
以上のように、本発明の容器搬送装置では、容器の把持機構を保持するチェーンやベルトが移動している状態において複数の容器を一括で受け渡すことが可能であっても、容器搬送装置の汎用性を高めることが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる容器搬送装置の概略構成を説明するための平面図である。 図1に容器搬送装置の概略構成を説明するための側面図である。 図2に示す移動機構およびガイド部の構成を説明するための正面図である。 図1のE部の拡大図である。 図3に示す把持機構およびチェーンの構成を説明するための正面図である。 図5のF−F方向から把持機構およびチェーンの構成を説明するための側面図である。 図5に示す把持機構の構成を説明するための平面図である。 図5のG−G方向からチェーン等の構成を説明するための平面図である。 (A)は図2のH部の拡大図であり、(B)は図3のJ部の拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(容器搬送装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる容器搬送装置1の概略構成を説明するための平面図である。図2は、図1に容器搬送装置1の概略構成を説明するための側面図である。図3は、図2に示す移動機構16およびガイド部17の構成を説明するための正面図である。図4は、図1のE部の拡大図である。なお、以下の説明では、図1〜図3に示すように、互いに直交する水平方向の2方向(X方向、Y方向)のうちのX方向を「左右方向」、Y方向を「前後方向」とする。また、X1方向側を「右」側、X2方向側を「左」側、Y1方向側を「前」側、Y2方向側を「後(後ろ)側」とする。
本形態の容器搬送装置1は、容器としてのシリンジ2を搬送するための装置である。シリンジ2は、内部の薬液が充填されたプレフィルドシリンジであり、略円筒状に形成される筒部2aと筒部2aの一端に形成されるフランジ2b(図5、図6参照)とを備えている。この容器搬送装置1では、フランジ2bが下側に配置された状態でシリンジ2が搬送される。すなわち、容器搬送装置1では、注射針が取り付けられる(または取り付けられている)筒部2aの先端が上側に配置された状態でシリンジ2が搬送される。また、容器搬送装置1は、シリンジ2に充填された薬液中の異物の有無を検査するための検査装置(図示省略)に供給されるシリンジ2を搬送するための装置であり、たとえば、容器搬送装置1の前側に配置されるロボット3から複数のシリンジ2を一括で受け取って、容器搬送装置1の後ろ側に配置されるスターホイール4にシリンジ2を1本ずつ引き渡す。
容器搬送装置1は、複数のシリンジ2のそれぞれを把持する複数の把持機構7と、複数の把持機構7を保持するチェーン8と、チェーン8が架け渡されるスプロケット9〜13とを備えている。また、容器搬送装置1は、スプロケット9、10を回転可能に保持する保持部材14と、保持部材14を左右方向へ移動可能に支持する支持体15と、保持部材14を左右方向へ往復移動させる移動機構16と、保持部材14を左右方向へ案内するガイド部17とを備えている。さらに、容器搬送装置1は、ロボット3との間でシリンジ2が一括で受け渡される受け渡し部D1において、把持機構7によるシリンジ2の受け取りを可能な状態にするためのカム18と、前後方向へカム18を往復移動させるカム移動機構19と、スターホイール4との間でシリンジ2が受け渡される受け渡し部D2において、把持機構7によるシリンジ2の把持状態を解除するためのカム20とを備えている。なお、図1〜4では、複数の把持部材7のうちの一部の把持部材7およびチェーン8の一部のみを図示している。
保持部材14は、左右方向に細長い略長方形の平板状に形成されている。この保持部材14は、その厚さ方向と上下方向とが一致するように、容器搬送装置1の前端側に配置されている。支持体15は、スプロケット11〜13を回転可能に保持する保持部材23と、保持部材23を支持する架台24とを備えている。保持部材23は、平板状に形成されている。この保持部材23は、保持部材14の後ろ側に配置されている。また、保持部材23は、架台24の上面側に固定されている。保持部材14、23は、架台24の上側に配置されている。
移動機構16は、モータ25と、モータ25の動力で回転するボールネジ26と、ボールネジ26に係合するナット部材27とを備えている。モータ25は、サーボモータであり、架台24に固定されている。モータ25の出力軸には、プーリ28が固定されている。ボールネジ26は、その軸方向と左右方向とが一致するように配置されている。また、ボールネジ26は、図3(B)に示すように、架台24の上面に取り付けられる軸受29に回転可能に保持されている。ボールネジ26の一端には、プーリ30が固定されている。プーリ28とプーリ30とにはベルト31が架け渡されている。ナット部材27は、保持部材14の下面に固定されている。モータ25が回転すると、ボールネジ26が回転し、ボールネジ26が回転すると、ナット部材27と一緒に保持部材14が左右方向へ移動する。
ガイド部17は、架台24の上面に固定される2本のガイドレール32と、ガイドレール32に上側から係合する4個のガイドブロック33とを備えている。ガイドレール32は、左右方向を長手方向として配置されている。また、2本のガイドレール32は、前後方向に所定の間隔をあけた状態で配置されている。ガイドブロック33は、保持部材14の下面に固定されている。4個のガイドブロック33のうちの2個のガイドブロック33は、一方のガイドレール32に係合し、残りの2個のガイドブロック33は、他方のガイドレール32に係合している。ボールネジ26に沿って左右方向へ移動する保持部材14は、ガイドレール32とガイドブロック33によって左右方向へ案内される。
スプロケット9、10、12、13は、同形状に形成されている。また、スプロケット11は、スプロケット9、10、12、13とほぼ同形状に形成されている。スプロケット9〜13の上端には、径方向の外側へ広がる上側鍔部9a〜13aが形成され、スプロケット9〜13の下端には、径方向の外側へ広がる下側鍔部9b〜13bが形成されている。上下方向における上側鍔部9a〜13aと下側鍔部9b〜13bとの間には、隙間が形成されている。また、上側鍔部9a〜13aおよび下側鍔部9b〜13bの外周端には、径方向の内側に向かって窪む複数の溝部9c〜13cが一定のピッチで形成されている。溝部9c〜13cは、上下方向から見たときの形状が略半円状になるように形成されている。
スプロケット9、10は、保持部材14の上側に配置されている。スプロケット9は、保持部材14の右端側部分に回転可能に保持され、スプロケット10は、保持部材14の左端側部分に回転可能に保持されている。具体的には、スプロケット9、10は、保持部材14に固定される固定軸36に回転可能に保持されている。スプロケット9とスプロケット10とは、前後方向において同じ位置に配置されている。
スプロケット11〜13は、保持部材23の上側に配置されている。スプロケット11は、保持部材23の後端側部分に回転可能に保持されている。具体的には、スプロケット11は、図2に示すように、回転軸37の上端側に固定され、回転軸37は、軸受を介して保持部材23に回転可能に保持されている。また、スプロケット11は、左右方向において、容器搬送装置1の中心に配置されている。スプロケット12、13は、保持部材23の前端側部分に回転可能に保持されている。具体的には、スプロケット12、13は、保持部材23に固定される固定軸36に回転可能に保持されている。スプロケット12は、左右方向においてスプロケット11よりもわずかに左側に配置され、スプロケット13は、左右方向においてスプロケット11よりもわずかに右側に配置されている。また、スプロケット12、13は、スプロケット9、10よりもわずかに後ろ側に配置されている。
スプロケット9〜11は、チェーン8の内周側からチェーン8に係合し、スプロケット12、13は、チェーン8の外周側からチェーン8に係合している。チェーン8は、図1に示すように、上側から見たときに略T形状となるように、スプロケット9〜13に架け渡されている。すなわち、チェーン8は、スプロケット9で180°に折り返されてスプロケット10へ向かい、スプロケット10で180°に折り返されてスプロケット12に向かい、スプロケット12で90°に折り曲げられてスプロケット11に向かい、スプロケット11で180°に折り返されてスプロケット13に向かい、スプロケット13で90°に折り曲げられてスプロケット9に向かうように、スプロケット9〜13に架け渡されている。また、本形態では、スプロケット9〜11が図1における時計回りの方向(時計方向)へ回転し、スプロケット12、13が図1における反時計回りの方向(反時計方向)へ回転するように、チェーン8が一方向へ移動する。
そのため、スプロケット9からスプロケット10に向かうときのチェーン8の移動方向、スプロケット10からスプロケット12に向かうときのチェーン8の移動方向およびスプロケット13からスプロケット9に向かうときのチェーン8の移動方向は、左右方向と平行になっており、スプロケット12からスプロケット11に向かうときのチェーン8の移動方向およびスプロケット11からスプロケット13に向かうときのチェーン8の移動方向は、前後方向と平行になっている。すなわち、スプロケット9からスプロケット10に向かって左方向にチェーン8が移動し、スプロケット10からスプロケット12に向かって右方向にチェーン8が移動し、スプロケット12からスプロケット11に向かって後ろ方向にチェーン8が移動し、スプロケット11からスプロケット13に向かって前方向にチェーン8が移動し、スプロケット13からスプロケット9に向かって左方向にチェーン8が移動する。
本形態では、スプロケット9からスプロケット10に向かってチェーン8が移動するときに把持機構7が通過する直線上の一部が受け渡し部D1となっている。また、本形態のスプロケット9は、第1スプロケットであり、スプロケット10は、第2スプロケットであり、スプロケット11は、第3スプロケットであり、スプロケット12は、第4スプロケットであり、スプロケット13は、第5スプロケットである。
スプロケット11が固定される回転軸37の下端側には、歯車38が固定されている。歯車38は、スターホイール4を回転駆動するモータ(図示省略)に歯車列(図示省略)を介して連結されている。本形態では、歯車38にチェーン8を駆動するための動力が入力される。すなわち、回転軸37および歯車38を介してスプロケット11にチェーン8を駆動するための動力が入力される。
カム18は、左右方向に細長い直方体の棒状に形成されている。カム18は、保持部材14の上側に配置されている。また、カム18は、左右方向において、容器搬送装置1の中心に配置されている。また、カム18は、受け渡し部D1において、把持機構7を構成する後述のローラ52に後ろ側から接触可能な位置に配置されており、カム18の前面がカム面となっている。また、カム18は、複数のローラ52に一度に接触する大きさに形成されている。受け渡し部D1を通過する複数の把持機構7は、前後方向においてロボット3とカム18との間に挟まれている。
カム移動機構19は、2個のエアシリンダ39を備えている。2個のエアシリンダ39は、左右方向に所定の間隔をあけた状態で配置されている。エアシリンダ39のシリンダ本体は、シリンダ固定板40の前端側に固定されている。シリンダ固定板40の後端側は、保持部材23の上面に固定されるフレームに固定されている。また、エアシリンダ39のシリンダロッドの先端は、カム18の後面に取り付けられている。
カム20は、略扇形の平板状に形成されている。カム20は、カム保持部材41に固定されている。カム保持部材41は、保持部材23の上面に固定されるフレームに固定されている。また、カム20は、受け渡し部D2において、把持機構7を構成する後述のローラ52に、スプロケット11の径方向における内側から接触する位置に配置されており、円弧状に形成されるカム20の外周面がカム面となっている。受け渡し部D2を通過する把持機構7は、スプロケット11の径方向において、スターホイール4とカム20との間に挟まれている。
(把持機構およびチェーンの構成)
図5は、図3に示す把持機構7およびチェーン8の構成を説明するための正面図である。図6は、図5のF−F方向から把持機構7およびチェーン8の構成を説明するための側面図である。図7は、図5に示す把持機構7の構成を説明するための平面図である。図8は、図5のG−G方向からチェーン8等の構成を説明するための平面図である。図9(A)は、図2のH部の拡大図であり、図9(B)は、図3のJ部の拡大図である。
把持機構7は、チェーン8の上側に配置されている。この把持機構7は、シリンジ2が搭載される搭載面45aが形成される第1搭載部材45とチェーン8に保持されるとともに第1搭載部材45が搭載されて固定される第2搭載部材46とを有する把持部本体47と、シリンジ2の筒部2aの側面を抱えるように筒部2aの側面に接触する把持部48aが一端側に形成されるレバー部材48と、レバー部材48を回動可能に支持する支持軸49と、筒部2aの側面に把持部48aが接触する方向へレバー部材48を付勢する付勢部材としての引張りコイルバネ50と、レバー部材48の他端側に固定される固定軸51と、固定軸51に回転可能に保持されるローラ52とを備えている。
チェーン8は、順次連結される複数のリンク55と、複数のリンク55を連結するための連結軸56とを備えている。本形態の連結軸56は、把持部本体47と一体で形成されている。具体的には、連結軸56は、第2搭載部材46と一体で形成されている。すなわち、第2搭載部材46と連結軸56とは1つの部材によって構成されている。また、チェーン8は、上下方向を回転の軸方向として回転する第1ローラとしてのローラ57と、チェーン8の長手方向と上下方向とに直交する方向(図6〜図8のV方向。以下、この方向を「第1方向」とする。)を回転の軸方向として回転する第2ローラとしてのローラ58とを備えている。以下の説明では、第1方向の一方であるチェーン8の外周側の方向(図6〜図8のV1方向)を「第2方向」とし、第1方向の他方であるチェーン8の内周側の方向(図6〜図8のV2方向)を「第3方向」とする。
第1搭載部材45は、樹脂材料で形成されている。この第1搭載部材45は、第3方向側に配置される側板部45bと、側板部45bの下端から第2方向側に突出する底面部45cとを有する略L形のブロック状に形成されており、底面部45cの上面が搭載面45aとなっている。第1搭載部材45の下端側には、第2方向側に突出するガイド部45dが形成されている。ガイド部45dは、平板状に形成されており、ガイド部45dの先端面には、シリンジ2の筒部2aが配置される略半円状の配置溝45e(図5参照)が形成されている。
第1搭載部材45の上端面には、ガイド板60が固定されている。ガイド板60は、第2方向側に突出するように第1搭載部材45の上端面に固定されている。ガイド板60は、上下方向から見たときの形状がガイド部45dと略同形状となる平板状に形成されており、ガイド板60の先端面には、筒部2aが配置される略半円状の配置溝60aが形成されている。側板部45bの上端には、下側に向かって窪む凹部が形成されており、この凹部とガイド板60によって、レバー部材48が配置される貫通孔45fが構成されている。貫通孔45fは、側面部45bを貫通するように形成されている。また、底面部45cには、2本の固定用ピン61が下側へ突出するように固定されている。
第2搭載部材46は、金属材料で形成されている。また、第2搭載部材46は、円板状に形成されている。第2搭載部材46には、固定用ピン61が挿入される2個の挿入孔46aが上下方向に貫通するように形成されている。また、第2搭載部材46には、挿入孔46aに挿入された固定用ピン61を固定するためのボールプランジャ62が取り付けられている。ボールプランジャ62は、第2搭載部材46の外周端から挿入孔46aに繋がるように形成される配置孔46b(図6参照)の中に配置されている。上述のように、連結軸56は、第2搭載部材46と一体で形成されている。連結軸56は、第2搭載部材46の下面の中心から下側へ突出するように形成されている。また、連結軸56は、上下方向に長い段付きの略円柱状に形成されている。
第2搭載部材46には、2本の固定軸63が下側へ突出するように固定されている。固定軸63は、その軸方向と上下方向とが一致するように、チェーン8の長手方向における連結軸56の両側に配置されている。固定軸63には、第3ローラとしてのローラ64が回転可能に保持されている。すなわち、把持部本体47には、上下方向を回転の軸方向として回転するローラ64が回転可能に保持されている。また、ローラ64は、チェーン8の長手方向における連結軸56の両側に配置されている。
支持軸49は、その軸方向と上下方向とが一致するように、かつ、上下方向における支持軸49の中間部分が貫通孔45fの中に配置されるように、第1搭載部材45およびガイド板60に固定されている。レバー部材48は、樹脂材料で形成されている。レバー部材48の略中心には、支持軸49が挿通される貫通孔が形成されている。把持部48aが形成されるレバー部材48の一端側は、側板部45bよりも第2方向側に配置されている。一方、レバー部材48の他端側は、側板部45bよりも第3方向側に配置されている。
固定軸51は、その軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。また、固定軸51は、レバー部材48から上下の両側へ突出するようにレバー部材48の他端側に固定されている。ローラ52は、固定軸51の上端側に回転可能に取り付けられており、ローラ52は、固定軸51を介してレバー部材48の他端側に取り付けられている。引張りコイルバネ50の一端側は、側板部45bから第3方向側に突出するように側面部45bに固定される固定軸65に係合している。引張りコイルバネ50の他端側は、固定軸51の下端側に係合している。
受け渡し部D1において、後ろ側に退避しているカム18がカム移動機構19の動力で前側に移動して、カム18のカム面がローラ52に接触すると、図7の二点鎖線で示すようにレバー部材48が支持軸49を中心に回動して、把持機構7は、シリンジ2の受け取りが可能な状態になる。また、受け渡し部D2において、カム20のカム面にローラ52が接触すると、図7の二点鎖線で示すように、レバー部材48は、支持軸49を中心にしてシリンジ2の側面から把持部48aが離れる方向へ回動し、把持機構7によるシリンジ2の把持状態が解除される。本形態のローラ52は、カム18、20のカム面に接触してシリンジ2の側面から把持部48aが離れる方向へレバー部材48を回動させるカムフォロアである。
リンク55は、直方体状に形成されるリンク本体55aと、チェーン8の長手方向におけるリンク本体55aの一方の側面の上下両端のそれぞれからチェーン8の長手方向の一方へ突出する2個の突出部55bと、チェーン8の長手方向におけるリンク本体55aの他方の側面の上下の中心からチェーン8の長手方向の他方へ突出する突出部55cとから構成されている。リンク本体55aには、第1方向を軸方向として配置される固定軸66が固定されている。固定軸66は、チェーン8の長手方向におけるリンク本体55aの略中心に固定されている。固定軸66の両端側は、リンク本体55aから突出している。突出部55b、55cは、上下方向を厚さ方向とする平板状に形成されている。突出部55bには、上下方向に貫通する第1貫通孔としての貫通孔55dが形成され、突出部55cには、上下方向に貫通する第2貫通孔としての貫通孔55eが形成されている。
チェーン8では、チェーン8の長手方向で隣接する一方のリンク55の2個の突出部55bの間に他方のリンク55の突出部55cが上下方向で挟まるように配置されている。すなわち、チェーン8では、隣接する2個のリンク55の、2個の突出部55bと突出部55cとが上下方向で重なるように配置されている。また、上下方向で重なる突出部55bの貫通孔55dと突出部55cの貫通孔55eとに連結軸56が挿通されることで、複数のリンク55が順次連結されて、チェーン8が構成されている。すなわち、本形態では、チェーン8の長手方向において、把持機構7の配置ピッチとリンク55の配置ピッチとが等しくなっている。貫通孔55dの内周側には、略円筒状に形成される滑り軸受67が固定され、貫通孔55eの内周側には、略円筒状に形成される滑り軸受68が配置されている。連結軸56は、滑り軸受67、68の内周側に配置されており、突出部55b、55cに対して回動可能となっている。すなわち、把持機構7は、連結軸56を中心にリンク55に対して回動可能なっている。
ローラ57は、上下方向におけるリンク55の両側に配置され、ローラ58は、第1方向におけるリンク55の両側に配置されている。ローラ57は、連結軸56に回転可能に保持されている。ローラ58は、リンク55に回転可能に保持されている。具体的には、ローラ58は、リンク本体55aから第1方向へ突出する固定軸66の両端側に回転可能に保持されており、固定軸66を介してリンク55に回転可能に保持されている。そのため、ローラ57とローラ58とは、チェーン8の長手方向において、一定のピッチ(具体的には、リンク55の配置ピッチ(すなわち、把持機構7の配置ピッチ)の略半分のピッチ)で、かつ、交互に配置されている。
スプロケット9〜13では、溝部9c〜13cにローラ57が係合している。すなわち、上側鍔部9a〜13aに形成される溝部9c〜13cに、リンク55の上側に配置されるローラ57が係合し、下側鍔部9b〜13bに形成される溝部9c〜13cに、リンク55の下側に配置されるローラ57が係合している。歯車38に動力が入力されると、スプロケット11の溝部11cからローラ57に伝達される動力によってチェーン8が移動する。
保持部材14、23の上面には、ローラ57、58を案内する樹脂製のガイド部材71、72が固定されている。ガイド部材71は、チェーン8の第2方向側に配置され、ガイド部材72は、チェーン8の第3方向側に配置されている。図9に示すように、ガイド部材71の第3方向側の側面には、第2方向側に配置されるローラ58を上下方向において規制するガイド凹部71aが第2方向に向かって窪むように形成されている。ガイド部材72の第2方向側の側面には、第3方向側に配置されるローラ58を上下方向において規制するガイド凹部72aが第3方向に向かって窪むように形成されている。
ローラ57は、ガイド部材71の第3方向側の側面と、ガイド部材72の第2方向側の側面とによって第1方向において規制されている。また、ローラ64も、連結軸56を中心とする把持機構7の回動を防止するために、ガイド部材71の第3方向側の側面と、ガイド部材72の第2方向側の側面とによって第1方向において緩やかに規制されている。本形態のガイド部材71、72は、第1ローラであるローラ57および第2ローラであるローラ58を案内する第1ガイド部材であるとともに、第3ローラであるローラ64を案内する第2ガイド部材である。
スプロケット9〜11が配置された部分では、保持部材14、23の上面にガイド部材72は固定されていない。具体的には、溝部9c〜11cにローラ57が係合する部分では、保持部材14、23の上面にガイド部材72は固定されていない。この部分では、第3方向側に配置されるローラ58は、図9(B)に示すように、上側鍔部9a〜11aと下側鍔部9b〜11bとの間に配置されている。また、スプロケット12、13が配置された部分では、保持部材14、23の上面にガイド部材71は固定されていない。具体的には、溝部12c、13cにローラ57が係合する部分では、保持部材14、23の上面にガイド部材71は固定されていない。この部分では、第2方向側に配置されるローラ58は、上側鍔部12a、13aと下側鍔部12b、13bとの間に配置されている。
(シリンジの受け渡し動作)
上述のように、受け渡し部D1では、容器搬送装置1とロボット3との間で複数のシリンジ2が一括で受け渡される。チェーン8は、受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡されるときにも停止せずに移動している。受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡される直前には、カム移動機構19は、後ろ側に退避しているカム18を前側に移動させて、カム18のカム面を複数の把持機構7のローラ52に接触させる。カム18のカム面が複数のローラ52に接触すると、複数の把持機構7のシリンジ2の受け取りが可能となるように、複数のレバー部材48が一括で回動する。
また、受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡されるときには、移動機構16は、チェーン8の移動速度と同じ速度で、かつ、スプロケット9からスプロケット10に向かうときのチェーン8の移動方向と逆方向へ(すなわち、右方向)へ保持部材14を移動させる。そのため、受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡されるときには、チェーン8が移動していても、複数の把持機構7は、ロボット3に対して相対的に停止した状態となる。ロボット3は、アームの前進後退動作を行って、複数のシリンジ2を複数の把持機構7に一括で引き渡す。把持機構7がシリンジ2を受け取ると、カム移動機構19の動力でカム18が後ろ側へ退避し、シリンジ2の側面に把持部48aが接触する方向へレバー部材48が回動して、把持機構7がシリンジ2を把持する。なお、受け渡し部D1でシリンジ2の受け渡しが行われる前には、図1の二点鎖線で示すように、保持部材14は、架台24の左端側で停止している。
また、受け渡し部D2では、ローラ52がカム20のカム面に接触し、シリンジ2の側面から把持部48aが離れる方向へレバー部材48が回動して、把持機構7によるシリンジ2の把持状態が解除される。スターホイール4は、把持状態が解除されたシリンジ2を受け取って把持する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡されるときに、移動機構16は、チェーン8の移動速度と同じ速度で、かつ、スプロケット9からスプロケット10に向かうときのチェーン8の移動方向と逆方向へ保持部材14を移動させるため、受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡されるときに、チェーン8が移動していても、複数の把持機構7は、ロボット3に対して相対的に停止した状態となる。したがって、本形態では、ロボット3が左右方向へ移動するための機構を備えていなくても、チェーン8が移動している状態において複数のシリンジ2を一括で把持機構7に引き渡すことができる。その結果、本形態では、チェーン8が移動している状態において複数のシリンジ2を一括で受け渡すことが可能であっても、様々なロボット3と組み合わせて容器搬送装置1を使用することが可能になり、容器搬送装置1の汎用性を高めることが可能になる。
本形態では、把持機構7は、チェーン8の上側に配置されている。そのため、本形態では、スプロケット9〜13と把持機構7との干渉を容易かつ確実に防止することが可能になり、その結果、把持機構7を容易に配置することが可能になる。また、本形態では、把持機構7を構成する第2搭載部材46とチェーン8を構成する連結軸56とが一体で形成されているため、チェーン8への把持機構7の取付構造を簡素化することが可能になる。したがって、本形態では、容器搬送装置1の構成を簡素化することが可能になる。
本形態では、上下方向におけるリンク55の両側に配置されるローラ57が連結軸56に回転可能に保持されるとともに、第1方向におけるリンク55の両側に配置されるローラ58がリンク55に回転可能に保持されており、ローラ57とローラ58とは、チェーン8の長手方向において一定のピッチで、かつ、交互に配置されている。また、本形態では、保持部材14、23の上面には、ローラ57、58を案内するガイド部材71、72が固定されている。そのため、本形態では、把持機構7がチェーン8の上側に配置されていても、把持機構7の重量やシリンジ2の重量に起因する把持機構7およびチェーン8の倒れを効果的に防止することが可能になる。特に本形態では、把持機構7を構成する第2搭載部材46と一体で形成される連結軸56の、上下方向におけるリンク55の両側にローラ57が保持されているため、把持機構7の倒れをより効果的に防止することが可能になる。
本形態では、第1搭載部材45に、固定用ピン61が固定されている。また、第2搭載部材46に、固定用ピン61が挿入される挿入孔46aが形成されるとともに、挿入孔46aに挿入された固定用ピン61を固定するためのボールプランジャ62が取り付けられている。そのため、本形態では、把持機構7が把持するシリンジ2が外径等に応じて、第1搭載部材45を取り換える場合であっても、第1搭載部材45を容易に取り換えることが可能になる。
本形態では、複数の把持機構7のローラ52に接触して、複数のレバー部材48が一括で回動させるカム18を備えている。そのため、本形態では、複数のシリンジ2を把持機構7が受け取った直後に、カム18を後ろ側へ退避させることで、複数の把持機構7によって複数のシリンジ2を一括で把持することが可能になる。
本形態では、架台24の上面側に固定される保持部材23にスプロケット11が回転可能に保持されている。また、スプロケット11にチェーン8を駆動するための動力が入力されている。そのため、本形態では、左右方向に移動する保持部材14に回転可能に保持されるスプロケット9、10にチェーン8を駆動するための動力が入力される場合と比較して、チェーン8を駆動するための動力をスプロケット11へ伝達する動力伝達機構を簡素化することが可能になる。また、スプロケット12またはスプロケット13にチェーン8を駆動するための動力が入力される場合と比較して、入力された動力をチェーン8に効率的に伝達することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、容器搬送装置1は、シリンジ2の検査装置に供給されるシリンジ2を搬送するための装置であるが、容器搬送装置1は、シリンジ2の検査装置から排出されるシリンジ2を搬送するための装置であっても良い。この場合には、容器搬送装置1は、スターホイール4からシリンジ2を1本ずつ受け取って、ロボット3に複数のシリンジ2を一括で引き渡す。また、この場合には、受け渡し部D1で複数のシリンジ2が一括で受け渡される直前に、カム移動機構19の動力で前進するカム18のカム面が複数のローラ52に接触して、複数の把持機構7のシリンジ2の把持状態が解除される。また、上述した形態では、容器搬送装置1の前側にロボット3が配置されているが、複数のシリンジ2を一括で受け渡すことが可能なロボット3以外の装置が容器搬送装置1の前側に配置されても良い。
上述した形態では、把持機構7は、レバー部材48を用いてシリンジ2を機械的に把持しているが、把持機構7は、吸着パッド等を用いてシリンジ2を吸着して把持しても良い。この場合には、カム18、20およびカム移動機構19が不要になる。また、上述した形態では、第1搭載部材45は、固定用ピン61とボールプランジャ62とによって第2搭載部材46に固定されているが、第1搭載部材45は、ネジによって第2搭載部材46に固定されても良い。また、第1搭載部材45と第2搭載部材46とが一体で形成されていても良い。また、上述した形態では、ローラ57は、連結軸56に回転可能に保持されているが、連結軸56と別体で形成される固定軸がリンク55に固定され、この固定軸にローラ57が回転可能に保持されても良い。また、上述した形態では、チェーン8は、ローラ57およびローラ58を備えているが、チェーン8は、ローラ57またはローラ58の一方のみを備えていても良い。
上述した形態では、連結軸56は、第2搭載部材46と一体で形成されているが、連結軸56は、第2搭載部材46と別体で形成されても良い。この場合には、たとえば、チェーン8の外周側に把持機構7が取り付けられても良い。また、この場合には、第1方向を軸方向として連結軸56が配置されるとともに、この連結軸56によってリンク55が連結されるようにリンク55が構成されても良い。第1方向を軸方向として連結軸56が配置される場合には、連結軸56にローラ58が回転可能に保持されても良い。また、この場合には、ローラ57は、たとえば、リンク55に固定される固定軸を介してリンク55に回転可能に保持される。
上述した形態では、容器搬送装置1は、複数の把持機構7を保持するチェーン8を備えているが、容器搬送装置1は、チェーン8に代えて、複数の把持機構7を保持するベルトを備えていても良い。この場合には、スプロケット9〜13のそれぞれの位置に配置されるプーリに、このベルトが架け渡される。また、この場合には、たとえば、ベルトの外周面に把持機構7が取り付けられる。
上述した形態では、容器搬送装置1は、シリンジ2を搬送するための装置であるが、容器搬送装置1は、シリンジ2以外の容器を搬送するための装置であっても良い。たとえば、容器搬送装置1は、薬液が入ったバイアルやアンプル等の容器を搬送するための装置であっても良いし、飲料が入った瓶等の容器を搬送するための装置であっても良い。
1 容器搬送装置
2 シリンジ(容器)
7 把持機構
8 チェーン
9 スプロケット(第1スプロケット)
10 スプロケット(第2スプロケット)
11 スプロケット(第3スプロケット)
12 スプロケット(第4スプロケット)
13 スプロケット(第5スプロケット)
14 保持部材
15 支持体
16 移動機構
18 カム
19 カム移動機構
45 第1搭載部材
45a 搭載面
46 第2搭載部材
46a 挿入孔
47 把持部本体
48 レバー部材
48a 把持部
49 支持軸
50 引張りコイルバネ(付勢部材)
52 ローラ(カムフォロア)
55 リンク
55d 第1貫通孔
55e 第2貫通孔
56 連結軸
57 ローラ(第1ローラ)
58 ローラ(第2ローラ)
61 固定用ピン
62 ボールプランジャ
64 ローラ(第3ローラ)
71、72 ガイド部材(第1ガイド部材、第2ガイド部材)
D1 受け渡し部

Claims (9)

  1. 容器を把持する複数の把持機構と、複数の前記把持機構を保持するチェーンと、前記チェーンの内周側から前記チェーンに係合する第1スプロケットおよび第2スプロケットと、前記第1スプロケットおよび前記第2スプロケットを回転可能に保持する保持部材と、前記第1スプロケットから前記第2スプロケットへ向かうときの前記チェーンの移動方向と平行な方向へ前記保持部材を往復移動させる移動機構とを備える容器搬送装置であって
    前記第1スプロケットから前記第2スプロケットに向かって前記チェーンが移動するときに前記把持機構が通過する部分の少なくとも一部は、複数の前記容器が一括で受け渡される受け渡し部となっており、
    前記容器搬送装置は、さらに、前記受け渡し部で複数の前記容器が受け渡されるときに複数の前記把持機構の前記容器の把持状態を解除するまたは複数の前記把持機構の前記容器の受け取りを可能な状態にするためのカムと、前記第1スプロケットから前記第2スプロケットへ向かうときの前記チェーンの移動方向と上下方向とに直交する方向へ前記カムを往復移動させるカム移動機構とを備え、
    前記把持機構は、前記容器の側面を抱えるように前記容器の側面に接触する把持部が一端側に形成されるレバー部材と、前記レバー部材を回動可能に支持する支持軸と、前記容器の側面に前記把持部が接触する方向へ前記レバー部材を付勢する付勢部材と、前記レバー部材の他端側に取り付けられるとともに前記カムのカム面に接触して前記容器の側面から前記把持部が離れる方向へ前記レバー部材を回動させるカムフォロアとを備え、
    前記移動機構は、前記受け渡し部で複数の前記容器が受け渡されるときに、前記チェーンの移動速度と同じ速度で、かつ、前記第1スプロケットから前記第2スプロケットに向かうときの前記チェーンの移動方向と逆方向へ前記保持部材を移動させ
    前記カム移動機構は、前記受け渡し部で複数の前記容器が受け渡されるときに、前記カムの前記カム面が前記カムフォロアに接触する方向へ前記カムを移動させて、複数の前記把持機構の前記レバー部材を一括で回動させることを特徴とする容器搬送装置。
  2. 前記把持機構は、前記チェーンの上側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の容器搬送装置。
  3. 前記チェーンは、順次連結される複数のリンクと、複数の前記リンクを連結するための連結軸と、上下方向における前記リンクの両側に配置され上下方向を回転の軸方向として回転するとともに前記リンクまたは前記連結軸に回転可能に保持される第1ローラと、前記チェーンの長手方向と上下方向とに直交する第1方向における前記リンクの両側に配置され前記第1方向を回転の軸方向として回転するとともに前記リンクまたは前記連結軸に回転可能に保持される第2ローラとを備え、
    前記第1ローラと前記第2ローラとは、前記チェーンの長手方向において一定のピッチで、かつ、交互に配置され、
    前記保持部材には、前記第1ローラおよび前記第2ローラを案内する第1ガイド部材が固定されていることを特徴とする請求項2記載の容器搬送装置。
  4. 前記チェーンは、順次連結される複数のリンクと、複数の前記リンクを連結するための連結軸とを備え、
    前記チェーンの長手方向における前記リンクの一端側には、第1貫通孔が上下方向に貫通するように形成され、前記チェーンの長手方向における前記リンクの他端側には、第2貫通孔が上下方向に貫通するように形成され、
    前記チェーンの長手方向で隣接する一方の前記リンクの前記第1貫通孔と他方の前記リンクの前記第2貫通孔とに前記連結軸が挿通され、
    前記連結軸は、前記把持機構を構成する把持部本体の下面から下側へ突出するように前記把持部本体と一体で形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の容器搬送装置。
  5. 前記チェーンは、上下方向における前記リンクの両側に配置され上下方向を回転の軸方向として回転する第1ローラを備え、
    前記第1ローラは、前記連結軸に回転可能に保持され、
    前記保持部材には、前記第1ローラを案内する第1ガイド部材が固定されていることを特徴とする請求項4記載の容器搬送装置。
  6. 前記把持機構は、前記チェーンの長手方向における前記連結軸の両側に配置され上下方向を回転の軸方向として回転するとともに前記把持部本体に回転可能に保持される第3ローラを備え、
    前記保持部材には、前記第3ローラを案内する第2ガイド部材が固定されていることを特徴とする請求項4または5記載の容器搬送装置。
  7. 前記把持機構は、前記容器が搭載される搭載面が形成される第1搭載部材と、前記チェーンに保持されるとともに前記第1搭載部材が搭載されて固定される第2搭載部材とを有する把持部本体を備え、
    前記第1搭載部材には、下側へ突出する固定用ピンが固定され、
    前記第2搭載部材には、前記固定用ピンが挿入される挿入孔が形成されるとともに、前記挿入孔に挿入された前記固定用ピンを固定するためのボールプランジャが取り付けられていることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の容器搬送装置。
  8. 前記保持部材を移動可能に支持する支持体と、前記支持体に回転可能に保持され前記チェーンの内周側から前記チェーンに係合する第3スプロケットと、前記支持体に回転可能に保持され前記チェーンの外周側から前記チェーンに係合する第4スプロケットおよび第5スプロケットとを備え、
    前記チェーンは、上側から見たときに略T形状となるように、かつ、前記第1スプロケットで180°に折り返されて前記第2スプロケットへ向かい、前記第2スプロケットで180°に折り返されて前記第4スプロケットに向かい、前記第4スプロケットで90°に折り曲げられて前記第3スプロケットに向かい、前記第3スプロケットで180°に折り返されて前記第5スプロケットに向かい、前記第5スプロケットで90°に折り曲げられて前記第1スプロケットに向かうように、前記第1スプロケット、前記第2スプロケット、前記第3スプロケット、前記第4スプロケットおよび前記第5スプロケットに架け渡されており、
    前記第3スプロケットに前記チェーンを駆動するための動力が入力されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の容器搬送装置。
  9. 容器を把持する複数の把持機構と、複数の前記把持機構を保持するベルトと、前記ベルトの内周側から前記ベルトに係合する第1プーリおよび第2プーリと、前記第1プーリおよび前記第2プーリを回転可能に保持する保持部材と、前記第1プーリから前記第2プーリへ向かうときの前記ベルトの移動方向と平行な方向へ前記保持部材を往復移動させる移動機構とを備える容器搬送装置であって
    前記第1プーリから前記第2プーリに向かって前記ベルトが移動するときに前記把持機構が通過する部分の少なくとも一部は、複数の前記容器が一括で受け渡される受け渡し部となっており、
    前記容器搬送装置は、さらに、前記受け渡し部で複数の前記容器が受け渡されるときに複数の前記把持機構の前記容器の把持状態を解除するまたは複数の前記把持機構の前記容器の受け取りを可能な状態にするためのカムと、前記第1プーリから前記第2プーリへ向かうときの前記ベルトの移動方向と上下方向とに直交する方向へ前記カムを往復移動させるカム移動機構とを備え、
    前記把持機構は、前記容器の側面を抱えるように前記容器の側面に接触する把持部が一端側に形成されるレバー部材と、前記レバー部材を回動可能に支持する支持軸と、前記容器の側面に前記把持部が接触する方向へ前記レバー部材を付勢する付勢部材と、前記レバー部材の他端側に取り付けられるとともに前記カムのカム面に接触して前記容器の側面から前記把持部が離れる方向へ前記レバー部材を回動させるカムフォロアとを備え、
    前記移動機構は、前記受け渡し部で複数の前記容器が受け渡されるときに、前記ベルトの移動速度と同じ速度で、かつ、前記第1プーリから前記第2プーリに向かうときの前記ベルトの移動方向と逆方向へ前記保持部材を移動させ
    前記カム移動機構は、前記受け渡し部で複数の前記容器が受け渡されるときに、前記カムの前記カム面が前記カムフォロアに接触する方向へ前記カムを移動させて、複数の前記把持機構の前記レバー部材を一括で回動させることを特徴とする容器搬送装置。
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