JP5834573B2 - 2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末の精製方法、粉末、及びそれを用いたポリイミド - Google Patents
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Description
特許文献1には、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸を不活性ガス雰囲気下、180〜195℃で無水化を完了するのに十分な時間、加熱して無水化することを特徴とする粉末状の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の製造方法が開示されている。
特許文献2には、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸を不活性ガスの流通下、200℃以上の温度で溶融させた状態で溶融物を撹拌して、加熱無水化して2,3,3,4−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物を製造する方法が開示されている。ここでは、得られた2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物は冷却固化後、粉砕機などによって粉砕されて、粉末状の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物を得ている。
特許文献3には、ビフェニルテトラカルボン酸テトラメチルを加水分解、脱水し、溶媒中で吸着剤を加え濾過後、再結晶することからなるビフェニルテトラカルボン酸無水物の精製方法が記載され、再結晶に用いる溶媒として無水酢酸が好適であることが記載されている。しかしながら、ここに記載されているのは、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の精製方法であって、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物についての記載はなかった。
なお、特許文献2(段落0032〜0033など)に記載のように、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の粉末は、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の粉末とは全く違った挙動を示す。すなわち、結晶性が低く、容易に結晶部とともに非晶部を生成する。この非晶部は、品質劣化を引き起こす原因になると考えられ、結晶性と非晶性との相違だけでなく、色合いや、例えば水分含量などの成分組成が明らかに相違する。
すなわち、本発明は、簡単な操作によって容易に着色の少ない2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末を得る精製方法、着色の少ない2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末、及び高性能光学材料用として好適に用いることができる光透過性が改良されたポリイミドを提供することを目的とする。
1. 2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物に対する25℃の溶解度が1g/100g以上の溶剤と、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末とを、少なくとも一部の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末が溶解していない不均一な状態で混合し、次いで混合液から未溶解の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末を分離回収することを特徴とする2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末の精製方法。
本発明において、この溶解度は以下の方法で測定した。
すなわち、純度99%以上の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末10gと当該溶剤20gとを混合し、25℃で3時間撹拌して混合液を得る。(この攪拌条件で飽和状態となることを事前に確認した。飽和にならないときは粉末の量を2倍、3倍・・・と増やす。)この混合液中の未溶解の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末をアドバンテック社製のろ紙5Aを用いてろ別し、ろ液として2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の飽和溶液を得る。この2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の飽和溶液の5gをシャーレに秤取り、それを80℃で1時間次いで200℃で1時間加熱して溶剤を除去する。加熱後のシャーレの2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物の質量を求め、その値から25℃の溶解度を算出する。
本発明のポリイミドは、2規定の水酸化ナトリウム水溶液に10質量%の濃度で溶解した溶液に対する波長400nmの光透過率が85%以上、好ましくは90%以上である2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末を、テトラカルボン酸成分の少なくとも一部として用いることによって好適に得ることができる。テトラカルボン酸成分としては、2規定の水酸化ナトリウム水溶液に10質量%の濃度で溶解した溶液に対する波長400nmの光透過率が85%以上、好ましくは90%以上である2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物以外の他のテトラカルボン酸成分を含んでも構わない。他のテトラカルボン酸成分としては、限定するものではないが、例えばピロメリット酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、オキシジフタル酸二無水物などを好適に挙げることができる。
2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(a−BPDA):宇部興産株式会社製 純度99.6%(開環した2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸のHPLC分析で求めた純度)、酸無水化率 99.5%
1,3−ビス(4−アミノベンゾイルオキシ)ベンゼン(13P−BABB):三國製薬工業株式会社製 を活性炭処理後、昇華精製したものを用いた。
各溶剤:和光純薬株式会社製 特級もしくは1級相当品
2N 水酸化ナトリウム水溶液:東京化成株式会社製 水酸化ナトリウム水溶液
2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(a−BPDA)の評価
[25℃のa−BPDAの溶解度]
ガラス製容器に純度99.6%、酸無水化率99.5%のa−BPDA粉末 10.0g、溶剤 20.0gを仕込み、25℃で3時間、十分に攪拌した。溶け残ったa−BPDAをアドバンテック製のろ紙5Aを用いてろ別し、a−BPDA飽和溶液を得た。a−BPDA飽和溶液5gをアルミ製シャーレに入れ、80℃で1時間、200℃で1時間加熱した。加熱後残分より飽和溶液中に含まれていたa−BPDAの質量を求め、溶解度を算出した。
[光透過率]
所定量のa−BPDA粉末を、2規定の水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、10質量%水溶液を得た。大塚電子製MCPD−300、光路長1cmの標準セルを用いて、2規定の水酸化ナトリウム水溶液をブランクとし、10質量% a−BPDA粉末/2規定水酸化ナトリウム水溶液の400nmにおける光透過率を測定した。
[対数粘度]
0.5g/dLのポリイミド前駆体のN,N−ジメチルアセトアミド溶液を、ウベローデ粘度計を用いて、30℃で測定した。
[光透過率]
10質量%のポリイミド前駆体溶液となる様に、ポリイミド前駆体をN,N−ジメチルアセトアミドで希釈した。大塚電子製MCPD−300、光路長1cmの標準セルを用いて、N,N−ジメチルアセトアミドをブランクとし、10質量%のポリイミド前駆体溶液の400nmにおける光透過率を測定した。
[光透過率]
大塚電子製MCPD−300を用いて、膜厚が10μmのポリイミド膜の400nmにおける光透過率を測定した。
[弾性率]
ポリイミド膜をIEC450規格のダンベル形状に打ち抜いて試験片とし、ORIENTEC社製TENSILONを用いて、チャック間 30mm、引張速度 2mm/minで、初期の弾性率を測定した。
[熱膨張係数(CTE)]
ポリイミド膜を幅4mmの短冊状に切り取って試験片とし、島津製作所製TMA−50を用い、チャック間長15mm、荷重2g、昇温速度20℃/minで300℃まで昇温した。得られたTMA曲線から、50℃から200℃までの平均熱膨張係数を求めた。
ガラス製容器に原料のa−BPDA粉末 10.0g、溶剤としてジメチルスルホキシド 10.0gを仕込み、25℃で3時間、十分に攪拌した。その溶液をろ別し、得られた粉末を100℃で2時間真空乾燥し、着色が低減されたa−BPDA粉末を得た。用いた溶剤の溶解度、得られたa−BPDA粉末の光透過率や回収率の結果を表1に示す。
溶剤を表1記載の溶剤へ変更した以外は、実施例1と同様にして着色が低減されたa−BPDA粉末を得た。用いた溶剤の溶解度、得られたa−BPDA粉末の光透過率や回収率の結果を表1に示す。
本発明の精製方法を行う前の原料のa−BPDA粉末の光透過率を表1に示す。
溶剤を表1記載の溶剤へ変更した以外は、実施例1と同様にしてa−BPDA粉末を得た。用いた溶剤の溶解度、得られたa−BPDA粉末の光透過率や回収率の結果を表1に示す。
ガラス製容器に原料のa−BPDA 10.0g、無水酢酸 90.0gを仕込み、120℃3時間攪拌し、すべてのa−BPDA溶解した。加熱溶解時に溶液へ着色が確認された。攪拌しながら25℃まで冷却し、結晶を析出させた。溶液をろ別し、得られた固体を100℃ 2時間真空乾燥した。収量は、6.0gであった。再結晶により得られたa−BPDA粉末の光透過率の結果を表1に示す。
反応容器に、活性炭処理後、昇華精製した1,3−ビス(4−アミノベンゾイルオキシ)ベンゼン(13p−BABB) 3.484g(0.01モル)、モレキュラーシーブを用い脱水したN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc) 37.31gを加え、50℃、窒素気流下で溶解した。この溶液に実施例3で得られた2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末(a−BPDA粉末) 3.102g(0.01モル)を徐々に加え、50℃で12時間撹拌し、均一で粘稠なポリイミド前駆体溶液を得た。
原料のa−BPDA粉末を未精製のまま用いた以外は、実施例6と同様にして、ポリイミド前駆体溶液、及びポリイミドフィルムを得た。特性を測定した結果を表2に示す。
Claims (8)
- 2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物に対する25℃の溶解度が1g/100g以上の溶剤と、2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末とを、少なくとも一部の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末が溶解していない不均一な状態で混合し、次いで混合液から未溶解の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末を分離回収することを特徴とする2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末の精製方法。
- 溶剤の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物に対する25℃の溶解度が、1g/100g〜30g/100gであることを特徴とする請求項1に記載の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末の精製方法。
- 溶剤が、アセトンであることを特徴とする請求項1または2に記載の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末の精製方法。
- 請求項1〜3のいずれかの精製方法を用いた2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末の製造方法。
- 2規定の水酸化ナトリウム水溶液に10質量%の濃度で溶解した溶液に対する波長400nmの、光路長1cmの光透過率が85%以上であることを特徴とする2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末。
- 波長400nm、光路長1cmの光透過率が90%以上であることを特徴とする請求項5に記載の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末。
- 請求項5または6に記載の2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物粉末を用いて製造したポリイミド。
- 膜厚10μmのフィルムにしたときの400nmにおける光透過率が70%以上であることを特徴とする請求項7に記載のポリイミド。
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