JP5834451B2 - 表示装置、表示システム、及び、表示装置の制御方法 - Google Patents
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本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、画像を表示する表示装置に接続された他の装置が管理する情報に基づいて、表示装置の動作を制御できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、表示装置が記憶している設置場所に基づいて、前記設置場所の使用予定情報を取得して、この使用予定情報に基づいて表示を開始するので、表示装置の設置場所の使用予定情報を予定管理装置に用意しておくことによって表示装置の起動を制御できる。従って、表示装置を識別しなくても、設置場所単位で使用予定を決めておけば、必要な表示装置の起動を自動化することができ、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
本発明によれば、表示装置を識別しなくても、設置場所単位で使用予定を取得することができるので、より一層の利便性の向上を図ることができる。
本発明によれば、表示装置が、自装置の表示状態を安定させるために必要な時間を差し引いて動作し、使用予定情報に基づいて表示を開始する。これにより、表示装置の使用開始前に表示装置を起動させておく等の人手による作業が必要なくなり、より一層の利便性の向上を図ることができる。
本発明によれば、プロジェクター自体が、プロジェクターの光源の光量が安定するまでの時間を差し引いて光源を点灯し、定められた時刻に表示を開始する。これにより、プロジェクターを使用する前に、予め電源を投入しておくといった手間を省くことができ、より一層の利便性の向上を図ることができる。
本発明によれば、光源が消灯されていた時間が短く、光量が安定するまでに時間がかからない場合に、予め光源を点灯する動作が行われないので、消費電力を抑えることができ、ユーザーの利便性を損なうことなく、効率よくプロジェクターを使用できる。
本発明によれば、使用予定情報を利用して表示装置を制御し、自動的に表示を終了させることができる。
本発明によれば、表示装置が表示の実行中も使用予定情報を取得するので、最新の使用予定情報に基づいて表示装置を動作させることができる。
本発明によれば、通信回線を介して音声及び画像を送受信する通信装置の画像を表示する表示装置を、使用予定情報を用いて自動的に起動させ、表示を開始させることができる。
本発明によれば、表示装置の使用予定情報を表示装置自身が管理することが可能となるので、使用予定情報の管理が容易になり、また、表示装置を複数使用してシステムを構成する場合にシステムの構築及び構成変更が容易になる。
本発明によれば、表示装置が、当該表示装置が記憶している設置場所に基づいて、前記設置場所の使用予定情報を予定管理装置へ要求することにより取得して、表示を開始する。これにより予定管理装置に設置場所の使用予定情報を保持させておくことによって、表示装置の起動を制御できる。従って、表示装置の起動を自動化することができ、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
本発明の制御方法を表示装置に適用することにより、表示装置が、当該表示装置が記憶している設置場所に基づいて、前記設置場所の使用予定情報を予定管理装置へ要求することにより取得して、表示を開始する。これにより、設置場所の使用予定情報を用意しておくことによって表示装置の起動を制御できる。従って、表示装置の起動を自動化することができ、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
このプログラムをコンピューターによって実行することにより、表示装置を制御して、表示装置によって設置場所の使用予定情報を取得して、表示を開始する。これにより、設置場所の使用予定情報を用意しておくことによって表示装置の起動を制御できる。従って、表示装置の起動を自動化することができ、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
この情報記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターによって読み取って実行することにより、表示装置が設置場所の使用予定情報を取得して、表示を開始する。これにより、設置場所の使用予定情報を用意しておくことによって表示装置の起動を制御できる。従って、表示装置の起動を自動化することができ、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクター11を備えた表示システム10の概略構成を示す図である。この図1に示す表示システム10は、複数の室2に設置された複数のプロジェクター11と、スケジュール管理サーバー13とを、通信ネットワーク17を介して相互に通信可能に接続して構成される。この表示システム10は、例えば、一つの建物内に敷設された通信ネットワーク17により、複数の室2に設置されたプロジェクター11と、このプロジェクター11の外部の装置として、別室に設けられたスケジュール管理サーバー13とを接続して設けられる。
表示装置としてのプロジェクター11は各々の室2に設置され、室2に設けられたスクリーンSC(投射面)に画像を投射する。また、各プロジェクター11には通信装置14及び撮影装置16が接続され、後述するテレビ会議システム15を構成している。
通信ネットワーク17は、有線又は無線通信回線により構成されるLAN(Local Area Network)等の双方向通信可能なネットワークであり、各々のスケジュール管理サーバー13とプロジェクター11とを相互に通信可能に接続する。
この図2に示すように、プロジェクター11は、通信装置14に接続されており、この通信装置14に接続された撮影装置16とともにテレビ会議システム15を構成する。
通信装置14は、公衆電話回線網や専用線等で構成される通信回線5に接続され、この通信回線5を介して外部の装置との間で音声及び画像を送受信するテレビ会議(テレビ電話)用の通信装置である。通信装置14は、通話相手先との間で送受信する通話音声を入出力するため、室2内の音声を集音するマイク147と、室2内に音声を出力するスピーカー148とを備えている。また、通信装置14は、室2内の画像をテレビ会議の通話の相手先へ送信するため、撮影装置16に接続される一方、通話相手先から受信した画像を表示するため、プロジェクター11に接続されている。
通信装置14は、室2内の音声をマイク147により集音し、室2内の画像を撮影装置16によって撮影し、この音声及び画像を通話相手先に送信するとともに、通話相手先から受信した音声をスピーカー148により出力し、受信した画像をプロジェクター11によりスクリーンSCに投射することで、テレビ会議を実現する。
図3は、プロジェクター11の動作に係る情報の構成例を模式的に示す図であり、(A)はプロジェクター11と設置場所である室2との対応を定めたプロジェクター管理テーブル210の構成例を示し、(B)はスケジュールデータ131Aの構成例を示す。
図1に示したように、各々のプロジェクター11は室2に設置され、図3(A)に示すプロジェクター管理テーブル210は、各室2と各プロジェクター11との対応を定義するデータを格納している。このプロジェクター管理テーブル210を参照すれば、各室2に、どのプロジェクター11が設置されているかを特定できる。本実施形態では各室2に「第1会議室」、「第2会議室」、「大会議室」、…といった名称が付されている。
プロジェクター管理テーブル210は、スケジュール管理サーバー13のスケジュールデータ格納部131が記憶していてもよいし、各々のプロジェクター11が記憶していてもよい。各室2への設置台数は任意に変更可能であり、複数のプロジェクター11が一つの室2に設置された場合はプロジェクター管理テーブル210により一つの室2に複数のプロジェクター11を対応づければよい。また、上述のようにプロジェクター11の撤去時及び新設時にはプロジェクター管理テーブル210が更新される。
なお、図3(A)及び(B)に示す例では各室2を識別するための情報として室2の名称(「第1会議室」、「第2会議室」、「大会議室」、…)を用いていたが、各室2に番号や記号からなる識別情報を与えて、この識別情報により各室2を識別してもよく、室2を識別するために用いる情報の種類や内容は任意に設定してよい。
スケジュール管理画面201は、表示システム10を構成する室2毎にスケジュールを表示する画面であり、例えば図4の日毎スケジュール表示部203には第1会議室の使用スケジュールが表示されている。スケジュール管理サーバー13の操作により、日毎スケジュール表示部203に表示されるスケジュールを、他の室2の使用スケジュールに切り替えることができる。
スケジュール管理画面201には、各月のカレンダーを表示するカレンダー表示部202と、日ごとの予定を表示する日毎スケジュール表示部203とが配置され、日毎スケジュール表示部203には、各日の予定のスケジュールデータ204が、予定ごとに表示される。図4に例示するスケジュールデータ204には、室2の使用者名と使用開始時刻及び使用終了時刻が表示されている。各予定は独立して入力・設定され、室2と日時に対応づけられる。このスケジュール管理画面201上の入力操作により作成されたスケジュールデータは、スケジュールデータ格納部131に格納され、このスケジュールデータによりプロジェクター11の動作を制御できる。
プロジェクター11は、ビデオ再生装置、DVD再生装置等の外部の装置に接続されるI/F(インターフェイス)101を備えている。I/F101は、例えば、USBインターフェイス、有線または無線LANインターフェイス、アナログ映像信号が入力されるVGA端子、デジタル映像信号が入力されるDVI(Digital Visual Interface)、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等を備えている。本実施形態のプロジェクター11のI/F101には、上記のいずれかの端子に、通信装置14に繋がるケーブルが接続されている。
液晶パネル32は、後述する画像処理系からの信号を受けて、照明光学系31からの光を変調する。液晶パネル32は、カラーの投影を行うため、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネルからなる。そのため、照明光学系31からの光はRGBの3色の色光に分離され、各色光は対応する各液晶パネルに入射する。各液晶パネルを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系33に射出される。
また、制御部103には通信I/F(インターフェイス)111が接続されている。通信I/F111は、例えば有線または無線LANインターフェイスを備え、通信ネットワーク17に接続されている。制御部103は、通信I/F111を介して、スケジュール管理サーバー13との間で制御データやスケジュールデータを送受信する。
プロジェクター11は、操作者が使用するリモコン(図示略)がボタン操作に対応して送信した赤外線信号を、リモコン受光部41によって受光する。リモコン受光部41は、上記リモコンから受光した赤外線信号を受光素子によりアナログ電圧に変換して入力処理部123に出力する。入力処理部123は、リモコン受光部41が出力するアナログ電圧を量子化し、デコード等の処理を行い、上記リモコンにおける操作内容を示す操作信号を制御部103に出力する。
表示制御部107(表示制御手段)は、I/F101を介して入力される入力画像のアナログ/デジタルの判別、画像フォーマット(フレームレート、解像度、圧縮状態)の判別等を行い、入力画像を液晶パネル32に表示するために必要な処理を決定し、画像処理部113を制御して当該処理を実行する。そして、画像処理部113により処理された画像信号を光変調装置駆動部119に出力し、液晶パネル32に表示させる。
画像処理部113は、表示制御部107の制御に従って、I/F101を介して入力される入力画像をフレームメモリー115に展開し、アナログ/デジタル変換、インターレース/プログレッシブ変換、解像度変換等の各種変換処理を適宜実行し、予め設定されたフォーマットの画像信号を生成して表示制御部107に出力する。また、画像処理部113は、表示制御部107の制御に従って、キーストーン補正、カラーモードに対応した色調補正、画像の拡大/縮小処理等の各種の画像処理を実行可能である。
タイマー106Dは、予めスケジュールデータの取得間隔として設定された時間が経過する毎に、スケジュール取得部106A及び起動制御部106Cに対して取得タイミングを通知する。
動作監視部106Bは、プロジェクター11の動作状態を監視する。プロジェクター11の動作状態としては、電源オフ状態、電源オフであって後述するように最小限の制御系だけ起動している状態、電源オン状態、電源オン状態で照明光学系31の光源が点灯している状態等がある。
また、起動制御部106Cは、タイマー106Dから、スケジュールデータを取得する取得タイミングが入力された場合に、制御部103、記憶部105及び通信I/F111を含む制御系の最小限の構成のみ起動させる。
そして、スケジュール取得部106Aは、スケジュールデータ管理部132の機能により該当するスケジュールデータが検索され、スケジュールデータ格納部131から読み出されて送信されると、このスケジュールデータを受信して、記憶部105にスケジュールデータ105Bとして記憶する。
そして、起動制御部106Cは、特定した使用開始日時に、照明光学系31の光源を安定させるために必要な時間を加味して、電源オンの日時を決定する。例えば、照明光学系31のランプの点灯開始から輝度ないし光量が安定するまでの時間が3分間である場合、起動制御部106Cは、電源オン日時を、スケジュールデータ105Bをもとに特定した表示開始時刻の3分前に決定する。また、起動制御部106Cは、スケジュールデータ105Bをもとに特定した使用終了日時に基づいて電源オフ日時を決定する。電源オフ日時は使用終了日時と同一としてもよいが、照明光学系31のランプを消灯してからランプの温度が十分に低下するまでの時間を加味して決定してもよい。例えば、投射終了日時の3分後を電源オフ日時に決定すれば、ランプは消灯後3分間、プロジェクター11の冷却ファン(図示略)により冷却される。
さらに、起動制御部106Cは、電源オン時間を通知する信号が入力された際に、プロジェクター11が電源オフ状態または投射終了後である場合は、投射終了から所定時間内であるか否かを判別する。そして、投射終了から所定時間内(例えば、10分以内)である場合には、電源オン時間になっても照明光学系31のランプを点灯させない。つまり、ランプが消灯直後で、再点灯した場合に速やかに光量が安定する場合であれば、事前にランプを点灯させておく必要がない。この場合のランプの消灯は、操作パネル45の電源スイッチの操作により消灯した場合も含む。この所定時間は、予め記憶部105に記憶した情報で設定されてもよいし、季節毎または周囲の気温等により、或いは操作パネル45の操作によって変更してもよい。この場合、電源オン時間にランプが点灯されないが、起動制御部106Cは、使用開始日時にランプを点灯させるので、使用開始日時にプロジェクター11が使用可能な状態になることは上記と同様である。
プロジェクター11の制御部103は、タイマー106Dの機能により常に計時を行い、予め設定された取得タイミングになると、起動制御部106Cに対し取得タイミングを通知して制御系を起動させる(ステップS11)。ここで、スケジュール取得部106Aはスケジュール管理サーバー13にアクセスして、当該プロジェクター11が設置された室2のスケジュールデータを取得する(ステップS12)。ここで、スケジュール取得部106Aは、スケジュールデータ格納部131に該当するスケジュールデータがあるか否かを判別し(ステップS13)、使用予定がある場合(スケジュールデータがある場合)には(ステップS13;Yes)、このスケジュールデータをダウンロードして記憶部105に記憶する。続いて、制御部103は起動制御部106Cの機能により、記憶部105に記憶されたスケジュールデータ105Bをもとに、室2の使用開始日時及び使用終了日時を特定する(ステップS14)。ここで特定された室2の使用開始日時及び使用終了日時は、そのまま、プロジェクター11の投射開始日時及び投射終了日時として、タイマー106Dに設定される。
ここで、起動制御部106Cは、プロジェクター11がすでに投射中であるか否かを判別し(ステップS16)、動作監視部106Bの機能により投射中でないと判別された場合は(ステップS16;No)、上述した制御系のみが動作した状態で待機する(ステップS17)。そして、起動制御部106Cは、タイマー106Dにより電源オン日時が通知されるまで(ステップS18;No)、ステップS16〜S18で待機する。また、投射中であった場合は(ステップS16;Yes)、投射を継続した状態で、電源オン日時まで待機する(ステップS18)。
ステップS25で、起動制御部106Cは、タイマー106Dから終了日時が通知されたか否かを判別し、終了日時が通知されるまでは(ステップS25;No)、ステップS12に戻る。タイマー106Dから終了日時が通知された場合は(ステップS25;Yes)、投射部3による投射を終了して、電源をオフにする(ステップS26)。なお、投射終了日時から電源オフ日時まで時間がある場合、起動制御部106Cは、ステップS26で待機する。
また、スケジュール取得部106Aは、投射部3による投射中もスケジュールデータを取得するので、最新のスケジュールデータに基づいてプロジェクター11を動作させることができる。
なお、この場合に、起動制御部106Cが、投射開始日時を決定した後で通信装置14の通信制御部141を制御して、投写開始とともに、通信装置14によって通話先の外部の装置に対する発呼(発信)を実行させてもよい。この場合、プロジェクター11が画像の投射を開始するとともに回線が接続され、室2の使用開始とともに速やかにテレビ会議を開始できる。この場合、スケジュールデータ格納部131に格納されるスケジュールデータに、会議の相手先と通信を行うための通信情報(通話相手先の電話番号やIPアドレス等)を含めておくことにより、発呼(発信)する相手先を指定する手間を省くことができる。また、起動制御部106Cの制御により、撮影装置16が撮影を開始する構成としてもよい。この構成によれば、スケジュールデータ格納部131に室2の使用開始と終了の日時をスケジュールデータとして設定しておくだけで、事前に人が準備作業を行わなくてもテレビ会議システム15による会議を開始できる。
すなわち、表示システム10が備えるプロジェクター11のうちいずれか、或いは各プロジェクター11が、通信ネットワーク17を介して接続されたスケジュール管理サーバー13や他の端末装置(パーソナルコンピューター、携帯型電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等)からのアクセスに応じて、プロジェクター管理テーブル210及びスケジュールデータ131Aに基づいて、スケジュール管理画面201を表示するための表示データを送信するウェブサーバーとしての機能を有する構成としても良い。この場合、当該プロジェクター11は、スケジュール管理サーバー13や他の端末装置のアクセスに応じて、スケジュールデータ管理部132と同様にスケジュールデータ131Aを編集する機能を有していても良い。この場合のスケジュールデータ131Aは、各プロジェクター11が備える記憶部105に記憶していても良いし、他のコンピューターが備える記憶装置に格納されていてもよい。この場合、いずれかのプロジェクター11がスケジュールデータ131Aの管理を行う機能を有することで、スケジュール管理サーバー13を用意する必要が無く、プロジェクター11のスケジュール管理を行える。また、全てのプロジェクター11が、自己のスケジュールに係るスケジュールデータ131Aを記憶し、外部のスケジュール管理サーバー13や他の端末装置のアクセスに応じて、自己の使用開始日時及び使用終了日時を定めるスケジュールデータ131Aを管理する構成としても良い。この場合、各プロジェクター11がスケジュールを管理する機能を有するので、室2毎のスケジュールの管理が容易になる。また、プロジェクター管理テーブル210が不要となり、プロジェクター11を他の室2に移動させたり、プロジェクター11を増減させたりする表示システム10の構成変更、及び、表示システム10の構築時にプロジェクター管理テーブル210を書き換える必要がない。従って、システムの構築及び構成変更が容易になる。
また、本発明の表示装置は、スクリーンSCに画像を投射するプロジェクターに限定されず、液晶表示パネルに画像/画像を表示する液晶モニターまたは液晶テレビ、或いは、PDP(プラズマディスプレイパネル)に画像/画像を表示するモニター装置またはテレビ受像機、OLED(Organic light-emitting diode)、OEL(Organic Electro-Luminescence)等と呼ばれる有機EL表示パネルに画像/画像を表示するモニター装置またはテレビ受像機等の自発光型の表示装置など、各種の表示装置も本発明の画像表示装置に含まれる。この場合、液晶表示パネル、プラズマディスプレイパネル、有機EL表示パネルが表示手段に相当する。
Claims (9)
- 表示装置であって、
画像を表示する表示手段と、
当該表示装置が設置された設置場所を記憶する記憶部と、
前記記憶部から取得した前記設置場所に基づいて、前記設置場所の使用予定情報を予定管理装置へ要求することにより取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得された前記設置場所の使用予定情報に基づいて、前記表示手段による表示を開始する起動制御手段と、
を備えたこと、
を特徴とする表示装置。 - 前記起動制御手段は、前記情報取得手段により取得された使用予定情報に基づいて当該表示装置の表示開始時刻を求め、求めた表示開始時刻から、当該表示装置の表示状態を安定させるために必要な時間を差し引いた準備開始時刻に前記表示手段を起動することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示手段として、光源を有し、前記光源の投射光により画像を投射面に投射する投射手段を備えたプロジェクターとして構成され、
前記起動制御手段は、前記情報取得手段により取得された使用予定情報に基づいて求めた表示開始時刻に、前記光源の光量が安定するまでに必要な時間を差し引いた準備開始時刻に前記光源を点灯させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記起動制御手段は、前記準備開始時刻またはそれ以前の所定期間内に前記光源が点灯されている場合には、前記準備開始時刻に前記光源を点灯する制御を行わないことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
- 前記起動制御手段は、前記使用予定情報に基づいて当該表示装置の表示終了時刻を求め、求めた表示終了時刻に前記表示手段による表示を終了することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。
- 前記情報取得手段は、前記表示手段による表示中も前記使用予定情報を取得することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示装置。
- 通信回線を介して他の装置との間で音声及び画像を送受信し、送受信する音声及び画像を出力する通信装置に接続され、
前記通信装置が出力する画像を前記表示手段により表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。 - 画像を表示する表示手段を備えた表示装置と、前記表示装置の設置場所の使用予定情報を記憶した予定管理装置とを通信可能に接続して構成され、
前記表示装置は、
前記設置場所を記憶する記憶部と、
前記記憶部から取得した前記設置場所に基づいて、前記設置場所の使用予定情報を前記予定管理装置へ要求することにより取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得された前記設置場所の使用予定情報に基づいて、前記表示手段による表示を開始する起動制御手段と、を備えたこと、
を特徴とする表示システム。 - 画像を表示する表示手段を備えた表示装置の制御方法であって、
当該表示装置が記憶している当該表示装置の設置場所に基づいて、前記設置場所の使用予定情報を予定管理装置へ要求することにより取得し、
取得した前記設置場所の使用予定情報に基づいて、前記表示手段による表示を開始すること、
を特徴とする表示装置の制御方法。
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