JP5833496B2 - 車両用携帯機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の車載装置を遠隔操作する車両用携帯機に関する。
近年、車両用携帯機は、車両の防犯性及び乗降時における操作性を向上させるために、車両用携帯機を所持した者が車両用携帯機に設置されたスイッチが操作されることで無線信号を送信して、無線信号を車両が受信することでドアを解錠したり、ドアを施錠したりしている。
また、車両用携帯機は、ドア錠に限らず、エンジン等の複数の車載装置を操作する複数の遠隔操作機能の付加が求められている。車両用携帯機から車載装置を操作する場合には、車両用携帯機から送信された無線信号を車両が受信することで車載装置が操作される。
車両用携帯機は、1機能につき1スイッチ(単操作)を割り当てており、機能の数量だけスイッチを設けている。車両用携帯機は、各携帯機の機能の違いに応じてスイッチやケースを変更している(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の携帯機では、操作の数量に対応した多数のスイッチが設置されている。
特開平10−243479号公報
ところで、車両用携帯機には、多機能が求められている一方で小型化も求められている。そこで、多機能且つ小型化を実現するには、少数のスイッチの組み合わせ操作による機能の使い分けが必要である。しかしながら、組み合わせ操作を採用すると、ユーザにとって操作方法が分かり難くなってしまうおそれがある。このため、複数の機能を少数のスイッチによって操作可能であって、操作が認識し易い車両用携帯機が求められている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の機能を少数のスイッチによって操作可能であって、操作の認識が容易である車両用携帯機を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、複数のスイッチが設けられ、当該スイッチに対する操作に基づいて複数の車載装置の操作が可能である車両用携帯機において、前記複数のスイッチに対する連続操作が前記車載装置の操作に割り当てられ、前記連続操作に対応する前記車載装置の操作を示す表示部を、前記連続操作に用いる前記スイッチの近傍に設置し、前記表示部は、前記連続操作に対応する車載装置の複数の機能に関する予め印刷された複数の絵柄のうち、入力された連続操作に対応する絵柄を浮かび上がらせることによって複数の絵柄を切り替えて表示することをその要旨としている。
同構成によれば、複数のスイッチに対する連続操作が車載装置の操作に割り当てたので、複数の機能を少数のスイッチによって操作可能である。また、連続操作に対応する車載装置の操作を示す表示部を、連続操作に用いるスイッチの近傍に設置したので、連続操作時に各機能に対応したスイッチを認識することが容易である。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の車両用携帯機において、前記表示部は、予め印刷された複数の絵柄のうち、入力された連続操作において最後に操作され前記スイッチに近接した前記絵柄を浮かび上がらせることによって複数の絵柄を切り替えて表示することをその要旨としている。
連続操作が行われてから連続操作に対応する車載装置の操作が表示部に表示されるので
、最後に操作されるスイッチと表示部とが離れていると、認識するために表示部を改めて見なければならない。そこで、上記構成によれば、表示部が、連続操作において最後に操作されるスイッチに近接して設置されるので、連続操作の最後に操作されるスイッチを見た目線を変えることなく表示部の表示を認識することができる。また、スイッチの位置に対して表示部の位置を設定するので、最適な操作位置を採用することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用携帯機において、前記表示部は、前記スイッチの操作が完了した後に、予め印刷された複数の絵柄のうち、入力された連続操作に対応する前記絵柄を浮かび上がらせることによって複数の絵柄を切り替えて表示することをその要旨としている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用携帯機において、前記表示部は、前記連続操作に用いる前記スイッチによって挟まれて設置されることをその要旨としている。
同構成によれば、表示部が、連続操作に用いるスイッチによって挟まれて設置されるので、連続操作上に表示部が位置し、目線を変えることなく表示部の表示を認識することができる。また、スイッチの位置に対して表示部の位置を設定するので、最適な操作位置を採用することができる。
本発明によれば、複数の機能を少数のスイッチによって操作可能であって、操作の認識が容易である車両用携帯機を提供できる。
車両遠隔操作装置の概略構成を示すブロック図。 車両用携帯機の操作部を示す正面図。 車両用携帯機の表示パネルの組み付けを示す斜視図。 車両用携帯機のスイッチ操作と遠隔操作との組み合わせを示す図。 (a)〜(c)は車両用携帯機の表示パネルを示す図。
以下、本発明にかかる車両用携帯機を車両遠隔操作装置に具体化した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されるように、車両遠隔操作装置3は、車両20の使用者に所持される車両用の携帯機1と、車両20に搭載される車両遠隔制御装置2とを備えている。
携帯機1は、車両20との相互無線通信を通じてドアの施解錠を行う電子キー機能部としての電子キー回路4と、同じく無線通信を通じて車両20のエンジン等の車載装置を遠隔操作する遠隔操作機能部としての遠隔操作回路5とを備えている。また、携帯機1は、電子キー回路4及び遠隔操作回路5に電力を供給する電源としての電池部19と、操作スイッチ31,32,33,34と、表示部35とを備えている。携帯機1は、ドアの施解錠、エンジンの始動及び停止、スライドドアの開閉、バックドアの開閉、エアコン(エアコンディショナ)のオンオフを遠隔操作可能である。
電子キー回路4は、電子キー制御回路10と、受信アンテナ11aと、受信回路11と、送信回路12と、送信アンテナ12aとを備えている。受信アンテナ11aは、車両遠隔制御装置2から送信されるリクエスト信号を受信する。受信回路11は、受信アンテナ11aにより受信されたリクエスト信号を復調し、電子キー制御回路10に出力する。電子キー制御回路10には、IDコードが記憶されたメモリ10aが備えられている。電子キー制御回路10は、復調されたリクエスト信号を受信すると、メモリ10aからIDコードを読み出し、同IDコードを含むIDコード信号を生成し、同IDコード信号を送信回路12に出力する。送信回路12は、IDコード信号を所定周波数(本実施形態では300MHz)に変調する。送信アンテナ12aは、送信回路12で変調されたIDコード信号を送信する。
遠隔操作回路5は、遠隔操作制御部としての遠隔操作制御回路15と、遠隔操作送信回路16と、遠隔操作送信アンテナ16aと、遠隔操作受信アンテナ17aと、遠隔操作受信回路17とを備えている。遠隔操作制御回路15には、遠隔操作用IDコードが記憶されたメモリ15aが備えられている。遠隔操作制御回路15は、操作スイッチ31,32,33,34が特定操作で操作されると、メモリ15aから遠隔操作用IDコードを読み出し、同遠隔操作用IDコードを含む要求信号を生成し、同要求信号を遠隔操作送信回路16に出力する。遠隔操作送信回路16は、要求信号を所定周波数(本実施形態では400MHz)に変調し、要求信号を送信する。なお、この要求信号には、操作スイッチ31,32,33,34に対する特定操作に応じた車載装置の操作要求が含まれている。すなわち、要求信号は、ドア施錠信号、ドア解錠信号、エンジン始動信号、エンジン停止信号、左側スライドドア開閉信号、右側スライドドア開閉信号、バックドア開閉信号、エアコンオンオフ信号である。
車両遠隔制御装置2は、車両制御部21を備えるとともに、送信回路22と、送信アンテナ22aと、受信アンテナ23aと、受信回路23とを備える。これらは、電子キー回路4に対応して作動する。さらに、車両遠隔制御装置2は、遠隔操作受信アンテナ24aと、遠隔操作受信回路24と、遠隔操作送信回路25と、遠隔操作送信アンテナ25aとを備える。これらは、遠隔操作回路5に対応して作動する。すなわち、遠隔操作回路5から送信されたエンジン始動信号又はエンジン停止信号に対して、車両20からアンサーバックの信号を送信する。このとき、遠隔操作送信回路25がアンサーバック信号を変調して遠隔操作送信アンテナ25aから無線信号を送信する。車両制御部21は、アンサーバックとして以下の(a)、(b)、(c)のタイミングでアンサーバック信号を送信する。なお、(a)、(b)、(c)の少なくとも一方を設定可能である。
(a)エンジン始動信号を受信して、IDコードが一致したとき。
(b)(a)の後、エンジンECU50からエンジン始動の旨を受信したとき。
(c)エンジン停止信号を受信して、エンジンECU50からエンジン停止の旨を受信したとき。
送信回路22は、車両制御部21から間欠的に入力されるリクエスト信号を所定周波数(本実施形態では134kHz)に変調する。送信アンテナ22aは、送信回路22で変調されたリクエスト信号を送信する。受信アンテナ23aは、携帯機1から送信されるIDコード信号を受信する。受信回路23は、受信アンテナ23aにより受信されたIDコード信号を復調して、車両制御部21に出力する。車両制御部21には、予め携帯機1のIDコードと一致するIDコードが記憶されたメモリ21aが備えられている。車両制御部21は、IDコード信号に含まれるIDコードとメモリ21aに記憶されたIDコードとを照合し、一致した場合には、ドアECU40にドアを解錠する旨の解錠信号を出力し、ドアを解錠させる。一方、ドアが解錠された状態において、IDコードの照合が行われない場合には、車両制御部21はドアECU40にドアを施錠する旨の施錠信号を出力し、ドアを施錠させる。また、車室内において、IDコードが一致した場合には、車両制御部21は、ブレーキが踏まれている旨の信号がブレーキスイッチ51から出力されている状態で、エンジンの始動を許可する。そして、エンジンスイッチ52を操作するとエンジンECU50は、エンジン始動を行う。
遠隔操作受信アンテナ24aは、携帯機1から送信される要求信号を受信する。遠隔操作受信回路24は、遠隔操作受信アンテナ24aにより受信された要求信号を復調して、車両制御部21に出力する。車両制御部21のメモリ21aには、携帯機1の遠隔操作用IDコードと一致する遠隔操作用IDコードが記憶されている。車両制御部21は、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードとメモリ21aに記憶された遠隔操作用IDコードとを照合し、一致した場合には、要求信号の内容に応じて車載装置を操作する。
車両制御部21は、要求信号がドア施錠信号であれば、ドアECU40にドアを施錠する旨の施錠信号を出力し、ドアを施錠させる。また、車両制御部21は、要求信号がドア解錠信号であれば、ドアECU40にドアを解錠する旨の解錠信号を出力し、ドアを解錠させる。
車両制御部21は、要求信号がエンジン始動信号であれば、ドアECU40を通じてドアが施錠されていることを確認し、エンジンECU50に対してエンジンを始動する旨の信号を出力する。また、車両制御部21は、要求信号がエンジン停止信号であれば、エンジンECU50に対してエンジンを停止する旨の信号を出力する。
車両制御部21は、要求信号が左側スライドドア開閉信号であれば、ドアECU40に左側スライドドアの現状の開閉状態と異なる開閉状態に変更させる。すなわち、ドアECU40は、左側スライドドアが開いていれば閉め、閉まっていれば開ける。また、車両制御部21は、要求信号が右側スライドドア開閉信号であれば、ドアECU40に右側スライドドアの現状の開閉状態と異なる開閉状態に変更させる。すなわち、ドアECU40は、右側スライドドアが開いていれば閉め、閉まっていれば開ける。
車両制御部21は、要求信号がバックドア開閉信号であれば、ドアECU40にバックドアの現状の開閉状態と異なる開閉状態に変更させる。すなわち、ドアECU40は、バックドアが開いていれば閉め、閉まっていれば開ける。
車両制御部21は、要求信号がエアコンオンオフ信号であれば、エアコンECU60にエアコンの現状のオンオフ状態と異なるオンオフ状態に変更させる。すなわち、エアコンECU60は、エアコンが停止していれば駆動させ、駆動していれば停止させる。
車両20に乗り込む際には、車両20の送信アンテナ22aからリクエスト信号が送信される所定領域に携帯機1を所持して進入すると、携帯機1からIDコード信号が送信される。車両20の車両遠隔制御装置2は、IDコード信号を受信すると、IDコード信号に含まれるIDコードを照合し、一致した場合には、車両20のドアを解錠する。そして、車室内に携帯機1を所持して進入することによって車室内においてIDコードが一致した場合には、車両遠隔制御装置2は、ブレーキが踏まれている状態でエンジンの始動を許可し、エンジンスイッチ52が操作されるとエンジンを始動させる。
車両20から離れる際には、車両20の送信アンテナ22aからリクエスト信号が送信される所定領域から携帯機1が離れることによって、IDコードの照合が行われない場合には、車両遠隔制御装置2は、車両20のドアを施錠する。
次に、車両用の携帯機1の操作部及び表示部について説明する。
図2に示されるように、携帯機1の表面には、4個の操作スイッチ31,32,33,34と、表示部35とが設けられている。4個の操作スイッチ31,32,33,34のうち2個の操作スイッチ31,32は左右に並んで表示部35の上方に配置されている。左上の操作スイッチ31は、ドアを施錠するときに単押操作され、エンジンを始動(スタート)させるときに左下の操作スイッチ33に続いて連続操作されるロックSTARTスイッチである。左上の操作スイッチ31には、ロックされた鍵と「START」との絵柄が印刷されている。右上の操作スイッチ32は、ドアを解錠するときに単押操作され、エンジンを停止(ストップ)させるときに左下の操作スイッチ33に続いて連続操作されるアンロックSTOPスイッチである。左上の操作スイッチ32には、「STOP」とアンロックされた鍵との絵柄が印刷されている。
また、残りの2個の操作スイッチ33,34は左右に並んで表示部35の下方に配置されている。左下の操作スイッチ33は、エンジンを始動又は停止するときに最初に操作され、バックドアを操作するときに右下の操作スイッチ34に続いて連続操作されるエンジン(E)スイッチである。左下の操作スイッチ33には「E」の絵柄が印刷されている。右下の操作スイッチ34は、スライドドアやバックドアを操作するときに最初に操作され、エアコンを操作するときに長押操作するファンクション(F)スイッチである。右下の操作スイッチ33には「F」の絵柄が印刷されている。
表示部35は、操作スイッチ31,32,33,34に近接して設置されるとともに、連続操作が行われる操作スイッチ31,32,33に近接して設置されている。そして、表示部35は、上側の操作スイッチ31,32と下側の操作スイッチ33,34とに挟まれて設置されている。
表示部35は、操作スイッチ31,32,33,34に近接した位置にランプ35a,35b,35c,35dが設置されている。ランプ35a,35b,35c,35dは、操作スイッチ31,32,33,34の連続操作に応じて点灯する。表示部35の表示パネル30には、連続操作に対応した絵柄が4個印刷されている。左上のランプ35a上には、左側スライドドアの開閉を示す絵柄が印刷されている。右上のランプ35b上には、右側スライドドアの開閉を示す絵柄が印刷されている。左下のランプ35c上には、バックドアの開閉を示す絵柄が印刷されている。右下のランプ35d上には、エアコンを示す絵柄が印刷されている。
左上の操作スイッチ31の上方には、バッテリーが低減した際に点灯するバッテリーランプ36と、車両20からアンサーバックがあった際に点灯するアンサーバックランプ37とが設けられている。遠隔操作制御回路15は、アンサーバックランプ37を以下の(d)、(e)、(f)のタイミングで点灯させる。なお、(d)、(e)、(f)の少なくとも一つを設定可能である。
(d)操作スイッチ31,32,33,34が操作されたとき。
(e)操作スイッチ31,32,33,34の操作に応じて要求信号を送信したとき。
(f)車両20からアンサーバック信号を受信したとき。
図3に示されるように、携帯機1は、表示部35の表示パネル30を変更可能である。このため、絵柄の異なる表示パネル30を取り付けるとともに、操作スイッチ31,32,33,34の連続操作と車載装置の操作との組み合わせを変更することで、同じ連続操作に対して異なる操作をさせる携帯機1を製造することができる。
次に、前述のように構成された車両用の携帯機1の操作について説明する。
図4に示されるように、車両20のドアをロックさせる際には、左上の操作スイッチ(ロックSTARTスイッチ)31を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(ドア施錠信号)を送信する。また、車両20のドアをアンロックさせる際には、右上の操作スイッチ(アンロックSTOPスイッチ)32を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(ドア解錠信号)を送信する。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(ドア施錠信号又はドア解錠信号)に基づいてドアの施錠又は解錠を行う。
車両20のエンジンを遠隔始動させる際には、左下の操作スイッチ(Eスイッチ)33を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内に左上の操作スイッチ(ロックSTARTスイッチ)31を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(エンジン始動信号)を送信する。また、車両20のエンジンを遠隔停止させる際には、左下の操作スイッチ(Eスイッチ)33を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内に右上の操作スイッチ(アンロックSTOPスイッチ)32を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(エンジン停止信号)を送信する。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(エンジン始動信号又はエンジン停止信号)に基づいてエンジンの始動又は停止を行う。
車両20の左側スライドドアを開閉させる際には、右下の操作スイッチ(Fスイッチ)34を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内に左上の操作スイッチ(ロックSTARTスイッチ)31を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(左側スライドドア開閉信号)を送信する。このとき、表示部35の左上のランプ35aが点灯し、左側スライドドアの開閉を示す絵柄が浮かび上がる。よって、使用者は左側スライドドアの開閉を操作したことを認識することができる。また、最後に操作される左上の操作スイッチ31に近接した表示部35に絵柄が表示されるので、目線を変更することなく認識することができる。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(左側スライドドア開閉信号)に基づいて左側スライドドアの開閉を行う。
また、車両20の右側スライドドアを開閉させる際には、右下の操作スイッチ(Fスイッチ)34を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内に右上の操作スイッチ(アンロックSTOPスイッチ)32を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(右側スライドドア開閉信号)を送信する。このとき、表示部35の右上のランプ35bが点灯し、右側スライドドアの開閉を示す絵柄が浮かび上がる。よって、使用者は右側スライドドアの開閉を操作したことを認識することができる。また、最後に操作される右上の操作スイッチ32に近接した表示部35に絵柄が表示されるので、目線を変更することなく認識することができる。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(右側スライドドア開閉信号)に基づいて右側スライドドアの開閉を行う。
車両20のバックドアを開閉させる際には、右下の操作スイッチ(Fスイッチ)34を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内に左下の操作スイッチ(Eスイッチ)33を押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(バックドア開閉信号)を送信する。このとき、表示部35の左下のランプ35cが点灯し、バックドアの開閉を示す絵柄が浮かび上がる。よって、使用者はバックドアの開閉を操作したことを認識することができる。また、最後に操作される左下の操作スイッチ31に近接した表示部35に絵柄が表示されるので、目線を変更することなく認識することができる。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(バックドア開閉信号)に基づいてバックドアの開閉を行う。
車両20のエアコンをオンオフさせる際には、右下の操作スイッチ(Fスイッチ)34を長押圧すると、この操作に基づいて遠隔操作制御回路15が要求信号(エアコンオンオフ信号)を送信する。このとき、表示部35の右下のランプ35dが点灯し、エアコンを示す絵柄が浮かび上がる。よって、使用者はエアコンを操作したことを認識することができる。また、右下の操作スイッチ34に近接した表示部35に絵柄が表示されるので、目線を変更することなく認識することができる。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれる遠隔操作用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(エアコンオンオフ信号)に基づいてエアコンのオンオフを行う。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)操作スイッチ31,32,33,34に対する単操作と、複数の操作スイッチ31,32,33,34に対する連続操作とが車載装置の操作に割り当てたので、複数の機能を少数の操作スイッチ31,32,33,34によって操作可能である。また、連続操作に対応する車載装置の操作を示す表示部35を、連続操作に用いる操作スイッチ31,32,33,34の近傍に設置したので、連続操作時に各機能に対応した操作スイッチ31,32,33,34を認識することが容易である。
(2)表示部35が、連続操作において最後に操作される操作スイッチ31,32,33,34に近接して設置されるので、連続操作の最後に操作される操作スイッチ31,32,33,34を見た目線を変えることなく表示部35の表示を認識することができる。
(3)表示部35が、連続操作に用いる操作スイッチ31,32,33,34によって挟まれて設置されるので、連続操作上に表示部35が位置し、目線を変えることなく表示部35の表示を認識することができる。
(4)表示パネルと、操作スイッチ31,32,33,34の連続操作に対する要求内容とを変更することで、車載装置に異なる操作をさせることができる。よって、同じ筐体を使いながら、異なる仕様(機能)の車両用の携帯機を製造可能である。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、上側の操作スイッチ31,32と下側の操作スイッチ33,34とによって表示部35を挟んだが、いずれかの操作スイッチにのみ近接していればよい。
・上記実施形態では、最後に操作される操作スイッチに表示部35を近接させたが、操作される操作スイッチに表示部35が近接していればよい。
・上記実施形態では、操作スイッチ31,32,33,34に絵柄を印刷したが、操作スイッチ31,32,33,34自体に絵柄を形成してもよい。
上記実施形態では、アンサーバックの信号を車両20から送信するようにしたが、アンサーバックが不要であれば、アンサーバックの信号を送信しなくてもよい。また、遠隔操作送信回路25と遠隔操作送信アンテナ25aとの構成を省略してもよい。
・上記実施形態では、アンサーバックランプ37を点灯させたが、アンサーバックが不要であれば、アンサーバックランプ37を点灯しなくてもよい。また、アンサーバックランプ37を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、携帯機1の遠隔操作送信回路16と遠隔操作受信回路17とを別々にしたが、送受信回路として一体にしてもよい。また、車両遠隔制御装置2の遠隔操作受信回路24と遠隔操作送信回路25とを別々にしたが、送受信回路として一体にしてもよい。
・上記実施形態では、連続操作に対応する車載装置の操作として左側スライドドアの開閉、右側スライドドアの開閉、バックドアの開閉、エアコンのオンオフを割り当てた。しかしながら、これらの割り当ては任意に変更可能である。例えば、図5(a)に示されるように、右下の操作スイッチ34が最後に操作される連続操作に対応するエアコンのオンオフの設定を削除してもよい。また、図5(b)に示されるように、左上の操作スイッチ31が最後に操作される連続操作にのみ対応する操作(ここではエアコンのオンオフ)を設定してもよい。また、図5(c)に示されるように、左上の操作スイッチ31が最後に操作される連続操作に対応する操作としてトランクドアの開閉を、右下の操作スイッチ34が最後に操作される連続操作に対応する操作としてホーンの鳴動を設定してもよい。
・上記実施形態では、車載装置の操作としてドアの施錠、ドアの解錠、エンジンの始動、エンジンの停止、左側スライドドアの開閉、右側スライドドアの開閉、バックドアの開閉、エアコンのオンオフを設定した。しかしながら、車載装置の操作としてこれら以外にも設定してもよい。例えば、車載装置の操作として非常時に音や光を発するパニック起動、バックウインドウの開閉等を設定してもよい。
1…携帯機、1a…筐体、2…車両遠隔制御装置、3…車両遠隔操作装置、4…電子キー回路、5…遠隔エンジン始動回路、10…電子キー制御回路、10a…メモリ、11…受信回路、11a…受信アンテナ、12…送信回路、12a…送信アンテナ、15…遠隔エンジン始動制御回路、15a…メモリ、16…遠隔操作送信回路、16a…遠隔操作送信アンテナ、17…遠隔操作受信回路、17a…遠隔操作受信アンテナ、19…電池部、20…車両、21…車両制御部、22…送信回路、22a…送信アンテナ、23…受信回路、23a…受信アンテナ、24…遠隔操作受信回路、24a…遠隔操作受信アンテナ、30…表示パネル、31…左上の操作スイッチ(ロックSARTスイッチ)、32…右上の操作スイッチ(アンロックSTOPスイッチ)、33…左下の操作スイッチ(Eスイッチ)、34…右下の操作スイッチ(Fスイッチ)、35…表示部、35a…左上のランプ、35b…右上のランプ、35c…左下のランプ、35d…右下のランプ、36…バッテリーランプ、37…アンサーバックランプ、40…ドアECU、50…エンジンECU、51…ブレーキスイッチ、52…エンジンスイッチ、60…エアコンECU。

Claims (4)

  1. 複数のスイッチが設けられ、当該スイッチに対する操作に基づいて複数の車載装置の操作が可能である車両用携帯機において、
    前記複数のスイッチに対する連続操作が前記車載装置の操作に割り当てられ、
    前記連続操作に対応する前記車載装置の操作を示す表示部を、前記連続操作に用いる前記スイッチの近傍に設置し、
    前記表示部は、前記連続操作に対応する車載装置の複数の機能に関する予め印刷された複数の絵柄のうち、入力された連続操作に対応する絵柄を浮かび上がらせることによって複数の絵柄を切り替えて表示す
    ことを特徴とする車両用携帯機。
  2. 請求項1に記載の車両用携帯機において、
    前記表示部は、予め印刷された複数の絵柄のうち、入力された連続操作において最後に操作され前記スイッチに近接した前記絵柄を浮かび上がらせることによって複数の絵柄を切り替えて表示する
    ことを特徴とする車両用携帯機。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用携帯機において、
    前記表示部は、前記スイッチの操作が完了した後に、予め印刷された複数の絵柄のうち、入力された連続操作に対応する前記絵柄を浮かび上がらせることによって複数の絵柄を切り替えて表示する
    ことを特徴とする車両用携帯機。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用携帯機において、
    前記表示部は、前記連続操作に用いる前記スイッチによって挟まれて設置される
    ことを特徴とする車両用携帯機。
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