JP4562043B2 - リモコン送信機およびその設定方法 - Google Patents

リモコン送信機およびその設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4562043B2
JP4562043B2 JP2006328261A JP2006328261A JP4562043B2 JP 4562043 B2 JP4562043 B2 JP 4562043B2 JP 2006328261 A JP2006328261 A JP 2006328261A JP 2006328261 A JP2006328261 A JP 2006328261A JP 4562043 B2 JP4562043 B2 JP 4562043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting information
key
remote control
mode
control transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006328261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008141659A (ja
Inventor
鎌次 桃谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006328261A priority Critical patent/JP4562043B2/ja
Publication of JP2008141659A publication Critical patent/JP2008141659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4562043B2 publication Critical patent/JP4562043B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、機器を遠隔操作して制御し、各種のモードに設定されることにより様々な機器や機能に対応することのできるリモコン送信機の構造、およびその設定方法に関する。
テレビやビデオデッキに代表される電気機器では、リモコン送信機を用いた制御が日常的に行われている。リモコン送信機は、各種の制御に応じた信号を発信し、制御される機器はこの信号を受信してこれに応じた動作をする。例えば、利用者は、リモコン送信機のキーを押すことによって、テレビ本体から数m離れた場所からテレビの受信チャンネルや音量を設定することができる。こうしたリモコン送信機には、各種の機能に対応して多数のキーが設けられているため、利用者の便宜のために、各キーにはその機能に応じた名称が表示される。また、一般にキーの機能の種類は制御する機器により異なる。例えば、テレビでは受信チャンネル選択用、音量調整用、画面輝度調整用等のキーがあるのに対して、ビデオデッキでは音量調整用や画面輝度調整用等のキーは不要であり、代わりに再生開始、再生停止、録画開始、録画停止等のキーが必要になる。このため、各機器に対応する専用のリモコン送信機が設定される。また、同種の機器であっても、モデルチェンジ等により型式が変われば、リモコン送信機自体の形状は同一であっても、その都度その形式に対応したリモコン送信機が新たに必要となる場合もある。
一方、リモコン送信機自身の機能は、各キー入力に応じた信号を、例えば赤外線や電波で機器に向けて発信するというものであり、これは制御する機器には依存しない。従って、リモコン送信機のハードウェアは、制御する機器が異なる場合でもその大部分を共通とすることができる。このため、こうした機器の生産に際しては、制御される機器とは別に、同じ仕様である汎用のリモコン送信機を大量生産し、これに後で各種の機器に対応した設定をすることにより各機器専用のリモコン送信機とする手法を用いることができた。この場合、各キーの機能は制御する機器に応じて異なるが、各キーの機能を表示する名称を表示したキーカバーを別途製造し、これをリモコン送信機本体に貼り付けることで、利用者は適正なキー操作をすることができた。図5は、このリモコン送信機の一例の構成図である。ここで、(b)は本体32、(a)はキーカバー33であり、キーカバー33は本体32に貼り付けられて使用される。ここでは本体32に4つのキー(341〜344)が設けられ、利用者による341、342、343、344のキー操作が、それぞれ機能(A)、(B)、(C)、(D)に対応する。ここで、機能(A)とは例えば、テレビを制御する場合においては「音量大」等と設定することができ、(B)〜(D)についても同様に他の機能を設定できる。キーカバー33には、前記の各キーに対応した箇所に穴が開けられており、各穴に隣接して、各キーの機能を表示した機能ラベル381〜384が設けられている。この構成では、本体32は汎用として大量生産された後で各機器用に設定される。設定された後で各キーの機能は決定するため、このキーカバー33が貼り付けられることにより、利用者は各キーに対応した機能を認識することができる。一般に高コストとなる本体32を汎用として大量生産することにより、リモコン送信機の製造コストを低下させ、これを使用する機器全体のコストを低下させることが可能となった。
こうしたリモコン送信機としては、例えば特許文献1、特許文献2に、本体にモード切替スイッチを有するものが記載されている。この場合、機器の出荷前に製造作業者が、あるいは機器の出荷後に利用者がこの切替スイッチを操作することにより、制御される機器に対応したモードに切り替えてリモコン送信機を用いることができた。
特開2002−64890号公報 特開2001−283299号公報
しかしながら、モード切替スイッチによってモードを切り替える際には、同時にキーカバーも取り替えて、キーに対応した機能の表示を適正にした上で用いる必要があった。この際、製造作業者が、設定されたモードとは異なるモードに対応したカバーに取り替える可能性もあった。こうした取り替えのミスは、特に多くのモードに切替が可能な、すなわち多くの機器に対応できるリモコン送信機の場合に特に顕著であった。従って、従来のリモコン送信機におけるモードの切替は製造作業者にとって面倒な作業であり、かつこれに起因したミスも多数生じた。
また、上記特許文献1及び特許文献2では明確に記載されてはいないが、モード切替スイッチによってモードを切り替えるという場合には、リモコン送信機本体内部にそれぞれのモードに対応して、切替スイッチから出力されるコード情報を解析するための機能や、各モードを実現するための機能が予め設けられている必要がある。これらの機能をハードウェア又はソフトウェアのいずれにより実現する場合でも、機能の数が増える、すなわち、モードの数が増えるほどリモコン送信機のコストが上昇してしまう。このため、価格面からいえばこのモードの数は2、3程度に限定され、汎用性に欠けるという課題があった。
本発明は、斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のリモコン送信機は、配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなるリモコン送信機であって、モードの選択により前記キーと前記キー操作に応じて制御される前記機能との対応が決定され、前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部が前記モードに対応した設定情報を記憶し、前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記モードが設定されて動作することを特徴とする。
本発明のリモコン送信機は、配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなり、モードの設定により制御される機器が決定されるリモコン送信機であって、前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部が前記モードに対応した設定情報を記憶し、前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記モードが設定されて動作することを特徴とする。
本発明のリモコン送信機において、前記設定情報格納部は、前記設定情報を前記設定情報検出部に送信することを特徴とする。
本発明のリモコン送信機において、前記設定情報格納部は半導体チップであることを特徴とする。
本発明のリモコン送信機において、前記半導体チップは無線チップであることを特徴とする。
本発明のリモコン送信機において、前記設定情報が、バーコード、QRコード、またはホログラムの形態で前記設定情報格納部に記憶されていることを特徴とする。
本発明のリモコン送信機において、前記設定情報検出部は、前記キーカバーと非接触の状態で前記設定情報を読みとることを特徴とする。
本発明のリモコン送信機の設定方法は、配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなるリモコン送信機の設定方法であって、モードの選択により前記キーと前記キー操作に応じて制御される前記機能との対応が決定され、前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部に予め前記モードに対応した設定情報を記憶し、 前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記本体が前記モードを設定することを特徴とする。
本発明のリモコン送信機の設定方法は、配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなり、モードの設定により制御される機器が決定されるリモコン送信機の設定方法であって、前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部が前記モードに対応した設定情報を記憶し、前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記本体が前記モードを設定することを特徴とする。
本発明のリモコン送信機の設定方法において、前記設定情報検出部は、前記キーカバーと非接触の状態で前記設定情報を読みとることを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、多数のモードが設定でき、そのモード変更が容易で、かつ設定やキーの機能表示のミスを少なくすることができるリモコン送信機を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るリモコン送信機の構成図である。このリモコン送信機1は、本体2と、キーカバー3とからなり、これを用いて利用者は機器(図示せず)の制御を行う。このリモコン送信機1は、モード設定により、複数の種類の機器の制御を行うことができる。
本体2の一面には、N個のキー(41〜4N)が配置されており、利用者はこのキーを選択して押すことによって、例えば、機器の設定等を行う。ここで、キーの個数Nは任意であるが、以下の例では適宜これを設定して述べる。各キーが選択されたことを示す信号は、入力キー判定部5に入力し、入力キー判定部5はどのキーが選択されたかを認識する。次に、入力キー判定部5は、どのキーが選択されたかを出力リモコンコード制御回路6に出力する。出力リモコンコード制御回路6は、選択されたキーに応じて決定される出力信号を送信部7に出力する。送信部7は、この出力信号で変調された電磁波を発信する。ここで用いられる電磁波としては、例えば赤外線が好ましく用いられるが、使用の態様によっては他の波長の電磁波を用いることも可能である。また、電磁波ではなく、超音波等を代わりに用いることも可能である。
ここで、出力リモコンコード制御回路6が送信部7に出力する出力信号は、選択されたキーの機能によって決まり、例えば、同じキーが選択された場合でも、モードが異なり機能が異なれば、異なる出力信号となる。すなわち、出力信号は、利用者によるキー入力を、機器を制御するための信号に変換した信号である。このため、出力リモコンコード制御回路6がこの出力信号を出力するためには、どのキーが選択されたかという情報と、このリモコン送信機が現在設定されているモードの情報とが必要になる。このリモコン送信機1においては、このモードの情報はキーカバー3から得られる。
図2は、出力リモコンコード制御回路6が送信部7に出力する出力信号の構成を示す図である。この信号は、「0」と「1」からなるデジタル信号であり、各命令は例えば16ビットの情報とすることができる。「0」「1」の識別は、一般に用いられる方法を用いることができ、例えばパルス間隔の大小で行うことがでる。例えば、この間隔が1msecの場合は「0」、2msecの場合は「1」と設定することができる。図2に示すように、16ビットのうち、上位8ビットを制御される機器指定に、下位8ビットを機能(命令)指定に用いることができる。例えば、機器指定としては、(0:テレビ(モデル1))、(1:テレビ(モデル2))、(2:テレビ(モデル3))、(4:ビデオデッキ(モデル1))等として256種類の機器を選択することができる。また、機能指定は各機器ごとに定まり、例えば機器がテレビのいずれかである場合には、(0:電源)、(1:音量大)等として256種類の機能(命令)を対応させることができる。また、例えば機器がテレビであれば、型式(モデル)が異なっても、256種類の機能指定を一部で共通とすることも可能である。
図3は、本体2とキーカバー3との関係を示す一例の斜視図である。キーカバー3は本体2に貼り付けて使用される。本体2には、6個のキー(41〜46)が設けられており、それぞれが、電源(41)、入力切替(42)、順方向選局(43)、逆方向選局(44)、音量大(45)、音量小(46)の機能に対応している。キーカバー3には、各キーの機能を表す表示が各キーに対応してなされている。すなわち、キーカバー3が本体2に貼り付けられた際に各キーに対応する箇所には穴が開けられており、その穴に隣接して、キー(42〜46)の機能を示す機能ラベル(81〜86)が設けられている。これにより、キーカバー3が本体2に貼り付けられた後で、利用者は各キーを操作することができる。機能ラベルとしては、「電源」(81)、「入力切換」(82)等、使用者がこの機能を判別できる語句が簡略化されて表示される。使用者は、機能ラベルを見ることによって各キーの操作により機器の制御を適切に行うことができる。なお、この例では機能ラベル81〜86には上記の名称が文字表示されているが、文字ではなく利用者が機能を識別しやすい記号も同様に用いることができる。例えば、「順方向選局」、「逆方向選局」、「音量大」、「音量小」等の表示に代えて、矢印を用いることもできる。また、この図3の例ではキーの数は6個としたが、実際にはその数は任意であるため、より多くのキーを用いることができ、例えば20個程度とすることが好ましい。
ここで、キーカバー3には、設定情報格納部21が設けられている。設定情報格納部21には、このリモコン送信機1が制御する機器に対応する情報、すなわち、リモコン送信機のモードに対応する情報である設定情報が特定の形態で記憶されている。例えば、この設定情報は、制御する機器の型式を示すID番号である。この設定情報は外部から読み出すことができる。例えば、キーカバー3上にバーコードや二次元のコードであるQRコード等が形成された領域を設定情報格納部21として用いることができる。ホログラムも同様に用いることが可能である。また、設定情報格納部21が無線等の方法によりこの設定情報を外部に送信する方式を用いることもできる。例えば、キーカバー3上に貼り付けられ、この設定情報が記憶されたメモリを内部に有する半導体チップを設定情報格納部21としてもよい。この際のメモリにはROM(再書き込み不可のメモリ)を用いることが好ましい。特に、この半導体チップとして無線チップを用いた場合には、外部から無線でこの設定情報を読み出すことができる。あるいは、外部からの信号により、設定情報格納部21がこの設定情報を送信することもできる。
設定情報格納部21に対応して、本体2には、設定情報検出部22が設けられている。設定情報検出部22は、キーカバー3が貼り付けられた状態で設定情報格納部21と接近した位置に設けられ、設定情報を設定情報格納部21から読み出す。読み出す方式は、接触型または非接触型とすることができる。設定情報格納部21が前記のバーコード、QRコード、ホログラム等である場合には、光学的にこれらを読み出すことのできる小型の光学素子を設定情報検出部22として用い、設定情報を非接触で読み出すことができる。設定情報格納部21が前記の半導体チップである場合には、これと電気的に接触することにより設定情報を読み出すことのできる他の半導体チップを設定情報検出部22としてもよい。また、設定情報格納部21が前記の無線チップである場合には、設定情報を無線で読み出すことのできる他の無線チップを設定情報検出部22としてもよい。この場合は非接触で設定情報を読み出すことができる。
設定情報検出部22は、設定情報格納部21から設定情報を読み出し、これを出力リモコンコード制御回路6に出力する。これにより、出力リモコンコード制御回路6はこのリモコン送信機1の現在のモードを認識することができる。前記の通り、出力リモコンコード制御回路6にはどのキーが選択されたかの情報が入力するため、この設定情報と合わせて、選択された機能を認識することができる。これにより、機器を制御するための信号となる出力信号を図2に従って作成して送信部7に出力し、送信部7はこの出力信号で変調された電磁波を発信する。この際、読み出された設定情報を図2における機器指定(8ビット)として用いることができる。
このように、本体2における設定情報検出部22はキーカバー3中に設けられた設定情報格納部21から設定情報を読み出すことにより、現在のモードを自動的に認識することができる。すなわち、自動的にこのモードが設定される。これにより、このリモコン送信機1は、現在のモードに適応した動作をすることができる。
設定情報検出部22が設定情報を読み出すタイミングは任意に設定できる。例えば、利用者がリモコン送信機1の電源スイッチを入れたと同時に読み出しを行う設定としてもよく、キーカバー3が貼り付けられたと同時に読み出しを行う設定としてもよい。いずれかのキー操作が行われた場合に、読み出しを行う設定としてもよい。
本体2における上記の構成は制御する機器等、モードには依存しない。このため、本体2を制御する機器等に依存しない汎用品とすることができる。
キーカバー3はモードに応じて個別に製造され、その製造時には、機能ラベル(81〜8N)が異なる。設定情報は、製造後に例えばバーコードやQRコードをキーカバー3の表面に形成したり、ROMに書き込んだりする等の方法で、設定情報格納部21に記憶される。また、別途形成された設定情報格納部21をキーカバー3に貼り付ける構成とすることもできる。その後でキーカバー3は本体2に貼り付けて使用される。
キーカバー3は、図3に示すように、本体2におけるキーが配列された一面に貼り付けられるが、この固定方法は、容易にキーカバー3がはずれないものであれば特に限定されない。固定をビス等によって行い、これを取り外し可能な設定とすれば、後で利用者が出荷後にモード変更をすることも容易となる。
次に、このリモコン送信機1における本体2とキーカバー3との関係、およびモード設定方法につき、図4に示す例に基づいて述べる。図4において、モード1用キーカバー3a、モード2用キーカバー3bが選択され、本体2に貼り付けて使用される。ここでは、このリモコン送信機1は、キーカバー3aを選択することによりモデル1のテレビ51を、キーカバー3bを選択することによりモデル2のテレビ52を制御する。すなわち、ここではモード1、モード2はそれぞれテレビのモデル1、モデル2、すなわち機種(型式)に対応する。
モード1においては、キー41、42、43、44はそれぞれ機能(A)、(B)、(C)、(D)に対応しているため、機能ラベル81a、82a、83a、84aにはそれぞれ、機能(A)、(B)、(C)、(D)と表示されている。ここで、機能(A)は「電源」、(B)は「音量大」、(C)は「音量小」、(D)は「入力切替」であるとする。一方、モード2においては、キー41、42、43、44はそれぞれ機能(A)、(E)、(F)、(D)に対応しているため、機能ラベル81b、82b、83b、84bにはそれぞれ、機能(A)、(E)、(F)、(D)と表示されている。ここで、機能(E)は「画面輝度大」、(F)は「画面輝度小」であるとする。テレビ51とテレビ52はどちらもテレビであるが、機能(B)と(E)、機能(C)と(F)とはそれぞれ異なる機能である。この場合、設定情報格納部21aにはモデル1のテレビ51のID番号が、設定情報格納部21bにはモデル2のテレビ52のID番号がそれぞれ格納されている。この場合、キーカバーには、機能ラベルの他に、テレビの型式名(モデル1またはモデル2)の表示もあることが好ましい。
製造作業者は、このリモコン送信機について上記の2種類のモデルのテレビ(51、52)のどちらの制御を行うかの選択をするにあたり、上記の2種類のキーカバー3a、3bのどちらかを選択して本体2の一面に貼り付ける。これにより、例えば、キーカバー3aが選択された場合には、設定情報検出部22は、設定情報格納部21aから、テレビ51のID番号となっている設定情報を読み出す。出力リモコンコード制御回路6は、この設定情報を設定情報検出部22から得ることにより、制御対象とするテレビがテレビ51(モデル1)であるということを認識できる。一方、出力リモコンコード制御回路6には、入力キー判定部5から、どのキーが選択されたかの情報が入力する。これにより、出力リモコンコード制御回路6は、例えばキー42が選択された場合には、機能(B)が選択されたという認識をし、機能(B)である音量大に対応した出力信号を送信部7に出力する。これにより、このリモコン送信機1は、機器(図示せず)に、音量大の信号を送信することができる。同様に、キー41、43、44が選択された場合には、それぞれ機能(A)、(C)、(D)の信号が送信される。これらの場合に対応する信号は、図2に示した形式で出力リモコンコード制御回路6から発信される。
一方、キーカバー3aにおける機能ラベル81a、82a、83a、84aにはそれぞれ機能(A)、(B)、(C)、(D)との記載があるため、利用者は、対応するキー41、42、43、44がそれぞれ(A)、(B)、(C)、(D)の機能をもつキーであると正しく認識することができる。
同様に、モデル2(モード2)用のキーカバー3bを貼り付ければ、設定情報検出部22は制御対象とするテレビがテレビ52であるという認識をし、これによって、キー41、42、43、44が選択された場合には、それぞれ機能(A)、(E)、(F)、(D)の信号がこのリモコン送信機1から送信される。このとき、利用者は、対応するキー41、42、43、44がそれぞれ(A)、(E)、(F)、(D)の機能をもつキーであると正しく認識することができる。
上記の例の場合、特にキー42、43については、異なるモードでは異なる機能に対応するが、利用者がキーカバー3aと3bを選択して貼り付けることにより、自動的にこれらの機能に対応した出力が正しく選択されて機器に送信される。このとき、機能ラベルもこれに応じた適正な表示となっている。
また、上記の例ではモードは2種類としたが、これに限られるものではなく、その数は任意である。この際に、リモコン送信機の本体2が設定情報をもつのではなく、モードに応じて決定されるキーカバー3が設定情報をもつ。本体2は、モードに応じて、各キーの操作に応じて発する出力信号を決定し、発信するという機能のみを有する。このため、本体2を多数のモードに対応させることが容易である。
また、上記の例では機器の型式(モデル)に応じてモードを設定していたが、モードの設定は、使用の態様に応じて任意に行うことができる。
例えば、異なる種類の機器に応じて異なるモードを設定することができる。一例として、モード1がテレビの制御をする場合に該当し、モード2がビデオデッキの制御をする場合に該当すると設定することが可能である。この場合、例えば、機能(B)は「音量大」、機能(C)は「音量小」であるとし、機能(E)は「再生開始」、機能(F)は「再生停止」であるとする。(B)、(C)はテレビに特有の機能であり、(E)、(F)はビデオデッキに特有の機能である。テレビに対応したID番号が記憶された設定情報格納部21aを有するキーカバー3aと、ビデオデッキに対応したID番号が記憶された設定情報格納部21bを有するキーカバー3bのどちらかを選択して本体2に貼り付けることにより、このリモコン送信機1は、テレビの制御用またはビデオデッキの制御用として適正に動作する。このとき、キーカバーにおける機能ラベルもこれに応じた適正なものとなる。この場合、キーカバーには、機能ラベルの他に、テレビまたはビデオデッキの表示があることが好ましい。
また、同一の型式の機器を制御する場合であっても、キーの配列を利用者が好みに応じて変える場合にも、同様に設定することができる。すなわち、キーとキー操作に応じて制御される機能との対応をモードの選択により決定させることもできる。例えば、モード1、モード2共に同一の型式のテレビを制御するが、モード1においては、キー41、42、43、44はそれぞれ機能(A)、(B)、(C)、(D)に対応させ、モード2においては、それぞれ機能(D)、(C)、(B)、(A)に対応させることもできる。この場合には、各キー配列に対応して各設定情報(モード)が定義され、対応する各キーカバー中の設定情報格納部に記憶される。利用者は、キーカバーを選択して本体に貼り付けるだけで、好みに応じたキーの配列を選択することができ、キーカバーにおける機能ラベルも、これに応じた適正なものとすることができる。
上記の構成とすれば、リモコン送信機を用いた機器の制御において、リモコン送信機と機器との組み合わせ等を変更する際には、キーカバーを選択して貼り付けるという作業だけで対応できる。特に、制御される機器側(テレビ本体やビデオデッキ本体等)やリモコン送信機本体の設定の変更は不要であるため、簡便にこの変更を行うことができる。従って、この作業は製品の出荷前に製造作業者が容易に行うことができる。さらに、キー配列に応じたモード設定がなされている場合には、利用者がキー配列を好みに応じて変更することも容易にできる。
キーカバーにおける各機能ラベルと設定情報格納部21に記憶された設定情報との対応が適正であれば、常に各キー表示はリモコン送信機1の現在のモードに応じた適正なものとなっている。このため、モードの切替に伴って製造作業者や利用者が誤ったキー表示をすることがない。
また、リモコン送信機本体は特定の機器用に専用設計されたものである必要はなく、多数の機器、機種に対応できる汎用の製品とすることができる。従って、これを大量生産して低コスト化することが可能である。
以上では、2種類のモードと、4種類のキーがある場合について例示したが、モードの種類やキーの数によらず、上記の効果が得られることは明らかである。特に、モードの種類(リモコン送信機が対応可能な機器の数や、キー配列の組み合わせの数)およびキーの総数が多い場合には本発明が有効となる。
なお、上記の例においては、リモコン送信機1の本体2にキーを設けた構成について記載したが、これに限られるものではなく、キー自体もキーカバー3に設けた構造とすることも可能である。この場合には、図1におけるキー(41〜4N)は、キーカバー3にタッチパネルとして設けてあり、各キーからの信号は本体2中の入力キー判定部5に電気的に接続される構成とする。他の動作は、前記の場合と同様である。さらに、本体2中には最小限のキーを設けることにより、汎用の簡易型リモコン送信機として製造し、キーカバー3には追加のキーを設け、これらを組み合わせることにより多くのキーを有する多機能リモコンとすることも可能である。特にこうした構成とした場合には、例えばテレビを制御する場合に本体2においてキーを「電源」、「選局+」、「選局−」の最小限の3個とし、他の機能(「音量+」、「音量−」、「入力切替」等)のキーはキーカバー3側に設けることもできる。これにより、リモコン送信機1におけるキーの種類(機能)だけでなく、その数も利用者の嗜好に合わせて自由に設定することができる。
本発明の実施の形態となるリモコン送信機の構成図である。 本発明の実施の形態となるリモコン送信機の発する出力信号の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態となるリモコン送信機における本体とキーカバーとの関係を示す斜視図である。 本発明の実施の形態となるリモコン送信機を2種類のテレビに対して適用した場合の構成を示す図である。 従来のリモコン送信機における本体とキーカバーとの関係を示す図である。
符号の説明
1 リモコン送信機
2、32 本体
3、3a、3b、33 キーカバー
41〜4N、341〜344 キー
5 入力キー判定部
6 出力リモコンコード制御回路
7 送信部
81〜8N、81a〜84a、81b〜84b、381〜384 機能ラベル
21、21a、21b 設定情報格納部
22 設定情報検出部
51 モデル1のテレビ
52 モデル2のテレビ

Claims (10)

  1. 配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなるリモコン送信機であって、
    モードの選択により前記キーと前記キー操作に応じて制御される前記機能との対応が決定され、
    前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部が前記モードに対応した設定情報を記憶し、
    前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記モードが設定されて動作することを特徴とするリモコン送信機。
  2. 配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなり、モードの設定により制御される機器が決定されるリモコン送信機であって、
    前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部が前記モードに対応した設定情報を記憶し、
    前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記モードが設定されて動作することを特徴とするリモコン送信機。
  3. 前記設定情報格納部は、前記設定情報を前記設定情報検出部に送信することを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン送信機。
  4. 前記設定情報格納部は半導体チップであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリモコン送信機。
  5. 前記半導体チップは無線チップであることを特徴とする請求項4に記載のリモコン送信機。
  6. 前記設定情報が、バーコード、QRコード、またはホログラムの形態で前記設定情報格納部に格納されていることを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン送信機。
  7. 前記設定情報検出部は、前記キーカバーと非接触の状態で前記設定情報を読みとることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のリモコン送信機。
  8. 配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなるリモコン送信機の設定方法であって、
    モードの選択により前記キーと前記キー操作に応じて制御される前記機能との対応が決定され、
    前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部に予め前記モードに対応した設定情報を記憶し、
    前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記本体が前記モードを設定することを特徴とするリモコン送信機の設定方法。
  9. 配列された複数のキーの操作に応じて機器の機能を制御する信号を発信し、本体と、該本体の一面に貼り付けられ、前記各キーに対応する前記機能を表す表示がされたキーカバーとからなり、モードの設定により制御される機器が決定されるリモコン送信機の設定方法であって、
    前記キーカバー中に設けられた設定情報格納部が前記モードに対応した設定情報を記憶し、
    前記本体中に設けられた設定情報検出部が前記設定情報を読みとり、前記本体が前記モードを設定することを特徴とするリモコン送信機の設定方法。
  10. 前記設定情報検出部は、前記キーカバーと非接触の状態で前記設定情報を読みとることを特徴とする請求項8または9に記載のリモコン送信機の設定方法。
JP2006328261A 2006-12-05 2006-12-05 リモコン送信機およびその設定方法 Expired - Fee Related JP4562043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328261A JP4562043B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 リモコン送信機およびその設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328261A JP4562043B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 リモコン送信機およびその設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008141659A JP2008141659A (ja) 2008-06-19
JP4562043B2 true JP4562043B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=39602634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006328261A Expired - Fee Related JP4562043B2 (ja) 2006-12-05 2006-12-05 リモコン送信機およびその設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4562043B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5833496B2 (ja) * 2012-05-14 2015-12-16 株式会社東海理化電機製作所 車両用携帯機
EP3439291B1 (en) * 2016-03-30 2020-03-04 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Controller

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064890A (ja) * 2000-08-17 2002-02-28 Sony Corp リモートコントロール装置
JP2005051310A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Toshiba Corp 電子機器システム及び電子機器
JP2005065118A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Hitachi Ltd リモコン機能付き携帯端末及びリモコンサーバ
JP2006060453A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fuji Photo Film Co Ltd 機能設定装置、リモコン装置及びデジタルカメラ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064890A (ja) * 2000-08-17 2002-02-28 Sony Corp リモートコントロール装置
JP2005051310A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Toshiba Corp 電子機器システム及び電子機器
JP2005065118A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Hitachi Ltd リモコン機能付き携帯端末及びリモコンサーバ
JP2006060453A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fuji Photo Film Co Ltd 機能設定装置、リモコン装置及びデジタルカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008141659A (ja) 2008-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7429979B2 (en) Remote control with programmable button labeling and labeling display upon button actuation
JP2687454B2 (ja) 汎用コマンダ
US7298311B2 (en) Controller apparatus for controlling an electronic apparatus
US7821377B2 (en) Remote controller, equipment operation system, and remote control method
US7474248B2 (en) Remote controller and remote control method
US20040056781A1 (en) Computer input device with individually positionable and programmable input members
US20050119770A1 (en) Apparatus for implementing universal remote controller and method thereof
US9071272B2 (en) System and method for configuration of a controlling device to enable selection of media streams
JP4275726B1 (ja) 媒体およびディスプレイ上に形成されたドットパターンを読み取ることが可能なリモートコントロール装置
JPH0785597B2 (ja) 遠隔制御装置
CN101910960A (zh) 用于交互式设备控制的系统和方法
TW200924543A (en) Remote controller, remote control system, and remote control method
KR20170143406A (ko) 리모컨신호를 수신하고 변환된 리모컨신호를 출력할 수 있는 디스플레이장치 및 그 제어방법
JP2002345050A (ja) リモートコントロール装置
JP2015081869A (ja) 光電センサ
GB2395048A (en) Production of remote control device
JP4562043B2 (ja) リモコン送信機およびその設定方法
KR100732839B1 (ko) 디지털 코드가 기록된 매체 및 이를 이용한 전자기기의원격 제어 장치 및 디지털 코드 인식/실행 장치
JP3309389B2 (ja) マルチリモートコントロール送信装置、映像装置及び同装置のフォーマットプリセット支援方法
CN100416619C (zh) 利用远程设备控制多个电器的方法和实现方法的远程设备
WO2006052074A1 (en) Remote control system using digital codes and the method thereof
JP5072457B2 (ja) リモートコントローラおよびデジタル放送受信装置
JP2007013929A (ja) 遠隔制御遠隔制御装置、機器操作システム及び遠隔制御遠隔制御方法
JP4660388B2 (ja) 放送受信機
KR101241885B1 (ko) 통합 리모컨 및 그의 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100721

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees