JP5833242B2 - 信頼性情報に基づいて、受信された車両ピア伝送をフィルタリングおよび処理するための方法および装置 - Google Patents

信頼性情報に基づいて、受信された車両ピア伝送をフィルタリングおよび処理するための方法および装置 Download PDF

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Description

本願は、一般にハイウェイ通信システムに関し、より詳細には、受信されたピア伝送に優先度を付け、処理するための効率的な方法に関する。
ハイウェイ上での安全性を改善し、渋滞を軽減するためのシステムの一部として、ワイヤレスデータを送信および受信することができる車両通信ネットワーク(vehicle communication network)が開発されてきた。そのようなハイウェイ通信システムでは、短波メッセージが車両へと交換され、車両から交換され、車両間で交換され、車両と路側基地局(roadside base station)との間で交換され得る。これらのピア伝送は、車両のオンボード(on-board)処理ユニット内のワイヤレス通信デバイスによって受信され得、メッセージのコンテンツは、様々な安全性およびドライバ認知目的のために使用される。
そのようなハイウェイ通信システムがさらに展開される場合、多数のメッセージが生成され、各車両のオンボード通信ユニットによって受信されることになることが予想される。そのような車両間ピア伝送(inter-vehicle peer transmission)は、いくつかの推定値に従って0.1秒当たり1メッセージの頻度で受信され得る。いくつかのメッセージは、かなりのデータ処理を必要とし得、受信される伝送の数が増加するにつれて、車両の処理ユニットは一杯になり得る。これは、いくつかのメッセージを処理するのに必要な時間量を増加させ得る。したがって、重いトラフィックストリームでは、重要ではないメッセージによって処理リソースが消費され、重要なメッセージの処理が時間内に間に合わないことがある。
様々な実施形態は、車両通信ユニットによって受信されたピア伝送をフィルタリングし、優先度を付けることと、メッセージ信頼性(message reliability)を決定することと、信頼性インジケーションをメッセージの再送信に含めることとのための方法を含む。方法は、車両通信ユニットにおいてピア伝送を受信することと、メッセージを処理する前に即時にピア伝送をフィルタリングすることとを含む。このフィルタリングは、高優先度メッセージを識別するために所定の基準に基づき得る。フィルタリングはまた、高優先度メッセージが優先度の低いメッセージの前に処理され得るように、優先度の点からメッセージをランク付けし得る。方法の実施形態はまた、いくつかのファクタに基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む。方法の実施形態はまた、フィルタリングされたピアメッセージを、それらの決定された信頼性のインジケーションとともに再送信することを含み、その結果、再送信されたメッセージを受信する他の車両が、メッセージを受信するための優先度を割り当てるときに信頼性パラメータから恩恵を受けることができるようになる。
様々な実施形態では、ルーティングデータビット、MAC識別子、信頼性パラメータ、またはセキュリティ識別子、および/または受信された伝送の信号電力やドップラーシフトなどの受信された伝送の特性など、伝送されるメッセージのヘッダ内に含まれる情報に基づいて、受信されたピア伝送は、処理より前に優先度を付けられ得る。受信されたピア伝送はまた、送信機のロケーション、送信機の高度、またはメッセージのタイプなど、受信されたメッセージ内に含まれる情報に基づいて優先度を付けられ得る。
一実施形態では、車両処理ユニットは、いくつかのパラメータおよび考慮事項に基づいて、受信されたピア伝送が信頼できるかどうかを決定し得、決定された信頼性のインジケーションを同じメッセージの再送信に埋め込み得る。受信されたピア伝送の信頼性は、ピア伝送の信号強度を、所定のしきい値と比較することによって、または車両と受信メッセージから得られる送信機の報告されたロケーションとの間の計算された距離に基づく予想される信号強度と比較することによって、決定され得る。
一実施形態では、ピア伝送の信頼性のインジケーションを含むピア伝送を受信する車両は、メッセージに優先度を割り当てる際にそのインジケーションを考慮し得る。不信頼性(unreliability)のインジケーションをもつ受信されたピア伝送には、いくつかの状況では低い優先度が与えられ得るが、そのようなメッセージには、送信機への近接度、ドップラーシフト(送信機が受信側車両のほうへ進んでいることを示すことになるものなど)、および地形情報を考慮に入れ得る、送信機が受信側車両と同じ平面内にあるかどうかなど、他の情報に基づいて、処理に関して高い優先度が与えられ得る。
様々な実施形態は、方法の諸実施形態の動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成されたプロセッサを含む車両通信および処理ユニットを含む。様々な実施形態は、方法の様々な実施形態の機能を達成するための手段を有する車両通信および処理システムを含む。様々な実施形態はまた、車両処理ユニットのプロセッサに上記で説明した方法の動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体を含む。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなす添付の図面は、本発明の例示的な実施形態を示し、上記の概略的な説明および下記の詳細な説明とともに、本発明の特徴を説明するのに役立つ。
基地局および他の車両とのピア伝送を通信するオンボード車両通信ユニットを有するいくつかの車両を示す、車両通信システムの高レベル図。 車両通信システムの一実施形態の機能的コンポーネントを示す通信システム図。 専用の短距離通信伝送構造の図。 ピア伝送に優先度を付け、処理し、再送信するための方法の実施形態のプロセスフロー図。 ピア伝送に優先度を付け、処理し、再送信するための方法の実施形態のプロセスフロー図。 最初に生成されたメッセージの信頼性を決定するための方法の実施形態のプロセスフロー図。 受信されたピア伝送に優先度を付けるための方法の実施形態のプロセスフロー図。 受信されたピア伝送に割り当てられるべき信頼性値を決定するための方法の実施形態のプロセスフロー図。 路側ユニットから受信した信号に基づいてメッセージの再送信を制御するための方法の実施形態のプロセスフロー図。 一実施形態において使用するのに好適な車両処理ユニットのコンポーネントブロック図。 一実施形態において使用するのに好適なサーバデバイスのコンポーネントブロック図。
様々な実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。可能な場合は常に、同一または類似の部分を指すために図面全体にわたって同じ参照番号を使用する。特定の例および実装形態になされる言及は、説明のためであり、本発明の範囲または特許請求の範囲を限定するものではない。
「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実装形態も、必ずしも他の実装形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
「ウェブサーバ」という単語は、本明細書では、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)要求を受信し、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)ファイルを与えるなどの適切なHTTP応答を返すことが可能なアプリケーションまたはアプリケーションのグループを意味するために使用する。ウェブサーバは、J2EE(登録商標)サーバ、ASP(登録商標)サーバ、PHPモジュール、PERLインタープリタ、または同様の機能など、ミドルウェアまたはアプリケーション部分を含み得る。ウェブサーバはまた、データベース管理システム(DBMS)またはローカルファイルストアなどのデータ記憶部分を含み得る。ウェブサーバは従来のサーバ内に実装され得るが、様々な実施形態では、ウェブサーバは受信機デバイス内にも実装され得る。
様々な実施形態は、交通の流れを改善し、事故を防ぎ、重要な情報をドライバに配信するためにシステムの一部として車およびトラックに互いに通信させる取り組みの妨げとなる技術的問題を解決する。そのような通信システムでは、車およびトラックは、それらのロケーション、速度、状態、またはドライバの意図(たとえば、方向指示器、ブレーキの作動など)に関するメッセージを互いに送信し得、そのようなメッセージは、オンボード処理および通信ユニットによって受信および送信される。そのようなメッセージングは、本明細書では、ピアツーピア伝送、または単にピア伝送と呼ばれる。ピア伝送は、一般に、受信機に配信されるべき情報を含む、ヘッダ部分とメッセージ本文部分とを有するメッセージを伝送する。
道路上の車両の数が増加するにつれて、車車間通信システム(vehicle-to-vehicle communications system)を含むハイウェイ通信システムは、現代の都会生活の問題の多くを解決するための大きな可能性を提供する。そのようなシステムは、車両が、それの位置、速度および進行方向など、それら車両自体に関する情報、ならびに道路状態、気象条件、安全性またはルート選好に影響を及ぼし得る他の側面に関する情報を頻繁に交換することを可能にすることが予想される。そのような情報は、ドライバの感覚を補い、車両の運転者にとって有益となる他の情報を与えるために使用され得る。それらの車両自体に関する情報を送信することに加えて、車両処理ユニットはまた、他のものから受信したメッセージを再送信し、それによって、メッセージが、開始した車両の通信範囲を越えて送信されることを可能にし得る。そのような通信システムは、ドライバが他のドライバに、道路の障害物、交通の減速、事故、および接近する緊急車両について警告することを可能にし得る。そのようなネットワークはまた、緊急車両の作業員がドライバに彼らの存在について警告することを可能にし、その結果、ドライバがより迅速に道をあけることができるようになり得る。
そのような情報を受信することによって、各車両の処理ユニットは、適切な速度、進行ルート、およびドライバへの通知に関する決定を行うことができる。通信される情報が多いほど、各車両の処理ユニットによって行われ得る決定が良好になる。しかしながら、大都市のラッシュアワー中に起こり得るように、道路上の車両の数が増加するにつれて、各車両の処理ユニットが受信および処理しなければならないピア伝送のボリュームは、システムおよびハードウェア設計者に手ごわい課題を与え得る。送信は、あらゆる車両によって0.1秒ごとに行われ得ることが予想される。いくつかのピア伝送は、メッセージの利益を受けるために、遠ざかる車両(receding vehicle)による広範な処理を必要とし得る。したがって、にぎやかな都市におけるラッシュアワーなどのいくつかの状況では、車両処理ユニットが、それらが受信可能なあらゆるピア送信を処理することができないという可能性が存在する。それが起こった場合、車両ドライバに適切な警告を与えるための緊急メッセージが適時に処理されないという危険がある。
様々な実施形態は、信頼できる、より優先度の高いメッセージが車両の処理ユニットによって最初に処理され得るように、受信される伝送が優先度および信頼性インジケーションを割り当てられることを可能にすることによって、この問題に対する解決策を与える。メッセージ優先度および信頼性インジケーションは、車両処理ユニットに知られているいくつかのパラメータおよび情報に基づいて、新しいメッセージが生成されたときに割り当てられ得る。同様に、受信されたメッセージは、メッセージ自体から決定される情報と車両処理ユニットに知られている情報とを含むいくつかのパラメータに基づいて、優先度および信頼性インジケーションを割り当てられ得る。さらに、受信されたメッセージは、受信されたメッセージの信頼性の決定に一部基づいて、優先度値を割り当てられ得る。メッセージのこの優先度付けは、車両処理ユニットが、受信車両にとって低い信頼性および/または低い優先度をもつメッセージの処理を遅延させることを可能にし得る。優先度および/または信頼性に基づいて処理するためのメッセージのこの順序付けは、車両処理ユニットが、最も重要なメッセージが直ちに処理されることを可能にするような形で、大量のメッセージトラフィックを管理することを可能にすることができる。受信されたピア伝送メッセージの信頼性を決定するための様々なメカニズムが開示される。実施形態はまた、メッセージ信頼性のインジケーションを車両の処理ユニットによって再送信されるそれらのメッセージに追加するための方法および構成を含む。このようにして、他の車両は、決定されたメッセージ信頼性から恩恵を受けることができる。特に、受信車両は、含まれる信頼性インジケーションに一部基づいて着信メッセージに優先度を割り当てることができる。
様々な実施形態では、受信されたピア伝送は、所定の基準に従ってフィルタリングされ、優先度を付けられ得る。車両処理ユニットは、メッセージ優先度に従って優先ピア伝送を処理して、ユニットが、重要でないメッセージの処理を無視するかまたは遅延させることによって、緊急事態に応答することを可能にし得る。このようにして、高優先度ピア伝送は、低優先度ピア伝送の前に処理され得る。様々な実施形態では、ピア伝送は、(特に受信車両に関する)ピア伝送ソースのロケーション、信号強度、ルーティングビット、メディアアクセス制御アドレス(以下「MAC識別」)、ドップラーシフト、および/あるいは2次元パラメータまたは3次元パラメータによってフィルタリングされ得る。
様々な実施形態では、車両処理ユニットはまた、いくつかのパラメータに基づいて受信メッセージの信頼性に関する決定を行い、受信メッセージが他の車両に再送信される前に信頼性インジケーションを受信メッセージ中に埋め込み得る。信頼性インジケーションは、再送信する車両によってメッセージに割り当てられた信頼性を示すために再送信メッセージのヘッダ中に含められ得る。これは、他の車両が再送信されたメッセージに優先度を付けることを可能にする。このようにして、通信システムのすべての参加者は、メッセージ信頼性の包括的な決定から恩恵を受けることができる。
ピア伝送は、車両処理ユニットによってさらなる処理のためにいくつかのキューに分類され得る。そのようなキューには、直ちに処理され得る高優先度メッセージのためのキュー、低優先度の、または廃棄され得る重要でないメッセージのためのキュー、後で(たとえば、1〜2秒後に)処理するために保持され得る中間優先度のメッセージのためのキュー、適切な優先度を割り当てるためにさらにフィルタリングされるかまたは追加の処理を必要とし得るメッセージのためのキューが含まれる。受信されたピア伝送が処理される前に、それらの受信されたピア伝送を分類することと、優先度の順に伝送を処理することとによって、処理ユニットは、緊急メッセージが即座に対処され、より優先度の低いトラフィックの処理によって遅延されないことを確実にすることができる。このキュー編成は説明のためのものであり、より多いまたはより少ないキューが、様々な実施形態の範囲から逸脱することなく車両処理ユニット内に実装され得る。また、一実施形態では、再送信されるピア伝送メッセージは、受信車両がその中にメッセージを分類することができる適切なキューのインジケーションを含み得る。
さらなる実施形態では、車両処理ユニットは、メッセージの再送信が、メッセージクラッタをまねき全通信システムをダウンさせる(bogged down)ことになる、メッセージの不必要な急増(proliferation)を生じないことを確実にするために、路側ユニットによって与えられる情報と協調して動作し得る。これは、路側ユニットが、すべての近くの車両に、メッセージを所与の時間間隔で送信すべきかまたは任意の所与のメッセージを再送信すべき車両の割合に関係する割合または確率値をブロードキャストすることによって達成され得る。この確率値は、不必要なメッセージの急増なしに再送信の信頼性を確実にするように、局所的な車両密度に基づいて決定され得る。路側ユニットから確率値を受信する車両処理ユニットは、この情報を使用して、乱数を生成し、何らかの方法でそれを受信された確率値と比較することとによって所与のメッセージを送信または再送信すべきかどうかを決定し得る。このようにして、車両は、適切なレベルの再送信が達成されることを確実にしながらワイヤレス伝送ボリュームを管理する方式で、新しいメッセージを送信するか、または受信メッセージを再送信するようにランダムに選択され得る。
図1に、オンボード処理ユニットを含む車両22、24、および26を含む車両間通信システム50を示す。各車両のオンボード処理ユニットは、互いから、ならびにローカル基地局20などの路側送信機から、ピア伝送28および30を送信および受信する。通信システム50は、ITSネットワーク12およびITSアプリケーションセンター14を含む制御基地局10を含み、制御基地局10は、光ケーブルなどを介していくつかのローカル基地局16、18、および20に接続され得る。ローカル基地局16、18、および20は、車両22、24および26の処理ユニットによって受信され得るピア伝送32、34、および36をブロードキャストし得る。
一実施形態では、通信システム50は、すべてのピア伝送のために専用短距離通信(「DSRC:Dedicated Short Range Communications」)ワイヤレスプロトコルを実装し得る。DSRCプロトコルは5.9ギガヘルツ周波数帯域で動作する。DSRCは、100メートル〜300メートルなど、比較的短い距離にわたる直接車両間通信をサポートする。DSRCプロトコルを使用して実装される通信システム50の有効サイズが、車車間通信システムの潜在的な全利益を与えるのに十分大きくなることを可能にするために、システムが車両間メッセージ中継を使用することが予想される。この概念は、各車両が、他の車両から受信したメッセージおよび/または情報を、より遠くの車両がその情報を受信することができるように、再送信し得る。このようにして、メッセージおよび情報は、ある車両から別の車両への「ホッピング」、および車両から路側ユニットに行き車両に戻る「ホッピング」によって、通信システム全体にわたって中継され得る。各通信ホップを用いて、メッセージまたは情報は、発信車両から遠く離れて、およびDSRCプロトコルの限られた距離をはるかに越えて、漸進的に伝送される。その結果、状態を観察している車両26は、状態に関する情報を、DSRCプロトコル通信範囲を越えている第2の車両22に中継することができ、情報は、車両から車両へと、および車両から路側ユニットに行き車両に戻ってホッピングする。
図1に描かれたコンポーネントは、任意に組み合わせられるか、分割されるか、並べ替えられるか、または通信システム50から完全に削除され得る。また、様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、追加のコンポーネントが通信システム50中に含められ得る。
一実施形態の通信システム内で使用するための車両内およびモバイルデバイス内で実装され得る機能的コンポーネントが図2に示されている。車両200は、GPS受信機205と、アンテナ213に結合されたDSCR車両間通信デバイス210と、カーナビゲーションユニット215と、少なくとも1つの車両センサー220とを含み得る。これらのコンポーネントは車両処理ユニット200内に組み込まれ得る。そのような車両処理ユニットの一例について、以下で図10を参照してさらに説明する。GPS受信機205、デバイス210、およびカーナビゲーションユニット215は、本明細書で説明する車両間通信システムを介して受信される情報をサポートし、活用するために情報を交換し得る。
DSRC車両間通信デバイス210は、通信システム50内の参加車両間でのピア伝送の送信および受信を可能にする。上記で説明したように、ピア伝送は、ネットワーク50中の車両が、ワイヤレスネットワークプロトコルによって決定された範囲内の任意の他の参加車両と直接ワイヤレス通信することを可能にする。
車両処理ユニット200に加えて、車両間通信システムは、適切に構成されたモバイル電話225などのハンドヘルドユニットを含む、他のモバイル通信デバイスとの通信をサポートするかまたは可能にし得る。そのようなモバイルフォンは、通信システム50内のピア伝送を送信および受信することを可能にするために、従来の通信モジュール230とDSRC通信プロセッサ240とを含み得る。モバイル通信デバイス230は、DSCR通信モジュール230、GPS受信機235、ならびにモバイルデバイスが含み得る他のワイヤレスモデムに動作可能に接続された1つまたは複数のアンテナを含む。
DSRC車両間通信デバイス210は、図1に示された中央基地局10、他の車両22、24、26、ローカル基地局16、18および20、ならびに/または路側ユニットを含む多くのソースからデータを受信することができる。ピア伝送は、IEEE 1609 Family of Standards for Wireless Access in Vehicular Environments(WAVE)など、いくつかのフォーマットに従うデータを含み得る。5.8GHzにおける専用短距離通信(DSRC)は、自動車用途のために特に設計された一方向または二方向の短距離〜中距離ワイヤレス通信チャネルである。しかしながら、他のデータプロトコルが使用され得、特に説明しない限り、DSRCへの言及は、特許請求の範囲をそのような通信プロトコルに限定することを意図したものではない。
車両のための緊急警報システム、協調的適応走行制御(cooperative Adaptive Cruise Control)、協調的前方衝突警報(cooperative Forward Collision Warning)、交差点衝突回避、接近緊急車両警報、車両安全性検査、輸送車両または緊急車両信号優先度、電子パーキング支払い、商用車クリアランスおよび安全性検査、車内標示、ロールオーバ警報、プローブデータ収集、ハイウェイと鉄道との交差点警報を含む、車両間通信システムについてのいくつかの用途および適用例が予想される。
ハイウェイ通信システムのための様々なアプリケーションをサポートするのに十分なデータの通信を可能にするために、ピア伝送メッセージは、図3に示されるのと同様にフォーマットされ得る。特に、ピア伝送メッセージ300は、いくつかの同期シンボル305といくつかのパイロットシンボル310とを含み得る。たとえば、DSRC MACプロトコルは、半二重時分割多重(TDMA)に基づき、ビーコン信号、および車両間メッセージングのための2つの異なるタイプのアップリンクウィンドウ、または公開アップリンクウィンドウおよび第2のプライベートアップリンクウィンドウを含む。公開アップリンクウィンドウは、いくつかの公開タイムスロットを含み得、公開タイムスロットは、通信ゾーン内でメッセージを伝送するためにあらゆる車両によって使用され得る。(公開ウィンドウおよびプライベートウィンドウの長さなど)特定のビーコンサイトにおいて有効なアプリケーションおよびプロトコルパラメータに関する情報を保持するビーコンサービステーブルとともに、公開ウィンドウは、ビーコンによって、新たに到着する車両に定期的に提供され得る(アドレス取得または接続段階)。
プライベートウィンドウ割振りは、時間期間を1つの特定の車両のために確保し、したがって、車両のアドレスが知られた後に、またはトランザクション段階中に、データ衝突に対してウィンドウを保護する。アドレス取得段階中の不要な遅延を回避するために、衝突状況が解決され得る。新たに到着する車両の伝送をいくつかの公開スロットにわたってランダムに分配することによって、データ衝突の確率は最小限に抑えられる。
図3に、ピア伝送メッセージ300が、ヘッダ315と、いくつかの環境プロパティデータ320〜325と、ペイロードデータ330〜335とを含み得ることを示す。ヘッダデータ315は、車両識別パラメータと優先度識別パラメータとを含み得る。環境プロパティデータ320〜325は、測位情報とヘッディング情報とを含み得る。ペイロードデータ330〜335はメッセージデータを含み得る。好ましくは、後続のメッセージ参加者が適切な方法でピア伝送を処理することができるように、少なくとも1つの構造がピア伝送の信頼性情報を含む。少なくとも1つのプロパティデータブロックは、メッセージの信頼性インジケーションを含む。たとえば、ブロックは、高い信頼性、低い信頼性、廃棄、緊急および信頼性を示すコード、または同様のコードを含み得る。
メッセージは、いくつかの異なるタイプの情報を含み得、その各々が異なる信頼性インジケーションを有し得る。たとえば、ロケーションに関係する情報は、ロケーションが決定された方法に基づく測定の不精確さを有し得る。たとえば、GPS測定値に基づくロケーションは、位置を決定する際に使用される衛星信号測定値の持続時間中に観察される衛星の数に応じて、一定の不精確さを有することになる。別の例として、GPS測定値から決定された現在ロケーションからの推定距離の形態などでの、既知のロケーションからの外挿に基づくロケーションは、はるかに大きい誤差を有し得る。特定のロケーションにおいてユーザによって事故が確認されていたという事実など、他のタイプの情報は、不確実性を有しないことがある。事故が起こったという事実は、非常に高い信頼性、実質的に100%の信頼性を有するが、事故のロケーションの精確度は、数十フィートから数百フィートまでの誤差を有し得る。したがって、メッセージに割り当てられた決定された信頼性インジケーションは、すべてが互いに異なり得る、いくつかの信頼性インジケーションを含み得る。同様に、所与のメッセージ内の様々なタイプの情報の信頼性は、異なる形で経時的に変化し得る。たとえば、事故のロケーションは、固定であるので、著しく変動しない。しかし、事故自体は片づけられ、したがって、もはや他の車両に対する報告のためのファクタがないことがある。したがって、時間とともに、ロケーション情報の信頼性は変化しないが、事故インジケーションの信頼性は、救助作業員が現場から事故を除去する機会とともに、経時的に低下し得る。
図4Aに、ピア伝送を受信し、優先度を付けること、ピア伝送が信頼できるかどうかを決定すること、および後続の受信側が使用するために再送信においてメッセージの信頼性を示すことのための、方法の一実施形態400を示す。方法400では、プロセッサは、ブロック405において、車両通信ユニットにおいてピア伝送を受信する。ブロック410において、プロセッサは、ピア伝送をフィルタリングし、処理のために各受信メッセージに優先度を割り当てる。ピア伝送は、様々な所定の基準に基づいてフィルタリングされ得る。ブロック410において達成される、メッセージフィルタリングのプロセスとメッセージに優先度を割り当てるプロセスとのさらなる説明は、図5に関して以下に与えられる。フィルタリングされ優先度を付けられたメッセージは、さらなるアクションのためにいくつかのキューに分類され得る。キューは、たとえば、直ちに処理され得るメッセージのためのキュー、廃棄され得るメッセージのためのキュー、後で(たとえば、1〜2秒後に)処理するために保持され得るメッセージのためのキュー、またはさらにフィルタリングされ得るメッセージのためのキューなどを含み得る。
ブロック415において、車両間通信デバイスプロセッサは、各メッセージ中で受信された情報を取得するために、ブロック410において割り当てられた優先度に従って受信ピアメッセージを処理する。この処理は、メッセージをアンパックすることと、誤り訂正復号を実行することと、メッセージペイロード内で関係するデータの位置を特定することと、他のよく知られているメッセージ解釈動作とを含み得る。ブロック420において、取得された情報が、アクションのために車両処理ユニットに渡される。これは、処理のためにキューまたはキャッシュ中に、受信した取得された情報を配置すること、その情報をデータテーブルに追加すること、または処理ユニットが車両システム全体の一部としてアクセスするように構成されたメモリロケーションにその情報を記憶することを含み得る。ブロック430において、プロセッサは、それの信頼性を評価するために、処理されたメッセージの様々な特性および情報コンテンツを評価する。図6に関して以下でさらに詳細に説明するように、メッセージ信頼性のこの評価は、メッセージ内に含まれている情報を、処理ユニットに知られているメッセージに関する情報と比較することを含み得る。ブロック435において、プロセッサは、決定されたメッセージ信頼性のインジケーションを、メッセージが再送信されるときに含まれることになるメッセージヘッダに追加する。このインジケーションは、処理のためにメッセージに優先度を付けることを支援するために他の受信機デバイスが使用できるヘッダ中に含まれる単純なコードまたは値であり得る。再送信の前に信頼性インジケーションをメッセージヘッダに追加することによって、方法の該実施形態は、各車両が、送信車両のプロセッサに知られている情報に基づいて他の車両がメッセージに優先度を付けるのを支援することを可能にする。オプションで、プロセッサはまた、プロセッサがブロック410においてメッセージに割り当てた優先度を反映する優先度インジケーションを、再送信の前にメッセージヘッダに追加することもできる。このオプションの情報をメッセージヘッダに追加することにより、各車両は、他の車両がメッセージに優先度を付けることを支援することが可能になる。ブロック445において、信頼性インジケーション、およびオプションで優先度インジケーションを反映するように修正されたメッセージが再送信される。
図4Aに示すように、ブロック405および410における、ピア伝送を受信し、フィルタリングするプロセスは、連続して行われ、優先キュー、またはメッセージがブロック415〜445においてそこからアクセスおよび処理される複数のキュー中に受信メッセージを渡す。
図4Bに示す代替的な実施形態の方法450では、車両間通信デバイスプロセッサは、ブロック410の一部として、またはブロック410においてメッセージに優先度が割り当てられた直後に、ブロック430において、受信メッセージの信頼性を決定する動作を実行する。メッセージコンテンツが分析される前のメッセージのこの優先度付けは、信号強度およびドップラーシフトなど、受信される伝送に関する受信機回路中で利用可能な情報、ならびにメッセージヘッダ内に含まれ得る(したがってメッセージ全体の処理なしにアクセス可能な)情報を利用し得る。メッセージが処理される前に各受信メッセージの信頼性を決定することは、プロセッサが、優先度付けアルゴリズムにおいて信頼性を考慮することによって、各メッセージに優先度をより良く割り当てることを可能にし得る。このようにして、場合によっては高い優先度が割り当てられ得るが、低い信頼性を有すると決定されたメッセージには、処理のためにより低い優先度が割り当てられ得る。したがって、ブロック455において、プロセッサは、ブロック430において決定された各受信メッセージについての信頼性を利用して、各メッセージに割り当てられた優先度をブロック455において調整する。ブロック415において、車両プロセッサユニットは、次いで、メッセージ内に含まれている情報を取得するために、優先度に従ってピア伝送を処理し、ブロック420において、取得された情報が、アクションのための適切な車両アプリケーションまたはプロセッサに渡される。
オプションの実施形態では、車両処理ユニットは、メッセージの信頼性に基づいてメッセージがそもそも送信されるべきかどうかを決定し得る。処理ユニットが、ある所定のしきい値よりも低い信頼性スコアを有すると決定するメッセージを送信することは、道理にかなっていないことがある。したがって、オプションの決定ブロック422において、車両処理ユニットは、メッセージ中の情報の決定された信頼性が、メッセージを送ることが保証される最小しきい値以上であるかどうかを決定する。十分に信頼性の高いものではない情報をもつメッセージは、送信されないことがある。したがって、メッセージ信頼性が最小しきい値よりも低い場合(すなわち、決定ステップ422=「いいえ」)、ブロック424において、単にメッセージが廃棄される。
その後、優先メッセージは、ブロック435〜445に関して上記で説明したように、再送信のため信頼性インジケーションを追加するように修正され、再送信され得る。
車両処理ユニットはまた、信頼性インジケーション、ならびにメッセージが最初に生成されたときのメッセージについての優先度を計算し得る。図4Cに、メッセージが生成されたときに優先度および信頼性インジケーションを割り当てるために車両処理ユニットによって実装され得る一実施形態の方法450を示す。方法450では、ブロック452において、車両処理ユニットは、新しいメッセージ中に含められるべき情報を収集する。この情報は、メッセージが生成された時間、車両ロケーション、トラフィック状態、車両速度、および生成されているメッセージのタイプに関係し得る同様の車両環境条件を含み得る。この情報はまた、ほんの2つの例を挙げると、事故が起こったこと、または支援が必要とされることを示す、タッチスクリーンまたはボタン押下などのユーザインターフェースから受信した情報など、ユーザ入力を含み得る。ブロック454において、車両処理ユニットは、新しいメッセージ中に含められるべき各タイプの情報についての信頼性の評価基準(reliability measure)を決定する。上述したように、メッセージ内の各タイプの情報は、異なる信頼性および/または誤差特性を含み得る。たとえば、ロケーションに関係する情報は、車両ロケーションを取得するために使用される方法に関連する誤差または信頼性の評価基準を含み得る。ブロック454において、これらの信頼性/誤差の評価基準の各々を集める。決定ブロック422において、車両プロセッサユニットは、メッセージ中の情報の決定された信頼性が、メッセージを送ることが保証される最小しきい値以上であるかどうかを決定する。上述のように、十分に信頼性が高いものではない情報をもつメッセージは、送信されないことがある。したがって、メッセージ信頼性が最小しきい値よりも低い場合(すなわち、決定ステップ422=「いいえ」)、ブロック424において、単にメッセージが廃棄される。
メッセージ信頼性が最小しきい値を満たす場合(すなわち、決定ステップ422=「はい」)、車両処理ユニットは、ブロック460において、決定された信頼性の評価基準の各々のインジケーションを新しいメッセージ中に含める。また、処理ユニットは、ブロック460において、処理ユニットに知られている情報に基づいてメッセージに優先度インジケーションを追加する。たとえば、事故が起こったことを示すメッセージがユーザから発せられた場合、処理ユニットは、ブロック460において、メッセージに高優先度値を割り当てる。最後に、ブロック462において、車両の送信機ユニットによって、生成されたメッセージが送信される。
上述のように、処理のために受信メッセージに優先度を付けるかまたは順序付けるために、様々なメッセージフィルタリング技法がプロセッサによって使用され得る。信号強度およびドップラーシフトなど、優先度付けアルゴリズム中で使用されるデータは、メッセージヘッダまたは同様のメッセージプリアンブルシンボルから取得され、ならびにメッセージを受信した受信機回路から取得され得る。メッセージヘッダまたはプリアンブル内の情報に基づくフィルタリングの一例として、ピア伝送は、ピア伝送の示されたコンテンツまたは重要性に基づいてフィルタリングされ得る。たとえば、いくつかのピア伝送は、それらが安全性情報を含むことを示すヘッダコードを含み得、その場合、そのようなメッセージは、それらが直ちに処理され得るように高い優先度を与えられ得る。受信機回路から取得された情報に基づくフィルタリングの一例として、ピア伝送は、受信機の自動利得制御(AGC)回路によって決定され得るそれらの信号強度に基づいてフィルタリングされ得る。たとえば、所定のしきい値を下回る受信信号強度をもつメッセージには、それらが含む情報が何であれ、車両にとって差し迫った問題である可能性が低いので、低い優先度が割り当てられ得る。別の例として、送信機が車両から遠ざかっていることをドップラーシフトが示している、受信される伝送には、車両が車両に接近していることを示すドップラーシフトをもつメッセージよりも低い優先度が割り当てられ得る。この優先度付けのためのロジックは、車両に向かって来るソースからのメッセージが、遠ざかるソースからのメッセージよりも差し迫った関連性がある可能性がより高いことである。
一実施形態では、プロセッサは、伝送のドップラーシフト、ならびに送信機の距離および高度に関する情報に基づいて、ピア伝送をフィルタリングし得る。受信機による即時アクセスを可能にするために、距離情報が、信号強度から、またはメッセージヘッダ内に位置決めされ得る座標情報から推測され得る。位置情報の代わりに、優先度付けは、2つ以上の車両アンテナから受信された信号を処理することによって既知の三角法(trigonometric method)を使用して決定され得るような、送信機への方向に基づいて達成され得る。高度情報は、メッセージヘッダ内に含まれ得、または車両上の異なる高度に位置決めされた2つ以上のアンテナから受信した信号を処理することによって推定され得る。ドップラーシフトと距離と方向と高度とに基づくフィルタリングは、プロセッサが、車両に対して衝突進路上を移動している可能性がある送信機を迅速に識別することを可能にし得る。たとえば、送信機に対する一定の方位(bearing)と組み合わされた正のドップラーシフトは、潜在的衝突が切迫していることを示す。しかしながら、プロセッサが、送信機が車両とは異なる高度にあると決定した場合、これは、送信機がオーバーパス(overpass)上を進んでおり、したがって、衝突の可能性が低いことを示し得る。
図5に、受信されたピア伝送内のメッセージをフィルタリングし優先度を付けるためのブロック410の一部として達成され得る動作の一例を示す。図5に示す動作は、実行され得る優先度付け動作のタイプのうちのいくつかのサンプルにすぎない。優先度付けプロセスの一部としてさらなる動作が含まれ得ることが予想される。
図5を参照すると、受信されたピア伝送メッセージの優先度付けは、ブロック4105において、プロセッサが受信メッセージのヘッダ部分またはシンボルを取得することから開始する。一般に、メッセージヘッダは、それらが伝送のフロントエンドにおいて生じるので迅速に取得され得、暗号化または有意な誤り訂正符号化を含まないことがある。したがって、図4Aに関して上記で説明したブロック410および415において受信メッセージに優先度を付ける際に使用するために、ブロック4105において、メッセージヘッダが適切に取得されることができる。決定ブロック4110において、プロセッサは、ヘッダ情報がメッセージの優先度のインジケーションを含むかどうかを決定する。そのような優先度インジケーションは、メッセージが緊急であるのか、ルーチンであるのか、低優先度であるのかを示すなどのために、送信機によって含められ得る。受信メッセージヘッダが優先度インジケーションを含む場合(すなわち、決定ブロック4110=「はい」)、プロセッサは、ブロック4120において、メッセージのための初期優先度付けを設定するために、ヘッダからの優先度インジケーションまたはコードを使用する。ヘッダが優先度インジケーションを含まない場合(すなわち、決定ブロック4110=「いいえ」)、プロセッサは、ブロック4115において、メッセージにデフォルト優先度(たとえば、高い優先度)を割り当てる。
決定ブロック4125において、プロセッサは、メッセージヘッダがメッセージの信頼性のインジケーションを含むかどうかを決定する。これは、メッセージの送信機によってヘッダシンボル内に含められたコードまたはシンボルであり得る。プロセッサが、メッセージヘッダが信頼性インジケーションを含むと決定した場合(すなわち、決定ブロック4125=「はい」)、プロセッサは、ブロック4130において、信頼性インジケーションに基づいて、メッセージに割り当てられた優先度を調整する。たとえば、メッセージ信頼性インジケーションが、メッセージが信頼できないものであることを通信した場合、プロセッサは、ブロック4130において、メッセージに割り当てられた優先度を減少させる。一方、メッセージ信頼性インジケーションが、メッセージが信頼性の高いものであることを通信した場合、プロセッサは、メッセージ中に含まれているどんな情報も信頼できるので、プロセッサは、ブロック4130において、メッセージに割り当てられた優先度を増加させる。メッセージヘッダが信頼性インジケーションを含んでいない場合(すなわち、決定ブロック4125=「いいえ」)、プロセッサは、メッセージに割り当てられた優先度に対して調整を行わないことがある。メッセージヘッダから取得された情報に基づくメッセージ優先度への他の調整が、同様の方法で実装され得る。たとえば、プロセッサは、メッセージが、警察、消防、レスキュー、またはハイウェイ当局によって操作される路側ユニットなどの信用できる局によって送信されたことを示す送信機識別子をメッセージヘッダ中に含むメッセージに、より高い優先度を割り当て得る。
メッセージヘッダ情報に基づいてメッセージ優先度調整が達成されて、プロセッサは、受信機回路から取得したメッセージに関する情報を考慮し得る。決定ブロック4135において、送信機までの距離に基づいてメッセージに割り当てられた優先度に関する決定を行うために、プロセッサは、受信機回路から信号強度または自動利得制御(AGC)情報を取得する。信号強度は、メッセージコンテンツを復号する必要なしにプロセッサにとって利用可能な情報のタイプであり、したがって、メッセージに優先度を即座に割り当てるために利用可能な情報のタイプである。図5に、送信機がしきい値距離を越えたところに位置するかどうかを決定するために、決定ブロック4135が信号強度を単一のしきい値と比較する、一実装形態を示す。しかしながら、ブロック4135において行われる決定は、遠い、適度に近い、近い、および非常に近いなど、複数の分類の観点から送信機までの距離を特徴づけるために、信号強度をいくつかのしきい値と比較し得る。そのような複数の分類は、プロセッサが送信機の相対近接度に基づいて優先度をランク付けすることを可能にする。離れた送信機によって提供されている情報が何であれ、衝突の脅威を示し得る、車両に非常に近い送信機によって提供される情報よりも、当該車両にとって緊急性が低いおよび/または関連性が低い可能性が高いので、そのような優先度付けは有用である。したがって、図5に示す例では、プロセッサが、受信メッセージの送信機が車両から長い距離のところに位置すると決定した場合(すなわち、決定ブロック4135=「はい」)、プロセッサは、ブロック4140において、メッセージに割り当てられた優先度を低減する。送信機が車両に非常に近いかどうかを決定する実装形態では、メッセージに割り当てられた優先度は増加させられ得る(図示せず)。
決定ブロック4145において、プロセッサは、受信メッセージのドップラーシフトが正である(送信機と車両との間の距離が減少していることを示す)のか、負である(送信機と車両との間の距離が増加していることを示す)のかを決定する。プロセッサが、ドップラーシフトが正であり、送信機と車両とが互いに接近している可能性があることを示すと決定した場合(すなわち、決定ブロック4145=「はい」)、プロセッサは、ブロック4150において、メッセージに割り当てられた優先度を増加させる。一方、プロセッサが、受信される伝送のドップラーシフトが1よりも小さく、送信機と車両とが互いに離れていくことを示すと決定した場合(すなわち、決定ブロック4145=「いいえ」)、プロセッサは、ブロック4155において、メッセージに割り当てられた優先度を減少させる。受信されたピア伝送に関する受信機回路から取得された情報に基づくメッセージ優先度に対する他の調整は、同様の方法で実装され得る。
一実施形態では、ピア伝送は、移動方向の情報とともに、トラフィックの特定のレーン内での送信車両の位置を特定するのに十分な送信機ロケーション情報を含み得る。(たとえば分割された高速道路の反対側の)隣接レーン中に位置する送信機は車両への衝突のより大きな危険となり得るので、そのような情報は、メッセージに優先度を付けるために有用であり得る。完全な分離ハイウェイの反対側で、反対方向から車両に接近しているトラフィックは、衝突の低い危険を提示し得る。したがって、分離ハイウェイの反対側の送信機からのメッセージは、ハイウェイの同じ側の送信機からのメッセージよりも低い優先度を与えられ得る。レーン位置情報に基づくメッセージのこの優先度付けを容易にするために、プロセッサは、送信機が、衝突の危険を提示し得るレーン位置中にあるかどうかを決定するために、メモリに記憶され得るデジタルマップにアクセスし得る。
すべてのフィルタリング動作および優先度付け動作の終わりに、プロセッサは、ブロック4160において、メッセージに最終的な(net)優先度を割り当て、ブロック4165において、その優先度を使用して、処理のためにメッセージを分類またはキューイングする。上述のように、メッセージを分類することは、より優先度の高いメッセージが優先度の低いメッセージよりも前に処理されるように、各メッセージを処理のために適切なキューに格納することを含み得る。たとえば、高優先度値を割り当てられたメッセージは、即時の処理のために高優先度キューに格納され得るが、非緊急優先度を割り当てられたメッセージは、高優先度キューが空であるときに処理のために中間優先度キューに格納され得、低優先度メッセージは、高優先度キューおよび中間優先度キューが空になった後にのみ処理されることになるメッセージのための第3のキューに格納され得る。より優先度の高いキューが、メッセージ経過時間(message age)が所定の値を超える前に空にされない場合、低優先度メッセージはすべて無視され得る。
受信メッセージのフィルタリングおよび優先度付けは、任意の順序で達成され得ることを諒解されたい。また、最初に高い優先度を割り当てられたメッセージが、それらがフィルタリングされている間でも高優先度キュー中にキャッシュされるように、メッセージは、フィルタリングおよび優先度付けプロセス全体にわたってキュー中に分類または記憶され得る。これは、受信されているメッセージの数が比較的小さいときに起こり得るように、プロセッサが十分な容量を有する場合、メッセージが、優先度付けを待つことなしに直ちに処理されることを可能にする。この実施形態では、メッセージは、最初に高優先度キュー中にキャッシュされ、次いで、フィルタリングプロセスが進むにつれて、調整された優先度に一致するより優先度の低いキューに移動され得る。このようにして、メッセージは、フィルタリングおよび優先度付けプロセスが続く間、それらの現在の優先度付けに基づいて処理するために利用可能なままであり得る。
上述のように、プロセッサは、各メッセージが様々な考慮事項に基づいて再送信される前に各メッセージに信頼性のインジケーションを割り当て得る。信頼性を割り当てるために使用され得る考慮事項の例としては、伝送距離のためのプロキシとしての信号強度、送信機までの実際の距離、送信機の示されたロケーションと(たとえば信号強度に基づく)送信機までの推定距離との間の不一致、初期メッセージの経過時間、送信機の識別情報(たとえば、別の車両、対、警察車両、消防車両またはレスキュー車両)、メッセージ内に含まれる認証基準、およびメッセージコンテンツと車両プロセッサに知られている情報との間の不一致がある。信頼性値を割り当てる際に考慮され得る他の情報は、MAC識別子またはセキュリティ識別子など、送信機識別情報またはセキュリティ情報、メッセージが再送信された回数のカウント、受信される伝送中のビット誤り率、メッセージの誤り訂正処理から受信した情報などを含む。送信機識別子は、パトカー、消防車、救急車、およびハイウェイ当局によって操作される路側ユニットなど、信用できるソースから受信されていたメッセージに高い信頼性インジケーションを割り当てるために使用され得る。
図6に、メッセージを受信するための信頼性値を割り当てるためにブロック430(上記の図4Aの説明を参照)の一部として実行され得る動作の一例を示す。図6に示す動作は、ブロック430においてメッセージ信頼性を決定する際に使用され得る動作のタイプのいくつかの例としての役割を果たすことのみを意図されており、他の動作が実際には実装されることが予想される。たとえば、プロセッサは、ブロック4305において、メッセージヘッダと信号特性データとを取得する。この情報は、ブロック4305において取得された同じヘッダ情報、ならびに、図5に関して上記で説明した決定ブロック4135および4145において受信メッセージをフィルタリングし、優先度を付けるために使用された受信機回路から受信した信号情報であり得る。決定ブロック4310において、プロセッサは、メッセージヘッダが、受信メッセージを再送信することの一部として送信機によって与えられ得るような信頼性インジケーションを含むかどうかを決定する。メッセージヘッダが信頼性インジケーションを含む場合(すなわち、決定ブロック4310=「はい」)、プロセッサは、その信頼性インジケーションを初期信頼性値として使用し得る。メッセージヘッダが信頼性インジケーションを含まない場合(すなわち、決定ブロック4310=「いいえ」)、プロセッサはメッセージにデフォルト信頼性を割り当てる。決定ブロック4325において、プロセッサは、信号強度情報が、メッセージ自体内に含まれている情報から計算される送信機と車両との間の距離に一致するかどうかを決定する。信号強度が計算された距離と矛盾する場合、これは、送信機がその報告されたロケーションにない可能性があることを示し、その場合、そのメッセージは信頼できないと見なされ得る。この状況は、送信機がそれのロケーションの信頼できない評価基準(measure)を有するか、または信用できない送信機が誤解を招くメッセージを発信している場合に起こることがある。プロセッサが、信号強度が計算された距離と矛盾すると決定した場合(すなわち、決定ブロック4325=「いいえ」)、プロセッサは、ブロック4330において、メッセージに割り当てられた信頼性値を低減する。
メッセージ内に含まれている情報の信頼性が時間とともに低下し得るので、決定ブロック4335において、プロセッサは、情報が古いかどうかを決定するために、メッセージの経過時間(age)をしきい値と比較する。メッセージの経過時間は、メッセージ作成タイムスタンプ値を現在時刻と比較することによって計算され得る。所定の経過時間しきい値は、システム設計者が、メッセージがどのくらい急速に信頼できないものになると考えているかを反映するようにシステム構成の一部として設定され得る。メッセージがそれらの経過時間に起因して信頼性の低いものになるときを決定するためのしきい値は、送信機と、メッセージ内に含まれている情報とに依存し得る。たとえば、移動している車両のロケーション情報は、車両の移動に起因して急速に信頼できないものになり、したがって、そのようなメッセージについてのしきい値は、たとえば、10秒以下に設定され得る。一方、トラフィック状態報告は、はるかにゆっくりした速度で信頼できないものとなるので、トラフィック報告は、最高5分間まで信頼できるままであり得る。道路建設告知、天気予報、およびシステム参照情報(たとえば、システム管理者電話番号、システム動作周波数、システム機関識別子など)など、他のタイプの情報は、はるかに長い時間期間、信頼できる状態のままであり得る。プロセッサが、メッセージ経過時間がしきい値よりも古いと決定した場合(すなわち、決定ブロック4335=「はい」)、プロセッサは、ブロック4340において、メッセージに割り当てられた信頼性値を低減する。
ピア伝送メッセージの信頼性はまた、伝送されたメッセージを精確に受信する際の干渉と困難とによって影響を及ぼされ得る。したがって、プロセッサは、決定ブロック4345において、測定された信号品質が、あらかじめ定められた何らかのしきい値を下回るかどうかを決定する。たとえば、信号品質は、受信機回路によって計算されたビット誤り率、あるいは受信メッセージの誤り訂正処理の際に訂正されるまたは訂正されない誤りの数に基づいて決定され得る。信号品質がしきい値よりも低いとプロセッサが決定した場合(すなわち、決定ブロック4345=「はい」)、プロセッサは、ブロック4350において、そのメッセージに割り当てられた優先度を低減する。
メッセージの信頼性はまた、メッセージ中に含まれている情報の精確度の評価に基づき得る。したがって、メッセージ中のある情報が正しくないとプロセッサが決定した場合、メッセージ全体に低い信頼性値が割り当てられ得る。たとえば、メッセージヘッダはメッセージの重要性のインジケーションを含むが、メッセージのコンテンツが示された優先度と矛盾するとプロセッサが決定した場合、メッセージは、信頼できないものとみなされ得る。そのような状況の一例は、メッセージが高い優先度を有するが、メッセージのコンテンツがルーチンであるか、または緊急でないことを示すヘッダコードを備えた受信メッセージであろう。したがって、プロセッサは、決定ブロック4355において、ヘッダ優先度インジケーションがメッセージコンテンツの妥当な優先度を超えるかどうかを決定する。そうである場合(すなわち、決定ブロック4355=「はい」)、プロセッサは、ブロック4360において、メッセージに割り当てられた信頼性値をさらに低減する。メッセージ信頼性値に対する他の調整は、メッセージ自体および受信機回路から取得された情報に基づき、同様の方法で実装され得る。すべての信頼性考慮事項がプロセッサによって対処されると、最終的な信頼性値が、ブロック4365において、プロセッサによってメッセージに割り当てられる。
上述のように、車両処理ユニットは、処理ユニットが802.11pプロトコルを使用して通信しているWAVE/DSRCデバイスであるときなど、他の車両からのワイヤレス送信が殺到するようになることがある。この状況は、オンボードユニット(OBU:onboard unit)の情報過負荷をまねき得る。OBUの処理能力も限定され得るので、OBUは、受信する情報をすべて処理することができるとは限らない。
この状況に対処するために、さらなる実施形態では、路側ユニット送信機および車両オンボードユニット送信機は、所与のメッセージを再送信するノードの数を制御するように協働するメカニズムを含み得る。これには、必ずしもすべての車両通信ノードがあらゆるメッセージを再送信するわけではないように、特定のメッセージを再送信する車両の数を限定することによってメッセージ洪水を防ぐためのメカニズムが含まれ得る。DSRC/Waveベースのネットワークなどの車両ワイヤレスネットワークでは、各車両は、路側ユニット(RSU:Road Side Unit)または他のOBUと通信することができるOBUを有する。トラフィックが増加すると、RSUと通信するOBUの数は増加する。これは、ネットワーク中の衝突増加に起因する干渉を増加させて、伝送されたメッセージが受信されることをより困難にし得る。いくつかの提案された車両通信システムは、典型的な802.11ネットワークなどの中でCSMA/CAを使用するが、これは、システム中の干渉/衝突レートを平衡させるには不十分であり得る。
この実施形態は、RSUが、所与の時間ウィンドウ中で、そのRSUと通信するおよび互いに通信するOBUの数に対して、ある程度の制御を加えることを可能にする。RSUに登録されるOBUの数が増加するにつれて、RSUは、各OBUに、各OBUが特定のタイプのメッセージを送信すべきかどうかを決定するために使用し得る、0と1との間の乱数pを割り当て得る。近くのOBUの数が増加するにつれて、この数pは低減され得る。OBUの数の関数としてのpの減少は、線形、対数、指数、または任意の非線形形態であり得る。メッセージの送信を試みる前に、OBUは乱数を生成し得る。その乱数がpよりも小さい場合、たとえば、OBUは、従来のCSMA/CA方式を使用して時間ウィンドウT中でメッセージを送信することを試み得る。その乱数がpよりも大きい場合、OBUは、時間ウィンドウT中での送信を回避し得る。この実施形態では、OBUとRSUとの間のクロック同期は、各時間ウィンドウTの境界を決定するのに必要でない。時間ウィンドウは、RSU中の内部クロックに基づき得るにすぎない。次の時間ウィンドウの前に、OBUは、次の送信ウィンドウ中でメッセージ(または別のメッセージ)を送信すべきかどうかに関して同じ決定を行うために別の乱数を生成し得る。ネットワーク中のトラフィックの性質に関係する一般的なメッセージの場合、スケジューリングのために乱数を使用するメッセージトラフィックのそのようなスケーリングが使用され得る。初期登録または重要な更新など、OBUがRSUに送らなければならないメッセージの場合、この乱数ベースのスケジューリングはスキップされ得、従来のCSMA/CAベースの方式がネットワーク中で使用され得る。この実施形態は、RSUが、様々な通信ユニット間の最低限の同期および協調を含む非常に単純なメカニズムによって、トラフィックのボリュームおよび利用可能なスペクトル効率を認識し、管理することを可能にする。
図7に、再送信メッセージの急増を管理するためにRSUと車両OBUとの間で実装され得る一実施形態の方法700を示す。方法700では、ブロック702において、路側ユニット、またはいくつかの路側ユニットに結合されたサーバが、受信メッセージトラフィックおよび/または他のセンサー(たとえば、路盤センサー(roadbed sensors))に基づいて近傍内の車両の密度を決定する。どれだけ多くの車両が現在エリア中に存在するかを知っているので、路側ユニット(またはマルチプルな路側ユニットに結合されたサーバ)は、所与のメッセージが再送信されるべきかどうかを決定する際にすべての車両処理ユニットが使用すべき割合または確率値を決定し得る。1よりも小さい確率値を送信することによって、路側ユニットは、必ずしもあらゆる車両があらゆる受信メッセージを再送信するわけではないことを確実にすることができる。路側ユニットによって与えられる確率値が小さいほど、任意の所与の車両によって再送信される受信メッセージの割合は小さくなる。決定された確率値は、近くの車両処理ユニットがブロック706において受信するために、路側ユニットから送信され得る。
受信された確率値に基づいてメッセージを再送信すべきかどうかを決定するための多種多様なメカニズムが、車両処理ユニット内に実装され得る。一実施形態では、処理ユニットは、受信された確率ユニットと組み合わせて乱数を使用し得る。他の実施形態では、再送信の決定を行うために、車両に知られている情報が、受信された確率ユニットと組み合わせて使用され得る。
乱数を利用する実施形態では、ブロック708において、標準的な乱数生成器を使用してその数が生成される。この乱数は、所与のメッセージが再送信されるべきかどうかに関する決定ブロック710における決定を行うために、受信された確率値と組み合わせられ得る。生成された乱数を使用することは、車両が、再送信すべきメッセージを割り当てられたか、あるいは路側ユニットによって直接制御された場合に生じ得る、バイアスまたは系統的誤差を防止する。生成された乱数は、任意の所与のメッセージが再送信されるかどうか、または車両自体が受信メッセージを再送信することになるかどうかを決定するために使用され得る。したがって、一実施形態では、ブロック708において、各受信メッセージについて、そのメッセージが再送信されることになるかどうかを決定するために新しい乱数が生成される。
受信メッセージを再送信すべきかどうかに関する決定は、確率値と乱数とを使用して様々な方法で行われ得る。たとえば、単純な方法では、乱数が確率値よりも大きい場合、メッセージが再送信のために選択され得る。別の例では、乱数は確率値で乗算され得、この積は、決定を行うためのしきい値と比較される。さらなる一例では、確率値は乱数に加算され得、再送信は、その和が所定のしきい値よりも大きいのか、所定のしきい値よりも小さいのかに依存する。また、決定ブロック710において、系統的誤差とバイアスとを回避するために、追加情報(たとえば、車両および/またはプロセッサユニット識別番号)を含むハッシュ関数など、より高度な関数が適用され得る。
再送信決定基準が満たされない場合(すなわち、決定ブロック710=「いいえ」)、ブロック712において、メッセージは、再送信されるのではなく、単に廃棄される。ブロック712においてメッセージを廃棄することは、メッセージが受信車両処理ユニットによって作用を及ぼされるかどうかに影響を与えない。
メッセージが再送信されるべきであるという決定がなされた場合(すなわち、決定ブロック710=「はい」)、車両処理ユニットは、図4に関して上記で説明したように進み得る。これは、ブロック430において、それのコンテンツに基づいて受信メッセージの信頼性を決定することと、ブロック435において、再送信のために信頼性インジケーションをメッセージヘッダに追加することと、ブロック440において、再送信のために優先度インジケーションをメッセージヘッダにオプションで追加することと、ブロック445において、受信メッセージを再送信することとを含み得る。
別の実施形態では、優先度および信頼性情報を値またはフラグビットの形態でメッセージ中に追加するのではなく、この情報は、メッセージが、エアリンクの直交周波数分割多元接続(OFDMA)波形の時間および周波数象限内で符号化されるように反映され得る。この実施形態では、優先度付けおよび信頼性インジケーションは、高優先度および高信頼性時間周波数ユニットまたはビンを符号化することによってメッセージ中で反映され得る。このようにして、送信時間フレーム内の特定のOFDMAサブキャリアおよび送信時間は、高優先度、高信頼性、またはその両方のメッセージを搬送することに割り振られ得る。高優先度メッセージを符号化するこのメカニズムは、システム全体にわたり実装されるので、車両処理ユニットおよび受信機は、即時処理のために高優先度/高信頼性メッセージを取得するために、最初にアクセスすべき特定のサブキャリアおよびフレーム時間を知ることになる。このようにして、高優先度メッセージは、車両受信機回路が直ちにメッセージ受信から開始することによって処理され得る。
図8は、実施形態のいずれかとともに使用するのに好適な車両処理ユニット800のシステムブロック図である。実施形態は、車両の電子回路の一部など、車両内の設置に好適な形態で実装され、または車両構造の一部分に取り付けられるように構成されたボックス803内に収められた別個のユニットとして実装され得る。車両処理ユニット800は、メモリ802と無線周波数(RF)データモデム805とに結合されたプロセッサ801を含み得る。RFモデム805は、DSRCプロトコル信号などの無線周波信号を受信および送信するためにアンテナまたはアンテナコネクタ804に結合され得る。車両処理ユニットプロセッサ801は、本明細書で説明した様々な実施形態の機能を含む、様々な機能を実行するようにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成できる任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいは1つまたは複数の多重プロセッサチップであり得る。いくつかの実装形態では、ワイヤレス通信機能に専用の1つのプロセッサ、および車両安全性機能、メッセージ解釈および生成などの他のアプリケーションを実行することに専用の1つのプロセッサなど、複数のプロセッサ801が使用され得る。
一般に、ソフトウェアアプリケーションは、内部メモリ802に格納されてから、アクセスされ、プロセッサ801にロードされ得る。内部メモリ802は、揮発性メモリ、またはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、あるいは両方の混合であり得る。本明細書では、メモリへの一般的な言及は、内部メモリ802と、リムーバブルメモリと、プロセッサ801内のメモリとを含む、プロセッサ801によってアクセス可能なすべてのメモリを指す。
様々な態様について車両処理ユニットの観点から上記で説明したが、同様の動作は、路側ユニットおよび中央制御サーバなど、固定通信ユニットにおいて達成され得る。たとえば、メッセージの優先度および信頼性は、車両からメッセージを受信し、他の車両による受信のためにメッセージを再送信する路側ユニットによって決定され得る。中央サーバまたは広域サーバによって協調させられ得る路側ユニットは、1つの車両によって生成されるメッセージが、1つの車両から次の車両に中継されるべきメッセージを待つことなしに、複数の路側送信機からハイウェイの伸張に沿ったすべての車両に再送信されることを可能にし得る。そのような態様は、図9に示すサーバ900など、様々な市販のコンピューティングデバイスまたはサーバのいずれかの上に実装され得る。そのようなコンピューティングデバイスまたはサーバ900は、一般に、揮発性メモリ902と、ディスクドライブ903などの大容量不揮発性メモリとに結合されたプロセッサ901を含む。サーバ900は、プロセッサ901に結合されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはDVDディスクドライブ906をも含み得る。サーバ900はまた、送信設備に接続することと、ローカルエリアネットワークおよび/またはインターネットなどのネットワーク905とのデータ接続を確立することとを行うための、プロセッサ901に結合されたネットワークアクセスポート904を含み得る。プロセッサ901は、上記で説明した様々な態様の機能を含む、様々な機能を実行するようにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成できる任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいは1つまたは複数の多重プロセッサチップであり得る。一般に、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされ、プロセッサ801、901にロードされる前に内部メモリ802、902、および903に記憶され得る。
プロセッサ801、901は、アプリケーションソフトウェア命令を記憶するのに十分な内部メモリを含み得る。多くのデバイスでは、内部メモリは、揮発性メモリ、またはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、あるいは両方の混合であり得る。本明細書では、メモリへの一般的言及は、内部メモリ、またはデバイスに接続されるリムーバブルメモリ、およびプロセッサ801、901自体の内部のメモリを含む、プロセッサ801、901によってアクセス可能なメモリを指す。
上記の方法の説明およびプロセスフロー図は、単に説明のための例として提供したものであり、様々な実施形態のステップが提示された順序で実行されなければならないことを要求または暗示するものではない。当業者なら諒解するように、上記の実施形態におけるステップの順序は、どんな順序でも実行され得る。「その後」、「次いで」、「次に」などの単語は、ステップの順序を限定するものではなく、これらの単語は、単に、読者に方法の説明を案内するために使用される。さらに、たとえば、冠詞「a」、「an」または「the」を使用する単数形の請求項要素への言及は、その要素を単数形に限定するものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
様々な態様の動作を行うためのプログラマブルプロセッサ上での実行のためのコンピュータプログラムコードまたは「プログラムコード」は、C、C++、JAVA(登録商標)、Smalltalk、JavaScript(登録商標)、J++、Visual Basic、TSQL、Perlなどの高水準プログラミング言語、または様々な他のプログラミング言語で書かれ得る。また、いくつかのターゲットプロセッサアーキテクチャのためのプログラムがネイティブアセンブラ言語で直接書かれ得る。ネイティブアセンブラプログラムは機械レベルバイナリ命令の命令ニーモニック表現を使用する。本明細書で使用する、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたプログラムコードまたはプログラムは、プロセッサによって理解可能なフォーマットをもつ、オブジェクトコードなどの機械言語コードを指す。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。代替的に、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に固有の回路によって実行され得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に記憶され得る。本明細書で開示する方法またはアルゴリズムのステップは、有形または非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に常駐し得る、実行されるプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールで実施され得る。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な記憶媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せも非一時的コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれ得る。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、非一時的機械可読媒体および/または非一時的コンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐し得る。
開示した実施形態の上記の説明は、当業者が本発明を製作または使用できるように提供したものである。これらの実施形態に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書で示した実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲ならびに本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願の出願当初請求項に記載された発明を付記する。
[C1]
ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するための方法であって、
前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと
を備える、方法。
[C2]
前記決定された信頼性が、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、上記C1に記載の方法。
[C3]
複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることが、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めることを含む、上記C1に記載の方法。
[C4]
ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するための方法であって、
通信ユニットにおいて前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送メッセージを受信することと、
前記受信したメッセージの信頼性を決定することと、
前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信することと
を備える、方法。
[C5]
前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得することと、
前記受信したメッセージのコンテンツを分析することと、
前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定することと
をさらに備え、
前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、上記C4に記載の方法。
[C6]
前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの経過時間に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む、上記C4に記載の方法。
[C7]
前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む、上記C4に記載の方法。
[C8]
前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信することと、
乱数を生成することと、
前記生成された乱数を前記受信した値と比較することと
をさらに備え、
前記受信したメッセージを再送信することが、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて達成される、上記C4に記載の方法。
[C9]
前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む、上記C4に記載の方法。
[C10]
前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算することをさらに備え、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することは、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、上記C9に記載の方法。
[C11]
前記メッセージに優先度を割り当てることと、
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することと
をさらに備える、上記C4に記載の方法。
[C12]
前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含む、上記C11に記載の方法。
[C13]
前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含む、上記C11に記載の方法。
[C14]
前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含む、上記C11に記載の方法。
[C15]
前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めることをさらに備える、上記C11に記載の方法。
[C16]
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理することと、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させることとを含む、上記C11に記載の方法。
[C17]
前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
をさらに備える、上記C11に記載の方法。
[C18]
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することは、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けることを含む、上記C11に記載の方法。
[C19]
前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
をさらに備える、上記C18に記載の方法。
[C20]
前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが伝送波形において符号化されるような形で反映される、上記C11に記載の方法。
[C21]
メッセージが直交周波数領域多重アクセス(OFDMA)波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリア中で送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、上記C20に記載の方法。
[C22]
ハイウェイ通信システム内での使用のために構成されたメッセージ処理ユニットであって、
ワイヤレストランシーバと、
前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサは、
前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと
を含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、メッセージ処理ユニット。
[C23]
前記プロセッサは、前記決定された信頼性が、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確さを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C22に記載のメッセージ処理ユニット。
[C24]
前記プロセッサは、
複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることが、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めることを含む
ように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C22に記載のメッセージ処理ユニット。
[C25]
ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するためのメッセージ処理ユニットであって、
ワイヤレストランシーバと、
前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと
を備え、前記プロセッサが、
通信ユニットにおいてピア伝送メッセージを受信することと、
前記受信したメッセージの信頼性を決定することと、
前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信することと
を含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、メッセージ処理ユニット。
[C26]
前記プロセッサは、
前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得することと、
前記受信したメッセージのコンテンツを分析することと、
前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定することと
をさらに備える動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、上記C25に記載のメッセージ処理ユニット。
[C27]
前記プロセッサは、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの経過時間に基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C25に記載のメッセージ処理ユニット。
[C28]
前記プロセッサは、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C25に記載のメッセージ処理ユニット。
[C29]
前記プロセッサが、
前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信することと、
乱数を生成することと、
前記生成された乱数を前記受信した値と比較することと
をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
前記受信したメッセージを再送信することが、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて達成される、上記C25に記載のメッセージ処理ユニット。
[C30]
前記プロセッサは、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C25に記載のメッセージ処理ユニット。
[C31]
前記プロセッサが、前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算することをさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
前記プロセッサは、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することが、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C30に記載のメッセージ処理ユニット。
[C32]
前記プロセッサが、
前記メッセージに優先度を割り当てることと、
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することと
をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C25に記載のメッセージ処理ユニット。
[C33]
前記プロセッサは、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C34]
前記プロセッサは、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C35]
前記プロセッサは、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C36]
前記プロセッサが、前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めることをさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C37]
前記プロセッサは、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理することと、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させることとを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C38]
前記プロセッサが、
前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C39]
前記プロセッサは、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C40]
前記プロセッサが、
前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、上記C39に記載のメッセージ処理ユニット。
[C41]
前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが送信波形において符号化されるような形で反映される、上記C32に記載のメッセージ処理ユニット。
[C42]
メッセージが直交周波数領域多重アクセス(OFDMA)波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリア中で送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、上記C41に記載のメッセージ処理ユニット。
[C43]
ハイウェイ通信システム内での使用のために構成されたメッセージ処理ユニットであって、
前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと
を備える、メッセージ処理ユニット。
[C44]
前記決定された信頼性が、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確さを含む、上記C43に記載のメッセージ処理ユニット。
[C45]
複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めるための手段が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めるための手段を含む、上記C43に記載のメッセージ処理ユニット。
[C46]
ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するためのメッセージ処理ユニットであって、
通信ユニットにおいてピア伝送メッセージを受信するための手段と、
前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段と、
前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信するための手段と
を備える、メッセージ処理ユニット。
[C47]
前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得するための手段と、
前記受信したメッセージのコンテンツを分析するための手段と、
前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定するための手段と
をさらに備え、
前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てるための手段を含む、上記C46に記載のメッセージ処理ユニット。
[C48]
前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信したメッセージの経過時間に基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段を含む、上記C46に記載のメッセージ処理ユニット。
[C49]
前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段を含む、上記C46に記載のメッセージ処理ユニット。
[C50]
前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信するための手段と、
乱数を生成するための手段と、
前記生成された乱数を前記受信した値と比較するための手段と
をさらに備え、
前記受信したメッセージを再送信するための手段が、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて前記受信したメッセージを再送信すべきかどうかを決定するための手段を含む、上記C46に記載のメッセージ処理ユニット。
[C51]
前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段を含む、上記C46に記載のメッセージ処理ユニット。
[C52]
前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算するための手段をさらに備え、
前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段は、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てるための手段を含む、上記C51に記載のメッセージ処理ユニット。
[C53]
前記メッセージに優先度を割り当てるための手段と、
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理するための手段と
をさらに備える、上記C46に記載のメッセージ処理ユニット。
[C54]
前記メッセージに優先度を割り当てるための手段が、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段を含む、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C55]
前記メッセージに優先度を割り当てるための手段が、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段を含む、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C56]
前記メッセージに優先度を割り当てるための手段が、前記送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段を含む、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C57]
前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めるための手段をさらに備える、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C58]
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理するための手段が、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理し、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させるための手段を含む、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C59]
前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整するための手段
をさらに備える、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C60]
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理するための手段は、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けるための手段を含む、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C61]
前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整するための手段
をさらに備える、上記C60に記載のメッセージ処理ユニット。
[C62]
前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが送信波形において符号化されるような形で反映される、上記C53に記載のメッセージ処理ユニット。
[C63]
メッセージが直交周波数領域多重アクセス(OFDMA)波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリア中で送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、上記C62に記載のメッセージ処理ユニット。
[C64]
ハイウェイ通信システム内での使用のために構成されたメッセージ処理ユニットのプロセッサに、
前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと
を含む動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読媒体。
[C65]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記決定された信頼性が、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確さを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C64に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C66]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることが、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めることを含む
ように、動作を実行させるように構成された、上記C64に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C67]
ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するためのメッセージ処理ユニットのプロセッサに、
通信ユニットにおいてピア伝送メッセージを受信することと、
前記受信したメッセージの信頼性を決定することと、
前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信することと
を含む動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読媒体。
[C68]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得することと、
前記受信したメッセージのコンテンツを分析することと、
前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定することと
をさらに含む動作を実行させるように構成され、
前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、上記C67に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C69]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの経過時間に基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C67に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C70]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C67に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C71]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信することと、
乱数を生成することと、
前記生成された乱数を前記受信した値と比較することと
をさらに含む動作を実行させるように構成され、
前記受信したメッセージを再送信することが、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて達成される、上記C67に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C72]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C67に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C73]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算することをさらに含む動作を実行させるように構成され、
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することが、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C72に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C74]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
前記メッセージに優先度を割り当てることと、
前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することと
をさらに含む動作を実行させるように構成された、上記C67に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C75]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C76]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C77]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C78]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めることをさらに含む動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C79]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理することと、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させることとを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C80]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
をさらに含む動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C81]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けることを含むように、動作を実行させるように構成された、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C82]
前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
をさらに含む動作を実行させるように構成された、上記C81に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C83]
前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが送信波形において符号化されるような形で反映される、上記C74に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。
[C84]
メッセージが直交周波数領域多重アクセス(OFDMA)波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリアで送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、上記C83に記載の非一時的プロセッサ可読媒体。

Claims (80)

  1. プロセッサが実行する、ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するための方法であって、
    前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
    前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることと
    を備え、
    前記決定された信頼性は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、方法。
  2. 複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
    前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることが、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. プロセッサが実行する、ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するための方法であって、
    通信ユニットにおいて前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送メッセージを受信することと、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定することと、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることと、
    前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信することと
    を備え、
    前記決定された信頼性は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、方法。
  4. 前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得することと、
    前記受信したメッセージのコンテンツを分析することと、
    前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定することと
    をさらに備え、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの経過時間に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信することと、
    乱数を生成することと、
    前記生成された乱数を前記受信した値と比較することと
    をさらに備え、
    前記受信したメッセージを再送信することが、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて達成される、請求項3に記載の方法。
  8. 前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  9. 前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算することをさらに備え、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することは、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理すること
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  11. 前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージの送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めることをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  15. 前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理することと、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させることとを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  17. 前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することは、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けることを含む、請求項10に記載の方法。
  18. 前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整することをさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが伝送波形において符号化されるような形で反映される、請求項10に記載の方法。
  20. メッセージが直交周波数領域多重アクセス波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリア中で送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、請求項19に記載の方法。
  21. ハイウェイ通信システム内での使用のために構成されたメッセージ処理ユニットであって、
    ワイヤレストランシーバと、
    前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと
    を備え、前記プロセッサは、
    前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることと、
    前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと
    を含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
    前記決定された信頼性は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、メッセージ処理ユニット。
  22. 前記プロセッサは、
    複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
    前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることが、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めることを含む
    ように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項21に記載のメッセージ処理ユニット。
  23. ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するためのメッセージ処理ユニットであって、
    ワイヤレストランシーバと、
    前記ワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサと
    を備え、前記プロセッサが、
    通信ユニットにおいてピア伝送メッセージを受信することと、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定することと、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることと、
    前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信することと
    を含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
    前記決定された信頼性は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、メッセージ処理ユニット。
  24. 前記プロセッサは、
    前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得することと、
    前記受信したメッセージのコンテンツを分析することと、
    前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定することと
    をさらに備える動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、請求項23に記載のメッセージ処理ユニット。
  25. 前記プロセッサは、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの経過時間に基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項23に記載のメッセージ処理ユニット。
  26. 前記プロセッサは、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項23に記載のメッセージ処理ユニット。
  27. 前記プロセッサが、
    前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信することと、
    乱数を生成することと、
    前記生成された乱数を前記受信した値と比較することと
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
    前記受信したメッセージを再送信することが、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて達成される、請求項23に記載のメッセージ処理ユニット。
  28. 前記プロセッサは、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項23に記載のメッセージ処理ユニット。
  29. 前記プロセッサが、前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算することをさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
    前記プロセッサは、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することが、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項28に記載のメッセージ処理ユニット。
  30. 前記プロセッサが、
    前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項23に記載のメッセージ処理ユニット。
  31. 前記プロセッサは、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  32. 前記プロセッサは、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  33. 前記プロセッサは、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージの送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  34. 前記プロセッサが、前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めることをさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  35. 前記プロセッサは、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理することと、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させることとを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  36. 前記プロセッサが、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  37. 前記プロセッサは、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けることを含むように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  38. 前記プロセッサが、
    前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成された、請求項37に記載のメッセージ処理ユニット。
  39. 前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが送信波形において符号化されるような形で反映される、請求項30に記載のメッセージ処理ユニット。
  40. メッセージが直交周波数領域多重アクセス波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリア中で送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、請求項39に記載のメッセージ処理ユニット。
  41. ハイウェイ通信システム内での使用のために構成されたメッセージ処理ユニットであって、
    前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定するための手段と、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段と、
    前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めるための手段と
    を備え、
    前記信頼性を決定するための手段は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法を識別するための手段または測定の不精確度を決定するための手段を含む、メッセージ処理ユニット。
  42. 前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定するための手段が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について複数の信頼性決定を行うための手段を含み、
    前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めるための手段が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めるための手段を含む、請求項41に記載のメッセージ処理ユニット。
  43. ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するためのメッセージ処理ユニットであって、
    通信ユニットにおいてピア伝送メッセージを受信するための手段と、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段と、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段と、
    前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信するための手段と
    を備え、
    前記信頼性を決定するための手段は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法を識別するための手段または測定の不精確度を決定するための手段を含む、メッセージ処理ユニット。
  44. 前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得するための手段と、
    前記受信したメッセージのコンテンツを分析するための手段と、
    前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定するための手段と
    をさらに備え、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てるための手段を含む、請求項43に記載のメッセージ処理ユニット。
  45. 前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信したメッセージの経過時間に基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段を含む、請求項43に記載のメッセージ処理ユニット。
  46. 前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段を含む、請求項43に記載のメッセージ処理ユニット。
  47. 前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信するための手段と、
    乱数を生成するための手段と、
    前記生成された乱数を前記受信した値と比較するための手段と
    をさらに備え、
    前記受信したメッセージを再送信するための手段が、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて前記受信したメッセージを再送信すべきかどうかを決定するための手段を含む、請求項43に記載のメッセージ処理ユニット。
  48. 前記受信したメッセージの信頼性を決定するための手段は、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段を含む、請求項43に記載のメッセージ処理ユニット。
  49. 前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算するための手段をさらに備え、
    前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定するための手段は、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てるための手段を含む、請求項48に記載のメッセージ処理ユニット。
  50. 前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理するための手段
    をさらに備える、請求項43に記載のメッセージ処理ユニット。
  51. 前記メッセージに優先度を割り当てるための手段が、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段を含む、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  52. 前記メッセージに優先度を割り当てるための手段が、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段を含む、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  53. 前記メッセージに優先度を割り当てるための手段が、前記受信したメッセージの送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てるための手段を含む、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  54. 前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めるための手段をさらに備える、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  55. 前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理するための手段が、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理し、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させるための手段を含む、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  56. 前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整するための手段
    をさらに備える、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  57. 前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理するための手段は、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けるための手段を含む、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  58. 前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整するための手段
    をさらに備える、請求項57に記載のメッセージ処理ユニット。
  59. 前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが送信波形において符号化されるような形で反映される、請求項50に記載のメッセージ処理ユニット。
  60. メッセージが直交周波数領域多重アクセス波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリア中で送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、請求項59に記載のメッセージ処理ユニット。
  61. ハイウェイ通信システム内での使用のために構成されたメッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    前記ハイウェイ通信システム内のピア伝送として送信されるべきメッセージの信頼性を決定することと、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることと、
    前記メッセージが送信されるときに、前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることと、ここで、前記決定された信頼性は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、
    を含む動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  62. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    複数の信頼性決定が、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について行われ、
    前記メッセージが送信されるときに前記決定された信頼性のインジケータを前記メッセージ中に含めることが、前記メッセージ内に含まれる複数のタイプの情報について前記決定された信頼性の各々のインジケーションを前記メッセージ中に含めることを含む
    ように、動作を実行させるように構成された、請求項61に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  63. ハイウェイ通信システム内のピア伝送を処理するためのメッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    通信ユニットにおいてピア伝送メッセージを受信することと、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定することと、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に少なくとも部分的に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることと、
    前記決定された信頼性のインジケータを含めて前記受信したメッセージを再送信することと、ここで、前記決定された信頼性は、前記メッセージ中で報告される値を推定するために使用される方法の識別または測定の不精確度を含む、
    を含む動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  64. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    前記受信したメッセージから信頼性インジケータを取得することと、
    前記受信したメッセージのコンテンツを分析することと、
    前記受信したメッセージの前記コンテンツが、前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾するかどうかを決定することと
    をさらに含む動作を実行させるように構成され、
    前記受信したメッセージの信頼性を決定することは、前記受信したメッセージの前記コンテンツが前記受信したメッセージから取得された前記信頼性インジケータと矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含む、請求項63に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  65. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの経過時間に基づいてフィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項63に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  66. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信したメッセージの信号品質に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項63に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  67. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    前記ハイウェイ通信システム内の路側ユニットから値を受信することと、
    乱数を生成することと、
    前記生成された乱数を前記受信した値と比較することと
    をさらに含む動作を実行させるように構成され、
    前記受信したメッセージを再送信することが、前記生成された乱数と前記受信した値との前記比較の結果に基づいて達成される、請求項63に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  68. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの信頼性を決定することが、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて、フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項63に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  69. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信したメッセージの送信機までの距離を計算することをさらに含む動作を実行させるように構成され、
    前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記受信されたピア伝送の信号強度に基づいて前記フィルタリングされたピア伝送が信頼できるかどうかを決定することが、前記受信したメッセージの前記送信機までの前記計算された距離が前記受信されたピア伝送の前記信号強度と矛盾する場合、前記受信したメッセージにより低い信頼性を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項68に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  70. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理すること
    をさらに含む動作を実行させるように構成された、請求項63に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  71. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージのヘッダ中のルーティングデータビット、MAC識別子またはセキュリティ識別子に基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  72. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信されたピア伝送のドップラーシフトに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  73. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに優先度を割り当てることが、前記受信したメッセージの送信機のロケーションと前記送信機の高度とからなるグループから選択された1つまたは複数のパラメータに基づいて前記メッセージに優先度を割り当てることを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  74. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記メッセージに割り当てられた前記優先度のインジケーションを前記メッセージの前記再送信に含めることをさらに含む動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  75. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、高い割り当てられた優先度をもつメッセージを即座に処理することと、低い割り当てられた優先度をもつメッセージの処理を遅延させることとを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  76. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    前記メッセージの前記決定された信頼性に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整することをさらに含む動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  77. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令は、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、前記割り当てられた優先度に従って前記受信したメッセージを処理することが、より低い優先度のメッセージがより高い優先度のメッセージの後に処理されるように受信したメッセージの処理に優先度を付けることを含むように、動作を実行させるように構成された、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  78. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、メッセージ処理ユニットのプロセッサに、
    前記受信されたピア伝送の送信機の近接度に基づいて前記メッセージの前記割り当てられた優先度を調整することをさらに含む動作を実行させるように構成された、請求項77に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  79. 前記割り当てられた優先度は、前記メッセージが送信波形において符号化されるような形で反映される、請求項70に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  80. メッセージが直交周波数領域多重アクセス波形中で送信され、高優先度メッセージが、あらかじめ定められたサブキャリアで送信され、送信フレーム内のあらかじめ定められた時間内で送信され、またはその両方で送信される、請求項79に記載の非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
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