JP4645534B2 - 通信装置、通信システム及びプログラム - Google Patents
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Description
尚、パケット受信手段は、有線伝送路を介してパケットを受信してもよいし、無線伝送路を介してパケットを受信してもよい。
また、転送確率判定手段は、乱数発生手段によって発生された乱数の大きさが転送確率決定手段によって決定された転送確率の大きさ未満である場合を転送確率の範囲内として判定してもよいし、転送確率の大きさ以下である場合を転送確率の範囲内として判定してもよい。
また、転送確率テーブルに、複数種類の転送確率が転送回数値に対応づけて設定されており、転送確率決定手段が、転送確率テーブルに設定された転送確率のなかからパケット受信手段によって受信されたパケットに含まれている転送回数値に対応する転送確率を選択することで転送確率を決定する。
ここで、請求項3記載の通信装置では、少なくとも1種類の転送確率テーブルに、転送回数値が大きいほど小さな転送確率が対応づけられている。
つまり、この通信装置では、通信装置の位置に応じた転送確率テーブルを用いてパケットの転送確率を決定することができる。
また、請求項2記載の通信装置では、位置情報取得手段が、当該通信装置の位置を示す位置情報を取得し、転送確率テーブル選択手段が、位置情報の範囲を示す範囲情報と、転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、位置情報取得手段によって取得された位置情報を範囲に含む範囲情報に応じた転送確率テーブルを選択する。
つまり、この通信装置では、通信装置が位置する範囲に応じた転送確率テーブルを用いてパケットの転送確率を決定することができる。
また、請求項3記載の通信装置では、道路種別取得手段が、当該通信装置が位置する道路の種別を示す道路種別情報を取得し、転送確率テーブル選択手段が、道路種別情報と、転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、道路種別取得手段によって取得された道路種別情報に応じた転送確率テーブルを選択する。
つまり、この通信装置では、通信装置が位置する道路の種別に応じた転送確率テーブルを用いてパケットの転送確率を決定することができる。
つまり、この通信装置では、外部から受信したパケットの種別に応じた転送確率テーブルを用いてパケットの転送確率を決定することができる。
また、請求項5記載の通信装置では、受信パケットレート判定手段が、予め指定された時間内にパケット受信手段によって受信されたパケットの数である受信パケットレートを判定し、転送確率テーブル選択手段が、受信パケットレートの範囲を示す通信混雑情報と、転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、受信パケットレート判定手段の判定結果を範囲に含む通信混雑情報に応じた転送確率テーブルを選択する。
つまり、この通信装置では、受信パケットレートに応じた転送確率テーブルを用いてパケットの転送確率を決定することができる。
尚、転送確率切替テーブルは、通信装置内部に確保された記憶領域に記憶されてもよいし、通信装置外部に確保された記憶領域に記憶されていてもよい。
つまり、この通信装置では、転送回数値に応じて適切な再送回数値を再送回数テーブルに設定することで、パケットを適切に再送信できる。
また、請求項7記載の通信装置では、当該通信装置に確保された記憶領域に、再送信回数決定手段によって参照される再送回数テーブルが記憶されている。
また、請求項8記載のように、通信装置において、少なくとも1種類の転送確率テーブルに、転送回数値が大きいほど大きな転送確率が対応づけるとよい。
このような通信装置では、転送回数の少ないパケットは破棄される確率が高く、転送回数の多いパケットは転送される確率が高いため、通信装置が集中的に存在している場所における通信帯域の逼迫を緩和しつつ、この場所から遠方に位置する通信装置がパケットを受信できる信頼性を向上できる。
このプログラムによれば、請求項1乃至請求項8いずれか記載の通信装置における各手段をコンピュータの処理で実現することができる。
転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって乱数が転送確率の範囲内であると判定された場合に、パケット受信手段によって受信されたパケットに含まれている転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
転送確率判定手段によって乱数が転送確率の範囲外であると判定された場合に、パケット受信手段によって受信されたパケットを破棄するパケット破棄手段と、
転送確率決定手段によって参照される転送確率テーブルを記憶する記憶領域と、
パケット受信手段によって受信されたパケットに含まれているデータが転送確率テーブルであるか否かを判定するパケット内容判定手段と、
該パケット内容判定手段によってパケットに含まれているデータが転送確率テーブルであると判定された場合に、該転送確率テーブルを記憶領域に記憶し、該パケットを破棄する転送確率テーブル設定手段と、
パケット内容判定手段によってパケットに含まれているデータが転送確率テーブルと異なると判定された場合にのみ、転送確率判定手段の作動を許可する作動許可手段と
を備え、
転送確率テーブルには、
複数種類の転送確率が転送回数値に対応づけて設定され、
転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信されたパケットに含まれている転送回数値に対応する転送確率を選択することで転送確率を決定する車載又は路側の通信装置と、
パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された転送確率テーブルを含むパケットを送信するパケット送信手段を備える路側の通信装置と、
を備えたことを特徴とする通信システムである。
この通信システムでは、車載又は路側の通信装置において、パケットの転送回数に応じて、パケットの転送及び破棄を柔軟に行うことができる。
また、車載又は路側の通信装置では、当該通信装置に確保された記憶領域に、転送確率決定手段によって参照される転送確率テーブルが記憶されている。
そして、パケット内容判定手段が、パケット受信手段によって受信されたパケットに含まれているデータが転送確率テーブルであるか否かを判定し、パケット内容判定手段によってパケットに含まれているデータが転送確率テーブルであると判定された場合には、転送確率テーブル設定手段が、該転送確率テーブルを記憶領域に記憶し、該パケットを破棄する。一方、パケット内容判定手段によってパケットに含まれているデータが転送確率テーブルと異なると判定された場合にのみ、作動許可手段が、転送確率判定手段の作動を許可する。
つまり、この通信装置では、転送確率テーブルがデータとして含まれているパケットを外部から受信すると、受信した転送確率テーブルを記憶領域に記憶するため、外部から転送確率テーブルを適宜更新することができる。
また、路側の通信装置では、パケット送信手段が、パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された転送確率テーブルを含むパケットを送信する。
つまり、この通信システムによれば、車載又は路側の通信装置における転送確率テーブルを適宜更新できる。
特に、この路側の通信装置が転送確率テーブルを更新すべき位置に設置されていれば、車載の通信装置を搭載した車両がこの位置を通過する際に、転送確率テーブルを適切なタイミングで更新できる。
転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が転送確率決定手段によって決定された転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって乱数が転送確率の範囲内であると判定された場合に、パケット受信手段によって受信されたパケットに含まれている転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
転送確率判定手段によって乱数が転送確率の範囲外であると判定された場合に、パケット受信手段によって受信されたパケットを破棄するパケット破棄手段と、
転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
転送回数値と、パケットの再送信を行う回数を示す再送回数値とが対応づけられた、少なくとも1種類の再送回数テーブルに基づいて、パケット受信手段によって受信されたパケットの再送信回数を決定する再送信回数決定手段と、
パケットを外部へ送信するパケット送信手段と、
該パケット送信手段の作動後、再送信回数決定手段によって決定された再送信回数だけパケットを外部へ再送信する再送信手段と、
再送信回数決定手段によって参照される再送回数テーブルを記憶する記憶領域と、
パケット受信手段によって受信されたパケットに含まれているデータが再送回数テーブルであるか否かを判定するパケット内容判定手段と、
該パケット内容判定手段によってパケットに含まれているデータが再送回数テーブルであると判定された場合に、該再送回数テーブルを記憶領域に記憶し、該パケットを破棄する再送回数テーブル設定手段と、
パケット内容判定手段によってパケットに含まれているデータが再送回数テーブルと異なると判定された場合にのみ、パケット送信手段及び再送信手段の作動を許可する作動許可手段と、
を備え、
転送確率テーブルには、
複数種類の転送確率が転送回数値に対応づけて設定され、
転送確率決定手段は、
転送確率テーブルに設定された転送確率のなかからパケット受信手段によって受信されたパケットに含まれている転送回数値に対応する転送確率を選択することで転送確率を決定する車載又は路側の通信装置と、
パケットが転送された回数を示す転送回数値と、該パケットの送信を行う回数を示す再送回数値とが対応づけられた再送回数テーブルを含むパケットを送信する再送回数テーブル送信手段を備える路側の通信装置と、
を備えることを特徴とする通信システムである。
この通信システムでは、車載又は路側の通信装置において、パケットの転送回数に応じて、パケットの転送及び破棄を柔軟に行うことができる。
また、車載又は路側の通信装置では、再送回数テーブルがデータとして含まれているパケットを外部から受信すると、受信した再送回数テーブルを記憶領域に記憶するため、外部から再送回数テーブルを適宜更新することができる。
つまり、この通信システムによれば、車載又は路側の通信装置における再送回数テーブルを適宜更新できる。
特に、この路側の通信装置が再送回数テーブルを更新すべき位置に設置されていれば、車載の通信装置を搭載した車両がこの位置を通過する際に、再送回数テーブルを適切なタイミングで更新できる。
このような通信システムでは、転送回数の少ないパケットは破棄される確率が高く、転送回数の多いパケットは転送される確率が高いため、通信装置が集中的に存在している場所における通信帯域の逼迫を緩和しつつ、この場所から遠方に位置する通信装置がパケットを受信できる信頼性を向上できる。
尚、以下では、車車間通信に使用する通信装置に本発明を適用した例を説明する。
[第1実施形態]
まず、図1は、本第1実施形態における通信装置1の機能ブロック図である。
ここで、図1とともに、図2,3を参照して、上述の各構成要素について説明する。尚、図2は、通信装置1がパケットを転送する場合における各構成要素の動作を示すシーケンス図であり、図3は、通信装置1がパケットを破棄する場合における各構成要素の動作を示すシーケンス図である。また、本第1実施形態において車両間で転送されるパケットは、転送された回数を示す転送回数値と、各種データとを含んでいる(図5(a)参照)。
また、転送回数取得部13は、パケット受信部11から受信通知を受信すると、パケット保存バッファ12に保存されたパケットを参照して、該パケットに含まれている転送回数値を取得し、取得した転送回数値を転送判定部14へ送信する。
また、転送確率テーブル記憶部15は、当該通信装置1に搭載された記憶素子にて予め確保された記憶領域からなり、パケットの転送を実行する確率である転送確率と、転送回数値とを対応づけた転送確率テーブルを記憶している。
また、転送回数追加部17は、転送判定部14からパケットの転送を指示する転送通知を受信すると、パケット保存バッファ12に保存されたパケットに含まれている転送回数値を1だけ増加(インクリメント)させるとともに、パケットの送信を指示する送信通知をパケット送信部18へ送信する。
図4に示すように、本処理では、まず、転送回数取得部13から転送回数値を取得したのち(S100)、転送確率テーブル記憶部15から転送確率テーブルを取得する(S105)。
つまり、通信装置1によれば、例えば、図6に示すような車車間通信を実現できる。尚、図6は、本第1実施形態における車車間通信の一例を示す説明図である。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。尚、本第2実施形態における通信装置2は、上記第1実施形態の通信装置1の構成を一部変更したものである。
まず、図7は、通信装置2の機能ブロック図である。
尚、本第2実施形態の転送確率テーブルDB24は、例えば、転送確率テーブルT1,T2(図9(b),(c)参照)を記憶している。具体的には、転送確率テーブルT1には、100未満からなる転送回数値に対応づけて、1.0からなる転送確率が設定され、また、100からなる転送回数値に対応づけて、0.5からなる転送確率が設定され、101以上からなる転送回数値に対応づけて、0からなる転送確率が設定されている。また、転送確率テーブルT2には、0〜3からなる転送回数値に対応づけて、0.5からなる転送確率が設定され、また、4からなる転送回数値に対応づけて、0.75からなる転送確率が設定され、また、5〜99からなる転送回数値に対応づけて、1.0からなる転送確率が設定され、また、100からなる転送回数値に対応づけて、0.5からなる転送確率が設定され、101以上からなる転送回数値に対応づけて、0からなる転送確率が設定されている。
ここで、図8(a)は、混雑状態判定部22が実行する受信パケット数加算処理の流れを示すフローチャートである。
図8(b)に示すように、本処理では、まず、前回の本処理の終了時から所定時間(1秒間)が経過するまで休止したのち(S300)、混雑状態バッファ20から混雑状態値BSを取得する(S305)。続いて、受信パケット数バッファ21から受信パケット数N(受信パケットレート)を取得するとともに(S310)、受信パケット数バッファ21に保存された受信パケット数Nを0に設定する(S315)。
つまり、通信装置2によれば、例えば、図10に示すような車車間通信を実現できる。尚、図10は、本第2実施形態における車車間通信の一例を示す説明図である。
尚、本第2実施形態では、受信パケット数加算処理のS205及び転送確率切替処理のS300,S310,S315が本発明における受信パケットレート判定手段に相当し、転送確率切替処理のS320,S330が本発明における転送確率テーブル選択手段(請求項5)に相当する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。尚、本第3実施形態における通信装置3は、上記第1実施形態の通信装置1の構成を一部変更したものである。
まず、図11は、通信装置3の機能ブロック図である。
ここで、図14は、転送確率切替判定部31が実行する転送確率切替判定処理の流れを示すフローチャートである。
一方、転送確率切替テーブルに設定されている場合には(S405:Yes)、転送確率切替テーブルにてこの位置情報に対応づけられた転送確率テーブルを取得し、取得した
転送確率テーブルを転送確率テーブル切替部33へ送信して(S410)、上述のS400へ戻る。
即ち、一般道路から高速道路への合流ポイント付近の位置A、及び高速道路から一般道路への合流ポイント付近の位置Bを特定の位置情報として、転送確率テーブルT3,T4を転送確率切替テーブルに対応づけておくことにより、高速道路上では、遠方へパケットを転送でき、一般道路上では通信帯域の逼迫を緩和できる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。尚、本第4実施形態における通信装置4は、上記第3実施形態の通信装置3の構成を一部変更したものである。
まず、図17は、通信装置4の機能ブロック図である。
また、転送確率切替テーブルDB42は、当該通信装置4に搭載された記憶素子にて予め確保された記憶領域からなり、位置情報の範囲と、範囲を識別するゾーン番号と、転送確率テーブルの識別子とを対応づけた転送確率切替テーブル(図19参照)と、複数種類の転送確率テーブルとを記憶している。尚、本第4実施形態の転送確率切替テーブルDB42には、上記第3実施形態と同様の転送確率テーブル(図15(b),(c)参照)が記憶されている。
図18に示すように、本処理では、まず、位置情報取得部30から位置通知を受信して(S500)、位置情報を取り出し、この位置情報が含まれる位置の範囲に対応づけられたゾーン番号1と、転送確率テーブルの識別子1とを図19の転送確率切替テーブルを参照して取得する(S505)。
即ち、通信装置4が、当該通信装置4の位置ではなく、当該通信装置4の位置が含まれる範囲に応じて転送確率テーブルを切り替えるため、転送確率テーブルの切替タイミングの間隔を大きくすることができる上、転送確率テーブルの数も減らせるため、処理速度や記憶容量の小さいリソースでも対処できる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。尚、本第5実施形態における通信装置5は、上記第4実施形態の通信装置4の構成を一部変更したものである。
まず、図21は、通信装置5の機能ブロック図である。
図22に示すように、本処理では、まず、道路種別取得部50から道路種別情報1を受信し(S600)、この道路種別情報1と道路種別保存バッファ53に保存された道路種別情報2とが一致しているか否かを確認する(S605)。
一方、道路種別情報1と道路種別情報2が不一致な場合には(S605:No)、道路種別情報1を道路種別保存バッファ53へ保存する(S610)。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。尚、本第6実施形態における通信装置6は、上記第1実施形態の通信装置1の構成を一部変更したものである。
但し、本第6実施形態におけるパケットは、転送回数値と、パケットに含まれているデータの種別を示すパケット種別と、車車間通信に関わる各種データとを含んでいる(図26(a)参照)。より具体的には、パケット種別は数値からなり、例えば、転送確率テーブルをデータとして含む転送確率設定パケットは、0からなるパケット種別を含み(図26(b)参照)、転送確率テーブルをデータとして含んでいないパケットは、1からなるパケット種別を含んでいる(図26(c)参照)。
図24に示すように、通信装置6は、通信装置1に対して、パケット判定部60と、転送確率テーブル切替部61とが追加されている。
また、通信装置6において、パケット受信部11は、受信通知をパケット判定部60へ送信する。
また、転送確率テーブル切替部61は、パケット判定部60から転送確率テーブルを受信し、受信した転送確率テーブルを転送確率テーブル記憶部15に記憶(上書き)する。
図25に示すように、本処理では、まず、パケット受信部11から受信通知を受信したのち(S700)、パケット保存バッファ12に保存されたパケットに含まれているパケット種別を参照する(S705)。
即ち、一般道路から高速道路への合流ポイント付近に設置した路側装置(RSU)、及び高速道路から一般道路への合流ポイント付近に設置したRSUから転送確率設定パケットを送信することで、その付近を走行する車両に搭載された通信装置6における転送確率テーブルを切り替えることができる。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態について説明する。尚、本第7実施形態における通信装置7は、上記第1実施形態の通信装置1の構成を一部変更したものである。
但し、本第7実施形態におけるパケットは、転送回数値と、パケットに含まれているデータの種別を示すパケット種別と、車車間通信に関わる各種データとを含んでいる。より具体的には、パケット種別は数値からなり、車両の搭乗者に各種注意を促すための各種アプリケーションソフトウェア用のデータに対応づけられている。
図28に示すように、通信装置7は、通信装置1に対して、転送確率テーブルDB72と、転送確率切替テーブル記憶部73とが追加されている。
また、通信装置7において、パケット受信部11は、受信通知を種別回数取得部70へ送信する。
また、転送判定部71は、後述の転送判定処理(図30)を実行し、パケットを転送するか否かを判定する。
図29に示すように、本処理では、まず、パケット受信部11から受信通知を受信する(S800)。そして、パケット保存バッファ12に保存されたパケットを参照して、該パケットに含まれているパケット種別と転送回数値とを取得するとともに(S805)、種別回数通知を転送判定部71へ送信し(S810)、上述のS800へ戻る。
図30に示すように、本処理では、まず、種別回数取得部70から種別回数通知を受信し、種別回数通知に含まれているパケット種別と転送回数値とを取得する(S900)。そして、取得したパケット種別に応じた転送確率テーブルの識別子を転送確率切替テーブルから取得し、取得した識別子が示す転送確率テーブルを転送確率テーブルDB72から取得する(S905)。
したがって、例えば、比較的遠くに位置する車両にまで転送する必要があるデータ(例えば、事故に関する情報)を含むパケットに対応づけて、転送回数値が大きいほど大きな転送確率が設定された転送確率テーブルを転送確率切替テーブルに設定することで、比較的遠くに位置する車両にまでパケットを転送できる。
[第8実施形態]
次に、第8実施形態について説明する。
図32に示すように、RSU9は、通信媒体90と、パケット送信部91,93と、転送確率テーブル記憶部92と、再送回数テーブル記憶部94とを備える。
ここで、通信媒体90は、パケット送信部91,93から受信したパケットを電波に重畳し、当該RSU9の外部へ送信する。但し、通信媒体90から送信される電波は、近距離からなる特定範囲に届く程度にその強度が設定されている。
図35に示すように、通信装置8は、通信装置6に対して、再送回数テーブル切替部81と、再送回数テーブル記憶部82と、再送部84とが追加されている。
また、通信装置8において、転送回数追加部17は、送信通知を再送部84へ送信する。
また、再送回数テーブル切替部81は、パケット判定部80から再送回数テーブルを受信し、受信した再送回数テーブルを再送回数テーブル記憶部82に記憶(上書き)する。
また、転送回数取得部83は、パケット判定部80から転送通知を受信すると、パケット保存バッファ12に保存されたパケットを参照して、該パケットに含まれている転送回数値を取得し、取得した転送回数値を転送判定部14と再送部84とへ送信する。
ここで、図36は、パケット判定部80が実行するパケット判定処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、転送確率設定パケットである場合には(S1010:Yes)、このパケットから転送確率テーブルを取得して(S1015)、この転送確率テーブルを転送確率テーブル切替部61へ送信したのち(S1020)、後述のS1045へ移行する。
一方、再送回数設定パケットである場合には(S1025:Yes)、このパケットから再送回数テーブルを取得して(S1035)、この再送回数テーブルを再送回数テーブル切替部81へ送信したのち(S1040)、破棄通知をパケット破棄部63へ送信し(S1045)、上述のS1000へ戻る。
図37に示すように、本処理では、まず、転送回数追加部17から送信通知を受信するとともに、転送回数取得部83から転送回数値を受信する(S1100)。そして、再送回数テーブル記憶部82に記憶されている再送回数テーブルを参照し、転送回数取得部83から取得した転送回数値に対応づけられた再送回数値Mを取得する(S1105)。
これにより、このカーブ以外の区間においては、通信帯域を無駄に逼迫させることがなく、また、このカーブにおいては、車両C49に搭載された通信装置8から送信された存在情報パケットを車両C49の反対側からカーブへ侵入してくる車両C51に搭載された通信装置8へ高い確度で転送することができる。
また、上記実施形態では、上記のような大きさの転送回数値や再送回数値が再送回数テーブルに設定されていたが、上記以外の大きさのものが設定されていても勿論よい。
Claims (12)
- 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
当該通信装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報と、前記転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報に応じた前記転送確率テーブルを選択する転送確率テーブル選択手段と
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定し、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブル選択手段によって選択された前記転送確率テーブルに基づいて前記転送確率を決定することを特徴とする通信装置。 - 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
当該通信装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報の範囲を示す範囲情報と、前記転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報を範囲に含む前記範囲情報に応じた前記転送確率テーブルを選択する転送確率テーブル選択手段と、
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定し、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブル選択手段によって選択された前記転送確率テーブルに基づいて前記転送確率を決定することを特徴とする通信装置。 - 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
当該通信装置が位置する道路の種別を示す道路種別情報を取得する道路種別取得手段と、
前記道路種別情報と、前記転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、前記道路種別取得手段によって取得された前記道路種別情報に応じた前記転送確率テーブルを選択する転送確率テーブル選択手段と
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定し、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブル選択手段によって選択された前記転送確率テーブルに基づいて前記転送確率を決定することを特徴とする通信装置。 - 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
前記パケット受信手段によって受信された前記パケットの種別を判定するパケット種別判定手段と、
前記パケットの種別を示すパケット種別情報と、前記転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、前記パケット種別判定手段の判定結果が示す前記パケット種別情報に応じた前記転送確率テーブルを選択する転送確率テーブル選択手段と
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定し、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブル選択手段によって選択された前記転送確率テーブルに基づいて前記転送確率を決定することを特徴とする通信装置。 - 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
予め指定された時間内に前記パケット受信手段によって受信された前記パケットの数である受信パケットレートを判定する受信パケットレート判定手段と、
前記受信パケットレートの範囲を示す通信混雑情報と、前記転送確率テーブルとが対応づけられた転送確率切替テーブルに基づいて、前記受信パケットレート判定手段の判定結果を範囲に含む前記通信混雑情報に応じた前記転送確率テーブルを選択する転送確率テーブル選択手段と、
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定し、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブル選択手段によって選択された前記転送確率テーブルに基づいて前記転送確率を決定することを特徴とする通信装置。 - 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記転送回数値と、前記パケットの再送信を行う回数を示す再送回数値とが対応づけられた、少なくとも1種類の再送回数テーブルに基づいて、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットの再送信回数を決定する再送信回数決定手段と、
前記パケットを外部へ送信するパケット送信手段と、
該パケット送信手段の作動後、前記再送信回数決定手段によって決定された前記再送信回数だけ前記パケットを外部へ再送信する再送信手段と、
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定することを特徴とする通信装置。 - 請求項6記載の通信装置において、
前記再送信回数決定手段によって参照される前記再送回数テーブルを記憶する記憶領域と、
前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれているデータが前記再送回数テーブルであるか否かを判定するパケット内容判定手段と、
該パケット内容判定手段によって前記パケットに含まれているデータが前記再送回数テーブルであると判定された場合に、該再送回数テーブルを前記記憶領域に記憶し、該パケットを破棄する再送回数テーブル設定手段と、
前記パケット内容判定手段によって前記パケットに含まれているデータが前記再送回数テーブルと異なると判定された場合にのみ、前記パケット送信手段及び前記再送信手段の作動を許可する作動許可手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 請求項1乃至請求項7記載の通信装置において、
少なくとも1種類の前記転送確率テーブルには、
前記転送回数値が大きいほど大きな前記転送確率が対応づけられていることを特徴とする通信装置。 - コンピュータを、請求項1乃至請求項8いずれか記載の通信装置における各手段として機能させるためのプログラム。
- 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
前記転送確率決定手段によって参照される前記転送確率テーブルを記憶する記憶領域と、
前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれているデータが前記転送確率テーブルであるか否かを判定するパケット内容判定手段と、
該パケット内容判定手段によって前記パケットに含まれているデータが前記転送確率テーブルであると判定された場合に、該転送確率テーブルを前記記憶領域に記憶し、該パケットを破棄する転送確率テーブル設定手段と、
前記パケット内容判定手段によって前記パケットに含まれているデータが前記転送確率テーブルと異なると判定された場合にのみ、前記転送確率判定手段の作動を許可する作動許可手段と
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定する車載又は路側の通信装置と、
パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された転送確率テーブルを含むパケットを送信するパケット送信手段を備える路側の通信装置と、
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記パケットの転送を実行する確率である転送確率を設定された、少なくとも1種類の転送確率テーブルに基づいて、前記転送確率を決定する転送確率決定手段と、
乱数発生手段と、
該乱数発生手段によって発生された乱数が前記転送確率決定手段によって決定された前記転送確率の範囲内であるか否かを判定する転送確率判定手段と、
該転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲内であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値を増加させ、該パケットを外部へ転送するパケット転送手段と、
前記転送確率判定手段によって前記乱数が前記転送確率の範囲外であると判定された場合に、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットを破棄するパケット破棄手段と、
転送された回数を示す転送回数値を少なくとも含むパケットを外部から受信するパケット受信手段と、
前記転送回数値と、前記パケットの再送信を行う回数を示す再送回数値とが対応づけられた、少なくとも1種類の再送回数テーブルに基づいて、前記パケット受信手段によって受信された前記パケットの再送信回数を決定する再送信回数決定手段と、
前記パケットを外部へ送信するパケット送信手段と、
該パケット送信手段の作動後、前記再送信回数決定手段によって決定された前記再送信回数だけ前記パケットを外部へ再送信する再送信手段と、
前記再送信回数決定手段によって参照される前記再送回数テーブルを記憶する記憶領域と、
前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれているデータが前記再送回数テーブルであるか否かを判定するパケット内容判定手段と、
該パケット内容判定手段によって前記パケットに含まれているデータが前記再送回数テーブルであると判定された場合に、該再送回数テーブルを前記記憶領域に記憶し、該パケットを破棄する再送回数テーブル設定手段と、
前記パケット内容判定手段によって前記パケットに含まれているデータが前記再送回数テーブルと異なると判定された場合にのみ、前記パケット送信手段及び前記再送信手段の作動を許可する作動許可手段と、
を備え、
前記転送確率テーブルには、
複数種類の前記転送確率が前記転送回数値に対応づけて設定され、
前記転送確率決定手段は、
前記転送確率テーブルに設定された前記転送確率のなかから前記パケット受信手段によって受信された前記パケットに含まれている前記転送回数値に対応する前記転送確率を選択することで前記転送確率を決定する車載又は路側の通信装置と、
パケットが転送された回数を示す転送回数値と、該パケットの送信を行う回数を示す再送回数値とが対応づけられた再送回数テーブルを含むパケットを送信する再送回数テーブル送信手段を備える路側の通信装置と、
を備えることを特徴とする通信システム。 - 請求項10または請求項11記載の通信システムにおいて、
少なくとも1種類の前記転送確率テーブルには、
前記転送回数値が大きいほど大きな前記転送確率が対応づけられていることを特徴とする通信システム。
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