JP4235044B2 - モバイル端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モバイル端末が所定通信装置の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communications)等、路車間通信基地局(路側通信装置ともいう)と車載器との間でいわゆる路車間通信を行うシステムが提供されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
http://www.itsforum.gr.jp/Public/J5Faq/index.html
【特許文献1】
特開2002−94498号公報
【0004】
従来の路車間通信システムでは、車載器から要求されたマルチメディアデータ(動画データや音楽データ等)等の比較的大容量のデータを、路側通信装置からその通信エリアに提供するようにした場合に、車載器がその通信エリアを通過するまでにその要求データを最後まで確実に受信完了(ダウンロード完了)することができるか否かについて、事前に把握することができなかった。このため、無駄な通信が生ずることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、車載器等のモバイル端末が所定通信装置(例えば路側通信装置)の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を事前に把握できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するモバイル端末であって、前記通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定する推定手段を備える構成とした。
【0007】
本発明によれば、車載器等のモバイル端末が所定通信装置(例えば路側通信装置)の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を事前に把握できる。
【0008】
また、上記モバイル端末においては、例えば、前記推定手段は、例えば、前記所定通信装置の推定受信速度、自己の移動速度、及び前記通信エリアのエリア長に基づいて、前記受信可能なデータ量を推定する。これら各データは、例えば、前記所定通信装置から前記推定受信速度を取得する推定受信速度取得手段、前記自己の移動速度を検出する速度検出手段、及び前記通信エリアのエリア長を取得するエリア長取得手段によって得られる。
【0009】
また、上記モバイル端末においては、例えば、前記推定された受信可能なデータ量を利用する利用手段をさらに備える。
【0010】
前記利用手段は、例えば、所定データの受信要求を取得する受信要求取得手段と、前記受信要求された所定データのデータ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信可能性を判定する判定手段と、前記受信要求された所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記受信要求が格納される記憶手段と、を含む。これは、前記推定されたデータ量の利用形態を示したものである。
【0011】
このようにすれば、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信完了が可能でないと判断された場合には、その受信要求は記憶装置に格納されない。このため、無駄な通信が生ずることがない。
【0012】
上記モバイル端末においては、例えば、前記受信要求取得手段は、所定アプリケーションから、第1所定データの受信要求を取得する。また、前記受信要求取得手段は、前記所定アプリケーションから、前記第1所定データの受信要求を取得した後、さらに、他のモバイル端末から、第2所定データの受信要求を取得し、前記判定手段は、前記受信要求された第1及び第2所定データの合計データ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された第2所定データの受信可能性を判定し、前記記憶手段には、前記受信要求された第2所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記第2所定データの受信要求が格納される。
【0013】
このようにすれば、他のモバイル端末からの受信要求に優先して、自己の受信要求を処理することが可能となる。
【0014】
上記モバイル端末においては、例えば、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信が可能でないと判定された場合に、前記所定データの受信要求の要求元に対して受信要求拒否が通知される。
【0015】
このようにすれば、所定データの受信要求の要求元は、受信要求拒否の原因を把握することが可能となる。
【0016】
上記モバイル端末においては、例えば、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信が可能でないと判定された場合に、利用者に対して減速の指示を報知する報知手段をさらに備える。これは、前記推定されたデータ量の利用形態を示したものである。
【0017】
このようにすれば、その報知を受けた利用者が車速を減速させることが期待され、これにより、より大容量のデータの受信をすることが可能となる。
【0018】
また、上記モバイル端末においては、例えば、前記所定通信装置は、路上に固定設置された路側通信装置である。これは、所定通信装置の一例を示したものである。
【0019】
また、本発明は、上記いずれかのモバイル端末を搭載した車両としても特定することができる。
【0020】
また、本発明は、システムの発明として次のように特定することができる。
【0021】
無線によるデータ通信を行うための通信エリアを提供する所定通信装置と、該所定通信装置に接続されたサーバと、前記所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するモバイル端末と、を包含するネットワークシステムであって、前記モバイル端末は、前記通信エリアを通過するまでに、前記サーバから、前記所定通信装置を介して受信可能なデータ量を推定する推定手段、を備えるネットワークシステム。
【0022】
また、本発明は、方法の発明として、次のように特定することができる。
【0023】
所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するモバイル端末が、前記通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定するステップ、を備える推定受信データ量利用方法。
【0024】
また、本発明は、プログラムの発明として、次のように特定することができる。
【0025】
所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するコンピュータを、前記通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定する推定手段、として機能させるためのプログラム。
【0026】
また、本発明は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても特定することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である路車間通信システムについて図面を参照しながら説明する。図1は、路車間通信システムの概略システム構成を説明するための図である。
【0028】
本実施形態の路車間通信システムは、サーバ100、路車間通信基地局(以下単に基地局という)200、及び路車間通信車載器(以下単に車載器という)300等を備えている。両者はそれぞれ、DSRC(Dedicated Short Range Communications)や、IEEE802.11a,bなどの無線LANなどによる無線データ通信を行うための通信機能を備えており、相互にデータの送受が可能となっている。ビットレートは、例えば、1Mbps・50Mbps、通信エリア(カバーエリアともいう)は、例えば、基地局一つあたり数十mである。通信エリアについては、基地局200を連続して設置することで数百mあるいはそれ以上に広げることも考えられる。
【0029】
サーバ100は、インターネット等の固定網に置かれるアプリケーションソフトウエア(以下APと呼ぶ)である。サーバ100は、基地局200に関して、各車両へのスループット・通信継続時間に関する過去の実績を収集して、基地局200の通信エリア内でのサーバ100・車両間のスループット、通信継続時間等の性能期待値を計算して予め保持している。サーバ100は、これに接続された基地局200を介して車載器300との間でデータ通信を行う。
【0030】
基地局200は、車両に搭載された車載器300との間で無線による(DSRCや、IEEE802.11a,bなどの無線LANなどによる)データ通信(いわゆる路車間通信)を行うための通信エリアを道路上等の所定領域に対して提供する周知の無線通信装置であり、例えば、道路沿い等の路側に固定設置される。基地局200は、その通信エリアに到達した(その通信エリア内に入った)車載器300との間で無線によるデータ通信を行う。本実施形態では、通信エリア長がL1の基地局(1)と通信エリア長がL2の基地局(2)の2つの基地局200を備えている。
【0031】
車載器300は、各基地局(1)(2)200との間や他車に搭載された他の車載器300’との間で、自己(自車)の位置に応じて無線による(DSRCや、IEEE802.11a,bなどの無線LANなどによる)データ通信を行う移動可能な情報処理端末(モバイル端末ともいう)である。本実施形態においては、車載器300は、車両に搭載されてその車両の移動に伴って移動する。
【0032】
車載器300は、路車間通信車載器310、車々間通信装置320、アプリケーションソフトウエア等の実行環境330、及びダウンロード処理装置340等を備えている。
【0033】
路車間通信車載器310は、車載器300が基地局200の通信エリアに到達した(その通信エリア内に入った)場合に(例えば受信感度がしきい値を超えたこと、又は特定の信号を受信したこと、が検出された場合等)、その基地局200との間で無線による(DSRCや、IEEE802.11a,bなどの無線LANなどによる)データ通信を行うための通信装置である。
【0034】
車々間通信装置320は、他の車両に搭載された他の車載器300’との間で無線によるデータ通信を行うための通信装置である。車々間通信装置320は、DSRCのほかに、IEEE802.11a,bなどの無線LANによって構成される。ビットレートは1Mbps−10Mbps、通信距離は最大300m程度である。
【0035】
アプリケーションソフトウエア等の実行環境330としては、例えば、アプリケーションソフトウエアAPが格納されたハードディスク装置等の記憶装置、この記憶装置からアプリケーションソフトウエアAPが読み込まれるメモリ、このメモリ上のアプリケーションソフトウエアAPを実行するCPU、これらのリソースを管理するオペレーティングシステム等がある。
【0036】
ダウンロード処理装置340は、ダウンロード処理要求受付制御部341、及びダウンロード処理実行部342等を備える。これらは、例えば、車載器300のCPU(図示せず)が所定プログラムを実行することにより実現される。
【0037】
ダウンロード処理要求受付制御部341は、基地局200の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量Smaxの推定等の処理を行う。また、ダウンロード処理要求受付制御部341は、所定データの受信要求を取得すると、その受信要求された所定データの受信完了可能性(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された所定データの受信を完全に完了できるか否か)を判定する。なお、所定データの受信要求としては、自車両が実行中のアプリケーションソフトウエアAPから入力される第1所定データの受信要求と、他の車両に搭載された他の車載器300’から送信される第2所定データの受信要求がある。
【0038】
次に、上記構成の路車間通信システムの動作について図面を参照しながら説明する。図3は路車間通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。以下の処理は、車載器300及びサーバ100に所定プログラムが読み込まれて、そのCPU等により実行されることによって実現される。
【0039】
以下の説明においては、車両(a)(以下自車ともいう)と車両(b)(以下他車ともいう)が、基地局(2)200を介してサーバ100からデータを受信するものとする。ここでは、車両(a)は基地局(2)200を利用できるが、車両(b)はその通信エリアの外にいるため基地局(2)200を利用できず、サーバ100からデータを受信できないものとする。このため、車両(b)は、まずその車々間通信装置によって車両(a)に対してデータの受信を依頼するものとする。この場合、車両(a)が基地局(2)200の通信エリアに到達すると(入ると)、サーバ100・車(a)・車(b)の経路でデータを受信するという処理を行う。
【0040】
処理の流れは以下の通りである。
【0041】
(車両(a)が基地局(2)の通信エリアに到達する前の処理)
【0042】
車載器300は、基地局(2)200の通信エリアに到達する前(基地局(1)の通信エリア内に位置しているものとする)の所定タイミングで、基地局(1)200を介してサーバ100に接続して、推定受信速度(受信速度の期待値)Rを問い合わせる(S100)。
【0043】
サーバ100は、車両(a)からの問い合わせを受けると、予め計算して保持している推定受信速度Rを車両(a)に対して送信する(S101)。
【0044】
車両(a)の車載器300は、サーバ100からの推定受信速度(受信速度の期待値)Rを受信する。車載器300は、推定受信速度Rを受信すると、基地局(2)200の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量Smaxの推定を行う(S102)。例えば、ダウンロード処理要求受付制御部341が(式)推定受信速度R×通信エリアのエリア長L2/移動速度Vの演算を行い、この演算結果を受信可能なデータ量Smaxとして推定することが考えられる。
【0045】
なお、移動速度Vについては、例えば自車両に取り付けられた速度センサから検出する。通信エリアのエリア長L2については、例えば、通信エリアの位置とそのエリア長との対応関係を保持するサーバ100(又は自車両に搭載された地図データベース等の記憶装置)から読み出す。
【0046】
次に、車両(a)のダウンロード処理装置340は、自車の通信システムのアプリケーションソフトウェア(以下APと呼ぶ)から、第1所定データの受信要求として、ファイル名がファイル1、サイズがA(ビット)のファイルを、サーバ100からダウンロードする処理の要求を受け付けたとする(S103)。
【0047】
APから第1所定データの受信要求を取得すると、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その受信要求された第1所定データの受信完了可能性(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された第1所定データの受信を完全に完了できるか否か)を判定する(S104)。この判定のために、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その受信要求された第1所定データのデータ量Aと上記推定されたデータ量Smaxとを比較する(S104)。
【0048】
そして、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その比較結果に基づいて、その受信要求された第1所定データの受信完了可能性を判定する。例えば、その比較結果が第1所定データのデータ量A<上記推定されたデータ量Smaxであれば、その受信要求された第1所定データの受信完了可能(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された第1所定データの受信を完全に完了できる)と判定する(S104:Yes)。
【0049】
この場合、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その第1所定データの受信要求を受け入れて、受信のための前処理を行う(S105)。前処理としては、例えば、その第1所定データの受信要求を、ダウンロード処理実行部342が管理する記憶装置343に待ち行列として格納する。
【0050】
なお、S103での比較結果が第1所定データのデータ量A>上記推定されたデータ量Smaxであれば、その受信要求された第1所定データの受信完了可能でない(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された第1所定データの受信を完全に完了できない)と判定する(S104:No)。この場合、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その第1所定データの受信要求を記憶装置343に格納することなく、(A・Smax)の値と共にその受信要求を拒否する応答をAPに送る(S106)。
【0051】
次に、S105の処理が終わった後に、車両(a)のダウンロード処理装置340は、他車から、第2所定データの受信要求として、ファイル名がファイル2、サイズがB(ビット)のファイルを、サーバ100からダウンロードする処理の要求を受け付けたとする(S107)。この要求は、車両(b)がその車々間通信装置によって車両(a)に接続し、車両(a)のダウンロード処理装置340に対して行う。この場合、自車のAPからの受信要求を、他車(他の車載器)からの受信要求に優先して処理するために、以下の処理を行う。
【0052】
他車から第2所定データの受信要求を取得すると、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その受信要求された第2所定データの受信完了可能性(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できるか否か)を判定する(S108)。
【0053】
この判定のために、ダウンロード処理要求受付制御部341は、既に受信要求されて待ち行列として格納された第1所定データとその受信要求された第2所定データとの合計データ量A+Bと上記推定されたデータ量Smaxとを比較する(S108)。そして、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その比較結果に基づいて、その受信要求された第2所定データの受信完了可能性を判定する。例えば、その比較結果が第1及び第2所定データの合計データ量A+B<上記推定されたデータ量Smaxであれば、その受信要求された第2所定データの受信完了可能(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できる)と判定する(S108:Yes)。
【0054】
この場合、ダウンロード処理要求部341は、その第2所定データの受信要求を受け入れて、受信のための前処理を行う(S109)。前処理としては、例えば、その第2所定データの受信要求を、ダウンロード処理実行部342が管理する記憶装置343に待ち行列として格納する。これにより、記憶装置343には待ち行列として、第1及び第2所定データの受信要求が格納されることになる。
【0055】
なお、S108での比較結果が第1及び第2所定データの合計データ量A+B>上記推定されたデータ量Smaxであれば、その受信要求された第2所定データの受信完了可能でない(即ち、通信エリアを通過するまでに、サーバ100から、その受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できない)と判定する(S108:No)。この場合、ダウンロード処理要求受付制御部341は、その第2所定データの受信要求を記憶装置343に格納することなく、(A+B-Smax)の値と共にその受信要求を拒否する応答を他車に送る(S110)。これにより、自車のAPからの受信要求を、他車からの受信要求に優先して処理することが可能となる。
【0056】
(車両(a)が通信エリアに到達した後の処理)
【0057】
車両(a)が基地局(2)200の通信エリアに到達した場合(例えば受信感度がしきい値をこえたこと、又は特定の信号を受信したこと、が検出された場合等)には、そのダウンロード処理装置340は、記憶装置343から、受信要求(ここでは待ち行列として格納されている、第1及び第2所定データの受信要求)を読み出して、これを基地局(2)200を介してサーバ100に対して送信する。
【0058】
サーバ100は、車両(a)からの受信要求を受信して、これに対応するファイル(ここではファイル1及びファイル2)を基地局(2)200を介して車両(a)に対して送信する。車両(a)は、サーバ100から基地局(2)200を介して提供されるファイルを受信する(S111)。即ち、車両(a)は、要求を受け付けたファイル1,2に関して、サーバ100からのダウンロードを開始する。ダウンロード処理装置340は、そのダウンロードしたファイル1については、要求を発した自車のAPに、ファイル2については他車に、それぞれ転送する。
【0059】
以上述べたように、本実施形態の路車間通信システムによれば、各車のAPは、自車あるいは他車の路車間通信システムを利用してサーバ100からファイルのダウンロードを希望する際に、一つのカバーエリア内でそのファイルのダウンロードが完了するかどうかを判断することが出来る。また、一旦ダウンロード処理要求が受け入れられれば、それが保証され、後から入ったダウンロード要求によってダウンロードできるデータ量が減少するなどのことが起こらない。これにより、ユーザの利便性が増すものと考えられる。
【0060】
次に、本実施形態の路車間通信システムの変形例について説明する。
【0061】
上記実施形態においては、車載器300は、車両に搭載されてその車両の移動に伴って移動するように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、車載器300はモバイル端末として、車両以外の移動体(オートバイや自転車等)に搭載されてその移動体の移動に伴って移動するものであっても良いし、又は人等に携帯されてその人等の移動に伴って移動するものであってもよい。
【0062】
また、上記実施形態においては、推定受信速度Rについては、車載器300は、基地局(1)を介してサーバ100から取得するように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、推定受信速度Rについては、車載器300は、これに接続された携帯電話機等の通信装置を介してサーバ100から取得するようにしてもよい。
【0063】
また、上記実施形態においては、推定データ量Smax(基地局(2)200の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量Smax)については、所定データの受信要求を受け付けるか否かの判定に用いるように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、S104において、基地局(2)200の通信エリアを通過するまでに、受信要求された第1所定データの受信完了が可能でないと判定された場合に(S104:No)、利用者に対して減速の指示を報知する報知手段をさらに備えるようにしてもよい。このようにすれば、その報知を受けた利用者が車速を減速させることが期待され、これにより、より大容量のデータの受信をすることが可能となる。
【0064】
また、上記実施形態においては、他車から、受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できると判定された場合(S108:Yes)、その他車に対して通知を行わなかったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、他車から、受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できると判定された場合(S108)、その他車に対して代行受信受付の通知を行うようにしてもよい。なお、図4に示した動作のうち上記実施形態の処理と同様であるものについては、同一の符号を付すことで、その説明を省略する。
【0065】
また、上記実施形態においては、他車から、受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できないと判定された場合(S108:No)、その第2所定データの受信要求を拒否する(S110)ように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、他車から、受信要求された第2所定データの受信を完全に完了できないと判定された場合、A+B−Smaxのデータ量だけデータBの代行受信を受け付けるようにし(その旨の要求を記憶装置343に格納する)、その他車に対してその旨の通知を行うようにしてもよい(S106’)。
【0066】
この場合も、図4に示すように、車両(a)が基地局(2)200の通信エリアに到達した場合(例えば受信感度がしきい値をこえたこと、又は特定の信号を受信したこと、が検出された場合等)には、そのダウンロード処理装置340は、記憶装置343から、受信要求(ここでは待ち行列として格納されている、第1所定データの受信要求及び第2所定データの一部の受信要求)を読み出して、これを基地局(2)200を介してサーバ100に対して送信する(S1091)。
【0067】
サーバ100は、車両(a)からの受信要求を受信して、これに対応するファイル(ここではファイル1及びファイル2)を基地局(2)200を介して車両(a)に対して送信する。車両(a)は、サーバ100から基地局(2)200を介して提供されるファイルを受信する(S111)。即ち、車両(a)は、要求を受け付けたファイル1,2に関して、サーバ100からのダウンロードを開始する。ダウンロード処理装置340は、そのダウンロードしたファイル1については、要求を発した自車のAPに、ファイル2については他車に、それぞれ転送する(S1111)。
【0068】
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。このため、上記の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、これらの記載によって本発明が限定的に解釈されるものではない。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、車載器等のモバイル端末が所定通信装置(例えば路側通信装置)の通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を事前に把握できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である路車間通信システムの概略システム構成を説明するための図である。
【図2】 主に本発明の実施の形態である路車間通信システムを構成する車載器の概略構成を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施の形態である路車間通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態である路車間通信システムの変形例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 サーバ
200 路車間通信基地局
300 路車間通信車載器
310 路車通信車載器
320 車々間通信装置
330 実行環境
340 ダウンロード処理装置
341 ダウンロード処理要求受付制御部
342 ダウンロード処理実行部

Claims (10)

  1. 所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するモバイル端末であって、
    前記通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定する推定手段と、
    前記推定された受信可能なデータ量を利用する利用手段と、
    を備えるモバイル端末であって、
    前記利用手段は、
    所定データの受信要求を取得する受信要求取得手段と、
    前記受信要求された所定データのデータ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信可能性を判定する判定手段と、
    前記受信要求された所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記受信要求が格納される記憶手段と、
    を含み、
    前記受信要求取得手段は、所定アプリケーションから、第1所定データの受信要求を取得するとともに、前記所定アプリケーションから、前記第1所定データの受信要求を取得した後、さらに、他のモバイル端末から、第2所定データの受信要求を取得し、
    前記判定手段は、前記受信要求された第1及び第2所定データの合計データ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された第2所定データの受信可能性を判定し、
    前記記憶手段には、前記受信要求された第2所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記第2所定データの受信要求が格納される、
    ことを特徴とするモバイル端末。
  2. 前記推定手段は、前記所定通信装置の推定受信速度、自己の移動速度、及び前記通信エリアのエリア長に基づいて、前記受信可能なデータ量を推定する、
    請求項1に記載のモバイル端末。
  3. 前記所定通信装置から前記推定受信速度を取得する推定受信速度取得手段と、
    前記自己の移動速度を検出する速度検出手段と、
    前記通信エリアのエリア長を取得するエリア長取得手段と、
    をさらに備える、
    請求項2に記載のモバイル端末。
  4. 前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信が可能でないと判定された場合に、前記所定データの受信要求の要求元に対して受信要求拒否が通知される、
    請求項1に記載のモバイル端末。
  5. 前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信が可能でないと判定された場合に、利用者に対して減速の指示を報知する報知手段をさらに備える、
    請求項1に記載のモバイル端末。
  6. 前記所定通信装置は、路上に固定設置された路側通信装置である、
    請求項1から5のいずれかに記載のモバイル端末。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のモバイル端末を備えた車両。
  8. 無線によるデータ通信を行うための通信エリアを提供する所定通信装置と、該所定通信装置に接続されたサーバと、前記所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するモバイル端末と、
    を包含するネットワークシステムであって、
    前記モバイル端末は、
    前記通信エリアを通過するまでに、前記サーバから、前記所定通信装置を介して受信可能なデータ量を推定する推定手段と、
    前記推定された受信可能なデータ量を利用する利用手段と、
    を備え、
    前記利用手段は、
    所定データの受信要求を取得する受信要求取得手段と、
    前記受信要求された所定データのデータ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信可能性を判定する判定手段と、
    前記受信要求された所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記受信要求が格納される記憶手段と、
    を含み、
    前記受信要求取得手段は、所定アプリケーションから、第1所定データの受信要求を取得するとともに、前記所定アプリケーションから、前記第1所定データの受信要求を取得した後、さらに、他のモバイル端末から、第2所定データの受信要求を取得し、
    前記判定手段は、前記受信要求された第1及び第2所定データの合計データ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された第2所定データの受信可能性を判定し、
    前記記憶手段には、前記受信要求された第2所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記第2所定データの受信要求が格納される、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  9. 所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するモバイル端末が、
    前記通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定する推定ステップと、
    前記推定された受信可能なデータ量を利用する利用ステップと、を備える推定受信データ量利用方法であって、
    前記利用ステップは、
    所定データの受信要求を取得する受信要求取得ステップと、
    前記受信要求された所定データのデータ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信可能性を判定する判定ステップと、
    前記受信要求された所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記受信要求を格納する記憶ステップと、
    を含み、
    前記受信要求取得ステップでは、所定アプリケーションから、第1所定データの受信要求を取得するとともに、前記所定アプリケーションから、前記第1所定データの受信要求を取得した後、さらに、他のモバイル端末から、第2所定データの受信要求を取得し、
    前記判定ステップでは、前記受信要求された第1及び第2所定データの合計データ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された第2所定データの受信可能性を判定し、
    前記記憶ステップでは、前記受信要求された第2所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記第2所定データの受信要求も格納する、
    ことを特徴とする推定受信データ量利用方法。
  10. 所定通信装置からその通信エリアに無線で提供されるデータを、自己の位置に応じて受信するコンピュータを、
    前記通信エリアを通過するまでに受信可能なデータ量を推定する推定手段と、
    前記推定された受信可能なデータ量を利用する利用手段と、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記利用手段は、
    所定データの受信要求を取得する受信要求取得手段と、
    前記受信要求された所定データのデータ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された所定データの受信可能性を判定する判定手段と、
    前記受信要求された所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記受信要求が格納される記憶手段と、
    を含み、
    前記受信要求取得手段は、所定アプリケーションから、第1所定データの受信要求を取得するとともに、前記所定アプリケーションから、前記第1所定データの受信要求を取得した後、さらに、他のモバイル端末から、第2所定データの受信要求を取得し、
    前記判定手段は、前記受信要求された第1及び第2所定データの合計データ量と前記推定されたデータ量とを比較し、その比較結果に基づいて、前記通信エリアを通過するまでに前記受信要求された第2所定データの受信可能性を判定し、
    前記記憶手段には、前記受信要求された第2所定データの受信が可能であると判定された場合に、前記第2所定データの受信要求が格納される、
    ことを特徴とするプログラム。
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