JP5831600B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
情報配信システム1は、サーバ10、患者端末20、看護師端末40及び計測器50を有する。患者端末20は「端末」として機能する。
患者端末20、看護師端末40及び計測器50は複数設けられる。図示しないが、患者端末20及び計測器50は複数の患者のそれぞれに対して個別に設けられる。患者端末20及び計測器50は、例えば患者のベッドの近傍等に配置される。看護師端末40は、複数の看護師のそれぞれが有する。
また、本実施形態では、患者端末20と看護師端末40との間で無線通信が行われるが、患者端末20と看護師端末40との間における通信は有線/無線を問わず、また採用するプロトコル等の各種の詳細条件を問わず、情報配信システム1を採用する医療施設において患者端末20と看護師端末40との間でデータ伝送が行えればよい。
サーバ10は、CPU11、RAM12、記憶部13、入力部14、表示部15及びサーバ・患者端末間通信部16を備え、これらの各構成はバス17により接続される。
RAM12は、CPU11の処理によって展開されたデータや、当該処理によって一時的に生じたデータ等を格納する。
記憶部13は、CPU11によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。記憶部13は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリ、その他の書き換え可能な記憶装置又はそれらの記憶装置の組合せ等によって構成される。
表示部15は、CPU11の処理内容に応じた表示出力を行う。表示部15は、例えばブラウン管や液晶表示装置、有機エレクトロルミネセンス(Electro-Luminescence、EL)ディスプレイ、その他の表示装置又はそれらの表示装置の組合せ等によって構成される。
患者端末20は、CPU21、RAM22、記憶部23、入力部24、表示部25、音声出力部26、インタフェース27、サーバ・患者端末間通信部28、患者端末・看護師端末間通信部29及び計時部30を備え、これらの各構成はバス31により接続される。
本実施形態における患者端末20は、例えば、デジタルフォトフレーム、携帯端末装置、PDA(Personal Digital Assistants)、PC(Personal Computer)等の端末装置である。
RAM22は、CPU21の処理によって展開されたデータや、当該処理によって一時的に生じたデータ等を格納する。
記憶部23は、CPU21によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。記憶部23は、例えばフラッシュメモリやハードディスクドライブ、その他の書き換え可能な記憶装置又はそれらの記憶装置の組合せ等によって構成される。
スイッチ24aは、患者端末20に設けられた一又は複数のキー(ボタン)に対する入力操作を受け付け、その入力内容をCPU21へ入力する。
リモコン受付部24bは、別途設けられたリモコン24cを介して行われた入力操作内容を受け付け、CPU21へ入力する。
音声出力部26は、CPU11の処理内容に応じた音声出力を行う。音声出力部26は、例えば、一若しくは複数のスピーカ又はその他の音声出力装置を備える。
医療施設に係る人々のうち、患者、医師、看護師はそれぞれRFタグを含む識別子(例えば識別カード等)を所持している。RFIDリーダ32は、患者、医師、看護師が所持する識別カードのRFタグから識別情報を読み取り、インタフェース27を介して患者端末20へ識別情報を入力する。
患者端末・看護師端末間通信部29は、外部機器(看護師端末40)との間でデータ伝送を行う。患者端末・看護師端末間通信部29は、例えば無線通信を行うための通信装置を有し、当該通信装置により外部機器との間でデータ伝送を行う。
看護師端末40は、CPU41、RAM42、記憶部43、入力部44、表示部45及び患者端末・看護師端末間通信部46を備え、これらの各構成はバス47により接続される。
RAM42は、CPU41の処理によって展開されたデータや、当該処理によって一時的に生じたデータ等を格納する。
記憶部43は、CPU41によって読み出されるプログラムやデータ等を記憶する。記憶部43は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリ、その他の書き換え可能な記憶装置又はそれらの記憶装置の組合せ等によって構成される。
表示部45は、CPU41の処理内容に応じた表示出力を行う。表示部45は、例えばブラウン管や液晶表示装置、有機エレクトロルミネセンス(Electro-Luminescence、EL)ディスプレイ、その他の表示装置又はそれらの表示装置の組合せ等によって構成される。
記憶部13は、複数の患者端末20のそれぞれに送信するデータを記憶している。当該データとして、医療情報データがある。
図5は、カルテ情報データの構成の一例を示す図である。
図5に示すように、カルテ情報データは、複数の表示情報を含むことができる。図5に示す例では、カルテ情報データは、カルテ情報A、カルテ情報B、カルテ情報C、カルテ情報D、カルテ情報Eを含むが、あくまで一例であり、任意の数及び内容のカルテ情報を含むことができる。カルテ情報A、カルテ情報B、カルテ情報C、カルテ情報D、カルテ情報Eはそれぞれ異なる情報である。
図6は、投薬情報データの構成の一例を示す図である。
図6に示すように、投薬情報データは、複数の表示情報を含むことができる。図6に示す例では、投薬情報データは、投薬情報H、投薬情報I、投薬情報Jを含むが、あくまで一例であり、任意の数及び内容の投薬情報を含むことができる。投薬情報H、投薬情報I、投薬情報Jはそれぞれ異なる情報であってもよいし、その一部又は全部が同一の内容を含んでいてもよい。
図7は、画像情報データの一例を示す図である。
図7に示すように、画像情報データは、複数の画像データを含むことができる。図7に示す例では、画像情報データは3つの画像データO、P、Qを含むが、あくまで一例であり、任意の数及び内容の画像データを含むことができる。3つの画像データO、P、Qはそれぞれ異なる画像であってもよいし、その一部又は全部が同一の内容を含んでいてもよい。
例えば図8に示すように、患者別カルテ情報ファイルは、複数の患者のそれぞれについて、患者IDと、その患者IDを割り当てられた患者のカルテ情報データと、を対応付ける。CPU11は、患者別カルテ情報ファイルに基づいて、それぞれの患者IDを有する患者端末20に対して配信するカルテ情報データを決定する。
なお、図8に示すカルテ情報データF1〜F3はそれぞれ患者C1〜患者C3のカルテ情報データであり、その内容は異なるが、カルテ情報データF1〜F3のデータ形式は同一であり、例えば図5に示すカルテ情報データの形式を取る。
例えば図9に示すように、患者別投薬情報ファイルは、複数の患者のそれぞれについて、患者IDと、その患者IDを割り当てられた患者の投薬情報データと、を対応付ける。CPU11は、患者別投薬情報ファイルに基づいて、それぞれの患者IDを有する患者端末20に対して配信する投薬情報データを決定する。ここで、記憶部13は、複数の患者のそれぞれのカルテ情報、投薬情報を含む医療情報を記憶する医療情報記憶手段として機能する。
なお、図9に示す投薬情報データK1〜K3はそれぞれ患者C1〜患者C3の投薬情報データであり、その内容は異なるが、投薬情報データK1〜K3のデータ形式は同一であり、例えば図6に示す投薬情報データの形式を取る。
例えば図10に示すように、患者別画像情報ファイルは、複数の患者のそれぞれについて、患者IDと、その患者IDを割り当てられた患者の画像情報データと、を対応付ける。CPU11は、患者別画像情報ファイルに基づいて、それぞれの患者IDを有する患者端末20に対して配信する画像情報データを決定する。ここで、記憶部13は、複数の患者のそれぞれに対して個別に用意された画像データを記憶する画像データ記憶手段として機能する。
なお、図10に示す画像情報データR1〜R3はそれぞれ患者C1〜患者C3の画像情報データであり、その内容は異なるが、画像情報データR1〜R3のデータ形式は同一であり、例えば図7に示す画像情報データの形式を取る。
図8及至図10では、三人の患者C1〜C3の部分のみ示しているが、患者別カルテ情報ファイル、患者別投薬情報ファイル、患者別画像情報ファイルはそれぞれ任意の数の患者のカルテ情報ファイル、投薬情報ファイル、画像情報ファイルを管理することができる。
記憶部23は、時間割データを記憶する。
図11は、時間割データの一例を示す図である。
例えば図11に示すように、時間割データは、所定の時間帯と、その時間区分と、を対応付ける。図11に示す時間区分には、起床時間、診察時間、食事時間、投薬時間及び就寝時間の時間区分が含まれているが、このうち診察時間、食事時間及び投薬時間を「特定時間区分」とする。
投薬時間は、看護師により患者へ薬剤の投与に係る行為(例えば薬剤の配布や点滴等)が行われる時間をさし、投薬時間において看護師は患者端末20の表示部25を用いて投薬情報を確認する。つまり、投薬時間の時間区分は、その時間帯に投薬情報を表示部25に表示することを示す対応付け情報として機能する。
食事時間は、患者が食事を行う時間をさし、食事時間において患者は患者端末20の表示部25を用いて画像データを見ることができる。つまり、食事時間の時間区分は、その時間帯に画像データを表示部25に表示することを示す対応付け情報として機能する。
このように、時間割データは、所定の時間帯と、当該所定の時間帯に表示手段により表示するカルテ情報、投薬情報又は画像データと、を対応付ける情報を含む時間割情報として機能する。よって、記憶部23は、時間割情報(時間割データ)を記憶する時間割情報記憶手段として機能する。
なお、起床時間は、患者が眠りから覚めて起床する時間をさす。また、就寝時間は患者が眠りにつく時間をさす。
図12は、識別カード照合データの一例を示す図である。
例えば図12に示すように、識別カード照合データは、患者、医師、看護師のそれぞれが有する識別カードのRFタグから得られる識別情報と、その識別情報を得られるRFタグ(識別カード)を有する者(対象者)と、を対応付ける。RFタグ(識別カード)を有する者として、患者、医師、看護師等が挙げられる。それぞれの患者端末20の記憶部23に記憶される識別カード照合データに含まれる患者名(患者ID)は、その患者端末20を割り当てられた患者の患者IDである。本実施形態では、識別カード照合データにおいて患者、医師、看護師を示す情報としての患者ID、医師ID、看護師IDにはそれぞれ患者名、医師名、看護師名が用いられているが、それぞれの識別カードを有する者を区別可能であれば何でもよい。
CPU21は、RFIDリーダ32を介して得られたRFタグと識別カード照合データとを照合して、RFIDリーダ32に識別情報を読み取らせた対象者を特定する。ここで、RFIDリーダ32は、医師、看護師及び患者のそれぞれに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得手段として機能する。
患者端末20のCPU21は、まず、計測器50により取得、入力されるバイタルサイン(患者の健康状態に係る情報)を取得する(ステップS1)。そして、CPU21は、取得したバイタルサインを表示部25に表示させる(ステップS2)。
図15に示すバイタルサインの表示例は、患者名(患者ID)、その患者の心拍数、血圧(拡張期血圧及び収縮期血圧)、体温を表示しているが、あくまで一例であり、その表示内容は取得されたバイタルサイン(患者の健康状態に係る情報)に応じる。
CPU21は、現在時刻を含む時間帯の時間区分が診察時間であるか判定する(ステップS21)。現在時刻を含む時間帯の時間区分が診察時間でない場合(ステップS21:NO)、CPU21は診察時間の時間区分フラグをOFFとする(ステップS22)。
ステップS22の処理後又は現在時刻を含む時間帯の時間区分が診察時間である場合(ステップS21:YES)、CPU21は、現在時刻を含む時間帯の時間区分が投薬時間であるか判定する(ステップS23)。現在時刻を含む時間帯の時間区分が投薬時間でない場合(ステップS23:NO)、CPU21は投薬時間の時間区分フラグをOFFとする(ステップS24)。
ステップS24の処理後又は現在時刻を含む時間帯の時間区分が投薬時間である場合(ステップS23:YES)、CPU21は、現在時刻を含時間帯のむ時間区分が食事時間であるか判定する(ステップS25)。現在時刻を含む時間帯の時間区分が食事時間でない場合(ステップS25:NO)、CPU21は食事時間の時間区分フラグをOFFとする(ステップS26)。
ステップS26の処理後又は現在時刻を含む時間帯の時間区分が食事時間である場合(ステップS25:YES)、CPU21は、時間区分フラグ処理を終了する。
ステップS21、ステップS22の処理と、ステップS23、ステップS24の処理と、ステップS25、ステップS26の処理と、は順不同であり、処理順序を入れ替え可能である。
特定時間区分である場合(ステップS6:YES)、CPU21は現在時刻を含む時間区分の時間区分フラグがONであるかチェックする(ステップS7)。時間区分フラグがOFFである場合(ステップS7:NO)、以後、CPU21はその時間区分フラグがONとなるまでその時点での時間区分を保持する(ステップS8)。
その後、RFIDリーダ32を介してRFタグから識別情報の取得が行われると(ステップS10:YES)、CPU21は、RFタグから得られた識別情報と識別カード照合データとを照合する(ステップS11)。
照合の結果、RFタグから得られた識別情報が、識別カード照合データに含まれるいずれかの識別情報と一致した場合(ステップS12:YES)、CPU21は、サーバ・患者端末間通信部28を介してサーバ10に対してアクセスし(ステップS13)、サーバから送信されたデータを受信して取得(ダウンロード)し(ステップS14)、記憶部23に記憶させる。ここで、CPU21及びサーバ・患者端末間通信部28は協働により、サーバから医療情報を受信する受信手段として機能する。また、記憶部23は、受信した医療情報を記憶する受信情報記憶手段として機能する。また、記憶部23は、画像データを記憶する画像データ記憶手段として機能する。
ここで、図13のステップS15に示す識別情報の種類別表示処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。
CPU21は、RFタグから得られた識別情報が医師のものであるか判定する(ステップS31)。RFタグから得られた識別情報が医師のものである場合(ステップS31:YES)、CPU21は記憶部23からカルテ情報データを読み出してカルテ情報を表示部25に表示させる(ステップS32)。そして、CPU21は、診察時間の時間区分フラグをONとする(ステップS33)。
図18に示すカルテ情報の表示内容は、患者名(患者ID)、診察開始日、病名、投薬履歴及び担当医師を示す情報を含んでいるが、あくまで一例であり、その表示内容はカルテ情報の内容に応じる。
図19に示す投薬情報の表示内容は、患者名(患者ID)、投薬日時、投薬する薬剤の種類及び量に係る情報(投薬内容)を含んでいるが、あくまで一例であり、その表示内容は投薬情報の内容に応じる。
ステップS33、ステップS36又はステップS39の処理後若しくはステップS37において、RFタグから得られた識別情報が患者のものでない場合(ステップS37:NO)、CPU21は、識別情報の種類別表示処理を終了する。
ステップS31〜ステップS33の処理と、ステップS34〜ステップS36の処理と、ステップS37〜ステップS39の処理と、は順不同であり、処理順序を入れ替え可能である。
図20に示す画像データの表示内容はあくまで一例であり、任意の画像データを画像情報データに設定することができる。
ここで、表示部25は、カルテ情報、投薬情報及び画像データのいずれかを表示する表示手段として機能する。
また、CPU21は現在時刻を含む時間区分の時間区分フラグがONである場合(ステップS7:YES)、ステップS3の処理に戻る。つまり、現在時刻の経過により現在時刻を含む時間帯の時間区分が変わるまで、表示内容が維持される。
サーバ10のCPU11は、患者端末20からアクセスを受けるまで待機している(ステップS41:NO)。患者端末20からアクセスを受けると(ステップS41:YES)、CPU11は、アクセスしてきた患者端末20から送信された患者IDを判別する(ステップS42)。ステップS42で判定の対象となる患者IDは、上記ステップS13の処理により送信された患者IDである。
患者端末20がステップS14の処理によりダウンロードするデータは、上記ステップS46の処理によりサーバから送信されるデータである。ここで、CPU11及びサーバ・患者端末間通信部16は協働により、患者端末20に対して医療情報を送信する送信手段として機能する。
これによって、時間帯に応じて医師、看護師及び患者から求められる情報を提示することができる。医師の診察時間にはカルテ情報を表示することで、診察の助けとなる情報を表示することができる。また、投薬時間には投薬情報を表示することで、看護師が患者に与える薬剤に係る情報を確認することができる。また、食事時間には画像データを表示することで、患者に癒しを与えることができる。
これによって、時間帯に応じて医師、看護師及び患者から求められる情報を提示することができるだけでなく、患者の健康状態に係る情報を継続的に表示させることができ、患者の体調管理の助けとなる。
図22〜図25に、アート変換機能による写真画像の表示例を示す。図22(A)は、アート変換機能による加工を行わない元の写真画像の一例である。図22(B)は、アート変換機能により水彩画調に加工した写真画像の表示例である。図23(A)は、アート変換機能により油絵調に加工した写真画像の表示例である。図23(B)は、アート変換機能により点描調に加工した写真画像の表示例である。図24(A)は、アート変換機能によりエアブラシでの描画調に加工した写真画像の表示例である。図24(B)は、アート変換機能により図23(A)とは異なる油絵調に加工した写真画像の表示例である。図25は、アート変換機能により図23(A)、図24(B)とは異なる油絵調に加工した写真画像の表示例である。
アート変換機能を用いることにより、個々の画像データに新たな面白みを付加することができる。
これによって、識別情報に応じたデータのみを患者端末20に取得させることができるので、カルテ情報、投薬情報が患者端末20へ送信されるのはそれぞれ医師、看護師がその患者端末20に対して識別情報を提供する行為を行った場合のみとなる。よって、患者の病状に係る情報を知る立場にない者がカルテ情報や投薬情報を見ることをさらに良好に防止することができ、患者のプライバシーを保つことができる。
これによって、時間帯に応じたデータのみを患者端末20に取得させることができるので、カルテ情報、投薬情報が患者端末20へ送信されるのはそれぞれ診察時間、投薬時間に限られる。よって、診察時間、投薬時間のようにカルテ情報、投薬情報を必要とする時間帯以外にカルテ情報や投薬情報が取得されることに良好に防止することができ、患者のプライバシーをより良好に守ることができる。
これによって、時間帯と、その時間帯に表示する表示内容と、その時間帯に患者端末20の表示内容を確認する立場の者と、の照合を行うことができ、時間帯に応じた表示内容の制御をより的確に行うことができる。
11 CPU
13 記憶部
20 患者端末
21 CPU
23 記憶部
24 入力部
25 表示部
30 計時部
32 RFIDリーダ
50 計測器
Claims (10)
- 複数種類の情報を出力する端末装置であって、
現在時刻が予め設定された特定時間帯に該当するかを判別する第1判別手段と、
近傍位置のユーザを判別する第2判別手段と、
前記第1判別手段で前記特定時間帯に該当すると判別され、且つ前記第2判別手段でユーザを判別した場合には、当該特定時間帯と当該ユーザとに基づいて特定される特定情報を出力制御する出力制御手段と、
を具備したことを特徴とする端末装置。 - 前記出力制御手段は、前記第1判別手段で前記特定時間帯に該当すると判別され、その特定時間帯において前記第2判別手段で最初にユーザを判別した際に、当該特定時間帯とその最初に判別されたユーザとに基づいて特定される特定情報を出力制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記第2判別手段は、近傍位置で検出される前記ユーザが予め設定された設定ユーザか否かを判別し、
前記出力制御手段は、前記第2判別手段で前記設定ユーザに該当と判別された場合に、前記特定時間帯と当該設定ユーザとに基づいて特定される特定情報を出力制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記出力制御手段は、前記第1判別手段で前記特定時間帯に該当しないと判別された場合には第1情報を出力制御し、前記第1判別手段で前記特定時間帯に該当すると判別され且つ前記第2判別手段でユーザを判別した場合に、当該特定時間帯と当該ユーザとに基づいて特定される特定情報を、前記第1情報に切り替えて出力制御する、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の端末装置。 - 前記第2判別手段は、前記第1判別手段で前記特定時間帯になったことを判別した後における最初のユーザを判別する、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の端末装置。 - 前記出力制御手段は、前記特定時間帯において前記最初に判別されたユーザに基づく特定情報の出力制御の後にあっては、当該特定時間帯において他のユーザの判別に基づく情報への切り替えを行わないように制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。 - 前記特定時間帯に対応づけて、その時間帯での時間帯属性が記憶手段に記憶されており、
前記出力制御手段は、前記時間帯属性に対応する種類の情報であって、前記第2判別手段で判別されたユーザで特定される特定情報を出力制御する、
ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の端末装置。 - 前記時間帯属性は、診察時間帯あるいは投薬時間帯の属性であり、
前記出力制御手段は、前記ユーザが医師あるいは看護師であれば、当該端末装置に対応する患者のカルテ情報あるいは投薬情報を、前記特定時間帯と前記ユーザとに基づいて特定される特定情報として出力制御する、
ことを特徴とする請求項7に記載の端末装置。 - 前記特定情報は、患者に対応するカルテ情報、あるいは投薬情報、の医療情報であり、
前記出力制御手段は、前記第1判別手段で前記特定時間帯に該当しないと判別された場合には、前記患者におけるバイタル情報を出力制御する、
ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の端末装置。 - 複数種類の情報を出力する端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
現在時刻が予め設定された特定時間帯に該当するかを判別する第1判別手段、
近傍位置のユーザを判別する第2判別手段、
前記第1判別手段で前記特定時間帯に該当すると判別され、且つ前記第2判別手段でユーザを判別した場合には、当該特定時間帯と当該ユーザとに基づいて特定される特定情報を出力制御する出力制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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