JP4701556B2 - 活動支援方法及びシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カウンセリング、医療、学習等の分野において、カウンセラなど支援者が不在の環境下で、クライアントなど被支援者の活動(課題遂行)を効果的に支援するための、活動支援方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、悩み相談、ダイエット、事故後リハビリテーションなどの行動療法を伴う心理カウンセリングや、歯科治療、投薬治療などの医療活動、さらには、英語学習のような自習時間の確保が必要な学習活動では、通常、カウンセラ、医師、教師など支援者とクライアント、患者、生徒など被支援者との間で数分〜数十分間の面談(治療行為、講義を含む)が問題解決まで複数回に分けて行われる一方、これら支援者と被支援者との面談は、数日〜数週間程度の間隔が空けられる。これら面談において支援者は、被支援者の問題解決の支援を実施することになる。具体的に、これら面談において支援者は、被支援者に対して、直接的にカウンセリング、治療行為等を行うとともに問題解決のために次回面談まで行われるべき活動プログラムの実行指示を行う。また、既に複数回の面談が実施されている場合、支援者は前回面談から今回面談までの間に行われた被支援者の活動状況を確認して、次回面談までに行われるべき活動プログラムを被支援者とともに検討していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
発明者は、カウンセリング等の従来の活動支援方法を検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、面談時に被支援者は、問題解決のために支援者に直接助言を求めたり該支援者からカウンセリングや治療行為が施される。ところが、実際の問題解決のための活動は、支援者と被支援者が直接接触している面談中ではなく、面談と面談との間の期間(以下、非接触期間という)に被支援者自身が所定の活動プログラムに沿って行動することにより行われる。したがって、従来の活動支援方法では、問題解決までの所要時間や労力は、支援者不在下の非接触期間における被支援者自身の活動レベルに大きく依存していた。しかしながら、面談と面談の間の非接触期間中は面談時間よりも長いため、継統的かつ効果的な支援策が従来の活動支援方法では十分に行えなかった。なお、この明細書における「面談」には、ネットワークを利用した双方向TVなどを利用した遠隔対話方式の面談も含まれる。
【0004】
また、従来の行動療法では、支援者が問題解決のための活動プログラム(課題)を被支援者に提案する一方、その実施は被支援者自身に委ねられる。したがって支援者は、被支援者がその活動プログラムを正しく実行できているか否かの状況確認を、次回の面談まで待つ必要があった。被支援者が課題処理を正しく実行できなかった場合、支援者は被支援者に対して再度説明する必要があり、特に、面談と面談の間の非接触期間が長い場合、支援者は、次回面談までの被支援者の活動を把握することができず、係る非接触期間を有効に活用することができなかった。
【0005】
上述のような課題は、例えば、問題を抱えたクライアントを支援するカウンセリングはもとより、投薬治療において、次回治療までの間、患者が処方された薬を決められた用法通りに服用しなければならない場合、ダイエット等の心理カウンセリングにおいて、次回面談までの間、クライアントが課された運動や食事をタイムスケジュール通りに消化しなければならない場合、英語等の学習において、次回講義までの間、与えられた課題を実行しなければならない場合等、種々の状況において生じることが、経験上よく知られている。
【0006】
この発明は上述のような課題を解決するためになされたものであり、問題解決のために最も有効に活用されるべき面談間の一定期間中、支援者が被支援者の活動把握、行動修正を可能にする活動支援方法及びシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る活動支援方法は、カウンセラ、医師、教師など支援者とクライアント、患者、生徒など被支援者とが直接面談できない一定期間(非接触期間)中、該支援者が該被支援者の活動状況を所定の情報伝達手段を介して遠隔管理し、状況に応じて柔軟な遠隔支援を可能にする。
【0008】
具体的に、当該活動支援方法では、種々の活動プログラムごとに予め区分された複数の支援情報サンプル(活動レベルに応じて用意される)が記録されたデータベース(D/B)が用意される。支援者及び被支援者は、面談時にこのD/Bを利用して非接触期間中の被支援者の活動内容(被支援者への課題)を決定する。すなわち、面談時に、非接触期間中に予定される被支援者が実行すべき活動プログラムにおけるタイムスケジュールに沿ってD/Bから順次選択された支援情報サンプルに基づいて構成された情報であって、それぞれ該被支援者に対する活動指示を含む支援情報Ti(i=1,…,j,…,n)を含む予定ファイルが生成される。なお、このD/Bは、被支援者の活動項目が予め活動レベルに応じて記録された支援項目D/B、支援者と被支援者との間の定型的なコミュニケーションを可能にするためのメッセージD/B、カウンセリング心理学、病気、薬品等の高度な専門知識が記録された知識D/B等の複数種類のD/Bで構成された情報パッケージである。
【0009】
生成された予定ファイルのうち、被支援者へ提示すべき支援情報Tjは、所定タイミングで順次送信され、送信された支援情報Tjと、該支援情報Tjに対する被支援者からの返信情報Rjにより履歴ファイルが生成される。この履歴ファイルは、支援情報Tjと、対応する返信情報Rjから抽出された被支援者の活動レベル情報Ljとが対応付けられており、予定ファイルの修正に利用される。
【0010】
そして、少なくとも予定していない活動レベル情報を得たとき、上記予約ファイルは、履歴ファイルに記録された被支援者の活動履歴情報と活動レベル情報Ljに基づいて、次回送信されるべき支援情報Tj+1を上記D/Bに記録されたいずれかの支援情報サンプルで置換することにより編集される。
【0011】
上述のように、支援者から被支援者へのアドバイスが直接行えない非接触期間中に、予め該支援者と被支援者との間で決定されたタイムスケジュールに沿って、支援情報の提供及び返信情報の確認が可能となるため、支援者は非接触期間中であっても被支援者の活動状況の把握及びサポートをタイムリーに行うことができる。
【0012】
なお、この発明に係る活動支援方法では、所定タイミングごとに支援情報Tjが被支援者へ送信され、該被支援者はこの支援情報Tjに対して返信情報Rjを返信する。この際、被支援者からの返信情報Rjが一定時間受信されない場合、該被支援者に対して返信情報Rjの送信を催促する催促メッセージを自動的に送信する構成であってもよい。これにより、被支援者による処理(活動状況の報告)忘れを低減することができる。
【0013】
この発明に係る活動支援方法では、所定タイミングで被支援者へ送信された支援情報Tjと該被支援者からの返信情報Rjとが対応付けられたデータがデータ送受信ごとに逐次履歴ファイルに蓄積される。これにより、支援者は、被支援者の過去の活動状況及び活動の変遷の検討が可能になり、被支援者の活動内容がタイムリーに把握できるとともに、該被支援者の感情、思考、行動の変容把握や行動修正を指示できるなど、より効果的な活動支援が可能になる。
【0014】
この発明に係る活動支援方法において、情報伝達手段を介して被支援者へ所定タイミングで送信される支援情報Tjには、支援者及び被支援者間のコミュニケーションを円滑化するため、該支援者の顔写真情報、該支援者の音声情報及び該支援者が描いた手書き文字を含む画像情報の少なくともいずれかが含まれるのが好ましい。また、情報伝達手段を介して被支援者へ所定タイミングで送信される支援情報Tjには、該支援者が該被支援者との対話を通して予め選択するか、あるいは該被支援者により予め選択された音楽情報及び映像情報の少なくともいずれかが含まれるのが好ましい。これにより、より親近感が増大し、感情的にも需要し易くなる。
【0015】
一方、情報伝達手段を介して被支援者から送信される返信情報Rjには、被支援者の活動状況を示す活動レベル情報Ljが含まれる。この活動レベル情報Ljは、活動状況が数値化あるいはランク化された情報であってもよい。この場合、支援者は容易に被支援者の活動状況を客観的に把握できる。
【0016】
さらに、この発明に係る活動支援システムは、上述の活動支援方法を実現するよう、支援者及び被支援者が直接面談できない一定期間(非接触期間)中、該支援者が該被支援者の活動状況を所定の情報伝達手段を介して遠隔管理する。すなわち、当該活動支援システムは、種々の活動プログラムごとに予め区分された複数の支援情報サンプル(複数種類の活動レベルに応じて用意された)が記録されたデータベースと、被支援者に提示されるべき支援情報Tjを前記情報伝達手段を介して送信するとともに、該支援情報Tjに対応した該被支援者からの返信情報Rjを前記情報伝達手段を介して受信するための入出力部と、非接触期間中に予定される前記被支援者の活動のタイムスケジュールに沿ってD/Bから順次選択された支援情報サンプルに基づいて構成された情報であって、それぞれ該被支援者に対する活動指示を含む支援情報Ti(i=1,…,j,…,n)を含む予約ファイルを生成する制御部とを備える。
【0017】
特に、この発明に係る活動支援システムにおいて、上記制御部は、所定タイミングで送信された支援情報Tjと、該支援情報Tjに対する被支援者からの回答として、情報伝達手段を介して受信された返信情報Rjから抽出された、該返信情報Rjに含まれる該被支援者の活動レベル情報Ljとが対応付けられた履歴ファイルを生成し、そして、少なくとも予定していない活動レベル情報を得たとき、履歴ファイルに記録された被支援者の活動履歴情報と活動レベル情報Ljに基づいて、次回送信されるべき支援情報Tj+1をD/Bに記録されたいずれかの支援情報サンプルで置換するよう該予約ファイルを編集する。
【0018】
以上の構成により、この発明に係る活動支援システムは、問題解決のために最も有効に活用されるべき面談間の非接触期間中、支援者がより効果的に被支援者の活動把握を可能にするとともに、該被支援者の感情、思考、行動の変容把握、行動修正を可能にする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る活動支援方法及びシステムの実施形態を、図1〜図11を用いて説明する。なお、図中、同一部位、同一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0020】
図1は、この発明に係る活動支援方法を実施するためのシステム(この発明に係る活動支援システム)の構成を示す図である。図1に示された活動支援システムは、支援者及び被支援者が直接面談できない一定期間(非接触期間)中、該支援者が該被支援者の活動状況を所定の情報伝達手段を介して遠隔管理する。すなわち、当該活動支援システムは、例えば、病院、学校、カウンセリング・センター等に設置された、情報の一元管理を可能にするホストコンピュータ100(パーソナルコンピュータでもよい)を備える。このホストコンピュータ100は、有線あるいは無線のネットワーク(衛星通信を含む)を介して情報端末200、300、400とのデータ通信を可能にする機能を有する。なお、情報端末400は、例えば、病院、学校、カウンセリング・センター等に設置された固定情報端末であり、支援者と被支援者との面談の際に利用される。情報端末200は、被支援者側に設置され、ホストコンピュータ100との間でデータ通信を可能にする固定情報端末である。また、情報端末300は、情報端末200と同様に被支援者が所有する携帯情報端末である。
【0021】
上記ホストコンピュータ100は、上述のような各種情報端末200、300、400とのデータ通信を可能にするための入出力部(I/O)150a、150bを有する。また、ホストコンピュータ100は所定のプログラムを実行するための制御部140を備えており、この制御部140が、支援者及び被支援者の面談の際に決定される、該被支援者の活動内容(課題)に関連する種々の情報サンプルが記録されたデータベース(D/B)110を管理するとともに、面談間の非接触期間中に被支援者へ送信される支援情報T(i=1,…,j,…,n)とその送信スケジュールが記録された予定ファイル120、及び被支援者の活動履歴が記録された履歴ファイル130を管理する。
【0022】
上述のような活動支援システムにより支援可能な被支援者の活動には、例えば、行動療法において、カウセラがクライアントに日記を書くことを課題として与える場合などがある。この行動療法では、毎日、午後7時にある特定の形式をした日記のフォーマットの書類(支援情報に含まれる)がクライアントの情報端末に送信される一方、クライアントは送信された書類に従って入力された情報(返信情報)をカウンセラへ返信する。従来の活動支援方法では、被支援者による課題遂行がうまく行われていない場合であっても、支援者は、次回面談まで間、被支援者の活動状況がわからなかったが、この発明に係る活動支援方法では、日記の返信を自動チエツクすることにより、支援者によるタイムリーな行動修正が可能になる。その他、上述のような活動支援システムにより支援可能な被支援者の活動には、被支援者である糖尿病患者のインシュリン注射と血糖値の測定結果の記録、高血圧患者への投薬と血圧の記録、皮膚病患者への投薬と状況記録(記述的情報であっても数値化された情報であってもよい)、運動不足の人に対する日々の万歩計の値入力など、種々の活動がある。
【0023】
図2は、上述の活動支援を概念的に説明するための図であり、この図2からも分かるように、この発明に係る活動支援システムにより実現される活動支援方法(この発明に係る活動支援方法)は、面談と面談との間の、カウンセラなど支援者不在の状況下でクライアントなど被支援者500自身が活動する期間(非接触期間)中、予め支援者と被支援者との間で決定された支援プログラムに従って、所定タイミングで支援情報Tjを送信し、該支援情報Tjの送信タイミングで被支援者の活動状況(返信情報Rjに含まれる活動レベル情報Lj)を把握するよう構成されている。
【0024】
具体的に病院における診察では、医師が患者の病状を診断し、該患者の病状を改善するための投薬が指示する一方、1〜2週間の非接触期間を挟んで投薬治療による病状の回復状況をチェックするのが一般的である。すなわち、診断と診断の間には、毎日、投薬という患者(被支援者)自身による問題解決行動が実施される。従来のカウンセリングのような心理的活動支援方法では、この診断から診断までの時間を有効に活用する、投薬治療における薬の服用に相当する問題解決行動に対する情報支援策が欠けていた。一方、この発明に係る活動支援システムを利用した活動支援方法では、支援者から被支援者への情報支援がタイムリーに行われるため、被支援者による投薬活動(薬の服用)の確実性が向上する。すなわち、被支援者の固定情報端末200や携帯情報端末300に、所定タイミングで支援情報Tjが被支援者に送信される一方、支援情報Tjに対する返信情報Rj(課題が処理されたか否かの確認)が支援者側(ホストコンピュータ100)で管理されるため、支援者による被支援者の活動状況の把握が容易になる。なお、支援者も、携帯情報端末などを利用してホストコンピュータ100にアクセスするこうに構成されてもよい。また、非接触期間中に何度も支援者側(ホストコンピュータ100)と被支援者との間でデータ通信が行われるため、支援者と被支援者との間で継統的なリレーション形成も期待できる。
【0025】
また、心理的な支援だけでなく従来の医療活動でも、通院患者の多くに対して、治療に用いた薬が有効であったのか否かの効果の確認が非常に曖昧であった。患者は、体調が良くなってくると来院しなくなるが、その旨の報告は一般的になされていない。逆に、治療に効果が見出せないとき、患者が自由に病院を変えることもあるので、担当医師としては、通院患者の治療結果を十分把握できていない。これら治療プロセスの記録が履歴ファイル130としてデータベース化されると、これらの事実の把握や分析検討を通して、より適切な治療活動力が実現しやすくなる。この結果、より迅速で、最適な治療に役立つことになる(例えば、薬の量が減るなど)。
【0026】
図3は、図1に示された活動支援システムにおけるデータベースの一構成例を示す図である。この図3に示されたD/B110は、支援項目D/B111、メッセージD/B112、知識D/B113等の複数種類のD/Bで構成された情報パッケージである。支援項目D/B111には、予定ファイル120を生成するための支援情報サンプルが被支援者の活動レベルに応じて記録されている。メッセージD/B112には、被支援者へ送信される支援情報に含まれるメッセージ、被支援者からの返信情報に含まれるメッセージなど、支援者と被支援者との間の定型的なコミュニケーションを可能にするためのメッセージ・サンプルが記録されている。また、知識D/B113には、カウンセリング心理学、病気、薬品に関する高度な専門知識など、予定ファイル120を生成するために支援者及び被支援者間で共有される情報が記録されている。
【0027】
なお、図4は、図3に示されたデータベース110のうち支援項目D/B111の格納データの一例を概念的に説明するためのデータ・テーブルである。この支援項目D/B111には、支援者及び被支援者間での予定ファイル120の生成を容易にするため、該被支援者が実行すべき活動プログラムと、各活動プログラムごとに実行されるべき項目(支援項目)、被支援者が目標とすべき達成レベル、項目未達成の場合の対策情報等が記録されている。例えば、被支援者が実行すべき活動プログラムには、英語学習、事故後のリハビリテーション、ダイエット、投薬治療、歯科治療がある。支援項目D/B111(図4)に予め記録されている支援情報サンプルを利用した予定ファイル作成プルグラムに従って、支援者と被支援者が相談しながら要求項目に対して入力することにより(所望の活動プログラムのタイムスケジュールに沿って順次支援情報を決定していく)、予定ファイル120が自動生成される。
【0028】
次に、図1に示された活動支援システムにより実現される、この発明に係る活動支援方法について説明する。
【0029】
図5は、この発明に係る活動支援方法における、予定ファイル120の生成動作を説明するためのフローチャートである。なお、この予定ファイル120の生成動作は、カウンセリング、診察、講義等の面談時に支援者と被支援者とが直接相談しながら行われる。また、予定ファイル120の生成は、予めカウンセリング、医療行為等の特定の活動プログラム用に用意されたD/B110を利用し、専用の支援情報の送信回数や送信時間など、定型入力事項が簡単に設定できるよう開発された予定ファイル・ジェネレータを利用するのが好ましい。予定ファイル・ジェネレータは、図1中に示されたホストコンピュータ100の制御部140により実行され、支援者と被支援者は固定情報端末400を介して必要な情報を入力していくものとする。
【0030】
まず、支援者及び被支援者は、次回面談までの非接触期間に該被支援者が実行すべき活動プログラムを選択することで、D/B110内の対象データを特定する(ステップST1)。続いて、支援者及び被支援者は、特定されたD/B110内の対象データから、上記ジェネレータの入力指示に従って順次、活動項目、目標レベルを入力していく(ステップST2、ST3)。
【0031】
基本的な入力項目は、上記ジェネレータからの指示に従って入力されるが、実際のカウンセリング等では、基本事項の入力完了後、支援者及び被支援者が任意に選択する、メッセージやBGM等の付加情報を編集する(ステップST4)。
【0032】
上述のステップST1〜ST4の設定作業は、非接触期間中における支援情報送信ごとに順次行われ(ステップST5)、これら設定作業により順次生成された支援情報Ti(i=1,…,j,…,n)をまとめて予定ファイル120が生成される(ステップST6)。
【0033】
図6は、図5に示されたフローチャートに従って生成された予定ファイルの一構造を概念的に説明するためのデータ・テーブルである。この予定ファイル120には、被支援者の活動日、該被支援者へ所定タイミングで送信されるべき支援情報Tj及びその送信時間が記録されており、これら送信スケジュールに従って、ホストコンピュータ100がネットワーク等の情報伝達手段を介して被支援者側の情報端末200、300へ支援情報Tjを送信する。
【0034】
予定ファイル120に記録された支援情報Tjは、例えば被支援者による薬の服用や血圧測定などの活動項目、被支援者へ活動開始を促す問い合わせ項目や被支援者に対する入力ガイダンスなどのメッセージ、被支援者による活動の目標レベル、上記ステップST4において生成された編集データ等から構成されている。
【0035】
なお、この実施形態では、送信回数や送信時間が予め上記ジェネレータを介して支援者及び被支援者がセットあるいは選択できるようになっており、支援情報Tjは、以後説明されるデータ配信プログラムに従って計画的に送信される。しかしながら、被支援者の活動状況は面談時に想定した状況と必ずしも一致する訳ではない。このため、被支援者からの返信情報Rjの内容に応じて、支援者は、固定情報端末400や携帯情報端末を介してホストコンピュータ100が管理する予定ファイル120の記録内容のうち、支援情報の内容や送信スケジュールを随時変更できるよう構成することにより、よりきめ細かな支援サービスが提供できる。例えば、ある薬を服用する活動において、当初計画では、2週間の服用で投薬治療を終了する予定であったが、被支援者の症状回復が良好なときは、支援者は、1週間後に投薬治療の中止を指示する支援情報Tjを送信するよう送信スケジュール及びメッセージを修正することで、当初計画を変更する。ただし、医療では、被支援者の症状回復が認められても、ひき続きの投薬が大切な場合もある。このような場合、症状回復の返信情報Rjに対しても、継続して薬を服用する旨の支援情報Tj+1が送信される。
【0036】
また、被支援者の活動状況によっては、支援者から被支援者に対して更なる情報の提供や直接対話が必要になる場合もある。このような場合、上述の支援情報Tjの送信に加えて、自動対話予約システムと連動させておくと、より被支援者への円滑な支援が可能になる。
【0037】
さらに、支援内容や支援レベルにバリエーションを持たせるため、予定ファイル120の生成に利用されるD/B110は、支援情報Tjに、例えば、子供向け、学生向け、成人向け、高齢者向けでの、表現やデザイン、BGM、文字の大きさ、処理のレベルなどが区別できるデータを備えたD/Bを含むのが好ましい。また、上記ジェネレータによる入力設定を、緊急時対応が必要なのか、配信間隔はどれくらいにすべきかなど、より細かな項目に細分化しておくことにより支援サービスの質を向上させることができる。
【0038】
図7は、上記データ配信プログラムの動作(被支援者に対するデータ送受信動作)を説明するためのフローチャートである。このデータ配信プログラムもホストコンピュータ100の制御部140において実行される。
【0039】
データ配信プログラムは、上述のように生成された予定ファイル120に記録された送信スケジュールに従って、所定タイミングで支援情報Tiを順次被支援者に対して送信する(ステップST7、ST8)。
【0040】
支援情報Tjの送信後、一定時間、被支援者からの返信がない場合(ステップST9、ST10)、D/B110(メッセージD/B112)から返信を促すための催促メッセージを生成し(ステップST11)、該生成された催促メッセージを被支援者へ送信し(ステップST9)、再度一定時間、被支援者からの返信情報Rjの到着を待つ(ステップST9、ST10)。
【0041】
なお、図8は、ホストコンピュータ100から被支援者へ送信される支援情報Tjのデータ構造を説明するための図である。図8に示されたように、支援情報Tjには、ヘッダー情報として、メッセージID、送信者ID、受信者IDが含まれるとともに、被支援者の活動項目(活動指示を含む)、目標レベル、質問や被支援者への入力ガイダンスなどのメッセージも含まれる。このように、被支援者に対して目標レベルを示すことにより、被支援者は目標への挑戦を毎回確認でき、活動に対する強い意志形成の支援が可能になる。
【0042】
送信される支援情報Tjには、支援者の音声データや支援者の顔画像データ、さらには支援者の手書き文字等が含まれてもよい。単に文字だけを被支援者に提示するのと異なり、支援者と被支援者との間でより人間的なつながりが形成でき、情報処理(被支援者による返信作業や活動自体)の促進への効果が期待できるからである。
【0043】
さらに、支援情報Tjには、被支援者の知識を支援するための解説情報が含まれてもよい。被支援者自身が実行すべき活動の内容や処理作業に対する理解が深まるからである。例えば、特定の薬を飲み、その効果を2週間記録していく作業において、解説情報として、薬の内容情報や、副作用情報、注意内容が必要に応じて、確認できるようになっていると、被支援者の活動に対する理解をより深めることができるからである。
【0044】
被支援者に対する支援情報Tjの送信完了後、該被支援者に対して娯楽情報(音楽、画像等の視覚情報であってもよい)を送信してもよい。この場合、送信された娯楽情報が刺激となり、被支援者による継統的活動の支援が期待できるからである。例えば、目標を山登りに例え、目標レベルに向かって実施される活動の達成状況に応じて、キャラクターの山登りを視覚的に示すことにより、被支援者に活動中の楽しさや励みを与えられる。目標達成の節目で、達成を祝う音楽を配信するのも1つの方法である。児童から成人まで、被支援者ごとに個別の娯楽情報を配信することにより、活動に楽しみを付加できる。
【0045】
一方、図9は、被支援者からホストコンピュータ100へネットワーク等の情報伝達手段を介して送信される返信情報Rjのデータ構造を説明するための図である。図9に示されたように、返信情報Rjには、ヘッダー情報として、メッセージID、送信者ID、受信者IDが含まれるとともに、被支援者の活動項目(活動内容を指示するメッセージ含む)、被支援者の活動状況を示す活動レベル情報Lj(被支援者自身が入力)、被支援者から支援者への質問等に相当するメッセージも含まれる。なお、返信情報Rjに含まれる活動レベル情報Ljは、被支援者の活動状況を客観的な尺度で表現するため、数値あるいは何段階かのランクで表現するのが好ましい。これにより、支援者が被支援者の活動状況を容易に把握することができる。例えば、服用された薬の効果を、非常に良くなってきた、少し良くなってきた、あまり変化なし、やや悪くなってきた、非常に悪くなってきた、と5ランクに区分した状況記録や、10点から100点までの10段階で、服用前の状況を50点、完全に回復した状況を100点として、現状状況位置にマークできるように入力手順が設定されると、被支援者は自己の活動状況を記入しやすく、また結果も検討し易くなる。この例は一例であり、活動レベル情報Lj作成に関しては、カウンセリング心理学、臨床心理学、行動理論等に基づいて、開発作成することが好ましい。また、被支援者が入力した活動レベルが例えば30点以下になると、支援者による迅速な対応を可能にするため、ホストコンピュータ100から支援者側の情報端末400(又は携帯情報端末)に、活動内容の変更を促すメッセージを送信する構成であってもよい。
【0046】
なお、返信情報Rjの生成あるいは活動レベルの入力に際し、計測器の値あるいは情報が入力できれば、より定量的、具体的な返信情報Rjの生成が可能になる。また、計測器をネットワーク等の情報伝達手段を介してホストコンピュータ100に接続させるよう構成することにより、被支援者の活動レベル情報Ljの自動入力が可能となり、被支援者側の入力作業も楽で、かつ正確になる。例えばインシュリン注射と血糖値測定などは、データの記録が大切である。また、トイレに医学センサを付けておき、返信情報Rjとして、該医学センサから得られる情報をネットワークを介してホストコンピュータ100に送信できれば、被支援者の入力の手間が省かれる。被支援者の頭にセンサを取り付けておけば、該被支援者の睡眠時間が自動計測できるし、風呂場に設置される体重計を情報端末として利用すれば、被支援者自身の体重変化が自動記録できる。当然のことながら、これらの被支援者の種々の活動レベル情報Ljがグラフ化されれば、被支援者自身も目標レベルと現在の目標達成状況を比較し易くなる。学習においても、学習時間を自動記録してホストコンピュータ100へ送信するよう構成しておけば、何をどの程度学習したかも同様に、集計しやすくなる。このように本願発明に係る活動支援方法及びシステムは、種々のセンサを活用することにより、幅広い応用が可能である。
【0047】
さらに、被支援者からの返信情報Rjには、被支援者の音声や顔画像を表示させるためのデータが付加されてもよい。これにより、支援者は被支援者を容易に確認できる。また、返信情報Rjには、被支援者が入力した該被支援者自身の音声に対応する表示用文字データが付加されてもよい。これより、被支援者の入力負荷が効果的に低減されるとともに、支援者及び被支援者間の活動内容の確認も容易になる。ホストコンピュータ100から被支援者に対して送信される支援情報Tjには、返信情報Rjの作成ガイダンス(入力ガイダンス)も含まれるため、被支援者の入力時作業負荷が軽減される。例えば、支援情報Tjに返信情報Rjの作成例や入力時の注意点を示すメッセージが付加されることにより、被支援者の入力処理の質を高めることができる。
【0048】
さらに、図10は、ホストコンピュータ100における、予定ファイル編集動作を説明するためのフローチャートである。
【0049】
所定タイミングで送信された支援情報Tjに対する被支援者から返信情報Rjが受信されると、制御部140は、該返信情報Rjから被支援者の活動レベル情報Ljを抽出し(ステップST12)、送信された支援情報Tjと抽出された活動レベル情報Ljとが対応付けられた履歴ファイル130を生成する(ステップST13)。
【0050】
そして、制御部140は、支援情報Tjに含まれる目標レベルと返信情報Rjに含まれる活動レベルとを比較し(ステップST14)、該目標レベルと活動レベルが一致しない場合に次回送信される支援情報Tj+1に含まれる活動項目等の変更すべき項目を決定する(ステップST14)。なお、この実施形態では、目標レベルと活動レベルとの不一致を条件として、支援情報Tj+1に含まれる活動項目、目標レベル等の変更すべき項目を決定しているが、目標レベル及び活動レベルの一致、不一致に関わらず、履歴ファイル130に記録された被支援者の活動履歴を検討して変更すべき項目が決定されてもよい。
【0051】
変更すべき項目が決定されると、制御部140は、該当する項目をD/B110に記録された支援情報サンプルで置き換えるよう予定ファイル120を編集する(ステップST16)。
【0052】
なお、図11は、上述のステップST13において生成される履歴ファイル130の構造を概念的に説明するためのデータ・テーブルである。この履歴ファイル130では、被支援者に対する支援動作ごとに、送信された支援情報Tjに含まれる目標レベルと返信情報Rjに含まれた活動レベルとが対応付けられている。
【0053】
このような構造を有する履歴ファイル130は、予定ファイル120の編集のみならず、必要に応じて支援者側の情報端末あるいは被支援者側の情報端末に履歴情報を提示するために利用されてもよい。これにより、支援者及び被支援者いずれもデータ送受信状況の把握が可能になるからである。例えば、横軸に年月、縦軸に被支援者の活動レベルが表示されるとともに、実施された活動内容も表示されれば、被支援者の活動状況の変遷が検討し易くなる。
【0054】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、予め用意されたD/Bを利用して、面談間の非接触期間中に予定される被支援者が実行すべき活動プログラムにおけるタイムスケジュールに沿った予定ファイルが生成され、この予定ファイルに記録された支援情報Tjが所定タイミングで被支援者に順次送信される。また、支援者と被支援者との間でデータ送受信が行われる間、被支援者の活動状況を示す履歴ファイルも生成され、予定ファイルに含まれる次回送信予定の支援情報Tj+1が、返信情報Rjに含まれる被支援者の活動レベル情報Ljと履歴ファイルの記録内容に基づいて編集される。このような構成により、問題解決のために最も有効に活用されるべき面談間の非接触期間中においても、支援者が被支援者の活動把握が容易になるとともに、該被支援者の感情、思考、行動などの変更把握、行動修正が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る活動支援方法を実施するためのシステム(この発明に係る活動支援システム)の構成を示す図である。
【図2】この発明に係る活動支援方法の動作を説明するための概念図である。
【図3】図1に示された活動支援システムにおけるデータベースの一構成例を示す図である。
【図4】図3に示されたデータベースのうち支援項目データベース(D/B)の格納データを概念的に説明するためのデータ・テーブルである。
【図5】この発明に係る活動支援方法における、予定ファイル生成動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】生成される予定ファイルの構造を概念的に説明するためのデータ・テーブルである。
【図7】この発明に係る活動支援方法における、被支援者に対するデータ送受信動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】被支援者へ送信される支援情報のデータ構造を説明するための図である。
【図9】被支援者から送信される返信情報のデータ構造を説明するための図である。
【図10】この発明に係る活動支援方法における、予定ファイル編集動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】この発明に係る活動支援方法の予定ファイル編集動作(図10)において生成される履歴ファイルの構造を概念的に説明するためのデータ・テーブルである。
【符号の説明】
100…ホストコンピュータ、110…情報パッケージ(D/B)、120…予定ファイル、130…履歴ファイル、140制御部、150a、150b…入出力部(I/O)、200、300、400…端末装置、500…被支援者。

Claims (4)

  1. 支援者及び被支援者が直接面談できない一定期間中、該支援者が該被支援者の活動状況を所定の情報伝達手段を介して被支援者側の情報端末と接続されたホストコンピュータにおいて遠隔管理するための活動支援方法であって、
    前記ホストコンピュータにおいて、種々の活動プログラムごとに予め区分され、それぞれが前記被支援者に対する活動指示を含む支援情報として利用される複数の支援情報サンプルが記録されたデータベースを用意し、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記一定期間中に予定される前記被支援者が実行すべき活動プログラムにおけるタイムスケジュールに沿って前記データベースから順次選択された支援情報サンプルに基づいて構成された支援情報T(i=1,…,j,…,n)とその送信スケジュールが記録された予定ファイルを生成し、
    前記ホストコンピュータにおいて、生成された前記予定ファイルのうち、該被支援者へ提示すべき支援情報T、前記被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して所定タイミングで順次送信し、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記被支援者の活動履歴を記録した履歴ファイルであって、前記ホストコンピュータから前記被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して送信された前記支援情報Tと、該支援情報Tに対する前記被支援者からの回答として、前記被支援者側の情報端末から前記ホストコンピュータへ前記情報伝達手段を介して送信された返信情報Rから抽出された、該返信情報Rに含まれる該被支援者の前記支援情報T 送信時点における活動動状況を示す活動レベル情報Lとが対応付けられた履歴ファイルを生成し、
    前記ホストコンピュータにおいて、少なくとも生成された前記履歴ファイルのうち予定していない活動レベル情報を得たとき、前記履歴ファイルに記録された前記被支援者の活動履歴情報と前記活動レベル情報Lに基づいて、次回送信されるべき支援情報Tj+1を前記データベースに記録されたいずれかの支援情報サンプルで置換するよう該予定ファイルを編集する活動支援方法。
  2. 前記ホストコンピュータから前記被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して送信される支援情報Tには、該支援者の顔写真情報、該支援者の音声情報及び該支援者が描いた手書き文字を含む画像情報の少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項1記載の活動支援方法
  3. 前記ホストコンピュータから前記被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して送信される支援情報Tには、該支援者が該被支援者との対話を通して予め選択するか、あるいは該被支援者により予め選択された音楽情報及び映像情報の少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項1記載の活動支援方法。
  4. 支援者及び被支援者が直接面談できない一定期間中、該支援者が該被支援者の活動状況を所定の情報伝達手段を介して被支援者側の情報端末と接続されたホストコンピュータにおいて遠隔管理するための活動支援システムであって、
    前記情報伝達手段を介して接続された前記被支援者側の情報端末と、前記ホストコンピュータと、により構成されるとともに、
    前記ホストコンピュータは、
    種々の活動プログラムごとに予め区分され、それぞれが前記被支援者に対する活動指示を含む支援情報として利用される複数の支援情報サンプルが記録されたデータベースと、
    前記被支援者側の情報端末に提示されるべき支援情報Tを前記情報伝達手段を介して送信するとともに、該支援情報Tに対応した該被支援者側の情報端末からの返信情報Rを前記情報伝達手段を介して受信するための入出力部と、
    前記一定期間中に予定される前記被支援者の活動のタイムスケジュールに沿って前記データベースから順次選択された支援情報サンプルに基づいて構成され、それぞれ該被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して送信される情報であって活動指示を含む支援情報T(i=1,…,j,…,n)とその送信スケジュールが記録された予約ファイルを生成する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記被支援者の活動履歴を記録した履歴ファイルであって、前記ホストコンピュータから前記被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して送信された前記支援情報Tと、該支援情報Tに対する前記被支援者からの回答として、前記被支援者側の情報端末から前記ホストコンピュータへ前記情報伝達手段を介して送信された返信情報Rから抽出された、該返信情報Rに含まれる該被支援者の前記支援情報T 送信時点における活動状況を示す活動レベル情報Lとが対応付けられた履歴ファイルを生成し、
    前記制御部は、少なくとも生成された前記履歴ファイルから予定していない活動レベル情報を得たとき、前記履歴ファイルに記録された前記被支援者の活動履歴情報と前記活動レベル情報Lに基づいて、前記ホストコンピュータから前記被支援者側の情報端末へ前記情報伝達手段を介して次回送信されるべき支援情報Tj+1を前記データベースに記録されたいずれかの支援情報サンプルで置換するよう該予約ファイルを編集する活動支援システム。
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