JP5831574B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、従来のプロセスカートリッジ及び画像形成装置における上述の問題を解決し、機能部材を新品と交換することなく良好な画像を得ることができるプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することを課題とする。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるカラープリンタの概略を示す断面構成図である。この図に示すカラープリンタ1はタンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラープリンタであり、装置本体のほぼ中央部に4つのプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kを並べており、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの上方には、プロセスカートリッジの感光体ドラムに潜像を形成するための露光装置5が配置されている。プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの下方には、駆動ローラ23,従動ローラ24及び複数の一次転写ローラ4に巻き掛けられた中間転写手段としての中間転写ベルト3が配置されている。この中間転写ベルト3の図で見て右側に、二次転写装置11と中間転写体クリーニング装置14が配されている。中間転写ベルト3の下方には、転写ベルトに対する廃トナー回収容器15、記録媒体7を積載・収容する給紙カセット8が配置されている。給紙ローラ9にて給紙された記録媒体7は中間転写ベルト3と二次転写装置11との間を通り、定着装置12へ導かれて、記録媒体7にトナー像を熱定着させるようになっている。
まず、帯電ローラを再利用可能な機能部材として設けた実施形態から説明する。
図3は、帯電ローラ61付近を示す模式図である。この図に示すように、帯電ローラ61は、金属製の芯金61bとゴム製のローラ部61aから構成されており、長手方向左右に配置された軸受66,67により芯金61bを回転自在に保持している。バイアスの印加は、給電部材68と接触している箇所から給電される。給電部材68は、例えば金属製の板バネ形状で、所定の押圧力で芯金61bの端面と接している。帯電ローラ61は軸受66,67によってバネ63,63を介して感光体ドラム60に押圧されており、感光体の回転に連れまわって回転する(ギアなどから駆動力を得ていない)。感光体ドラム60にはギアフランジ70が係止されており、該ギアフランジ70に画像形成装置本体の駆動ギア(図示せず)が噛み合わされて駆動力を得ている。
図4に示す帯電ローラ161は、金属製の芯金161bとゴム製のローラ部161aから構成されており、長手方向左右に配置された軸受66,167により芯金161bを回転自在に保持している。バイアスの印加は、給電部材68と接触している箇所から給電される。帯電ローラ161は軸受66,167によってバネ63,63を介して感光体ドラム60に押圧されており、感光体の回転に連れまわって回転する(ギアなどから駆動力を得ていない)。本例の帯電ローラ161も、使用済みのプロセスカートリッジを再生する際に、新品時では給電部材68側に付いていた端面を給電部材68と逆側に反転させて(図4において左右逆にして)組みつけることが可能である。
図5は、現像装置50の供給ローラ53付近を示す模式図である。この図に示すように、供給ローラ53はローラ部53aと芯金53bから構成されており、プロセスカートリッジの筐体壁面70,70に軸受71,71を介して回転自在に組み付けられている。また、芯金53bの一方側の端面には給電部材78が接触されており、給電部材78が配置されない側では駆動力を得るために芯金端部にギア72が係止されている。ギア72を芯金53bに装着する構成として、本例では、芯金端部の周面を一部カットして端面方向から見た断面形状が「D」の字状となるように設けている。この「D」の字状のカット部53cは、芯金53bの長手方向の両側に設けてあり、その両側のカット部53c,53cは端面からの距離及び芯金周面に対する角度も含めて左右対称に設けられている。さらに、供給ローラ53は、ローラ部53aの端部から芯金53bの端面までの距離L1,L2が長手方向で左右同一(L1=L2)に形成されているので、使用済みのプロセスカートリッジを再生する際に、新品時では給電部材78側に付いていた端面を給電部材78と逆側に反転させて(図5において左右逆にして)組み付けることが可能になっている。
図6に示す供給ローラ153はローラ部153aと芯金153bから構成されており、プロセスカートリッジの筐体壁面70,70に軸受71,71を介して回転自在に組み付けられている。また、芯金153bの一方側の端面には給電部材78が接触されており、給電部材78が配置されない側では駆動力を得るために芯金端部にギア172が係止されている。ギア172を芯金153bに装着する構成として、本例では、第1実施例のような「D」の字状のカット部を設けるのではなく、芯金153bの両側端部付近にピン穴153cを設け(図では左側のピン穴153cを示してあるが、ギア172側にもピン穴153cが設けられている)、該ピン穴153cにピン173を挿入してギア172と嵌め合わせることで、ギア172の廻り止めを行うよう構成している。ギア172は、内側端面に円周状の凸部172aが形成されており、該凸部172aに、芯金153bのピン穴153cに対応してピン173が差し込まれる穴が設けられている。
また、画像形成装置の作像部の構成も任意であり、タンデム式に限らず、一つの感光体の周囲に複数の現像装置を配置したものなども可能である。また、3色のトナーを用いるフルカラー機や、2色のトナーによる多色機、あるいはモノクロ装置にも本発明を適用することができる。もちろん、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
6 プロセスカートリッジ
50 現像装置
51 現像ローラ
53,153 供給ローラ
53a,153a ローラ部
53b,153b 芯金
53c 「D」の字状カット部
60 感光体ドラム
61,161 帯電ローラ
61a,161a ゴムローラ部
61b,161b 芯金
66,67 軸受
68,78 給電部材
71,167 軸受
72,172 ギア
153c ピン穴
Claims (2)
- 少なくとも像担持体と、芯金を有し前記芯金が給電部材と接触して給電される帯電ローラを搭載したプロセスカートリッジにおいて、
前記帯電ローラは長手方向に対称形状であって長手方向に反転させて前記プロセスカートリッジに組み付け可能に構成され、
前記帯電ローラは両側に設けられた軸受によって前記像担持体に押圧され、
前記給電部材によって前記芯金の一方側から給電され、
前記給電される芯金の一方側に設けられた軸受と、前記芯金の他方側に設けられた軸受とは互いに異なる形状であって、
前記芯金の他方側に設けられた軸受は、少なくとも一部が前記芯金の端部の面と接触しないように構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1に記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2014042599A JP5831574B2 (ja) | 2014-03-05 | 2014-03-05 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014042599A JP5831574B2 (ja) | 2014-03-05 | 2014-03-05 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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