JP5831479B2 - 滑剤起因の表面粗さの測定方法、および画像形成装置 - Google Patents

滑剤起因の表面粗さの測定方法、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、感光体ドラムに塗布された滑剤の表面粗さの測定方法、および、この測定結果に基づく画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用した画像形成装置では、感光体表面にトナー像が形成される。トナー像は、感光体表面から、中間転写ベルト等の被転写体に転写される。また、転写後に、感光体表面上の転写残トナー等を除去するために、画像形成装置には、クリーニングブレードが備わっている。
また、感光体の摩耗等を減らすために、感光体の回転方向に沿ってクリーニングブレードの直ぐ下流側には、塗布ブラシおよび固形潤滑剤(以下、滑剤という)が設けられている。塗布ブラシは、感光体表面に当接可能に配置される。また、付勢手段により、滑剤は塗布ブラシに押し当てられている。この構成により、塗布ブラシが回転して滑剤を削り取り、その後、削り取った滑剤が感光体表面に供給される。これによって、感光体表面上には滑剤の皮膜が形成される(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開2007−139808号公報 特開2008−224828号公報
ところで、滑剤皮膜が形成された感光体表面には、帯電・露光工程を経て静電潜像が形成される。その後、現像手段は、感光体表面に現像ローラを当接させた状態で回転させる。これによって、感光体表面に現像剤が供給されて、トナー像が形成される。この時、感光体表面上の一部の滑剤が掻き取られ、現像手段内に収容されている現像剤に混入してしまう。特に、滑剤皮膜表面には、成膜化されなかった滑剤が粒子のままで付着しているが、この滑剤粒子は、供給された現像剤と接触するだけで感光体ドラム表面から離脱する程度の弱い付着力で表面に付着している。それゆえ、滑剤粒子は、現像剤や現像ローラとの接触により、現像手段内の現像剤に容易に混入してしまう。
上記のような滑剤混入により、現像剤の帯電量が低下する。その結果、画像形成装置内で粉煙が発生しやすくなり、画像濃度ムラが発生しやすくなる。換言すると、画質が低下するという問題点があった。
それゆえに、本発明の目的は、画質低下の防止に有用な表面粗さ測定方法および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第一局面は、感光体表面に滑剤を塗布する画像形成装置に適用可能であり、滑剤が塗布された該感光体の表面粗さを測定する方法であって、前記方法は、前記感光体表面の形状を測定して、表面形状を示す第一データを得る第一ステップと、前記第一データに基づき、所定範囲の算術平均粗さRaを示す第二データを生成する第二ステップと、前記第一ステップおよび前記第二ステップは、前記感光体に滑剤を塗布する前後に実行され、その結果得られる滑剤塗布前後の第二データの差分値ΔRaを算出する第三ステップと、を備える。
また、本発明の第二局面は、上記方法で得られたΔRaが所定の範囲よりも大きければ、所定の範囲内となるよう感光体への滑剤塗布条件が設定されている画像形成装置に向けられる。ここで、ΔRaは、好ましくは、ΔRa<10nmを満たす。
上記各局面によれば、画質低下の防止に有用な表面粗さ測定方法および画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部を示す図である。 図1の清掃手段の詳細な構成を示す図である。 図2Aの塗布手段の詳細な構成を示す図である。 滑剤起因の表面粗さの測定システムを示す図である。 図3の測定システムの処理手順を示すフロー図である。 図4のステップS02aの詳細な処理手順を示すフロー図である。 図4のステップS02bの詳細な処理手順を示すフロー図である。 変数毎の差分値ΔRa、混入量、摩擦係数、画質およびクリーニング性を示す図である。 図7の差分値ΔRaに対する滑剤混入量をプロットした図である。 図7の滑剤塗布量に対する滑剤混入量をプロットした図である。 図7の差分値ΔRaに対する感光体ドラム21表面の摩擦係数をプロットした図である。
以下には、まず、本発明の一実施形態に係る滑剤塗布量測定方法が適用される画像形成装置について説明する。いくつかの図面中、X軸、Y軸およびZ軸は、画像形成装置の左右方向(横方向)、前後方向(奥行き方向)および上下方向(高さ方向)を示す。また、参照符号後に記載されたアルファベット小文字のa、b、c、dは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)を表す。例えば、感光体ドラム21aは、イエロー用の感光体ドラム21を意味する。
(画像形成装置の要部の構成)
図1において、画像形成装置は、例えば、電子写真方式を採用したタンデム型のフルカラーMFP(Multifunction Peripheral)である。この画像形成装置は中間転写ベルト11を備えている。中間転写ベルト11は、ローラ12およびテンションローラ13等の外周部に掛け渡され、矢印Aで示すように時計回りに回転駆動される。
中間転写ベルト11の右側には、イメージングユニット2a〜2dがこの順番で上から下に配置される。各イメージングユニット2は、対応色の感光体ドラム21を有する。各感光体ドラム21は、奥行き方向に延びる円筒形状を有し、例えば矢印Bで示す反時計周りに自身の軸を中心として回転する。また、感光体ドラム21a〜21dの周囲には、その回転方向Bに沿って順に、帯電手段22a〜22dと、現像手段24a〜24dと、清掃手段26a〜26dと、除電手段27a〜27dと、が配置されている。
また、中間転写ベルト11を挟んで、感光体ドラム21a〜21dと対向する位置に、一次転写ローラ14a〜14dが設けられる。一次転写ローラ14a〜14dと、中間転写ベルト11との間には、一次転写領域141a〜141dが形成される。さらに、中間転写ベルト11を挟んでローラ12と対向する位置には、二次転写ローラ15が圧接される。これら二次転写ローラ15と中間転写ベルト11との間に、二次転写領域16としてのニップが形成される。
また、イメージングユニット2a〜2dの右方には露光手段3が設けられる。
また、画像形成装置本体の下段には、図示は省略されているが、シート材が積載される給紙カセットが配置される。シート材は、給紙カセットに備わる給紙ローラによって、点線矢印で示す搬送経路Rに1枚ずつ送り出される。この搬送経路R上には、図示しないタイミングローラ対、二次転写領域16、および定着手段4が設けられる。
また、画像形成装置本体には制御回路5が備わる。制御回路5は、例えば、マイコン、不揮発性メモリおよびメインメモリを含んでいる。マイコンは、不揮発性メモリに格納されたプログラムを、メインメモリを用いて実行して、上記各構成を制御する。
(画像形成装置の概略的な動作)
次に、画像形成装置の概略的な動作について説明する。画像形成装置において、各帯電手段22は、対応色の感光体ドラム21の表面を一様に帯電する(帯電工程)。帯電した感光体ドラム21の表面に、露光手段3は、対応色の光ビームBを照射して、対応色の静電潜像を形成する(露光工程)。各現像手段24は、対応色の静電潜像を担持する感光体ドラム21にトナーを供給して、感光体ドラム21表面に対応色のトナー画像を形成する(現像工程)。次に、各感光体ドラム21に担持されたトナー画像は、対応色の一次転写領域141にて中間転写ベルト11の同一エリア上に順次転写され、これによって、フルカラーの合成トナー画像が中間転写ベルト11上に形成される(一次転写)。この合成トナー画像は、中間転写ベルト11に担持されつつ二次転写領域16に搬送される。
ここで、各感光体ドラム21の表面上には、中間転写ベルト11に転写されなかったトナーが転写残トナーとして残る。かかる転写残トナーは、各感光体ドラム21の回転によって、対応色の清掃手段26に向けて搬送される。清掃手段26は、対応色の感光体ドラム21の周囲であって、対応色の一次転写領域141を基準として回転方向Bの下流側に設けられる。この清掃手段26は、対応色の感光体ドラム21上の転写残トナーを掻き取り回収する(クリーニング工程)。回収されたトナーは、対応色の清掃手段26から図示しない廃トナーボックスへと搬送され、該廃トナーボックスに回収される。
また、感光体ドラム21a〜21dの表面に残存する静電潜像は、除電手段27a〜27dによって全面露光され消去される。ここで、各除電手段27は、回転方向Bに沿って、対応色の清掃手段26および帯電手段22の間に設けられ、複数の発光素子を奥行き方向に配置した発光素子アレイである。各除電手段27は、対応色の感光体ドラム21の表面に光を照射して、次の画像形成のために画像履歴(メモリー画像)が残らないようにしている。
また、給紙カセットから送り出されたシート材は、搬送経路R上を搬送され、停止中のタイミングローラ対(図示せず)に突き当てられる。その後、タイミングローラ対は、二次転写領域16での転写タイミングに同期するように回転を開始して、一旦停止していたシート材を二次転写領域16に送り出す。
二次転写領域16では、ローラ12および二次転写ローラ15が、タイミングローラ対から導入されたシート材上に、中間転写ベルト11上の合成トナー画像を転写する(二次転写)。二次転写済みのシート材は、二次転写ローラ15および中間転写ベルト11により搬送経路Rの下流に送り出される。
定着手段4は、定着ローラおよび加圧ローラを有する。これらローラにより形成されるニップに、二次転写領域16から送り出されたシート材が導入される。定着ローラは、ニップを通過するシート材上のトナー像を加熱し、同時に、加圧ローラは該シート材を加圧する。これにより、シート材上にフルカラーのトナー画像が定着される。その後、定着ローラおよび加圧ローラは、定着済みのシート材を搬送経路Rの下流に送り出す。送り出されたシート材は、図示しない排出ローラを通過して、排出トレイに排出される。
(清掃手段の構成)
次に、上記清掃手段26の詳細な構成について説明する。各清掃手段26は、互いに同様の構成を備え、図2Aに示すように、クリーニングブレード51と、塗布手段52と、均し手段53と、固形潤滑剤54と、付勢手段55と、を備えている。ここで、クリーニングブレード51、塗布手段52および均し手段53は、この順番で感光体ドラム21の回転方向Bの上流から下流に向けて配列される。
クリーニングブレード51は、遠心成形機により、ポリウレタンゴムをシート状に加工したものである。クリーニングブレード51は、奥行き方向に延在しており、ホットメルト接着剤で保持板金に接着される。かかるクリーニングブレード51は、感光体ドラム21に押し当てられ、回転する感光体ドラム21に付着する転写残トナーを掻き取る。
塗布手段52は、奥行き方向に延在しており、図2Bに明示されるように、少なくとも、金属製の軸521と、塗布ブラシ522と、を含んでいる。塗布ブラシ522は、軸521に保持される基布に織り込まれロール状に形成される。また、塗布ブラシ522は、軸521を中心として感光体ドラム21と同方向(つまり、カウンター方向)に、感光体ドラム21よりも早い線速度(例えば、1.3倍の線速度)で回転する。このような塗布手段52は、塗布ブラシ522が感光体ドラム21の表面と接触するよう配置される。
ここで、塗布手段52の詳細な仕様の一例について説明する。塗布ブラシ522の材質は導電性のアクリルであり、繊維としての抵抗値は106Ω程度である。塗布ブラシ522について、繊維太さは3T(デシテックス)で、繊維密度は225kF/inch2である。また、軸521は鉄製で直径φ6mmである。また、塗布ブラシ522の外径はφ12mmであるが、繊維は厚さ約0.5mmの基布上に織られているため、繊維の長さは約2.5mmである。
再度図2Bを参照する。固形潤滑剤54は塗布手段52の下方に設けられる。固形潤滑剤54は、例えばバネからなる付勢手段55により上方に付勢され、塗布手段52の塗布ブラシ522に押圧させられている。固形潤滑剤54は、より具体的には、ステアリン酸亜鉛の粉体を溶融整形したものであり、そのままだと脆く割れてしまうため、板金でできた保持部材に両面テープで接着される。
また、均し手段53は、クリーニングブレード51と同様に、遠心成型機で製造された板状のポリウレタンゴムを、ホットメルト接着を介して保持板金に固定したものであり、感光体ドラム21に対しカウンター当接している。
(清掃手段の動作について)
次に、上記構成の清掃手段26の動作について詳説する。塗布手段52は、軸521を中心として回転方向Bと同じ回転方向に、感光体ドラム21aよりも速い線速度(例えば、線速度比1.3倍)で回転する。固形潤滑剤54から、塗布手段52の回転と、付勢手段55による付勢力とにより滑剤が削り取られ、粉体状に戻される。以下、この粉体を滑剤粒子という。滑剤粒子は、塗布ブラシ522に付着し、塗布手段52の回転により感光体ドラム21の表面に供給される。
感光体ドラム21の表面に付着した滑剤粒子は、該ドラム21の回転により、均し手段53に搬送される。均し手段53は、感光体ドラム21表面への押圧力により滑剤粒子を成膜化して滑剤皮膜を形成する。ここで、固形潤滑剤54aがステアリン酸亜鉛の場合、形成された滑剤皮膜は、離型性が高く、かつ摩擦係数が小さいという特徴を有する。これによって、クリーニング性が良好で、感光体ドラム21の摩耗を抑制可能となる。その結果、感光体ドラム21とクリーニングブレード51の長寿命化を図ることが可能となる。
しかし、感光体ドラム21表面に供給された全ての滑剤粒子が成膜化されるわけでは無く、滑剤皮膜の表面には、滑剤粒子が付着している。その粒径の多くは最大数μm程度である。また、滑剤粒子の付着力は非常に弱く、例えば、感光体ドラム21上の静電潜像をトナーで現像する際、現像剤との摩擦により滑剤粒子は滑剤皮膜から離脱して、現像手段24内に収容された現像剤に混入してしまう。その結果、トナーの帯電量が低下して、画質が低下する。その一方で、滑剤混入を減らすために、感光体ドラム21表面への滑剤の塗布量を減らすと、クリーニング性が低下してしまう。
発明者は実験を繰り返して、まず、感光体ドラム21表面上に塗布された滑剤量よりも、感光体ドラム21表面表面上に塗布された滑剤に起因する表面粗さが、画質(つまり、現像手段24への滑剤混入量)と相関があることを見出した。滑剤起因の表面粗さを定義すべく、発明者は、まず、感光体ドラム21表面上から滑剤を除去した状態での算術平均粗さRaを、塗布前表面粗さRa1と定義し、現像剤が接触しない状況下で感光体ドラム21表面上に滑剤を十分に塗布した状態での算術平均粗さRaを、塗布後表面粗さRa2と定義する。さらに、塗布後表面粗さRa2から塗布前表面粗さRa1を減算した値を、滑剤起因の表面粗さを示す差分値ΔRaと定義する。以下、差分値ΔRaの測定方法について説明する。
(滑剤起因の表面粗さの測定方法)
図3は、表面形状を測定するための測定システムを示す図である。図3において、測定システム6は、例えばミラウ型の光干渉型表面形状粗さ測定器61と、制御解析用コンピュータ62と、を備えている。以下、この測定システム6の動作を、図4〜図6を参照して説明する。
測定器61は、例えば、Veeco社製”Wyko NT9100”である。本測定器61には、滑剤粒径よりも1~2桁程度小さい、数nm〜~数十nmの分解能が必要とされる。塗布前表面粗さRa1を測定するために、測定器61には、滑剤を塗布する前、あるいは後述する方法等により表面上から滑剤が除去された感光体ドラム21がセットされる。測定器61は、この感光体ドラム21の表面形状を測定して、該表面形状を示す塗布前第一データD1aを生成する(ステップS01a)。
次に、コンピュータ62は、ステップS01aで得られた塗布前第一データD1aに基づき、滑剤塗布前表面粗さRa1を算出する(ステップS02a)。ステップS02aは、図5に示すように、ステップS04a〜S08aを含んでいる。まず、コンピュータ62は、塗布前第一データD1aを二次元フーリエ変換して、塗布前第三データD3aを取得する(ステップS04a)。この塗布前第三データD3aは、滑剤塗布前の感光体ドラム21の表面形状を波長軸上で表す。
次に、コンピュータ62は、ステップS04aで得られた塗布前第三データD3aをガウシアンフィルタリングして、塗布前第三データD3aから所定波長(例えば30mm)以上の波長成分を取り除く。その結果、コンピュータ62は、塗布前第四データD4aを得る(ステップS05a)。ここで、所定波長成分は以下の理由により取り除かれる。すなわち、感光体ドラム21は、アルミ基体と、該アルミ基体上に形成された電荷発生層や電荷輸送層等を備えている。ここで、アルミ基体は素管を切削加工して仕上げられる。かかる切削加工により、約30mm程度の波長の切削溝がアルミ基体表面には形成されている。滑剤に起因しないこのような波長成分を取り除くため、ステップS05aが実施される。
次に、コンピュータ62は、ステップS05aで得られた塗布前第四データD4aに対して逆フーリエ変換を実施して、所定波長成分を除去した感光体ドラム21表面形状を表す塗布前第五データD5aを生成する(ステップS06a)。
次に、コンピュータ62は、ステップS06aで得られた塗布前第五データD5aに対しマスク処理を実施して、該塗布前第五データD5aの中央部分の表面形状を表す塗布前第六データD6aを生成する(ステップS07a)。
ここで、中央部分について詳説する。測定器61で生成された塗布前第一データD1aは、感光体ドラム21の表面における所定領域(例えば、0.5mm×0.4mmの矩形領域)の形状を二次元干渉像で表している。この点については、二次元フーリエ変換やフィルタリング等の処理を経た塗布前第五データD5aについても同様である。しかし、かかる塗布前第五データD5aにおいては、エッジ効果により、所定領域の周縁形状の凹凸は中央部分のそれよりも大きくなってしまう。よって、ステップS07aのマスク処理により、矩形領域の四方の周縁部分が例えば5%分取り除かれ、その結果、所定領域の中央部分の表面形状を示す塗布前第六データD6aが生成される。
次に、コンピュータ62は、ステップS07aで得られた塗布前第六データD6aを用いて算術平均粗さを算出して、塗布前表面粗さRa1を得る(ステップS08a)。
ここで、ステップS08aの詳細な処理と共に、本稿で用いる算術平均粗さの定義について詳説する。コンピュータ62は、塗布前第六データD6aが構成する表面形状に対する基準平面を算出する。次に、コンピュータ62は、塗布前第六データD6aに含まれる全ての高さ成分の、基準平面に対する絶対値を積算する。その後、コンピュータ62は、得られた積算値を基準平面の面積で割り算して、算術平均粗さとして塗布前表面粗さRa1を得る。なお、JIS B0601には二次元データに対する算術平均粗さRaが規定されているが、算術平均粗さとしての上記塗布前表面粗さRa1はJIS B0601を三次元データに適用したものである。
以上の処理により、塗布前表面粗さRa1から、感光体ドラム21のアルミ基体上の粗さ成分が取り除かれる。また、エッジ効果により、二次元フーリエ変換およびフィルタリング後の周縁部分の凹凸は、中央部分のそれと比較して大きくなってしまう。それゆえ、マスク処理を実施することで、中央部分のデータのみを用いて塗布前表面粗さRa1が求められている。このように、図5の処理によれば、高精度な塗布前表面粗さRa1が得られる。
次に、塗布後表面粗さRa2を測定するために、測定器61には、感光体ドラム21に現像剤が接触しない状況下で表面上に滑剤を十分に塗布した感光体ドラム21がセットされる。測定器61は、この感光体ドラム21の表面形状を測定して、感光体ドラム21の表面形状を表す塗布後第一データD1bを生成する(ステップS01b)。
次に、コンピュータ62は、ステップS01bで得られた塗布後第一データD1bに基づき、滑剤塗布後表面粗さRa2を算出する(ステップS02b)。ステップS02bは、図6に示すように、ステップS04b〜S08bを含んでいる。ステップS04b〜S08bは、ステップS04a〜S08aと比較すると、塗布前データでは無く塗布後データを処理対象とする点で相違する。それ以外に相違点は無いので、ステップS04b〜S08bの詳細な説明を省略する。
次に、コンピュータ62は、塗布後表面粗さRa2から塗布前表面粗さRa1を減算した値を、滑剤起因の表面粗さを示す差分値ΔRaとして算出する(ステップS03)。
(効果)
次に、発明者は、下記の実験により、画質(現像手段24への滑剤の混入量)と、差分値ΔRaとの相関性を確認した。
まず、画質評価のために実施された実験の環境は以下の通りである。
使用機種:コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)製bizhubC8000
印刷速度:80枚/分(但し、A4横サイズ)
温度:23℃
湿度:65%RH
滑剤:ステアリン酸亜鉛
印刷画像:画像カバレッジ5%相当の文字画像
印刷内容:6枚間欠印刷。これを感光体ドラム21の回転数が400k回転に達するまで繰り返す
感光体ドラムの周速に対する塗布手段の周速の比(周速比):0.7
次に、上記環境下で、滑剤の塗布量、感光体ドラム21の表面電位Vo、感光体ドラム21の表面電位Voと塗布手段52への印加バイアス電圧Vbrとの差(Vo−Vbr)、塗布手段52の種別(直毛ブラシAかロール形状ブラシB)、均し手段53の感光体ドラム21への当接方向(カウンター方向かトレーリング方向)の組み合わせからなる変数を、図7に示すように変更して、差分値ΔRaおよび滑剤の現像剤への混入量を確認すると共に、画質を評価した。
差分値ΔRaは、上記の手順で行われる。ここで、塗布前表面粗さRa1を求めるためには、滑剤を感光体ドラム21表面から取り除く必要がある。滑剤塗布を停止するために、感光体ドラム21表面から塗布手段52および付勢手段55が十分な距離だけ離間させられる。この滑剤が感光体に塗布されない状態で、現像手段24がトナーを感光体ドラム21表面に供給しつつ、感光体ドラム21が十分な量だけ回転させられる。その結果、クリーニングブレード51にトナーが供給されることになる。クリーニングブレード51は、トナーを研磨剤として用いて、感光体ドラム21表面上に塗布された滑剤を研磨する。滑剤を全て取り除くには、ハーフトーン画像200枚分のトナーを供給しつつ研磨すればよい。このような感光体ドラム21に対し、ステップS01a,S02aが実施される。
また、塗布後表面粗さRa2を求めるためには、清掃手段26および塗布手段52が感光体ドラム21表面に接触していればよい。そのために、感光体ドラム21表面から現像手段24や中間転写ベルト11が十分な距離だけ離間させられる。この状態で、図7に示す所定量の滑剤を清掃手段26が感光体ドラム21表面に供給しつつ、感光体ドラム21が十分な量だけ回転させられる。このような感光体ドラム21に対し、ステップS01b,S02bが実施される。
また、現像剤への滑剤の混入量は、下記のように求められる。すなわち、本願発明者は、図7に示す所定量の滑剤が塗布された感光体ドラム21を用いて、例えば上記実験の条件で印刷を実行した。その後、発明者は、現像手段24内に混入した滑剤と、元々収容されていた現像剤とを、蛍光X線測定器にて成分分析して、現像剤に対する滑剤の質量比を、滑剤の混入量として求めた。
また、感光体ドラム21表面の摩擦係数は、例えばJIS K 7125をベースとする周知の手法により測定される。
また、発明者は、二種類の画像ノイズを評価した。第一は、現像手段24の現像剤に滑剤が混入してトナーの帯電量が低下することで生じる画像ノイズ(つまり、画像かぶり)である。第二は、クリーニングブレード51の摩耗により引き起こされる画像ノイズ(つまり、クリーニング不良)である。
発明者は、画像かぶりおよびクリーニング不良をそれぞれ目視にて確認を行った。画像かぶりが確認された変数に対しては、図7の「画質」の欄に×を、軽微な画像かぶりが確認された変数に対しては△を、画像かぶりが確認されなかった変数に対しては○を割り振った。クリーニング不良に関しても同様に、図7の「クリーニング性」の欄に×、△および○を割り振った。
ここで、図8は、図7に示す差分値ΔRaに対する現像手段24への滑剤混入量と画像かぶりとの関係をプロットした図である。図8において、○、△、×の定義は上述の通りである。具体的には、○は画像かぶりが発生していないことを、△は軽微な画像かぶりのみが発生していることを、×は画像かぶりが発生していることを示す。図8より、差分値ΔRaがΔRa<10nmを満たす範囲であれば、重大な画像かぶりが発生しないことが分かる。また、特に、ΔRa<5nmであれば、軽微な画像かぶりも発生していないことが分かる。
それに対し、図9は、図7に示す滑剤塗布量に対する現像手段24への滑剤混入量と画像かぶりとの関係をプロットした図である。図9において、○、△、×の定義は、図8のものと同様である。図9から明らかなように、滑剤塗布量と滑剤混入量の間には特段の相関性は見いだせない。
図8および図9を対比すれば分かるように、現像手段24への滑剤混入量(画像かぶり)は差分値ΔRaと相関性がある。換言すると、差分値ΔRaに基づき、塗布ブラシ522による滑剤塗布条件が設定されれば、現像手段24への滑剤混入量、ひいては画像かぶりの発生を抑制することが可能となり、画質低下を防止することが可能となることがわかる。
また、特に、ΔRa<10nmとなるように塗布ブラシ522の滑剤塗布条件が設定されれば、上述から明らかなように、より画質低下を防止できる。また、ΔRa<5nmであれば、画像かぶりはほぼ抑制できるため、さらに好ましい。
このような差分値ΔRaに基づく塗布条件は、例えば、制御回路5に格納されたプログラムに予め記述される。制御回路5は、このプログラムに従って、ΔRaが所定の範囲よりも大きいのであれば滑剤塗布量を減少させる滑剤塗布条件となるようにし、ΔRaが所定の範囲よりも小さいのであれば、滑剤塗布量を増加させる滑剤塗布条件となるようにする。滑剤塗布量を減少または増加させるには、塗布ブラシ522の回転速度を遅くまたは速くなるように調整したり、付勢手段55の付勢力を減少または増加させたり、感光体ドラム21の表面電位と塗布ブラシ522への印加バイアス電位の間の電位差を大きくまたは小さくなるように調整したりする。
ここで、図10は、図7に示す差分値ΔRaに対する感光体ドラム21表面の摩擦係数をプロットした図である。図10において、○はクリーニング性が良好なことを、△はやや良いことを、×はクリーニング性が悪いことを示している。図10より、クリーニング性は、差分値ΔRaとの相関性は低いことが分かる。例えば、図7の変数7〜9に関しては、差分値ΔRaは5nm未満と小さくなっているが、滑剤塗布量自体が15mg/m2未満と極めて少ない。それゆえ、滑剤皮膜が感光体ドラム21の表面上に十分に形成されず、その結果、クリーニング性が悪くなっていると考察される。しかしながら、滑剤塗布量が15mg/m2以上であり滑剤皮膜が形成されるという条件を満しつつ、差分値ΔRaが10nm未満であれば、画質とクリーニング性とが両立できている。よって、滑剤塗布条件として、差分値ΔRaに加えて、滑剤塗布量を考慮することがより好ましい。
本発明に係る表面粗さ測定方法は、画質低下の防止に有用であり、画像形成装置に好適である。
に好適である。
2 イメージングユニット
21 感光体ドラム
22 帯電手段
24 現像手段
26 清掃手段
51 クリーニングブレード
52 塗布手段
522 塗布ブラシ
53 均し手段
54 固形潤滑剤
55 付勢手段
3 露光手段
4 定着手段
5 制御回路
6 測定システム
61 光干渉型表面形状粗さ測定器
62 制御解析用コンピュータ

Claims (9)

  1. 感光体表面に滑剤を塗布する画像形成装置に適用可能であり、滑剤が塗布された該感光体の表面粗さを測定する方法であって、
    前記方法は、
    前記感光体表面の形状を測定して、表面形状を示す第一データを得る第一ステップと、
    前記第一データに基づき、所定範囲の算術平均粗さRaを示す第二データを生成する第二ステップと、
    前記第一ステップおよび前記第二ステップは、前記感光体に滑剤を塗布する前後に実行され、その結果得られる滑剤塗布前後の第二データの差分値ΔRaを算出する第三ステップと、を備える、方法。
  2. 前記滑剤塗布後の第二データは、前記感光体表面に付着した滑剤粒子に起因する該表面の算術平均粗さRaを表す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第一ステップの次に実行され、前記第一データをフーリエ変換して、前記感光体の表面形状を波長軸上で表す第三データを生成する第四ステップと、
    前記第三データから、前記感光体の基体の表面粗さに固有の波長成分をフィルタリングして、第四データを生成する第五ステップと、
    前記第四データを逆フーリエ変換して、前記固有の波長成分を除去した前記感光体の表面形状を示す第五データを生成する第六ステップと、をさらに備え、
    前記第二ステップは、前記第五データから前記第二データを生成する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第一ステップにおいて、前記感光体の表面形状は、光干渉型表面形状粗さ測定器により測定される、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 予め設定されたタイミングで、前記感光体表面から滑剤を除去する第七ステップを、さらに備え、
    前記第七ステップの実行後に、前記第一ステップおよび前記第二ステップを実行して、滑剤塗布前の第五データを得る、請求項1に記載の方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の方法で得られた差分値ΔRaが所定の範囲よりも大きければ、所定の範囲内となるよう感光体への滑剤塗布条件が設定されている画像形成装置。
  7. 感光体と、
    滑剤と、
    前記滑剤および前記感光体と接触可能に構成されており、回転することにより該滑剤を削り取って該感光体表面に供給する塗布ブラシと、を備え、
    前記塗布ブラシの回転速度は、前記感光体への滑剤塗布条件として、前記差分値ΔRaが所定の範囲内となるよう設定されている、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 感光体と、
    滑剤と、
    前記滑剤および前記感光体と接触可能に構成されており、回転することにより該滑剤を削り取って該感光体表面に供給する塗布ブラシと、を備え、
    前記感光体の表面電位と、前記塗布ブラシへの印加バイアスとの電位差は、前記感光体への滑剤塗布条件として、前記差分値ΔRaが所定の範囲内となるよう設定されている、請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記差分値ΔRaは、ΔRa<10nmを満たす、請求項6〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
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