JP5831232B2 - ワーク分割装置及びワーク分割方法 - Google Patents
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Description
てフレームに張り付けたワークにおいて、ダイシングテープを拡張(エキスパンド)して半導体ウェハ及びDAFを個々のチップに分割するようにしている。
また、本発明の他の態様に係るワーク分割装置は、ダイシングテープにダイアタッチフィルムを介して貼付されたワークを、予めワークに形成された分断予定ラインに沿って個々のチップに分割するワーク分割装置において、ダイシングテープ表面に貼付されたダイアタッチフィルムと、前記ダイアタッチフィルム上に貼付されたワークと、前記ダイシングテープの前記ダイアタッチフィルムが貼付された側とは反対側から前記ダイシングテープに接触することによって、前記ダイアタッチフィルムの前記ワークの分割対象領域のみを、熱伝達現象により選択的に冷却可能な選択的冷却手段と、前記ダイシングテープをエキスパンドすることによって前記選択的に冷却されたダイアタッチフィルムとともに前記ワークを前記分断予定ラインに沿って分割するワーク分割手段と、前記ワーク分割手段による前記ダイシングテープのエキスパンドを解除した後、前記ワークの外周部の前記ダイシングテープに発生する弛み部分を選択的に加熱する選択的加熱手段と、前記エキスパンドされたワークの半導体ウェハの領域を覆うように有底の円筒形状を有し昇降可能に配置され、下降したときに前記半導体ウェハを覆うウェハカバーと、を備えたことを特徴とする。
なお、異種材料間を伝わる熱伝達においては、同種材料内を伝わる熱伝導と基本的には同じであり、熱伝導率の変わりに熱伝達係数が適用されるだけである。
これに対して本実施形態では、冷凍チャックテーブル10を用いて冷却したい領域(ワークの分割対象領域)のみを選択的に冷却し、それ以外の部分は冷却しないようにしている。また上述したように、結露防止のために冷凍チャックテーブル10の周囲に配置したノズル19から、半導体ウェハWの外周にはみ出した部分のDAF(D)に向けて、室温のドライエアーを噴出して、このはみ出したDAF(D)が冷却されないようにしてもよい。このドライエアーの露点は冷凍チャックテーブルの温度より十分低く調整されている。しかし、これは必ずしも必要ではなく、冷凍チャックテーブルによる局所的な冷却と、その冷却された周囲の室温の管理が不十分な場合に併用的に使用すればよい。
Claims (10)
- ダイシングテープをエキスパンドすることによって選択的に冷却されたダイアタッチフィルムとともにワークを分断予定ラインに沿って個々のチップに分割するワーク分割手段を備えたワーク分割装置であって、
前記ダイシングテープ表面に貼付された前記ダイアタッチフィルムと、
前記ダイアタッチフィルム上に貼付された前記ワークと、
前記ダイシングテープの前記ダイアタッチフィルムが貼付された側とは反対側から前記ダイシングテープに接触することによって、前記ダイアタッチフィルムの前記ワークの分割対象領域のみを、熱伝達現象により選択的に冷却可能な選択的冷却手段と、
前記ダイアタッチフィルムはその上に貼付されるワークの径よりも大きい径を有し、前記選択的冷却手段による前記ダイアタッチフィルムの冷却時に、前記ワークからはみ出した部分のダイアタッチフィルムに室温の気体を噴出する気体噴出手段と、
を備えたワーク分割装置。 - 前記ワーク分割手段は、前記冷却されたワークのダイシングテープを下から押し上げてエキスパンドする突上げ用リングであることを特徴とする請求項1に記載のワーク分割装置。
- 前記選択的冷却手段が前記ワークが貼付された前記ダイアタッチフィルムの領域を選択的に冷却する際、前記突上げ用リングを前記ワークの外周部の前記ダイシングテープに対して接触させることを特徴とする請求項2に記載のワーク分割装置。
- 前記選択的冷却手段は、前記ワークの分割対象領域を冷却可能な冷凍チャックテーブルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のワーク分割装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のワーク分割装置であって、さらに、前記ワーク分割手段による前記ダイシングテープのエキスパンドを解除した後、前記ワークの外周部の前記ダイシングテープに発生する弛み部分を選択的に加熱する選択的加熱手段を備えたことを特徴とするワーク分割装置。
- 前記選択的加熱手段は、光加熱装置であることを特徴とする請求項5に記載のワーク分割装置。
- 請求項5又は6に記載のワーク分割装置であって、さらに、前記エキスパンドされたワークの半導体ウェハの領域を覆うように有底の円筒形状を有し昇降可能に配置され、下降したときに前記半導体ウェハを覆うウェハカバーを備えたことを特徴とするワーク分割装置。
- ダイシングテープにダイアタッチフィルムを介して貼付されたワークを、予めワークに形成された分断予定ラインに沿って個々のチップに分割するワーク分割装置において、
ダイシングテープ表面に貼付されたダイアタッチフィルムと、
前記ダイアタッチフィルム上に貼付されたワークと、
前記ダイシングテープの前記ダイアタッチフィルムが貼付された側とは反対側から前記ダイシングテープに接触することによって、前記ダイアタッチフィルムの前記ワークの分割対象領域のみを、熱伝達現象により選択的に冷却可能な選択的冷却手段と、
前記ダイシングテープをエキスパンドすることによって前記選択的に冷却されたダイアタッチフィルムとともに前記ワークを前記分断予定ラインに沿って分割するワーク分割手段と、
前記ワーク分割手段による前記ダイシングテープのエキスパンドを解除した後、前記ワークの外周部の前記ダイシングテープに発生する弛み部分を選択的に加熱する選択的加熱手段と、
前記エキスパンドされたワークの半導体ウェハの領域を覆うように有底の円筒形状を有し昇降可能に配置され、下降したときに前記半導体ウェハを覆うウェハカバーと、
を備えたことを特徴とするワーク分割装置。 - ダイシングテープをエキスパンドすることによって選択的に冷却されたダイアタッチフィルムとともにワークを分断予定ラインに沿って個々のチップに分割するワーク分割方法であって、
前記ダイシングテープの前記ダイアタッチフィルムが貼付された側とは反対側から前記ダイシングテープに接触することによって、前記ダイアタッチフィルムの前記ワークの分割対象領域のみを、熱伝達現象により選択的に冷却する選択的冷却工程と、
前記ダイアタッチフィルムはその上に貼付されるワークの径よりも大きい径を有し、前記選択的冷却工程による前記ダイアタッチフィルムの冷却時に、前記ワークからはみ出した部分のダイアタッチフィルムに室温の気体を噴出する気体噴出工程と、
を備えたワーク分割方法。 - 前記選択的冷却工程は、前記ワークの分割対象領域を冷却可能な冷凍チャックテーブルによって実行されることを特徴とする請求項9に記載のワーク分割方法。
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