JP5830266B2 - ケーブル - Google Patents
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Description
また、特許文献4では、ケーブルコアの外周に外被を形成した本ケーブルに隣接して、外被の引張強さ/中心線平均粗さが本ケーブルのそれよりも小さいダミーケーブルを配置するようにしている。つまり、特許文献4では、げっ歯目の動物にダミーケーブルを齧らせることにより、本ケーブルに咬害が及ぶのを防止している。
また、特許文献5では、管壁にカプサイシン等の防鼠剤を含有させた保護管にケーブルを敷設することにより、咬害を防止している。
また、特許文献4に記載の技術では、引張強さ/中心平均粗さの規定を満足する材料を選定する必要があり、要件を満たす材料を余計に保有しなければならない。
また、特許文献5に記載の技術では、保護管の端部などからげっ歯目動物が侵入した場合に、咬害を防ぐことができない。
前記ダミーケーブルの本数が1本であり、
前記本ケーブルの外径が15mm以上、50mm未満であり、
前記ダミーケーブルの外径が前記本ケーブルの外径よりも細いことを特徴とする。
前記本ケーブルと前記ダミーケーブルの外径の差が10mm以上であって、
前記本ケーブルの外被には防鼠剤を含有せず、前記ダミーケーブルが前記本ケーブルの外被と同じ材料からなることを特徴とする。
前記ダミーケーブルの外径が10mm以下であることを特徴とする。
前記ダミーケーブルに、前記本ケーブルが巻き付けられていることを特徴とする。
前記本ケーブルに、前記ダミーケーブルが巻き付けられていることを特徴とする。
前記本ケーブルと前記ダミーケーブルとを固定する固定部材を設けたことを特徴とする。
前記本ケーブルと前記ダミーケーブルとを接着又は融着したことを特徴とする。
前記外被の一部が空洞化されていることを特徴とする。
前記外被の少なくとも一部が、樹脂材料の発泡体で構成されていることを特徴とする。
図1は、実施形態に係るケーブルを示す側面図であり、図2は本ケーブルの断面図である。本実施形態では、本ケーブルがスロット型光ファイバケーブルで構成される場合について説明する。
図1、2に示すように、実施形態に係るケーブル1は、ケーブルコア11の外周に外被12が形成された本ケーブル10と、本ケーブル10に隣接して配置されたダミーケーブル20とで構成されている。ダミーケーブル20は、本ケーブル10に対して例えば50mm程度離間した状態で並走して配設される。
ケーブルコア11の外径は、例えば、5〜25mmであり、従来の光ファイバケーブルにおけるケーブルコアと同等である。
すなわち、ケーブル1においては、本ケーブル10に隣接配置されたダミーケーブル20に咬害を誘引することができるので、本ケーブル10に咬害が及ぶのを効果的に防止することができる。
なお、ダミーケーブル20の原材料は、外被12と同一の合成樹脂材料でなくてもよく、外被12に比較して著しく齧りにくいものでなければ特に制限されない。
また、図9に示すように、本ケーブル10とダミーケーブル20とを離間させて、両者間に外被12やダミーケーブル20と同等のシース材50を介在させて接着又は融着してもよい。
また、本ケーブル10の外径D1が15mm以上、望ましくは30mm以上であれば、本ケーブル10自体が鼠の齧りにくい寸法となる。
これにより、ケーブル外径を30mm以上とするために外被12Aの厚さを厚くしても、従来のケーブルに対する重量増加は抑制される。したがって、ケーブル1の重量増加に伴い作業性が低下するのを防止できる。
これにより、ケーブル外径を30mm以上とするために外被12Aの厚さを厚くしても、従来のケーブルに対する重量増加は抑制される。したがって、ケーブル1の重量増加に伴い作業性が低下するのを防止できる。また、発泡体の外被12Aを非発泡性樹脂材料のスキン層12Cで覆っているので、発泡体の発泡倍率を高めに設定することができる。
これにより、ケーブル外径を30mm以上とするために外被12Bの厚さを厚くしても、従来のケーブルに対する重量増加は抑制される。したがって、ケーブル1の重量増加に伴い作業性が低下するのを防止できる。また、外被12Bの形成に要する材料を低減できるので、ケーブル外径を大きくすることによるコスト増加を抑制できる。
なお、図12では、周方向の4箇所に空洞部123を均等配置しているが、空洞部123の形成態様は寸法を含めて適宜変更可能である。
図13に示す例では、押え巻きテープを何層にも巻回することにより、0.25mm以上の介装体13Aが形成されている。そして、介装体13Aの上には、外被12が約2mmの厚さで形成されている。これにより、外被12の目付け量を低減することができる。また、外被12自体を厚くするよりもケーブル内部が軟らかいので、ケーブル1の可とう性を向上できるとともに、軽量化を図ることができる。
図13に示すように押え巻きテープを厚く巻回して介装体13Aを構成する場合、形状の保持が困難となる虞がある。これに対して、図14に示す例では、押え巻きテープ131と内側外被132を交互に形成するので、形状を容易に保持しながら、ケーブル1を製造することができる。また、ケーブル1の可とう性を向上できるとともに、軽量化を図ることができる。
これにより、外被12の目付け量を低減することができるとともに、ケーブル1の軽量化を図ることができる。
これにより、外被12の目付量を低減することができるとともに、ケーブル1の軽量化を図ることができる。
これにより、外被12の目付量を低減することができるとともに、ケーブル1の軽量化を図ることができる。
例えば、実施形態では本ケーブル10とダミーケーブル20を一対一で設けた例について説明したが、複数の本ケーブル10に対して1つのダミーケーブル20を隣接配置するようにしてもよい。具体的には、図20に示すように、複数本(図では3本)の本ケーブル10を束ねて、その外周にダミーケーブル20を螺旋状に巻回すればよい。また、複数の本ケーブル10と1つのダミーケーブル20を固定部材や接着剤等を用いて固定できることはいうまでもない。
10 本ケーブル
11 ケーブルコア
111 スロットロッド
111a スロット
112 光ファイバテープ心線
113 押え巻きテープ
114 テンションメンバ
12 外被
13 介装体
20 ダミーケーブル
Claims (8)
- ケーブルコアの外周に外被が形成された本ケーブルと、前記本ケーブルに隣接配置されたダミーケーブルを備えたケーブルであって、
前記ダミーケーブルの本数が1本であり、
前記本ケーブルの外径が15mm以上、50mm未満であり、
前記ダミーケーブルの外径が前記本ケーブルの外径よりも細く、
前記本ケーブルと前記ダミーケーブルの外径の差が10mm以上であって、
前記本ケーブルの外被には防鼠剤を含有せず、前記ダミーケーブルが前記本ケーブルの外被と同じ材料からなることを特徴とするケーブル。 - 前記ダミーケーブルの外径が10mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
- 前記ダミーケーブルに、前記本ケーブルが巻き付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル。
- 前記本ケーブルに、前記ダミーケーブルが巻き付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル。
- 前記本ケーブルと前記ダミーケーブルとを固定する固定部材を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のケーブル。
- 前記本ケーブルと前記ダミーケーブルとを接着又は融着したことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のケーブル。
- 前記外被の一部が空洞化されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のケーブル。
- 前記外被の少なくとも一部が、樹脂材料の発泡体で構成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のケーブル。
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