JP5830218B2 - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5830218B2 JP5830218B2 JP2009034896A JP2009034896A JP5830218B2 JP 5830218 B2 JP5830218 B2 JP 5830218B2 JP 2009034896 A JP2009034896 A JP 2009034896A JP 2009034896 A JP2009034896 A JP 2009034896A JP 5830218 B2 JP5830218 B2 JP 5830218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical system
- incident
- lens group
- image display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Description
ここで、第1光学系の光軸が、例えば、入射した光の中心軸からずれている。そして、第1光学系により集光され第1光学系の光軸に向かって進行した光は、第1光学系の光軸近傍に反射面を有する反射部により反射されて、第2光学系に入射する。第2光学系を通過した光は、第1光学系の光軸を基準として、第1光学系に入射したときの光の中心軸よりも離れた位置にある被投射面に向かって投射される。このとき、入射した光は反射部の裏面側に進行せずに、第1光学系、反射部、第2光学系を通過する。
したがって、反射部の反射面を第1光学系の光軸近傍に配置することにより、従来の第1光学系及び第2光学系の一部には光が入射しない部分が生じる。この部分を切り欠くことにより、薄型化を図りつつ斜め方向に光を投射することができる。また、空間光変調素子と第1光学系の光路に集光手段を有する構成とすることで空間光変調素子から射出される光の発散角を小さくすることができる。これにより、反射部を小型することができるため投射装置の小型化が可能となる。
図1は、本実施形態の投射装置の全体図であり、図2は、投射装置の第1レンズ群、絞り、反射部の拡大図である。なお、図1及び図2では、入射した光の光路を分かりやすく説明するために、上側光線L1、中心光線L2、下側光線L3の3つのみを示している。
図1に示すように、投射装置1は、例えば、空間光変調素子としての液晶ライトバルブ20から射出された光を、スクリーン(被投射面)40に投射するものである。
この投射装置1は、液晶ライトバルブ20と、集光性レンズ(集光手段)11と、クロスダイクロイックプリズム(色合成プリズム)30と、第1レンズ群(第1光学系)12と、第2レンズ群(第2光学系)13と、絞り14と、反射部15とを備えている。絞り14は、第1レンズ群12と第2レンズ群13との間の光路上に配置されている。
第2レンズ群13は、第1レンズ群12により形成された中間像をスクリーン40に投射するものであり、光が入射する側から、凸メニスカスレンズ13a、両凸レンズ13b、平凸レンズ13c、両凹レンズ13d、両凹レンズ13e、凹メニスカスレンズ13f、平凸レンズ13gの順に光路上に配置されている。
また、集光性レンズ(集光手段)11、クロスダイクロイックプリズム30、第1レンズ群12及び第2レンズ群13は、図1の2点鎖線で示す半分が切り欠かれており、第1レンズ群12及び第2レンズ群13に用いられるレンズ12a〜12f及びレンズ13a〜13gは、通常のレンズの大きさの半分となっている。具体的には、反射部15の裏面15b側の第1レンズ群12,第2レンズ群13が切り欠かれているため、反射部15に対して垂直方向の厚みが従来の大きさ(2点鎖線を含む大きさ)に比べて半分に薄くなっている。
なお、第1レンズ群12及び第2レンズ群13を構成するレンズ12a〜12f、13a〜13gの形状、大きさ、配置間隔及び枚数は、これに限るものではなく、要求される特性によって適宜変更させるものである。
反射部15は、平面形状であり、第1レンズ群12から射出された光を第2レンズ群13に向かって反射させるものである。この反射部15は、絞り14の近傍、すなわち、第1レンズ群12及び第2レンズ群13との間の光路上の絞り14の内側に配置されており、図2の拡大図に示すように、反射部15の反射面15a上に第1レンズ群12の光軸O1が位置するように配置されている。
液晶ライトバルブ20によって変調された光は、集光性レンズ11の集光作用により集光されてクロスダイクロイックプリズム30に入射する。クロスダイクロイックプリズム30から射出された光は、第1レンズ群12のレンズ12a〜12fの光軸O1より上方を通過し、第1レンズ群12の光軸O1に向かって集光される。そして、絞り14近傍に中間像を形成し、絞り14により光量が調節され、反射部15において反射された中間像は、第2レンズ群13に入射する。第2レンズ群13のレンズ13a〜13gを通過した光は、第1レンズ群12に入射したときの中心軸O3よりも上方のスクリーン40に向かって投射される。
そこで、本実施形態に係る投射装置1では、反射部15は、当該反射部15の反射面15a上に第1レンズ群12の光軸O1が位置するように配置されているため、光利用効率を向上させつつ、装置全体を薄型にすることが可能となる。
また、反射部15の反射面15aの形状が簡易な平面形状であるため、反射部15の作製が容易であるため、低コスト化を図ることが可能となる。
また、反射面15a上に第1レンズ群12の光軸O1が位置するように、反射部15を配置したがこれに限るものではなく、第1レンズ群12の光軸O1近傍に反射面15aが位置するように反射部15を配置しても良い。すなわち、第1レンズ群12及び第2レンズ群13の性能、入射する光のビーム径により、反射面15aが、第1レンズ群12の光軸O1より上方、あるいは、下方に位置するにように、反射部15を配置することが可能となる。但し、この場合も、上側光線L1及び下側光線L3が入射可能な範囲で反射部15を配置すれば良い。すなわち、上側光線L1及び下側光線L3の一部が反射部15に入射されないと、投射装置1を画像表示装置に用いた場合、光利用効率が低下するとともに輝度ムラが発生してしまう。なお、反射部15を下方に配置する場合、反射部15の大きさを大きくすれば、上側光線L1及び下側光線L3をすべて反射部15に入射させることはできるが、反射部15が大型になり、投射装置1の薄型化の効果を低減させてしまう。
さらに、第1レンズ群12に入射したときの中心軸O3よりも上方のスクリーン40に向かって光を投射する構成について説明したが、中心軸O3よりも下方のスクリーン40に向かって投射する構成は、第1レンズ群12の光軸O1を対称軸に第1レンズ群12、第2レンズ群13、絞り14、反射部15を配置すればよい。また、中心軸O3よりも右方、左方のスクリーン40に向かって光を投射する構成の場合は、第1レンズ群12の光軸O1を中心に第1レンズ群12、第2レンズ群13、絞り14、反射部15を90°回転させた配置にすれば良い。
図3は、本発明の第2実施形態に係る投射装置2の概略構成を示す。本実施形態に係る投射装置2は、透過型液晶パネル50の光射出側に凸面部501を有することを特徴とする。上記第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図5は、本発明の第3実施形態に係る投射装置3の概略構成を示す。本実施形態に係る投射装置3は、クロスダイクロイックプリズム70の光入射面、光出射面の少なくとも1つの面に凸面部を有することを特徴とする。上記第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
以下、本発明の第4実施形態について図8を参照して説明する。
本実施形態では、上記第1実施形態の投射装置1を備える画像表示装置としてのプロジェクターについて説明する。図8は本実施形態のプロジェクター(画像表示装置)100の概略構成図である。
プロジェクター100は、レーザー光源装置101R,101G,101Bから射出された各色光をそれぞれ変調する透過型液晶ライトバルブ(空間光変調素子)20R,20G,20Bと、透過型液晶ライトバルブ20R,20G,20Bから射出された光を合成して投射レンズ107に導くクロスダイクロイックプリズム(色合成手段)30と、透過型液晶ライトバルブ20R,20G,20Bによって形成された像を拡大してスクリーン40に投射する投射レンズ(投射手段)107と、を備えている。
Claims (5)
- 光を射出する光源装置と、前記光を画像信号に応じて変調する空間光変調素子と、投射レンズとを備えた画像表示装置において、
前記投射レンズは、入射した光により中間像を形成する第1光学系と、前記中間像を被投射面に投射する第2光学系と、前記第1光学系と前記第2光学系との間の光路上に配置され、前記第1光学系により射出された光を前記第2光学系に反射させる反射面を、当該反射面上に前記第1光学系の光軸が位置するように配置される反射部とを備え、
前記第2光学系は、その光軸が前記第1光学系の光軸に一致するように配置され、
開口の内側に前記反射部が配置される絞りを備え、
前記第1光学系及び前記第2光学系の光の入射しない部分が切り欠かれているとともに、前記空間光変調素子の中心軸と前記第1光学系の光軸とは異なるように配置され、
前記空間光変調素子と前記第1光学系の間の光路に集光手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 前記集光手段は前記空間光変調素子の中心軸上に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記集光手段は、少なくとも1枚のレンズを用いて構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記集光手段が、前記空間光変調素子の変調された光を射出する射出面を凸形状とすることにより形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記集光手段が、複数の前記空間光変調素子と色合成プリズムの光が入射する入射面、または光を射出する射出面のうち少なくとも1つの面を凸形状とすることにより形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009034896A JP5830218B2 (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009034896A JP5830218B2 (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010191133A JP2010191133A (ja) | 2010-09-02 |
JP5830218B2 true JP5830218B2 (ja) | 2015-12-09 |
Family
ID=42817242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009034896A Active JP5830218B2 (ja) | 2009-02-18 | 2009-02-18 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5830218B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110646918A (zh) * | 2019-08-22 | 2020-01-03 | 广景视睿科技(深圳)有限公司 | 一种投影镜头 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017049110A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 株式会社アイテックシステム | 光源装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3368097B2 (ja) * | 1995-04-19 | 2003-01-20 | キヤノン株式会社 | 投影光学系 |
JP2003015033A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Minolta Co Ltd | 投射光学系 |
JP4926476B2 (ja) * | 2006-01-11 | 2012-05-09 | コニカミノルタプラネタリウム株式会社 | デジタル式プラネタリウム装置 |
JP4193864B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2008-12-10 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクタ、スクリーン、プロジェクタシステム、およびシンチレーション除去装置 |
JP4998002B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2012-08-15 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクタ |
DE102008003451A1 (de) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Abbildungseinrichtung |
-
2009
- 2009-02-18 JP JP2009034896A patent/JP5830218B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110646918A (zh) * | 2019-08-22 | 2020-01-03 | 广景视睿科技(深圳)有限公司 | 一种投影镜头 |
CN110646918B (zh) * | 2019-08-22 | 2020-12-22 | 广景视睿科技(深圳)有限公司 | 一种投影镜头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010191133A (ja) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101321631B1 (ko) | 집광 광학계 및 투사형 화상 표시 장치 | |
JP5954845B2 (ja) | 照明光学系、照明光学系の色むら改善方法、プロジェクターおよびプロジェクターシステム | |
JP5206067B2 (ja) | 投射装置及び画像表示装置 | |
JP3972680B2 (ja) | 照明光学ユニット,液晶プロジェクタ | |
JP4023066B2 (ja) | 光源装置、および、これを備えた照明光学系ならびにプロジェクタ | |
JP2010140888A (ja) | 照明装置、プロジェクタ | |
EP1365273A1 (en) | Lighting optical system, and projector using the same | |
JP4420087B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2019159287A (ja) | 照明光学系ユニット | |
JP3635979B2 (ja) | 照明光学系および投写型表示装置 | |
JP5162901B2 (ja) | 投射型表示装置及び光学ユニット | |
JPWO2005036255A1 (ja) | 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ | |
JP2012141574A (ja) | 偏光変換リレー光学系及びそれを備えた画像投影装置 | |
JP5830218B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2010152046A (ja) | プロジェクタ | |
JP2008102193A (ja) | 偏光変換素子、照明装置及び画像表示装置 | |
JP2008165136A (ja) | プロジェクタ | |
US7528359B2 (en) | Projector | |
JPWO2005019929A1 (ja) | プロジェクタ | |
JPWO2005114319A1 (ja) | プロジェクタ | |
JP2007025652A (ja) | 画像表示装置 | |
CN109564380B (zh) | 投影型显示装置 | |
JP4827872B2 (ja) | 投写型映像表示装置 | |
WO2011162321A1 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2009063893A (ja) | プロジェクタ、光学素子及び光変調装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140401 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140630 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140707 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140912 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5830218 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |