JP2008102193A - 偏光変換素子、照明装置及び画像表示装置 - Google Patents

偏光変換素子、照明装置及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト、かつ、振動や像ボケを抑えて、射出される光のシンチレーションを防止し、高画質化を図ることが可能な偏光変換素子、照明装置及び画像表示装置を提供すること。
【解決手段】入射した光のうち所定の振動方向の偏光光を透過させるとともに、所定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光を反射させる偏光分離面15aと該偏光分離面15aにおいて反射された光を射出端面14bに反射させる反射面15bとからなる複数の偏光分離部20a〜20fと、偏光分離面15aを透過した光の光路上あるいは反射面15bにおいて反射した光の光路上に設けられ、射出端面14bから射出される光の振動方向を揃える位相差付与手段16とを備え、複数の偏光分離部20a〜20fとのうち少なくとも1つの偏光分離部の偏光分離面15aと反射面15bとの間隔が残りの偏光分離部の偏光分離面15aと反射面15bとの間隔と異なることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、偏光変換素子、照明装置及び画像表示装置に関する。
近年、プロジェクタが急速に普及してきている。主に、ビジネスプレゼンテーション用途で用いられてきたフロント投射型プロジェクタの他、最近ではリア型プロジェクタが、大型テレビ(PTV;プロジェクションテレビ)の一形態として認知度を高めてきている。プロジェクション方式の最大の利点は、液晶テレビ、PDP等の直視型ディスプレイに比べて低価格で同画面サイズの商品を供給できることである。しかし、直視型においても低価格化が進展しており、プロジェクタ表示装置にもより高い画質性能が求められつつある。
プロジェクタは、アークランプ等の光源から射出された光を液晶ライトバルブの光変調素子に照射し、光変調素子により変調された投射光をスクリーンに投射することで画像をスクリーンに表示するものである。このとき、スクリーンには、画像が表示されるだけでなく、スクリーン全面がぎらついて見える。これは、光線の干渉に伴う輝度ムラによるもので、スペックルノイズ、所謂シンチレーションと呼ばれる。
ここで、シンチレーションの発生原理について述べる。
図7に示すように、光源101から照射された光が液晶ライトバルブ102を透過して投射レンズ103によりスクリーン104へと投射される。スクリーン104に投射された投射光は、スクリーン104の散乱構造により回折し、それらが二次波源のように振舞うことによって拡散される。二次波源による2つの球面波が、互いの位相関係に応じて光の強めあいや弱めあいを起こすことによって、スクリーン104と鑑賞者との間に明暗の縞模様(干渉縞)となって現れる。この干渉縞が発生する像面105に鑑賞者の焦点が合わせられると、鑑賞者は干渉縞をスクリーンをぎらつかせるシンチレーションとして認識する。
シンチレーションは、スクリーン面に結像された画像を見ようとする鑑賞者によって、スクリーン面と鑑賞者との間にあたかもベール、レース布、くもの巣を張ったかのような不快感を与える。また、鑑賞者はスクリーン上の画像とシンチレーションとの2重の像を見ることになり、それぞれに視点を合わせようとするため大きな疲労を招く。したがって、このシンチレーションは、ストレスを鑑賞者に与えてしまう。
最近では、従来の高圧水銀ランプに替わる新しい光源の開発が進められており、特にレーザ光源は、エネルギー効率、色再現性、長寿命、瞬時点灯等の点で次世代プロジェクタ用光源として期待が高まっている。しかしながら、レーザ光源によるスクリーン上の投射光は、隣接する領域の光線の位相が揃っていることから干渉性が非常に高いものとなる。レーザ光源のコヒーレンス長は数十メートルにも及ぶこともあるため、同一の光源を分割して再合成すると、コヒーレンス長より短い光路差を経て合成された光が強い干渉を引き起こすことになり、高圧水銀ランプよりもはっきりとしたシンチレーション(干渉縞)が出現してしまう。
よって、特にレーザ光源を用いたプロジェクタの製品化においてシンチレーションの低減は必須技術となっている。
このようなシンチレーションの低減対策として、ライトバルブの後段に配置された投射系、特にスクリーンにおいて、選択的に干渉斑成分を空間的または時間的に積分し平均化させる技術(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)と、ライトバルブの前段の照明光学系において、光源から射出された光そのものの干渉性を低下させる技術(例えば、特許文献3参照。)とが開示されている。
この特許文献1は、スクリーンの拡散性を最適化したもので、拡散層、透明層(レンチキュラーレンズ)、拡散層の3層構造からなるスクリーンが記載されている。このように、散乱層が複雑化することによって干渉斑のランダム性は大きくなる。そのため、斑のうち細かい成分(空間周波数が小さい干渉縞)が多くなると、何らかの視線移動が起きたときに人間の眼の残像特性により光が積分平均化されるという効果が生じ得る。特に、動画鑑賞の場合は頻繁に視線移動が行われるため、シンチレーションの低減が期待できる。
また、特許文献2に記載の画像投影用スクリーンは、スクリーンを構成する光拡散層において散乱波の散乱分布および/または位相を時間的に変化させている。このようにスクリーン構造の一部または全体を動かす(振動を加える等)ことで散乱状態を変え、眼の残像効果で時間積分し、スペックルの発生を抑えている。
さらに、特許文献3に記載のレーザディスプレイ装置は、赤色,緑色,青色の半導体レーザと、各半導体レーザから射出されたレーザ光を平行光にする複数のコリメータレンズと、コリメータレンズにより平行化された光の強度分布を均一化する複数のマイクロレンズと、各マイクロレンズから射出された光を変調する空間光変調器とを備えている。このレーザディスプレイ装置は、マイクロレンズが光軸を回転軸として回転可能となっている。そして、このマイクロレンズを回転させることによって空間光変調器を照射するレーザ光のスペックルノイズを低減もしくは消滅するようになっている。
特開平11−038512号公報 特開2001−100316号公報 特開平11−64789号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の透過型スクリーンのように、散乱度が高いスクリーンはスクリーンゲインが低くなる。現状のLED,レーザ等の光源やランプ光源も省エネルギー等の要求から、十分な光出力を得るのは困難である。しかしながら、スクリーンにはある程度高いスクリーンゲイン(SG=2.8〜4.0)が求められているため、スクリーンの散乱度を上げるのは得策ではない。
また、一般に、スクリーンの散乱度を高めると干渉縞(斑)が複雑化し、一見シンチレーションが低下したかのように見える。
しかし、これは主に視点を動かした際に干渉縞(斑)が眼の残像効果により時間積分されることによるもので、干渉縞そのものが消失された訳ではない。つまり、視点を固定して観察すると、散乱度の高いスクリーンにおいても干渉縞(斑)を認めることができる。
そこで、スクリーンの散乱層の内部の散乱材間で繰り返し反射する光線間にコヒーレンス長以上の光路差をつけることにより、原理的には干渉縞を低減することは可能である。しかしながら、例え、光線間にコヒーレンス長以上の光路差をつけることができたとしても、現実には繰り返し反射の過程で光線は急激に減衰して行く。このため、光路長の長い光線成分は、相対的に光強度が大幅に低下する。したがって、結果的にスクリーンの散乱度を高める構成では、干渉縞が弱くなったようには見えない。すなわち、特許文献1に記載の透過型スクリーンでは、拡散層において反射され混ぜ合わされるほとんどの光線間の光路差は、コヒーレンス長以下であるため、混ぜ合わされる際に、再び干渉縞を生じてしまう。したがって、上記の方法ではシンチレーションを低下させる効果がほとんど得られなかった。
また、特許文献2に記載のスクリーンのように、拡散層を動的に平均化させるものでは、余分なエネルギーを要したり、振動や音、像ボケを発生するという問題が生じる。
さらに、特許文献3に記載のレーザディスプレイ装置では、スペックルを低減させるために、マイクロレンズを回転させている。これにより、回転駆動系等の機構部品が必要になり、コストが高くなり、さらには、装置全体が大型化してしまう。また、回転駆動系の回転に伴う騒音も生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、低コスト、かつ、振動や像ボケを抑えて、射出される光のシンチレーションを防止し、高画質化を図ることが可能な偏光変換素子、照明装置及び画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の偏光変換素子は、入射した光のうち所定の振動方向の偏光光を透過させるとともに、前記所定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光を反射させる偏光分離面と該偏光分離面において反射された光を射出端面に反射させる反射面とからなる複数の偏光分離部と、前記偏光分離面を透過した光の光路上あるいは前記反射面において反射した光の光路上に設けられ、前記射出端面から射出される光の振動方向を揃える位相差付与手段とを備え、前記複数の偏光分離部のうち少なくとも1つの前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔が残りの前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔と異なることを特徴とする。
本発明に係る偏光変換素子では、入射した光は、偏光分離面により所定の振動方向の偏光光と、所定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光とに分離される。そして、偏光分離面において反射された光は、反射面において再び反射され、射出端面から射出される。このとき、少なくとも1つの偏光分離部の偏光分離面と反射面との間隔が残りの偏光分離部の偏光分離面と反射面との間隔と異なるため、1つの偏光分離部の反射面において反射された光の光路長と、残りの偏光分離部の反射面において反射された光の光路長とが異なる。この結果、それぞれの反射面において反射された光のスペックルパターンは異なるものとなる。したがって、本発明の偏光変換素子に光を入射させると、それぞれの反射面において反射された光は重ね合わされることにより干渉縞が平均化されるので、シンチレーションが抑えられた光が射出端面より射出される。
本発明の偏光変換素子は、隣接する前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔が異なることが好ましい。
本発明に係る偏光変換素子では、隣接する偏光分離部の偏光分離面と反射面との間隔が異なるため、隣接する反射面において反射されたそれぞれの光の光路長が異なる。この結果、隣接する反射面において反射された光のスペックルパターンは異なるものとなる。したがって、それぞれの反射面において反射された光は重ね合わされることにより干渉縞が平均化されるので、よりシンチレーションが抑えられた光が射出端面より射出される。
また、本発明の偏光変換素子は、前記複数の偏光分離部のうち前記偏光分離面と前記反射面との間隔が異なる前記偏光分離部において、前記偏光分離部の前記間隔の差は干渉距離より長いことが好ましい。
本発明に係る偏光変換素子では、偏光分離部の間隔の差が、入射する光の干渉距離(コヒーレンス長)より長いため、複数の偏光分離部のうち偏光分離面と反射面との間隔が異なる偏光分離部において、反射面から射出される光同士の干渉性を低下させることが可能となる。したがって、本発明では、より確実に射出される光のシンチレーションの発生を抑えることができる。
また、本発明の偏光変換素子は、前記複数の偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔がランダムであることが好ましい。
本発明に係る偏光変換素子では、複数の偏光分離部の偏光分離面と反射面との間隔がランダムであるため、各反射面から射出される光のスペックルパターンは異なるものとなる。したがって、本発明では、より確実に射出される光のシンチレーションの発生を抑えることができる。
本発明の照明装置は、光を射出する光源装置と、該光源装置から射出された光を一方向に振動する光に変換する上記偏光変換素子とを備えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、光源装置より射出された光が、偏光変換素子に入射する。そして、偏光変換素子に入射した光は、一方向の偏光方向に揃えられ射出される。このとき、シンチレーションの発生が抑制できる偏光変換素子を用いているため、干渉性の低い光を射出する照明装置を提供することが可能となる。
本発明の照明装置は、前記光源装置から射出された光を各前記偏光分離部に集光させるとともに、前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔に応じた焦点距離を有する複数のレンズからなる集光手段を備えることが好ましい。
本発明に係る照明装置は、光源装置から射出された光が集光手段により偏光分離部に集光される。このとき、集光手段は、偏光分離部の偏光分離面と反射面との間隔に応じた焦点距離を有する複数のレンズからなるため、光源装置から射出された光を対応する反射面に集光させることができる。すなわち、偏光分離面と反射面との間隔が偏光分離部によって異なっていても、集光手段により適切な位置(偏光分離面と反射面との中間位置)に集光させることができる。したがって、反射面から反射される光のエテンデュの増大(光源放射角の増大)を最小限に抑えつつ、一方向の偏光光に揃えることができる。
本発明の画像表示装置は、上記照明装置と、該照明装置から射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、該光変調装置により変調された光を投射する投射装置とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像表示装置は、照明装置より射出された光は、光変調装置に入射する。そして、光変調装置により変調された画像が、投射装置によって投射される。このとき、シンチレーションを抑えた照明装置を用いているため、輝度ムラがなく高画質な画像が表示されることになる。すなわち、本発明は、従来のように、スクリーンを振動させるものや、照明光学系に回転駆動系を用いたものではないため、簡易な構成、かつ、コストを抑えて、射出端面から射出される光のシンチレーションの発生を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る偏光変換素子,照明装置及び画像表示装置の実施形態について説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
[一実施形態]
図1(a)は本実施形態に係るリアプロジェクタ(画像表示装置)1の概略構成を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示すリアプロジェクタ1の側面断面図である。本実施形態に係るリアプロジェクタ1は、光源装置から射出された光を光変調手段により変調し、この変調した光をスクリーン55に拡大投射するものである。
図1(a)に示すように、リアプロジェクタ1は、筐体2と、筐体2の前面に取り付けられ、画像が投影されるスクリーン55とを備えている。スクリーン55の下方の筐体2にはフロントパネル3が設けられ、フロントパネル3の左右側にはスピーカからの音声を出力する開口部4が設けられている。
次に、リアプロジェクタ1の筐体2の内部構造について説明する。
図1(b)に示すように、リアプロジェクタ1の筐体2内部の下方には投射光学系20が配設されている。投射光学系20とスクリーン55との間には反射ミラー5,6が設けられており、投射光学系20から出射された光が反射ミラー5,6によって反射され、スクリーン55に拡大投影されるようになっている。
次に、リアプロジェクタ1の投射光学系20の概略構成について図2を参照して説明する。なお、図2中においては、簡略化のためリアプロジェクタ1を構成する筐体2は省略している。
[投射光学系の全体構成]
投射光学系20は、図2に示すように、照明装置10と、色分離部(色分離手段)30と、液晶ライトバルブ40と、ダイクロイックプリズム(色合成手段)45とを備えている。
[照明装置]
照明装置10は、光を射出する高圧水銀ランプ(光源装置)11と、高圧水銀ランプ11から射出された光の照度分布を均一化する第1,第2インテグレータレンズ12,13と、均一化された不定偏光状態の光を特定の偏光方向の光に変換する偏光変換素子14とを備えている。また、高圧水銀ランプ11は、赤色光(以下、「R光」という。)と緑色光(以下、「G光」という。)と青色光(以下、「B光」という。)とを含む白色光を射出するものである。
[偏光変換素子]
偏光変換素子14は、図3に示すように、不定偏光光を互いに偏光方向が直交する2つの直線偏光光であるp偏光光とs偏光光とに分離する偏光分離面15aと偏光分離面15aにおいて反射された光を射出端面14bに反射させる反射面15bとからなる複数の偏光分離部20a〜20fと、射出端面14bに設けられ偏光分離面15aを透過した光の偏光面を90度回転させる1/2波長板(位相差付与手段)16と、入射端面14aに設けられた遮光膜17とを備えている。
この偏光分離面15aは、s偏光光を透過させp偏光光を反射させるものであり、第2インテグレータレンズ13から射出された光が入射されるようになっている。また、反射面15bは、偏光分離面15aにおいて反射された光が入射されるようになっている。これにより、偏光変換素子14の入射端面14aから入射した光のうちs偏光の光は偏光分離面15aを透過し、射出端面14bに設けられた1/2波長板16により偏光面が90度回転されp偏光の光として射出される。
一方、偏光変換素子14の入射端面14aから入射した光のうちp偏光の光は偏光分離面15aで反射され、隣接する反射面15bにおいて再び反射され、射出端面14bからp偏光のまま射出される。これにより、偏光分離面15aを透過した光及び反射面15bを反射した光は、偏光変換素子14から同一方向に射出される。
また、偏光分離面15aおよび反射面15bは、ランプ11から射出された光の中心軸Oを含み、かつ偏光分離方向Dに直交する面に対し略45度の角度を有するように配置されている。
遮光膜17は、反射面15bに直接光が入射する(光が偏光分離面15aを反射することなく入射する)のを防止するためのものであり、入射端面14aの反射面15bから偏光分離面15aの間に設けられている。これにより、偏光変換素子14の内部に迷光が混入するのを防止し、偏光変換素子14から射出される光の単偏光の純度をより高め、コントラストを向上させることができる。
偏光変換素子14は、偏光分離面15a及び反射面15bを1組の偏光分離部とすると、図示例では6組の第1〜第6偏光分離部20a〜20fを備えている。なお、本実施形態では、偏光変換素子14の構成を分かり易く説明するために6組のアレイとなっているが、アレイの組数はこれに限るものではなく、特に10組前後のものが好適に用いられる。
また、偏光変換素子14の偏光分離面15a及び反射面15bは、ランプ11から射出された光の中心軸Oを含み、かつ、偏光分離方向Dに直交する面に対称な配置となるように貼り合わされている。したがって、偏光変換素子14の中心軸Oより図中上側に設けられた第1〜第3偏光分離部20a〜20cについて説明する。
複数の第1〜第3偏光分離部20a〜20cのうち少なくとも1つの偏光分離部の偏光分離面15aと反射面15bとの間隔が残りの偏光分離部の偏光分離面15aと反射面15bとの間隔と異なっていれば良い。すなわち、本実施形態では、第1偏光分離部20aの偏光分離面15a及び反射面15bの間隔Lと、第2偏光分離部20bの偏光分離面15a及び反射面15bの間隔Mと、第3偏光分離部20cの偏光分離面15a及び反射面15bの間隔Nとはすべて異なっている。具体的には、第1偏光分離部20aの間隔Lが5.1mm、第2偏光分離部20bの間隔Mが5.0mm、第3偏光分離部20cの間隔Nが5.2mmとなっている。
また、本実施形態では光源装置として高圧水銀ランプ11を用いているため、このランプ11から射出される光のコヒーレンス長は10μm前後(数μm〜数十μm)である。ここで、上記間隔L,M,Nは一例に過ぎないが、実際はコヒーレンス長の10倍程度の光路を介してもまだ干渉縞は形成されるため、本実施形態のように第1〜第3偏光分離部20a〜20cの間隔L,M,Nの差は100μm(0.1mm)以上であることが好ましい。
なお、本実施形態での間隔とは、偏光分離面15aに入射した光が反射面15bに到達するまでの光路長を示している。
次に、偏光変換素子14の製造方法について説明する。
偏光変換素子14は、図4に示すように、偏光分離膜21aが形成されたガラス板(透明部材)21と、反射膜21bが形成されたガラス板21とを交互に複数積層した後、ガラス板21に対して45度の角度をなす切断線Pに沿って切断することにより形成する。したがって、一枚おきのガラス板21の傾斜間隔L,M,Nの差が光路長の差に相当するため、ガラス板21の厚みを変えることによって、反射面15bから射出される光の光路長を変えることが可能である。このようにして、通常の偏光ビームスプリッタアレイと同様の方法で製造することができるため、所望の光路長を有する偏光変換素子14を低コストで製造することができる。なお、反射膜を偏光分離膜で構成し、反射面15bとしても良い。
[第1インテグレータレンズ及び第2インテグレータレンズ]
第1インテグレータレンズ12及び第2インテグレータレンズ13は、ランプ11から射出された光のビーム面を分割し、拡大,偏向し、液晶ライトバルブ40上で重ね合わせるものである。これにより、液晶ライトバルブ40上の光線密度の均一化を図り、液晶ライトバルブ40全体を照射することを可能にしている。
まず、第1インテグレータレンズ12について説明する。
第1インテグレータレンズ(集光手段)12は、図3に示すように、偏光変換素子14の第1〜第3偏光分離部20a〜20cの偏光分離面15aに対応して配列された微小レンズ12a,12b,12cからなっている。また、第1インテグレータレンズ12は、図5に示すように、図5の中心軸Oを含む面(図3で説明すれば中心軸Oを含み、かつ、偏光分離方向Dに直交する面)に対して上下対称な構成となっている。つまり、第1インテグレータレンズ12は、微小レンズ12a,12b,12c,12c,12b,12aの順でマトリックス状に配列されている。
また、第1インテグレータレンズ12は、微小レンズ12a,12b,12cの中心軸Oに対する垂直方向(偏光分離方向D)の幅(寸法)が異なるように形成されている。すなわち、第1インテグレータレンズ12の微小レンズの幅は、微小レンズ12b,12c,12aの順に小さくなっている。これにより、ランプ11から射出された光は、第1インテグレータレンズ12により、第2インテグレータレンズ13の対応した位置に集光されるように分割される。
なお、微小レンズ12a,12b,12cの中心軸Oに対する垂直方向(偏光分離方向D)の幅(寸法)が異なる構成にしたが、微小レンズ12a,12b,12cのレンズ面の平均傾斜を偏光分離面15aの位置に応じて変化させても良い。すなわち、微小レンズ12a,12b,12cを偏心レンズとしても良い。
さらに、本実施形態では、微小レンズ12a,12b,12cの湾曲面の曲率半径は、微小レンズ12b,12a,12cの順に小さくなっている。すなわち、反射面15bにおいて反射される光の光路長が最も長くなる第2偏光分離部20bに対応する位置に、最も曲率半径の大きい微小レンズ12bが配置されている。また、微小レンズ12a,12b,12cは、第1インテグレータレンズ12により集光された光が偏光分離面15aと反射面15bの間(望ましくは中間位置)において集光するような曲率半径を有するレンズである。このように、偏光分離面15aと反射面15bの間で、最も光線が絞られるので、偏光分離部から射出される光のエテンデュの増大(光源放射角の増大)を最小限に抑えつつ、一方向の偏光光に揃えることができる。
なお、本実施形態のように、微小レンズ12a,12b,12cの曲率半径を偏光変換素子14の反射面15bから射出される光の光路長に合わせて変化させる構成は、特に、光路長の差が大きい場合に有効である。
次に、第2インテグレータレンズ13について説明する。
第2インテグレータレンズ13は、図3に示すように、偏光変換素子14の第1〜第3偏光分離部20a〜20cの偏光分離面15aに対応して配列された微小レンズ13a,13b,13cからなっている。また、第2インテグレータレンズ13は、図6に示すように、図6の中心軸Oを含む面(図3のものとは異なる、図3で説明すれば中心軸Oを含み、かつ、偏光分離方向Dに直交する面)に対して上下対称な構成となっている。つまり、第2インテグレータレンズ13は、微小レンズ13a,13b,13c,13c,13b,13aの順でマトリックス状に配列されている。
また、第2インテグレータレンズ13は、第1インテグレータレンズ12により分割された光を偏向させ偏光変換素子14のそれぞれの偏光分離面15aに入射させるものである。
さらに、第2インテグレータレンズ13は、微小レンズ13a,13b,13cの中心軸Oに対する垂直方向(偏光分離方向D)の幅(寸法)が異なるように形成されている。すなわち、第2インテグレータレンズ13の微小レンズの幅は、微小レンズ13b,13a,13cの順に小さくなっている。これにより、第1インテグレータレンズ12から射出された光は、第2インテグレータレンズ13により、偏光分離面15aに対応した位置に集光されるようになっている。
さらに、微小レンズ13a,13b,13cのそれぞれの偏心量は異なっており、第2インテグレータレンズ13の光軸O1に近い微小レンズ13cの偏心量に比べて光軸O1から離れた微小レンズ13aの偏心量の方が大きくなっている。これにより、第2インテグレータレンズ13に入射された複数の光束を液晶ライトバルブに向かって偏向させている。
[色分離部]
色分離部30は、図2に示すように、高圧水銀ランプ11から射出された光のうち、R光を反射させ、G光及びB光を透過させるR光反射ダイクロイックミラー31と、G光を反射させ、B光を透過させるG光反射ダイクロイックミラー32とを備えている。
高圧水銀ランプ11から射出された光のうちR光は、R光反射ダイクロイックミラー31において光路が90度折り曲げられ、反射ミラー35に入射する。そして、R光は、反射ミラー35により光路が90度折り曲げられ、R光用液晶ライトバルブ(光変調装置)40Rに入射される。
高圧水銀ランプ11から射出された光のうちG光は、R光反射ダイクロイックミラー31を透過し、G光反射ダイクロイックミラー32においてG光の光路が90度曲げられる。そして、G光はG光用液晶ライトバルブ(光変調装置)40Gに入射される。
高圧水銀ランプ11から射出された光のうちB光は、R光反射ダイクロイックミラー31及びG光反射ダイクロイックミラー32を透過し、リレーレンズ36を経由して反射ミラー37に入射する。反射ミラー37に入射したB光は、光路が90度曲げられ、リレーレンズ38を経由して反射ミラー39に入射する。反射ミラー39に入射した光は、光路が90度曲げられ、B光用液晶ライトバルブ(光変調装置)40Bに入射される。
[ダイクロイックプリズム]
各液晶ライトバルブ40R,40G,40Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム45に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は投写光学系である投射レンズ(投射装置)50によりスクリーン55上に投射され、拡大された画像が表示される。
本実施形態に係るリアプロジェクタ1では、ランプ11から射出され複数の反射面15bにおいて反射された光の光路長が異なるため、隣接するそれぞれの反射面15bにおいて反射された光のスペックルパターンは異なるものとなる。さらには、隣接する第1偏光分離部20aの間隔Lと第2偏光分離部20bの間隔Mとの差及び第2偏光分離部20bの間隔Mと第3偏光分離部20cの間隔Nとの差が、入射する光の干渉距離(コヒーレンス長)より長い。これにより、隣接する反射面15bから射出される光同士の干渉性が低下されるため、液晶ライトバルブ40において重ね合わされた光のシンチレーションを大きく低減することが可能となる。
また、微小レンズ12a,12b,12cの中心軸Oに対する垂直方向(偏光分離方向D)の幅(寸法)が異なり、微小レンズ13a,13b,13cのそれぞれの偏心率が異なっているため、第1〜第6偏光分離部20a〜20fの偏光分離面15aを透過する光の光学距離にも差が生じる。これにより、偏光分離面15aを透過し、液晶ライトバルブ40において重ね合わされた光のシンチレーションも大きく低減することが可能となる。
つまり、本実施形態のリアプロジェクタ1は、低コスト、かつ、振動や像ボケを抑えて、射出される光のシンチレーションを防止し、高画質化を図ることが可能である。
なお、光源装置として高圧水銀ランプ11を用いたが固体光源等であっても良い。但し、本実施形態では、光源から射出される光のコヒーレンス長が数mm以下の場合を想定しているため、コヒーレンス長の長いレーザ光を射出するレーザ光源より、コヒーレンス長が短いLED(Light Emitting Diode)やSLD(Super Luminescent Diode)からなる光源の方が本実施形態の効果を得ることができる。
また、少なくとも1つの偏光分離部の間隔が異なっていれば良いため、例えば、複数の偏光分離部のうち1つの偏光分離部の間隔が5.0mmで、残りの偏光分離部の間隔がすべて5.1mmであっても良い。さらに、この間隔が偏光変換素子14の外側に向かうに連れて順に大きくなるものや、順に小さくなるものであっても良い。しかしながら、上記実施形態のように、間隔が5.1mm,5.2mm,5.0mmのようにランダムな配置の方が、より光のシンチレーションを防止し、高画質化を図ることが可能である。さらには、中心軸Oを含み、かつ、偏光分離方向Dに直交する面に対して非対称となるように、偏光分離部の間隔を設定してもよい。このような構成により、光源からの射出光の照度分布の対称性(中心部が明るく、周辺部が暗い)に対して、非対称な偏光分離部の間隔が作用することにより、中心部の明るい光が異なる間隔の偏光分離部に入射することとなり、明るい光に対して光路長の差が大きくなるため、より効果的に光のシンチレーションを防止することができる。
また、本実施形態では、第1、第2、第3偏光分離部20a,20b,20cの偏光分離面15aと反射面15bとの間隔L、M、Nがコヒーレンス長より長い構成にしたが、少なくとも第1〜第3偏光分離部20a〜20cのうち1つの偏光分離部の間隔と残りの偏光分離部の間隔とが異なっていれば良い。すなわち、反射面15bにおいて反射された光の光路長が異なるため、反射面15bにおいて反射された光のスペックルパターンは異なるものとなる。したがって、それぞれの反射面15bにおいて反射された光は重ね合わされることにより干渉縞が平均化されるので、シンチレーションが抑えられた光を射出することが可能となる。
さらに、偏光変換素子14は、偏光分離面15a及び反射面15bがランプ11から射出された光の中心軸Oを含み、偏光分離方向Dに直交する面に対し対称な配置となるように貼り合わされた構成にしたが、偏光分離面15a及び反射面15bがすべて同じ方向に傾斜した構成であっても良い。この構成の場合、偏光分離部の間隔をすべて異なるように形成することで、より光のシンチレーションを防止し、高画質化を図ることが可能である。
なお、照明装置10において、液晶ライトバルブ40上の光線密度の均一化を図るために、第1,第2インテグレータレンズ12,13を用いたが、均一化手段としてはこれに限るものではない。すなわち、ランプ11から射出された光を分割して偏光変換素子14に入射させたが、偏光変換素子14に一様な光を入射させても良い。また、第2インテグレータレンズ13の微小レンズ13a〜13cを偏心させず、偏光変換素子14の後段に重畳レンズを配置しても良い。
また、1/2波長板16を偏光分離面15aを透過した光の光路上に配置したが、反射面15bにおいて反射した光の光路上に配置し、偏光変換素子14から射出される光をs偏光に揃えても良い。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態において、背面投射型のプロジェクタであるリアプロジェクタを例に挙げて説明したが、フロント投射型のプロジェクタ(画像表示装置)であっても良い。
また、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブを用いた例を示したが、反射型の液晶ライトバルブ、及び、微小ミラーアレイデバイスを光変調装置として用いることもできる。その際には、投射光学系の構成は適宜変更される。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置の概略構成図である。 本発明の画像表示装置の投射光学系の概略構成図である。 本発明の画像表示装置の照明装置の一部を示す平面図である。 本発明の画像表示装置の偏光変換素子の製造方法を示す断面図である。 本発明の画像表示装置の第1インテグレータレンズを示す斜視図である。 本発明の画像表示装置の第2インテグレータレンズを示す斜視図である。 シンチレーションの原理を示す図である。
符号の説明
1…リアプロジェクタ(画像表示装置)、10…照明装置、11…高圧水銀ランプ(光源装置)、13…第2インテグレータレンズ(集光手段)、14…偏光変換素子、15a…偏光分離面、15b…反射面、40R…R光用液晶ライトバルブ(光変調装置)、40G…G光用液晶ライトバルブ(光変調装置)、40B…B光用液晶ライトバルブ(光変調装置)、50…投射レンズ(投射装置)

Claims (7)

  1. 入射した光のうち所定の振動方向の偏光光を透過させるとともに、前記所定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光を反射させる偏光分離面と該偏光分離面において反射された光を射出端面に反射させる反射面とを有する複数の偏光分離部と、
    前記偏光分離面を透過した光の光路上あるいは前記反射面において反射した光の光路上に設けられ、前記射出端面から射出される光の振動方向を揃える位相差付与手段とを備え、
    前記複数の偏光分離部のうち少なくとも1つの前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔が残りの前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔と異なることを特徴とする偏光変換素子。
  2. 隣接する前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔が異なることを特徴とする請求項1に記載の偏光変換素子。
  3. 前記複数の偏光分離部のうち前記偏光分離面と前記反射面との間隔が異なる前記偏光分離部において、前記偏光分離部の前記間隔の差は干渉距離より長いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の偏光変換素子。
  4. 前記複数の偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔がランダムであることを特徴とする請求項1に記載の偏光変換素子。
  5. 光を射出する光源装置と、
    該光源装置から射出された光を一方向に振動する光に変換する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の偏光変換素子とを備えることを特徴とする照明装置。
  6. 前記光源装置から射出された光を各前記偏光分離部に集光させるとともに、前記偏光分離部の前記偏光分離面と前記反射面との間隔に応じた焦点距離を有する複数のレンズからなる集光手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の照明装置と、
    該照明装置から射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、
    該光変調装置により変調された光を投射する投射装置とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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