JP5829584B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の技術によれば、変速レバーの操作により、機体の前後進の切り換えおよび機体の走行速度の調整を行うことができる。また、特許文献1に記載の技術では、変速レバーには、機体の前後方向に略平行な面と、機体の左右方向に略平行な面とが形成されており、操縦者は、これらの面に手を沿わせて変速レバーを握ることになる。
以下、ホイール式のコンバインに本発明を適用した実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、コンバイン1は、稲、麦等の作物の収穫を行う全稈投入型のコンバインである。コンバイン1には、機体を支持する走行部2と、走行部2の上方に位置する運転部3と、運転部3の前方に位置する刈取部4と、機体の後方に位置される脱穀部5と、脱穀部5の上方に位置された貯留部6とが備えられている。
図2及び図3に示すように、運転部3には、機体の中央部に配置された運転席10と、運転席10の右側に配置されたレバーボックス13に支持され、HSTに対して変速動作を指令可能な主変速レバー11(「変速レバー」に相当する)と、ステアリングホイール14とが備えられている。ステアリングホイール14の操作によって、操向輪である後輪8を操向操作することができる。
主変速レバー11は、樹脂製であり、図5に示すように、金属製のロッド21を介して、レバーボックス13に支持されている。主変速レバー11には、握り部22と、握り部22を支持する軸部23とが備えられている。
ロッカースイッチ34は、図4乃至図6に示すように、第1の面24上に備えられている。ロッカースイッチ34は、樹脂製の台座35を介して、第1の面24からやや浮かせて取り付けられている。ロッカースイッチ34は、握り部22のうち操縦者Dに近い側の側部に形成されている。ロッカースイッチ34には、一方のノブ34Aと、この一方のノブ34Aに連続して形成された他方のノブ34Bとが備えられている。ロッカースイッチ34は、モーメンタリ式のスイッチであり、一方のノブ34A又は他方のノブ34Bへの押圧が解除されると、中立位置に自動復帰するように構成されている。
(1)上述の実施形態においては、第1の指令入力手段が動作を指令する第1の作業部を、刈取部4を昇降させる油圧シリンダからなる刈取昇降制御部とし、第2の指令入力手段が動作を指令する第2の作業部を、掻き込みリール61を昇降させる油圧シリンダからなるリール昇降制御部としたが、これに限られない。例えば、第1の指令入力手段が動作を指令する第1の作業部をリール昇降制御部とし、第2の指令入力手段が動作を指令する第2の作業部を刈取昇降制御部としてもよい。また、第1の指令入力手段が動作を指令する第1の作業部又は第2の指令入力手段が動作を指令する第2の作業部を、刈取昇降制御部やリール昇降制御部とは異なる他の作業部としてもよい。
8 :後輪
10 :運転席
11 :主変速レバー(変速レバー)
13 :レバーボックス
14 :ステアリングホイール
18 :座面
21 :ロッド
22 :握り部
23 :軸部
24 :第1の面
25 :切り欠き部
26 :第2の面
27 :上面
28 :外側膨出部
29 :凹入部
30 :内側膨出部
34 :ロッカースイッチ(第1の指令入力手段)
37 :ロッカースイッチ(第2の指令入力手段)
43 :下端膨出部
45 :電気配線
46 :挿通孔
47 :挿通孔
50 :レバーガイド
D :操縦者
A :腕
H :手
P :手の平
t :親指
f :人差し指
m :中指
r :薬指
p :小指
Claims (20)
- 走行トランスミッションの変速装置と、運転席の近傍に配設され、前後操作によって前記変速装置に対して動作を指令可能な変速レバーとが備えられ、
前記変速レバーに、操縦者の親指を位置させる第1の面と、前記第1の面とは異なる面であって、親指以外の4指を位置させる第2の面と、前記第1の面および前記第2の面とは異なる面であって、操縦者の手の平を載置する上面とが形成された握り部が備えられ、
前記第1の面は、平面視において、操縦者から離れるほど前方に位置するように傾斜しており、前記第2の面は、平面視において、操縦者から離れるほど後方に位置するように傾斜しており、
前記第1の面のうち操縦者に近い側の部分に切り欠き部が形成されているコンバイン。 - 前記変速装置とは異なる第1の作業部が備えられ、
前記第1の面上に、前記第1の作業部に対して相反する動作を指令可能であると共に、前記第1の面に沿わせながら、付け根まわりに親指を揺動させて、相反する動作の指令を入力する第1の指令入力手段が備えられている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記変速装置とは異なる第2の作業部が備えられ、
前記第2の面上に、前記第2の作業部に対して相反する動作を指令可能であると共に、親指以外の4指のいずれかによる押し操作により相反する動作の指令を入力する第2の指令入力手段が備えられている請求項1または2に記載のコンバイン。 - 走行トランスミッションの変速装置と、運転席の近傍に配設され、前後操作によって前記変速装置に対して動作を指令可能な変速レバーとが備えられ、
前記変速レバーに、操縦者の親指を位置させる第1の面と、前記第1の面とは異なる面であって、親指以外の4指を位置させる第2の面と、前記第1の面および前記第2の面とは異なる面であって、操縦者の手の平を載置する上面とが形成された握り部が備えられ、
前記第1の面は、平面視において、操縦者から離れるほど前方に位置するように傾斜しており、前記第2の面は、平面視において、操縦者から離れるほど後方に位置するように傾斜しており、
前記変速装置とは異なる第1の作業部が備えられ、
前記第1の面上に、前記第1の作業部に対して相反する動作を指令可能であると共に、前記第1の面に沿わせながら、付け根まわりに親指を揺動させて、相反する動作の指令を入力する第1の指令入力手段が備えられ、
前記変速レバーに、前記握り部を支持する軸部が備えられ、
前記軸部に、前記第1の指令入力手段の電気配線用の挿通孔と、前記変速レバーを支持するロッド用の挿通孔とが設けられているコンバイン。 - 走行トランスミッションの変速装置と、運転席の近傍に配設され、前後操作によって前記変速装置に対して動作を指令可能な変速レバーとが備えられ、
前記変速レバーに、操縦者の親指を位置させる第1の面と、前記第1の面とは異なる面であって、親指以外の4指を位置させる第2の面と、前記第1の面および前記第2の面とは異なる面であって、操縦者の手の平を載置する上面とが形成された握り部が備えられ、
前記第1の面は、平面視において、操縦者から離れるほど前方に位置するように傾斜しており、前記第2の面は、平面視において、操縦者から離れるほど後方に位置するように傾斜しており、
前記変速装置とは異なる第2の作業部が備えられ、
前記第2の面上に、前記第2の作業部に対して相反する動作を指令可能であると共に、親指以外の4指のいずれかによる押し操作により相反する動作の指令を入力する第2の指令入力手段が備えられ、
前記変速レバーに、前記握り部を支持する軸部が備えられ、
前記軸部に、前記第2の指令入力手段の電気配線用の挿通孔と、前記変速レバーを支持するロッド用の挿通孔とが設けられているコンバイン。 - 前記電気配線用の挿通孔と前記ロッド用の挿通孔とが重複した状態で設けられている請求項4または5に記載のコンバイン。
- 前記軸部の下端部が、外周方向に膨出されている請求項4から6のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記第1の指令入力手段が動作を指令する前記第1の作業部は、刈取部を昇降させる刈取昇降制御部または前記刈取部に備えられた掻き込みリールを昇降させるリール昇降制御部である請求項2または4に記載のコンバイン。
- 前記第1の指令入力手段は、ロッカースイッチである請求項2、4、8のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記第2の指令入力手段が動作を指令する前記第2の作業部は、刈取部を昇降させる刈取昇降制御部または前記刈取部に備えられた掻き込みリールを昇降させるリール昇降制御部である請求項3または5に記載のコンバイン。
- 前記第2の指令入力手段は、ロッカースイッチである請求項3、5、10のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記握り部は、平面視において、前記第1の面に沿った方向の幅よりも前記第2の面に沿った方向の幅が大きくなるように形成されている請求項1から11のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記握り部のうち操縦者から遠い側の端部において、前記第2の面と前記上面とに亘る部分が操縦者から離れる側へ向けて膨出されている請求項1から12のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記握り部のうち前記第2の面と前記上面とにわたる部分に、人差し指および中指のうち少なくともいずれか一方を位置させる凹入部が形成されている請求項1から13のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記握り部のうち操縦者に近い側の端部において、前記第2の面が操縦者から離れる側へ向けて膨出されている請求項1から14のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記変速レバーを案内するレバーガイドが、運転席の座面と略同じ高さ位置に備えられている請求項1から15のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記変速レバーが、主変速レバーである請求項1から16のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記変速レバーが、運転席の右側に備えられている請求項1から17のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前輪と後輪とを備え、
前記走行トランスミッションは、前記前輪および前記後輪を駆動する請求項1から18のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記後輪が操向輪であり、
前記後輪を操向操作するステアリングホイールが備えられている請求項19に記載のコンバイン。
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