JP5829467B2 - レジオネラ菌に起因する病態の検査方法 - Google Patents
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Description
レジオネラ菌検出用の抗体としては、例えば、特許文献2に報告されているものがある。特許文献2では、本質的にタンパク質非含有のO-糖質抗原またはO-多糖質抗原をレジオネラ菌の種、または種の血清群から分離してクロマトグラフィーカラムに結合し、これを使用してレジオネラ菌のひとつの血清型に対する粗抗体の精製を行っている。このようにして得られる抗原特異的抗体は、レジオネラ症、ポンティアック熱およびその他のレジオネラ菌が起因した疾患の検出のため、ならびに環境試料中のレジオネラ菌の検出のための免疫化学的アッセイ法において使用されることが記載されている。
(2) 抗体がモノクローナル抗体である、(1)に記載の方法。
(3) 抗体が、レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と種特異的または属選択的に反応することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の方法。
(4) レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と種特異的または属選択的に反応する抗体を少なくとも1種類以上用いてサンドイッチイムノアッセイを行うことを特徴とする、(1)から(3)の何れか1項に記載の方法。
(5) イムノクロマトグラフィーによるサンドイッチイムノアッセイを行うことを特徴とする、(4)に記載の方法。
(6) レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する抗体を用いて、患者の下気道検体、尿又は血液における該抗原を検出し、該検出結果に基づいて、レジオネラ菌の感染の増悪または治癒を評価する、(1)から(5)の何れか1項に記載の方法。
(7) レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する抗体を用いて、レジオネラ菌の感染に対する治療用薬剤を投与した患者の下気道検体、尿又は血液における該抗原を検出することを含む、該治療用薬剤の有効性を評価する方法。
(8) レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する少なくとも1種類の抗体を含む、(1)から(7)の何れか1項に記載の方法を行うための検査キット。
(9) レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する少なくとも1種類の抗体が、水不溶性の基材の表面に固定化されている、(8)に記載の検査キット。
本発明におけるレジオネラ菌は、レジオネラ属に属する細菌である限り特に限定されず、例えば、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)、レジオネラ・サインテレンシ(Legionella sainthelensi)、レジオネラ・ロングビーチェ(Legionella longbeachae)、レジオネラ・デュモフィ(Legionella dumoffi)、レジオネラ・ボゼマニ(Legionella bozemanii)、及びレジオネラ・ミクダデイ(Legionella micdadei)を挙げることができるがこれらに限定されない。
以下の実施例では、レジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗原に対する抗体として、特許文献4に記載のRELPAM-8とRELPAM-1、又はRELPAM-14とRELPAM-16を使用した。これらの抗体の取得方法を以下に記載する。
特開2004-201605号公報の実施例3に記載のプラスミドpGEX-Leg16.L7/L12を含有する大腸菌DH5α形質転換体を用いて、同報実施例記載の方法に従い抗レジオネラ・ニューモフィラリボゾーム蛋白質L7/L12抗体を産生するハイブリドーマを取得するための免疫源としてのLegionellaリボゾーム蛋白質L7/L12蛋白質精製物を調整した。さらに当該リボゾーム蛋白質L7/L12を用い、特開2004-201605号公報の実施例4に記載の方法に従い、同報記載のハイブリドーマLPAM-1〜4とは別に、新たにレジオネラリボゾーム蛋白質L7/L12に対する抗体を産生するRELPAM-1からRELPAM-18の18株のハイブリドーマを取得した。
上記(1)にて取得したRELPAM-1からRELPAM-18のハイブリドーマを定法に従い培養、精製しモノクローナル抗体をそれぞれ回収した。具体的には各ハイブリドーマを種細胞増殖用培地としてウシ胎児血清(FBS)を10%添加したTIL MediaI培地(IBL社製)5mlで1〜2×105個/ml程度となるように希釈し、5%CO2、37℃、25cm2培養フラスコ中で2-3日培養した。5〜10×105個/ml程度に増殖した細胞を、さらに75cm2培養フラスコ中にて同様に増殖させた後、1〜2×105個/ml程度となるように同様のFBS入り培地で希釈しローラーボトル中へ250mlに継代した。5%CO2、37℃で2-3日培養した後、さらに250mlのFBS入り清培地を追加して2-3日間培養を継続した。5〜10×105個/ml程度にまで増殖させた後、すべての細胞を回収し、同量の無血清培養用培地(ASF0104N 味の素社)に置換した。 4〜7日間培養したのち培養液を回収して2500rpm、10分の遠心により目的とする抗体を含む培養上清を取得した。 培養上清は、ポアサイズ0.45μmで無菌濾過し、0.1%のアジ化ソーダ添加後4℃で保存した。取得した培養上清を0.05mole/lリン酸緩衝液(pH7)で5倍希釈後Hitrap-proteinGカラム(アマシャム社製、5ml)に吸着させ、リン酸緩衝液で5ベッドボリューム分洗浄後pH2.5の0.1Mグリシン-塩酸緩衝液で溶出し、フラクションを回収して各ハイブリドーマの産生するモノクローナル抗体を得た。
レジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染モデルマウス実験−1:レジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染マウスの作製と感染経緯における肺中に感染した菌数の測定
本実験におけるレジオネラ菌感染モデルマウスは以下に記載の条件にて作製した。
実験にはA/J系統の6-7週齢メスのマウスを使用し、それぞれのマウスの気管に1E+07cfu/ml濃度のレジオネラ・ニューモフィラ血清型1を30μl、滅菌した26ゲージの注射針を使用して投与し感染させたのち、傷口をサージカルステープルを使って閉鎖した。使用したレジオネラ・ニューモフィラ血清型1は、BCYE寒天培地で37℃、4日間培養した後、単一コロニーを3mlのBYE培地に添加し、攪拌しながら37℃で一晩培養した菌を、再び新しいBYE培地3mlに添加し、攪拌しながら37℃で一晩培養した。この培養液を、1E+07cfu/ml濃度に生理食塩水で希釈して、感染実験に使用した。菌濃度は、あらかじめ菌濁度から菌数を導き出しておいた係数を用いて計算した。感染後、それぞれ日数を変えて、全肺、血清、尿を採取し、冷凍保存または実験に使用した。
レジオネラ・ニューモフィラ 血清型1 LPS抗原検出イムノクロマトキット(BinaxNOWレジオネラ:インバネス・メディカル・ジャパン株式会社):肺組織破砕液の測定
実施例1で作成したレジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染モデルマウスから得た肺組織破砕液中のレジオネラ・ニューモフィラ血清型1由来のLPS抗原を、市販のレジオネラ・ニューモフィラ血清型1 LPS抗原検出イムノクロマトキット(BinaxNOWレジオネラ)に供し評価した。肺組織破砕液は生理食塩水で5-10倍に希釈したものを検体とし、BinaxNOWレジオネラキットの仕様書に記載の方法に従い測定した。
BinaxNOWレジオネラキットで測定したLPS抗原濃度の経時的変化を図2に、LPS抗原濃度と肺中レジオネラ・ニューモフィラ感染菌数の相関を図3に示す。
レジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染モデルマウス実験−2:感染マウスの肺組織破砕液中のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度のELISAによる測定
実施例1に記載の方法で作成したレジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染マウスの肺組織破砕液中のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度を、2種類のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗原に対する抗体として、特許文献4記載のRELPAM-8とRELPAM-1とを用いたサンドイッチ系ELISA法にて測定した。この抗体の組合せは、レジオネラ・ニューモフィラのリボゾーム蛋白質L7/L12に特異的または属に選択的な抗体同士の組合せである。
肺中のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度は、肺中レジオネラ・ニューモフィラ感染菌数と同じく2日目に最大値となり、その後速やかに減少していき、肺中にレジオネラ・ニューモフィラが存在しない状態では、レジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12は検出されないことが証明された。さらに、図5を見て明らかなように、肺中レジオネラ・ニューモフィラ感染菌数と非常によく相関することから、診断指標として好適であることが示唆された。
レジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染モデルマウス実験−3:感染マウスの肺組織破砕液中のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度のELISAによる測定
実施例1に記載の方法で作製したレジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染マウスの肺組織破砕液中の、レジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度を、2種類のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗原に対する抗体として、特許文献4記載のRELPAM-14とRELPAM-16とを用いたサンドイッチ系ELISA法にて測定した。この抗体の組合せは、レジオネラ・ニューモフィラのリボゾーム蛋白質L7/L12に特異的または属に選択的なRELPAM-14と、各種細菌のリボゾーム蛋白質L7/L12と広く反応する抗体であるRELPAM-16との組合せである。具体的には実施例2に記載の方法に準じて行った。
レジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染モデルマウス実験−4:感染マウスの尿中のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度のELISAによる測定
実施例1に記載の方法で作製したレジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染マウスから採取した尿検体中のレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12濃度を、実施例2に記載のサンドイッチ系ELISA法にて測定した。
尿中レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12濃度の経時的変化を図7に、リボゾーム蛋白質L7/L12濃度と肺中レジオネラ・ニューモフィラ感染菌数の相関を図8に示す。
レジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染モデルマウス実験−5:感染マウスの尿検体を用いた、レジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗体を採用したイムノクロマトキットと、レジオネラ・ニューモフィラ血清型1 LPS抗原検出イムノクロマトキット(BinaxNOWレジオネラ)の挙動比較
実施例1に記載の方法で作製したレジオネラ・ニューモフィラ血清型1感染マウスから採取した尿検体を、下記に記載の方法で作製したレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗体を採用したイムノクロマトキットと、レジオネラ・ニューモフィラ血清型1 LPS抗原検出イムノクロマトキット(BinaxNOWレジオネラ)に供し、両キットでの検出の様子すなわちキット上の赤紫色ラインの有無を目視で判定した。
レジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗体を採用したイムノクロマトキットの構成方法を以下に示す。
(a)金コロイド標識レジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗体の調整
金コロイド標識するレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗体には特許文献4記載のモノクローナル抗体RELPAM-1を使用した。BBInternational社製金コロイド溶液(粒径60nm)0.9mlに0.1M リン酸カリウム pH7.5を混合し、金コロイド標識するレジオネラ菌リボゾーム蛋白質 L7/L12抗体RELPAM-1, 25μg/mLを加え室温で10分間静置し、この抗体を金コロイド粒子表面に結合させた後、金コロイド溶液における最終濃度が1%となるようにウシ血清アルブミン(BSA)10%水溶液を加え、この金コロイド粒子の残余の表面をBSAでブロッキングして、金コロイド標識抗リボゾーム蛋白質L7/L12抗体(以下、「金コロイド標識抗体」と記す)溶液を調製した。この溶液を遠心分離(15000×rpm、5分間)して金コロイド標識抗体を沈殿せしめ、上清液を除いて金コロイド標識抗体を得た。この金コロイド標識抗体を0.25%BSA、2.5%スクロース、35mM NaClを含有する20mMトリス塩酸緩衝液(pH8.2)に懸濁して金コロイド標識抗体溶液を得た。
図9に示されるイムノクロマトグラフィー装置を下記の手順で作成した。
(b−1)レジオネラ菌リボゾーム蛋白質 L7/L12抗原と金コロイド標識抗体との複合体の捕捉部位
捕捉部位に固定するレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12抗体には特許文献4記載のモノクローナル抗体RELPAM-8を使用した。
幅25mm、長さ300mmのニトロセルロース膜をクロマトグラフ媒体のクロマト展開用膜担体3として用意した。レジオネラ菌リボゾーム蛋白質 L7/L12抗体RELPAM-8, 1.5mg/mlが含有されてなる溶液を、このクロマト展開用膜担体3におけるクロマト展開開始点側の末端から10mmの位置に1μL/cmでライン状に塗布して、これを50℃で30分間乾燥し、その後、0.5%カゼイン溶液に浸し、次いで0.2%スクロース溶液に浸し、一晩室温で乾燥させた。レジオネラ菌リボゾーム蛋白質 L7/L12抗原と金コロイド標識抗体との複合体の捕捉部位6とした。
10mm×300mmの帯状のグラスファイバーパットに、金コロイド標識抗体溶液2mLを含浸せしめ、これを凍結乾燥させて金コロイド標識抗体含浸部材2とした。
(b−3)イムノクロマトグラフィー装置の作製
上記クロマト展開用膜担体3、上記標識抗体含浸部材2の他に、試料添加用部材5として綿布と、吸収用部材4として濾紙を用意した。そして、これらの部材を基材1に貼り合せた後、5mm幅に切断し、図9と同様のイムノクロマトグラフィー装置を作製した。
イムノクロマトキットによる尿中のレジオネラ・ニューモフィラ血清型1由来LPS抗原(BinaxNOWレジオネラ)とレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12の検出は、それぞれ採取したマウス尿検体をおおよそ2-10倍に生理食塩水で希釈したのち検出に供した。一匹のマウス尿量が必要量に満たない場合は同条件の尿を混合したものをおおよそ2-10倍に生理食塩水で希釈したのち検出に供した。
レジオネラ菌感染モデルマウス実験:レジオネラ菌(レジオネラ・ニューモフィラ血清型1,2,3,7,8、ならびにレジオネラ・デュモフィ(Legionella dumoffi)およびレジオネラ・ロングビーチェ(Legionella longbeachae))感染マウスにおける肺中の感染菌数とレジオネラ菌リボゾーム蛋白質L7/L12の測定
実施例1の方法に準じてレジオネラ・ニューモフィラ血清型1,2,3,7,8、(それぞれ、SG1、SG2、SG3、SG7、SG8と略する。)およびレジオネラ・デュモフィとレジオネラ・ロングビーチェの感染マウスを作製し、48時間後の肺中感染菌数と、肺組織破砕液中のレジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12を実施例2に記載のELISA法によって測定した。
Claims (10)
- レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する抗体を用いて、患者の下気道検体又は尿における該抗原を検出することを含む、レジオネラ菌に起因する病態を検査する方法。
- 抗体がモノクローナル抗体である、請求項1に記載の方法。
- 抗体が、レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と種特異的または属選択的に反応することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と種特異的または属選択的に反応する抗体を少なくとも1種類以上用いてサンドイッチイムノアッセイを行うことを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の方法。
- イムノクロマトグラフィーによるサンドイッチイムノアッセイを行うことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
- レジオネラ菌の感染の増悪または治癒を評価するために、レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する抗体を用いて、患者の下気道検体又は尿における該抗原を検出する、請求項1から5の何れか1項に記載の方法。
- 該病態が肺炎又は気管支炎である、請求項1から6の何れか1項に記載の方法。
- 治療用薬剤の有効性を評価するために、レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する抗体を用いて、レジオネラ菌の感染に対する治療用薬剤を投与した患者の下気道検体又は尿における該抗原を検出する方法。
- レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する少なくとも1種類の抗体を含む、請求項1から8の何れか1項に記載の方法を行うための検査キット。
- レジオネラ菌のリボゾーム蛋白質L7/L12抗原と反応する少なくとも1種類の抗体が、水不溶性の基材の表面に固定化されている、請求項9に記載の検査キット。
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