JP5829280B2 - 内面形状測定装置、検出ヘッド及び内視鏡装置 - Google Patents

内面形状測定装置、検出ヘッド及び内視鏡装置 Download PDF

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Description

本発明は、内面形状測定装置、検出ヘッド及び内視鏡装置に関する。
従来、超音波や光を用いて管の内面の形状を測定する装置が知られている。例えば特許文献1には、測定対象となる管の内面に対して当該管の周方向の全周にわたって測定用の光(測定光)を投射し、測定光が投射された状態の管の内面を撮像する装置が開示されている。特許文献1に記載の上記装置では、管の内面には、管の周方向に延びる線状の明部が測定光によって生じ、撮像された画像に基づいて明部の形状を検出することにより、管の内面の形状を測定することができる。
特許文献1において、管の内面を撮像するための装置と、測定光が投射された面との間に、測定光を発する光源を駆動させるための電力を供給する配線が配置されている構成では、撮像された画像において線状の明部の一部が途切れた状態となってしまう。この問題を解決する目的で、特許文献1には、測定光が出射される側の端が管の径方向外側へ向けられた複数の光ファイバーと、複数の光ファイバーの隙間に配された配線と、測定光が投射された管の内面の像を受光部へと反射するミラーとが配された装置が開示されている。特許文献1に記載の当該装置では、測定光による明部が配線によって分断されることがない。
特開昭63−55441号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたように光ファイバーが設けられていると、光ファイバーが折れない程度の湾曲状態で各光ファイバーを配置する必要があり、装置の径方向の寸法を小さくすることが困難であった。さらに、測定光が投射された管内面の像をミラーを介して撮像しようとすると、ミラーによる損失があるために画像が暗くなってしまい測定精度が悪化するという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、高い測定精度を有する小型の内面形状測定装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、内視鏡に取り付け可能であって高い測定精度を有する小型の検出ヘッド、及び内面形状の測定精度が高い小型の内視鏡装置を提供することである。
本発明の内面形状測定装置は、被検査対象物の内面の形状を測定する内面形状測定装置であって、光源と、前記光源が発する光を円盤状の光ビームにして前記内面へ向けて前記光ビームを出射させる光学系と、前記内面に前記光ビームが投射された状態の画像を撮影する撮影部と、前記光源を駆動させるための電力を供給する配線と、を備え、前記光学系、前記光源、及び前記撮影部は同一の軸線に沿ってこの順に配置され、前記配線は、前記光源から前記撮影部へ向かって延びていることを特徴とする内面形状測定装置である。
また、前記撮影部は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも焦点距離が長い対物光学系を有していることが好ましい。
また、前記配線は、前記光源から前記軸線に沿って前記撮影部へ向かって延び、前記撮影部から所定距離だけ離れた位置で前記軸線に交差する方向へと曲げられていることが好ましい。
また、本発明の内面形状測定装置は、前記撮影部から所定距離だけ離れた位置に配された撮影部側開口、および前記光源に向けられた光源側開口を有し、前記光源と前記撮影部との間に前記軸線に沿って中心軸線が延びる筒状部材をさらに備え、前記配線は、前記筒状部材内に挿通されていることが好ましい。
また、前記配線は、少なくとも前記撮影部の視野範囲内において光透過性を有することが好ましい。
また、本発明の内面形状測定装置は、被検査対象物の内部に挿入される挿入部を備え、前記挿入部は、筒状に形成された本体と、前記本体の端部に着脱可能に設けられ内部に前記軸線が位置する容器状の検出ヘッドとを備え、前記検出ヘッドの内部には、前記光学系と前記光源とが配されていることが好ましい。
また、前記撮影部は対物光学系を有し、前記検出ヘッドの内部には、前記対物光学系を構成する光学素子の少なくとも一部が配されていることが好ましい。
前記対物光学系の焦点距離は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも長いことが好ましい。
また、前記光源は、前記光学系へ向けて測定光を発する測定光源と、前記内面の明視野画像を前記撮影部に撮像させるための照明光を発する照明光源と、を有することが好ましい。
また、前記照明光源は、前記軸線が延びる方向へ光軸が向けられていることが好ましい。
また、前記照明光源は、前記光学系へ向けて前記照明光を発し、前記光学系は、前記軸線が延びる方向と交差する方向へ前記照明光を反射させることが好ましい。
また、前記照明光源は、前記軸線が延びる方向と交差する方向へ向けて前記照明光を発することが好ましい。
また、前記撮影部は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも焦点距離が長い対物光学系を有していることが好ましい。
また、前記配線は、前記光源から前記軸線に沿って前記撮影部へと延び、前記撮影部から所定距離だけ離れた位置で前記軸線に交差する方向へと曲げられていることが好ましい。
また、本発明の内面形状測定装置は、前記撮影部から所定距離だけ離れた位置に配された撮影部側開口、および前記光源に向けられた光源側開口を有し、前記光源と前記撮影部との間に前記軸線に沿って中心軸線が延びる筒状部材をさらに備え、前記配線は、前記筒状部材内に挿通されていることが好ましい。
また、前記配線は、少なくとも前記撮影部の視野範囲内において光透過性を有することが好ましい。
また、本発明の内面形状測定装置は、被検査対象物の内部に挿入される挿入部を備え、前記挿入部は、筒状に形成された本体と、前記本体の端部に着脱可能に設けられ内部に前記軸線が位置する容器状の検出ヘッドとを備え、前記検出ヘッドの内部には、前記光学系と前記光源とが配されていることが好ましい。
また、前記撮影部は対物光学系を有し、前記検出ヘッドの内部には、前記対物光学系を構成する光学素子の少なくとも一部が配されていることが好ましい。
また、前記対物光学系の焦点距離は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも長いことが好ましい。
本発明の検出ヘッドは、被検査対象物の内面の形状を測定するために内視鏡に取り付け可能な検出ヘッドであって、光源と、前記光源が発する光を円盤状の光ビームにして前記内面へ向けて前記光ビームを出射させる光学系と、前記内面に前記光ビームが投射された状態の画像を撮影する撮影部と、前記光源を駆動させるための電力を供給する配線と、を備え、前記光学系、前記光源、及び前記撮影部は同一の軸線に沿ってこの順に配置され、前記配線は、前記光源から前記撮影部へ向かって延びていることを特徴とする検出ヘッドである。
本発明の内視鏡装置は、被検査対象物の内面の形状を測定する内視鏡装置であって、前記被検査対象物の内部に挿入される挿入部と、前記挿入部の一端に配された検出ヘッドと、前記挿入部の他端に配された操作部と、を備え、前記検出ヘッドは、光源と、前記光源が発する光を円盤状の光ビームにして前記内面へ向けて前記光ビームを出射させる光学系と、前記内面に前記光ビームが投射された状態の画像を撮影する撮影部と、前記光源を駆動させるための電力を供給する配線と、を備え、前記光学系、前記光源、及び前記撮影部は同一の軸線に沿ってこの順に配置され、前記配線は、前記光源から前記撮影部へ向かって延びていることを特徴とする内視鏡装置である。
本発明によれば、高い測定精度を有し且つ小型な内面形状測定装置、検出ヘッド及び内視鏡装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の内面形状測定装置を示す全体図である。 同実施形態の内面形状測定装置の変形例を示す部分断面図である。 同実施形態の内面形状測定装置の他の変形例を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態の内面形状測定装置の一部の構成を示す部分断面図である。 同実施形態の内面形状測定装置の変形例を示す側面図である。 同実施形態の内面形状測定装置の他の変形例を示す側面図である。 本発明の第3実施形態の内面形状測定装置の一部の構成を示す部分断面図である。 図7のA−A線における断面図である。 同実施形態の内面形状測定装置の変形例を示す断面図である。 同変形例の他の構成例を示す断面図である。 同実施形態の内面形状測定装置の他の変形例を示す模式図である。 同変形例の他の構成例を示す模式図である。 同変形例のさらに他の構成例を示す模式図である。 同変形例のさらに他の構成例を示す模式図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の内面形状測定装置及び検出ヘッドについて説明する。図1は、本実施形態の内面形状測定装置及び検出ヘッドを示す全体図である。
本実施形態の内面形状測定装置1は、被検査対象物Tの内面の形状を測定する装置である。被検査対象物Tの形状は特に限定されないが、本実施形態の内面形状測定装置1は、断面円形の管の内面の形状を特に好適に測定することができる。また、内面形状測定装置1は、被検査対象物Tの内部の明視野画像を撮影することができるようになっており、所謂内視鏡装置としての機能を備えている。
図1に示すように、内面形状測定装置1は、挿入部2と、検出ヘッド3と、操作部20とを備えている。なお、本実施形態では、検出ヘッド3が設けられている側が内面形状測定装置1の先端、操作部20が設けられている側が内面形状測定装置1の基端であるとして説明を行う。
挿入部2は、被検査対象物Tの内部に挿入される筒状の長尺部材である。挿入部2の内部には、検出ヘッド3と操作部20とを接続する配線12類が配置されている。また、挿入部2の形状は被検査対象物Tの形状に対応して設定されていてもよく、挿入部2は軟性であってもよい。本実施形態では、挿入部2は、軟性の樹脂筒と、当該樹脂筒を補強する編み線とを有する可撓管である。
検出ヘッド3は、挿入部2の一端(挿入部2の先端)に配されており、挿入部2に固定された容器状部材である。検出ヘッド3は、略筒状のヘッド枠体4内に、光源5、光学系8、撮影部9、及び配線12が配置された構成となっている。検出ヘッド3の中心軸線は、ヘッド枠体4の中心軸線O1および挿入部2の中心軸線O2と同軸となっている。
ヘッド枠体4は、光透過性を有する硬質な筒部材である。なお、ヘッド枠体4において、後述する光源5からの光が投射される部分と後述する撮影部9の撮影視野に該当する部分とを除いた領域は、光透過性を有していなくてもよい。また、図示していないが、ヘッド枠体4には、ヘッド枠体4を被検査対象物T内で支持する支持脚が設けられていてもよい。一例を挙げると、支持脚は、ヘッド枠体4の中心軸線回りに120°置きに配置された伸縮若しくは回動可能な3つの脚部材を有し、断面円形の管の中心軸線とヘッド枠体4の中心軸線とを位置決めするようになっている。
光源5は、光学系8へ向けて測定光を発する測定光源6と、被検査対象物Tの内面の明視野画像を撮影部9に撮像させるための照明光を発する照明光源7とを有する。
測定光源6は、検出ヘッド3の中心軸線に沿って先端側へと測定光を発する光源であり、例えばレーザー光を発する光源を採用することができる。また、測定光源6は、単色若しくは白色の可視光を発するようになっていてもよい。
照明光源7は、検出ヘッド3の軸線が延びる方向と交差する方向へ向けて光源5の外面から可視光を照射するようになっている。本実施形態では、照明光源7は、検出ヘッド3の周方向に互いに離間して複数配された発光ダイオードを有している。照明光源7が発する可視光は、単色若しくは白色であって測定光源6が発する光と色が異なっていてもよい。各発光ダイオードは、検出ヘッド3の周方向に等間隔に配置されている。
測定光源6及び照明光源7は、操作部20に設けられた光源駆動回路22(後述)によって発光状態が制御されるようになっている。
光学系8は、検出ヘッド3の中心軸線回りの回転体となるように位置決めされた円錐ミラーとなっている。円錐形に形成された光学系8の底面は内面形状測定装置1の先端側に配され、光学系8の頂点は内面形状測定装置1の基端側に配されている。円錐ミラーの頂点には、測定光源6が発した光が照射され、円錐ミラーの表面において光が反射される。このように、光学系8は、光源5が発する光を円盤状の光ビームにし、被検査対象物Tの内面へ向けて光ビームを出射させる。
光学系8を構成する円錐ミラーの側面(円錐面)の傾斜角度は、本実施形態では底面に対して45°となっている。また、円錐ミラーの底面に対する側面の傾斜角度が45°よりも小さいと、円盤状の光ビームは、底面に対する側面の傾斜角度が45°の場合と比較して検出ヘッド3の基端側へ向かって広がる円盤状となる。逆に、底面に対する側面の傾斜角度が45°よりも大きいと、円盤状の光ビームは、底面に対する側面の傾斜角度が45°の場合と比較して検出ヘッド3の先端側へ向かって広がる円盤状となる。このように、円錐ミラーにおける底面に対する側面の傾斜角度に対応して、光ビームの投射方向を異ならせることができる。なお、光学系8は、円錐ミラーにおける底面に対する側面の傾斜角度が可変であってもよい。
撮影部9は、CCDやCMOSなどのイメージセンサ10と、イメージセンサ10へ外光を入射させる対物光学系11とを備える。イメージセンサ10は、被検査対象物Tの内面に光ビームが投射された状態の画像を撮影し、後述する撮像回路23へ出力する。
対物光学系11は、検出ヘッド3の中心軸線O1に沿って光軸が設定された光学素子群であり、光源5と撮影部9との間の距離よりも焦点距離が長く設定されている。このため、対物光学系11を用いて被検査対象物Tの内面を撮影する場合、光源5から撮影部9への距離を越える領域が好適に撮影され、光源5と撮影部9との間に位置する物体はボケた状態で撮影される。
光学系8、光源5、及び撮影部9は、同一の軸線に沿って先端からこの順に配されている。具体的には、本実施形態では、光学系8、光源5、及び撮影部9は、筒状に形成された検出ヘッド3の中心軸線O1(ヘッド枠体4の中心軸線と同軸)に沿っている。
配線12は、光源5を駆動させるための電力を供給するために設けられており、一端が光源5に接続され、他端が操作部20の光源駆動回路22(後述)に接続されている。検出ヘッド3の内部において、配線12は、光源5から中心軸線O1に沿って撮影部9へ向かって延び、撮影部9から所定距離だけ離れた位置で中心軸線O1に交差する方向へと曲げられている(以下、この部分を「配線折り曲げ部P1」と称する。)。配線折り曲げ部P1と撮影部9との距離は、対物光学系11の焦点距離よりも短い距離に設定されている。本実施形態では、配線12は、照明光源7用の配線12と、測定光源6用の配線12とをそれぞれ1本備え、検出ヘッド3及び挿入部2の図示しない金属部分をグランドとして利用している。これにより、撮影部9の撮影視野を横切る配線12の本数は最小限の本数となっている。なお、2本の配線12の極性を切り替えることにより照明光源7と測定光源6との発光状態が切り替えられるようになっていてもよい。
操作部20は、挿入部2の他端(挿入部2の基端)に配されており、検出ヘッド3における光源5及び撮影部9の動作を制御するための制御部21と、制御部21に接続された表示部26とを備える。
制御部21は、光源5の動作を制御する光源駆動回路22と、撮影部9の動作を制御する撮像回路23と、撮影部9によって撮影された画像に基づいて内面形状の測定を行なう測定回路24とを備える。なお、本実施形態では、測定回路24は、内面形状測定装置1における主制御部25の一部の回路として設けられている。
撮像回路23は、撮影部9のイメージセンサ10から出力された信号に基づいて画像を構成し、画像ファイルとして図示しない記憶域に記憶させる。なお、記憶域としては、磁気記憶装置や半導体記憶装置等を適宜選択して採用することができる。
表示部26は、撮像回路23によって構成された画像を表示したり、測定回路24によって測定された結果を文字、記号、その他画像情報を用いて表示したりする。
次に、本実施形態の内面形状測定装置1の作用について説明する。
内面形状測定装置1の使用時には、まず、被検査対象物Tの内部に検出ヘッド3が挿入され、検出ヘッド3が被検査対象物T内の所望の位置まで操作者によって案内される(図1参照)。このとき、照明光源7を発光させることにより、撮影部9を用いて被検査対象物Tの内部の明視野画像を取得することができる。撮影部9によって取得された明視野画像は、表示部26に表示される。操作者は、表示部26に表示された明視野画像を見て、測定をするか否かを判定したり、被検査対象物Tの内面の色や表面状態等を観察したりすることができる。
操作者が測定を所望する位置まで検出ヘッド3が到達したら、照明光源7を消灯させ、測定光源6を点灯させる。これにより、照明光源7からは、検出ヘッド3の中心軸線に沿って先端側へと測定光が出射される。照明光源7から出射された光は、光学系8である円錐ミラーの表面で反射して円盤状の光ビームとなり、ヘッド枠体4を透過して被検査対象物Tの内面に投射される。被検査対象物Tの内面に測定光が投射されると、被検査対象物Tの内面には、連続した一筋の円形の明部が生じる。
さらに、撮影部9は、被検査対象物Tの内面に測定光による明部が生じている状態の映像を取得して撮像回路23へと出力する。これにより、操作者が測定を所望する位置に測定光が投射された画像が撮像される。撮影部9によって撮影された画像は、測定回路24によって形状測定が行なわれる。測定回路24では、例えば画像を2値化して明部のエッジを検出するなどの方法により光跡を検出し、検出された光跡の位置から三角測量の原理を用いて、光跡上における被検査対象物Tの内面形状を測定する。
本実施形態では、撮影部9の撮影視野は、配線12によって遮られている。しかしながら、対物光学系11の近くに配線12が設けられているので、撮影部9によって撮影された画像において配線12にはピントが合い難くなっている。これにより、撮影部9によって撮影された画像において、測定光による明部は連続している。そのため、測定回路24において、光跡の欠落は、配線12が撮影視野を遮っていることによっては生じない。その結果、配線12が撮像視野内にあっても高い測定精度で形状測定をすることができる。
以上説明したように、本実施形態の内面形状測定装置1及び検出ヘッド3は、高い測定精度を有し且つ小型である。
また、撮影部9の対物光学系11の焦点距離が光源5と撮影部9との間の距離よりも長いので、配線12にピントが合い難く、且つ被検査対象物Tの内面にはピントを合わせやすい。
また、配線12が光源5から撮影部9へ向かって検出ヘッド3の中心軸線O1に沿って延びているので、撮影部9の撮像視野のうち光源5によって遮られる部分に配線12を配置することができる。これにより、形状測定に必要な撮影視野内に位置する配線12を少なくすることができる。
(変形例1−1)
次に、上述の実施形態で説明した内面形状測定装置の変形例について説明する。図2は、本変形例の内面形状測定装置を示す部分断面図である。
図2に示すように、本変形例では、光学系8に代えて光学系8Aを備えている点が異なっている。光学系8Aは、基端側へ向かうに従って縮径された円錐状の穴が先端側の面に開口された円錐プリズムとなっている。円錐プリズムによって構成されている光学系8Aは、ヘッド枠体4の先端に設けられた固定部に先端の一部が埋め込まれた状態で固定されている。
このような構成であっても、測定光源6から発せられた光を円盤状の光ビームにして被検査対象物Tの内面へと出射させることができる。また、プリズムを使用しているので、反射鏡を使用した上記第1実施形態と比較して反射率が高い。
(変形例1−2)
次に、上述の第1実施形態で説明した内面形状測定装置1の他の変形例について説明する。図3は、本変形例の内面形状測定装置1を示す部分断面図である。
図3に示すように、本変形例では、第1実施形態で説明した配線12に代えて、少なくとも撮影部9の視野範囲内において光透過性を有する配線12Aを有する。配線12Aは、光透過性を有する樹脂フィルムの一方の面に光透過性導電膜が設けられている。光透過導電膜は、例えばITO(インジウムスズ酸化物)、金属等の導電性粒子を含有する膜、あるいは導電性ポリマーなどを適宜選択して採用することができる。
本変形例では、配線12Aが光透過性を有しているので、上述の第1実施形態で説明した位置関係にて配線12Aが設けられている場合に、撮影部9によって撮影された画像上において、測定光による明部が第1実施形態よりもさらに分断されにくい。
なお、光透過性を有する本変形例の配線12Aは、ヘッド枠体4の内面に取り付けられていてもよい。この場合にも、測定光による明部は分断されにくい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の内面形状測定装置について説明する。図4は、本実施形態の内面形状測定装置の一部の構成を示す部分断面図である。
図4に示すように、本実施形態の内面形状測定装置は、光源5と撮影部9との間に配置され検出ヘッド3の中心軸線に沿って延びる筒状部材13を備えている点、及び、照明光源7の配置が異なっている。
筒状部材13は、撮影部9から所定距離だけ離れた位置に配された撮影部側開口13a、および光源5に向けられた光源側開口13bを有している。
撮影部側開口13aの位置は、第1実施形態で説明した配線折り曲げ部P1と同じ位置とされている。また、光源側開口13bは、本実施形態では光源5に固定されている。なお、撮影部側開口13aは対物光学系11に接していてもよい。
筒状部材13の内部には、第1実施形態で説明した配線12が挿通されている。
筒状部材13の材質は、光源5と筒状部材13との固定によって筒状部材13の中心軸線が検出ヘッド3の中心軸線に保持可能な程度の剛性を有する材質であることが好ましい。
照明光源7は、上述の第1実施形態とは異なり、光源5の先端面に配置されている。これにより、本実施形態では、照明光源7の光軸は、検出ヘッド3の中心軸線が延びる方向へ向けられている。照明光源7から照射された照明光の一部は、光学系8の表面で反射し、検出ヘッド3の側面方向へと照射される。これにより、照明光源7によって、撮影部9の撮影視野の全体に照明光を照射することができる。
本実施形態では、筒状部材13によって配線12が支持されているので、配線12を柔軟な材質としても配線12が好適な位置に保持される。また、配線12を細径とすることができるので、内面形状測定装置をさらに小型にすることができる。
(変形例2−1)
次に、上述の第2実施形態で説明した内面形状測定装置の他の変形例について説明する。図5及び図6は、本変形例の内面形状測定装置における光学系8を示す側面図である。
図5及び図6に示すように、本変形例では、光学系8(図1参照)に代えて、形状が異なる光学系8Bを備えている点が異なっている。
光学系8Bは、基端側においては上記第2実施形態と同様に円錐形状を有し、先端側においては円錐面とは異なる湾曲形状の側面を有している。
光学系8Bにおいて円錐形状を有している部分は、測定光源6が発した測定光が入射して第1,2実施形態と同様に測定光が円盤状の光ビームとなる。光学系8Bにおいて円錐面とは異なる湾曲形状の側面は、照明光源7が発した照明光を所定の方向へ向けて反射させる配光部8Baとなっている。
配光部8Baの形状は、凹面であっても凸面であってもよい。図5に示すように配光部8Baが凹面である場合には、照明光源7から発せられた照明光の向きを検出ヘッド3の径方向外側向きに変え、さらに照明光を集光させることができる。図6に示すように配光部8Baが凸面である場合には、照明光源7から発せられる照明光の向きを検出ヘッド3の径方向外側向きに変え、さらに照明光を拡散させることができる。
また、上記第1実施形態と同様に、光学系8Bの底面に対する配光部8Baの傾斜角度を変えることにより光の反射方向を変えることができる。本変形例では、照明光源7から発せられた光の反射方向を変えることにより、明視野画像を取得する場合に照明光が照射される位置及び範囲を設定することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態の内面形状測定装置について説明する。図7は、本実施形態の内面形状測定装置の一部の構成を示す部分断面図である。図8は、図7のA−A線における断面図である。
図7に示すように、本実施形態では、検出ヘッド3の主要部分が挿入部2に対して着脱可能である点が異なっている。なお、本実施形態において、検出ヘッド3の主要部分とは、光源5と光学系8とを指す。
本実施形態では、挿入部2の先端には、外周面に沿って螺旋状に形成された2つのねじ山2a、2bが設けられている。2つのねじ山2a、2bは、挿入部2の長手軸方向に隙間が空いた状態で互いに離間している。
挿入部2の先端側の内部には、対物光学系11を構成する光学素子の一部(第一レンズ部11a)と、イメージセンサ10とが配されている。
検出ヘッド3の内部には、検出ヘッド3の主要部分である光学系8及び光源5が収容されている。さらに、本実施形態では、検出ヘッド3の内部には、対物光学系11を構成する光学素子の一部(第二レンズ部11b)が配されている。
また、ヘッド枠体4の基端には、検出ヘッド3の中心軸線回りにヘッド枠体4に対して相対回転自在は止め環14が設けられている。
止め環14には、挿入部2に形成されたねじ山2a、2bがねじ込まれるねじ溝14aが形成されている。
図7及び図8に示すように、本実施形態では、光学系8、光源5、及び撮影部9が一列に配置される軸線O3は、検出ヘッド3のヘッド枠体4の中心軸線と平行とされており、ヘッド枠体4の中心軸線O1に対してオフセットされている。
配線12は、検出ヘッド3と挿入部2との接続部分において対をなす接点端子15により電気的に接続される。
本実施形態では、止め環14を挿入部2の先端にねじ込むことにより、検出ヘッド3と挿入部2とが連結される。このとき、第一レンズ部11aと第二レンズ部11bとは光軸があわせられた状態で連結され、対物光学系11として機能するようになる。また、挿入部2の先端に形成されたねじ山2a、2bのうち基端側のねじ山2bから止め環14が外れても、先端側のねじ山2aに止め環14が引っかかるので、挿入部2から検出ヘッド3が脱落するのが防止される。
ところで、第二レンズ部11bが挿入部2側に設けられている場合には、検出ヘッド3側の配線12と挿入部2側の配線12とを接続するための接点端子15が撮影部9の撮影視野内に入ってしまう場合がある。しかしながら、対物光学系11の一部である第二レンズ部11bが検出ヘッド3内に配置されている本変形例の構成では、第二レンズ部11bと配線12との位置関係は検出ヘッド3内で固定された関係にあり、配線12の接点端子15は撮影部9の撮影視野の外に配置される。
また、第二レンズ部11bは、検出ヘッド3の基端側の開口を塞ぐ蓋としても機能しており、検出ヘッド3内にゴミなどが入り込むのを防止することができる。したがって、ゴミが検出ヘッド3内に入り込むのを防止するためにカバーバラスを設ける等の付加的な構成が不要となり、内面形状測定装置の製造コストを下げることができる。同様に、挿入部2においても、第一レンズ部11aが挿入部2の先端の開口を塞ぐ蓋としても機能しており、挿入部2内にゴミなどが入り込むのを防止することができる。
また、本変形例では、検出ヘッド3と挿入部2とが着脱可能であるので、検出ヘッド3が故障した場合や、撮影部9の撮影視野を変更する場合などに、検出ヘッド3を取り替えることによって容易に作業をすることができる。また、光学的特性が互いに異なる複数の検出ヘッド3を備えた内面形状測定装置とすることもでき、多様な環境下において好適な測定および観察をすることができる。たとえば、被検査対象物Tが管である場合、管の内径寸法に対応させて検出ヘッド3を付け替えることができる。
また、検出ヘッド3内に対物光学系11の一部(第二レンズ部11b)が配されていることにより、一般的な直視型内視鏡の先端に取り付け可能で被検査対象物Tの内面の全周を撮影できる検出ヘッド3とすることができる。
(変形例3−1)
次に、上述の第3実施形態の内面形状測定装置の変形例について説明する。図9及び図10は、本変形例の内面形状測定装置を示す断面図であり、図7のA−A線と同様の断面を示す図である。
本変形例では、検出ヘッド3と挿入部2との周方向の位置決めをするための構成が上述の第3実施形態と異なっている。
例えば、図9に示すように、対物光学系11の光軸がヘッド枠体4の中心軸線上に配され、第二レンズ部11bの周囲を囲む所定形状の凹凸(例えば角丸長方形状の凹凸部16)が検出ヘッド3に設けられていてもよい。この場合、検出ヘッド3に形成された凹凸に嵌合する凹凸が挿入部2に形成されていれば、検出ヘッド3と挿入部2との周方向の位置決めができる。
また、例えば、図10に示すように、第二レンズ部11bを保持する鏡筒にピン17が設けられており、このピン17が挿入される穴が挿入部2の先端に設けられていてもよい。この場合にも、検出ヘッド3と挿入部2との周方向の位置決めができる。
本変形例では、たとえば被検査対象物Tが管である場合において管の中心軸線に対物光学系11の中心軸線を合わせて測定をする必要がある場合に、容易に中心軸線の位置決めをすることができる。
(変形例3−2)
次に、本実施形態の内面形状測定装置の他の変形例について説明する。図11ないし図14は、本変形例の内面形状測定装置を示す模式図である。
本変形例では、検出ヘッド3内に配される構成要素と挿入部2内に配される構成要素とが上記第3実施形態と異なっている。
(構成1)
たとえば、図11に示すように、検出ヘッド3内には光学系8と光源5と配線12の一部とが配され、挿入部2内には対物光学系11及びイメージセンサ10が配されていてもよい。この場合、光源5に接続された配線12の基端と挿入部2側に配置された配線12の先端は、対物光学系11の光軸に沿って延びており、互いに着脱可能とされている。
(構成2)
たとえば、図12に示すように、検出ヘッド3内には光学系8と光源5と配線12の一部とが配され、挿入部2内には対物光学系11及びイメージセンサ10が配されていてもよい。また、本構成では、配線12はヘッド枠体4及び挿入部2の内周面に沿って延びており、配線12は光透過性を有する。
(構成3)
たとえば、図13に示すように、検出ヘッド3内には光学系8と光源5と対物光学系11と、配線12の一部とが配され、挿入部2内にはイメージセンサ10が配されていてもよい。
(構成4)
たとえば、図14に示すように、検出ヘッド3内には光学系8と光源5と対物光学系11とイメージセンサ10とが配され、挿入部2内には、配線12の一部とイメージセンサ10の信号線の一部とが配されていてもよい。
上記各構成によっても、上述した第3実施形態の内面形状測定装置と同様の効果を奏する。
本発明の内面形状測定装置、検出ヘッド、及び内視鏡装置は、被検査対象物の内面の形状を測定する場合に好適に利用することができる。また、被検査対象物の内面に対して連続した円盤状の光ビームを投射することができるので、被検査対象物の内面に当該光ビームが投射されることによる明部が連続しているので、被検査対象物の内面の形状を全周にわたって精度よく測定することができる。
また、本発明の内面形状測定装置は内視鏡装置として利用することができ、本発明の検出ヘッドは内視鏡装置に取り付けて内視鏡装置の一部と利用することができる。
1 内面形状測定装置
2 挿入部
2a,2b ねじ山
3 検出ヘッド
4 ヘッド枠体
5 光源
6 測定光源
7 照明光源
8,8A,8B 光学系
8Ba 配光部
9 撮影部
10 イメージセンサ
11 対物光学系
11a 第一レンズ部
11b 第二レンズ部
12,12A 配線
13 筒状部材
13a 撮影部側開口
13b 光源側開口
14 止め環
14a ねじ溝
15 接点端子
20 操作部
21 制御部
22 光源駆動回路
23 撮像回路
24 測定回路
25 主制御部
26 表示部
O1 中心軸線
O2 中心軸線
P1 配線折り曲げ部
T 被検査対象物

Claims (21)

  1. 被検査対象物の内面の形状を測定する内面形状測定装置であって、
    光源と、
    前記光源が発する光を円盤状の光ビームにして前記内面へ向けて前記光ビームを出射させる光学系と、
    前記内面に前記光ビームが投射された状態の画像を撮影する撮影部と、
    前記光源を駆動させるための電力を供給する配線と、
    を備え、
    前記光学系、前記光源、及び前記撮影部は同一の軸線に沿ってこの順に配置され、
    前記配線は、前記光源から前記撮影部へ向かって延びている
    ことを特徴とする内面形状測定装置。
  2. 請求項1に記載の内面形状測定装置であって、
    前記撮影部は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも焦点距離が長い対物光学系を有していることを特徴とする内面形状測定装置。
  3. 請求項1に記載の内面形状測定装置であって、
    前記配線は、前記光源から前記軸線に沿って前記撮影部へ向かって延び、前記撮影部から所定距離だけ離れた位置で前記軸線に交差する方向へと曲げられていることを特徴とする内面形状測定装置。
  4. 請求項1に記載の内面形状測定装置であって、
    前記撮影部から所定距離だけ離れた位置に配された撮影部側開口、および前記光源に向けられた光源側開口を有し、前記光源と前記撮影部との間に前記軸線に沿って中心軸線が延びる筒状部材をさらに備え、
    前記配線は、前記筒状部材内に挿通されていることを特徴とする内面形状測定装置。
  5. 請求項1に記載の内面形状測定装置であって、
    前記配線は、少なくとも前記撮影部の視野範囲内において光透過性を有することを特徴とする内面形状測定装置。
  6. 請求項1に記載の内面形状測定装置であって、
    被検査対象物の内部に挿入される挿入部を備え、
    前記挿入部は、
    筒状に形成された本体と、
    前記本体の端部に着脱可能に設けられ内部に前記軸線が位置する容器状の検出ヘッドとを備え、
    前記検出ヘッドの内部には、前記光学系と前記光源とが配されていることを特徴とする内面形状測定装置。
  7. 請求項6に記載の内面形状測定装置であって、
    前記撮影部は対物光学系を有し、
    前記検出ヘッドの内部には、前記対物光学系を構成する光学素子の少なくとも一部が配されていることを特徴とする内面形状測定装置。
  8. 請求項7に記載の内面形状測定装置であって、
    前記対物光学系の焦点距離は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも長いことを特徴とする内面形状測定装置。
  9. 請求項1に記載の内面形状測定装置であって、
    前記光源は、
    前記光学系へ向けて測定光を発する測定光源と、
    前記内面の明視野画像を前記撮影部に撮像させるための照明光を発する照明光源と、
    を有することを特徴とする内面形状測定装置。
  10. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    前記照明光源は、前記軸線が延びる方向へ光軸が向けられていることを特徴とする内面形状測定装置。
  11. 請求項10に記載の内面形状測定装置であって、
    前記照明光源は、前記光学系へ向けて前記照明光を発し、
    前記光学系は、前記軸線が延びる方向と交差する方向へ前記照明光を反射させる
    ことを特徴とする内面形状測定装置。
  12. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    前記照明光源は、前記軸線が延びる方向と交差する方向へ向けて前記照明光を発することを特徴とする内面形状測定装置。
  13. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    前記撮影部は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも焦点距離が長い対物光学系を有していることを特徴とする内面形状測定装置。
  14. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    前記配線は、前記光源から前記軸線に沿って前記撮影部へと延び、前記撮影部から所定距離だけ離れた位置で前記軸線に交差する方向へと曲げられていることを特徴とする内面形状測定装置。
  15. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    前記撮影部から所定距離だけ離れた位置に配された撮影部側開口、および前記光源に向けられた光源側開口を有し、前記光源と前記撮影部との間に前記軸線に沿って中心軸線が延びる筒状部材をさらに備え、
    前記配線は、前記筒状部材内に挿通されていることを特徴とする内面形状測定装置。
  16. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    前記配線は、少なくとも前記撮影部の視野範囲内において光透過性を有することを特徴とする内面形状測定装置。
  17. 請求項9に記載の内面形状測定装置であって、
    被検査対象物の内部に挿入される挿入部を備え、
    前記挿入部は、
    筒状に形成された本体と、
    前記本体の端部に着脱可能に設けられ内部に前記軸線が位置する容器状の検出ヘッドとを備え、
    前記検出ヘッドの内部には、前記光学系と前記光源とが配されていることを特徴とする内面形状測定装置。
  18. 請求項17に記載の内面形状測定装置であって、
    前記撮影部は対物光学系を有し、
    前記検出ヘッドの内部には、前記対物光学系を構成する光学素子の少なくとも一部が配されていることを特徴とする内面形状測定装置。
  19. 請求項18に記載の内面形状測定装置であって、
    前記対物光学系の焦点距離は、前記光源と前記撮影部との間の距離よりも長いことを特徴とする内面形状測定装置。
  20. 被検査対象物の内面の形状を測定するために内視鏡に取り付け可能な検出ヘッドであって、
    光源と、
    前記光源が発する光を円盤状の光ビームにして前記内面へ向けて前記光ビームを出射させる光学系と、
    前記内面に前記光ビームが投射された状態の画像を撮影する撮影部と、
    前記光源を駆動させるための電力を供給する配線と、
    を備え、
    前記光学系、前記光源、及び前記撮影部は同一の軸線に沿ってこの順に配置され、
    前記配線は、前記光源から前記撮影部へ向かって延びていることを特徴とする検出ヘッド。
  21. 被検査対象物の内面の形状を測定する内視鏡装置であって、
    前記被検査対象物の内部に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の一端に配された検出ヘッドと、
    前記挿入部の他端に配された操作部と、
    を備え、
    前記検出ヘッドは、
    光源と、
    前記光源が発する光を円盤状の光ビームにして前記内面へ向けて前記光ビームを出射させる光学系と、
    前記内面に前記光ビームが投射された状態の画像を撮影する撮影部と、
    前記光源を駆動させるための電力を供給する配線と、
    を備え、
    前記光学系、前記光源、及び前記撮影部は同一の軸線に沿ってこの順に配置され、
    前記配線は、前記光源から前記撮影部へ向かって延びていることを特徴とする内視鏡装置。
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