JP2008040306A - 拡大観察用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 落射照明および側射照明の双方が可能な拡大観察用照明装置において、シンプルな構造で、照明ムラや視野欠けを防止する
【解決手段】 本照明装置は、筒体20内に筒体20の軸方向Sに沿って移動自在に設けられ、斜め下方の外方に向かって径が拡がるように出射された円環状の光線束Lを下方の反射位置Prにおいて被写体Wに向かって反射して落射光Ldを照射すると共に、上方の退避位置Peにおいて反射せず、かつ、遮光しない第1ミラーと、筒体20内に設けられ、第1ミラー61が上方の退避位置Peにあるときは、第1ミラー61が遮光しなかった光Lを反射して被写体Wに側射光Lsを照射し、かつ、第1ミラー61が前記反射位置Prにあるときは光Lが第1ミラー61に遮光されて反射しない第2ミラー62とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は拡大観察用に用いられ照明角度を変更できる照明装置に関するものである。
拡大撮像装置は、種々の物体表面や人体の皮膚などの被写体を撮像して、その拡大像をモニタに写し出す。この種の拡大撮像装置では、被写体の凹凸などに応じた適切な照明を行う必要がある(下記特許文献1参照)。そのため、たとえば、被写体への照明光を、一方向からだけでなく、照明光の入射角(照明角度)を変更させて照射し得る照明装置を備えた拡大撮像装置が提案されている。
特開2001−125000(要約)
この種の照明装置の一例を図5に示す。
図5(a) ,(b) に示すように、この例では上下動しながら揺動する羽根状ミラー104を備えている。導光手段13に導光された光Lは集光レンズ101から羽根状ミラー104で反射されて被写体Wに照射される。
図5(a) の落射照明においては、集光レンズ101からの光Lが大きい入射角で羽根状ミラー104に入射し、被写体Wに向かって落射光Ldが照射される。
一方、図5(b) の側射照明においては、集光レンズ101からの光Lが小さい入射角で羽根状ミラー104に入射し、被写体Wに向かって側射光Lsが照射される。
しかし、ミラーを上下に移動させる構造は、リング状のミラーのような1個の固体では、実現不可能で、実際の装置においては、羽根状ミラー104のように、薄い羽根状のミラーを複数枚組合わせて、その羽根の重なり具合を変えることで実現している。これは、構造が複雑な上に照明ムラの要因になる。
したがって、本発明の主目的の1つは、落射照明および側射照明の双方が可能な拡大観察用照明装置においてシンプルな構造で、かつ、照明ムラの生じにくい拡大観察用照明装置を提供することである。
従来の照明装置の他の例を図6に示す。この例では可動ミラー102および固定ミラー103を備える。
図6(a) に示す落射照明においては、導光手段13に導光された光Lは、集光レンズ101から可動ミラー102および固定ミラー103に反射されて、落射光Ldを被写体Wに照射する。
一方、図6(b) に示す側射照明においては、導光手段13に導光された光Lは、集光レンズ101から、下方に移動した可動ミラー102のみに反射されて、側射光Lsを被写体Wに照射する。
しかし、この例では可動ミラー102の内方に固定ミラー103を設けているので、レンズの有効径φと視野Fとで囲まれた空間Kに、前記固定ミラー103が近づく。前記空間Kの形状や大きさは、前記レンズの有効径φ、視野Fおよび観察距離などによって変化する。そのため、空間Kの外径が大きいときや、光ファイバ13の出射口と空間Kとの距離が小さいときには、固定ミラー103が空間K内に入り「視野欠け」が生じることがある。
したがって、本発明の別の主目的は、落射照明および側射照明の双方が可能な拡大観察用照明装置において、視野欠けを生じにくくすることである。
ところで、図6(a) の可動ミラー102が上方の落射位置Pdと図6(b) の下方の側射位置Psとの間を移動する際に、図7に示すように、可動ミラー102で反射された光Lが被写体Wの視野Fに照射されないときがある。このとき、画像は極端に暗くなり、どこを見ているかが分かりづらくなる。
したがって、本発明の他の目的は、落射照明と側射照明とに切り換える途中においても被写体を明瞭に観察することが可能な拡大観察用照明装置を提供することである。
本第1発明の拡大観察用照明装置は 円環状の光線束を出射する導光手段を備えた拡大撮像装置の先端部に装着され、前記導光手段から出射された光を筒体の先端の近傍の被写体に向かって落射光および側射光のいずれか一方で選択的に照明することが可能な照明装置であって、前記筒体内に該筒体の軸方向に沿って移動自在に設けられ、斜め下方の外方に向かって径が拡がるように出射された円環状の光線束を下方の反射位置において前記被写体に向かって反射して落射光を照射すると共に、上方の退避位置において反射せず、かつ、遮光しない第1ミラーと、前記筒体内に設けられ、前記第1ミラーが上方の退避位置にあるときは、前記第1ミラーが遮光しなかった光を反射して被写体に側射光を照射し、かつ、前記第1ミラーが前記反射位置にあるときは前記光が第1ミラーに遮光されて反射しない第2ミラーとを備えている。
落射照明の際には、前記第1ミラーを下方の反射位置に移動させる。この場合、前記第1ミラーは、第2ミラーに光が入射しないように光を遮光すると共に、被写体に向かって光を反射して小さな入射角で被写体に光を照射する。したがって、落射光による落射照明がなされる。
側射照明の際には、前記第1ミラーを上方の退避位置に移動させる。この場合、前記導光手段からの光は第1ミラーで反射されず、かつ遮光されないで、前記第2ミラーで反射され、大きな入射角で被写体に照射される。したがって、側射光による側射照明がなされる。
このように、本第1発明は、第1ミラーを筒体の軸方向に移動させるだけで、2種類の照明を実現することができる。そのため、ミラーを羽根状に分割する必要がない。したがって、照明装置の構造がシンプルになるとともに、照明ムラの生じるおそれもない。
特に、本第1発明は、斜め下方の外方に向かって径が拡がるように出射された光を、前記第1および第2のミラーが筒体の中央の下端部に向かって反射するから、前記両ミラーを筒体の内周に近接して配置できる。したがって、視野を大きくしてもミラーが視野の範囲に入りにくい。
なお、本発明において、「落射照明」とは、被写体に対し比較的小さな入射角で入射する光(落射光)で照明することをいう。一方、「側射照明」とは、被写体に対し比較的大きな入射角で入射する光(側射光)で照明することをいう。
本発明において、上下方向とは拡大撮像装置のレンズの光軸に平行な方向をいう。上方とは該レンズに近づく方向、つまり筒体の基端側に向かう方向をいう。下方とは該レンズから遠ざかる方向、つまり筒体の先端側に向かう方向をいう。
本第1発明の好適な実施例では、導光手段からの光を集光させる集光レンズを備えている。これにより、迷光を防止し得ると共に、照明の効率を向上させることができる。
本第1発明のある実施例では、前記導光手段からの光を径方向の斜め下方の外方に向かって偏向させる偏向手段を更に備えている。
一般に、拡大観察装置の導光手段は、軸方向に平行に光を出射するので、前記偏向手段を設けることにより、斜め下方の外方に向かって径が拡がる(ここでいう「拡がる」とは分散の意味ではなく、外側へ曲げることを意味する)ような円環状の光が得られる。
本第1発明の他の好適な実施例では、偏向手段よりも径方向の内方に設けられ光を遮光する遮光リングを更に備えている。かかる遮光リングは迷光が被写体に入射するのを防止するので、鮮明な画像が得られる。
かかる偏向手段としてはプリズムを用いるのが好ましい。
偏向手段としては集光レンズを傾けてもよいが、偏向プリズムに比べ設計が煩わしい。また、偏向手段としてはミラーを用いることもできるが、光を反射するミラーを小さな筒体内に配置しにくい。
これらに比べプリズムは設計が容易で、かつ小さな筒体内に容易に配置できる。
本第1発明では、第1ミラーはその先端側に光を反射しない粗面が形成されたスカート部を備えているのが好ましい。このようなスカート部は被写体に向かって迷光が反射されるのを抑制する。
本第2発明では、円環状の光線束を出射する導光手段を備えた拡大撮像装置の先端部に装着され、前記導光手段から出射された光を筒体の先端の近傍の被写体に向かって落射光および側射光のいずれか一方で選択的に照明することが可能な照明装置であって、前記導光手段からの光を筒体内の径方向の外方に向かって偏向させると共に前記筒体の先端に向かって偏向させる偏向手段と、下方の側射位置で前記偏向手段からの光を反射して前記被写体に側射光を照射し、前記側射位置よりも上方の落射位置で前記偏向手段からの光を反射して筒体の内方に向かわせる第1ミラーと、前記第1ミラーよりも径方向の内方の位置で、かつ、前記第1ミラーの前記側射位置よりも上方の位置に設けられ、前記落射位置の第1ミラーから反射された光を反射して前記被写体に落射光を照射する第2ミラーとを備えている。
側射照明の際には、第1ミラーを下方の側射位置に移動させる。この場合、偏向手段からの光は下方の第1ミラーで反射され、被写体に大きな入射角で入射する。したがって、側射光による側射照明がなされる。
落射照明の際には、第1ミラーを上方の落射位置に移動させる。この場合、偏向手段からの光は上方の第1ミラーで内方に向かって反射され、第2ミラーに入射し、更に、第2ミラーで反射され、被写体に小さな入射角で入射する。したがって、落射光による落射照明がなされる。
この第2発明においても、前記第1発明と同様に照明装置の構造がシンプルになるとともに、照明ムラの生じるおそれもない。
特に、本第2発明は、偏向手段が導光手段からの光を筒体内の径方向の外方に向かって偏向させるから、第1ミラーを導光手段よりも径方向の外方に配置できる。そのため、第2ミラーも外方に寄せて配置することが可能になる。したがって、視野を大きくしてもミラーが視野の範囲に入りにくい。
本第2発明において、偏向手段は、前記導光手段からの光を筒体内の径方向の外方に向かって反射する第3ミラーと、前記第3ミラーからの光を筒体の先端に向かって反射する第4ミラーとを備えていてもよい。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1〜図3は第1実施例を示す。
図1において、拡大撮像装置の撮像部1の先端部12bには照明ヘッド(照明装置)2が装着されている。前記撮像部1は、撮像素子10およびレンズユニット11が内蔵された筒状の本体部12を備えている。この拡大撮像装置は、以下に説明するように照明ヘッド2の前方(下方)の被写体Wに光を照射し、該被写体Wの像をレンズユニット11によって撮像素子10に結像させて、モニタ(図示せず)等の表示装置に拡大した映像を写し出すものである。
前記本体部12の基端部12aには、多数の素線を束ねた光ファイバ(拡大撮像装置の導光手段の一例)13が挿入されており、この光ファイバ13は本体部12の先端部12bにおいて円環状に配設されている。したがって、図2の光ファイバ13からは円環状の光線束Lが照明ヘッド2内に出射される。本実施例の場合、光ファイバ13からの光Lはレンズユニット11の光軸11cと概ね平行に出射される。
図2の断面図に示すように、前記照明ヘッド2は、内筒21、外筒22および先端筒23を備えた筒体20に照明用の光学系が内蔵されている。前記内筒21は撮像部1の先端部12bにねじ込んで固定されており、これにより、照明ヘッド2が撮像部1に着脱自在に設けられている。
本照明ヘッド2は、円環状の集光レンズ3、偏向プリズム(偏向手段の一例)4、可動ミラー(第1ミラーの一例)61および固定ミラー(第2ミラーの一例)62を備えている。前記集光レンズ3および偏向プリズム4は遮光リング5を介して筒体20に固定されている。
各光学素子3,4,61,62は円環状であるから、構造がシンプルでかつ照明ムラも生じにくい。
以下に説明するように、前記可動ミラー61はピン24を介して筒体20の軸方向Sに沿って、上下方向に移動自在に設けられている。前記内筒21には、前記軸方向Sに沿って案内溝21aが形成されている。一方、前記外筒22には、カム溝22aが螺旋上に斜めに形成されている。前記ピン24はカム溝22aおよび案内溝21aに嵌合している。したがって、外筒22を内筒21に対して回転させることにより、可動ミラー61が図2(a)の反射位置Prと図2(b)の退避位置Peとの間を移動する。
前記固定ミラー62は先端筒23の先端に設けられており、前記可動ミラー61よりも径が大きく、かつ、可動ミラー61よりも筒体20の先端(下方)に配置されている。
以下に説明するように、この照明ヘッド2は光ファイバ13から出射された光Lを筒体20の先端の近傍の被写体Wに向かって図2(a)の落射光Ldおよび図2(b)の側射光Lsのいずれか一方で選択的に照明することが可能で、かつ、これらの中間の照明を行うこともできる。
前記集光レンズ3は光ファイバ13からの光Lを集光させて偏向プリズム4に入射させる。偏向プリズム4は、光ファイバ13からの光Lを径方向の斜め下方の外方に向かって偏向させる。すなわち、偏向プリズム4から出射された光Lは、筒体20の先端に行くに従いテーパ状に拡がる。
図2(a)の落射照明の際には、可動ミラー61を下方の反射位置Prに移動し、比較的小さい入射角αの落射光Ldを被写体Wに照射する。この落射照明の際には、前記偏向プリズム4からの光Lを下方の反射位置Prにおいて可動ミラー61が被写体Wに向かって反射して落射光Ldを照射する。前記落射照明の際には、前記可動ミラー61は偏向プリズム4から固定ミラー62への光路に侵入して前記光Lを遮光し、当該光を固定ミラー62に入射させない。したがって、被写体Wには側射光Lsが入射しないから、実質的に落射光Ldのみによる照明がなされる。
図2(b)の側射照明の際には、可動ミラー61を上方の退避位置Peに移動し、比較的大きい入射角αの側射光Lsを被写体Wに照射する。この側射照明の際には、前記可動ミラー61は偏向プリズム4と固定ミラー62との間の光路から退避して前記偏向プリズム4からの光Lを遮光も反射もしない。したがって、光Lは下方の固定ミラー62に反射され、該固定ミラー62から被写体Wに側射光Lsが照射される。
前記可動ミラー61の先端側には、光Lを正反射しない粗面が形成されたスカート部61sが設けられている。したがって、被写体Wには落射光Ldや迷光が入射しにくいから、実質的に側射光Lsのみによる照明がなされる。
図3の中間の照明において、被写体Wには落射光Ldおよび側射光Lsの双方が入射する。この中間の照明においては、可動ミラー61が前記反射位置Pr(図2)と退避位置Pe(図2)との間の中間の中間位置Pmを移動する。
前記中間照明の際には、偏向プリズム4からの光Lは、その一部が可動ミラー61に反射され、落射光Ldとして被写体Wに入射し、残部が可動ミラー61に反射されずに固定ミラー62に反射され、側射光Lsとして被写体Wに入射する。したがって、落射照明と側射照明とを切り換える途中において映像が極端に暗くなることがなく、常に被写体Wのどこを見ているのかを明瞭に認識することができる。
本照明ヘッド2においては、2つのミラー61,62が筒体20の内周に近接して配置できるから、視野Fを大きくしても空間K内にミラー61,62が入ることがない。したがって、視野欠けが生じにくい。
図4(a),(b)は第2実施例を示す。
本実施例の照明ヘッド2は、円環状の集光レンズ3と、偏向手段4Aと、円環状の第1ミラー61Aおよび第2ミラー62Aを備えている。
前記偏向手段4Aは光ファイバ13からの光Lを筒体(図示せず)内の径方向の外方に向かって偏向させると共に前記筒体の先端に向かって偏向させるもので、本実施例の場合、円環状の第3ミラー43Aおよび第4ミラー44Aを備える。前記第3ミラー43Aは、前記光ファイバ13からの光Lを筒体(図示せず)内の径方向の外方に向かって反射する。前記第4ミラー44Aは前記第3ミラー43Aからの光Lを筒体(図示せず)の先端に向かって反射する。
前記偏向手段4Aにより光Lの光路が筒体(図示せず)の径方向の外方に移動するから、第2ミラー62Aの内径を大きくすることができる。したがって、視野Fが大きくなっても視野欠けが生じにくい。
前記第1ミラー61Aは第2ミラー62Aよりも径大で、かつ、図4(a)の側射位置Psと図4(b)の落射位置Pdとの間を上下に移動できるようになっている。前記第1ミラー61Aは、図4(a)の下方の側射位置Psにおいては光Lを被写体Wに向かって直接反射し、一方、図4(b)の上方の落射位置Pdにおいては光Lを第2ミラー62Aに向かって反射する。
図4(a)の側射照明の際には、第1ミラー61Aを下方の側射位置Psに移動させる。この場合、第1ミラー61Aは前記偏向手段4Aからの光Lを反射して前記被写体Wに側射光Lsを照射する。この際、第2ミラー62Aには光Lは入射しない。
図4(b)の落射照明の際には、第1ミラー61Aを側射位置Ps(図4(a))よりも上方の落射位置Pdに移動させる。この場合、第1ミラー61Aは前記偏向手段4Aからの光Lを反射して筒体(図示せず)の内方に向かわせる。前記第2ミラー62Aは前記第1ミラー61Aよりも径方向の内方の位置で、かつ、図4(a)の前記第1ミラー61Aの前記側射位置Psよりも上方の位置に設けられ、図4(b)の前記落射位置Pdの第1ミラー61Aから反射された光Lを反射して前記被写体Wに落射光Ldを照射する。
なお、本実施例の場合、図4(a)の側射位置Psと図4(b)の落射位置Pdとの間を第1ミラー61Aが移動している際には、視野Fに光Lが照射されないタイミングが存在する。
本第2実施例のその他の構成は、前記第1実施例と同様であり、同一部分もしくは相当部分に同一符号を付してその説明を省略する。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、集光レンズは必ずしも設ける必要がない。
また、第1実施例において、光ファイバからの光が筒体の径方向の斜め外方に向かって出射される場合は偏向プリズムなどの偏向手段を設ける必要がない。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は拡大観察用の照明装置に適用することができる。
一般的な拡大観察装置の一例を示す側面図である。 第1発明にかかる照明装置の一実施例を示し、(a)は落射照明の状態を示す拡大断面図、(b)は側射照明の状態を示す拡大縦断面図である。 同実施例を落射照明と側射照明の中間の照明状態で示す拡大縦断面図である。 第2発明にかかる照明装置の一実施例を示し、(a)は側射照明の状態を示す拡大縦断面図、(b)は落射照明の状態を示す拡大縦断面図である。 従来の照明装置を示す概念図である。 他の従来の照明装置を示す概念図である。 同従来の照明装置を示す概念図である。
符号の説明
1:撮像部
11:レンズユニット
12:本体部
10:撮像素子
12a:基端部
12b:先端部
13:光ファイバ(導光手段)
2:照明ヘッド(照明装置)
20:筒体
21:内筒(筒体)
22:外筒(筒体)
23:先端筒(筒体)
3:集光レンズ
4:偏向プリズム(偏向手段)
4A:偏向手段
43A:第3ミラー
44A:第4ミラー
5:遮光リング
61:可動ミラー(第1ミラー)
61s:スカート部
62:固定ミラー(第2ミラー)
61A:第1ミラー
62A:第2ミラー
F:視野
L:光線束,光
Ld:落射光
Ls:側射光
S:軸方向
W:被写体
Pr:反射位置
Pe:退避位置
Pm:中間位置
Ps:側射位置
Pd:落射位置

Claims (8)

  1. 円環状の光線束を出射する導光手段を備えた拡大撮像装置の先端部に装着され、前記導光手段から出射された光を筒体の先端の近傍の被写体に向かって落射光および側射光のいずれか一方で選択的に照明することが可能な照明装置であって、
    前記筒体内に該筒体の軸方向に沿って移動自在に設けられ、斜め下方の外方に向かって径が拡がるように出射された円環状の光線束を下方の反射位置において前記被写体に向かって反射して落射光を照射すると共に、上方の退避位置において反射せず、かつ、遮光しない第1ミラーと、
    前記筒体内に設けられ、前記第1ミラーが上方の退避位置にあるときは、前記第1ミラーが遮光しなかった光を反射して被写体に側射光を照射し、かつ、前記第1ミラーが前記反射位置にあるときは前記光が第1ミラーに遮光されて反射しない第2ミラーとを備えた拡大観察用照明装置。
  2. 請求項1において、前記導光手段からの光を集光させる集光レンズを更に備えた拡大観察用照明装置。
  3. 請求項1もしくは2において、前記導光手段からの光を径方向の斜め下方の外方に向かって偏向させる偏向手段を更に備えた拡大観察用照明装置。
  4. 請求項3において、前記偏向手段がプリズムからなる拡大観察用照明装置。
  5. 請求項3もしくは4において、前記偏向手段よりも径方向の内方に設けられ光を遮光する遮光リングを更に備えた拡大観察用照明装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、前記第1ミラーはその先端側に光を反射しない粗面が形成されたスカート部を備えた拡大観察用照明装置。
  7. 円環状の光線束を出射する導光手段を備えた拡大撮像装置の先端部に装着され、前記導光手段から出射された光を筒体の先端の近傍の被写体に向かって落射光および側射光のいずれか一方で選択的に照明することが可能な照明装置であって、
    前記導光手段からの光を筒体内の径方向の外方に向かって偏向させると共に前記筒体の先端に向かって偏向させる偏向手段と、
    下方の側射位置で前記偏向手段からの光を反射して前記被写体に側射光を照射し、前記側射位置よりも上方の落射位置で前記偏向手段からの光を反射して筒体の内方に向かわせる第1ミラーと、
    前記第1ミラーよりも径方向の内方の位置で、かつ、前記第1ミラーの前記側射位置よりも上方の位置に設けられ、前記落射位置の第1ミラーから反射された光を反射して前記被写体に落射光を照射する第2ミラーとを備えた拡大観察用照明装置。
  8. 請求項7において前記偏向手段は、前記導光手段からの光を筒体内の径方向の外方に向かって反射する第3ミラーと、前記第3ミラーからの光を筒体の先端に向かって反射する第4ミラーとを備えた拡大観察用照明装置。
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