JP5827796B2 - V形エンジン - Google Patents

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本発明は、給気を加圧して供給する過給機を備えるV形エンジンに関する。
従来、左右一対のシリンダ列を備えるV形エンジンは公知となっている。エンジン(内燃機関)においては、軽量化やコンパクト化を満たしつつ高出力化を図るため、給気を加圧して供給する過給機を備えるものがある。過給機は各シリンダ列に対して一つずつ設けられている。
各過給機は、一般的にエンジンのシリンダブロックやシリンダヘッドの外部に取り付けられるものであり、重量のバランス、また、エンジンの外形寸法などを考慮してそれぞれ配設される。特に、機関室が狭く、エンジンの設置スペースに対する制約が大きい船舶などに搭載されるエンジンに対しては、外形寸法についての制約が大きく、コンパクト化やローライン化(全高を低くすること)の要請が強いため、こうした要請に応えるべく様々な技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−299393号公報
各過給機は燃焼後の排気ガスを排出するための排出管を有する。二本の排出管を設けた場合、エンジン全体の体積が大きくなってしまう。また、二本の排出管を作成するための部品加工時間及びコストが上昇する。加えて、各排出管の端部には、さらに排気を外部に導くための排気管(マフラー)を設ける必要があるため、二本の排気管を作成するための部品加工時間及びコストが上昇する。
そこで、本発明は、コスト低減を可能にし、コンパクトな構成を可能にするV形エンジンを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、左右一対のシリンダヘッドと、前記左右一対のシリンダヘッドの内部に設けられた燃焼室と、前記燃焼室に給気を加圧して供給する左右一対の過給機とを備えたV形エンジンにおいて、前記左右一対の過給機は、左右一対の過給機のうちの一方の過給機が他方の過給機に対して水平方向に180度回転した状態で配置されることによって、平面視にて左右非対称に配置されており、前記左右一対の過給機のタービン軸は、V形エンジンの前後方向であるクランク軸方向に対して直交する方向に配置されているとともに、平面視にて前後方向に位置がずれた状態で配置されており、前記左右一対の過給機のタービン軸と前記左右一対の過給機の給気出口とは、平面視にて一方の過給機ではタービン軸の後方に給気出口が位置し、他方の過給機ではタービン軸の前方に給気出口が位置するように配置されており、前記左右一対の過給機の排出管は、平面視にてそれぞれの排出面が前後方向にずれた状態で左右方向内側を向いて、合流管に連結されており、前記合流管は、一方の過給機の排出管と連結する第一通路部と、他方の過給機の排出管と連結する第二通路部と、中央から後方に向かって開口する排出口とを有しており、前記合流管における第一通路部と第二通路部は、前記一方の過給機の排出管と他方の過給機の排出管のずれ位置に合わせて前後方向に位置をずらして形成されており、前記前後方向に位置がずれている一方の過給機の排出管と他方の過給機の排出管を前記合流管に連結して合流させる構成としているものである。
請求項2においては、請求項1記載のV形エンジンにおいて、前記左右一方の排出管と、前記合流管の第一通路部又は第二通路部との間を、ベローズを介して連結したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、排気を排出する出口が一つになるので、排気管(マフラー)との接続が容易にでき、船舶への装着のコスト及び工数を低減することができる。
また、排気を排出する出口を一つにしたことにより、V形エンジンをコンパクトに構成することができる。したがって、コスト低減を可能にし、コンパクトな構成を可能にするV形エンジンを提供することができる。
また、左右同一の過給機を使用した場合に、一方の過給機の一部のみが前後方向に突出することを防止できる。また、左右のタービン軸を前後方向にずらした場合であっても、合流管が前後方向のずれを吸収するので、前後方向が長くならずコンパクトに配置できる。したがって、コンパクトな構成を可能にするV形エンジンを提供することができる。
請求項2においては、排気熱による膨張をベローズの伸縮によって吸収することができるので、熱膨張を吸収するための余分な箇所を設けることがなくなる。したがって、コスト低減を可能にし、コンパクトな構成を可能にするV形エンジンを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るV形エンジンの全体的な構成を示した前方斜視図。 V形エンジンの平面図。 V形エンジンの給気マニホールド及び排気マニホールドの平面図。 V形エンジンの背面図。 過給機及び合流管の平面図。 合流管の背面図。 V形エンジンのA−A´線断面図。 V形エンジンにおける過給機および合流管の位置を示す平面図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
先ず、本発明の一実施形態に係るV形エンジン1の全体構成について、図1から図4及び図7を用いて説明する。なお、図1の矢印Fで示す方向を「前方」、矢印Uで示す方向を「上方」、矢印Lで示す方向を「左方」として、以下に述べる各部材の位置や方向等を説明する。
本発明の一実施形態にかかるV形エンジン1は、左右一対のシリンダ列を備えるV形エンジンである。V形エンジン1は、図1から図4に示すように、左右のシリンダヘッド2A・2Bの内部にそれぞれ設けられた燃焼室12A・12B(図7参照)と、前記燃焼室12A・12Bに給気を加圧して供給する過給機13A・13Bと、過給機13A・13Bから過給される給気を冷却水によって冷却するインタークーラ14と、インタークーラ14を通過した冷却水を冷却する清水クーラ15とを備える。
V形エンジン1は、前後方向に長く延びるシリンダブロック3(図1及び図7参照)を備えている。シリンダブロック3の内部には左右一対のシリンダ9(図7参照)を四つずつ配設している。シリンダブロック3の上端部にはシリンダヘッド2A・2Bが設けられている。シリンダヘッド2A・2Bはシリンダブロック3に沿って設けられており、前後方向に長く形成されている。シリンダブロック3内には、クランク軸6(図4及び図7参照)が前後方向に架設される。
クランク軸6は、シリンダブロック3に回転可能に軸支される。クランク軸6の後端部には、フライホイール7が取り付けられている。フライホイール7は、シリンダブロック3の後ろ側に固設されるフライホイールハウジング8に覆われている。フライホイールハウジング8の後端面は、V形エンジン1の出力側端面である。
図7に示すように、左右一対のシリンダ列には、それぞれ四つのシリンダ9が配置され、シリンダ9内には、ピストン10が摺動可能に設けられる。ピストン10はコネクティングロッド11によってクランク軸6と連結されており、ピストン10の摺動運動がコネクティングロッド11によってクランク軸6の回転運動に変換される。
また、シリンダブロック3には、ピストン10と対向するようにシリンダヘッド2A・2Bが取り付けられるとともに、シリンダヘッド2A・2Bとピストン10とシリンダ9とで、燃焼室12A・12Bが形成される。シリンダヘッド2A・2Bには、インジェクタ20が取り付けられ、燃料室12A・12B内に燃料を噴射可能に設けられる。
前記インジェクタ20は、図示せぬコモンレールに接続されている。前記コモンレールには、燃料が常時高圧状態で蓄えられており、前記コモンレール内の高圧燃料は、インジェクタ20(図7参照)を駆動することにより燃焼室12A・12B内に噴射される。
インジェクタ20は、インジェクタ駆動装置(Electronic Driving Unit、以下「EDU」という。)20Aを介して、図2に示すエンジン制御装置(Engine Control Unit、以下「ECU」という。)21と接続されている。ECU21は、EDU20Aに駆動信号を送信することで、各インジェクタ20を駆動させることができる。ECU21からEDU20Aに駆動信号が送信されると、EDU20Aによって各インジェクタ20が駆動され、インジェクタ20から燃料が噴射される。
ECU21は、制御ボックス22に収納される。制御ボックス22は、V形エンジン1の前部、具体的には、エンジン内部を循環する清水を冷却する清水クーラ15の前面に配置される。なお、制御ボックス22には、ECU21の他、図示しないヒューズ、リレー、コネクタその他の制御系部品が収納される。
図3及び図4に示すように、V型エンジン1の後端側であってフライホイールハウジング8と同じ面にはインタークーラ14が配置されている。インタークーラ14は、いわゆる水冷式のクーラであり、清水クーラ15から冷却水が供給される。インタークーラ14内部では、過給機13A・13Bでの圧縮によって温度が上昇した給気と冷却水との間で熱交換を行っている。インタークーラ14は給気マニホールド23A・23B(図3参照)と連結されており、給気マニホールド23A・23Bから燃焼室12A・12B内へ給気が圧送される。
過給機13A・13Bでの圧縮によって温度が上昇した給気は、インタークーラ14の内部に送られる。インタークーラ14の内部において冷却水によって給気が冷却される。
また、排気マニホールド19A・19B(図3参照)の後端側には過給機13A・13Bが、その回転軸がクランク軸方向と直交するように、言い換えればエンジン左右方向と平行になるように配置されている。また、過給機13A・13Bとインタークーラ14とは、図4に示す給気通路管27A・27Bにより接続されている。
また、シリンダヘッド2A・2Bの前側には、V形エンジン1に供給する清水の冷却水を冷却する清水クーラ15が設けられており、その長手方向をV形エンジン1の左右方向として配置されている。
図1及び図2に示すように、清水クーラ15によって冷却された冷却水は冷却水ポンプ16によって第一冷却水通路17を通ってインタークーラ14へ圧送される。インタークーラ14内で排気を冷却したことで温度が上昇した冷却水は第二冷却水通路18を通って清水クーラ15内に戻される。
次に、過給機13A・13Bについて、図4から図6及び図8を用いて説明する。本実施形態に係るV形エンジン1は、V形エンジン1内に供給される給気を加圧するための一対の過給機13A・13Bを有する、いわゆるツインターボを採用している。二つの過給機13A・13Bは、給気通路管27A・27Bに連結するための給気出口61A・61Bと、排出管63A・63Bと、を備える。
過給機13A及び過給機13Bは同一の部品で形成されており、過給機13A・13Bは、図4及び図5に示すように、それぞれタービン64A・64Bとコンプレッサー65A・65Bとを有しており、タービン64A・64B及びコンプレッサー65A・65Bはそれぞれ同一の回転軸としてタービン軸66A・66Bを有し、該タービン軸66A・66Bは排気マニホールド19A・19Bの前記V形エンジンのクランク軸方向に対して直交方向(左右方向)に設けられている。
タービン64A・64Bは、排気マニホールド19A・19Bと連通している。詳しくは、排気入口62A・62Bが排気通路管28A・28Bを介して連通している。排気マニホールド19A・19Bから導入される燃焼後の排気ガスは、タービン64A・64Bを回転させる。余剰排気は、排出管63A・63Bを介して排出される。
過給機13Bは、過給機13Aに対して水平方向に180度回転した状態で配置されている。従って、排出管63A・63Bは、それぞれの排出する面がV形エンジン1の左右方向内側を向き、互いに対向するように構成される。排出管63A・63Bは、タービン64A・64Bの軸方向と平行に延びており、タービン64A・64Bよりも小さい直径の円筒状に形成されている。
また、過給機13Aの後端と過給機13Bの後端とは前後方向略同一面上に位置するように配置されている。このため、左右の過給機13A・13Bの各部分の配置にずれが生じる。具体的には、給気出口61Aは、タービン軸66Aに対して前方に偏心して配置されるため、水平方向に180度回転した給気出口61Bはタービン軸66Bよりも後方に位置し、結果として給気出口61Aは給気出口61Bよりも前方に配置される。また、排気入口62Aは、排気入口62Bよりも前方に配置される。また、給気出口61A及び排気入口62Aは、タービン軸66Aに対して前方に偏心して配置されるため、過給機13Aの後端と過給機13Bの後端とを略一致させると、排出管63Aは、排出管63Bよりも後方に配置される。
過給機13A・13Bにより加圧される給気は、図4に示す給気通路管27A・27Bを通ってインタークーラ14へと送られる。給気出口61Aは、給気出口61Bよりも前方に配置されているが、給気通路管27Aが後方に傾斜して設けられることにより、給気通路管27A・27Bのインタークーラ14との接続面において、前後方向のずれは解消されている。また、排出管63A・63Bの端部同士の間には、排出管63A・63Bの端部同士を連結する合流管71が設けられている。
合流管71は、二つの排出管63A・63Bの端部を連結して排気を合流させる管であり、右側の排出管63Aと連結する第一通路部72と、左側の排出管63Bと連結する第二通路部73と、中央上部から斜め上後方に突設した排出口75と、を有する。
第一通路部72は、第二通路部73よりも後方に位置するように配置されている。右側の過給機13Aの排出管63Aは左側の過給機13Bの排出管63Bよりも後方に配置されているが、排出管63Aと接続する第一通路部72を、排出管63Bと接続する第二通路部73よりも後方に設けることで、一つの部材で排出管63A・63Bを合流させることができる。
排出口75は、その後方右側において第一通路部72と連通しており、後方左側において第二通路部73と連通している。第一通路部72と連通している部分は第二通路部と連通している部分よりも後方に位置している。また、排出口75は、円筒状の配管であり、中央には仕切り板が設けられて二つの部屋に区切られており、一方の部屋には第一通路部72からの排気が、他方の部屋には第二通路部73からの排気が流入する。そして出口側端部において、二つの部屋からの排気が合流して排出される。
また、右側の排出管63Aと第一通路部72との間にはベローズ76が設けられている。ベローズ76は、右側の一端が右側の排出管63Aの端部に接続されており、他端が第一通路部72の右側の端部に接続されている。但し、ベローズ76は排出管63Bと第二通路部73の間に配置する構成とすることも可能である。これにより、排気熱による合流管71の膨張をベローズ76の伸縮によって吸収することができるので、熱膨張を吸収するための余分な箇所を設けることがなくなる。
また、排出口75はV形エンジン1の左右方向略中央に設けられている。このように構成することにより、排出口75から更に排気用の配管を施す場合に、船舶へ装着する際のレイアウトを容易に決定しやすくなり、船舶への装着のコスト及び工数を低減することができる。
このように構成することにより、図6の点描矢印で示すように、右側の過給機13Aから排出された余剰排気は、排出管63Aから第一通路部72へと流入し、排出口75の一方の部屋へと流入する。また、左側の過給機13Bから排出された余剰排気は、排出管63Bから第二通路部73へと流入し、さらに排出口75の他方の部屋へと流入する。排出口75に流入した余剰排気は、排出口75の出口端部で合流し、排出口75からさらに図示せぬマフラーなどを介して外部へ排気される(図3の点描矢印参照)。なお、図示せぬ排気管においては、海水等とミキシングすることにより排気の温度を下げることが可能である。
また、コンプレッサー65A・65Bは、過給機13A・13Bの各外側に設けられる外気導入口67A・67B、図示しないエアクリーナを介して外部から清浄化した空気を導入する。また、コンプレッサー65A・65Bは、タービン64A・64Bの回転によりコンプレッサー65A・65Bを回転駆動して外気導入口67A・67Bから吸入した空気を圧縮し、給気出口61A・61Bから給気通路管27A・27Bを介してインタークーラ14へと送り込む。そして、インタークーラ14内で冷却された給気は、前記給気マニホールドから燃焼室12A・12B内へ圧送される(図3の黒色矢印参照)。
以上のように、V形エンジン1は、左右一対のシリンダヘッド2A・2Bと、シリンダヘッド2A・2Bの内部に設けられた燃焼室12A・12Bと、前記燃焼室12A・12Bに給気を加圧して供給する二つの過給機13A・13Bと、を備え、二つの過給機13A・13Bは、それぞれ排気を排出するための排出管63A・63Bを有し、排出管63A・63Bは、それぞれの排出する面がV形エンジン1の左右方向内側を向き、互いに対向するように構成され、二つの排出管63A・63Bの端部を連結して合流させる合流管71を備え、合流管71はV形エンジン1の左右方向略中央に排出口75を有するものである。このように構成することにより、排気を排出する出口が一つになるので、排気管(マフラー)との接続が容易にでき、船舶への装着のコスト及び工数を低減することができる。また、排気を排出する出口を一つにしたことにより、V形エンジン1をコンパクトに構成することができる。したがって、コスト低減を可能にし、コンパクトな構成を可能にするV形エンジン1を提供することができる。
また、排出管63Aと合流管71とはベローズ76を介して連結したものである。このように構成することにより、排気熱による膨張をベローズ76の伸縮によって吸収することができるので、熱膨張を吸収するための余分な箇所を設けることがなくなる。したがって、コスト低減を可能にし、コンパクトな構成を可能にするV形エンジン1を提供することができる。
また、過給機13Aのタービン軸はV形エンジン1のクランク軸方向に対して直交方向に配置し、左右のタービン軸は前後方向にずらして配置したものである。このように構成することにより、左右同一の過給機13A・13Bを使用した場合に、タービン軸を前後方向にずらすことで、一方の過給機13Aの一部のみが前後方向に突出することを防止できる。また、左右のタービン軸を前後方向にずらした場合であっても、合流管71が前後方向のずれを吸収するので、前後方向が長くならずコンパクトに配置できる。したがって、コンパクトな構成を可能にするV形エンジン1を提供することができる。
1 V形エンジン
2A・2B シリンダヘッド
13A・13B 過給機
14 インタークーラ
15 清水クーラ
63A・63B 排出管
71 合流管
75 排出口
76 ベローズ

Claims (2)

  1. 左右一対のシリンダヘッドと、前記左右一対のシリンダヘッドの内部に設けられた燃焼室と、前記燃焼室に給気を加圧して供給する左右一対の過給機とを備えたV形エンジンにおいて、
    前記左右一対の過給機は、左右一対の過給機のうちの一方の過給機が他方の過給機に対して水平方向に180度回転した状態で配置されることによって、平面視にて左右非対称に配置されており、
    前記左右一対の過給機のタービン軸は、V形エンジンの前後方向であるクランク軸方向に対して直交する方向に配置されているとともに、平面視にて前後方向に位置がずれた状態で配置されており、
    前記左右一対の過給機のタービン軸と前記左右一対の過給機の給気出口とは、平面視にて一方の過給機ではタービン軸の後方に給気出口が位置し、他方の過給機ではタービン軸の前方に給気出口が位置するように配置されており、
    前記左右一対の過給機の排出管は、平面視にてそれぞれの排出面が前後方向にずれた状態で左右方向内側を向いて、合流管に連結されており、
    前記合流管は、一方の過給機の排出管と連結する第一通路部と、他方の過給機の排出管と連結する第二通路部と、中央から後方に向かって開口する排出口とを有しており、
    前記合流管における第一通路部と第二通路部は、前記一方の過給機の排出管と他方の過給機の排出管のずれ位置に合わせて前後方向に位置をずらして形成されており、
    前記前後方向に位置がずれている一方の過給機の排出管と他方の過給機の排出管を前記合流管に連結して合流させる構成としている
    ことを特徴とするV形エンジン。
  2. 請求項1記載のV形エンジンにおいて、前記左右一方の排出管と、前記合流管の第一通路部又は第二通路部との間を、ベローズを介して連結したことを特徴とするV形エンジン。
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