JP5826853B2 - 利用可能な電力リソースに基づいてモバイルデバイスのプロセスを管理するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Description

本開示は、一般的に、利用可能な電力リソースに基づいてモバイルデバイスのプロセスを管理することに関する。

技術の進歩は、結果として、より小型でよりパワフルな計算デバイスを生み出した。例えば、様々なポータブルパーソナル計算デバイスが現在存在しており、それは、小型かつ軽量で、ユーザが容易に持ち運できる、ポータブル無線電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）およびページングデバイスなどの無線計算デバイスを含む。より詳細には、セルラ電話およびインターネットプロトコル（ＩＰ）電話のようなポータブル無線電話は、無線ネットワークにわたって音声およびデータパケットを通信することができる。さらに、多くのそのような無線電話は、それらに組み込まれた他のタイプのデバイスを含む。例えば、無線電話は、デジタルスチールカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、および、オーディオファイルプレーヤも含みうる。同様に、そのような無線電話は、ウェブブラウザアプリケーションのような、インターネットにアクセスするために使用されうるソフトウェアアプリケーションを含む実行可能命令を処理することができる。このため、これらの無線電話は、重要な計算性能を含みうる。

データの処理は、計算デバイスの電力リソースを消費する。一般的に、プロセスがより複雑になると、プロセスを完了するためにより多くの電力が消費される。モバイル計算デバイスの計算性能は、バッテリから入手可能な電力によって制限されうる。モバイル計算デバイスによって実行されるプロセスの複雑性が増加するため、バッテリを節電するためにプロセスを管理するモバイルデバイスの能力が有益になる。

電子プログラムガイドへのアクセスを有するモバイルデバイスが説明される。電子プログラムガイドから、モバイルデバイスのユーザは、記録するスケジューリングされたプログラムを選択しうる。モバイルデバイスは、選択されたプログラムを記録、ダウンロード、または再生するために消費されうるバッテリチャージの量を決定または推定しうる。バッテリチャージの量は、選択されたプログラムの持続時間と、選択されたプログラムの処理複雑性とに基づいて計算されうる。例えば、長時間の高画質（ＨＤ）プログラムは、短時間の標準画質（ＳＤ）プログラムよりも、処理に多くの電力を消費しうる。次に、モバイルデバイスは、モバイルデバイスの測定または推定されたバッテリチャージを、選択されたプログラムを記憶するためのバッテリチャージの量と比較しうる。バッテリチャージ計算は、スケジューリングされたプログラムのダウンロード時または開始時刻に行われうる。モバイルデバイスの残りのバッテリチャージが、選択されたプログラムを記録、ダウンロードまたは再生するのに十分でない場合、ユーザに対して警告メッセージが提供されうる。この警告メッセージに基づいて、ユーザは、プログラムの複雑性を変更する（例えば、ＨＤの代わりにＳＤでプログラムを記録する）、モバイルデバイスの電力リソースを増加させる（例えば、モバイルデバイスをプラグインする）などの方策をとるか、スケジューリングされたプログラムをキャンセルしうる。

特定の実施形態において、装置は、モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信するように構成されたインターフェースを含む。装置は、さらに、スケジューリングされたプログラムの持続時間およびスケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定するように構成されたバッテリ閾値算出器を含む。装置は、スケジューリングされたプログラムの開始時刻におけるモバイルデバイスのバッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応じてスケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成するように構成された警告生成器を含む。

特定の実施形態において、モバイルデバイスにおけるコンテンツの受信をスケジューリングする方法が開示される。方法は、モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信することを含む。方法は、さらに、スケジューリングされたプログラムの持続時間およびスケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定することを含む。方法は、スケジューリングされたプログラムの開始時刻におけるモバイルデバイスのバッテリチャージを決定することを含む。方法は、さらに、モバイルデバイスのバッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応じてスケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成することを含む。

開示される実施形態のうちの少なくとも１つから提供される１つの特定の利点は、モバイル通信デバイスが、プログラムの記録が始まる前に、スケジューリングされたプログラムの記録に対応した起こりうる電力リソース問題をユーザに警告しうる、ということである。警告に基づいて、ユーザは、スケジューリングされたプログラムまたはモバイルデバイスの何れかに対して、モバイルデバイスがスケジューリングされた記録を完了できる可能性を改善しうる変更を行ために方策をとる。

本開示の他の態様、利点、特徴は、図面の簡単な説明、発明を実施するための形態、特許請求の範囲というセクションを含む明細書全体の閲覧後に明白になるであろう。

図１は、モバイルデバイスがスケジューリングされたプログラムを記録するのに十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスの第１の実施形態のブロック図である。 図２は、図１のモバイルデバイスの実施形態のさらなる詳細を描写したブロック図である。 図３は、スケジューリングされたプログラムを記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスを含むシステムの実例となる実施形態を示す。 図４は、スケジューリングされたプログラムを記録するのに十分な電力リソースをモバイルデバイスが有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスのディスプレイの図である。 図５は、スケジューリングされたプログラムを記録するのに十分な電力リソースをモバイルデバイスが有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスのディスプレイの図である。 図６は、スケジューリングされたプログラムを記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスのディスプレイの図である。 図７は、スケジューリングされたプログラムを記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成する方法の第１の実施形態のフローチャートである。 図８は、スケジューリングされたプログラムを記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成する方法の第２の実施形態のフローチャートである。 図９は、スケジューリングされたプログラムを記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成する方法の第３の実施形態のフローチャートである。

図１について、スケジューリングされたプログラムを記録するのにモバイルデバイス１００が十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告１２０を生成するモバイルデバイス１００の第１の実施形態が示される。モバイルデバイス１００は、インターフェース１０２、バッテリ閾値算出器１０４、電子プログラムガイド１１０、および、バッテリチャージ推定器１０８を含む警告生成器１０６を含みうる。スケジューリングされたプログラムを受信するための電力リソースがモバイルデバイス１００の電力リソースを超えることを示す警告１２０をモバイルデバイス１００が生成すると、モバイルデバイス１００のユーザは、スケジューリングされたプログラムの記録を成功させる可能性を改善するために方策をとりうる。例えば、ユーザは、モバイルデバイスを外部電力ソースにプラグインするか、あるいは、スケジューリングされたプログラムのフォーマットを変更して、スケジューリングされたプログラムを記録するために要求される電力を減らしうる。

インターフェース１０２は、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）であり、それは、ユーザがモバイルデバイス１００の他のコンポーネントから受信される情報とインタラクトすることを可能にする。例えば、インターフェース１０２は、スケジューリングされたプログラム情報１１２などのコンテンツを、モバイルデバイス１００で表示しうる。スケジューリングされたプログラム情報１１２から、ユーザは、スケジューリングされたプログラム１１４を選択し、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択１１４は、電子プログラムガイド１１０に提供されうる。別の例として、インターフェース１０２は、警告生成器１０６によって生成される警告のようなメッセージを表示するように構成されうる。このケースにおいて、ユーザは、警告１２０で提示される情報に基づいて、プログラミングを再度スケジューリングするためまたは変更するために方策をとりうる。

電子プログラムガイド１１０は、スケジューリングされたプログラミングに関する情報を処理および表示するように構成されうる。電子プログラムガイド１１０は、コンテンツソースまたはサービスプロバイダからモバイルデバイス１００にダウンロードされた情報を含みうる。電子プログラムガイド１１０は、モバイルデバイス１００の他のコンポーネントと情報を交換するように構成されうる。例えば、電子プログラムガイド１１０は、スケジューリングされたプログラム情報１１２をインターフェース１０２に提供し、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択１１４を受信しうる。スケジューリングされたプログラミングのユーザ選択１１４の受信に応じて、電子プログラムガイド１１０は、選択されたスケジューリング済みプログラムの持続時間１１６および処理複雑性１１８のような、選択されたスケジューリング済みプログラムについての情報をバッテリ閾値算出器１０４に送信しうる。

バッテリ閾値算出器１０４は、モバイルデバイス１００によって実行されるべきタスクを示すインジケーションを受信し、これらのタスクを実行するために必要とされるバッテリ閾値を決定するように構成されうる。バッテリ閾値算出器１０４は、電子プログラムガイド１００からの、選択されたスケジューリング済みプログラムについての情報に基づいてバッテリ閾値を決定するように構成されうる。例えば、選択されたスケジューリング済みプログラムの持続時間１１６および処理複雑性１１８に基づいて、バッテリ閾値算出器１０４は、モバイルデバイス１００が少なくとも５０％の電力レベルを有するように、選択されたスケジューリング済みプログラムが要求することを決定しうる。バッテリ閾値算出器１０４は、バッテリ閾値を警告生成器１０６に提供するように構成されうる。

警告生成器１０６のバッテリチャージ推定器１０８は、モバイルデバイス１００のバッテリチャージレベルを決定（例えば、測定）するように構成されうる。バッテリチャージは、モバイルデバイス１００の電力リソースの特性に基づいて決定されうる。例えば、モバイルデバイス１００がより高いチャージ済みバッテリを有する場合、バッテリチャージは、数時間もつと推定されうる。別の例として、モバイルデバイス１００が外部電力ソースに接続された場合、バッテリチャージは、無期限にもつと推定されうる。加えて、モバイルデバイス１００による実行にスケジューリングされるプロセスのタイプは、選択されたプログラムの開始時刻におけるバッテリチャージの決定にインパクトを与えうる。例えば、モバイルデバイス１００が複数のアプリケーションを稼働している場合、モバイルデバイス１００の電力リソースは、モバイルデバイスが１つのアプリケーションしか稼働していない場合よりも早い速度で消耗しうる。別の例として、ネットワーク帯域幅を使用するプロセスは、モバイルデバイス１００のバッテリ電力にインパクトを与えうる。特定の実施形態において、スケジューリングされたプログラムの開始時刻におけるバッテリチャージが決定されうる。例えば、スケジューリングされたプログラムの開始時刻が将来の時刻に起こる場合、バッテリチャージ推定器１０８は、この開始時刻に基づいて、モバイルデバイス１００の将来の推定されるバッテリチャージを決定しうる。

バッテリチャージ推定器１０８は、モバイルデバイス１００のバッテリチャージをバッテリチャージ閾値と比較して、モバイルデバイス１００が、選択されたプログラムの開始時刻に、選択されたスケジューリング済みプログラムを記録するのに十分な電力を含むか否かを決定するように構成されうる。例えば、２時間の高画質映画を記録するのにモバイルデバイスが８０％のバッテリ電力を必要とすることをバッテリ閾値が示す場合であって、モバイルデバイスのバッテリチャージが５０％しかない（あるいは、開始時刻の前に、選択されたプログラムの開始時刻に５０％になると予測される）場合、バッテリチャージ推定器１０８は、モバイルデバイス１００が、選択されたプログラムの記録を完了するのに十分な電力リソースを有していないと決定しうる。モバイルデバイス１００は、選択されたプログラムを記録するための電力リソースが不足している（あるいは、モバイルデバイス１００は、選択されたプログラムの開始時刻にリソースが不足すると予測される）との決定に応じて、警告生成器１０６は、起こりうる電力リソース問題をユーザに警告する警告１２０を生成しうる。

動作中、モバイルデバイス１００は、記録するプログラムをユーザが選択できるようにする電子プログラムガイドをユーザに提示しうる。バッテリ閾値算出器１０４は、電子プログラムガイド１１０から受信された選択プログラムについての情報に基づいて選択されたプログラムを記録するために要求されるバッテリ閾値を決定しうる。警告生成器１０６は、モバイルデバイス１００のバッテリチャージ、および、バッテリチャージがバッテリ閾値を満たすか否かを決定（例えば、測定、算出、または推定）しうる。決定されたバッテリチャージがバッテリ閾値を満たしていない、または、満たさない場合、警告生成器１０６は、ユーザに警告１２０を提供しうる。この警告１２０に基づいて、ユーザは、モバイルデバイス１００の１または複数の条件を変更する（例えば、バッテリをチャージする、他のプロセスをオフにする、スクリーンの明るさを下げる）か、プログラムの条件を変更する（例えば、高画質バージョンの代わりに標準画質バージョンのプログラムを選択する）。

プログラムの持続時間１１６および処理複雑性１１８に基づいて、プログラムを受信または記録するのに十分な電力リソースをモバイルデバイス１００が含むか否かを（あるいは、モバイルデバイス１００は、選択されたプログラムの開始時刻にリソースが不足すると予測されると）決定することにより、ユーザは、起こりうる低バッテリ条件に先だって、起こりうる電力リソース問題についての警告を受けることができる。事前の通知は、プログラムの記録が始まった後には利用可能ではない可能性のある選択肢をユーザに提示するという潜在的な利点を有する。例えば、いったんプログラムが記録を開始すると、高画質から標準画質への切り替えは不可能または不便でありうる。

図２について、モバイルデバイス２００が、スケジューリングされたプログラムの開始時刻にスケジューリングされたプログラムを記録するのに十分な電力リソースを有さないとする決定に基づいて警告１２０を生成するモバイルデバイス２００の第２の実施形態が示される。モバイルデバイス２００は、インターフェース１０２、バッテリ閾値算出器１０４、電子プログラムガイド１１０、警告生成器１０６を含む。モバイルデバイス２００は、さらに、出力デバイス２２０（例えば、ディスプレイ）および入力デバイス２２２（例えば、キーパッド、タッチスクリーン）を含みうる。モバイルデバイス２００は、ビデオ／オーディオ符号器／復号器（ＣＯＤＥＣ）２１４、およびトランシーバ２１０と通信するアンテナ２１２を含みうる。モバイルデバイス２００は、さらに、現在の日付／時刻の情報、バッテリ２３０をモニタリングするバッテリモニタ２３２、外部電力インターフェース２４０をモニタリングする外部電力モニタ２４２を提供するクロックモジュール２１６を含む。警告１２０に基づいて、モバイルデバイス２００のユーザは、モバイルデバイス２００の電力リソース、または、プログラム記録のスケジューリングに対して変更を加える。

特定の実施形態において、インターフェース１０２は、入力を入力デバイス２２２から受信するように構成される。例えば、モバイルデバイス２００のユーザは、キーパッドまたはタッチスクリーンをタッチしうる。インターフェース１０２は、さらに、出力デバイス２２０にコンテンツを出力するように構成されうる。例えば、インターフェース１０２は、１または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイド１１０を提示するように構成されうる。加えて、出力デバイス２２０は、ビデオ／オーディオＣＯＤＥＣ ２１４および警告生成器１０６からコンテンツを受信するように構成されうる。

特定の実施形態において、警告生成器１０６は、選択されたプログラム１９０に関連付けられた開始時刻２２８を電子プログラムガイド１１０から受信するように構成される。警告生成器１０６は、さらに、バッテリ２３０のバッテリ電力レベルを測定するバッテリモニタ２３２から情報を受信するように構成されうる。警告生成器１０６は、さらに、外部電力ソースがモバイルデバイス２００に電力を供給しているか否かを決定するように構成されうる。例えば、警告生成器１０６は、外部電力インターフェース２４０をモニタリングする外部電力モニタ２４２から情報を受信しうる。警告生成器１０６は、さらに、クロックモジュール２１６から現在の時刻を受信するように構成されうる。

特定の実施形態において、バッテリチャージ推定器１０８は、警告生成器１０６で受信された情報に基づいて、モバイルデバイス２００の電力リソースが、選択されたプログラム１９０を記録するのに十分であるか否かを決定するように構成される。例えば、警告生成器１０８は、選択されたプログラム１１２の開始時刻２２８と、クロックモジュール２１６から受信された現在の時刻とを使用しうる。選択されたプログラム１９０の開始時刻２２８が現在の時刻以前である（例えば、選択されたプログラム１９０が進行中である）場合、バッテリ閾値算出器１０４は、選択されたプログラム１９０の残りの持続時間に基づいてバッテリチャージ閾値を決定するように構成されうる。現在の時刻でのバッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないことをバッテリチャージ推定器１０８が決定すると、警告生成器１０６は、バッテリ警告通知（例えば、警告１２０）を即座に生成しうる。選択されたプログラム１９０が将来の時刻に受信されることを開始時刻２２８が示す場合、バッテリチャージ推定器１０８は、現在の時刻と開始時刻２２８との間でのバッテリ消耗量を推定するように構成されうる。開始時刻２２８での推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさない（あるいは、満たさないと推定される）とバッテリチャージ推定器１０８が決定した場合、警告生成器１０６は、警告１２０を即座に送るように構成されうる。

警告生成器１２０は、さらに、推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たすか否かを、将来の時刻（例えば、開始時刻２２８）の前に１回以上決定するように構成されうる。例えば、バッテリチャージ推定器１０８は、推定バッテリチャージを決定するために、開始時刻２２８の前にバッテリチェックを周期的に実行するように構成されうる。このケースにおいて、推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないことを警告生成器１０６が決定すると、警告生成器１０６は、警告１２０を送りうる。

動作中、インターフェース１０２は、ユーザが、電子プログラムガイド１１０に基づいて、記憶されるべきプログラムの選択を可能にする。インターフェース１０２は、この選択を電子プログラムガイド１１０に提供し、それは、持続時間１１６および複雑性１１８を示すインジケーションをバッテリ閾値算出器１１０４に提供する。例えば、複雑性１１８は、１から１０の間の数で示されうる。バッテリ閾値算出器１０４は、記録（または、ダウンロード、再生）を実行するために要求されるバッテリ電力量（すなわち、バッテリチャージ閾値）を決定する。警告生成器１０６は、利用可能であると推定されたバッテリ電力量を、記録を実行するために要求されることが推定されるバッテリ電力量と比較しうる。外部電力インターフェース２４０が電力を受信していないとバッテリチャージ推定器１０８が決定し、したがって、モバイルデバイス２００は、バッテリ２３０にのみ基づいて電力供給される。現在または予測される用途（例えば、稼働中のプロセス、ネットワーク条件など）に基づいて、バッテリチャージ推定器１０８は、開始時刻２２８に利用可能になるバッテリ電力を推定しうる。バッテリチャージ推定器１０８は、バッテリチャージ閾値を、モバイルデバイス２００が開始時刻２２８に有する推定バッテリ電力量と比較しうる。モバイルデバイス２００が開始時刻２２８にプログラミングの記録を実行するのに十分な電力を有さないとバッテリチャージ推定器１０８が決定すると、警告生成器１０６は、警告１２０を出力デバイス２２０に送りうる。このケースにおいて、ユーザは、選択されたプログラム１９０のスケジューリングに対する変更を行うか否かを決定しうる。例えば、高画質からより低い画質への切り替えによって、選択されたプログラム１９０の処理複雑性１１８を変更することにより、モバイルデバイス２００は、記録（または、他の動作）を実行するのに要求される電力量を減らすことができる。ユーザは、さらに、外部電力インターフェース２４０に外部電力ソースをプラグインすることを決定しうる。

推定バッテリ電力、並びに、プログラムの持続時間および処理複雑性のような情報に基づいてモバイルデバイス２００でタスクをスケジューリングすることにより、モバイルデバイス２００は、モバイルデバイス２００の現在の条件が選択されたプログラム１１２の完全な記録を可能にするか否かをより好ましく決定することができる。モバイルデバイス２００が、ユーザによって示されたタスクを実行できると推定されるか否かを事前に示すことによって、ユーザは、記録の条件またはモバイルデバイス２００の条件を変更して所望の結果を達成することができる。

図３について、モバイルデバイス２００はスケジューリングされたプログラムを記録するのに十分な電力を有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイス２００を含むシステム３００の実例となる実施形態が示される。システム３００は、プログラミングソース３０２を通信するように構成されたデバイス２００を含む。デバイス２００は、プログラミングソース３０２からプログラムデータ３０４を受信し、プログラム順序およびキャンセル要求３０６をプログラミングソース３０２に送信するように構成されうる。例えば、プログラミングソース３０２は、定期購読、オンデマンド、または、有料のプログラミングをモバイルデバイス２００に提供するコンテンツプロバイダでありうる。特定の実施形態において、デバイス２００は、インターフェース１０２、プロセッサ３１０、およびメモリ３２０を含む。

特定の実施形態において、電子プログラムガイド１１０は、プログラミングソース３０２から受信されたプログラムデータ３０４から、スケジューリングされたプログラム記録３３０を受信するように構成される。スケジューリングされたプログラム記録３３０は、プログラミングソース３０２から受信された情報（例えば、メタデータ）でありうる。電子プログラムガイド１１０は、スケジューリングされたプログラム記録３３０をバッテリ閾値算出器１０４に提供しうる。スケジューリングされたプログラム記録３３０は、記録または受信されるようにスケジューリングされたプログラムのような特定のプログラムに関する情報を含みうる。スケジューリングされたプログラム記録３３０は、解像度３３２、ビットレート３３４、フレームレート３３６、空間解像度複雑性３３８、および、処理複雑性３４０を含みうる。解像度３３２は、表示されることができる各次元における個別の画素の数を示しうる。ビットレート３３４は、時間単位で伝達または処理されるビット数でありうる。フレームレート３３６は、時間単位で伝達または処理されるフレーム数でありうる。空間解像度複雑性３３８は、プログラムのフレームへと符号化される、基礎にある画像の空間変数の量を示しうる。処理複雑性３４０は、プログラムのコンテンツを処理するために要求される処理度（degree of processing）を示しうる。例えば、処理複雑性は、算出を簡単にするために、１段階評価での単一の数でありうる。電子プログラムガイド１１０は、モバイルデバイス２００がバッテリチャージを決定するために使用する「複雑性」数を提供しうる。処理複雑性３４０は、解像度３３２、ビットレート３３４、フレームレート３３６、空間解像度複雑性３３８のうちの１または複数の代わりでありうる（および、それらに基づきうる）。スケジューリングされたプログラム記録３３０の情報に基づいて、バッテリ閾値算出器１０４は、電力の閾値量（例えば、バッテリチャージ閾値）が特定のプログラムを受信または記録するために要求されると決定しうる。例えば、解像度３３２、高ビットレート３３４、高いフレームレート３３６、複雑な空間解像度３３８、または、高い処理複雑性３４０によって示されるように、高解像度でプログラムを受信または記録することは、より低い解像度、より低いビットレー
ト、より低いフレームレート、より低い空間解像度複雑性、または、より低い処理複雑性でプログラムを受信または記録するよりもデバイス２００から多くの電力を要求しうる。

特定の実施形態において、バッテリ閾値算出器１０４は、バッテリチャージ閾値を決定するように構成されうる。例えば、選択されたプログラムが、将来の時刻に開始するようにスケジューリングされている場合、バッテリ閾値算出器１０４は、バッテリチャージ閾値が変更され、もはやバッテリチャージ閾値を満たさないか否かを周期的に決定しうる。例示のために、推定バッテリチャージ閾値は、ユーザが外部電力ソースをモバイルデバイス２００にプラグインすること、あるいは、モバイルデバイス２００の他のコンポーネントがタスクまたは処理を変更することにより変更されうる。例えば、モバイルデバイス２００は、特定のタスクを完了することでモバイルデバイス２００のバッテリ使用を低減させてバッテリ電力を節約しうる。バッテリ閾値算出器１０４は、メモリ３２０において、バッテリ閾値とバッテリチャージとの間で行われた比較に関する情報（例えば、バッテリ閾値チェック３２４）を記録するように構成されうる。

特定の実施形態において、警告生成器１０６は、モバイルデバイス２００のバッテリチャージに基づいて、記録するためにスケジューリングされたプログラムが記録されうるかを決定するように構成されうる。モバイルデバイス２００のバッテリチャージは、スケジューリングされたプログラムが処理中であるか、即座に開始するようにスケジューリングされている場合、測定されうる。代替的に、スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に開始する予定である場合、モバイルデバイス２００のバッテリチャージが推定されうる。バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないと警告生成器１０６が決定すると、警告生成器１０６は、警告を、モバイルデバイス２００のユーザに表示するためにインターフェース１０２に送信しうる。

特定の実施形態において、インターフェース１０２は、警告に応じてユーザ入力を受信し、ユーザ入力に基づいて方策をとるように構成される。例えば、警告に基づいて、ユーザは、スケジューリングされたプログラムが記録されるべきでないことを決定しうる。このケースにおいて、インターフェース１０２は、プログラムキャンセレーション要求３０６を送ることによってプログラムをキャンセルするようにプログラミングソース３０２に指示しうる。

警告生成器１０６は、さらに、推定バッテリデバイスが変更されたか否か、および、推定バッテリ閾値が推定バッテリ電力を超えるか否かを周期的に決定するように構成されうる。例えば、警告生成器１０６は、バッテリチェック時間スケジュール３２８にしたがって決定を実行しうる。バッテリチェック時間スケジュール３２８は、メモリ３２０において、各スケジューリングされたプログラムに対してモニタリングチェック時間３２６として記憶されうる、スケジューリングされたプログラムの開始時刻の前の複数の時刻を示しうる。例えば、バッテリチェック時間スケジュールは、開始時刻の１日前、開始時刻の４時間前、開始時刻の２時間前、開始時刻の３０分前、あるいは、開始時刻の前のあらゆる他の時刻のチェック時刻を含みうる。警告生成器１０６は、選択されたプログラムのスケジューリングに関する条件に対する変更をユーザに警告するためにインターフェース１０２を介して表示する警告が生成されるべきか否かを決定するために、バッテリチェック時間スケジュールにしたがって実行される決定の結果を使用しうる。例えば、警告生成器１０６は、バッテリ電力レベルが変更されたこと、および、モバイルデバイス２００のバッテリ電力が低すぎて、スケジューリングされたプログラミングの記録が完了されない可能性があることをユーザに示しうる。

特定の実施形態において、モバイルデバイス２００のメモリ３２０は、計算システム（例えば、プロセッサ３１０）によって実行されうる１または複数のコンピュータ実行可能な命令（例えば、ソフトウェア３２２）を含むコンピュータ読取可能な媒体である。ソフトウェア３２２は、プロセッサ３１０に対して、モバイルデバイス２００で受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信させる命令またはコードを含みうる。ソフトウェア３２２は、さらに、プロセッサ３１０に対して、スケジューリングされたプログラムの持続時間およびスケジューリングされたプログラムの処理複雑性の少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定させる命令またはコードを含みうる。加えて、ソフトウェア３２２は、さらに、プロセッサ３１０に対して、スケジューリングされたプログラムの開示時刻におけるモバイルデバイス２０の推定バッテリチャージを決定させる命令またはコードを含みうる。さらに、ソフトウェア３２２は、モバイルデバイス２００の推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないと決定したことに応答して、プロセッサ３１０に対して、スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成させる命令またはコードも含みうる。

特定の実施形態において、ソフトウェア３２２は、さらに、プロセッサ３１０に対して、１または複数のプログラムのリストを含む電子プログラムガイド１１０を提示させる命令を含む。ソフトウェア３２２は、さらに、プロセッサ３１０に対して、１または複数のプログラムの持続時間および１または複数のプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供させる命令またはコードを含みうる。ソフトウェア３２２は、さらに、プロセッサ３１０に対して、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信させる命令またはコードを含みうる。特定の実施形態において、図１のバッテリ閾値算出器１０４、警告生成器１０６、電子プログラムガイド１１０のうちの１または複数は、プロセッサ３１０で実行しているソフトウェア３２２によって実装されうる。

動作中、モバイルデバイス２００は、受信または記録するプログラムをユーザが選択することを可能にする電子プログラムガイド１１０をユーザに提示しうる。バッテリ閾値算出器１０４は、選択されたプログラムの解像度３２２、ビットレート３３４、フレームレート３３６、空間解像度複雑性３３８、処理複雑性３４０のような、電子プログラムガイド１１０から受信された選択プログラムの情報に基づいて、選択されたプログラムを受信または記録することが要求されるバッテリチャージ閾値を決定しうる。警告生成器１０６は、モバイルデバイス２００のバッテリチャージ、および、バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たすか否かを決定しうる。バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさない場合、警告生成器１０６は、ユーザに警告を提供しうる。警告に基づいて、ユーザは、モバイルデバイスの１または複数の条件を変更する（例えば、バッテリをチャージする、他のプロセスをオフにする、スクリーンの明るさを下げる）か、プログラムの条件を変更する（例えば、より低い解像度、ビットレート、フレームレート、空間解像度複雑性、処理複雑性を含む同一または異なるプログラムを選択する）か、あるいは、その両方を行いうる。

起こりうる電力リソース問題が警告された後、ユーザは、選択されたプログラムが特定の条件で記録されるべきか否か、あるいは、モバイルデバイス２００に関する条件が変更されるべきか否かをより好ましく決定しうる。常にユーザに知らせ、記録の前にユーザが変更することを可能にすることで、ユーザの意図したようにスケジューリングされたタスクが実行される可能性が増加する。加えて、衝突によりプログラミングの記録が完了されないかを事前に知ることにより、ユーザは変更を行うことができる。例えば、ユーザは、記録がいったん進行してしまうと都合よく行われない可能性がある変更を行いうる。例示するために、記録の解像度を変更することは、いったん記録が開始すると、困難になる可能性がある。

図４について、モバイルデバイスが、スケジューリングされたプログラムを受信または記録するのに十分な電力リソースを有さないとする決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスのディスプレイの図が示される。

電子プログラムガイド（ＥＰＧ）４２０およびバッテリチャージインジケータ４０４の表示を含むディスプレイ４００が示される。ＥＰＧ ４０２は、第１のソース４０６、第２のソース４０８、第３のソース４１０から利用可能なプログラミングを提示する。例えば、ＥＰＧ ４０２は、各ソース４０６〜４１０から利用可能な特定のプログラムを識別する。加えて、ＥＰＧ ４０２は、プログラムを「グレーアウトされた状態（grayed out）」で示すか、そうでない場合は、電力制約またはデバイス衝突により利用不可能であると示されうる。例えば、プログラムは、モバイルデバイスが、プログラムを復号および再生するのに必要とされる特定の復号器を有さない場合に「グレーアウトされた状態」でありうる。

特定の例において、「ＳＯＵＲＣＥ １」４０６の「ＳＩＴＣＯＭ １」４１２は、６：３０ ｐ．ｍ．に開始するようにスケジューリングされたものとして示され、ソース３ ４１０の「ＭＯＶＩＥ ２」は、７：００ ｐ．ｍ．に開始するようにスケジューリングされたものとして示される。「ＳＩＴＣＯＭ １」４１２および「ＭＯＶＩＥ ２」４１４は、グレーアウトされた状態で示されているため、利用不可能である。例えば、「ＳＩＴＣＯＭ １」４１２は、高画質であり、したがって、モバイルデバイスが利用可能な電力より多くの電力をプログラムの処理複雑性が処理に要求しうるため利用不可能でありうる。別の例として、「ＭＯＶＩＥ ２」は、１時間半の持続時間を有し、したがって、その時間の長さの間プログラムを記録するのに十分な電力をモバイルデバイスが有さないため利用可能である。

ユーザは、利用不可能なプログラムを選択しうる。例えば、「ＭＯＶＩＥ ２」４１４が選択されうる（点線の四角４１６で示されるように）。「ＭＯＶＩＥ ２」４１４の選択に応じて、警告４３２は、ディスプレイ４３０上に表示されうる。警告４３２は、選択されたプログラムが利用不可能でることをユーザに警告するように機能しうる。例えば、警告４３２は、「警告：要求されたプログラムに対して十分なバッテリ電力がありません。モバイルデバイスを外部の電力ソースに接続するか、別のプログラムを選択してください。」と提示しうる。ユーザに、「ＯＫ」オプション４３４または「ヘルプ」オプション４３６などの１または複数のユーザ選択可能オプションが提示されうる。ユーザが「ＯＫ」オプション４３４を選択した場合、ユーザは、選択されたプログラムが表示解除された状態の電子プログラムガイド４０２が提示されうる。

特定の実施形態において、ディスプレイ４５０は、ユーザが「ＯＫ」オプション４３４を選択した後の電子プログラムガイド４０２を表示しうる。ユーザは、利用不可能なプログラム「ＳＩＴＣＯＭ １」４１２を選択しうる４１２（点線の四角で示されるように）。プログラムがなぜ利用不可能であるかを示す警告４７２が表示されうる。例えば、警告４７２は、「警告：高画質の解像度であるため、要求されたプログラムに対して十分なバッテリ電力がありません。モバイルデバイスを外部の電力ソースに接続するか、他のプログラムを選択してください。」と提示しうる。ユーザに、「ＯＫ」または「ヘルプ」４７６オプションが提示される。この特定な例において、「ＳＩＴＣＯＭ １」４１２が高品質の解像度（ＨＤ）であるため、モバイルデバイスは、標準画質のプログラムよりも多くの電力を、ＨＤプログラムを処理するのに要求することを予測しうる。

図５について、スケジューリングされたプログラムを受信または記録するのに十分な電力リソースをモバイルデバイスが有さないとする決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスのディスプレイの図が示される。

特定の実施形態において、モバイルデバイスのディスプレイ５００は、電子プログラムガイド４０２を含みうる。電子プログラムガイド４０２は、「野球」５１４のような「グレーアウトされた状態」のプログラムを含みうる。ユーザは、「連続ドラマ」５１６のような利用可能なプログラムを選択しうる（点線の四角４１６で示されるように）。「連続ドラマ」５１６は、ペイ・パー・ビュー方式のオーダ、オンデマンド方式のオーダ、または、他のタイプのオーダプログラミングでありうる。「連像ドラマ」５１６の選択に応答して、ユーザがプログラムを注文するつもりか否かを確認するポップアップメッセージ５３２がディスプレイ５３０上に表示されうる。例えば、ポップアップメッセージ５３２は、「連続ドラマ（１時間―ＨＤ）水曜日８：００ Ｐ．Ｍ．をオーダしますか？」と提示しうる。特定の実施形態において、「連続ドラマ」５１６は、ペイ・パー・ビュー方式のプログラムであり、ポップアップメッセージ５３２は、ペイ・パー・ビュー方式のプログラムをオーダする際の規約および条件の確認である。

ユーザが「連続ドラマ」５１６のオーダを確定したことに応答して、電子プログラムガイド４０２がディスプレイ５５０上に表示されうる。ユーザは、「ドラマ３」５４０のような別のプログラムを選択しうる４１６。「ドラマ３」５４０の選択に応答して、起こりうる電力リソース衝突をユーザに警告する警告５７２がディスプレイ５７０上に表示されうる。例えば、警告５７０は、「警告：選択されたプログラムのオーダにより、スケジューリングされたプログラム「連続ドラマ（１時間−ＨＤ）」水曜日８：００ Ｐ．Ｍ．のためのバッテリ電力が不足します。選択をキャンセルするか、モバイルデバイスを外部の電力ソースに接続してください。」と提示しうる。ユーザに、「ＯＫ」５７４または「キャンセル」５７６が提示される。ユーザが「ＯＫ」５７４を選択した場合、モバイルデバイスは、プログラムのオーダを開始しうる。ユーザが記録を開始してもショー全体が記録できない場合、警告５７０によって、コンテンツプロバイダは、ユーザが開始しないように警告されたことを主張することができる。このケースにおいて、ユーザは、警告５７０の受信に基づいて、オーダの払い戻しが否定されうる。

図６は、スケジューリングされたプログラムを記録するのに十分な電力リソースをモバイルデバイスが有さないとの決定に基づいて警告を生成するモバイルデバイスのディスプレイの図である。特に、モバイルデバイスの様々な動作条件およびオーダされているプログラムのタイプに基づいて様々な警告がユーザに提示されうる。

図５の例に続いて、警告６０２は、オーダされたプログラムが開示する４時間前にディスプレイ６００上に表示されうる。例えば、警告６０２は、「警告：要求されたプログラム「連続ドラマ」（１時間―ＨＤ）水曜日８：００ Ｐ．Ｍ．に対して十分なバッテリ電力がありません。モバイルデバイスを外部の電力ソースに接続するか、標準画質でプログラムを受信するか、オーダをキャンセルしてください。」と提示しうる。このケースにおいて、ユーザに、起こりうる電力リソース問題を改善するオプションが提示されうる。例えば、警告６０２は、「外部電力」オプション６０４、「ＳＤ」オプション６０６、「キャンセル」オプション６０８、および「ヘルプ」オプション６１０のようなオプションを含みうる。「外部電力」オプション６０４を選択することにより、ユーザは、ユーザが外部電力ソースに接続することで記録またはダウンロードを開始することができる。「ＳＤ」オプション６０６を選択することで、スケジューリングされたプログラムのフォーマットが、高画質から標準画質に変更され、ペイ・パー・ビュー方式のプログラムの規約が変更されうる。

警告６３２が、警告６０２の表示に続いて、ディスプレイ６３０に表示されうる。このケースにおいて、ユーザは、「ＳＤ」オプション６０６を選択したが、次のスケジューリングされたバッテリチェックの間に、モバイルデバイスは、ＨＤからＳＤへの切り替えが電力リソース問題を解決しないと決定する。例えば、ユーザは、「ＳＤ」６０６を選択した後、予想されたよりも多くの電力を使用している。警告６３２は、「警告：要求されたプログラム「連続ドラマ」（１時間―ＨＤ）水曜日８：００ Ｐ．Ｍに対して十分なバッテリ電力がありません。モバイルデバイスを外部電力ソースに接続してください。接続しない場合、オーダはキャンセルされます。」と提示しうる。ユーザに、「ＯＫ」６３４または「ヘルプ」６３６を選択するオプションが提示されうる。この特定のケースにおいて、ユーザが「連続ドラマ」を標準画質（ＳＤ）でオーダすることを選択しており、解像度は既にモバイルデバイスが記録することができる最も低い解像度であるか、利用可能な最も低い解像度でコンテンツが提供されているため、ユーザは、解像度を変更するオプションが提示されない。このケースにおいて、唯一のオプションは、外部ソースにプラグインすることであり、そうしなければ、オーダを開始することができない。

警告６５２は、ユーザが「ＯＫ」オプション６３４を選択したが、プログラムを記録するために必要なバッテリチャージ閾値と、モバイルデバイスのバッテリチャージとの間の不足を修正するための、あらゆる電力チャージまたは十分な電力チャージをバッテリに提供しない場合、ディスプレイ６５０上に表示されうる。例えば、警告６５２は、スケジューリングされたペイ・パー・ビュー方式のプログラムが開始する予定の前の５：００ ｐｍに「警告：要求されたプログラム「連続ドラマ」（１時間−ＨＤ）８：００ Ｐ．Ｍ．に対して十分なバッテリ電力がありません。モバイルデバイスを外部電力ソースに直ちに接続してください。接続しない場合、オーダはキャンセルされます。」と提示しうる。この特定の例において、ユーザは、「ＯＫ」６３４または「ヘルプ６３６」を選択するオプションが提示されうる。

警告６７２は、ユーザが「ＯＫ」オプション６５４を選択したが、プログラムを受信または記録するために必要なバッテリチャージ閾値と、モバイルデバイスのバッテリチャージとの間の不足を修正するのに十分な電力チャージをバッテリに提供しない場合に、ディプレイ６７０上に表示されうる。例えば、警告６７２は、プログラムのスケジューリングされた開始時刻に、「警告：要求されたプログラム「連続ドラマ」（１時間−ＨＤ）に対して十分なバッテリ電力がありません。オーダはキャンセルされました。要求されたプログラムに対する課金はありません。」と提示しうる。

図７について、スケジューリングされたプログラムを受信または記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成するための方法の第１の実施形態のフローチャートが示される。特定の実施形態において、７００と示される方法は、７０２において、スケジューリングされたプログラムの持続時間および処理複雑性を示す電子プログラムガイドを生成することを含む。方法は、さらに、７０４において、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信することを含む。方法は、さらに、７０６において、スケジューリングされたプログラムが現在のプログラムであるか、将来のスケジューリングされたプログラムであるかを決定することを含む。スケジューリングされたプログラムが現在のプログラムである場合、方法は、７０８での、バッテリチャージの決定と、７１０での、スケジューリングされたプログラミングを受信するためのバッテリチャージ閾値の決定に進む。バッテリチャージは、決定ブロック７１２において、バッテリチャージ閾値と比較される。７１２において、バッテリチャージが閾値以上である場合、処理は７２２に進む。バッテリチャージがバッテリチャージ閾値未満である場合、方法は、７１４における、より低い複雑性に対する低減されたバッテリチャージ閾値の算出に進む。例えば、図１のモバイルデバイス１００は、選択されたプログラム１１２を高画質の代わりに標準画質で記録または受信しうる。７１６において、バッテリチャージは、低減されたバッテリチャージ閾値と比較される。バッテリチャージが低減されたバッテリチャージ閾値を上回る場合、ユーザは、より低い複雑性のスケジューリングされたプログラムをユーザが受け入れるか否かを尋ねるように促される。ユーザがより低い複雑性を受け入れた場合、７２２において、プログラムが受信される。ユーザがより低い複雑性を受け入れない場合、７２０において、バッテリ警告が生成される。決定ブロック７１６について、バッテリチャージが低減されたバッテリチャージ閾値以上である場合、７２０において、バッテリ警告が生成される。

決定ブロック７０６について、スケジューリングされたプログラムが将来のプログラムである場合、方法は、７２４におけるバッテリチャージの推定に進む。例えば、図２において、バッテリチャージ推定器１０８は、現在の時刻の代わりに、スケジューリングされたプログラムの開始時刻２２８に対するバッテリチャージを推定しうる。方法は、さらに、７２６において、スケジューリングされたプログラムを受信するためのバッテリチャージ閾値を決定する。推定バッテリチャージは、７２８において、バッテリチャージ閾値と比較される。７２８において、推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を上回る場合、方法は、７２８におけるプログラムのスケジューリングに進む。例えば、図２のモバイルデバイス２００は、選択されたプログラム１１２をオーダしうる。別の例として、図２のモバイルデバイス２００は、選択されたプログラムを記録スケジュールに入れうる。７２８において、推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値未満である場合、方法は、７３０において、より低い複雑性に対する低減されたバッテリチャージ閾値を算出する。７３２において、推定バッテリチャージが低減されたバッテリチャージ閾値以上である場合、方法は、７３６におけるバッテリ警告を生成する。７３２において、推定バッテリチャージが低減されたバッテリチャージ閾値未満である場合、ユーザは、７３４において、スケジューリングされたプログラムのより低い複雑性を受け入れるか求められる。ユーザがより低い複雑性を受け入れた場合、７３８において、プログラムがスケジューリングされる。しかしながら、７３４においてユーザがより低い複雑性フォーマットを受け入れない場合、方法は、７３６におけるバッテリ警告の生成に進む。

７３８において、プログラムがスケジューリングされた後、７４０において、推定バッテリチャージをチェックする時刻が評価される。推定バッテリチャージをチェックする時刻が経過している場合、方法は、７２４において、スケジューリングされたプログラムを受信するためのバッテリチャージ閾値を決定し、７４４において、推定チャージをバッテリチャージ閾値に比較しうる。７４４において、推定チャージがバッテリチャージ閾値以上である場合、方法は、７５４において、プログラムのためのスケジューリングされた時刻に達したか否かを決定する。開始時刻に達している場合、７５６においてプログラムが受信され、その後、デバイスで再生されるか、記録されるか、あるいは、その両方が行われうる。７５４において、開始時刻に達していない場合、方法は、決定ステップ７４０に戻る。

７４４において、推定チャージがバッテリチャージ閾値未満である場合、方法は、７４６において、より低い複雑性フォーマットに対する低減されたバッテリチャージ閾値を算出する。例えば、スケジューリングされたプログラムがもともと高い複雑性（例えば、高画質テレビジョンまたは高解像度）でフォーマットされている場合、バッテリチャージ閾値は、より低い複雑性のフォーマット（例えば、標準画質フォーマットまたはより低い解像度のフォーマット）でプログラムを受信するために、再度算出されうる。

７４８において、バッテリの推定チャージが、低減されたバッテリチャージ閾値と比較される。バッテリの推定チャージが低減されたバッテリチャージ閾値以上である場合、ユーザは、７５０において、より低い複雑性のフォーマットを受け入れるか否か促される。ユーザがより低い複雑性のフォーマットを受け入れた場合、方法は、７５４において、スケジューリングされた時刻に達したか否かを決定する。スケジューリングされた時刻に達した場合、７５６において、プログラムは受信される。７５０において、ユーザがより低い複雑性のフォーマットを受け入れない場合、７５２において、バッテリ警告が生成される。加えて、７４８において、推定チャージが閾値未満である場合、７５２においてバッテリ警告が生成される。

このように、スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に生じるものである場合、示された方法７００は、推定バッテリチャージを事前に評価し、推定チャージをバッテリチャージ閾値と比較しうる。推定バッテリチャージとバッテリチャージ閾値との間の比較に基づいて、方法７００は、バッテリ警告条件をユーザに選択的に警告しうる。加えて、方法７００は、ユーザが、より低い複雑性のフォーマットのスケジューリングされたプログラムを受け入れることを可能にし、それによって、スケジューリングされたプログラムは、モバイルデバイスで受信または記録されうる。

図８について、スケジューリングされたプログラムを受信または記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成するための方法の第２の実施形態のフローチャートが示される。方法８００は、８０２において、モバイルデバイスで受信されるべき、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信することを含む。例えば、図１において、モバイルデバイス１００の電子プログラムガイド１１０は、モバイルデバイス１００で受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択１１４を受信する。方法８００は、８０４において、スケジューリングされたプログラムの持続時間およびスケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定することを含む。例えば、図１において、モバイルデバイス１００のバッテリ閾値算出器１０４は、スケジューリングされたプログラムの持続時間１１６およびスケジューリングされたプログラムの処理複雑性１１８のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定する。このケースにおいて、長時間の、ＨＤプログラムは、短時間の、ＳＤプログラムよりも多くの電力を要求しうる。

方法８００は、さらに、８０６において、スケジューリングされたプログラムの開始時刻でのモバイルデバイスのバッテリチャージを決定することを含む。例えば、図１において、モバイルデバイス１００のバッテリチャージ推定器１０８は、スケジューリングされたプログラムの開始時刻におけるモバイルデバイス１００のバッテリチャージを決定する。方法８００は、８０８において、モバイルデバイスのバッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないとの決定に応答して、スケジューリングされたプログラムを受信する前に、バッテリ警告通知を生成することを含む。例えば、モバイルデバイス１００の警告生成器１０６は、モバイルデバイス１００のバッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないとの決定に応答して、スケジューリングされたプログラムを受信する前に、バッテリ警告通知１２０を生成する。

図９について、スケジューリングされたプログラムを受信または記録するのにモバイルデバイスが十分な電力リソースを有さないとの決定に基づいて警告を生成する方法の第３の実施形態のフローチャートが示される。方法９００は、９０２において、現在の時刻または将来の時刻に受信可能な１または複数のプログラムをリストする電子プログラミングガイドを提示すること含む。例えば、図３において、モバイルデバイス２００は、電子プログラムガイド１１０を提示する。電子プログラミングガイドは、１または複数のプログラムの持続時間および１または複数のプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供する。

方法９００は、９０４において、モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信することを含む。例えば、図１において、モバイルデバイス１１０の電子プログラムガイド１１０は、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択１１４を受信する。方法９００は、９０６において、スケジューリングされたプログラムの持続時間およびスケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定することをさらに含む。処理複雑性は、解像度、ビットレート、フレームレート、空間解像度複雑性のような要因を含みうる。例えば、図３において、モバイルデバイス２００のバッテリ閾値算出器１０４は、図１のスケジューリングされたプログラムの持続時間１１６、並びに、解像度３３２、ビットレート３３４、フレームレート３３６、空間解像度複雑性３３８、および処理複雑性３４０のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定する。

方法９００は、９０８において、スケジューリングされたプログラムの開始時刻でのモバイルデバイスのバッテリチャージをさらに決定する。例えば、図２において、モバイルデバイス２００の警告生成器１０６は、スケジューリングされたプログラムの開始時刻２２８に基づいて、モバイルデバイス２００のバッテリチャージを決定する。スケジューリングされたプログラムの開始時刻は、プログラムが受信されることになっている時刻であり、それは現在の時刻または将来の時刻でありうる。バッテリチャージは、開始時刻が将来の時刻である場合に推定される。バッテリチャージは、現在の時刻における測定バッテリチャージに基づいて、および、現在の時刻と、スケジューリングされたプログラムの開始時刻との間で起こる可能性のある推定バッテリ消耗に基づいて推定されうる。例えば、バッテリ消耗を推定することで、モバイルデバイスは、モバイルデバイス上で実行されている異なるプロセスがどれだけの電力を消費するか決定しうる。このケースにおいて、図１のバッテリチャージ推定器１０８は、モバイルデバイス１００のバッテリチャージの推定の一部として、推定バッテリ消耗を算出しうる。

方法９００は、さらに、９１０において、スケジューリングされたプログラムのユーザ選択の受信とスケジューリングされたプログラムの開始時刻との間で、推定バッテリチャージが、スケジューリングされたプログラムの開始時刻にバッテリチャージ閾値を満たすと予測されるか否かを１回以上決定することを含む。例えば、図３において、警告生成器１０６は、推定バッテリチャージが、スケジューリングされたプログラムの開始時刻２２８にバッテリチャージ閾値を満たすと予測されるか否かを決定する。方法９００は、９１２において、モバイルデバイスの推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさないとの決定に応じて、スケジューリングされたプログラムを受信する前に、バッテリ警告通知を生成することを含む。

方法９００は、さらに、９１４において、推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさない場合に、スケジューリングされたプログラムを受信する前に、スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルすることを含む。例えば、図３において、モバイルデバイス２００は、推定バッテリチャージがバッテリチャージ閾値を満たさない場合、プログラムキャンセレーション要求３０６を送信する。９１６において、外部電力供給が接続された場合、バッテリ警告通知の生成が停止されうる。例えば、モバイルデバイスが外部電力ソースに接続された場合、バッテリがバッテリチャージされるため、待機バッテリ警告通知がキャンセルされるか、進行中のバッテリ警告通知が表示から取り除かれうる。

本明細書に開示された実施形態に関して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、または、それら二つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、フラッシュメモリ、読取専用メモリ（ＲＯＭ）、プログラマブル読取専用メモリ（ＰＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読取専用メモリ（ＥＰＲＯＭ）、電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、コンパクトディスク読取専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、または、当技術分野において周知の記憶媒体のあらゆる他の形態に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが情報を記憶媒体から読み取り、情報を記憶媒体に書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代わりに、記憶媒体はプロセッサと一体化されうる。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）に存在しうる。ＡＳＩＣは、計算デバイスまたはユーザ端末に存在しうる。代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、個別コンポーネントとして、計算デバイスまたはユーザ端末に存在しうる。

開示された実施形態についての以上の説明は、当業者が開示された実施形態を実施および使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義された原理は、本開示の範囲を逸脱することなく他の実施形態に適用可能である。したがって、本開示は、本明細書に示された実施形態に限定されることが企図されず、本明細書に開示された原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［書類名］特許請求の範囲
［Ｃ１］
装置であって、
モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信するように構成されたインターフェースと、
前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定するように構成されたバッテリ閾値算出器と、
前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスのバッテリチャージが、前記バッテリチャージ閾値を満たさないとの決定に応じて、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前に、バッテリ警告通知を生成するように構成された警告生成器とを備える装置。
［Ｃ２］
前記インターフェースは、１または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイドを提示するようにさらに構成され、前記電子プログラムガイドは、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供する、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ３］
前記処理複雑性は、
標準画質または高画質のうちの少なくとも１つを含む解像度タイプと、
ビットレートと、
フレームレートと、
空間解像度複雑性と
のうちの少なくとも１つを含む、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ４］
前記スケジューリングされたプログラムが現在の時刻に受信されるものである場合、前記バッテリ閾値算出器は、前記スケジューリングされたプログラムの残りの持続時間に基づいて前記バッテリチャージ閾値を決定するように構成される、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ５］
前記現在の時刻における前記バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないと前記警告生成器が決定すると、前記警告生成器は、前記バッテリ警告通知を即座に生成する、Ｃ４に記載の装置。
［Ｃ６］
前記スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に受信されるものである場合、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻における前記バッテリチャージは、現在の時刻での測定バッテリチャージと、前記現在の時刻と前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間の推定バッテリ消耗量とに基づいて推定される、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ７］
前記警告生成器は、前記推定バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たすか否かを、前記将来の時刻の前に１回以上決定するように構成される、Ｃ６に記載の装置。
［Ｃ８］
前記警告生成器は、前記推定バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの前記受信の前に前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルするようにさらに構成される、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ９］
前記警告生成器は、外部電力ソースに接続されたときを検出し、前記外部電力ソースが接続された場合に前記スケジューリングされたプログラムを受信するようにさらに構成される、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１０］
前記インターフェース、前記バッテリ閾値算出器、前記警告生成器が統合されうる、ポータブルテレビジョン、ポータブルメディアプレーヤ、通信デバイス、コンピュータから構成されるグループから選択されたデバイスをさらに備える、Ｃ１に記載の装置。
［Ｃ１１］
モバイルデバイスにおいてコンテンツの受信をスケジューリングする方法であって、
前記モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信することと、前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定することと、
前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスのバッテリチャージを決定することと、
前記モバイルデバイスの前記バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応答して、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成することと
を備える方法。
［Ｃ１２］
１または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイドを提示することをさらに備え、前記電子プログラムガイドは、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供し、前記ユーザ選択は、前記電子プログラミングガイドを介して受信される、Ｃ１１に記載の方法。
［Ｃ１３］
前記処理複雑性は、
標準画質または高画質のうちの少なくとも１つを含む解像度タイプと、
ビットレートと、
フレームレートと、
空間解像度複雑性と
のうちの少なくとも１つを含む、Ｃ１１に記載の方法。
［Ｃ１４］
前記スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に受信されるものである場合、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻での前記バッテリチャージが、現在の時刻における測定バッテリチャージと、前記現在の時刻と前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間の推定バッテリ消耗とに基づいて推定される、Ｃ１１に記載の方法。
［Ｃ１５］
前記バッテリチャージが、前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻に前記バッテリチャージ閾値を満たすと予測されたか否かを、前記スケジューリングされたプログラムの前記ユーザ選択の受信と、前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻との間で、１回以上決定することをさらに備える、Ｃ１１に記載の方法。
［Ｃ１６］
推定バッテリチャージまたは測定バッテリチャージが前記閾値バッテリチャージを満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの受信の前に、前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルすることをさらに備える、Ｃ１５に記載の方法。
［Ｃ１７］
外部電力ソースの検出された接続に応じて前記バッテリ警告通知の生成を停止することをさらに備える、Ｃ１１に記載の方法。
［Ｃ１８］
モバイルデバイスのコンテンツの受信をスケジューリングする装置であって、
前記モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信する手段と、
前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定する手段と、
前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスのバッテリチャージを決定する手段と、
前記モバイルデバイスの前記バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応答して、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成する手段と
を備える装置。
［Ｃ１９］
１または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイドを提示する手段をさらに備え、前記電子プログラムガイドは、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供し、前記ユーザ選択を受信する手段は、前記電子プログラミングガイドを介して前記ユーザ選択を受信する、Ｃ１８に記載の装置。
［Ｃ２０］
前記スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に受信されるものである場合、前記バッテリチャージは、現在の時刻での測定バッテリチャージと、前記現在の時刻と前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間の推定バッテリ消耗とに基づいて推定される、Ｃ１８に記載の装置。
［Ｃ２１］
前記バッテリチャージが、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻に前記バッテリチャージ閾値を満たすと予測されたか否かを、前記スケジューリングされたプログラムの前記ユーザ選択の受信と、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間で、１回以上決定する手段をさらに備える、Ｃ１８に記載の装置。
［Ｃ２２］
推定バッテリチャージまたは測定バッテリチャージが前記閾値バッテリチャージを満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの受信の前に、前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルする手段をさらに備える、Ｃ１８に記載の装置。
［Ｃ２３］
１または複数のコンピュータ実行可能命令を備えるコンピュータ読取可能な媒体であって、前記１または複数のコンピュータ実行可能命令は、計算システムによって実行されると、前記計算システムに対して、
モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信させ、
前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性のうちの少なくとも１つに基づいてバッテリチャージ閾値を決定させ、
前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスの推定バッテリチャージを決定させ、
前記モバイルデバイスの前記推定バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応答して、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成させる
コンピュータ読取可能な媒体。
［Ｃ２４］
１または複数のプログラムをリストし、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供し、
前記スケジューリングされたプログラムの前記ユーザ選択を受信するために、電子プログラムガイドを提示するための命令をさらに備える、Ｃ２３に記載のコンピュータ読取可能な媒体。
［Ｃ２５］
推定バッテリチャージまたは測定バッテリチャージが前記閾値バッテリチャージを満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの受信の前に、前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルさせる命令をさらに備える、Ｃ２３に記載のコンピュータ読取可能な媒体。

Claims (25)

1. 装置であって、
   モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信するように構成されたインターフェースと、
   前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性に基づいてバッテリチャージ閾値を決定するように構成されたバッテリ閾値算出器と、
   前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスのバッテリチャージが、前記バッテリチャージ閾値を満たさないとの決定に応じて、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前に、バッテリ警告通知を生成するように構成された警告生成器とを備え、
   前記警告生成器はさらに、
   前記開始時刻の前に、前記バッテリチャージ閾値が前記バッテリチャージを超えるか否かを、周期的に再び決定し、
   バッテリの電力レベルが変更されたこと、および前記モバイルデバイスのバッテリ電力が低すぎて、前記スケジューリングされたプログラムの記録が完了されない可能性があることを示しうるように構成される、
   装置。
2. 前記インターフェースは、１または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイドを提示するようにさらに構成され、前記電子プログラムガイドは、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供する、請求項１に記載の装置。
3. 前記処理複雑性は、
   標準画質または高画質のうちの少なくとも１つを含む解像度タイプと、
   ビットレートと、
   フレームレートと、
   空間解像度複雑性と
   のうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の装置。
4. 前記スケジューリングされたプログラムが現在の時刻に受信されるものである場合、前記バッテリ閾値算出器は、前記スケジューリングされたプログラムの残りの持続時間に基づいて前記バッテリチャージ閾値を決定するように構成される、請求項１に記載の装置。
5. 前記現在の時刻における前記バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないと前記警告生成器が決定すると、前記警告生成器は、前記バッテリ警告通知を即座に生成する、請求項４に記載の装置。
6. 前記スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に受信されるものである場合、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻における前記バッテリチャージは、現在の時刻での測定バッテリチャージと、前記現在の時刻と前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間の推定バッテリ消耗量とに基づいて推定される、請求項１に記載の装置。
7. 前記警告生成器は、前記推定バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たすか否かを、前記将来の時刻の前に１回以上決定するように構成される、請求項６に記載の装置。
8. 前記警告生成器は、前記推定バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの前記受信の前に前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルするようにさらに構成される、請求項１に記載の装置。
9. 前記警告生成器は、外部電力ソースに接続されたときを検出し、前記外部電力ソースが接続された場合に前記スケジューリングされたプログラムを受信するようにさらに構成される、請求項１に記載の装置。
10. 前記インターフェース、前記バッテリ閾値算出器、前記警告生成器が統合される、ポータブルテレビジョン、ポータブルメディアプレーヤ、通信デバイス、コンピュータから構成されるグループから選択されたデバイスをさらに備える、請求項１に記載の装置。
11. モバイルデバイスにおいてコンテンツの受信をスケジューリングする方法であって、
    前記モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信することと、前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性に基づいてバッテリチャージ閾値を決定することと、
    前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスのバッテリチャージを決定することと、
    前記モバイルデバイスの前記バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応答して、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成することとを備え、
    前記バッテリ警告通知を生成することはさらに、
    前記開始時刻の前に、前記バッテリチャージ閾値が前記バッテリチャージを超えるか否かを、周期的に再び決定することと、
    バッテリの電力レベルが変更されたこと、および、前記モバイルデバイスのバッテリ電力が低すぎて、前記スケジューリングされたプログラムの記録が完了されない可能性があることを示すことと、
    を備える、
    方法。
12. １または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイドを提示することをさらに備え、前記電子プログラムガイドは、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供し、前記ユーザ選択は、電子プログラミングガイドを介して受信される、請求項１１に記載の方法。
13. 前記処理複雑性は、
    標準画質または高画質のうちの少なくとも１つを含む解像度タイプと、
    ビットレートと、
    フレームレートと、
    空間解像度複雑性と
    のうちの少なくとも１つを含む、請求項１１に記載の方法。
14. 前記スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に受信されるものである場合、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻での前記バッテリチャージが、現在の時刻における測定バッテリチャージと、前記現在の時刻と前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間の推定バッテリ消耗とに基づいて推定される、請求項１１に記載の方法。
15. 前記バッテリチャージが、前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻に前記バッテリチャージ閾値を満たすと予測されたか否かを、前記スケジューリングされたプログラムの前記ユーザ選択の受信と、前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻との間で、１回以上決定することをさらに備える、請求項１１に記載の方法。
16. 推定バッテリチャージまたは測定バッテリチャージが前記閾値バッテリチャージを満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの受信の前に、前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルすることをさらに備える、請求項１５に記載の方法。
17. 外部電力ソースの検出された接続に応じて前記バッテリ警告通知の生成を停止することをさらに備える、請求項１１に記載の方法。
18. モバイルデバイスのコンテンツの受信をスケジューリングする装置であって、
    前記モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信する手段と、
    前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性に基づいてバッテリチャージ閾値を決定する手段と、
    前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスのバッテリチャージを決定する手段と、
    前記モバイルデバイスの前記バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応答して、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成する手段と
    を備え、
    前記バッテリ警告通知を生成する手段はさらに、
    前記開始時刻の前に、前記バッテリチャージ閾値が前記バッテリチャージを超えるか否かを、周期的に再び決定する手段と、
    バッテリの電力レベルが変更されたこと、および前記モバイルデバイスの電力が低すぎて、前記スケジューリングされたプログラムの記録が完了されない可能性があることを示しうる手段と、
    を備える、装置。
19. １または複数のプログラムをリストする電子プログラムガイドを提示する手段をさらに備え、前記電子プログラムガイドは、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供し、前記ユーザ選択を受信する手段は、電子プログラミングガイドを介して前記ユーザ選択を受信する、請求項１８に記載の装置。
20. 前記スケジューリングされたプログラムが将来の時刻に受信されるものである場合、前記バッテリチャージは、現在の時刻での測定バッテリチャージと、前記現在の時刻と前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間の推定バッテリ消耗とに基づいて推定される、請求項１８に記載の装置。
21. 前記バッテリチャージが、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻に前記バッテリチャージ閾値を満たすと予測されたか否かを、前記スケジューリングされたプログラムの前記ユーザ選択の受信と、前記スケジューリングされたプログラムの前記開始時刻との間で、１回以上決定する手段をさらに備える、請求項１８に記載の装置。
22. 推定バッテリチャージまたは測定バッテリチャージが前記閾値バッテリチャージを満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの受信の前に、前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルする手段をさらに備える、請求項１８に記載の装置。
23. １または複数のコンピュータ実行可能命令を備えるコンピュータ読取可能な記録媒体であって、前記１または複数のコンピュータ実行可能命令は、計算システムによって実行されると、前記計算システムに対して、
    モバイルデバイスで受信されるべきスケジューリングされたプログラムのユーザ選択を受信させ、
    前記スケジューリングされたプログラムの持続時間および前記スケジューリングされたプログラムの処理複雑性に基づいてバッテリチャージ閾値を決定させ、
    前記スケジューリングされたプログラムの開始時刻における前記モバイルデバイスの推定バッテリチャージを決定させ、
    前記モバイルデバイスの前記推定バッテリチャージが前記バッテリチャージ閾値を満たさないとする決定に応答して、前記スケジューリングされたプログラムを受信する前にバッテリ警告通知を生成させ、
    前記計算システムに対して前記バッテリ警告通知を生成させることは、
    前記計算システムに対して前記開始時刻の前に、前記バッテリチャージ閾値が前記バッテリチャージを超えるか否かを、周期的に再び決定させることと、
    前記計算システムに対して、バッテリの電力レベルが変更されたこと、および前記モバイルデバイスのバッテリ電力が低すぎて、前記スケジューリングされたプログラムの記録が完了されない可能性があることを示しうるようにさせることを備える、
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
24. １または複数のプログラムをリストし、前記１または複数のプログラムの前記持続時間および前記１または複数のプログラムの前記処理複雑性のうちの少なくとも１つを示すインジケーションを提供し、
    前記スケジューリングされたプログラムの前記ユーザ選択を受信するために、電子プログラムガイドを提示するための命令をさらに備える、請求項２３に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
25. 推定バッテリチャージまたは測定バッテリチャージが前記閾値バッテリチャージを満たさない場合に、前記スケジューリングされたプログラムの受信の前に、前記スケジューリングされたプログラムの受信を事前にキャンセルさせる命令をさらに備える、請求項２３に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。

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