JP2005184519A - 動画像視聴システム及び動画像視聴端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末ユーザからの番組視聴予約に対し、番組視聴時間の総和、及びバッテリの残容量必要に応じて、適切なフレームレートで番組視聴を可能とする動画像視聴システム及び動画像視聴端末を提供する。
【解決手段】バッテリで駆動する携帯電話、PDA等の端末100により無線区間を通じてネットワーク側からリアルタイムに受信したTV番組等の動画像を視聴する動画像視聴システムにおいて、ネットワーク側で同一の番組を複数のフレームレート(1秒間あたりの動画像の撮像枚数)でチャネル別に送信し、端末側でバッテリ160の残容量内で最も高画質で、番組の最後まで視聴出来るように動画像データを受信するチャネルを選択する機能を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は動画像視聴システムに関し、特に、最適な番組の視聴を可能とする動画像視聴システム及び動画像視聴端末に関する。
携帯端末等の電源容量に制限があるシステムによる動画像の視聴においては、受信フレームレートを増やすことでデータ量を増やし画質を向上させた場合、視聴できる可能時間が減少してしまう。そこでバッテリセービングを第一に考えてフレームレートを落とすと画質が低下してしまうことから適切なフレームレートは状況に応じて変化するのが望ましいが実際にはシステムによって固定的になるのが実状である。
一方、CCDカメラ等の動画像撮影手段を有する携帯型情報端末に関して、撮像におけるフレームレートをバッテリの残存容量に応じて調整することにより消費電力を低減する技術や、テレビ会議端末に関してバッテリの残容量に基づいて音声エンコーダにおける音声符号化レートを上下させバッテリを長寿命化する技術が知られている(特許文献1、2参照)。
特開平10−248063号公報 特開2001−346176号公報
携帯端末等、電源容量に限りのある電源を使用する装置により動画像の視聴を行う場合、動画像のフレームレートは画質と電力消費の兼ね合いにより固定的になってしまうという問題を解決する方法として、特許文献1、2に示されているようにバッテリの残容量によりフレームレートを変更することが考えられるが、バッテリの残容量に応じてフレームレートを下げるような制御では、バッテリの残容量が少なくなるほどフレームレートが下がってしまう為、最終的には視聴に耐えられない画質となるという問題がある。
特に、ドラマや映画等は結末の部分が重要であることもあり、1つの番組は安定したフレームレートで最後まで視聴可能であることが望ましい。
本発明の目的は、バッテリの残容量に応じて適切なフレームレートで視聴可能とするとともに、番組の視聴時間にわたり安定したフレームレートで最後まで視聴することを可能とした動画像視聴システム及び動画像視聴端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、端末ユーザからの番組視聴予約による視聴時間の総和のバッテリの消費又はバッテリ消費を伴う割り込み動作に対し、適切なフレームレートでの番組の視聴を可能とする動画像視聴システム及び動画像視聴端末を提供することにある。
本発明は、バッテリの残容量と端末ユーザからの視聴予約を元にネットワーク上で複数のフレームレートで送信される番組内から適切なフレームレートを選択し視聴する仕組み又は方法を提供するものであり、バッテリの残容量から端末ユーザが視聴予約した番組全てを最後まで視聴可能にし、視聴予約が追加された場合も再度適切なフレームレートを再計算する仕組み及び視聴を途切れさせない仕組みを備えるものである。
本発明の動画像視聴システムは、動画番組を送信する送信システムと前記動画番組を受信する動画像視聴端末とからなる動画像視聴システムであって、前記送信システムは、ネットワーク上に同一の動画番組を異なるフレームレートの複数の動画番組として送信し、前記動画像視聴端末は、内蔵するバッテリの残容量と端末ユーザからの視聴予約した動画番組の放映時間に基づいて、前記放映時間に応じたフレームレートの動画番組を選択し放映する送受信制御部を有することを特徴とする。
本発明の動画像視聴端末は、ネットワーク上に送信される異なるフレームレートの複数の同一の動画番組を選択的に受信して視聴する視聴機能を有する動画像視聴端末であって、バッテリの残容量と端末ユーザから視聴予約された動画番組の放映時間に基づいて、前記放映時間に応じたフレームレートの動画番組を選択して視聴する送受信制御部を有することを特徴とする。
また前記送受信制御部は、フレームレートと電力消費の関係及びバッテリの残容量に基づいて、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を選択することを特徴とし、更に、定期的又は番組予約毎にバッテリの残容量を計測し、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を再選択することを特徴とする。また、前記動画像視聴端末は通話又はメール機能を有し、番組視聴中の通話又はメール機能の割り込み時に通話中の番組視聴データをバッファリングし、バッファリングした番組視聴データを利用可能とすることを特徴とする。
また本発明は、動画番組を送信する送信システムと前記動画番組を受信する動画像視聴端末とからなる動画像視聴方法であって、前記送信システムは、ネットワーク上に同一の動画番組を異なるフレームレートの複数の動画番組として送信し、前記動画像視聴端末は、内蔵するバッテリの残容量と端末ユーザからの視聴予約した動画番組の放映時間に基づいて、前記放映時間に応じたフレームレートの動画番組を選択し放映することを特徴とし、前記動画像視聴端末は、フレームレートと電力消費の関係及びバッテリの残容量に基づいて、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を選択すること、定期的又は番組予約毎にバッテリの残容量を計測し、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を再選択すること、通話又はメール機能を有し、番組視聴中の通話又はメール機能の割り込み時に通話中の番組視聴データをバッファリングし、バッファリングした番組視聴データを利用可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、端末がバッテリの残容量に応じて受信データを選択してバッテリセービングを行うように構成している為、端末ユーザがバッテリの残容量を考慮すること無く、予約した番組を最後まで視聴することが可能である。
また、端末がバッテリの残容量内で予約された視聴番組の時間を元に最も高画質のフレームレートを選択する為、自動的に最も高画質なフレームレートで番組を視聴することが可能である。
更に、電力消費を伴う通話、メール送受信等の処理が発生してバッテリの残容量が予定より減少した場合でも予約された番組視聴のフレームレートの再計算を行い、再計算後のフレームレートの番組の視聴を行うように構成することにより、通話、メール送受信等の端末本来の機能を妨げることもなく、予約した番組を最後まで視聴することが可能である。
本実施の形態は、バッテリにより動作する携帯電話、PDA等の端末によって無線区間を用いてネットワーク側からリアルタイムに受信したTV番組等の動画像を視聴する動画像視聴システム又は動画像視聴方法に関し、ネットワーク側で同一の番組を複数のフレームレート(1秒間あたりの動画像の撮像枚数)によるチャネル別に送信し、端末側でバッテリの残容量内で最も高画質でかつ番組を最後まで視聴できるように、端末自体が動画像データを受信するチャネルを選択することを特徴とする。
(構成の説明)
図1は本発明の動画像視聴システムの構成を示す図である。100は端末ユーザが使用する動画像視聴端末(以下、単に「端末」という。)を示し、端末100内に送受信制御部110、各種データの記憶、演算処理で使用する記憶情報である番組情報、フレームレートと電力消費の関係等、電力消費特性の情報、端末ユーザの番組の予約情報、バッテリの残容量、動画像データ等のための記憶領域を有するメモリ等を含む記憶部120、動画像表示に伴う音声の出力を行うスピーカ130、動画像の表示を行うディスプレイ140、無線区間を通じてネットワークとデータの送受信を行う無線部150、端末を動作するためのバッテリ160、ユーザインターフェース(I/F)としての操作部170、各種タイマの設定及び設定された時間のタイムアウトを通知するタイマ180を備える。
図2は端末の送受信制御部110の構成を示す図である。無線部150からの信号の所定チャネルを選択して受信し動画像及び音声を出力し、通話、メール等を送受信する機能を有する送受信処理手段111と、送受信処理手段111を制御する制御手段112と、から構成される。
制御手段112は、各種のイベントを検出するイベント検出手段1121と、バッテリ160、操作部170、送受信処理手段111からの情報を記憶情報として記憶部120に記憶し、前記記憶部120から前記チャネルの決定に必要な記憶情報等を読み出す制御、読み出した記憶情報によりフレームレートの計算及びバッテリ160の残容量の計測、その他の制御を行う演算制御手段1123と、算出されたフレームレートの受信の選択を制御する選択制御手段1122と、音声通話やメール送受信の処理機能を有する通話・メール処理手段1124と、から構成される。各手段のより詳細な機能概要は次のとおりである。
イベント検出手段1121は、タイマ180からのバッテリ160の残容量のチェック(計測)時刻及び視聴予約の時刻等を通知するイベント(タイマ設定時間のタイムアウトイベント)、操作部107からの視聴予約等の入力イベント、音声又はメール着信等のイベント等、それぞれの通知イベントを検出し、演算制御手段1123に通知する機能を有する。
演算制御手段1123は、タイマ180へのタイマ設定、タイマ180によるバッテリの残容量の計測及び残容量の記憶部120への記憶、操作部170からの視聴予約による予約の受け付け、予約情報の記憶部120への記憶、番組開始時刻に記憶した番組情報等に基づく受信番組のフレームレートの計算及び記憶部120への記憶、当該フレームレートの番組を受信する制御等の機能を有する。また、通話・メールの発着信、通信制御等を含む制御機能、通話・メール等の動作時に動画像データのバッファリングやバッファリングした動画像データ等の再生機能を有する。選択制御手段1122は算出されたフレームレートに基づき当該フレームレートの番組を受信するように送受信処理手段111を制御する機能を有する。
送信システムを構成するネットワーク側においては、動画像の番組(動画番組)の端末100とのデータ送受信を行う基地局200が設けられており、基地局200からは同一の番組の動画像データを複数のチャネル210(図1ではCH1からCH3)により送信される。
ここで、各チャネルは実際に動画像データが含まれる時間区間(受信データ部)の違いによるものである。受信フレーム内で端末がネットワークから動画像データを受信する時間区間の繰り返し速度が高いほど受信データ量が多い為、フレームレートが上がり画像の画質は向上する。反対に受信データが含まれていない時間区間(受信データ部以外の部分)では、端末側は無線部150による受信を停止し、バッテリ160の消費を抑える。このことからCH1はフレームレートが低く低画質でありバッテリ消費量が少なく、CH3はフレームレートが高くバッテリ消費量が多くなる。
図3は端末側とネットワーク側が共通に保持する番組情報を示す図である。この例では、「番組名(Pn)」、番組が開始する時刻である「番組開始時刻(Sn)」、番組の長さを示す「番組放映時間(Tn)」、番組Pnを送信する各フレームレートyである「CH(CHny)」を保持するものとする。また、nは番組の数だけあり、yは同一番組を異なるフレームレートで送信するチャネルの数だけあるものとする。端末側の番組情報は記憶部120内に記憶されている。
端末ユーザは操作部170により所望の番組を選択することにより視聴する番組名、番組開始時刻、放映時間(番組継続時間)等の予約情報が記憶部120に格納される。バッテリの蓄積量はタイマ180からのイベントにより一定時間おきに計測される。また、演算制御手段1123は番組の放映時間と現在のバッテリ160の残容量を元に当該番組を最後まで視聴可能な中で最も高画質となるフレームレートを計算し、当該番組を視聴するフレームレートを決定する。この場合、演算制御手段1123は必要によりバッテリの電力消費特性の情報を記憶部120から取得する。
端末ユーザは視聴したい番組を選択するのみで、端末側は当該番組の放映時間に基づいて現在のバッテリの残容量内で最適なフレームレートでなるチャネルを視聴開始時刻に選択し、そのチャネルから番組データを受信することとなる。
以上の処理機能により端末ユーザが選択した番組について、複数のフレームレートの番組データから選択されたフレームレートで送受信制御部110により受信し、端末ユーザはディスプレイ140とスピーカ130にて番組を視聴可能となる。以下、自動的なフレームレートの選択及びその他の番組視聴に関する機能及び動作について以下説明する。
(動作の説明)
図4は本実施の形態の端末側の動作フローチャートを示す図である。以下、図1〜3に示す動画像視聴システム及び端末と図4に示す端末側の動作フローチャートにより本実施の形態の処理動作を説明する。
起動時、端末はA02に示すバッテリチェックタイマTbを起動する。このタイマは後に説明するバッテリの残容量チェックの周期タイマとなる。通常端末はアイドル状態にあり、A03−1〜A03−4で示すそれぞれ「バッテリチェックタイマTbタイムアウト」、「端末ユーザからの視聴予約入力」、「視聴予約された番組の放映開始時刻の通知」及び「音声着信、メール受信等の割り込み」の4つのイベント待ちとなる。
(1)「バッテリチェックタイマTbのタイムアウト」が発生した場合(A03−1)、演算制御手段1123はA04に示すバッテリ160の残容量のチェックを行い、記憶制御手段1124はA05に示す残容量Bを記憶部120に記憶する。演算制御手段1123はこの処理を周期的に実施するように、A06に示す再度タイマTbの起動を行いアイドル状態に復帰する。
(2)「端末ユーザからの視聴予約入力」が発生した場合(A03−2)、演算制御手段1123はA07に示す端末ユーザからの視聴予約として、A08に示す予約番組Pxの放映開始時刻Sx、放映時間Txを受け付け、記憶制御手段1124はこの予約情報を記憶部120に格納する。ここで、xは1から順に視聴予約される番組数だけインクリメントされる。この時、演算制御手段1123はA09に示すように現在まで予約された番組の放映時間T1〜Txまでの総和と、バッテリの残容量Bを元に全ての番組が視聴できる中で最も高画質となるフレームレートFを算出し、A10に示すように記憶部120に算出したフレームレートFを格納する。算出完了後、A11に示すように番組Pxの放映開始時刻にイベントが発生するようにタイマ180に放映開始時刻を設定しアイドル状態に復帰する。
(3)「視聴予約された番組の放映開始時刻の通知」が発生した場合(A03−3)、演算制御手段1123は端末により番組Pxの視聴を開始する為、A12に示すように視聴番組を送信するチャネル群の中から予め算出したフレームレートFにてデータを送信するチャネルCHxfを選択し、A13で示すように送受信処理手段111は無線部150から信号のチャネルCHxfからデータ受信を開始する。受信したデータはA14に示すように動画像と音声に復号化し、A15に示すようにスピーカ130、ディスプレイ140に出力し端末ユーザにより視聴可能とする。
(4)更に「音声着信、メール受信等の割り込み」が発生した場合(A03−4)、通話・メール処理手段1124において音声、メール送受信を行い、それぞれの処理で急激にバッテリを消費する為、A16に示すように音声、メール送受信等の処理完了後、A17に示すように再度バッテリの残容量Bをチェックする。チェック完了後、演算制御手段1123はA18に示すように残容量Bと放映時間T1〜Txを元にフレームレートFを再度算出し、A19に示すように残容量Bと算出したフレームレートFを記憶部120に記憶してアイドル状態に復帰する。
このように、本実施の形態では端末側で番組視聴時間とバッテリの残容量を管理する為、端末ユーザがバッテリの残容量を意識すること無く、最適な画質で番組を最後まで視聴することが可能となる。また、端末への電話着信、メール着信等による急激な電流消費に対しても、バッテリの残容量を元に番組視聴のフレームレートを再計算する機能が有する為、番組視聴中の通話やメール着信等、端末の主たる使用要因を妨げることなく、番組視聴が可能となる。
以上のように本発明はバッテリ駆動能力等、電源の容量が限られる端末を利用する動画像視聴システムにおいて、端末の電源の消費量を自動的にコントロールすることができ視聴番組の途中で電源切れを起こさないように制御することができる。
次に本発明の動画像視聴システム及び端末のより具体的な構成、動作に関する実施例1について以下説明する。
図5は本実施例のフレームレート別の視聴可能時間の関係を示す図である。同図は端末のバッテリの残容量とフレームレート別の動画像の再生可能時間との関係等の電力消費特性を示すものであり、縦軸にバッテリの残容量をパーセンテージ(%)で示し、横軸に再生可能時間を分単位で示す。各グラフはフレームレートをfps(1秒間あたりの表示フレーム数)単位別の再生可能時間として示すものである。本実施例の端末の場合、動画像の再生時間に比例してバッテリの残容量が減少し、再生可能な時間はフレームレートが低いほど同図に示す特性に従って増加する。
図6は本実施例の端末とネットワークとで共通に保有する番組情報を示す図である。各番組は「番組名」、「開始時刻」、「放映時間」のパラメータを有し、端末側は操作部により番組名を元に視聴したい番組の予約を行う。端末側は同一時刻の複数番組の予約が無い限り、入力された予約番組の情報を蓄積し、各番組の放映時間の総和を元に放映開始時刻に受信する番組データのフレームレートを決定する。
図7は、複数の異なる番組の視聴予約を行う例を示す図である。開始時刻と放映時間が異なる番組A,B,Cのそれぞれの視聴を予約する場合について、ケース別に番組視聴する際のフレームレートがどのように変化するか、及びバッテリの消費配分がどのように変化するかを示している。
次に、図5に示すフレームレートの特性及び図6に示す番組情報を元に、図7に示す実施例1の動作を説明する。
1.ケースAは視聴する番組は番組Aのみを視聴予約した場合である。番組Aの放映時間は30分であるが、図5に示す最も高フレームレートの30fpsで視聴を行っても60分まで視聴可能なことから視聴終了後バッテリの残容量は50%となる。
2.ケースBは番組開始前から番組A,B,Cを視聴予約した場合である。番組A,B,Cの放映時間の合計は120分(番組A:30分+番組B:60分+番組C:30分)であり、図5から120分を最も高画質で視聴可能なフレームレートは15fpsとなる為、番組A,B,Cともフレームレート15fpsで視聴完了後はバッテリの残容量0%となる。
3.ケースCは番組Aを視聴予約し、視聴完了後に番組B,Cを視聴予約した場合である。番組Aの視聴はケースA同様に30fpsで視聴し、バッテリの残容量が50%となる。この後番組B,Cの視聴予約に関しては放映時間の合計が90分(番組B:60分+番組C:30分)となり、バッテリの残容量50%で90分を最も高画質で視聴可能なフレームレートは10fpsとなる為、番組B,C共に10fpsとなり視聴完了後はバッテリの残容量0%となる。
4.ケースDはケースBと同様に放映時刻前に番組A,B,Cの視聴予約を行っていたが、番組Aの放映終了後に途中で通話を行ったことにより、バッテリの残容量が40%まで減少した場合となる。番組Aの視聴時、ケースBと同様に15fpsで視聴し、バッテリの残容量は75%となる。その後通話によりバッテリの残容量が40%となったことにより、番組B,Cを15fpsで視聴すると途中でバッテリの残容量が無くなってしまうことから、フレームレートの再計算を行う。バッテリの残容量40%で90分(番組B:60分+番組C:30分)可能なフレームレートは5fpsである為、番組B,Cは5fpsとなり、番組C視聴完了後はバッテリの残容量が2.5%となる。
以上1〜4のケースから分かるように、バッテリ消費のケースに応じてフレームレートを変更するように処理することにより、予約した全ての番組視聴が番組の最後まで可能となる。
(他の実施例)
本発明の他の実施例として、第一に番組の視聴時に通話やメールの着信が発生した場合、第二に端末ユーザからの視聴予約に対してバッテリの残容量が少なく、最低のフレームレートでも最後まで視聴不可の場合、第三に視聴する番組に応じてフレームレートに重み付けを行う場合等における送受信制御部110の処理方法について以下説明する。
図8は番組視聴時に通話メール等を受信した場合の番組受信の処理を示す図である。番組視聴時に他の端末等からの着信により通話やメール等が受信されると、通話やメール等の送受信を優先し、その送受信中もバックグラウンドで視聴中の番組データを最低のフレームレートで受信を継続し、端末内の記憶部にバッファリングする。更に通話やメールの送受信等の終了後はバッファリングした番組データを視聴用に使用するとともに、通話やメールの受信後にはバッテリの残容量により再度フレームレートを計算し、最適なフレームレートのチャネルに切り替えて受信データのバッファリングを継続する。そして、通話やメール等の送受信時にバッファリングしておいた番組データを通話やメール等の終了後に視聴するようにうに構成したものである。このように構成することにより、通話やメール等の送受信が発生しても番組全部の視聴が可能である。
また、端末ユーザからの視聴予約に対してバッテリの残容量が少なく、最低のフレームレートで視聴データを受信しても番組の最後まで視聴することが不可能な場合について、表示部に「全ての番組が出来ないので充電して下さい」等のメッセージの表示を行い、端末ユーザにバッテリの充電を促すように構成することができる。このように構成することにより、視聴予約した番組が視聴出来ないことを端末ユーザに通知し、端末ユーザによる事前の対応が可能となる。
更に、視聴する番組のジャンル等に応じてフレームレートを変更(重み付け)して予約するように構成することが可能である。例えばバラエティ番組、映画番組、歌番組の3番組が予約された場合、バラエティ番組は低レート、映画番組は高レート、歌番組は音声のみ高レートとする等、予めジャンル別のレートバランスを変更する機能を設けることにより、より端末ユーザの嗜好にあった動画像等の受信が可能となる。
以上の実施の形態では、演算制御手段1123は番組の放映時間と現在のバッテリの残容量に基づいて当該番組を最後まで視聴可能で最も高画質となるフレームレートを計算する例を説明したが、新たな番組予約等の電力消費を想定して、バッテリの残容量等に基づいて最高画質以下の画質のフレームレートを算出するように構成することが可能であり、必要により端末ユーザから希望するレベルの画質のフレームレートを算出するように予約可能に構成することが可能である。
本発明の動画像視聴システム及び動画像視聴端末(端末)の構成を示す図である。 端末の送受信制御部110の構成を示す図である。 端末側とネットワーク側が共通に保持する番組情報を示す図である。 本実施の形態の端末側の動作フローチャートを示す図である。 本実施例のフレームレート別の視聴可能時間の関係を示す図である。 端末とネットワークで共通に保有する番組情報を示す図である。 複数の異なる番組の視聴予約を行う実施例を示す図である。 番組視聴時に通話メール等が受信した場合の番組受信の処理を示す図である。
符号の説明
100 端末
110 送受信制御部
120 記憶部
130 スピーカ
140 ディスプレイ
150 無線部
160 バッテリ
170 操作部
180 タイマ
200 基地局
210 チャネル

Claims (8)

  1. 動画番組を送信する送信システムと前記動画番組を受信する動画像視聴端末とからなる動画像視聴システムであって、
    前記送信システムは、ネットワーク上に同一の動画番組を異なるフレームレートの複数の動画番組として送信し、前記動画像視聴端末は、内蔵するバッテリの残容量と端末ユーザから視聴予約された動画番組の放映時間に基づいて、前記放映時間に応じたフレームレートの動画番組を選択し放映する送受信制御部を有することを特徴とする動画像視聴システム。
  2. 前記送受信制御部は、フレームレートと電力消費の関係及びバッテリの残容量に基づいて、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を選択することを特徴とする請求項1記載の動画像視聴システム。
  3. 前記送受信制御部は、定期的又は番組予約毎にバッテリの残容量を計測し、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を再選択することを特徴とする請求項2記載の動画像視聴システム。
  4. 前記動画像視聴端末は通話又はメール機能を有し、前記送受信制御部は、番組視聴中の通話又はメール機能の割り込み時に通話中の番組視聴データをバッファリングし、バッファリングした番組視聴データを視聴可能とすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の動画像視聴システム。
  5. ネットワーク上の異なるフレームレートの複数の同一の動画番組を選択的に受信して視聴する視聴機能を有する動画像視聴端末であって、バッテリの残容量と端末ユーザから視聴予約された動画番組の放映時間に基づいて、前記放映時間に応じたフレームレートの動画番組を選択して視聴する送受信制御部を有することを特徴とする動画像視聴端末。
  6. 前記送受信制御部は、フレームレートと電力消費の関係及びバッテリの残容量に基づいて、端末ユーザから視聴予約された動画番組を最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を選択することを特徴とする請求項5記載の動画像視聴端末。
  7. 前記送受信制御部は、定期的又は番組予約毎にバッテリの残容量を計測し、最後まで視聴可能なフレームレートの動画番組を再選択することを特徴とする請求項6記載の動画像視聴端末。
  8. 通話又はメール機能を有し、前記送受信制御部は、番組視聴中の通話又はメール機能の割り込み時に通話中の番組視聴データをバッファリングし、バッファリングした番組視聴データを視聴可能とすることを特徴とする請求項5、6又は7記載の動画像視聴端末。
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