JP2007019774A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、携帯端末の特質などによって放送番組の受信中に困難な状況が発生したとしても、それに適切に対応することができ、所望する内容の見落としを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】CPU1は、二次電池18の電池残量との関係において現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴することが困難に場合に、この放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次録画しておき、クレードルスタンド21への接続時に、非常用として録画されている番組内容を再生出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能付き携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、テレビ放送を受信して希望するチャンネルの番組を視聴可能なテレビ機能を備えた携帯端末装置が普及し始めている。このテレビ機能付き携帯端末装置では、二次電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するようにしているが、液晶画面を照明するバックライトの点灯など、テレビ映像及び音声出力には、高電力を消費するために視聴途中での電池切れが問題となる。
そこで、従来では、例えば、テレビ視聴中にバッテリ残量の低下を検出し、残量低下に伴って省電力制御を実行するが、その際、残量レベルに応じて映像/音声出力を段階的に抑制し、最終レベルに達した際にそのテレビ放送の録画を開始するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−274313号公報
しかしながら、上述の特許文献にあっては、番組の放送時間が長い場合、バッテリ残量の低下を検出してから録画を開始したとしても、その番組内容を全て録画できるとは限らず、結果としてその一部を見落としてしまう可能性がある。これは、バッテリをフル充電した状態で番組視聴を開始した場合でも同様の問題が起きる。また、上述の特許文献にあっては、番組終了までの放送時間を考慮し、番組終了までの放送時間が所定時間(例えば、1時間)を超える場合、省電力制御を行うことによって視聴可能時間を極力引き延ばすことができるが、液晶画面を照明するバックライトを低電力駆動すると、画面内容が見づらくなり、また、放送時間の長さによっては、省電力制御を行ったとしても、上述の場合と同様に、その番組内容を全て録画できるとは限らず、結果としてその一部を見落としてしまう可能性がある。
この発明の課題は、テレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、携帯端末の特質などによって放送番組の受信中に困難な状況が発生したとしても、それに適切に対応することができ、所望する内容の見落としを効果的に防止できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、電池残量を検出する検出手段と、この検出手段によって検出された電池残量を駆動源として現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別する判別手段と、この判別手段によって最後までの視聴が困難であると判別された場合に、現在受信している放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次記録する記録手段と、前記テレビ機能の駆動源の電力回復に伴って、前記記録手段に非常用として記録されている番組内容を読み出して再生出力する再生手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項16記載の発明)。
なお、「テレビ機能の駆動源の電力回復」とは、二次電池の充電されたり、新たな電池に交換されたり、交流電源に接続されたり、電池パックが補充されたりすることによってテレビ機能の駆動源の電力が回復した場合を意味している。
なお、請求項1記載の発明は次ぎのようなものであってもよい。
前記判別手段は、現在視聴中のテレビ放送番組をその最後までの視聴が困難であると判別した場合に、更に、前記検出された電池残量が予め決められている許容限度量に達したか否かを判別し、前記検出された電池残量が前記許容限度量に達するまでの間は現在視聴中のテレビ放送番組を継続して出力させ、この許容限度量に達した際には当該放送番組内容を非常用として逐次記録する(請求項2記載の発明)。
二次電池を充電する充電器に装置本体が接続された際に、前記再生手段は、この充電器からの供給電力を前記テレビ機能の駆動源として、前記非常用の番組内容を読み出して再生出力する(請求項3記載の発明)。
この場合、現在受信している放送番組を非常用として記録している状態において、前記充電器に装置本体が接続された際に、その記録を継続しながら記録内容を再生出力するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
請求項5記載の発明は、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、テレビ放送の受信出力中に、現在視聴中のテレビ放送番組の受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって放送番組の受信出力が困難な状況にあることが判別された場合に、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在視聴中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する検索手段と、この検索手段によって代替番組が検索された場合に、この代替番組の案内情報を出力する案内出力手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項5記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項17記載の発明)。
なお、「代替番組」とは、例えば、数日遅れあるいは深夜に再放送される番組のほか、後に放送されるスポーツダイジェスト番組、スポーツニュース番組、同一の歌手(俳優)などが登場する番組、他局で異なる時間帯に放送される同一内容あるいは類似する内容の番組などである。
なお、請求項5記載の発明は次ぎのようなものであってもよい。
電池残量を検出する検出手段を設け、前記判別手段は、前記電池残量によって現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴可能であるか否かに基づいて前記受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する(請求項6記載の発明)。
また、電池残量を検出する検出手段を設け、前記判別手段は、前記電池残量が電池切れ間近か否かに基づいて前記受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する(請求項7記載の発明)。
前記判別手段は、テレビ放送電波の受信状況の良否に基づいて前記受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する(請求項8記載の発明)。
前記代替番組の案内情報は、予約録画を行うか否かを問い合わせる案内情報であり、この問い合わせに対して録画可の応答を受けた場合に、当該代替番組の録画予約を実行する(請求項9記載の発明)。
前記代替番組の案内情報は、この番組の視聴を促す案内情報であり、前記案内出力手段は、当該代替番組の放送が開始される前に、その番組の視聴を促す案内を出力する(請求項10記載の発明)。
請求項11記載の発明は、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、テレビ放送番組を逐次録画する録画手段と、
この放送番組の録画を中断する際に、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在録画中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する検索手段と、この検索手段によって代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約を行う録画予約手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項11記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項18記載の発明)。
なお、請求項11記載の発明は次ぎのようなものであってもよい。
電池残量を検出する検出手段を設け、この電池残量が少なくなってテレビ放送番組の受信録画が困難となった場合に、当該放送番組の受信録画を中断する(請求項12記載の発明)。
前記検索手段によって代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約に先立って、予約の要否を問い合わせる案内情報を出力する(請求項13記載の発明)。
テレビ放送番組の録画を中断する際に、この番組内容の録画開始時から中断時までの録画済み時間あるいは中断時から番組終了時までの未録画時間を取得する取得手段を設け、この検索手段によって検索された再放送番組を録画予約する際に、前記録画予約手段は、この再放送番組の放送開始予定時刻あるいは終了予定時間と、前記録画済み時間あるいは未録画時間に基づいて再放送番組の録画予約時刻を決定して録画予約を行う(請求項14記載の発明)。
この場合、前記中断前に録画したファイルと前記再放送番組を録画したファイルとを1つのファイルに結合するようにしてもよい(請求項15記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、検出された電池残量を駆動源として現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別し、最後までの視聴が困難である場合に、現在受信している放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次記録し、テレビ機能の駆動源の電力回復に伴って、非常用として記録されている番組内容を読み出して再生出力するようにしたから、電池残量の低下に伴って現在視聴中の放送番組の出力を停止したとしても、その後の電力回復時に出力停止以降の放送番組を引き続き視聴することができ、番組内容の見落としを効果的に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴することが困難となった場合に、電池残量が予め決められている許容限度量に達したか否かを判別し、電池残量が許容限度量に達するまでの間は現在視聴中の放送番組を継続して出力させ、この許容限度量に達した際には当該放送番組内容を非常用として逐次記録するようにしたから、電池残量が低下しても、電池残量が許容限度量に達するまでの間は、その番組内容の継続して視聴することが可能となる。この場合、電池の性能及び容量などにもよるが、例えば、テレビ放送を連続して15分間視聴可能な電池残量を許容限度量とすれば、現在視聴中の放送が2時間番組であり、現時点の電池残量では番組終了の30分前までしか視聴することができない場合に、その許容限度量分の15分間を残すと、継続視聴が可能な最長時間は、その終了45分(30分+15分=45分)前の1時間15分となる。つまり、電池残量の低下によって現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴することが困難となっても、1時間15分間はその継続視聴が可能となる。この場合、非常用としての番組記録は、番組終了の45分前に達した際に開始される。
請求項3記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、二次電池を充電する充電器に装置本体が接続された際に、この充電器からの供給電力をテレビ機能の駆動源として、非常用の番組内容を読み出して再生出力するようにしたから、装置本体を充電器に接続させるという簡単な操作で、番組内容の再生出力を開始させることができる。
この場合、現在受信している放送番組を非常用として記録している状態において、充電器に装置本体が接続された際に、その記録を継続しながら記録内容を再生出力するようにしたから(請求項4記載の発明)、放送番組を記録しながらその番組内容を再生することができ、所謂、追っかけ再生(タイムシフト再生)が可能となる。
請求項5記載の発明によれば、テレビ放送の受信出力中に、現在視聴中のテレビ放送番組の受信出力が困難な状況にあるか否かを判別し、放送番組の受信出力が困難な状況であれば、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を代替番組として電子番組表から検索し、代替番組があれば、この番組を案内出力するようにしたから、現在視聴中のテレビ放送番組を視聴することができない状況でも、その再放送番組などの存在を知らせることができる。すなわち、現在視聴中の放送番組の代替として、例えば、数日遅れあるいはその日の深夜に再放送される番組、後に放送されるスポーツダイジェスト番組、スポーツニュース番組、同一の歌手(俳優)などが登場する番組などを知らせることができ、視聴者に安心感を与えることが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、上述した請求項5記載の発明と同様の効果を有するほか、電池残量によって現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴可能であるか否かに基づいて受信出力が困難な状況にあるか否かを判別するようにしたから、電池残量の低下によって現在視聴中の放送番組を最後まで視聴することができなくても、その代替番組を知らせることができる。
請求項7記載の発明によれば、上述した請求項5記載の発明と同様の効果を有するほか、電池残量が電池切れ間近か否かに基づいて受信出力が困難な状況にあるか否かを判別するようにしたから(請求項7記載の発明)、現在視聴中の放送番組を停止したとしても、その代替番組を知らせることができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項5記載の発明と同様の効果を有するほか、テレビ放送電波の受信状況の良否に基づいて受信出力が困難な状況にあるか否かを判別するようにしたから、電波到達エリア外(通信圏外)となっても、その代替番組を知らせることができる。
請求項9記載の発明によれば、上述した請求項5記載の発明と同様の効果を有するほか、代替番組の予約録画を行うか否かを問い合わせる案内情報を出力し、この問い合わせに対して録画可の応答を受けた場合に、当該代替番組の録画予約を実行するようにしたから、視聴者の意思を反映させることができる。
請求項10記載の発明によれば、上述した請求項5記載の発明と同様の効果を有するほか、代替番組の放送が開始される前に、代替番組の視聴を促す案内情報を出力してその番組の視聴を促すようにしたから、代替番組の見逃しを防ぐことができる。
請求項11記載の発明によれば、テレビ放送番組を逐次録画している最中にその録画を中断する際には、この放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在録画中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索し、代替番組があれば、この代替番組の録画予約を行うようにしたから、番組録画を中断したとしても、その再放送番組などの自動録画が可能となる。すなわち、録画を中断した番組の代替として、例えば、数日遅れあるいは深夜に再放送される番組、後に放送されるスポーツダイジェスト番組、スポーツニュース番組、同一の歌手(俳優)などが登場する番組などを自動録画することができ、視聴者に安心感を与えることが可能となる。
請求項12記載の発明によれば、上述した請求項11記載の発明と同様の効果を有するほか、電池残量が少なくなってテレビ放送番組の受信録画が困難となった場合に、この放送番組の受信録画を中断するようにしたから、放送番組の受信録画を電池残量の低下に伴って自動的に中断することができ、電池切れを未然に防ぐことが可能となる。
請求項13記載の発明によれば、上述した請求項11記載の発明と同様の効果を有するほか、代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約に先立って、予約の要否を問い合わせる案内情報を出力するようにしたから、視聴者の意思を反映させることができる。
請求項14記載の発明によれば、上述した請求項11記載の発明と同様の効果を有するほか、テレビ放送番組の録画を中断する際に、この番組内容の録画開始時から中断時までの録画済み時間あるいは中断時から番組終了時までの未録画時間を取得し、再放送番組を録画予約する際に、この再放送番組の放送開始予定時刻あるいは終了予定時間と、録画済み時間あるいは未録画時間に基づいて再放送番組の録画予約時刻を決定して録画予約を行うようにしたから、録画中断した位置を基準として再放送番組の録画を開始することができる。
この場合、中断前に録画されたファイルと予約録画されたファイルとを1つのファイルに結合するようにしたから(請求項15記載の発明)、録画済み部分の再録画を防ぐことができ、消費電力上有利となるほか、録画中断に影響されず、番組内容の連続視聴が可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図9を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、2つの筐体(上部筐体、下部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、二次電池を主電源として駆動され、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などのほか、テレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能(テレビジョン放送受信出力機能)を備えている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3〜図7に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、撮影画像データ、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部5は、アンテナ6に接続された送受信デュプレクサの受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調した後に、音声データを音声スピーカ7から出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク8から入力された音声データを送信ベースバンド信号に符号化した後に、送受信デュプレクサの送信側に与えられ、アンテナ6から発信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続によって電話通信部5を介して受信した表示データは、LCD(液晶表示器)などのメイン表示部9に与えられて表示出力される。メイン表示部9は、文字情報、テレビ映像、各種のメッセージなどを高品位に表示するもので、図2は、折り畳み式の装置本体を開いた状態において、メイン表示部9にテレビ映像が表示されたテレビ画面の表示例を示している。このメイン表示部9のほか、装置本体の背面部にはサブ表示部10が設けられており、現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどが表示される。
テレビ受信部11は、TVアンテナ12を備え、例えば、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、テレビ映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能である。そして、テレビ受信部11は、専用CPU、TVアンテナ12に接続されている受信部、受信したテレビ放送を映像信号と音声信号に分離する増幅分離部、圧縮データを解凍するデコード部などを有する構成となっており、このテレビ受信部11から出力されたテレビ映像信号は、メイン表示部9から表示出力され、また、テレビ音声信号は、内蔵スピーカ13あるいはイヤホーン14から出力される。なお、電子番組表は、テレビ受信部11を介して受信取得する場合に限らず、インターネットを介して受信取得してもよく、更には記録メディア3を介して取得するようにしてもよく、どのようにして取得するかは任意である。
キー操作部15は、押しボタン式の各種のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、テレビ機能用として、テレビON/OFFキー、チャンネル切り替えキー、テレビ放送の録画(録音を含む)を指示する録画キー、録画再生の一時停止を指示する一時停止キー、録画再生を終了させる録画中止キー、音声ボリューム調整キーなどを有し、CPU1は、キー操作部15からのキー入力信号に応じた処理を実行する。ここで、テレビ放送番組の録画とは、映像情報の録画に限らず、それに付加されている音声情報の録音を含むことを意味しているが、大容量の半導体メモリあるいは小型ハードディスクなどによって構成された録画用の記録メディア3が外部接続された際に、この記録メディア3に対して行うようにしている。なお、テレビ放送番組の内容を内蔵メモリに録画するようにしてもよい。
報知部16は、上述した内蔵スピーカ13を含めて、LED(発光ダイオード)、振動モータを有する構成で、電話・メール着信時には着信報知を行うもので、警告アラームなどの報知時にも駆動される。電源部17は、二次電池18、充放電制御部19などを有する構成となっている。二次電池18は、この携帯電話全体を駆動する主駆動源であり、例えば、ニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウム・イオン電池などによって構成され、交流電源にケーブル接続される充電機能付きのクレードルスタンド(充電台)21に装置本体が載置(接続)された際に、交流電源からの電力供給を受けて二次電池18への充電が行われる。
この場合、二次電池18に代わってクレードルスタンド21から供給される外部電力が携帯電話装置全体の駆動源となり、外部電源(交流電源)からの供給電力でテレビ機能などが駆動される。すなわち、テレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能は、二次電池18を駆動源として動作しているが、クレードルスタンド21に接続された際には、外部供給された電力を駆動源として動作する。なお、充電機能付きのクレードルスタンド21は、例えば、メタノール燃料を使用したダイレクトメタノール型の燃料電池を備え、この燃料電池によって発電された電力で二次電池18を充電するようにしてもよい。
充放電制御部19は、クレードルスタンド21に装置本体が接続された際に、交流電源からの電力供給を受けて二次電池18への充電を行うと共に、その充電電流に基づいて充電量の管理を行う。この充放電制御部19を介して携帯電話装置全体に対する電力供給が行われ、充放電制御部19は、放電電流に基づいて二次電池18の放電量を管理する。この充放電量に基づいて充放電制御部19は、二次電池18の現在の電池残量を検出する。CPU1は、テレビ放送番組の受信中に一定のタイミングで電池残量を監視し、現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別し、最後までの視聴が困難な場合に、現在受信している放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次録画するようにしている。その後、CPU1は、装置本体がクレードルスタンド21に接続されることによる電力回復に伴って、非常用として録画した番組内容を読み出して再生出力するようにしている。
次ぎに、この第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図3〜図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図3及び図4は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、CPU21は、待ち受け状態において所定の待ち受け画像を読み出して表示出力させると共に(ステップA1)、電話あるいはメールの着信有無をチェックし(ステップA2)、電話着信あるいはメール着信を検出すると、着信報知などの着信対応処理を実行する(ステップA3)。また、着信無しが検出されると、テレビ機能の起動開始が指示されたか、あるいは起動中かをチェックする(ステップA4)。いま、テレビON操作によってテレビ機能の起動開始が指示されたり、テレビ機能が起動中であれば、TV処理の実行に移る(ステップA5)。
図5〜図7は、TV処理(図3のステップA5)を詳述するためのフローチャートであり、ユーザ操作によってテレビ機能の起動開始が指示されてからテレビ機能が起動されている間、このTV処理は実行される。
先ず、CPU1は、テレビ機能の起動開始が指示されたか、テレビ機能が起動中かを判別し(ステップB1)、起動開始が指示された場合には、メイン表示部9にTV画面を表示させた後、チャンネル選択用のキーの操作によって所望するチャンネルが選択指定されると(ステップB2)、テレビ受信部11から指定チャンネルの放送番組の内容を受信し、この番組内容の出力(映像表示・音声出力)を開始させる(ステップB3)。そして、CPU1は、事前取得あるいは今回取得した電子番組表(EPG)を検索して現在出力中(視聴中)の放送番組を特定し(ステップB4)、この番組の終了時刻を取得する(ステップB5)。
図8は、電子番組表(EPG)20の内容を例示したもので、この電子番組表20には各チャンネル(放送局)毎に、各番組の「開始時刻」、「タイトル」、「コメント」などが掲載されている。
CPU1は、電子番組表20を検索し、現在の放送番組を特定し、この番組の同一のチャンネルで、次ぎの番組として組み込まれている放送番組の「開始時刻」を読み出し、この「開始時刻」に基づいて現在視聴中の番組の終了時刻を求める。そして、ステップB6に移り、チャンネル変更操作の有無をチェックし、チャンネル変更が指示された場合には、ステップB2に戻る。
ここで、チャンネル変更が指示されなければ(ステップB6でNO)、割り込みタイミングになったかをチェックする(ステップB7)。この割り込みタイミングは、テレビ放送受信中に、二次電池18の電池残量を一定時間(例えば、10秒間隔)毎に割り込み処理によって監視するための監視タイミングを示し、割り込みタイミングでなければ、テレビ受信出力を終了させるテレビOFF操作が行われたかをチェックし(ステップB8)、終了操作が行われた場合には、現在視聴中のテレビ放送の受信及び出力を停止した後に(ステップB9)、図3のステップA1に戻るが、終了操作が行われなければ、現在のテレビ放送を継続して視聴可能な状態を維持したのまま図3のステップA1に戻る。
このようにしてテレビ機能の起動開始が指示され、所望する放送番組を受信出力している状態において、このTV処理に入ると、ステップB1では、テレビ機能の起動中であることが検出されてステップB6に移り、チャンネル変更指示の有無をチェックする。いま、割り込みタイミングとなったことが検出されると(ステップB7でYES)、「割り込みフラグ」の“ON/OFF”状態をチェックする(ステップB10)。この「割り込みフラグ」は、テレビ放送受信中に電池残量を監視する処理を実行するか否かを示し、テレビ放送の受信開始時あるいはチャンネル変更時に“ON”され、視聴者から電池残量の監視が不用である旨の指示を受けた際に“OFF”されるもので、「割り込みフラグ」が“OFF”されていれば(ステップB10でNO)、上述のステップB8に移る。
最初、「割り込みフラグ」は、“ON”されているので、充放電制御部19から二次電池残量を取得し(ステップB11)、電池残量は、ニア・エンド(電池切れ間近)かを調べる(ステップB12)。なお、電池切れ間近とは、例えば、テレビ放送の連続視聴時間が10分程度の場合であり、電池切れ間近でなければ、現在視聴中の番組の終了時刻までに電力を消費する電池消費量を算出する(ステップB13)。すなわち、CPU1は、現在時刻を取得し、番組終了時刻から現在時刻を減算して番組終了までの放送時間を求めると共に、予め設定されている単位時間当たりの電池消費量を参照することによって番組終了までに要する電池消費量を算出する。
単位時間当たりの電池消費量は、テレビ放送を所定時間(例えば、10秒間)連続して受信出力した場合に、テレビ受信・映像表示・音声出力などに要した合計消費量の測定平均値である。そして、充放電制御部19から取得した現在の電池残量と番組終了までに要する電池消費量とを比較することによって現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別する(ステップB14)。この結果、電池消費量≦現在の電池残量であれば、放送番組をその最後まで視聴可能であると判定するが、電池消費量が電池残量を超える場合には、放送番組をその最後まで視聴不可能であると判定する。
なお、現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別するために、上述のように番組終了までに消費される電池消費量を算出するようにしたが、現在の電池残量での視聴可能時間を算出するようにしてもよい。例えば、充放電制御部19から直前10秒間の放電電流の平均値iを取得すると共に、充放電制御部19から現在の電池残量(ミリアンペア時の残量)cを取得し、電池残量c/平均電流値iの計算を行って現在の電池残量での視聴可能時間(10秒単位の時間)t1を算出する。そして、この視聴可能時間t1と、上述のようにして算出した番組終了までの放送時間t2とを比較することによって放送番組の最後まで視聴可能か否かを判別するようにしてもよい。ここで、t2≦t1であれば、放送番組をその最後まで視聴可能であると判定することができる。
このようにして放送番組の最後まで視聴可能か否かを判定した結果、最後までの視聴が可能であれば(ステップB14でNO)、現在の放送番組を引き続いて視聴可能な状態を維持したまま図3のステップA1に戻るが、最後までの視聴が不可能と判定された場合には(ステップB14でYES)、電池残量が予め決められている許容限度量に達したか否かを判別する(ステップB15)。すなわち、電池の性能及び容量などにもよるが、例えば、テレビ放送を連続して15分間視聴可能な電池残量を許容限度量とすれば、現在視聴中のテレビ放送が2時間番組であり、現時点の電池残量では番組終了の30分前までしか視聴することができない場合に、その許容限度量分の15分間を残し、その終了45分(30分+15分=45分)前の1時間15分間の継続視聴を可能とするために電池残量は許容限度量以下になったかを判別する。
ここで、電池残量に余裕があって電池残量が許容限度量よりも大きければ(ステップB15でNO)、現在の放送番組を引き続いて視聴可能とするために図3のステップA1に戻るが、電池残量では現在の放送番組をその最後まで視聴不可能であり、かつ電池残量がその許容限度量以下の場合(ステップB15でYES)あるいは電池切れ間近の場合には(ステップB12でYES)、図6のステップB16に移り、CPU1は、上述した電子番組表20内の「タイトル」、「コメント」欄を参照し、現在視聴中の放送番組の代替としてその再放送番組を検索する。すなわち、現在視聴中の放送番組の後に放送予定されている後続番組として、同一チャンネルか否かに拘らず、例えば、数日遅れあるいはその日の深夜に再放送される番組を検索する。
この結果、所定期間内に該当する再放送番組が存在していなければ(ステップB17でNO)、メッセージ画面を表示出力させる(ステップB18)。図9は、現在視聴中の番組をその最後まで視聴できない代わりに当該番組内容を録画するかをYES/NO形式で問い合わせるためのメッセージ画面を示している。このメッセージ画面は、「1:録画する(YES)」、「2:無視(NO)」の選択項目が表示され、「2:無視」が選択された場合には(ステップB19でNO)、上述した「割り込みフラグ」をリセット(OFF)した後、(ステップB27)、現在視聴中の放送番組の受信及び出力を停止して(ステップA28)、TV処理を終了させる。また、「1:録画する」が選択された場合には(ステップB19でYES)、放送番組の受信を継続しながらその映像出力及び音声出力を停止すると共に(ステップB20)、現在受信中の放送番組を非常用として録画する動作を開始する(ステップB21)。この場合、非常録画中である状態を示すために「非常録画フラグ」をセット(ON)しておく(ステップB22)。
このように映像・音声出力を停止した放送番組の内容を記録メディア3などに録画ファイルとして非常録画している状態において、CPU1は、この番組の終了時刻になったか否か(ステップB23)、あるいは録画停止がユーザ指示されたか否かをチェックし(ステップB24)、このステップB22、B23の何れでも「NO」と判断された場合には、放送番組の受信を継続しながらTV処理を終了させるが、その何れかで「YES」と判断された場合には、放送番組の受信を停止すると共に(ステップB25)、非常録画を停止し、かつ録画ファイルをクローズした後に(ステップB26)、TV処理を終了させる。
一方、電子番組表20を検索した結果(ステップB16)、現在視聴中の放送番組の代替となる後続の番組として、その再放送番組を検索することができた場合には(ステップB17でYES)、図7のステップB29に移り、メッセージ画面を表示出力させ、再放送番組の録画予約あるいは視聴予約の問い合わせを行う。例えば、図8に例示した電子番組表20では、現在視聴中の放送番組が「CH1:20時00分:新撰組第20回」であるとすると、その再放送番組は「CH209:23時00分:新撰組第20回」が存在するため、メッセージ画面を表示出力させる。このメッセージ画面には、「1:再放送番組の録画予約」、「2:再放送番組の視聴予約」、「3:録画/視聴予約の無視」の選択項目が表示されるほか、再放送日時が案内表示される。なお、視聴予約とは、再放送番組が開始される直前に、ユーザに対してその番組の視聴を促す報知を行うための予約である。
このメッセージ画面の中から「1:再放送番組の録画予約」が選択された場合(ステップB30でYES)、CPU1は、再放送番組の開始日時、チャンネル番号などに基づいてその番組の録画予約を行うと共に(ステップB31)、録画予約済みであることを示す「再放送録画予約フラグ」をセット(ON)しておく(ステップB32)。また、「2:再放送番組の視聴予約」が選択された場合(ステップB33でYES)、CPU1は、再放送番組の開始日時、チャンネル番号などに基づいてその視聴予約を行うと共に(ステップB34)、視聴予約済みであることを示す「再放送視聴予約フラグ」をセットしておく(ステップB35)。その後、図6のステップB27に移り、「割り込みフラグ」をリセットした後、放送番組の受信出力を停止して(ステップB28)、TV処理を終了させる。なお、「3:録画/視聴予約の無視」が選択された場合にも(ステップB33でNO)、「割り込みフラグ」をリセットすると共に(ステップB27)、放送番組の受信出力を停止する処理(ステップB28)を行った後にTV処理の終了となる。
他方、上述したTV処理(図3のステップA5)が終了している状態では、ステップA4でNOと判断されるため、ステップA6に移る。この場合、装置本体がクレードルスタンド(充電台)21に載置(接続)され、かつ、上述の「非常録画フラグ」がセットされている場合には(ステップA7)、現在、再生出力中ではないことを条件に(ステップA8)、非常用として録画した放送番組を再生出力するために最新の録画ファイルを指定し(ステップA9)、この録画ファイルから映像・音声を読み出して再生出力させる(ステップA10)。この場合、現在受信中の放送番組を非常用として録画している状態において、クレードルスタンド21に接続された場合でも、その録画を継続しながらその内容を再生出力することができる。ここで、番組の最後まで再生し終わった場合あるいはユーザ操作によって再生終了が指示された場合には(ステップA11でYES)、再生動作を停止させて「非常録画フラグ」をリセットする(ステップA12)。
また、上述のステップA6あるいはステップA7でNOと判断された場合には、図4のステップA13に移り、テレビ録画予約/視聴予約がある場合にその予約日時になった際のタイマ割り込みによってテレビ機能が自動起動されたかをチェックする。いま、録画予約日時あるいは視聴予約日時となり、テレビ機能がタイマ起動された場合には、予約チャンネルを選局した後(ステップA14)、「再放送録画予約フラグ」がセットされているか(ステップA15)、「再放送視聴予約フラグ」がセットされているかをチェックする(ステップA18)。いま、「再放送録画予約フラグ」がセットされていれば、予約されている再放送番組の録画を開始した後(ステップA16)、「再放送録画予約フラグ」をリセットしておく(ステップA17)。
また、「再放送視聴予約フラグ」がセットされていれば(ステップA18)、予約されている再放送番組が始まることをメッセージ表示、アラーム音などによってユーザに報知する(ステップA19)。この場合、アラーム音に代わってバイブレーション報知するようにしてもよい。このように再放送番組の視聴を促す報知を行った後は、「再放送視聴予約フラグ」をリセットしておく(ステップA20)。なお、ユーザ操作によって任意の番組の録画予約が指定されている場合には(ステップA15、A18でNO)、その予約番組の録画を開始する(ステップA21)。
このようにしてタイマ起動によって予約番組の録画開始/視聴報知を行った後は、その予約番組の終了時刻となったかをチェックし(ステップA22でYES)、予約番組の終了時刻であれば、テレビ受信録画/受信出力を停止させる(ステップA23)。なお、何らかのキー操作が行われた場合には(ステップA24)、その操作キーに応じて操作対応処理(例えば、ユーザ操作による録画停止、テレビ出力/再生の停止あるいはメール作成など)を実行する(ステップA25)。その後、最初のステップA1に戻る。
以上のように、この第1実施例においてCPU1は、二次電池18の電池残量との関係において現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴することが困難に場合に、この放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次録画しておき、クレードルスタンド21への接続時に、非常用として録画されている番組内容を再生出力するようにしたから、電池残量の低下に伴って現在視聴中の放送番組の出力を停止したとしても、その後の電力回復時に出力停止以降の放送番組を引き続き視聴することができ、番組内容の見落としを効果的に防止することができる。この場合、装置本体をクレードルスタンド21に接続させるという簡単な操作で再生出力を開始させることができる。また、現在受信中の放送番組を非常用として録画している状態において、クレードルスタンド21に接続された場合でも、その録画を継続しながらその内容を再生出力するようにしたから、所謂、追っかけ再生(タイムシフト再生)が可能となる。
CPU1は、電池残量の低下に伴って現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴することが困難な場合に、電池残量が予め決められている許容限度量に達したか否かを判別し、電池残量が許容限度量に達するまでの間は現在視聴中の放送番組を継続して出力させ、この許容限度量に達した際には当該放送番組内容を非常用として逐次録画するようにしたから、電池残量が低下しても、電池残量が許容限度量に達するまでの間は、その番組内容の継続して視聴することが可能となる。
また、CPU1は、電池残量の低下に伴って現在視聴中の放送番組の視聴が困難な場合に、この放送番組の後に放送予定されている再放送番組を電子番組表20から検索し、再放送番組があれば、この番組を案内出力するようにしたから、現在視聴中の放送番組の視聴が困難であっても、その再放送番組の存在を知らせることができ、視聴者に安心感を与えることが可能となる。この場合、「再放送番組の録画予約」、「再放送番組の視聴予約」を案内することができ、視聴者の意思を反映させることが可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、二次電池18の電池残量が低下し、この電池残量では現在の放送番組をその最後まで視聴不可能であってその許容限度量以下の場合、あるいは電池切れ間近の場合に、この番組内容を非常用として録画するようにしたが、テレビ放送電波の受信状況の良否を判別し、受信不良であると判別された場合に、現在の番組内容を非常用として録画するようにしてもよい。この際、どの程度の受信不良であれば、非常録画を行うかをユーザが任意に設定可能としてもよい。
また、上述した第1実施例においては、電池残量の低下によって放送番組の最後まで視聴困難であっても、電池残量が許容限度量に達するまでの間は、その番組内容の継続して視聴するようにしたが、この場合、現時点から継続視聴が可能な時間を算出して案内表示するようにしてもよい。
また、上述した第1実施例においては、クレードルスタンド21に接続した際(交流電源接続時)に、非常用として録画されている番組内容を再生出力するようにしたが、二次電池18が充電されたり、新たな電池に交換されたり、電池パックが補充されたときに、録画番組を再生出力するようにしてもよい。
また、上述した第1実施例においては、電池残量の低下に伴って現在視聴中の放送番組の視聴が困難な場合に、この放送番組の後に放送予定されている再放送番組を案内出力するようにしたが、再放送番組に限らず、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組を現在視聴中の番組に代わる代替番組として電子番組表20から検索して案内するようにしてもよい。この場合、電子番組表20の「タイトル」、「コメント」欄を参照し、スポーツダイジェスト番組、スポーツニュース番組、同一の歌手(俳優)などが登場する番組、他局で異なる時間帯に放送される同一内容あるいは類似する内容の番組を検索して案内すればよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力する機能、検出された電池残量を駆動源として現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別する機能と、現在視聴中のテレビ放送番組をその最後までの視聴が困難であると判別された場合に、現在受信している放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次記録する機能と、テレビ機能の駆動源の電力回復に伴って、前記非常用として記録されている番組内容を読み出して再生出力する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力する機能、テレビ放送の受信出力中に、現在視聴中のテレビ放送番組の受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する機能と、
放送番組の受信出力が困難な状況にあることが判別された場合に、当該放送番組の後に放送予定の後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在視聴中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する機能と、代替番組が検索された場合に、この代替番組の案内情報を出力する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図10〜図13を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、二次電池18の電池残量との関係において現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴することが困難に場合に、この放送番組の再放送番組があれば、この再放送番組の録画予約を行うようにしたが、この第2実施例においては、現在録画中の放送番組に対してその録画を中断する際に、その再放送番組があれば、この再放送番組の録画予約を行うようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図10及び図11は、テレビ録画予約がある場合にその予約日時になった際のタイマ割り込みによってテレビ機能が自動起動された場合に実行開始される予約録画処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、予約日時に到達した録画予約情報をアクセスして、この予約チャンネルを選局した後(ステップC1)、このチャンネルで放送されている番組の受信録画を開始する(ステップC2)。そして、この放送番組の終了時刻になったか(ステップC3)、二次電池18の残量が低下したか、つまり、ニア・エンド(電池切れ間近)か(ステップC4)、ユーザ操作によって録画停止が指示されたかを調べる(ステップC5)。
ここで、録画中に電池切れ間近が検出されると(ステップC4でYES)、電子番組表20を参照し、現在録画中の番組に対する再放送番組を検索し(ステップC10)、再放送番組が存在していなければ、現在の録画動作を終了させると共に録画ファイルをクローズするが(ステップC15)、再放送番組が検索された場合には、メッセージ画面を表示出力させる(ステップC12)。図12は、電池切れ間近のために番組終了まで録画することができず、その代わりとして再放送番組を録画するか否かを問い合わせるメッセージ画面である。ここで、「録画する(YES)」が選択された場合には(ステップC13)、再放送番組をその開始から終了まで全て録画するための予約(まるごと予約)を行った後(ステップC14)、現在の録画動作を終了させると共に録画ファイルをクローズする(ステップC15)。
また、録画中にユーザ操作によって録画停止が指示されると(ステップC5でYES)、図11のステップC16に移り、電子番組表20を参照し、現在録画中の番組の終了時刻を取得すると共に現在時刻を取得し、この番組終了時刻と現在時刻に基づいて残りの放送時間(未録画時間)を算出する。そして、電子番組表20を参照して再放送番組を検索し(ステップC17)、その有無をチェックし(ステップC18)、再放送番組が存在していなければ、図10のステップC15に移り、現在の録画を終了させるが、再放送番組が検索された場合には、メッセージ画面を表示出力させる(ステップC19)。このメッセージ画面には、再放送日時の表示と共に、再放送番組を録画予約するか否かを問い合わせる選択項目として、「1:再放送の録画予約をする」、「2:無視(予約しない)」が表示される。ここで、「2:無視」が選択されると(ステップC20でNO)、図10のステップC15に移り、現在の録画を終了させる。
また、「1:再放送の録画予約をする」が選択されると(ステップC20でYES)、次ぎのメッセージ画面に切り替え表示される(ステップC21)。このメッセージ画面は、再放送番組をその開始から終了まで全て録画する予約(まるごと予約)を選択する項目と、現在の録画内容に継続してその続きを再放送番組から録画する予約(継続予約)を選択する項目を表示するもので、「1:まるごと予約」が選択された場合には(ステップC22でYES)、上述した図10のステップC14に移るが、「2:継続予約」が選択された場合には(ステップC22でNO)、再放送番組の継続録画開始時刻を算出する(ステップC23)。すなわち、電子番組表20から取得した「再放送番組の終了時刻」から上述のようにして算出した現在録画中の番組の「残り放送時間(未録画時間)」を減算することによって再放送番組の「継続録画開始時刻」を算出する。そして、継続録画開始時刻を予約日時として再放送番組の録画予約を行った後(ステップC24)、図10のステップC15に移り、現在の録画を終了させる。
このようにして再放送番組の「まるごと予約」あるいは「継続予約」が行われている状態において、その予約日時に達すると、タイマ起動によって再度、このフローが開始され、その予約チャンネルを選局した後(ステップC1)、このチャンネルで放送されている番組の受信録画を開始する(ステップC2)。この場合、「まるごと予約」であれば、再放送番組はその開始時から録画されるが、「継続予約」の場合には、再放送番組の途中、つまり、上述のようにして算出した「継続録画開始時刻」からその続きが録画される。この場合、「継続録画開始時刻」の少し前(例えば、3秒前)から継続録画を開始するようにしている。
ここで、再放送番組の終了時刻となると(ステップC3でYES)、その録画を終了させると共に、録画ファイルをクローズする(ステップC6)。そして、今回の録画は「継続予約」の録画であったかをチェックし(ステップC7)、「まるごと予約」の録画であれば(ステップC7でNO)、このフローから抜けるが、「継続予約」の録画であれば、上述のようにして録画中断した番組の録画ファイル、つまり、再放送番組に対する本放送番組を録画した元の録画ファイルを検索し(ステップC8)、この本放送番組の録画ファイルと今回の再放送番組の録画ファイルとを結合する(ステップC9)。
図13は、本放送番組の録画ファイルと今回の再放送番組の録画ファイルとを結合する様子を示した図である。この場合、本放送番組の録画ファイルと今回の再放送番組の録画ファイルとは、上述のように3秒間の重複部分(図中、斜線部分)が存在しているため、CPU1は、各フレーム画像を照合して重複部分を特定し、一方の録画ファイルから重複部分を取り除いて両ファイルを結合することによって途切れ及び重複のない自然な繋がりとなる。この際、両ファイルの結合部分の少し前(例えば、3秒前)の位置に「チャプターマーク」を設定しておけば、結合後の録画ファイルの再生時には、この「チャプターマーク」までスキップすることができ、見終わった部分の重複再生を防ぐことが可能となる。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、テレビ放送番組を逐次録画している最中にその録画を中断する際には、この放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組を現在録画中の番組に代わる代替番組として電子番組表20から検索し、再放送番組があれば、この再放送番組の録画予約を行うようにしたから、番組録画を中断したとしても、その再放送番組を自動録画が可能となり、視聴者に安心感を与えることができる。
この場合、二次電池18の電池残量が少なくなって電池切れ間近となった場合には、つまり、テレビ放送番組の受信録画が困難となった場合に、この放送番組の受信録画を中断するようにしたから、放送番組の受信録画を電池残量の低下に伴って自動的に中断することができ、電池切れを未然に防ぐことが可能となる。また、再放送番組が検索された場合に、この再放送番組の録画予約に先立って、予約の要否を問い合わせる案内メッセージを表示出力するようにしたから、視聴者の意思を反映させることができる。
また、放送番組の録画を中断する際に、この中断時から番組終了時までの「残り放送時間(未録画時間)」と「再放送番組の終了時刻」から再放送番組の「継続録画開始時刻」を算出するようにしたから、録画中断した位置を基準として再放送番組の録画を開始することができる。この場合、中断前に録画されたファイルと予約録画されたファイルとを1つのファイルに結合するようにしたから、録画済み部分の再録画を防ぐことができ、消費電力上有利となるほか、録画中断に影響されず、番組内容の連続視聴が可能となる。
なお、上述した第2実施例においては、録画中断時から番組終了時までの「残り放送時間(未録画時間)」と「再放送番組の終了時刻」とから再放送番組の「継続録画開始時刻」を算出するようにしたが、録画開始時から中断時までの「録画済み時間」と「再放送番組の開始時刻」とから再放送番組の「継続録画開始時刻」を算出するようにしてもよい。
また、現在録画中の番組に代わる代替番組として、再放送番組に限らず、例えば、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組を電子番組表20から検索して予約録画するようにしてもよい。この場合、電子番組表20内の「タイトル」、「コメント」欄を参照し、スポーツダイジェスト番組、スポーツニュース番組を特定したり、同一の歌手(俳優)などが登場する番組を特定したり、他局で異なる時間帯に放送される同一内容あるいは類似する内容の番組を特定すればよい。
この場合、電子番組表20を検索した結果、他局番組を含め、例えば、例えば、同一局、スポーツダイジェスト番組、スポーツニュース番組のように、代替番組となる複数の番組が存在する場合には、この複数の番組の中から現在の電池残量で番組終了まで全て録画することが可能な最短番組を検索するようにしてもよい。また、代替番組となる複数の番組の「タイトル」を読み出して一覧表示させ、その中から任意に選択指定された番組を代替番組としてもよい。
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力する機能、テレビ放送番組を逐次録画する機能と、この放送番組の録画を中断する際に、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在録画中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する機能と、代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約を行う機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施例のメッセージ画面としては、図14に示すようなものであってもよい。図14(A)は、電池残量の低下によって放送番組をその終了まで視聴できず、その代替として、放送時間の短いスポーツニュースが「2時間後」にあり、その録画予約を行うかを問い合わせるメッセージ画面である。この場合、「2時間後」のように代替番組が放送されるまでの時間を算出表示するようにしてもよい。図14(B)は、電池残量の低下によって放送番組をその終了まで録画できず、その代替として、放送時間の短い関連番組の録画予約を行うかを問い合わせるメッセージ画面である。なお、このメッセージ画面には「解説を見る」の項目が設けられており、この「解説を見る」のボタンを操作することで、電子番組表20から「タイトル」、「コメント」などの詳細情報を読み出して案内表示するようにしてもよい。
その他、テレビ機能付きの携帯電話装置に限らず、例えば、テレビ機能付きのPDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能であることはもちろんである。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 折り畳み式の装置本体を開いた状態において、メイン表示部9にテレビ映像が表示されたテレビ画面の表示例を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作の概要を示したフローチャート。 図3に続く、フローチャート。 ユーザ操作によってテレビ機能の起動開始が指示されてからテレビ機能が起動されている間に実行されるTV処理(図3のステップA5)を詳述するためのフローチャート。 図5に続くフローチャート。 図6に続くフローチャート。 電子番組表(EPG)20の内容を例示した図。 現在視聴中の番組をその最後まで視聴できない代わりに当該番組内容を録画するかをYES/NO形式で問い合わせるためのメッセージ画面を示した図。 第2実施例において、テレビ録画予約がある場合にその予約日時になった際のタイマ割り込みによってテレビ機能が自動起動された場合に実行開始される予約録画処理を示したフローチャート。 図10に続くフローチャート。 電池切れ間近のために番組終了まで録画することができず、その代わりとして再放送番組を録画するか否かを問い合わせるメッセージ画面を示した図。 本放送番組の録画ファイルと今回の再放送番組の録画ファイルとを結合する様子を示した図。 (A)、(B)は、各実施例の応用例として、電池残量の低下に伴って表示出力されるメッセージ画面を例示した図。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
3 記録メディア
5 電話通信部
9 メイン表示部
11 テレビ受信部
12 TVアンテナ
13 内蔵スピーカ
15 キー操作部
17 電源部
18 二次電池
19 充放電制御部
20 電子番組表
21 クレードルスタンド

Claims (18)

  1. 電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、
    電池残量を検出する検出手段と、
    この検出手段によって検出された電池残量を駆動源として現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって最後までの視聴が困難であると判別された場合に、現在受信している放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次記録する記録手段と、
    前記テレビ機能の駆動源の電力回復に伴って、前記記録手段に非常用として記録されている番組内容を読み出して再生出力する再生手段と、
    を具備したことを特徴とするテレビ機能付き携帯端末装置。
  2. 前記判別手段は、現在視聴中のテレビ放送番組をその最後までの視聴が困難であると判別した場合に、更に、前記検出された電池残量が予め決められている許容限度量に達したか否かを判別し、
    前記検出された電池残量が前記許容限度量に達するまでの間は現在視聴中のテレビ放送番組を継続して出力させ、この許容限度量に達した際には当該放送番組内容を非常用として逐次記録する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  3. 二次電池を充電する充電器に装置本体が接続された際に、前記再生手段は、この充電器からの供給電力を前記テレビ機能の駆動源として、前記非常用の番組内容を読み出して再生出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  4. 現在受信している放送番組を非常用として記録している状態において、前記充電器に装置本体が接続された際に、その記録を継続しながら記録内容を再生出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  5. 電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、
    テレビ放送の受信出力中に、現在視聴中のテレビ放送番組の受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって放送番組の受信出力が困難な状況にあることが判別された場合に、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在視聴中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する検索手段と、
    この検索手段によって代替番組が検索された場合に、この代替番組の案内情報を出力する案内出力手段と、
    を具備したことを特徴とするテレビ機能付き携帯端末装置。
  6. 電池残量を検出する検出手段を設け、
    前記判別手段は、前記電池残量によって現在視聴中の放送番組をその最後まで視聴可能であるか否かに基づいて前記受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  7. 電池残量を検出する検出手段を設け、
    前記判別手段は、前記電池残量が電池切れ間近か否かに基づいて前記受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  8. 前記判別手段は、テレビ放送電波の受信状況の良否に基づいて前記受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  9. 前記代替番組の案内情報は、予約録画を行うか否かを問い合わせる案内情報であり、この問い合わせに対して録画可の応答を受けた場合に、当該代替番組の録画予約を実行する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  10. 前記代替番組の案内情報は、この番組の視聴を促す案内情報であり、前記案内出力手段は、当該代替番組の放送が開始される前に、その番組の視聴を促す案内を出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  11. 電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力するテレビ機能を備えた携帯端末装置であって、
    テレビ放送番組を逐次録画する録画手段と、
    この放送番組の録画を中断する際に、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在録画中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する検索手段と、
    この検索手段によって代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約を行う録画予約手段と、
    を具備したことを特徴とするテレビ機能付き携帯端末装置。
  12. 電池残量を検出する検出手段を設け、
    この電池残量が少なくなってテレビ放送番組の受信録画が困難となった場合に、当該放送番組の受信録画を中断する、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  13. 前記検索手段によって代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約に先立って、予約の要否を問い合わせる案内情報を出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  14. テレビ放送番組の録画を中断する際に、この番組内容の録画開始時から中断時までの録画済み時間あるいは中断時から番組終了時までの未録画時間を取得する取得手段を設け、
    この検索手段によって検索された再放送番組を録画予約する際に、前記録画予約手段は、この再放送番組の放送開始予定時刻あるいは終了予定時間と、前記録画済み時間あるいは未録画時間に基づいて再放送番組の録画予約時刻を決定して録画予約を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  15. 前記中断前に録画したファイルと前記再放送番組を録画したファイルとを1つのファイルに結合する、
    ようにしたことを特徴とする請求項14記載のテレビ機能付き携帯端末装置。
  16. コンピュータに対して、
    電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力する機能、
    検出された電池残量を駆動源として現在視聴中のテレビ放送番組をその最後まで視聴可能か否かを判別する機能と、
    現在視聴中のテレビ放送番組をその最後までの視聴が困難であると判別された場合に、現在受信している放送番組の出力に代わって当該番組内容を非常用として逐次記録する機能と、
    テレビ機能の駆動源の電力回復に伴って、前記非常用として記録されている番組内容を読み出して再生出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  17. コンピュータに対して、
    電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力する機能、
    テレビ放送の受信出力中に、現在視聴中のテレビ放送番組の受信出力が困難な状況にあるか否かを判別する機能と、
    放送番組の受信出力が困難な状況にあることが判別された場合に、当該放送番組の後に放送予定の後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在視聴中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する機能と、
    代替番組が検索された場合に、この代替番組の案内情報を出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  18. コンピュータに対して、
    電池を駆動源としてテレビ放送電波を受信して出力する機能、
    テレビ放送番組を逐次録画する機能と、
    この放送番組の録画を中断する際に、当該放送番組の後に放送予定されている後続番組として、その再放送番組、ダイジェスト番組、類似番組、関連番組のうち、少なくともその何れかの番組を現在録画中の番組に代わる代替番組として電子番組表から検索する機能と、
    代替番組が検索された場合に、この代替番組の録画予約を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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