JP2008141721A - 放送受信端末 - Google Patents

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真児 中本
Akira Harada
旭 原田
Seiji Kudo
政治 工藤
Kazuyuki Tanaka
和之 田中
Hiroaki Takeda
博昭 竹田
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Abstract

【課題】状況に応じて電力消費の大きな特定の処理の実行を選択可能な放送受信端末を提供すること。
【解決手段】放送受信端末は、放送信号を受信する受信部と、受信部が受信した信号からオーディオ符号化データ及び帯域拡張情報をそれぞれ分離する分離部と、オーディオ符号化データを復号化して低域オーディオデータを出力する低域オーディオ復号化部と、帯域拡張情報及び低域オーディオデータを用いて高域オーディオデータを生成する高域オーディオ生成部と、当該放送受信端末の音声再生モードを、低域オーディオデータ及び高域オーディオデータに基づく音声を再生する第1のモードと、低域オーディオデータのみに基づく音声を再生する第2のモードとの間で切り替える切替部と、所定の条件に応じて選択されたモードとなるよう切替部を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、状況に応じて電力消費の大きな特定の処理の実行を選択可能な放送受信端末に関する。
日本の地上デジタルテレビ放送のサービス(ISDB-T)の1つに「ワンセグ(1seg)(商標)」と呼ばれる携帯電話や移動体端末向けのサービスがある。地上デジタルテレビ放送のために割り当てられた約6MHzの周波数帯域は13のセグメントに分けられている。「ワンセグ」では、そのうちの中央の1つのセグメント(約429kHz)だけが利用されている。
図6は、ワンセグによるテレビ放送に対応した放送受信端末を示すブロック図である。図6に示すように、放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121とを備える。
アンテナ101は、デジタル放送電波を受信する。受信部103は、アンテナ101が受信した電波を処理して、トランスポートストリーム信号(TS)を出力する。多重化分離処理部105は、トランスポートストリーム信号TSをオーディオエレメンタリストリーム信号(AUDIO ES)とビデオエレメンタリストリーム信号(VIDEO ES)とに分離して、オーディオエレメンタリストリーム信号を帯域拡張情報分離部107に入力し、ビデオエレメンタリストリーム信号をH.264復号化部117に入力する。
オーディオエレメンタリストリーム信号は、「MPEG2 AAC+SBR」と呼ばれる音声圧縮方式で圧縮されたデータであり、オーディオ符号化データと帯域拡張情報とを含む。オーディオ符号化データは、AAC(Advanced Audio Coding)と呼ばれる音声圧縮方式で圧縮されたデータである。なお、オーディオデータをAAC圧縮すると高周波部分のデータはなくなってしまうため、オーディオ符号化データを復号化しても高音域は再生されない。帯域拡張情報は、オーディオデータをAAC圧縮した際になくなってしまう高周波部分のデータと低周波部分のデータとの関連性を示す情報を圧縮したSBR(登録商標)(Spectral Band Replication)データである。
帯域拡張情報分離部107は、オーディオエレメンタリストリーム信号をオーディオ符号化データと帯域拡張情報とに分離して、オーディオ符号化データをAAC復号化部109に入力し、帯域拡張情報をSBR処理部111に入力する。AAC復号化部109は、オーディオ符号化データを復号化して低域オーディオデータを出力する(以下、AAC復号化部109による処理を「AAC処理」という。)。SBR処理部111は、帯域拡張情報及び低域オーディオデータに基づいて高音域を予測して高域オーディオデータを生成する(以下、SBR処理部111による処理を「SBR処理」という。)。D/A変換部113は、低域オーディオデータ及び高域オーディオデータをD/A変換する。スピーカ115は、D/A変換されたアナログオーディオ信号による音声を出力する。
ビデオエレメンタリストリーム信号は、「H.264」と呼ばれる動画圧縮方式で圧縮されたストリームである。H.264復号化部117は、ビデオエレメンタリストリーム信号を復号化してビデオデータを出力する。表示処理部119は、ビデオデータをディスプレイ121で表示するための処理を行う。ディスプレイ121は、テレビ映像を表示する。
特開2004−53940号公報
上記説明した放送受信端末によれば、SBR処理により高音域も再生されるため、ユーザは元の音に忠実な(元の音源に近い)音声でテレビ放送を視聴することができる。但し、SBR処理の処理量は比較的多いため、SBR処理部111での電力消費は大きい。放送受信端末の電源が電池である場合、駆動時間の点から電力消費は小さい方が望ましい。
本発明の目的は、状況に応じて電力消費の大きな特定の処理の実行を選択可能な放送受信端末を提供することである。
本発明は、放送信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した信号からオーディオ符号化データ及び帯域拡張情報をそれぞれ分離する分離部と、前記オーディオ符号化データを復号化して低域オーディオデータを出力する低域オーディオ復号化部と、前記帯域拡張情報及び前記低域オーディオデータを用いて高域オーディオデータを生成する高域オーディオ生成部と、当該放送受信端末の音声再生モードを、前記低域オーディオデータ及び前記高域オーディオデータに基づく音声を再生する第1のモードと、前記低域オーディオデータのみに基づく音声を再生する第2のモードとの間で切り替える切替部と、所定の条件に応じて選択されたモードとなるよう前記切替部を制御する制御部と、を備えた放送受信端末を提供する。
上記放送受信端末は、当該放送受信端末のユーザが当該放送受信端末を操作するための操作部を備え、前記制御部は、前記ユーザが前記操作部を用いて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末は、当該放送受信端末に電力を供給する電池と、前記電池の残量を判別する電池残量判別部と、前記残量としきい値とを比較する比較部と、を備え、前記制御部は、前記比較部による比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記電池残量判別部が判別した残量が前記しきい値より小さくなったとき、前記第2のモードを選択する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記電池残量判別部が判別した残量が前記しきい値より大きくなったとき、前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、現在時刻を取得する現在時刻取得部と、当該放送受信端末を前記2つのモードの一方のモードに設定する時刻範囲を記憶する記憶部と、前記現在時刻と前記時刻範囲とを比較する比較部と、を備え、前記制御部は、前記現在時刻が前記時刻範囲内であるか否かに応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記現在時刻が前記時刻範囲内のとき前記第2のモードを選択し、前記現在時刻が前記時刻範囲外のとき前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、前記音声出力の音量を判別する音量判別部と、前記音量としきい値とを比較する比較部と、を備え、前記制御部は、前記比較部による比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記音量判別部が判別した音量が前記しきい値より小さくなったとき、前記第2のモードを選択する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記音量判別部が判別した音量が前記しきい値より大きくなったとき、前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、イヤホンが挿抜される音声出力端子と、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されているかを判別する端子状態判別部と、を備え、前記制御部は、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されているか否かに応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されていれば前記第1のモードを選択し、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されていなければ前記第2のモードを選択する。
上記放送受信端末は、マイクに入力された音声をデジタルデータ化する音声データ生成部と、前記音声データ生成部によって得られる音声データから周囲騒音レベルを推定する周囲騒音推定部と、前記周囲騒音レベルとしきい値レベルとを比較する周囲騒音比較部と、を備え、前記制御部は、前記周囲騒音比較部による比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記周囲騒音推定部が推定した周囲騒音レベルが前記しきい値レベルよりも小さくなったとき、前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記周囲騒音推定部が推定した周囲騒音レベルが前記しきい値レベルよりも大きくなったとき、前記第2のモードを選択する。
上記放送受信端末は、番組の内容を示す番組情報を予め記憶する番組情報記憶部と、当該放送受信端末を前記2つのモードの一方のモードに設定する番組種別リストを記憶する記憶部と、前記番組情報記憶部から視聴中の番組種別を判定する番組種別判定部と、前記番組種別判定部が判定した番組種別が前記番組種別リストに存在するかを比較する番組種別比較部を備え、前記制御部は、前記番組種別比較部の比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記番組種別判定部が判定した番組種別が前記番組種別リストにあるとき、前記第2のモードを選択し、前記番組種別判定部が判定した番組種別が前記番組種別リストに無いとき前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、当該放送受信端末の現在位置を取得する現在位置取得部と、当該放送受信端末を前記2つのモードの一方のモードに設定する位置範囲を記憶する記憶部と、前記現在位置取得部から得られる現在位置と前記位置範囲とを比較し近傍であることを判定する現在位置判定部と、を備え、前記制御部は、前記現在位置判定部による判定結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、当該放送受信端末が前記現在位置判定部の判定により前記位置範囲に存在するとき、前記第2のモードを選択する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、当該放送受信端末が前記現在位置判定部の判定により前記位置範囲に存在しないとき、前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、当該放送受信端末の現在位置を取得する現在位置取得部と、前記現在位置取得部により取得した現在位置を一定時間遡って記憶する現在位置履歴記憶部と、前記現在位置履歴記憶部から得られる当該放送受信端末の位置情報の履歴から当該放送受信端末の動静を判定する移動判定部と、を備え、前記制御部は、前記移動判定部の判定に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、当該放送受信端末が前記移動判定部により一定時間静止していないと判定されたとき、前記第2のモードを選択する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、当該放送受信端末が前記移動判定部により一定時間移動していないと判定されたとき、前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、当該放送受信端末に電力を供給する電池と、前記電池が充電中であることを判別する電池充電中判別部と、を備え、前記制御部は、前記電池が充電中であるか否かに応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御する。
上記放送受信端末では、前記制御部は、前記電池充電中判別部により充電中でないと判別されたとき前記第2のモードを選択し、前記電池充電中判別部により充電中であると判別されたとき前記第1のモードを選択する。
上記放送受信端末は、情報を文字又は図形で表示する表示部を備え、
前記制御部は、前記切替部がモードを切り替えたとき、モードが切り替えられたことを示す表示を前記表示部が行うよう処理する。
本発明に係る放送受信端末によれば、状況に応じて電力消費の大きな特定の処理の実行を選択的に切り替えることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下に説明する実施形態の放送受信端末は、上記説明した「ワンセグ」によるテレビ放送に対応している。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部155とを備える。なお、多重化分離処理部105、帯域拡張情報分離部107、AAC復号化部109、SBR処理部111、D/A変換部113、H.264復号化部117、表示処理部119、切替部151及び制御部155は、プログラムを実行することによって動作するCPU等の演算処理装置によって実現されていても良い。
アンテナ101は、デジタル放送電波を受信する。受信部103は、アンテナ101が受信した電波を処理して、トランスポートストリーム信号(TS)を出力する。多重化分離処理部105は、トランスポートストリーム信号をオーディオエレメンタリストリーム信号(AUDIO ES)とビデオエレメンタリストリーム信号(VIDEO ES)とに分離して、オーディオエレメンタリストリーム信号を帯域拡張情報分離部107に入力し、ビデオエレメンタリストリーム信号をH.264復号化部117に入力する。
オーディオエレメンタリストリーム信号は、「MPEG2 AAC+SBR」と呼ばれる音声圧縮方式で圧縮されたデータであり、オーディオ符号化データと帯域拡張情報とを含む。オーディオ符号化データは、AAC(Advanced Audio Coding)と呼ばれる音声圧縮方式で圧縮されたデータである。なお、オーディオデータをAAC圧縮すると高周波部分のデータはなくなってしまうため、オーディオ符号化データを復号化しても高音域は再生されない。帯域拡張情報は、オーディオデータをAAC圧縮した際になくなってしまう高周波部分のデータと低周波部分のデータとの関連性を示す情報を圧縮したSBR(登録商標)(Spectral Band Replication)データである。
帯域拡張情報分離部107は、オーディオエレメンタリストリーム信号をオーディオ符号化データと帯域拡張情報とに分離して、オーディオ符号化データをAAC復号化部109に入力し、帯域拡張情報をSBR処理部111に入力する。AAC復号化部109は、オーディオ符号化データを復号化して低域オーディオデータを出力する(以下、AAC復号化部109による処理を「AAC処理」という。)。SBR処理部111は、帯域拡張情報及び低域オーディオデータに基づいて高音域を予測して高域オーディオデータを生成する(以下、SBR処理部111による処理を「SBR処理」という。)。D/A変換部113は、オーディオデータをD/A変換する。スピーカ115は、D/A変換されたアナログオーディオ信号に応じた音を出力する。
ビデオエレメンタリストリーム信号は、「H.264」と呼ばれる動画圧縮方式で圧縮されたストリームである。H.264復号化部117は、ビデオエレメンタリストリーム信号を復号化してビデオデータを出力する。表示処理部119は、ビデオデータをディスプレイ121で表示するための処理を行う。ディスプレイ121は、テレビ映像を表示する。
本実施形態では、放送受信端末の音声再生モードとして、低域オーディオデータ及び高域オーディオデータに基づく音声を再生する通常モードと、低域オーディオデータのみに基づく音声を再生する省電力モードとの2つのモードが用意されている。切替部151は、制御部155からの指示に応じて、通常モードと省電力モードの間で切り替える。放送受信端末が通常モードに設定されている状態では、AAC復号化部109から出力された低域オーディオデータは、SBR処理部111に入力される。一方、放送受信端末が省電力モードに設定されている状態では、AAC復号化部109から出力された低域オーディオデータは、SBR処理部111には入力されず、D/A変換部113に入力される。このため、省電力モード時にはSBR処理は行われない。
通常モードに設定されているとき、D/A変換部113は低域オーディオデータ及び高域オーディオデータをD/A変換する。したがって、スピーカ115は、広帯域の音声を出力する。一方、省電力モードに設定されているとき、D/A変換部113には高域オーディオデータが入力されないため、D/A変換部113は低域オーディオデータをD/A変換する。したがって、スピーカ115は、高音域を除く音声を出力する。
操作部153は、ユーザが放送受信端末を操作するための入力インターフェースである。ユーザは、操作部153を用いて通常モードか省電力モードを選択することができる。制御部155は、ユーザが操作部153を操作して選択したモードとなるよう切替部151を制御する。制御部155は記憶部157を有し、ユーザによって選択されたモードが記憶部157に記憶される。なお、制御部155は、切替部151が音声再生モードを切り替えたとき、モードが切り替えられた旨を示す表示をディスプレイ121が行うよう処理しても良い。
以上説明したように、本実施形態では、放送受信端末の音声再生モードとして、ユーザが通常モード又は省電力モードに切り替えることができる。通常モード時に再生される広帯域の音声と省電力モード時に再生される高音域を除く音声とでは、明瞭度が異なる。広帯域の音声と比較して、高音域を含まない音声は明瞭度が低く、くもった感じに聞こえる。しかし、省電力モード時にはSBR処理が行われないため、電力消費を抑えることができる。このため、音質劣化を許容できるユーザは、省電力モードに切り替えることで、通常モードの場合よりも長い時間、テレビ放送を視聴することができる。また、本実施形態では、複数のモードを準備しておくことで、長時間のテレビ視聴といったユーザの要望に応えることができる。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図2に示すように、第2の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、制御部201と、電池203と、電池残量判別部205と、比較部207とを備える。図2において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
電池203は、本実施形態の放送受信端末に電力を供給する。電池残量判別部205は、電池203の残量を判別する。比較部207は、制御部201が有する記憶部209が記憶するしきい値と、電池残量判別部205が判別した残量とを比較する。制御部201は、電池残量判別部205が判別した残量としきい値との大小関係に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。
具体的には、制御部201は、放送受信端末が通常モードに設定されている状態で、電池203の残量がしきい値より小さくなったとき、通常モードから省電力モードに切り替えるよう切替部151を制御する。また、制御部201は、放送受信端末が省電力モードに設定されている状態で、電池203の残量がしきい値より大きくなったとき、省電力モードから通常モードに切り替えるよう切替部151を制御する。なお、記憶部209は書き換え可能なメモリであり、放送受信端末のユーザは、操作部153を操作してしきい値を書き換えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、電池203の残量に応じて制御部201が音声再生モードを選択する。このため、電池203の残量がしきい値より小さくなった後は、通常よりも電力消費を抑えることができる。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、電池203の残量を確認して音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図3に示すように、第3の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部301と、現在時刻取得部303と、比較部305とを備える。図3において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
現在時刻取得部303は、放送受信端末が有する内部時計(図示せず)から現在時刻を取得する。比較部305は、制御部301が有する記憶部307が記憶する時刻範囲と、現在時刻取得部303が取得した現在時刻とを比較する。制御部301は、現在時刻が時刻範囲内であるか否かに応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部301は、現在時刻が時刻範囲内のときは省電力モードを選択し、現在時刻が時刻範囲外のときは通常モードを選択する。なお、記憶部307は書き換え可能なメモリであり、放送受信端末のユーザは、操作部153を操作して時刻範囲を書き換えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、時刻に応じて制御部301が音声再生モードを選択する。このため、所定の時間帯では、通常よりも電力消費を抑えることができる。例えば、昼間はユーザが放送受信端末を持ち歩いているが、夜は放送受信端末が充電台に置かれて商用電源に接続されている場合、昼間の時間帯を上記時刻範囲として設定しておけば、昼間の放送の視聴による電力消費を抑えることができる。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、現在時刻を確認して音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第4の実施形態)
図4は、第4の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図4に示すように、第4の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部401と、音量調整部403と、音量判別部405と、比較部407とを備える。図4において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
音量調整部403は、スピーカ115から出力される音声の音量を調整する。なお、本実施形態では、音量調整部403がD/A変換部113の後段に設けられているが、D/A変換部113の前段に設けて音量調整を実施しても良い。音量判別部405は、設定されている音量がいくつかを判別する。比較部407は、制御部401が有する記憶部409が記憶するしきい値と、音量判別部405が判別した音量とを比較する。制御部401は、音量判別部405が判別した音量としきい値との大小関係に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部401は、音量がしきい値より小さくなったとき省電力モードを選択し、音量がしきい値より大きくなったとき通常モードを選択する。なお、記憶部409は書き換え可能なメモリであり、放送受信端末のユーザは、操作部153を操作してしきい値を書き換えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、音量に応じて制御部401が音声再生モードを選択する。このため、音量がしきい値より小さいときは、通常よりも電力消費を抑えることができる。ユーザが音声をはっきりと聞きとれない程度の音量では音声の明瞭度が与える影響は小さいため、省電力モードでも十分である。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、音量を確認して音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第5の実施形態)
図5は、第5の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図5に示すように、第5の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、制御部501と、音声出力端子503と、挿抜状態判別部505とを備える。図5において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
音声出力端子503は、イヤホンやヘッドホン等のプラグを挿入するための端子であり、D/A変換部113でD/A変換されたアナログオーディオ信号を出力する。なお、音声出力端子503にプラグが挿入されている状態のとき、スピーカ115は音声を出力しない。挿抜状態判別部505は、音声出力端子503にプラグが挿入された状態か否かを判別する。制御部501は、音声出力端子503にプラグが挿入された状態か否かに応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部501は、音声出力端子503にプラグが挿入された状態のときは通常モードを選択し、音声出力端子503にプラグが挿入されていない状態のときは省電力モードを選択する。
以上説明したように、本実施形態では、音声出力端子503にプラグが挿入された状態か否かに応じて音声再生モードを選択する。音声出力端子503にプラグが挿入された状態の電力消費は、スピーカ115から音声を出力する際の電力消費よりも小さい。このため、スピーカ115から音声を出力するときの電力消費を抑えることができる。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、音声出力端子503にプラグを抜き挿しするたびに音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第6の実施形態)
図6は、第6の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図6に示すように、第6の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部601と、マイク603と、音声データ生成部605、周囲騒音推定部607と、周囲騒音比較部609と、記憶部611とを備える。図6において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
マイク603は、周囲騒音を集音し電気信号に変換する。音声データ生成部605は、マイク603が集音した周囲騒音をデジタルデータに変換する。周囲騒音推定部607は、音声データ生成部605で得られたデジタルデータを信号処理により周囲騒音レベルを推定する。周囲騒音比較部609は、制御部601が有する記憶部611が記憶するしきい値レベルと、周囲騒音推定部607が推定した周囲騒音レベルを比較する。制御部601は、周囲騒音推定部607が推定した周囲騒音レベルとしきい値レベルとの大小関係に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部601は、推定した周囲騒音レベルがしきい値より大きくなったとき省電力モードを選択し、推定した周囲騒音レベルがしきい値よりも小さくなったとき通常モードを選択する。なお、記憶部611は書き換え可能なメモリであり、放送受信端末のユーザは、操作部153を操作してしきい値レベルを書き換えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、推定した周囲騒音レベルに応じて制御部601が音声再生モードを選択する。このため、推定した周囲騒音レベルがしきい値より大きいときは、通常よりも電力消費を抑えることができる。周囲の騒音が大きくユーザが音声をはっきりと聞き取れない状況下では音声の明瞭度が与える影響は小さいため、省電力モードでも十分である。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、周囲の状況に応じて音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第7の実施形態)
図7は、第7の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図7に示すように、第7の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部701と、番組情報記憶部703と、番組種別判定部705と、番組種別比較部707と、記憶部709とを備える。図7において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
番組情報記憶部703は、視聴中の番組情報が記憶されている。番組種別判定部705は、番組情報記憶部703で記憶されている番組情報から番組の種別を判定する。番組種別比較部707は、番組情報判定部が判定した番組種別が、制御部701が有する記憶部709が記憶する番組種別リスト中に存在するかを比較する。制御部701は、番組種別比較部707が比較した結果に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部701は、視聴中の番組種別が記憶部709に記憶されている番組種別リストに存在するとき省電力モードを選択し、番組種別リストに存在しないとき通常モードを選択する。なお、記憶部709は書き換え可能なメモリであり、放送受信端末のユーザは、操作部153を操作し番組種別リストを書き換えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、視聴中の番組種別に応じて制御部701が音声再生モードを選択する。このため、番組種別リストにスポーツ番組や字幕表示のあるニュース番組を登録しているときには、これらの番組を視聴する際に通常よりも電力消費を抑えることができる。スポーツ番組や字幕表示のあるニュース番組など音声の明瞭度が与える影響は小さいため、省電力モードでも十分である。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、視聴する番組種別に応じて音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第8の実施形態)
図8は、第8の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図8に示すように、第8の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部801と、現在位置取得部803と、現在位置判定部805と、記憶部807とを備える。図8において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
現在位置取得部803は、現在位置をGPS受信装置などから取得する。現在位置判定部805は、制御部801が有する記憶部807が記憶する位置範囲が現在位置取得部803から取得した現在位置の近傍であることを判定する。制御部801は、現在位置判定部805が判定した結果に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部801は、放送受信端末の現在位置が記憶部807に記憶されている位置範囲の近傍であるとき省電力モードを選択し、近傍でないとき通常モードを選択する。なお、記憶部807は書き換え可能なメモリであり、放送受信端末のユーザは、操作部153を操作し位置範囲を書き換えることができる。
以上説明したように、本実施形態では、放送受信端末の現在位置に応じて制御部801が音声再生モードを選択する。このため、所定の場所では通常よりも電力消費を抑えることができる。例えば、頻繁に立ち入る場所を位置範囲として登録しておけば、外出先での電力消費を抑えることができる。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、現在位置に応じて音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第9の実施形態)
図9は、第9の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図9に示すように、第9の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部901と、現在位置取得部903と、現在位置履歴記憶部905と、移動判定部907とを備える。図9において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
現在位置取得部903は、現在位置をGPS受信装置などから取得する。現在位置履歴記憶部905は、現在位置取得部903で取得した現在位置を所定の間隔で一定期間記憶する。移動判定部907は、現在位置履歴記憶部905から得られる現在位置の履歴から放送受信端末が移動しているか静止しているかを判定する。制御部901は、移動判定部907が判定した結果に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部901は、移動判定部が放送受信端末が移動していると判定したとき省電力モードを選択し、静止していると判定したとき通常モードを選択する。
以上説明したように、本実施形態では、放送受信端末が静止しているか移動しているかに応じて制御部901が音声再生モードを選択する。このため、放送受信端末が移動している場合には通常よりも電力消費を抑えることができる。例えば、電車の中などの外出先での電力消費を抑えることができる。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、移動中か否かに応じて音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
(第10の実施形態)
図10は、第10の実施形態の放送受信端末を示すブロック図である。図10に示すように、第10の実施形態の放送受信端末は、アンテナ101と、受信部103と、多重化分離処理部105と、帯域拡張情報分離部107と、AAC復号化部109と、SBR処理部111と、D/A変換部113と、スピーカ115と、H.264復号化部117と、表示処理部119と、ディスプレイ121と、切替部151と、操作部153と、制御部1001と、電池1003と、電池充電中判別部1005とを備える。図10において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号を付して、本実施形態での説明を省略する。
電池1003は、本実施形態の放送受信端末に電力を供給する。電池充電中判別部1005は、電池1003が充電中か否かを判別する。制御部1001は、電池充電中判別部1005が判別した結果に応じて通常モード又は省電力モードを選択し、選択したモードとなるよう切替部151を制御する。具体的には、制御部1001は、電池充電中判別部が充電中ではないと判別したとき省電力モードを選択し、充電中であると判別したとき通常モードを選択する。
以上説明したように、本実施形態では、放送受信端末が充電中であるか否かに応じて制御部1001が音声再生モードを選択する。このため、放送受信端末が充電中ではない場合には通常よりも電力消費を抑えることができる。例えば、外出先などで充電ができない状況下では電力消費を抑えることができる。また、本実施形態では、放送受信端末のユーザは、充電中か否かに応じて音声再生モードを選択するための操作を行う必要がない。
なお、第1〜第10の実施形態では、ワンセグによるテレビ放送に対応した放送受信端末を例に説明したが、デジタルラジオに対応した放送受信端末であっても良い。また、第1の実施形態では、切替部151が音声再生モードを切り替えたとき、モードが切り替えられた旨を示す表示をディスプレイ121が行うよう制御部155が処理しても良いと説明したが、これは第2〜第10の実施形態の制御部でも同様である。
本発明に係る放送受信端末は、状況に応じて電力消費の大きな特定の処理の実行を選択可能であり、放送を受信する端末等として有用である。
第1の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第2の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第3の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第4の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第5の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第6の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第7の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第8の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第9の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 第10の実施形態の放送受信端末を示すブロック図 ワンセグによるテレビ放送に対応した放送受信端末を示すブロック図
符号の説明
101 アンテナ
103 受信部
105 多重化分離処理部
107 帯域拡張情報分離部
109 AAC復号化部
111 SBR処理部
113 D/A変換部
115 スピーカ
117 H.264復号化部
119 表示処理部
121 ディスプレイ
151 切替部
153 操作部
155,201,301,401,501,601,701,801,901,1001 制御部
157,209,307,409,611,709,807 記憶部
203,1003 電池
205 電池残量判別部
207,305,407 比較部
303 現在時刻取得部
403 音量調整部
405 音量判別部
503 音声出力端子
505 挿抜状態判別部
603 マイク
605 音声データ生成部
607 周囲騒音推定部
609 周囲騒音比較部
703 番組情報記憶部
705 番組種別判定部
707 番組種別比較部
803, 903 現在位置取得部
805 現在位置判定部
905 現在位置履歴記憶部
907 移動判定部
1005 電池充電中判別部

Claims (26)

  1. 放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号からオーディオ符号化データ及び帯域拡張情報をそれぞれ分離する分離部と、
    前記オーディオ符号化データを復号化して低域オーディオデータを出力する低域オーディオ復号化部と、
    前記帯域拡張情報及び前記低域オーディオデータを用いて高域オーディオデータを生成する高域オーディオ生成部と、
    当該放送受信端末の音声再生モードを、前記低域オーディオデータ及び前記高域オーディオデータに基づく音声を再生する第1のモードと、前記低域オーディオデータのみに基づく音声を再生する第2のモードとの間で切り替える切替部と、
    所定の条件に応じて選択されたモードとなるよう前記切替部を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする放送受信端末。
  2. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    当該放送受信端末のユーザが当該放送受信端末を操作するための操作部を備え、
    前記制御部は、前記ユーザが前記操作部を用いて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  3. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    当該放送受信端末に電力を供給する電池と、
    前記電池の残量を判別する電池残量判別部と、
    前記残量としきい値とを比較する比較部と、を備え、
    前記制御部は、前記比較部による比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  4. 請求項3に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記電池残量判別部が判別した残量が前記しきい値より小さくなったとき、前記第2のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  5. 請求項4に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記電池残量判別部が判別した残量が前記しきい値より大きくなったとき、前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  6. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    現在時刻を取得する現在時刻取得部と、
    当該放送受信端末を前記2つのモードの一方のモードに設定する時刻範囲を記憶する記憶部と、
    前記現在時刻と前記時刻範囲とを比較する比較部と、を備え、
    前記制御部は、前記現在時刻が前記時刻範囲内であるか否かに応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  7. 請求項6に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記現在時刻が前記時刻範囲内のとき前記第2のモードを選択し、前記現在時刻が前記時刻範囲外のとき前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  8. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    前記音声出力の音量を判別する音量判別部と、
    前記音量としきい値とを比較する比較部と、を備え、
    前記制御部は、前記比較部による比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  9. 請求項8に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記音量判別部が判別した音量が前記しきい値より小さくなったとき、前記第2のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  10. 請求項9に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記音量判別部が判別した音量が前記しきい値より大きくなったとき、前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  11. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    イヤホンが挿抜される音声出力端子と、
    前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されているかを判別する端子状態判別部と、を備え、
    前記制御部は、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されているか否かに応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  12. 請求項11に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されていれば前記第1のモードを選択し、前記音声出力端子に前記イヤホンが挿されていなければ前記第2のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  13. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    マイクに入力された音声をデジタルデータ化する音声データ生成部と、
    前記音声データ生成部によって得られる音声データから周囲騒音レベルを推定する周囲騒音推定部と、
    前記周囲騒音レベルとしきい値レベルとを比較する周囲騒音比較部と、を備え、
    前記制御部は、前記周囲騒音比較部による比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  14. 請求項13に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記周囲騒音推定部が推定した周囲騒音レベルが前記しきい値レベルよりも小さくなったとき、前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  15. 請求項13に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記周囲騒音推定部が推定した周囲騒音レベルが前記しきい値レベルよりも大きくなったとき、前記第2のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  16. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    番組の内容を示す番組情報を予め記憶する番組情報記憶部と、
    当該放送受信端末を前記2つのモードの一方のモードに設定する番組種別リストを記憶する記憶部と、
    前記番組情報記憶部から視聴中の番組種別を判定する番組種別判定部と、
    前記番組種別判定部が判定した番組種別が前記番組種別リストに存在するかを比較する番組種別比較部を備え、
    前記制御部は、前記番組種別比較部の比較結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  17. 請求項16に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記番組種別判定部が判定した番組種別が前記番組種別リストにあるとき、前記第2のモードを選択し、前記番組種別判定部が判定した番組種別が前記番組種別リストに無いとき前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  18. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    当該放送受信端末の現在位置を取得する現在位置取得部と、
    当該放送受信端末を前記2つのモードの一方のモードに設定する位置範囲を記憶する記憶部と、
    前記現在位置取得部から得られる現在位置と前記位置範囲とを比較し近傍であることを判定する現在位置判定部と、を備え、
    前記制御部は、前記現在位置判定部による判定結果に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  19. 請求項18に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、当該放送受信端末が前記現在位置判定部の判定により前記位置範囲に存在するとき、前記第2のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  20. 請求項18に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、当該放送受信端末が前記現在位置判定部の判定により前記位置範囲に存在しないとき、前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  21. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    当該放送受信端末の現在位置を取得する現在位置取得部と、
    前記現在位置取得部により取得した現在位置を一定時間遡って記憶する現在位置履歴記憶部と、
    前記現在位置履歴記憶部から得られる当該放送受信端末の位置情報の履歴から当該放送受信端末の動静を判定する移動判定部と、を備え、
    前記制御部は、前記移動判定部の判定に応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  22. 請求項21に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、当該放送受信端末が前記移動判定部により一定時間静止していないと判定されたとき、前記第2のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  23. 請求項21に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、当該放送受信端末が前記移動判定部により一定時間移動していないと判定されたとき、前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  24. 請求項1に記載の放送受信端末であって、
    当該放送受信端末に電力を供給する電池と、
    前記電池が充電中であることを判別する電池充電中判別部と、を備え、
    前記制御部は、前記電池が充電中であるか否かに応じて選択したモードとなるよう前記切替部を制御することを特徴とする放送受信端末。
  25. 請求項24に記載の放送受信端末であって、
    前記制御部は、前記電池充電中判別部により充電中でないと判別されたとき前記第2のモードを選択し、前記電池充電中判別部により充電中であると判別されたとき前記第1のモードを選択することを特徴とする放送受信端末。
  26. 請求項1至る25に記載の放送受信端末であって、
    情報を文字又は図形で表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記切替部がモードを切り替えたとき、モードが切り替えられたことを示す表示を前記表示部が行うよう処理することを特徴とする放送受信端末。
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